JPS61178414A - 高純度シリカおよびその製造方法 - Google Patents
高純度シリカおよびその製造方法Info
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- JPS61178414A JPS61178414A JP1527985A JP1527985A JPS61178414A JP S61178414 A JPS61178414 A JP S61178414A JP 1527985 A JP1527985 A JP 1527985A JP 1527985 A JP1527985 A JP 1527985A JP S61178414 A JPS61178414 A JP S61178414A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は珪酸アルカリから造られる高純度シリカおよび
その製法に関する0 更に詳しくは、工C封止剤用樹脂の充填材、基板、電子
材料や半導体製造装置用高純度シリカガラスの原料等の
用途に遍する低放射性で極めて高純度のシリカ2よびそ
の製造方法に関す料量や半導体製造用などに高純度のシ
リカが使用されるようになったが、製品の高度化につれ
てシリカに対する高純度化への要望は一層強まっている
。たとえば、L8工或は超LSIの封止剤用のエポキシ
樹脂の充填剤として純度のよいシリカ粉末が使用されて
いるが、工CO)高性能化すなわち集積度の増大に伴っ
て封止剤中のU(ウラン)やTh(トリウム)から放射
されるα−線に起因する工Cの誤動作すなわちソフトエ
ラーの問題が重要視されるようになった。このトラブル
を回避するためにはエポキシ樹脂組成物中に50〜90
%もの比率で配合される充填剤としてのシリカ中のα−
放射線源となる放射性元素、特にU2よびThの低減が
不可欠の要件となる。
その製法に関する0 更に詳しくは、工C封止剤用樹脂の充填材、基板、電子
材料や半導体製造装置用高純度シリカガラスの原料等の
用途に遍する低放射性で極めて高純度のシリカ2よびそ
の製造方法に関す料量や半導体製造用などに高純度のシ
リカが使用されるようになったが、製品の高度化につれ
てシリカに対する高純度化への要望は一層強まっている
。たとえば、L8工或は超LSIの封止剤用のエポキシ
樹脂の充填剤として純度のよいシリカ粉末が使用されて
いるが、工CO)高性能化すなわち集積度の増大に伴っ
て封止剤中のU(ウラン)やTh(トリウム)から放射
されるα−線に起因する工Cの誤動作すなわちソフトエ
ラーの問題が重要視されるようになった。このトラブル
を回避するためにはエポキシ樹脂組成物中に50〜90
%もの比率で配合される充填剤としてのシリカ中のα−
放射線源となる放射性元素、特にU2よびThの低減が
不可欠の要件となる。
従来、この種のエポキシ樹脂用充填剤のシリカとしては
U、Th等の放射性元素の含有率が低い良質の天然珪砂
を化学的に処理したものや良質の天然水晶を溶融粉砕し
たものが主として使用されていたが、天然の珪砂や水晶
中には酸処理や′4′IIn処理を施した後でもU9T
hがそれぞれ数lO〜lOθppb程度含まれて2つ、
このようなシリカはソフトエラーのために256キロビ
ツト以上の高集積度を対象とする工Cの封止剤用の充填
剤には全く不適当となる。
U、Th等の放射性元素の含有率が低い良質の天然珪砂
を化学的に処理したものや良質の天然水晶を溶融粉砕し
たものが主として使用されていたが、天然の珪砂や水晶
中には酸処理や′4′IIn処理を施した後でもU9T
hがそれぞれ数lO〜lOθppb程度含まれて2つ、
このようなシリカはソフトエラーのために256キロビ
ツト以上の高集積度を対象とする工Cの封止剤用の充填
剤には全く不適当となる。
天然の水晶の中にはU、Thの含有量の特に少いものも
稀には産出するが、その入手は年々困難になりつつある
。
稀には産出するが、その入手は年々困難になりつつある
。
一方、UやThが/ ppb以下の極めて高純度のシリ
カの製法としては、特にnHL、た四塩化珪素やテトラ
エチルシリケート等のシリカ源を加水分解して焼成する
方法や気相分解する方法があるが、いづれも原料自体が
高価であるとともに腐食性や可燃性を有するため取扱い
には特別な配慮を要し、極めて高価となる。
カの製法としては、特にnHL、た四塩化珪素やテトラ
エチルシリケート等のシリカ源を加水分解して焼成する
方法や気相分解する方法があるが、いづれも原料自体が
高価であるとともに腐食性や可燃性を有するため取扱い
には特別な配慮を要し、極めて高価となる。
