JPS6118667Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6118667Y2 JPS6118667Y2 JP1980026879U JP2687980U JPS6118667Y2 JP S6118667 Y2 JPS6118667 Y2 JP S6118667Y2 JP 1980026879 U JP1980026879 U JP 1980026879U JP 2687980 U JP2687980 U JP 2687980U JP S6118667 Y2 JPS6118667 Y2 JP S6118667Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible plate
- plate
- sorting
- swinging
- threshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 4
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001846 repelling effect Effects 0.000 description 1
- 238000012216 screening Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来扱室の下方に受網から漏下した脱穀物を受
けて移送選別する揺動選別体を架設し、該揺動選
別体の移送始端とそれに対向する機枠との間に可
撓板を設けて、揺動選別体が揺動してもその移送
始端と機枠との間から脱穀物が落下するのを防止
するようにした脱穀機は既に知られている。
けて移送選別する揺動選別体を架設し、該揺動選
別体の移送始端とそれに対向する機枠との間に可
撓板を設けて、揺動選別体が揺動してもその移送
始端と機枠との間から脱穀物が落下するのを防止
するようにした脱穀機は既に知られている。
しかし、前記可撓板を例えば一例として示す第
６図のように単に機枠と揺動選別体の移送始端と
の間に設けただけのものでは、揺動選別体が前後
に揺動すると、可撓板が前後及び上下に大きく変
形することになり、この可撓板の変形により可撓
板と脱穀機の側壁との間に間隙を生じ、脱穀物が
上記間隙から漏下して損失となつたり、選別風路
に堆積することになる。
６図のように単に機枠と揺動選別体の移送始端と
の間に設けただけのものでは、揺動選別体が前後
に揺動すると、可撓板が前後及び上下に大きく変
形することになり、この可撓板の変形により可撓
板と脱穀機の側壁との間に間隙を生じ、脱穀物が
上記間隙から漏下して損失となつたり、選別風路
に堆積することになる。
また、脱穀物が第７図ａに示すように受網から
両側部へ多く漏下すると可撓板の側部が脱穀物の
重量により垂れ下がつて脱穀物が両側から流下
し、脱穀物が中央部に多く漏下すると第７図ｂに
示す如く可撓板が樋状に彎曲するため可撓板の両
側と側壁との間に間隙が生じ、脱穀物が上記間隙
から漏下する欠点があつた。
両側部へ多く漏下すると可撓板の側部が脱穀物の
重量により垂れ下がつて脱穀物が両側から流下
し、脱穀物が中央部に多く漏下すると第７図ｂに
示す如く可撓板が樋状に彎曲するため可撓板の両
側と側壁との間に間隙が生じ、脱穀物が上記間隙
から漏下する欠点があつた。
本考案は、前述の諸欠点を改善せんとするもの
で、扱室の下方に受網から漏下する脱穀物を移送
選別する揺動選別体を架設した脱穀機において、
可撓板をその一端を機枠に固定し他端を前記揺動
選別体の始端側に位置せしめて設け、前記可撓板
の下面に、先端が前記揺動板の移送方向に指向す
ると共に上記可撓板と同じ幅の支持板を設け、脱
穀物を前記揺動選別体上に案内すべく構成したこ
とを特徴とするものである。
で、扱室の下方に受網から漏下する脱穀物を移送
選別する揺動選別体を架設した脱穀機において、
可撓板をその一端を機枠に固定し他端を前記揺動
選別体の始端側に位置せしめて設け、前記可撓板
の下面に、先端が前記揺動板の移送方向に指向す
ると共に上記可撓板と同じ幅の支持板を設け、脱
穀物を前記揺動選別体上に案内すべく構成したこ
とを特徴とするものである。
以下図面に示す実施例について説明すると、１
は扱室内に軸架した扱胴であつて、受網２の下方
から排塵選別部３にわたる選別部には、前方から
順に無孔の移送選別板４と、その後端に延設した
選別網５と、多孔板上にストローラツクを付設し
た二番選別体６とを設けてなる揺動選別体８が前
後揺動するように揺動アームと偏芯輪とにより支
架してある。
は扱室内に軸架した扱胴であつて、受網２の下方
から排塵選別部３にわたる選別部には、前方から
順に無孔の移送選別板４と、その後端に延設した
選別網５と、多孔板上にストローラツクを付設し
た二番選別体６とを設けてなる揺動選別体８が前
後揺動するように揺動アームと偏芯輪とにより支
架してある。
そして、前記移送選別板４の始端側と、選別部
に送風する唐箕９のケーシング９ａ（又は前壁１
ａ）との間には移送選別板４と略等しい幅のゴム
又は合成樹脂等からなる可撓板１０が連設してあ
り、この可撓板１０の下面は前記ケーシング９ａ
に突設した可撓板１０と略等しい幅の支持板１１
により支承されている。
に送風する唐箕９のケーシング９ａ（又は前壁１
ａ）との間には移送選別板４と略等しい幅のゴム
又は合成樹脂等からなる可撓板１０が連設してあ
り、この可撓板１０の下面は前記ケーシング９ａ
に突設した可撓板１０と略等しい幅の支持板１１
により支承されている。
なお図面中１２は一番流板、１３は一番受樋、
１４は二番流板、１５は二番受樋、１６は二番ス
ロワー、１７は吸引風車、１８はフイードチエ
ン、１９は挾扼レールである。
１４は二番流板、１５は二番受樋、１６は二番ス
