JPS6117541A - 液晶化合物 - Google Patents

液晶化合物

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JPS6117541A
JPS6117541A JP59137491A JP13749184A JPS6117541A JP S6117541 A JPS6117541 A JP S6117541A JP 59137491 A JP59137491 A JP 59137491A JP 13749184 A JP13749184 A JP 13749184A JP S6117541 A JPS6117541 A JP S6117541A
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/08Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings
    • C09K19/10Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings
    • C09K19/20Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing carbon and oxygen atoms as chain links, e.g. esters or ethers
    • C09K19/2007Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing carbon and oxygen atoms as chain links, e.g. esters or ethers the chain containing -COO- or -OCO- groups
    • C09K19/2021Compounds containing at least one asymmetric carbon atom

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強誘電性スメクチック液晶の電界への応答を
利用した電気光学素子に有角な新規の液晶化合物に関す
る。
〔従来の技術〕
液晶は、既に種々の電気光学素子として応用され、時計
や電卓等の表示に実用化されてきている。
現在実用化されている液晶表示素子は、ネマティック液
晶やコレステリック液晶の誘電的配列効果を利用したも
のが大部分である。しかし、期待されている画素数の多
い表示素子への応用に当っては、応答性の面や、駆動マ
ージンが取れない事によるコントラスト・視角特性の面
で問題となっている。そのため、各画素毎にスイッチン
グ素子を形成するMOSパネルやTPTパネルが一方に
おいて研究開発がさかんになっている。
こうした中で、01arkら(V、 S、 pat、4
367924)は、かかる液晶素子の欠点を除去する、
スメクチック相を用いた新しい表示原理による液晶素子
を考案した。これについて若干の説明をする。
図1は、スメクチックC*相またはH相の模式図である
。液晶は各分子層1から成っておシ、個個の層の中では
、分子長軸の平均的な方向が、層に垂直な方向と角度曹
。だけ傾いている。MeyerらはLe  Journ
al  de’ Physique  Vow、36(
March、 1975 ppL−69to L−71
)の「強誘電性液晶」というタイトルの論文において、
光学活性な分子から成るスメクチック0*あるいはH相
は、一般に電気双極子密度Pを有し、強誘電的であるこ
とを示している。この双極子密度Tは、分子の傾き方向
舎に垂直で、スメクチックの層面に平行である。彼らの
示したことは、スメクチックH相でも適用可能であるが
、H相では、層に垂直な軸のまわシの回転に対する粘性
がより大きくなる。これらのカイラルスメクチック液晶
における電気双極子の存在は、誘電異方性におけるより
も、電場に対してずつと強い結合力を与える。更に、こ
の結合力は、芋の好ましい方向が電場iとPの方向を反
転させることになる。つまシ、電場を反転させることに
よシ、図2で示したように、分子をコーンに沿った運動
により(このコーンの角2曹。を以下、コーン角という
)、その方向を制御することが出来る。そしてこの分子
の平均的な長軸方向の変化を2枚の偏光板で検出するこ
とにより、電気光学素子として利用し得る。
このスメクチックC*相またはH相の電界への応答を利
用した電気光学素子は、その自発分極と電界との結合力
が、誘電異方性による結合力よりも3〜4オーダー大き
い故に、TN型液晶素子に比して、優れた高速応答性を
有し、かつ適当な配向制御を選択することにより、メモ
リー性をもたすことが可能であり、高速光学シャッター
や表示情報量の多いディスプレイとしての応用が期待さ
れている。
ところで、この強誘電性を有するカイラルスメクチック
液晶材料は、種々合成され研究されてきている。強誘電