−男手導体工業用に広く使用されている高純度シリカガ
ラスはこれまで主に天然水晶を原料とし、化学的に外環
して原石の純度を高め、特殊な粉砕方法により不純物の
混入を防除してその純度を維持しながら精製した水晶粉
末から造られている。しかしながらこのような良質の天
然水晶はその入手が年々困難になり、代替原料の出現が
期待されている。表−1に半導体工業用高純度シリカガ
ラスの原料の天然水晶の純度の一例を示したが、Aj以
外の不純物はs ppm以下であり、各元素がs pp
m以下であれば、高純度シリカガラスの原料として利用
可能である0表−l (単位 PPM ) 〔発@が′鮭じカと1々・藺題凍、〕 しかしながら、このような高純度シリカは珪酸アルカリ
と酸との反応によって従来法では得られていない。
ラスはこれまで主に天然水晶を原料とし、化学的に外環
して原石の純度を高め、特殊な粉砕方法により不純物の
混入を防除してその純度を維持しながら精製した水晶粉
末から造られている。しかしながらこのような良質の天
然水晶はその入手が年々困難になり、代替原料の出現が
期待されている。表−1に半導体工業用高純度シリカガ
ラスの原料の天然水晶の純度の一例を示したが、Aj以
外の不純物はs ppm以下であり、各元素がs pp
m以下であれば、高純度シリカガラスの原料として利用
可能である0表−l (単位 PPM ) 〔発@が′鮭じカと1々・藺題凍、〕 しかしながら、このような高純度シリカは珪酸アルカリ
と酸との反応によって従来法では得られていない。
従来、珪酸アルカリをシリカ源として高純度のシリカを
製造する方法としては、■珪酸アルカリ水溶液をイオン
交換して酸性シリカゾルとし、これに塩類や界面活性剤
を加えてシリカを沈殿状に析出させて回収する方法(%
公昭36−/131!号、特公昭37−弘、yoq号)
、■珪酸アルカリ水溶液をイオン交換してシリカゾルと
し、これにアンモニアを加えてPRを調整した後、冷却
凍結し、さらに加温融解してシリカを析出させて回収す
る方法(特公昭、?6−9111r号)等が知られてい
るが何れも析出するシリカ沈殿の含水率がrO%以上に
も達し濾過、洗浄等が困難であって、S10.純度が?
9.3〜?9.9−程度。
製造する方法としては、■珪酸アルカリ水溶液をイオン
交換して酸性シリカゾルとし、これに塩類や界面活性剤
を加えてシリカを沈殿状に析出させて回収する方法(%
公昭36−/131!号、特公昭37−弘、yoq号)
、■珪酸アルカリ水溶液をイオン交換してシリカゾルと
し、これにアンモニアを加えてPRを調整した後、冷却
凍結し、さらに加温融解してシリカを析出させて回収す
る方法(特公昭、?6−9111r号)等が知られてい
るが何れも析出するシリカ沈殿の含水率がrO%以上に
も達し濾過、洗浄等が困難であって、S10.純度が?
9.3〜?9.9−程度。
不純物含有量はHa / ! 0−700 ppmとさ
れているが、本発明者等の検討結果ではlPe5O−/
!01)Pm、 Th 100〜JjOppb 程度
であり、更に酸による処理を加えでもFe 5 ppm
以下、Tht。
れているが、本発明者等の検討結果ではlPe5O−/
!01)Pm、 Th 100〜JjOppb 程度
であり、更に酸による処理を加えでもFe 5 ppm
以下、Tht。
ppb以下のシリカを得ることは困難であった。
■しかして、最近水素イオン濃度へ5以下の条件でアル
カリ金属ないしアルカリ土類金属の珪酸塩と鉱酸からU
t ppb以下の石英ガラスを製造する方法が提案さ
れた(特開昭j?−gu632号)。しかしながら、こ
の発明には最も除去が困難となっているThの除去手段
については全く開示がなされていない。
カリ金属ないしアルカリ土類金属の珪酸塩と鉱酸からU
t ppb以下の石英ガラスを製造する方法が提案さ
れた(特開昭j?−gu632号)。しかしながら、こ
の発明には最も除去が困難となっているThの除去手段
については全く開示がなされていない。
ところで鉱酸中に珪酸アルカリ水溶液を添加してシリカ
ゲルを沈殿させる方法は高純度シリカゲルを製造Tる手
段としては、その逆の添加方法に比べて不純物が著しく
少なくなる有利な方法であるが、反応条件の微妙な差異
によってシリカゲルの沈殿性状に著しい差異が認められ
て分離回収の際の操作に大きな影響があると同時に不純
物含有量についてもI)I)mやppbの単位で論する
場合に、反応条件により著しいバラツキが生じ、洗浄操
作では分離し得ない不純物が残留し、再現性にも欠ける
。
ゲルを沈殿させる方法は高純度シリカゲルを製造Tる手
段としては、その逆の添加方法に比べて不純物が著しく