ロワー、１７は吸引風車、１８はフイードチエ
ン、１９は挾扼レールである。
前述の装置において、株元部をフイードチエン
１８と挾扼レール１９とによつて挾持搬送される
穀桿の穂部は扱室内で扱胴１により脱穀処理さ
れ、穀粒と小さな藁屑は受網２から、大きな藁屑
と穂切れ等は送塵口２０からそれぞれ移送選別板
４に落入し、これらの脱穀物は揺動選別体８の前
後揺動により後方へ移送され、穀粒は選別網５か
ら漏下すると同時に風選されてから一番受樋１３
に流入して機外に搬出され、網上物は二番選別体
６による漏下選別と唐箕９からの選別風による風
選処理を受けて二番受樋に流入し、この二番物は
機体の側部へ移送させてから二番スロワー１６に
より移送選別板４上に還元される。
１８と挾扼レール１９とによつて挾持搬送される
穀桿の穂部は扱室内で扱胴１により脱穀処理さ
れ、穀粒と小さな藁屑は受網２から、大きな藁屑
と穂切れ等は送塵口２０からそれぞれ移送選別板
４に落入し、これらの脱穀物は揺動選別体８の前
後揺動により後方へ移送され、穀粒は選別網５か
ら漏下すると同時に風選されてから一番受樋１３
に流入して機外に搬出され、網上物は二番選別体
６による漏下選別と唐箕９からの選別風による風
選処理を受けて二番受樋に流入し、この二番物は
機体の側部へ移送させてから二番スロワー１６に
より移送選別板４上に還元される。
また、軽い藁屑や塵芥は吸引風車１７により機
外に排出され、長藁及び塵芥は排塵口２２から後
方へ排出される。
外に排出され、長藁及び塵芥は排塵口２２から後
方へ排出される。
そして前記可撓板１０は揺動選別体８が前後揺
動する度毎に前後及び上下に変形したりするが、
その下面は支持板１１により支承されているの
で、可撓板１０がケーシング９ａと移送選別板４
の始端との間に入り込んで挟まれたりすることが
ない。
動する度毎に前後及び上下に変形したりするが、
その下面は支持板１１により支承されているの
で、可撓板１０がケーシング９ａと移送選別板４
の始端との間に入り込んで挟まれたりすることが
ない。
しかも、受網２からの脱穀物が横方向において
不均等に漏下しても第７図ａ，ｂに示す如く変形
することはなく、全量受け止めて移送選別板４に
流入させることができる。
不均等に漏下しても第７図ａ，ｂに示す如く変形
することはなく、全量受け止めて移送選別板４に
流入させることができる。
また可撓板１０は、先端を揺動選別体８の移送
方向に斜め下向きに延出した支持板１１により常
に該支持板１１に沿つた姿勢に規制されるから、
可撓板１０上に漏下する脱穀物並びに、揺動選別
体８から可撓板１０上に乱反発する脱穀物は確実
に移送選別板４上に流下し、脱穀物が可撓板１０
に堆積することがない。
方向に斜め下向きに延出した支持板１１により常
に該支持板１１に沿つた姿勢に規制されるから、
可撓板１０上に漏下する脱穀物並びに、揺動選別
体８から可撓板１０上に乱反発する脱穀物は確実
に移送選別板４上に流下し、脱穀物が可撓板１０
に堆積することがない。
本考案は、前述のように扱室の下方に受網から
漏下する脱穀物を移送選別する揺動選別体を架設
した脱穀機において、可撓板をその一端を機枠に
固定し他端を前記揺動選別体の始端側に位置せし
めて設け、前記可撓板の下面に、先端が前記揺動
板の移送方向に指向すると共に上記可撓板と略同
じ幅の支持板を設け、脱穀物を前記揺動選別体上
に案内すべく構成したので可撓板はその下面を支
持板に支承されており、揺動選別体の前後揺動に
よつて可撓板が前後及び上下に大きく変形して機
枠と前記選別体の始端との間に入り込んで挟まれ
たりすることがなく、可撓板の疲労破損を少なく
することができる。
漏下する脱穀物を移送選別する揺動選別体を架設
した脱穀機において、可撓板をその一端を機枠に
固定し他端を前記揺動選別体の始端側に位置せし
めて設け、前記可撓板の下面に、先端が前記揺動
板の移送方向に指向すると共に上記可撓板と略同
じ幅の支持板を設け、脱穀物を前記揺動選別体上
に案内すべく構成したので可撓板はその下面を支
持板に支承されており、揺動選別体の前後揺動に
よつて可撓板が前後及び上下に大きく変形して機
枠と前記選別体の始端との間に入り込んで挟まれ
たりすることがなく、可撓板の疲労破損を少なく
することができる。
その上、可撓板は支持板によつて支持されてい
ることにより、上記可撓板の前後及び上下の変形
が緩やかとなり、また、脱穀物が機幅方向におい
て不均一に受網から可撓板上に漏下しても、機幅
方向にて撓むこともなく、可撓板と脱穀機の側壁
並びに機枠との間に間隙を生ずることがない。
ることにより、上記可撓板の前後及び上下の変形
が緩やかとなり、また、脱穀物が機幅方向におい
て不均一に受網から可撓板上に漏下しても、機幅
方向にて撓むこともなく、可撓板と脱穀機の側壁
並びに機枠との間に間隙を生ずることがない。
従つて、脱穀物が上記間隙から選別風路中へ流
下して堆積するのを防止することができ、穀粒を
無駄にたり、これを取り出すために多大の労力を
要したり、選別風を弱化させたりすることがな
い。
下して堆積するのを防止することができ、穀粒を
無駄にたり、これを取り出すために多大の労力を
要したり、選別風を弱化させたりすることがな
い。
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第１図は脱穀機の一部を破断した側面図、第２図
及び第３図は要部の縦断面図、第４図は同上斜視
図、第５図は同上横断面図、第６図は従来例の縦
断面図、第７図ａ，ｂは同上横断面図である。 ２……受網、８……揺動選別体、１０……可撓
板、１１……支持板。
第１図は脱穀機の一部を破断した側面図、第２図
及び第３図は要部の縦断面図、第４図は同上斜視
図、第５図は同上横断面図、第６図は従来例の縦
断面図、第７図ａ，ｂは同上横断面図である。 ２……受網、８……揺動選別体、１０……可撓
