JP6134599B2 - 高純度シリカゾルおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、高純度シリカゾルおよびその製造方法に関する。
従来、実質的に金属不純物(Fe、Cr、Ni、Cu等)を含まないシリカゾルが提案されている。このような高純度シリカゾルは、例えば半導体シリコンウェハ等の電子材料の研磨剤として好ましく利用することができる。シリカゾル中に上記のような金属不純物を含むと、研磨加工時に金属不純物がウェハ内部に拡散し、ウェハ品質が劣化する。そして、このようなウェハを用いて形成された半導体デバイスの性能は著しく低下する。
従来、提案された高純度シリカゾルとしては、例えば特許文献1〜3に記載のものが挙げられる。
特許文献1には、珪酸アルカリ水溶液とカチオン交換樹脂とを接触させ、活性珪酸水溶液を調製し、前記活性珪酸水溶液とキレート化剤とを接触させた後、コロイド粒子を成長させ、続いて限外濾過によりシリカを濃縮すると同時にキレート化された金属不純物を除去することを特徴とするコロイダルシリカの製造方法が記載されている。そして、このような製造方法によって、シリカ当たりのCuの含有率が100ppb以下、またはシリカ当たりのNiの含有率が1000ppb以下であるコロイダルシリカが得られると記載されている。
特許文献2には、アルカリ金属ケイ酸塩や活性ケイ酸の水溶液に強酸又は強酸の塩を添加した溶液を調製する工程と、次に当該溶液をイオン交換樹脂で処理する工程と、次に当該イオン交換によって得られた溶液に同様な工程から得られた当該溶液を添加する事によってシリカゾルを調製する工程と、次に得られたシリカゾルをイオン交換樹脂で処理する工程と、更に得られたシリカゾルにアンモニアを添加する工程とからなる製造方法が記載されている。そして、このような製造方法によれば、不純物として多価金属酸化物を含むアルカリ金属ケイ酸塩から、10〜30mμの範囲内の平均粒子径を持ったコロイダルシリカであり、かつSiO2濃度が30〜50重量%であり、かつシリカに対するシリカ以外の他の多価金属酸化物の含有量が300ppm以下である安定な水性シリカゾルを効率的に製造することができると記載されている。
特許文献3には、水ガラスを陽イオン交換処理してシリカ水溶液を得る第1工程と、得られたシリカ水溶液に酸および過酸化水素を添加して再度陽イオン交換処理を行う第2工程と、前工程で得られたシリカ水溶液をアンモニア性アルカリと混合し、これをコロイダルシリカ化する第3工程と、を含むことを特徴とする高純度コロイダルシリカの製造方法が記載されている。そして、このような製造方法によって、シリコンウェハーの研磨材、セラミックファイバーの結合材、ブラウン管製造における蛍光体の接着バインダー、電池中の電解液のゲル化剤など、様々な用途に好適に使用可能な十分に高純度のコロイダルシリカおよび高純度合成石英粉を得ることができると記載されている。
特開2001−294417号公報 特開平6−16414号公報 特開2002−173314号公報
しかしながら、金属不純物の含有率がより低い高純度シリカゾルの開発が望まれる。
また、従来、水ガラスから高純度シリカゾルを得ることは困難であったが、これを可能にできれば好ましい。
本発明は、原料として水ガラスを用いることが可能で、従来よりも、金属不純物としてのCuおよびNiの含有率が低い高純度シリカゾルを得ることができる製造方法を提供することを目的とする。また、金属不純物としてのCuおよびNiの含有率が低い高純度シリカゾルを提供することを目的とする。
本発明者は上記の課題を解決するため鋭意検討し、本発明を完成させた。
本発明は、以下の(1)〜(10)である。
(1)次の工程[1]および[2]を備える高純度シリカゾルの製造方法。
[1]平均分子量が30,000以下である珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液にイオン交換法を適用し、前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる陽イオン成分の少なくとも一部を除去して、精製珪酸液を得る工程。
[2]前記精製珪酸液を用いて、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程。
(2)前記工程[2]が、前記精製珪酸液の一部をシード液、別の一部をフィード液とし、前記シード液をアルカリ性に調整した後、これを前記フィード液と混合して、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程である、上記(1)に記載の高純度シリカゾルの製造方法。