少なくなる有利な方法であるが、反応条件の微妙な差異
によってシリカゲルの沈殿性状に著しい差異が認められ
て分離回収の際の操作に大きな影響があると同時に不純
物含有量についてもI)I)mやppbの単位で論する
場合に、反応条件により著しいバラツキが生じ、洗浄操
作では分離し得ない不純物が残留し、再現性にも欠ける
。
一方、錯体形成剤を使用してシリカ又はシリカゲル中の
不純物を低減しようとする考え方が特開昭夕、!t −
F 2.2 f l’号%特開昭よt−17’)13号
に開示されているが、これらの方法により得られるシリ
カ中の不純物はreを例にとれば50ppm以上残留し
ており、本発明者等の目的とする高純度シリカは得られ
てはいない。
不純物を低減しようとする考え方が特開昭夕、!t −
F 2.2 f l’号%特開昭よt−17’)13号
に開示されているが、これらの方法により得られるシリ
カ中の不純物はreを例にとれば50ppm以上残留し
ており、本発明者等の目的とする高純度シリカは得られ
てはいない。
このように、シリカ中の谷不純物元素がいずれもs p
pm以下であり、かつ放射性不純物が1ppb以下の極
めて高純度のシリカを珪酸アルカリ水溶液から再現性良
く製造することについては、いずれも従来の方法には開
示されてはいなかった。
pm以下であり、かつ放射性不純物が1ppb以下の極
めて高純度のシリカを珪酸アルカリ水溶液から再現性良
く製造することについては、いずれも従来の方法には開
示されてはいなかった。
本発明は珪酸アルカリ8よび酸との湿式法によるシリカ
であって、不純物含有量がいずれの元素もs ppm以
下であることを特徴とする高純度シリカである。更に云
えば放射性不純物がU/ ppb以下および’rhlp
pb以下の高純度シリカである。即ち本発明にかかる高
純度シリカは、本発明者らの出願になる特願昭59−/
70341号発明の改良にかかるものである。
であって、不純物含有量がいずれの元素もs ppm以
下であることを特徴とする高純度シリカである。更に云
えば放射性不純物がU/ ppb以下および’rhlp
pb以下の高純度シリカである。即ち本発明にかかる高
純度シリカは、本発明者らの出願になる特願昭59−/
70341号発明の改良にかかるものである。
かかる高純度シリコは、特にΩ、σおよびTh等の不純
物成分の少い点において、従来電子材料用や高純度シリ
カガラス用の原料として使用されていた良質の天然珪砂
や水晶の純度を上回るものであるため、それらlこ代っ
て使用可能であるばかりでなく、より高純度を必要とす
る高集積度IC用の封止剤、充填剤など高性能電子材料
用にも安定供給が可能となる点で良質のシリカ資源に恵
まれぬ我国にとって画期的な意義を有するものである。
物成分の少い点において、従来電子材料用や高純度シリ
カガラス用の原料として使用されていた良質の天然珪砂
や水晶の純度を上回るものであるため、それらlこ代っ
て使用可能であるばかりでなく、より高純度を必要とす
る高集積度IC用の封止剤、充填剤など高性能電子材料
用にも安定供給が可能となる点で良質のシリカ資源に恵
まれぬ我国にとって画期的な意義を有するものである。
かかる高純度シリカは珪酸ナトリウムと鉱酸との反応に
よりシリカを生成させる方法において、キレート剤が存
在する酸性領域中でシリカの沈殿を生成させ、次いで分
離回収したシリカ沈殿物を過酸化水素含有の鉱酸にて洗
浄処理することを特徴とすることによって再現性よく製
造できる。
よりシリカを生成させる方法において、キレート剤が存
在する酸性領域中でシリカの沈殿を生成させ、次いで分
離回収したシリカ沈殿物を過酸化水素含有の鉱酸にて洗
浄処理することを特徴とすることによって再現性よく製
造できる。
本発明の方法で使用する珪酸す) IJウムとしては、
モル比S i O@ Aa 10がl〜ダの市販の珪酸
ナトリウム溶液(水ガラス)を使用することができるが
、モル比の値が比較的大きいものが反応に必要とする鉱
酸の量が少くてすむので経済的である。珪酸ナトリウム
溶液は水または鉱酸のす) IJウム水溶液で適宜希釈
して使用してもよい。使用濃度は、5102として20
重量−以上、好ましくは25重量−以上が好適である。
モル比S i O@ Aa 10がl〜ダの市販の珪酸
ナトリウム溶液(水ガラス)を使用することができるが
、モル比の値が比較的大きいものが反応に必要とする鉱
酸の量が少くてすむので経済的である。珪酸ナトリウム
溶液は水または鉱酸のす) IJウム水溶液で適宜希釈
して使用してもよい。使用濃度は、5102として20
