JP2982213B2 - 脱穀機の二番選別装置 - Google Patents

脱穀機の二番選別装置

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JP2982213B2
JP2982213B2 JP2130010A JP13001090A JP2982213B2 JP 2982213 B2 JP2982213 B2 JP 2982213B2 JP 2130010 A JP2130010 A JP 2130010A JP 13001090 A JP13001090 A JP 13001090A JP 2982213 B2 JP2982213 B2 JP 2982213B2
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尋正 菊沢
正実 松井
純二 土居原
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンバイン等に用られる脱穀機の二番選別
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、二番受樋内の二番横送り螺旋に直接風を吹き付
けていないため、二番物内にホコリや青葉が多く、選別
性能の低下を招いていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、二番横送り螺旋に直接風を吹き付けること
によって、問題解決を図らんとするものである。そのた
め、次のような技術的手段を講じた。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、脱穀機の側面視において、軸芯を横方向に
有する扱胴1と処理胴14とを略並行に設けると共に、処
理胴14の前端部を横方向において扱胴1の後端部に重な
った位置に設け、該処理胴14は、その後端部が扱胴1及
び処理胴14の下方に形成した選別室7に設けている揺動
選別装置8の後部上方に位置する長さに設け、該選別室
7の下部には、横方向に向かって、前側から唐箕9と一
番横送り螺旋15を設けた一番受樋16と二番横送り螺旋17
を設け且つ揺動選別装置8の後部下方に設けた二番受樋
18とをその順に配置し、該二番受樋18の近くに、二番横
送り螺旋17を通って揺動選別装置8の後方に吹き抜ける
選別風を送る送風ファン20を設けてなる脱穀機の二番選
別装置とする。
〔作用〕
扱室内で扱胴1によって脱穀処理された穀粒、小さな
わら屑及び塵埃などの処理物は、扱室2から揺動選別装
置8の前部に漏下し、揺動選別装置8によって後部に向
けて搬送される。その後、揺動選別装置8から漏下する
処理物は唐箕9によって風選作用を受け、小さなわら屑
や塵埃などは後方に吹き飛ばされるが、穀粒は落下して
一番受樋16に収容される。
処理胴側に送り込まれた処理物の多くは、処理胴14に
よって処理されながら後側に向けて搬送され、揺動選別
装置8の後方に排出される。そして、該揺動選別装置8
の後部に送られた処理物は、揺動選別装置8による揺動
作用と唐箕9及び排塵ファン13による風選作用とを受け
るので、処理物の中で、わら屑は機外に排出され、穀粒
やカギ又等の未処理粒や一部のわら屑等の二番物は二番
受樋側に落下する。送風ファン20は揺動選別装置8の後
方に吹き抜ける選別風を二番横送り螺旋17に送って二番
物に吹き付けた後に機外に出る。
〔発明の効果〕
送風ファン20から二番横送り螺旋17を通って送られて
きた選別風は、二番横送り螺旋17に向けて落下する二番
物や落下した二番物に混入している塵埃等の異物の除去
を高めることができる。
〔実施例〕
以上本発明の実施例について説明する。扱歯を植設し
て脱穀する扱胴1を内装した扱室2を設け、この扱胴1
の軸を支承する該扱胴1の前壁と後壁とには、穀稈をこ
の扱室2へ供給する供給口3及び脱穀された穀稈を排出
する排出口を各々設け、又この扱室2の扱胴軸方向に沿
った一側には、穀稈の株元を挾持して移送する移送装置
4を設ける。該扱室2下部の該扱胴1外周に沿って張設
された受網5の下側には、この受網5から落下する脱穀
物を受けて選別する選別装置6を内装した選別室7を設
けている。前記選別装置6は、揺動選別装置8とこの揺
動選別装置8に選別風を送る唐箕9とからなる。前記揺
動選別装置8は、揺動駆動自在な枠体にグレンパン10と
グレンシーブ11とを前後一連の状態に設けるとともに、
グレンシーブ11の上方から後方にわたってチャフシーブ