性液晶として最初に合成されたのは、DOBAMBOと
呼称されているP−aecyloxy−’benzi1
1dena −P’−amino −2−nrethy
lbuty −Q7unamateであり、この系列の
液晶は、以下の構造式の形で、強誘電性液晶の研究対象
として種種合成されてきている。
1:!nH2n++O◎0H=N◎0H=CH−COO
OH,CHOH。
X          Y (ここで、Xは−Hr−aρ、−ONであり、Yは、−
Cλy −C2HI+であり、*印は不整炭素原子であ
る。) しかし、この系列の液晶は、室温以上の比較的高温側で
カイラルスメクチック相を呈するため、室温では使えな
い事や、シック系であり、水分によシ分解し、安定性が
悪い事などの欠点がある。
この系の発展系として、一般式 で表わされる。一方のベンゼン環に水酸基が導入され、
分子内の水素結合を有するシッフ系のカイラルスメクチ
ック液晶化゛合物が、B、■、 0strOvskii
ら(Ferroellectrics 24 (198
0) 309)やA。
Hallsbyら(Mob、 I:!ryst、 Li
q、 I:!ryst、、 Letter 82(19
82)l)  によって発表され、室温を含む広い温度
範囲で、スメクチックC*相を呈する化合物として注目
されている。又、分子内水素結合を有するため、水分に
よる分解が起りに<<、安定性の面でも、通常のシッフ
系液晶に比べ優れている。しかし、実用的には、0℃以
下でも、結晶化しない事が要求されるので、いまだ、こ
の系で合成されている液晶材料だけでは不十分である。
他に、アゾキシ系の液晶材料がP、 Keller  
ら(Amn、 Phys、 (1978) 119 )
によって発表されているが、温度範囲の面で十分でなく
、又、濃い黄色の化合物であるため実用上問題がある。
こうした中で、TN型液晶材料として広く実用化され、
安定性の面で実績のあるエステル系液晶は注目し得る液
晶材料である。公知の文献では、B、工、 0stro
vslciiらによって、の構造式で表わされる液晶化
合物が、比較的室温に近い温度範囲でカイラルスメクチ
ック液晶を呈する材料として報告されている。又、 G
、 W、 Grayら〔Mo1.0ryat、 L−1
q、 C!ryst、、 37(1976)189、(
1978)57 )にょ夛、高い温度範囲でカイラルス
メクチック液晶相を呈するビフェニルエステル系材料が
報告されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上見てきたように、現状では、実用に供せられる、室
温を含む広い温度節1%”C’カイラルスメクチック相
を呈する液晶材料はいまだ存在せず、又、比較的広い温
度範囲でカイラルスメクチック相を呈する材料でも、安
定性に問題があったりした。
そこで、本発明は、安定性に優れ、かつ、室温を含む広
い温度範囲のカイラルスメクチック液晶組成物を得てい
くに当っての有力な新規液晶化合物を提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、次の一般式で表わされる新
規化合物を合成した。
R*0−A−RまたはR*0OO−A−R(ここで、R
*は不整炭素原子を有するアルキル基であり、Rは直鎖
アルキル基であり、Aは、で表わされる光学活性な液晶
化合物である。
〔作 用〕
これらの液晶化合物は、室温近辺でSC*相を呈する化
合物が多く、これらの液晶化を物をブレンドすることに
よシ、低温領域までSc*相を呈する液晶組成物が得ら
れることが判明した。また、これらの液晶化合物で、側
鎖の短かい化合物は、Sc*相をとらず、コレステリッ
ク相のみを呈するものも多いが、他のSc*相を呈する
液晶化合物とブレンドすることにより、低温までSC*
相を有する液晶組成物を得ることができ、ブレンド材料
として使用できることがわかった。
更に、我々の実験では、一般式 %式% (ここで、R*は不整炭素原子を有するアルキル基であ
シ、Rは直鎖アルキル基であり、Aは、表わされる両側
の側鎖に一〇−または−COO−が入った系では、この
−〇−または−COO−が分子短軸方向(以下、横方向
という)の強いグイポールをもち、それが2つあるため
、分子間の横方向の相互作用が強くな楓スメクチック性
が高く、室温よシ高い温度領域で広い温度範囲でSC*
相を呈するが1、同時に横方向の相互作用が強いため、
コーンに沿った分子運動が起りづらく、応答性が悪いと
いうことが明らかになった。それに比べ、本発明の液晶
化合物のように、片側の側鎖にだけ、横方向のグイポー
ルを有する液晶化合物は、分子間の横方向の相互作用が
弱くなシ、スメクチック性が弱くなる。そのため、こう
した系の液晶化合物は、常温近辺の低い温度領域で、S
C*相を呈するものが多いが、両側の側鎖に一〇−また
は−COO−が入った液晶化合物に比較して、がなシ応
答速度が速いことが明らかになった。
更に、 液晶分子の骨格がビフェニルエステルの6g!