重量−以上、好ましくは25重量−以上が好適である。
キレート化剤としては、例えばEDf人(エチレンジア
ミン四酢酸)、NτAにトリル三酢酸)等が好適である
。キレート剤添加量は珪酸ナトリウム中のシリカ(Si
ft )に対して0.0/〜1重量−好ましくは0.0
/〜O,S%である。キレート剤の添加量が0,0/
重量−以下では珪酸す) IJウム水溶液中の不純物捕
捉が十分でなく、また逆にO0S重量−以上では添加効
果が飽和する傾向になり特に1重量−以上ではいたずら
にキレート剤使用量を増やすだけである。
ミン四酢酸)、NτAにトリル三酢酸)等が好適である
。キレート剤添加量は珪酸ナトリウム中のシリカ(Si
ft )に対して0.0/〜1重量−好ましくは0.0
/〜O,S%である。キレート剤の添加量が0,0/
重量−以下では珪酸す) IJウム水溶液中の不純物捕
捉が十分でなく、また逆にO0S重量−以上では添加効
果が飽和する傾向になり特に1重量−以上ではいたずら
にキレート剤使用量を増やすだけである。
一方、本発明の方法で使用する鉱酸としては鉱酸そのも
のの水溶液あるいは鉱酸のす) IJウム塩を含有する
鉱酸の水溶液を使用することができる。鉱酸としては硝
酸、硫酸又は塩酸があげられる。鉱酸の使用濃度は例え
ばHNO、として!重量嘩以上、好ましくは10重量−
以上が好適である。
のの水溶液あるいは鉱酸のす) IJウム塩を含有する
鉱酸の水溶液を使用することができる。鉱酸としては硝
酸、硫酸又は塩酸があげられる。鉱酸の使用濃度は例え
ばHNO、として!重量嘩以上、好ましくは10重量−
以上が好適である。
かかる原料を用いて、高純度シリカを製造するに当り、
キレート剤を含有する酸性領域中で珪酸す) IJウム
水水溶ダボ鉱酸とを反応させてシリカの沈殿を生成させ
ることが重要であり、好ましくは以下のようなある特定
の範囲内での状態でシリカの沈殿を生成させることが特
によ゛ い。すなわち硝酸を使用する場合を例にとる
と、反応終了時の母液の組成をCHHOs NaNO
3atO)系で表わした場合、表−コのA 、B 、C
、Dの各点を結ぶ線に囲まれた特定の領域内となるよう
に反応を行なうことによって最も好ましい状態の沈殿が
生成する。硝酸以外の塩酸や硫酸を使用する場合は、使
用する珪酸ナトリウムと硝酸とのモル比(HNo、 /
Nag O)に合うように、塩酸や硫酸の使用量を求め
れば良い。
キレート剤を含有する酸性領域中で珪酸す) IJウム
水水溶ダボ鉱酸とを反応させてシリカの沈殿を生成させ
ることが重要であり、好ましくは以下のようなある特定
の範囲内での状態でシリカの沈殿を生成させることが特
によ゛ い。すなわち硝酸を使用する場合を例にとる
と、反応終了時の母液の組成をCHHOs NaNO
3atO)系で表わした場合、表−コのA 、B 、C
、Dの各点を結ぶ線に囲まれた特定の領域内となるよう
に反応を行なうことによって最も好ましい状態の沈殿が
生成する。硝酸以外の塩酸や硫酸を使用する場合は、使
用する珪酸ナトリウムと硝酸とのモル比(HNo、 /
Nag O)に合うように、塩酸や硫酸の使用量を求め
れば良い。
表−λ
このことは、反応終了時の母液組成が上記組成領域内で
あっても同様である。
あっても同様である。
しかしながら、硝酸酸性溶液中へ珪酸す) IJJウム
液を添加する限り疹こおいては、反応終了時の母液組成
であれば反応当初は必ずしも上記組成領域内である必要
はない。
液を添加する限り疹こおいては、反応終了時の母液組成
であれば反応当初は必ずしも上記組成領域内である必要
はない。
かかる反応は多くの場合、珪酸ナトリウム水溶液を鉱酸
中に添加して上記酸性領域中で反応させることが採用さ
れるが、酸性領域で行う限り両原料液を同時に添加して
も差支えない。
中に添加して上記酸性領域中で反応させることが採用さ
れるが、酸性領域で行う限り両原料液を同時に添加して
も差支えない。
従って、本発明は酸性領域でシリカ沈殿を生成させるこ
とが重要であるところから、原料の添加順序を本発明と
は逆にして珪酸ナトリウム溶液中に硝酸酸性溶液を添加
すると珪酸す) IJウム中の各種の不純物が生成シリ
カの沈殿中にアルミニウムとともに強固に捕捉されるた
めか本発明の目的とする高純度シリカは得られない。
とが重要であるところから、原料の添加順序を本発明と
は逆にして珪酸ナトリウム溶液中に硝酸酸性溶液を添加
すると珪酸す) IJウム中の各種の不純物が生成シリ
カの沈殿中にアルミニウムとともに強固に捕捉されるた
めか本発明の目的とする高純度シリカは得られない。
なお、キレート剤の存在態様としては珪酸ナトリウム水