12を設けている。そして、前記受網5から漏下してきた
脱穀物をグレンパン10によって受け入れ、比重差選別し
ながら後方のグレンシーブ11へ揺動移送した後、グレン
シーブ11でふるい選別しながら後方へ揺動移送し、後端
から落下放出する。一方、扱室2の排塵口2aから排出さ
れる排塵処理物をチャフシーブ12上に受け入れ、ふるい
選別しながら後方へ揺動移送して排出すべきわら屑のみ
その後端から機外へ排出する。なお、13はわら屑を選別
風とともに機外へ排出するための排塵ファン、14は処理
胴を示すものである。
前記選別室7の底部には、前記扱胴軸方向に直交して
選別された穀粒を横方向一側へ搬送する一番横送り螺旋
15及び一番受樋16と、二番横送り螺旋17及び二番受樋18
を設ける。二番受樋18内に収容された二番物は二番還元
筒18aを介して揺動選別装置8上に還元して処理するよ
うに構成している。
前記二番受樋18の上方に臨ませたチャフシーブ12のリ
ターンパン12aと該二番受樋18の二番戻し板19との間に
は、該二番戻し板19上に沿って上方から前記二番横送り
螺旋17に向けて風を吹き付ける送風ファン20を設ける。
そして、該送風フアン20から吹き付けられる風は矢印イ
方向の流れをもって作用するようになっている。従っ
て、その風はチャフシーブ12の先端側を吹き抜けるよう
になり、前記唐箕9からの選別風が作用しない部分をカ
バーすることになる。
別実施例 第3図及び第4図において、扱室2には、少なくと
も、扱胴1の下半周部に沿って円弧状の受網5を張設す
る網枠21が設けられている。この網枠21は、扱室2の側
板に固着支持された円弧状のガイドレール上に沿って摺
動抜き挿し自在に保持されている。
網枠21の挿入方向後端部には、分割された補助受網22
の網枠23の先端側に設けた係止突起部24を網枠挿抜方向
から係脱する係合孔部25が設けられている。そして、こ
の補助受網22の網枠23の挿入方向後端部には、扱室本体
側の係合受部26に対して取手27の人為的操作によって係
合解除自在な係合部28と、この係合部28を係合付勢する
スプリング29とが備えられたロック機構30が設けられ、
かつ、前記係合受部26に係合して補助受網22の扱胴軸芯
から遠ざかる方向への移動を規制する規制体31が設けら
れている。そして、これらロック機構30及び規制体31
は、補助受網22の網目部分を除く網枠23部分に対応する
後部に配置することにより、受網22から漏下するわら屑
などのひっかかりや絡み付きを防止するようにしてい
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の1実施例を示すもので、第1図は脱穀機
の要部の側断面図、第2図はその要部の正断面図、第3
図は別実施例の要部の正面図、第4図はその一部の側面
図である。 図中、符号1は扱胴、7は選別室、8は揺動選別装置、
9は唐箕、13は排塵ファン、14は処理胴、15は一番横送
り螺旋、16は一番受樋、17は二番横送り螺旋、18は二番
受樋、20は送風フアンを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01F 12/18 - 12/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀機の側面視において、軸芯を横方向に
    有する扱胴1と処理胴14とを略並行に設けると共に、処
    理胴14の前端部を横方向において扱胴1の後端部に重な
    った位置に設け、該処理胴14は、その後端部が扱胴1及
    び処理胴14の下方に形成した選別室7に設けている揺動
    選別装置8の後部上方に位置する長さに設け、該選別室
    7の下部には、横方向に向かって、前側から唐箕9と一
    番横送り螺旋15を設けた一番受樋16と二番横送り螺旋17
    を設け且つ揺動選別装置8の後部下方に設けた二番受樋
    18とをその順に配置し、該二番受樋18の近くに、二番横
    送り螺旋17を通って揺動選別装置8の後方に吹き抜ける
    選別風を送る送風ファン20を設けてなる脱穀機の二番選
    別装置。
JP2130010A 1990-05-18 1990-05-18 脱穀機の二番選別装置 Expired - Lifetime JP2982213B2 (ja)

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