(3)前記工程[1]において、前記珪酸アルカリ水溶液に、陽イオン交換樹脂を用いたイオン交換法を適用した後、さらにキレート樹脂を用いたイオン交換法を適用する、上記(1)または(2)に記載の高純度シリカゾルの製造方法。
(4)前記工程[1]において前記珪酸アルカリ水溶液にイオン交換法を適用する前および/または後に、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施して、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、並びに粒子状銅および/または銅化合物が低減されたものである、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の高純度シリカゾルの製造方法。
(5)前記工程[2]において用いる前記精製珪酸液が、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施して、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、並びに粒子状銅および/または銅化合物が低減されたものである、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の高純度シリカゾルの製造方法。
(6)前記工程[1]において用いる前記珪酸アルカリ水溶液が、SiO2とアルカリ酸化物とのモル濃度比(SiO2/アルカリ酸化物)が3.4以下である原料溶液を処理して得られたものである、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の高純度シリカゾルの製造方法。
(7)平均粒子径が2〜300nmであり、
シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下であり、
炭素を実質的に含有しない、高純度シリカゾル。
(8)上記(1)〜(6)のいずれかに記載の製造方法によって得られる、上記(7)に記載の高純度シリカゾル。
(9)上記(7)または(8)に記載の高純度シリカゾルを含む、研磨用組成物。
(10)研磨促進剤、界面活性剤、複素環化合物、pH調整剤および緩衝剤からなる群から選ばれる少なくとも1つを含む、上記(9)に記載の研磨用組成物。
本発明によれば、原料として水ガラスを用いることが可能で、従来よりも金属不純物としてのCuおよびNiの含有率が低い高純度シリカゾルを得ることができる製造方法を提供することができる。また、金属不純物としてのCuおよびNiの含有率が低い高純度シリカゾルを提供することができる。
本発明について説明する。
本発明は、次の工程[1]および[2]を備える高純度シリカゾルの製造方法である。
[1]平均分子量が30,000以下である珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液にイオン交換法を適用し、前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる陽イオン成分の少なくとも一部を除去して、精製珪酸液を得る工程。
[2]前記精製珪酸液を用いて、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程。
このような高純度シリカゾルの製造方法を、以下では「本発明の製造方法」ともいう。
また、本発明は、平均粒子径が2〜300nmであり、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下であり、炭素を実質的に含有しない、高純度シリカゾルである。
このような高純度シリカゾルを、以下では「本発明のシリカゾル」ともいう。
本発明の製造方法によって、本発明のシリカゾルを得ることができる。
なお、シリカドライ換算とは、シリカ含有物(例えば高純度シリカゾル)におけるSiO2の質量に対する測定対象物(例えばNi)の質量の比の値(例えばNi質量/SiO2質量)を意味するものとする。以下、本発明においてシリカドライ換算とは、このような意味で用いるものとする。
初めに、本発明の製造方法について説明する。
<工程[1]>
本発明の製造方法が備える工程[1]について説明する。
工程[1]では、初めに、平均分子量が30,000以下である珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液を用意する。
珪酸アルカリ水溶液は、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム等の珪酸アルカリが水に溶解したものである。ここでアルカリとはアルカリ金属(Li、Na、K、Rb、CsおよびFr)を意味するものとする。
珪酸アルカリ水溶液として、珪酸ナトリウムが水に溶解した、いわゆる水ガラスを用いることができる。