溶液中に予め添加しておく場合、鉱酸中に添加しておく
場合、両液にそれぞれ添加しておく場合又は反応系に添
加して詔く場合など所望の方式が採用されるが、好まし
くは珪酸ナトリウム水溶液中に存在させておくことがよ
い。
溶液中に予め添加しておく場合、鉱酸中に添加しておく
場合、両液にそれぞれ添加しておく場合又は反応系に添
加して詔く場合など所望の方式が採用されるが、好まし
くは珪酸ナトリウム水溶液中に存在させておくことがよ
い。
なお、反応時の温度は余り重要ではなく常温ないし約1
0℃の任意の温度で行うことができ、また、反応終了後
は暫時熟成攪拌を続けることが望ましい。
0℃の任意の温度で行うことができ、また、反応終了後
は暫時熟成攪拌を続けることが望ましい。
次いで、反応により生成するシリカの沈殿を常法により
分離し、分離したシリカを過酸化水素を添加した鉱酸で
酸処理することが本発明での不可欠の工程である。この
場合の酸の種類につ込ては上記と同様であり、処理時の
酸の濃度は0.1−−Nが好ましい。0.IN以下では
シリカに付着する可溶性ナトリウム塩の除去が不十分で
あり、また2N以上の強酸を使用する場合は酸処理後の
廃酸の中和又は有効利用に問題が生ずる。鉱酸に添加す
る過酸化水素はシリカ沈殿中の810.に対して■、0
.でo、i〜1重量%が好才しい。0.1重量−以下セ
はシリカ中の不純物特にT1の除去が十分でなく、逆に
1重量−以上添加した場合は添加効果が飽和していたず
らに過酸化水素使用量を増やすだけである。本発明者ら
の研究によれば、シリカ中のT1は酸で洗浄することに
より少しずつ溶出、除去されるものの、その傾向は酸の
濃度が高いほど、又シリカの粒子が細かいほど除去しや
すく、酸による洗浄をくり返せば/ Oppm程度には
除去可能である。しかしながら、このような操作をくり
返し行なった場合でも酸による洗浄操作だけでシ゛リカ
中のT1をy ppm以下にまで下げるのはむずかしい
。これに対して本発明記載の過酸化水素を添加した鉱酸
で酸処理した場合は再現性良くシリカ中のT1をt p
pm以下に低減可能である。勿論この操作によりT1に
かぎらず他の不純物も実質的に除去することができるこ
とは云うまでもない。
分離し、分離したシリカを過酸化水素を添加した鉱酸で
酸処理することが本発明での不可欠の工程である。この
場合の酸の種類につ込ては上記と同様であり、処理時の
酸の濃度は0.1−−Nが好ましい。0.IN以下では
シリカに付着する可溶性ナトリウム塩の除去が不十分で
あり、また2N以上の強酸を使用する場合は酸処理後の
廃酸の中和又は有効利用に問題が生ずる。鉱酸に添加す
る過酸化水素はシリカ沈殿中の810.に対して■、0
.でo、i〜1重量%が好才しい。0.1重量−以下セ
はシリカ中の不純物特にT1の除去が十分でなく、逆に
1重量−以上添加した場合は添加効果が飽和していたず
らに過酸化水素使用量を増やすだけである。本発明者ら
の研究によれば、シリカ中のT1は酸で洗浄することに
より少しずつ溶出、除去されるものの、その傾向は酸の
濃度が高いほど、又シリカの粒子が細かいほど除去しや
すく、酸による洗浄をくり返せば/ Oppm程度には
除去可能である。しかしながら、このような操作をくり
返し行なった場合でも酸による洗浄操作だけでシ゛リカ
中のT1をy ppm以下にまで下げるのはむずかしい
。これに対して本発明記載の過酸化水素を添加した鉱酸
で酸処理した場合は再現性良くシリカ中のT1をt p
pm以下に低減可能である。勿論この操作によりT1に
かぎらず他の不純物も実質的に除去することができるこ
とは云うまでもない。
このような反応から酸処理までの工程を経ることによっ
てシリカ中の各不純物元素はt ppm以下に再限性よ
く確実に低下させることができ、U、Thも/ pP”
以下になる。
てシリカ中の各不純物元素はt ppm以下に再限性よ
く確実に低下させることができ、U、Thも/ pP”
以下になる。
かくして、精製した高純度シリカは乾燥または焼成した
後回収する。乾燥に当っては、含水率がo、r−ユO0
重量%範囲となるように行うことが好ましい0この理由
は、流動性のよい粉末となってその後の使用の際に好適
な物性を与えることによる。
後回収する。乾燥に当っては、含水率がo、r−ユO0
重量%範囲となるように行うことが好ましい0この理由
は、流動性のよい粉末となってその後の使用の際に好適
な物性を与えることによる。
以下実施例にて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
攪拌器付き反応槽に硝酸水溶液(HNO3/ ?、、?