板、１１……支持板。
Claims (1)
- 扱室の下方に受網から漏下する脱穀物を移送選
別する揺動選別体を架設した脱穀機において、可
撓板をその一端を機枠に固定し他端を前記揺動選
別体の始端側に位置せしめて設け、前記可撓板の
下面に、先端が前記揺動選別体の移送方向に指向
すると共に上記可撓板と略同じ幅の支持板を設
け、脱穀物を前記揺動選別体上に案内すべく構成
したことを特徴とする脱穀機の揺動選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980026879U JPS6118667Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980026879U JPS6118667Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56129238U JPS56129238U (ja) | 1981-10-01 |
| JPS6118667Y2 true JPS6118667Y2 (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=29622851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980026879U Expired JPS6118667Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6118667Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6110630U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-22 | 株式会社クボタ | 脱穀機の穀粒漏洩防止構造 |
| JPH0620389B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1994-03-23 | 株式会社クボタ | 脱穀装置の選別部 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505798U (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-21 | ||
| JPS53977B2 (ja) * | 1974-02-18 | 1978-01-13 | ||
| JPS5318359A (en) * | 1976-08-04 | 1978-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | System for restarting information processing from beginning when abnormal state occurs during information processing. |
| JPS5327066B2 (ja) * | 1973-07-05 | 1978-08-05 | ||
| JPS54141245A (en) * | 1978-04-20 | 1979-11-02 | Sato Zoki Co Ltd | Thresher |
| JPS6118667U (ja) * | 1984-07-07 | 1986-02-03 | 藤宏 濱本 | 電話機の照明器具 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53977U (ja) * | 1976-06-23 | 1978-01-07 | ||
| JPS5334300Y2 (ja) * | 1976-08-13 | 1978-08-23 | ||
| JPS5453061U (ja) * | 1977-09-20 | 1979-04-12 |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP1980026879U patent/JPS6118667Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505798U (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-21 | ||
| JPS5327066B2 (ja) * | 1973-07-05 | 1978-08-05 | ||
| JPS53977B2 (ja) * | 1974-02-18 | 1978-01-13 | ||
| JPS5318359A (en) * | 1976-08-04 | 1978-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | System for restarting information processing from beginning when abnormal state occurs during information processing. |
| JPS54141245A (en) * | 1978-04-20 | 1979-11-02 | Sato Zoki Co Ltd | Thresher |
| JPS6118667U (ja) * | 1984-07-07 | 1986-02-03 | 藤宏 濱本 | 電話機の照明器具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56129238U (ja) | 1981-10-01 |
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