また、前記珪酸アルカリは、平均分子量が30,000以下となるものである。
ここで平均分子量は、珪酸アルカリ水溶液をMillipore社製0.22μmフィルター MILLEX−GVを用いて濾過した後、プラスチックセルに充填し、大塚電子社製ELSZ−1000を用いてオートモードで測定し、得られた平均粒子径を下記計算式に従って平均分子量に換算した数値である。
平均分子量={22×π×(平均粒子径)3}/6
上記計算は、金原出版の「新しい工業材料の科学 Bシリーズ8 シリカとアルミナ」P.68の記載の計算式を適用したものである。
上記のように、前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる珪酸アルカリの平均分子量は30,000以下であり、25,000以下であることが好ましく、10,000以下であることがより好ましい。このような平均分子量であると、本発明の製造方法によって得られる高純度シリカゾルのCuおよびNi濃度がより低くなり好ましい。
前記珪酸アルカリ水溶液を得る方法は特に限定されない。例えば従来公知の方法で得ることができる。例えば固体の珪酸ナトリウム(珪酸ナトリウムカレット等)を水酸化ナトリウム水溶液中で溶解して得ることができる。例えば高温(例えば150℃以上)において十分な時間(例えば220分以上)、水酸化ナトリウム水溶液中で珪酸ナトリウムカレットを溶解すると、平均分子量が30,000以下の珪酸ナトリウムを含有する珪酸ナトリウム水溶液を得ることができる。
また、前記珪酸アルカリ水溶液は、SiO2とアルカリ酸化物とのモル濃度比(SiO2/アルカリ酸化物)が3.4以下である原料溶液を処理して得られたものであることが好ましい。すなわち、珪酸アルカリ水溶液が珪酸ナトリウム水溶液の場合であれば、SiO2とNa2Oとのモル濃度比(SiO2モル濃度/Na2Oモル濃度)が3.4以下である原料溶液を、例えば高温下で処理して得られたものであることが好ましい。
ここで、珪酸アルカリ水溶液に含まれるSiO2濃度は、珪酸アルカリ水溶液に塩酸および水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和した後、フッ化カリウム溶液を加えて、生ずるアルカリ分を塩酸で滴定して求める。なお、具体的には次のような反応に基づいてSiO2濃度を測定する。
2SiO3+6KF+H2O→K2SiF6+4KOH
また、珪酸アルカリ水溶液に含まれるアルカリ濃度は、例えば珪酸ナトリウム水溶液の場合は、珪酸ナトリウム水溶液に塩酸を加えて中和し、さらに過剰に加え、水酸化ナトリウム溶液で逆滴定してNa2Oを定量する。他のアルカリの場合も同様にして測定する。
また、ここで、原料溶液が固体を含む場合、原料溶液におけるSiO2とアルカリ酸化物とのモル濃度比は、その固体を含む原料溶液全体における計算上のSiO2モル濃度とアルカリ酸化物とのモル濃度の比を意味するものとする。
例えば原料溶液が、珪酸ナトリウムカレットを水酸化ナトリウムに添加したものであって、珪酸ナトリウムカレットが未だ溶解していない状態であるものの場合、この原料溶液におけるSiO2モル濃度とNa2Oモル濃度との比(SiO2/Na2O)は、原料溶液中の珪酸ナトリウムカレットの含有率、珪酸ナトリウムカレットにおけるSiO2およびNa2Oの含有率、ならびに水酸化ナトリウム水溶液におけるナトリウムの濃度から、原料溶液が含む全Siモル濃度および全Naモル濃度を算出し、SiおよびNaの全量がSiO2およびNa2Oの態様で存在しているとして計算される、原料溶液全体におけるSiO2とNa2Oとのモル濃度比を意味するものとする。
前記原料溶液におけるSiO2とアルカリ酸化物とのモル濃度比(SiO2モル濃度/アルカリ酸化物のモル濃度)は3.38以下であることが好ましく、3.35以下であることがより好ましく、3.3以下であることがより好ましく、3.2以下であることがさらに好ましい。このモル濃度比が高すぎると、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得られ難い傾向がある。
また、前記原料溶液を処理する方法は特に限定されず、前記珪酸アルカリ水溶液が得られる方法であれば、例えば従来公知の方法を適用できる。例えば原料溶液を高温下で処理する方法が挙げられる。
前記原料溶液の処理方法として、高温で処理することが好ましく、150℃以上で処理することがより好ましい。また、150℃以上の高温において220分以上(好ましくは240分以上)処理することがより好ましい。前記原料溶液を150℃以上で220分以上(好ましくは240分以上)処理すると、平均分子量が30,000以下である珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液を容易に得ることができる。