重量%)32tsgをとり、70℃に加温した。
重量%)32tsgをとり、70℃に加温した。
これとは別に、珪酸ソーダ3183号(Ha、07.2
重量%、5in22 t、!r重量%、Sin、 /N
a、Oモル比3.2o )コ1009を容器にとり攪拌
し、KDTAo、61を少量の水に分散させて添加、溶
解し、更に79℃で2時間攪拌した。硝酸水溶液にこの
IDTA含有珪酸ナトIJウム水溶液を約30分間を要
して添加し、この間反応槽の温度を70〜10℃に保持
した。添加後、反応スラリーをtO℃で2時間攪拌して
熟成を行った。このときの母液組成はHNO,1,0重
量% %NaNO3/ /、/重量%であった。
重量%、5in22 t、!r重量%、Sin、 /N
a、Oモル比3.2o )コ1009を容器にとり攪拌
し、KDTAo、61を少量の水に分散させて添加、溶
解し、更に79℃で2時間攪拌した。硝酸水溶液にこの
IDTA含有珪酸ナトIJウム水溶液を約30分間を要
して添加し、この間反応槽の温度を70〜10℃に保持
した。添加後、反応スラリーをtO℃で2時間攪拌して
熟成を行った。このときの母液組成はHNO,1,0重
量% %NaNO3/ /、/重量%であった。
この反応終了スラリーからシリカの沈殿をr過分離し、
これを水中にリパルプして洗浄したのち、再びシリカの
沈殿をf過分能した0分離したシリカを攪拌器付き酸処
理槽にとり、これ番こ水と硝酸を加えてスラリー全量s
11スラリー中の硝酸濃度/Nとなるようにして調整し
、更に35%過酸化水素水1ttiを添加して攪拌しな
がらこのシリカスラリーをデ0℃で3時間加熱して酸処
理したのち、スラリーからシリカをf過分離し、以下常
温により水によるリパルプ洗浄、固液分離、乾燥を行な
い、さらに900℃でコ時間焼成した。
これを水中にリパルプして洗浄したのち、再びシリカの
沈殿をf過分能した0分離したシリカを攪拌器付き酸処
理槽にとり、これ番こ水と硝酸を加えてスラリー全量s
11スラリー中の硝酸濃度/Nとなるようにして調整し
、更に35%過酸化水素水1ttiを添加して攪拌しな
がらこのシリカスラリーをデ0℃で3時間加熱して酸処
理したのち、スラリーからシリカをf過分離し、以下常
温により水によるリパルプ洗浄、固液分離、乾燥を行な
い、さらに900℃でコ時間焼成した。
シリカ中の不純物含量その他を後記衣3に示す。表−3
より明らかなよう番こ、シリカ中の各不純物元素は全て
s ppm以下であり、U、Thもそれぞれ/ ppb
以下の低放射性高純度シリカが得られた。
より明らかなよう番こ、シリカ中の各不純物元素は全て
s ppm以下であり、U、Thもそれぞれ/ ppb
以下の低放射性高純度シリカが得られた。
実施例λ
攪拌器付き反応槽に塩酸水溶液(Hclt /、2重量
%) 3.toolをとり、り0℃に加温した。これと
は別に、実施例−7と同様の珪酸ソーダ210011を
容器にとり、攪拌し、HTk t、o jlを少量の水
に分散させて添加溶解し、更tこ70Cで2時間攪拌し
た。塩酸水溶液にこのNTA含有珪酸ナトIJウム水溶
液を約30分間を要して添加し、この間反応槽の温度を
17−tO℃に保持した。添加終了後、反応スラリーを
10℃でコ時間攪拌して熟成を行なった0この反応終了
スラリーからシリカの沈殿’E濾濾過能し−1これを水
中にリパルプして洗浄したのち再びシリカの沈殿をf過
分能した。分離したシリカを攪拌器付き酸処理槽にとり
、これに水と硝酸を加えてスラリー全量よl、スラリー
中の硝酸濃度/Nとなるようにして調整し、更に35%
過酸化水素水ttliを添加して、以下実施例−ンと同
様に酸処理、f過分能、リパルプ洗浄、固液分離。
%) 3.toolをとり、り0℃に加温した。これと
は別に、実施例−7と同様の珪酸ソーダ210011を
容器にとり、攪拌し、HTk t、o jlを少量の水
に分散させて添加溶解し、更tこ70Cで2時間攪拌し
た。塩酸水溶液にこのNTA含有珪酸ナトIJウム水溶
液を約30分間を要して添加し、この間反応槽の温度を
17−tO℃に保持した。添加終了後、反応スラリーを
10℃でコ時間攪拌して熟成を行なった0この反応終了
スラリーからシリカの沈殿’E濾濾過能し−1これを水
中にリパルプして洗浄したのち再びシリカの沈殿をf過
分能した。分離したシリカを攪拌器付き酸処理槽にとり
、これに水と硝酸を加えてスラリー全量よl、スラリー
中の硝酸濃度/Nとなるようにして調整し、更に35%
過酸化水素水ttliを添加して、以下実施例−ンと同
様に酸処理、f過分能、リパルプ洗浄、固液分離。
乾燥、焼成を経てシリカを得た。シリカ中の不純物含有
量、その他を表−3に併せて示す0表−3より明らかな
ように、シリカ中の各不純物元素は全てs ppm以下
であり、U、Thも/ ppb以下の高純度シリカが得
られた。
量、その他を表−3に併せて示す0表−3より明らかな
ように、シリカ中の各不純物元素は全てs ppm以下
であり、U、Thも/ ppb以下の高純度シリカが得
られた。
比較例1
攪拌器付き反応槽に硝酸水溶液(11No、 / 7.
