JPS6211397Y2 - - Google Patents

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JPS6211397Y2
JPS6211397Y2 JP9675381U JP9675381U JPS6211397Y2 JP S6211397 Y2 JPS6211397 Y2 JP S6211397Y2 JP 9675381 U JP9675381 U JP 9675381U JP 9675381 U JP9675381 U JP 9675381U JP S6211397 Y2 JPS6211397 Y2 JP S6211397Y2
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JP
Japan
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plate
sorting
grains
receiving gutter
receiving
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JP9675381U
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JPS584141U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来扱室の下方に脱穀物を受けて移送選別する
揺動選別体を設けた脱穀機は、揺動選別板の移送
始端とその下方に設けた送風フアンのケーシング
との間にゴム等の可撓板をたるませて連設して揺
動選別体の機壁との間に飛散した穀粒を受けて揺
動選別体上に流入せしめていたが、前記可撓板は
揺動選別体が毎分400〜500回動する度毎に拡縮す
るため摩耗すると共に老化し易く、1〜2年で交
換しなければならなかつた。
また、可擣板は前記のように拡縮するので、そ
の側縁と側板との間に間隙を生じ、穀粒や屑が上
記間隙から送風フアンのケーシング内に落入して
堆積するので送風フアンからに選別風の風速及び
風量が低下した。
更に可撓板を構成するゴム板又はスポンジ板は
ねずみの害を受け易く、これを防止するためには
薬剤処理をしなければならずコスト高となつた。
本考案は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、扱室の下方に脱穀物を受けて
移送選別する揺動選別体を架設し、該揺動選別体
の始端下方に送風フアンを設けた脱穀機におい
て、前記送風フアンと一番受樋との間に揺動選別
体の始端外に飛散した穀粒を一番受樋に流下せし
める振動流板を設けたことを特徴とするものであ
る。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
は扱室2内に扱胴軸3により軸架した扱胴であつ
て、受網4の下方から排塵室5にわたつて揺動選
別体6が前後揺動するように支架してあり、該揺
動選別体6は受網4の下方に臨む移送板7と、そ
の終端から一番受樋8上に向けて延設した選別網
9と、一番流板10の上端から二番受樋11上に
受けて突設したスポーク(又はストローラツク)
12と、扱室2の終端に設けた送塵口13から排
出された穂切れや長藁を受けて移送する排塵移送
板14と、その終端から前記スポーク12の上方
に向けて突設したスポーク(又はストローラツ
ク)15等で構成されている。
そして、供給口16の下方には送風フアン17
が設けてあり、機壁18と送風フアン17のケー
シング17aとの角部には斜板19を設け、上記
ケーシング17aの中間部よりやゝ上部には固定
流板20を突設し、振動流板21の基部は固定流
板20の下方に支軸22により上下回動自在に枢
支されている。
また、前記振動流板21の先端両側部は一番受
樋8上に臨んでいて、リンク23,23により前
記揺動選別体6の両側板6a,6aに連結されて
いる。
前述の装置において株元部をフイードチエン2
4と挟持レール25とにより挟持搬送し、供給口
16から扱室2内に挿入した穂部は、扱胴1によ
り脱穀処理される。
扱室2内で発生した脱穀物のうち穀粒や小さい
藁屑は受網4から移送板7上に漏下して選別網9
へと移送される。
その際、移送板7の始端は受網4の始端側を取
付けた板26の下方に臨んでいるが穀粒等は受網
4から異方向に漏下するので移送板7の始端と斜
板19との間にも落下し、これらの穀粒や藁屑
は、ケーシング17a上及び固定流板20上を流
下して振動流板21へ移行する。振動流板21は
揺動選別体6の揺動作用により穀粒等を移送して
一番受樋8上に落下せしめ、穀粒は一番受樋8に
落下し、藁屑等は送風フアン17の選別風により
排塵室5へ風送される。
そして、振動流板21はそれ自体が揺動するの
で緩傾斜にしても穀粒等を一番受樋8の上方にま
で移送し、送風フアン17の選別風の障害となる
ことはない。
また、選別網9から漏下した穀粒は一番受樋8
へ落入して機外へ搬出され、藁屑等は選別風によ
除去される。
選別網9上に残つた網上物はスポーク12へ移
行し、上方のスポーク15から漏下したものも上
記スポーク12により移送選別され漏下した二番
物は二番受樋11内の移送螺旋11aにより二番
スワロー27へ移送されてから前記移送板7上に
還元される。
更にスポーク12及び15上の長藁及び選別風
により除去された藁屑は排塵口28から機外へ排
出される。
本考案は前述のように揺動選別体の始端から送
風フアンのケーシング内に落入せんとする穀粒を
振動流板により受けて一番受樋上に移送するの
で、振動流板の側縁と機体の側壁との間隙を微小
に設定し得て穀粒や藁屑が送風フアンの吹き出部
に堆積するのを防止することができると共に前記
堆積せんとする穀粒を一番受樋に回収することが
できる。
しかも、振動流板は固定流板よりも緩傾斜とな
すことができるので送風フアンの吹き出し部の上
方に設けてあるにも拘らず、風路の障害となるこ
とがない。
また、振動流板はねずみの害を受けることがな
いので、従来の可撓板のように薬剤処理を施した
り、2〜3年毎に交換する必要もなく著しくコス
トダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は縦断面図、第2図は横断面図である。 4……受網、6……揺動選別体、7……移送
板、8……一番受樋、17……送風フアン、21
……振動流板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室の下方に脱穀物を受けて移送選別する揺動
    選別体を架設し、該揺動選別体の始端下方に送風
    フアンを設けた脱穀機において、前記送風フアン
    と一番受樋との間に揺動選別体の始端外に飛散し
    た穀粒を一番受樋に流下せしめる振動流板を設け
    たことを特徴とする脱穀機の選別装置。
JP9675381U 1981-06-30 1981-06-30 脱穀機の選別装置 Granted JPS584141U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9675381U JPS584141U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 脱穀機の選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9675381U JPS584141U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 脱穀機の選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584141U JPS584141U (ja) 1983-01-11
JPS6211397Y2 true JPS6211397Y2 (ja) 1987-03-18

Family

ID=29891586

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JP9675381U Granted JPS584141U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 脱穀機の選別装置

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JP (1) JPS584141U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584993U (ja) * 1991-05-14 1993-11-16 敏夫 渡辺 シェル内部に響線を設けた太鼓

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Publication number Publication date
JPS584141U (ja) 1983-01-11

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