工程[1]では、上記のような珪酸アルカリ水溶液にイオン交換法を適用し、前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる陽イオン成分の少なくとも一部を除去する。
イオン交換法は特に限定されず、例えば従来公知の方法を適用することができる。例えば、イオン交換樹脂を用いた方法が挙げられ、中でも、キレート樹脂を用いた方法が好ましい。CuやNiを選択的に効率的に捕捉して分離することができるからである。
キレート樹脂を用いて前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる陽イオン成分の少なくとも一部を除去する場合、事前に前記珪酸アルカリ水溶液のpHを低くする(例えば陽イオン交換樹脂を用いて陽イオンを除去し、酸性珪酸液を得て、その酸性珪酸液のpHを好ましくは1〜4とする)ことが好ましい。すなわち、前記酸性珪酸液のpHを好ましくは1〜4に調整した後、これをキレート樹脂に通液させることが好ましい。
また、前記珪酸アルカリ水溶液にイオン交換法を適用する前および/または後に、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施して、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、並びに粒子状銅および/または銅化合物を低減することが好ましい。前記珪酸アルカリ水溶液には、イオン交換法によっては十分に除去することができない粒子状ニッケル、粒子状銅、ニッケル化合物、銅化合物が含まれる場合があり、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施すことで、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物に加えて粒子状銅および/または銅化合物を除去して、本発明の製造方法によって得られる高純度シリカゾルにおけるCuおよびNi濃度をより低くすることができるからである。
このような工程[1]によって、陽イオン成分の少なくとも一部が除去された(通常、陽イオン成分のほとんどが除去された)精製珪酸液を得ることができる。
例えば固体状の珪酸アルカリ(珪酸ナトリウムカレット等)をアルカリ水溶液中に添加し、平均分子量が30,000以下の珪酸アルカリが得られるように溶解すると、固体状の珪酸アルカリの分子構造中に含まれるCuおよびNi原子をその分子構造中から遊離させることができ、遊離したCuおよびNi原子を珪酸アルカリ水溶液中から分離することで、CuおよびNi濃度が非常に低い高純度シリカゾルを得ることができると、本発明者は推定している。本発明者が鋭意検討したところ、平均分子量が30,000を超える珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液を用いてイオン交換法を適用しても、CuおよびNi濃度の各々が低い高純度シリカゾルは得られないことがわかった。これは平均分子量が30,000を超える場合、何らかの理由で珪酸アルカリの分子構造内からCuおよびNiを遊離させることが困難であるためであると、本発明者は推定している。
<工程[2]>
次に、本発明の製造方法が備える工程[2]について説明する。
工程[2]では、前記精製珪酸液を用いて、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る。
前記精製珪酸液から高純度シリカゾルを得る方法は特に限定されず、例えば従来公知の方法によって得ることができるが、工程[2]は、前記精製珪酸液の一部をシード液、別の一部をフィード液とし、前記シード液をアルカリ性に調整した後、これを前記フィード液と混合して、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程であることが好ましい。また、工程[2]は、前記精製珪酸液の一部をシード液、別の一部をフィード液とし、前記シード液にアルカリを添加してpHを10〜13に調整した後、これを20〜98℃に保持しながら前記フィード液を添加して、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程であることがより好ましい。
ここで、前記シード液のpHは10〜13に調整することが好ましいが、より好ましくは11〜12.5、さらに好ましくは11.5〜12.0に調整する。
また、このようなpHに調整したシード液を20〜98℃に保持することが好ましいが、より好ましくは50〜95℃、さらに好ましくは80〜90℃に保持する。