1の液晶化合物は、2]!Jlの液晶化合物に比べ、高
い温度領域でSc*相を呈するため、液晶組成物のSC
*相の上限温度を上げるブレンド材として、使用できる
ことが明らかになった。
以下、実施例を示す。
〔実施例1〕 光学活性な4’−(6−メチルオクチルオキシ)安息香
酸4“−オクチルフェニルエステルまずこの合成法を記
す。
第1段 50−三ツロフラスコに、水酸化ナトリウム2.01 
?、水10 ml、 −1−1ノ一ル20mを入れ、次
に4−n−ヒドロキシ安息香酸五161を加え゛て溶解
させた。この混合物に、市販の活性アミルアルコールよ
シ合成した光学活性な1−プロモー6−メチルオクタン
4.75 Fを加え、加熱還流下、19時間反応した。
反応終了後、エーテル洗浄し、水層を濾過し、酸性にし
た。析出した結晶を濾取し、精製を行ない、4−(6−
メチルオクチルオキシ)安息香酸4.759を得た。
υnujoj! max(cm−92500〜2200    δ TM
S(ppm)11.54.broeAe、IHl 67
5        &08.d J増血2H1605&
94.cl J=9豫、2H1580399、t J=
6進、2H 第二段 光学活性な4−−(6−メチルオクチルオキシ)安息香
酸2.22に塩化チオニル11−を加え、4時間加熱還
流下反応した後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去し、
油状の酸塩化物を得た。
(υf11m1765.1740.””)ax これに、水冷下、4−n−オクチルフェノール1.72
F、乾燥ピッジン10rIItを加え入れ、ゆつくシと
室温にもどしながら一昼夜反応した。反応終了後、沈澱
物を濾別し、エーテル抽出した。エーテル層は、水、2
NHcn、5%NaOHで順次洗浄後、さらに中性にな
るまで水、飽和食塩水で洗浄した。有機層を、乾燥後、
減圧下エーテルを留去し、結晶性の化合物を得た。これ
を繰り返し精製し目的のエステルを五212得た。
1610     3;9B、tJ喝鴎汎題、÷158
0     2.59.t   2H,−’;H2−A
rこの液晶化合物は、以下のような転移温度であった。
(ここで*印は過冷却であることを示す。)この液晶化
合物は、モノトロピックのスメクチック液晶であるが、
室温即ち過冷却状態で長時間Sc*相を呈した。
この液晶化合物を、PVAラビングの一軸配向処理を施
した基板間に挾持し、液晶層厚を6μ惰とし、±10V
の電圧印加で、直交ニコル下で、特性を測定した。測定
温度は60℃であった。
〔実施例2〕 光学活性な、4−n−オクチル安息香酸4′−(6′−
メチルオクチルオキシ)フェニルエステルこの化合物の
合成法を記す。
第一段 25−のフラスコにヒドロキノン0.657f。
光学活性なノーブロム−6−メチルオクタン12゜無水
炭酸カリウム0.6671.NN−ジメチルホルムアミ
ド4ゴを入れ、90℃で9.5時間反応した。反応後不
溶物を濾別し、エーテル抽出した。
エーテル層は、水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥し、減圧
下エーテルを留去した。得られた粗生成物をシリカゲル
クロマトグラフィーで精製し、光学活製な4− (6’
−メチルオクチルオキシ)フェノール0.52fを得た
i1m υmax (w−’)  3350 δODOム TMS(、、、)6.75. s 、   4HAro
naticH5,42,brosA El、 IH−O
H!L87. t J=6Hz、 2H−OH,−0−
第二段 n−オクチル安息香酸2.97tに塩化チオニル15t
rtを加え、4時間還流下反応した。
過剰の塩化チオニルを減圧下留去し、油状の酸塩化物を
得た。
(υf1≧1775.1740.1602の−1)ax 第三段 この酸塩化物に水冷下、第一段のようにして得た4−(
6−メチルオクチルフェノール3ハ乾燥ピリジン10−
を加え入れ、ゆっくりと室温にもどしながら一昼夜反応
した。反応終了後、沈澱物を濾別し、エーテル抽出した
。エーテル層は、水、  2N HOn、 5’%Na
OHで順次洗浄後、中性になるまで水、飽和食塩水で洗
浄した。有機層は、乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得
られた残渣を、繰シ返し精製し、目的のエステル体4.