7重量%)321!rlをとり、10℃に加温し、これ
に攪拌しながら珪酸ソーダ3183号(Na、09.2
重量%、810.21.s l t %、810!/
Na、Oモル比3.コo)2to01を約30分間を要
して添加゛し、この間反応槽の温度を’yo−to℃に
保持した。添加後1反応スラリーを10℃で2時間攪拌
して熟成を行った。このときの母液組成はHNO1!、
0重量%、NaN0. / /、/重量%であった。
7重量%)321!rlをとり、10℃に加温し、これ
に攪拌しながら珪酸ソーダ3183号(Na、09.2
重量%、810.21.s l t %、810!/
Na、Oモル比3.コo)2to01を約30分間を要
して添加゛し、この間反応槽の温度を’yo−to℃に
保持した。添加後1反応スラリーを10℃で2時間攪拌
して熟成を行った。このときの母液組成はHNO1!、
0重量%、NaN0. / /、/重量%であった。
この反応終了スラリーからシリカの沈殿をf過分離し、
これを水中番こりバルブして洗浄したのち、再びシリカ
の沈殿をf過分離した。
これを水中番こりバルブして洗浄したのち、再びシリカ
の沈殿をf過分離した。
分離したシリカを攪拌器付き酸処理槽にとり、これに水
と硝酸を加えてスラリー全量51、スラリー中の硝酸濃
度/Nとなるようにして調整し、攪拌しながらこのシリ
カスラリーを90℃で3時間加熱して酸処理したのち、
スラリーからシリカをf過分離し、以下常温により水に
ょろりパルプ洗浄、固液分離、乾燥を行ない、さらにq
oo℃でコ時間焼成した。
と硝酸を加えてスラリー全量51、スラリー中の硝酸濃
度/Nとなるようにして調整し、攪拌しながらこのシリ
カスラリーを90℃で3時間加熱して酸処理したのち、
スラリーからシリカをf過分離し、以下常温により水に
ょろりパルプ洗浄、固液分離、乾燥を行ない、さらにq
oo℃でコ時間焼成した。
シリカ中の不純物含量その他を後記衣3に示す。表−3
よりシリカ中の放射性元素(U、Th)は/ ppb以
下に低減されているが、T1が約tlOppm、Zrが
約20 ppm残存しており全ての元素をy ppm以
下に低減することはできない。
よりシリカ中の放射性元素(U、Th)は/ ppb以
下に低減されているが、T1が約tlOppm、Zrが
約20 ppm残存しており全ての元素をy ppm以
下に低減することはできない。
比較例コ
5183号珪酸ソーダを使用し、珪酸ソーダ水溶液中の
810.に対してKDTAを0.1%添加し、70℃で
2時間攪拌溶解した以外は比較例1と全く同様の操作を
行ないシリカを得た。シリカ中の不純物含有量を表−3
に併せて示す。表−Jではシリカ中のZrはi ppm
以下に低減できたが、T1が約F o ppm残留した
。
810.に対してKDTAを0.1%添加し、70℃で
2時間攪拌溶解した以外は比較例1と全く同様の操作を
行ないシリカを得た。シリカ中の不純物含有量を表−3
に併せて示す。表−Jではシリカ中のZrはi ppm
以下に低減できたが、T1が約F o ppm残留した
。
比較例3
比較例1と同様の反応を行ない、得られたシリカ沈殿を
酸処理する際、シリカ沈殿中のSin。
酸処理する際、シリカ沈殿中のSin。
に対しHlo、で7%の過酸化水素水を添加した硝酸で
酸処理を行なった。酸処理条件等は比較例1と同様であ
る。酸処理終了後、比較例1と同様にf過、リパルプ洗
浄、固液分離、乾燥、焼成を経てシリカを得た。シリカ
中の不純物含有量を表−3に併せて示す。表−3ではシ
リカ中のT1はs ppm以下に低減できたが、Zrが
約コo ppm残留した。
酸処理を行なった。酸処理条件等は比較例1と同様であ
る。酸処理終了後、比較例1と同様にf過、リパルプ洗
浄、固液分離、乾燥、焼成を経てシリカを得た。シリカ
中の不純物含有量を表−3に併せて示す。表−3ではシ
リカ中のT1はs ppm以下に低減できたが、Zrが
約コo ppm残留した。
実施例3
比較例コより得られた乾燥シリカ1001をtlビーカ
ーにとり、61チ硝酸trO1%水tsogを加えて攪
拌し、次いで35%過酸化水素水2.t iを添加した
のち、90℃で2時間酸処理を行なった。酸処理終了後
、シリカを固液分離、洗浄、乾燥、焼成してシリカ中の
T1を分析したところ、T1は@ /、? ppmから
3.rppmに低減して2つ、またT1以外の元素は増
えている様子もなく、各元素、t ppm以下の高純度
シリカを得た。
ーにとり、61チ硝酸trO1%水tsogを加えて攪
拌し、次いで35%過酸化水素水2.t iを添加した
のち、90℃で2時間酸処理を行なった。酸処理終了後
、シリカを固液分離、洗浄、乾燥、焼成してシリカ中の
T1を分析したところ、T1は@ /、? ppmから
3.rppmに低減して2つ、またT1以外の元素は増
えている様子もなく、各元素、t ppm以下の高純度
シリカを得た。
比較例1
比較例コより得られた乾燥シリカtoolをtiヒ−j
y−ニt!ニー’)、b/%硝酸roof、水5ool
を加えて攪拌し、90”Cで2時間酸処理を行なった。
y−ニt!ニー’)、b/%硝酸roof、水5ool
を加えて攪拌し、90”Cで2時間酸処理を行なった。
酸処理終了後、シリカを固液分離、洗浄、乾燥、焼成し
てシリカ中のT1を分析したところT1はダへデppm
から/ ’7.6 ppmに低減できたが強酸による洗
浄をくり返してもT1をjpplこ低減することはでき
なかった。
てシリカ中のT1を分析したところT1はダへデppm
から/ ’7.6 ppmに低減できたが強酸による洗
浄をくり返してもT1をjpplこ低減することはでき
なかった。
以上の記載から明らかなように1本発明の高純度シリカ
の製造方法によれば、珪酸アルカリおよび酸との湿式反
応により不純物含有量がいずれの元素もs ppm以下
である高純度シリカが比較的安価な原料から比較的単純
な工程によって確実に製造することが可能となる。
の製造方法によれば、珪酸アルカリおよび酸との湿式反
応により不純物含有量がいずれの元素もs ppm以下
である高純度シリカが比較的安価な原料から比較的単純
な工程によって確実に製造することが可能となる。
本発明の高純度シリカは不純物含有量がいずれの元素も
s ppm以下であるばかりでなく、UlTh等の放射
性元素は/ ppb以下とすることも可能であるためI
C封止剤用樹脂の充填材、基板。
s ppm以下であるばかりでなく、UlTh等の放射
性元素は/ ppb以下とすることも可能であるためI
C封止剤用樹脂の充填材、基板。
電子材料や半導体製造装置用高純度シリカガラスの原料
等の用途に好適であり、枯渇しつ\ある良質の天然珪砂
や水晶等の資源に代って安定供給を可能とする点で特t
こ有意義なものである。
等の用途に好適であり、枯渇しつ\ある良質の天然珪砂
や水晶等の資源に代って安定供給を可能とする点で特t
こ有意義なものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、珪酸アルカリおよび鉱酸との湿式反応によつて生成
するシリカであつて、不純物含有量がいずれの元素をみ
ても全て5ppm以下であることを特徴とする高純度シ
リカ。 2、UおよびThがそれぞれ1ppb以下である特許請
求の範囲第1項記載の高純度シリカ。 3、珪酸ナトリウム水溶液と鉱酸との反応によりシリカ
を生成させる方法において、キレート剤が存在する酸性
領域中でシリカの沈殿を生成させ、次いで分離回収した
シリカを過酸化水素含有の鉱酸にて洗浄処理することを
特徴とする、不純物の含有量がいずれの元素をみても全
て5ppm以下である高純度シリカの製造方法。 4、キレート剤がEDTA又はNTAである特許請求の