また、フィード液は、好ましくは1〜30℃、より好ましくは1〜20℃として、シード液に添加する。
このようなpHおよび温度に調整したシード液へ、フィード液を徐々に添加していくと、シード液中でシリカ微粒子が成長し、シリカゾルが得られる。
シード液中へフィード液を添加した後、数時間程度、高温(80〜90℃程度)で保持すると、シリカ微粒子が成長し易い。
また、前記精製珪酸液は、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施して、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、並びに粒子状銅および/または銅化合物が低減されたものであることが好ましい。精製珪酸液には、イオン交換法によっては十分に除去することができない粒子状ニッケル、粒子状銅、ニッケル化合物、銅化合物が含まれる場合があり、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施すことで、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、に加えて粒子状銅および/または銅化合物を除去して、本発明の製造方法によって得られる高純度シリカゾルにおけるCuおよびNi濃度をより低くすることができるからである。
このような工程[2]によって、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得ることができる。
前記精製珪酸液と同様に、得られた高純度シリカゾルに限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施すことも好ましい。
なお、高純度シリカゾルにおけるSiO2濃度(質量%)は、高純度シリカゾルに硫酸を加え、蒸発乾固させた後、強熱して質量を測定し、さらに硫酸とフッ酸を加えた後、蒸発乾固して質量を測定した際の質量の減少分がシリカ(SiO2)であるとして求めるものとする。
また、高純度シリカゾルにおけるCu濃度およびNi濃度は、高純度シリカゾルに硝酸とフッ酸を加えて加熱した後、蒸発乾固し、さらに硝酸と水を加えて加温溶解し、水を加えて一定量に希釈して、グラファイト原子吸光度計を用いて定量して求めた値とする。
このようにしてSiO2濃度、Cu濃度およびNi濃度を求めた後、このSiO2濃度に対するCu濃度またはNi濃度の比として、シリカドライ換算のCu濃度およびNi濃度を求める。
次に、本発明のシリカゾルについて説明する。
本発明のシリカゾルが含むシリカ微粒子の平均粒子径は2〜300nmであり、5〜100nmであることが好ましく、10〜80nmであることがより好ましい。
ここで、シリカ微粒子の平均粒子径はシアーズ法によって測定して得た値を意味するものとする。
シアーズ法とは次に説明する1)〜6)の手順で行われる方法である。
1)SiO2として1.5gに相当する試料をビーカーに採取してから、25℃の恒温反応槽に移し、純水を加えて液量を90mlにする。以下の操作は、25℃に保持した恒温反応槽中にて行う。
2)pH3.6になるように0.1モル/L塩酸水溶液を加える。
3)塩化ナトリウムを30g加え、純水で150mlに希釈し、10分間攪拌する。
4)pH電極をセットし、攪拌しながら0.1モル/L水酸化ナトリウム水溶液を滴下して、pH4.0に調整する。
5)pH4.0に調整した試料を0.1モル/L水酸化ナトリウム水溶液で滴定し、pH8.7〜9.3の範囲での滴定量とpH値を4点以上記録して、0.1モル/L水酸化ナトリウム水溶液の滴定量をX、その時のpH値をYとして、検量線を作る。
6)次の式(3)からSiO21.5g当たりのpH4.0〜9.0までに要する0.1モル/L水酸化ナトリウム水溶液の消費量V(ml)を求め、下記式(4)から比表面積を算定する。また、平均粒子径D1(nm)は、式(5)から求める。
V=(A×f×100×1.5)/(W×C) ・・・(3)
SA1=29.0V−28 ・・・(4)
D1=6000/(ρ×SA1) ・・・(5)(ρ:試料の密度)
但し、上記式(3)における記号の意味は次の通りである。
A:SiO21.5g当たりpH4.0〜9.0までに要する0.1モル/L水酸化ナトリウム溶液の滴定量(ml)
f:0.1モル/L水酸化ナトリウム溶液の力価
C:試料のSiO2濃度(%)
W:試料採取量(g)
また、本発明のシリカゾルは、シリカドライ換算でのNi濃度が100ppb以下であり、50ppb以下であることが好ましく、30ppb以下であることがより好ましく、20ppb以下であることがさらに好ましい。
また、本発明のシリカゾルは、シリカドライ換算でのCu濃度が100ppb以下であり、50ppb以下であることが好ましく、30ppb以下であることがより好ましく、20ppb以下であることがさらに好ましい。