482を得た。
信”z (z−’) 1742 ’ TMSL) 6.
85−J12m、m’、8)TI、Ar罵tic H1
6153,94,t J=6砒、 2H,−OH,−0
−16002,70,t、、 2H,−OH2−Arこ
の液晶化合物は、以下のような転移温度であった。
この液晶化合物は、モノトロピックのスメクチック液晶
であった。
この液晶化合物を、PVAラビングの一軸配向処理を施
した基板間に挾持し、液晶層厚を3μmとし、±10V
の電圧印加で、直交ニコル下で、特性を測定した。測定
温度は34℃であった。
〔実施例3〕 光学活性な4−(6−メチルオクチルカルボキシ)安息
香酸4/−n−オクチルフェニルエステルまずこの合成
法を記す。
第一段 4−ベンジルオキシ安息香酸4’−n−オクチルフェニ
ルエステルの合成 1’ OOmAIのフラスコに4−ベンジルオキシ安息
香酸B、2t、塩化チオニル50m1を入れ、還流下2
.5時間反応した。過剰の塩化チオニルを減圧下留去し
、粗結晶を得た。これを再結晶し、酸塩化物7.9 #
を得た。
(u”jO11770,160oc、:リ  m、p 
 106〜10a2゜mL! 酸塩化物6tは、乾燥ピリジ735ynl、4− n−
オクチルフェノール5.01 fの混合物に水冷下加え
た。加えた後、ゆっくりと室温にもどし、さらに50℃
で2時間反応した。反応終了後、沈澱物を濾別し、酢酸
エチルで抽出した。有機層は、水、2NH(1,水、5
%N a OH、水、飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥後
、減圧下有機溶媒を留去した。得られた粗生成物をカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、a13#のエステルを
得た。
mp、  119.5〜120.5゜ 、n、u、J、P!−、) 1715 δ溜遍rrl)
6.97−8.24.mr 13H+ Aranati
cH16055,11、S、 2R→−CH,−2、I
Q、 t、  2H1−C迅−に第二段 4−ヒドロキシ安息香酸4′−n−オクチルフェニルエ
ステルの合成 4−ベンジルオキシ安息香酸4′−n−オクチルフェニ
ルエステル7.3L10チpd/CO,73夙酢酸エチ
ル250mlをフラスコに入れた。
この混合物は、油浴45℃で、理論量の水素と反応する
まで攪拌を続けた。反応後触媒を濾別し、有機溶媒を留
去した。得られた粗結晶を再結晶し、4−ヒドロキシ安
息香酸4’−n−オクチルフェニルエステル5.43#
を得た。
m、 p 129.5〜130.8℃ ’mau?m−’)3460 δ!ii、j5躇−)6
.6O−anl、m、 迅AromaHc H3370
2,54、t、2H*  、CH−Ar第三段 光学活性な4−(6−メチルオクチルカルボキシ) 安
息香酸4’ −n−オクチルフェニルエステルの合成 光学活性な6−メチルオクタン酸21に塩化チオニル1
5−を加え入れ、5時間還流下反応した。
反応後過剰の塩化チオニルを減圧下留去し、油状の酸塩
化物を得た。
(() filml 800 + 1480 an −
’ )max  。
これに、冷却下、4−ヒドロキシ安息香酸4′−オクチ
ルフェニルエステル4.23 F 、乾燥ピリジン30
−を加え入れ、ゆっくりと室温にもどしながら一昼夜反
応した。反応後、沈澱物を濾別し、エーテル抽出した。
エーテル層は、水、2NHOλ。
5%Nal:!Hで順次洗浄し、中性になるまで水。
飽和食塩水で洗浄した。ニーデル層は、乾燥後、エーテ
ルを減圧下留去した。得られた残渣を繰り返し精製し、
目的のエステル化合物1゜387を得た。
nujol υmax C1yn−’)  17652.47〜2.