範囲第3項記載の高純度シリカの製造方法。 5、珪酸ナトリウム水溶液中に含有するキレート剤はS
iO_2に対して0.01〜1重量%である特許請求の
範囲第3又は第4項記載の高純度シリカの製造方法。 6、鉱酸が硝酸である特許請求の範囲第3項記載の高純
度シリカの製造方法。 7、鉱酸中に含有する過酸化水素がSiO_2に対して
H_2O_2として0.01〜1重量%である特許請求
の範囲第3項又は第6項記載の高純度シリカの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527985A JPS61178414A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 高純度シリカおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1527985A JPS61178414A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 高純度シリカおよびその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22356594A Division JP2769113B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 高純度シリカの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178414A true JPS61178414A (ja) | 1986-08-11 |
JPH055766B2 JPH055766B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=11884415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1527985A Granted JPS61178414A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | 高純度シリカおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178414A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000247625A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-12 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 高純度シリカゾル及びその製造方法 |
JP2013028479A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
JP2013209243A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
JP2014210678A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 富士化学株式会社 | シリカの製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW202112666A (zh) * | 2019-06-24 | 2021-04-01 | 日商日產化學股份有限公司 | 含螯合劑之水玻璃及二氧化矽凝膠之製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144819A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-16 | Wacker Chemitronic | Method of purifying silicon |
JPS5542294A (en) * | 1978-09-16 | 1980-03-25 | Henkel Kgaa | Method of producing high purity granular silicic acid |
JPS5841713A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-11 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | 遷移元素の含量の少ないアルミノシリケ−トおよびシリカゲル、それらの製造方法およびそれらの用途 |
JPS5954632A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-29 | Mitsubishi Metal Corp | 石英ガラス粉末の製造法 |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1527985A patent/JPS61178414A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144819A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-16 | Wacker Chemitronic | Method of purifying silicon |
JPS5542294A (en) * | 1978-09-16 | 1980-03-25 | Henkel Kgaa | Method of producing high purity granular silicic acid |
JPS5841713A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-03-11 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | 遷移元素の含量の少ないアルミノシリケ−トおよびシリカゲル、それらの製造方法およびそれらの用途 |
JPS5954632A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-29 | Mitsubishi Metal Corp | 石英ガラス粉末の製造法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000247625A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-12 | Nippon Chem Ind Co Ltd | 高純度シリカゾル及びその製造方法 |
JP2013028479A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
JP2013209243A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Taiheiyo Cement Corp | 高純度シリカの製造方法 |
JP2014210678A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 富士化学株式会社 | シリカの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH055766B2 (ja) | 1993-01-25 |
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