なお、本発明のシリカゾルが含むSiO2濃度、Cu濃度およびNi濃度は、前述の本発明の製造方法によって得られる高純度シリカゾルが含むSiO2濃度、Cu濃度およびNi濃度の場合と同様に測定した値を意味するものとする。
また、本発明のシリカゾルは、炭素を実質的に含有しない。すなわち、本発明のシリカゾルにおける炭素含有率は0.5質量%以下である。この炭素含有率は、0.3質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以下であることがさらに好ましい。
ここで本発明のシリカゾルに含まれる炭素の含有率は、シリカゾルを炭素・硫黄分析装置の高周波炉で燃焼し、燃焼生成物のCO、CO2を赤外吸収方式によって検出して求めるものとする。
本発明のシリカゾルは、上記のような平均粒子径のシリカ微粒子を含み、上記のようなCu濃度およびNi濃度であり、炭素を実質的に含有しない高純度シリカゾルである。
本発明のシリカゾルにおける分散媒は特に限定されないが、水系であることが好ましく、水であることがより好ましい。
また、本発明のシリカゾルにおける固形分濃度も特に限定されないが、5〜60質量%であることが好ましく、10〜50質量%であることがより好ましく、20〜40質量%であることがさらに好ましい。
また、本発明のシリカゾルにおけるpHも特に限定されないが、8〜12であることが好ましく、8.5〜11.5であることがより好ましく、8.7〜10.6であることがさらに好ましい。
本発明のシリカゾルは、このようなpHとするために、NaOH等の従来公知の安定剤を含むことができる。
本発明のシリカゾルの製造方法は特に限定されないが、本発明の製造方法によって製造することができる。
本発明のシリカゾルは、研磨剤として好ましく用いることができる。
本発明のシリカゾルを含む研磨用組成物は、NiおよびCu濃度が従来のものよりも低いので、半導体シリコンウェハ等の電子材料の研磨剤として好ましく利用することができる。
このような研磨用組成物は、研磨促進剤、界面活性剤、複素環化合物、pH調整剤および緩衝剤からなる群から選ばれる少なくとも1つを含むことが好ましい。
<比較例1>
[珪酸ナトリウム水溶液の調整]
第1表の珪酸ナトリウムカレットA 2880gに純水5955.2gと48質量%の水酸化ナトリウム水溶液164.8gとを添加して原料溶液とし、その原料溶液をオートクレーブに導入した。導入後、撹拌を行いながら165℃に昇温した。165℃に昇温したのち210分間温度を保持し、その後50℃以下になるまで冷却し、珪酸ナトリウム水溶液を回収した。
その後、僅かに残存した未溶解の珪酸ナトリウムカレットを分離するために、回収した珪酸ナトリウム水溶液を濾紙(アドバンテック社製5A)を用いて濾過した。そしてこの珪酸ナトリウム水溶液に含まれる成分の濃度を測定したところ、SiO2 24.6質量%、Na2O 8.08質量%であった。また大塚電子社製ELSZE−1000で測定した平均粒子径を基に前記の式によって算出した平均分子量は、36.6×1,000であった。
[精製珪酸液の調製]
上記のようにして得られた珪酸ナトリウム水溶液に純水を添加してSiO2濃度5%の珪酸ナトリウム水溶液18kgを得た。この溶液を、6Lの強酸性陽イオン交換樹脂(SK1BH 三菱化学社製)に空間速度3.0h-1で通液させて、pH2.7の酸性珪酸液18kgを得た。得られた酸性珪酸液のSiO2濃度は4.7質量%であった。
次に酸性珪酸液の全量を6Lのキレートイオン交換樹脂(CR−11 三菱化学社製)に空間速度3.0h-1で通液させ、pH2.7の精製珪酸液を得た。得られた精製珪酸液のSiO2濃度は4.5質量%であった。
[高純度シリカゾルの製造]
上記のようにして得られた精製珪酸液の一部(414.4g)をシード液として、精製珪酸液の別の一部(10.63kg)をフィード液として取り出した。
次に純水725.8gに5質量%の水酸化カリウム水溶液191.1gを添加し、さらにシード液を添加して加熱した。そして83℃となった後、そのまま30分間保持し、当該温度を保持しながら、ここへフィード液を一定速度で11時間かけて添加した。そしてフィード液の全量をシード液に添加した後、83℃で1時間保持し、室温まで冷却した。得られた液を限外濾過膜(旭化成ケミカルズ社製SIP−1013)を用いて、12質量%まで濃縮し、ついでロータリーエバポレーターで30質量%まで濃縮した。
そして得られた高純度シリカゾルの平均粒子径を前述のシアーズ法によって測定したところ、18.2nmであった。また得られたシリカゾルのCu濃度およびNi濃度を上述の方法で測定したところ、シリカドライ換算でのCu濃度が113ppb、Ni濃度が283ppbであった。
<実施例1>
比較例1において、珪酸ナトリウムカレットを溶解する温度を167℃とし、保持時間を360分とした以外は、比較例1と同様の操作を行った。得られた珪酸ナトリウム水溶液の成分の濃度を測定したところ、SiO2濃度24.3質量%で、Na2O濃度8.05質量%で、平均分子量は5.1×1,000であった。
この珪酸ナトリウム水溶液を用いて比較例1と同様にシリカゾルの製造を行った。得られたシリカゾルの平均粒子径は17.5nmで、シリカドライ換算でのCu濃度は70ppb、Ni濃度は23ppbであった。
<実施例2>
比較例1において、珪酸ナトリウム水溶液の調製工程で得られた24.6質量%の珪酸ナトリウム水溶液を再度オートクレーブに導入し、昇温し152℃となった後、170分そのままの温度で保持した。その後50℃以下になるまで冷却して珪酸ナトリウム水溶液を得た。得られた珪酸ナトリウム水溶液の成分の濃度を上記と同じ方法で測定したところ、SiO2濃度24.6質量%で、Na2O濃度8.08質量%で、平均分子量は22.0×1,000であった。
この珪酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、比較例1と同様の操作を行いシリカゾルの製造を行った。得られたシリカゾルの平均粒子径は17.8nmで、シリカドライ換算でのCu濃度は95ppb、Ni濃度は100ppbであった。
<比較例2>
[珪酸ナトリウム水溶液の調製]
第1表の珪酸ナトリウムカレットB 2843gに純水6000.3gと48質量%の水酸化ナトリウム水溶液157.2gとを添加して原料溶液とし、その原料溶液をオートクレーブに導入した。導入後、撹拌を行いながら152℃に昇温した。152℃に昇温したのち30分間温度を保持し、その後50℃以下になるまで冷却し、珪酸ナトリウム水溶液を回収した。
その他の操作は比較例1と同様に実施した。得られた珪酸ナトリウム水溶液のSiO2濃度は24.4質量%で、Na2O濃度は8.08質量%であった。また平均分子量は107.7×1,000であった。
この珪酸ナトリウム水溶液を用いた以外は比較例1と同様にシリカゾルの製造を行った。得られたシリカゾルの平均粒子径は17.8nmで、シリカドライ換算でのCu濃度は150ppb、Ni濃度は390ppbであった。
<実施例3>
比較例2において、珪酸ナトリウム水溶液の調製にて得られたSiO濃度が24.4質量%の珪酸ナトリウム水溶液を再度オートクレーブに導入し、昇温し160℃となった後、210分そのままの温度で保持した。その後50℃以下になるまで冷却して珪酸ナトリウム水溶液を得た。得られた珪酸ナトリウム水溶液のSiO濃度は24.4質量%でNaOは8.08質量%であった。また平均分子量は29.6×1,000であった。
この珪酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、比較例1と同様にシリカゾルの製造を行った。得られたシリカゾルの平均粒子径は17.6nmで、シリカドライ換算でのCu濃度は47ppb、Ni濃度は63ppbであった。
上記の実施例および比較例で用いた珪酸ナトリウムカレットの性状を第1表に、上記の実施例および比較例の測定結果を第2表にそれぞれ示す。
Figure 0006134599
Figure 0006134599

Claims (1)

  1. 工程[1]SiO 2 とアルカリ酸化物とのモル濃度比(SiO 2 /アルカリ酸化物)が3.4以下である原料溶液を150℃以上の高温において220分以上処理して得られた平均分子量が30,000以下である珪酸アルカリを含有する珪酸アルカリ水溶液に、陽イオン交換樹脂を用いたイオン交換法を適用した後、さらにキレート樹脂を用いたイオン交換法を適用し、前記珪酸アルカリ水溶液に含まれる陽イオン成分の少なくとも一部を除去して、精製珪酸液を得る工程と、
    工程[2]前記精製珪酸液の一部をシード液、別の一部をフィード液とし、前記シード液をアルカリ性に調整した後、これを前記フィード液と混合し、シリカドライ換算でのCuおよびNi濃度の各々が100ppb以下の高純度シリカゾルを得る工程と、
    を備え、
    前記工程[1]において前記珪酸アルカリ水溶液に陽イオン交換樹脂を用いたイオン交換法を適用する前もしくは後、または、前記工程[2]において前記精製珪酸液からなる前記シード液と前記フィード液とを混合する前もしくは後に、限外濾過処理、フィルター濾過処理、および遠心分離処理からなる群から選ばれる少なくとも1つの処理を施して、粒子状ニッケルおよび/またはニッケル化合物、並びに粒子状銅および/または銅化合物が低減する処理を行う、高純度シリカゾルの製造方法。
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