77 、 m、 4H,−am、J!、−1−Arこの
液晶化合物は、以下のような転移温度であった。
不 (ここで*印は過冷却であることを示す、、)この液晶
化合物を、PVAラビングの一軸配向処理を施した基板
間に挟持し、液晶層厚を5μ常とし、±10vの電圧印
加で、直交ニコル“下で、特性を測定した。測定温度は
、34℃であった。
Cone角−40゜ コントラスト(Ton/Toff)−10,5応答速度
−700μ(8) 〔実施例4〕 光学活性な、4−n−へブチルビフェニル−4′−カル
ボン酸、4“−(6“−メチルオクチルオキシ)フェニ
ルエステル 合成法を以下に記す。
第一段 光学活性なベンジルオキシフェニル6−メチルオクチル
エーテルの合成 100−の四つロフラスコに、N&H五742(50%
011含)、NN−ジメチルホルムアミド50−を入れ
た。N、気流下、氷水浴で冷却し、N、N−ジメチルホ
ルムアミド30−に溶かしたヒドロキノンモノベンジル
エーテル15.46Fを20分にわたって滴下した。2
0分後光学活性な1−ブロム−6−メチルオクタン16
tを45分にわたって加えた後、さらに室温で6時間反
応した。反応混合物は、エーテル抽出した。エーテル層
は、水、5%NaQH,’水、飽和食塩水で順次洗浄後
、乾燥し、減圧下有機溶媒を留去し、粗生成物を得た。
これを精製し、24.57tのエーテル化合物を得た。
1505     6.87. B、 4H,Arom
atic Hl 110     4.99 、 S 
、 2H,−0−当−Ar387 、 t J=6Hz
、@−喝−!g!L→−第二段 光学活性な4−(6’−メチルオクチルオキシ)フェノ
ールの合成 光学活性な4−ベンジルオキシフェニル6−メチルオク
チルオキシh2’557f、10%Pd102.55 
t、 xり/−h230m!をフラスコに入れた。これ
を、理論量の水素と反応するまで室温で反応させた。反
応後、触媒を濾別し、有機溶媒を減圧下留去し、粗生成
物を得た。これを精製し、目的のフェノール16. q
 1tヲ得fc。
υmax(crn−’) 3!150 δTMS’?ppm)”’ S、”’ ”。nmtio
H5,42,brou s 、 IH−0H387、t
 :J=6豫、2H−虫一〇−第三段 4−n−へブチルビフェニル−4′−カルボン酸の合成 500−の四つロフラスコに、水酸化ナトリウム4五2
6fエタノール120td、水120−を入れた。次に
室温で 47−n−へブチル−4−シアノビフェニル1
0tを加え入れた。この混合物を、加熱還流下18時間
反応し、反応終了後、氷水に流し込み、濃塩酸を用い酸
性にした。
析出した結晶は、濾取し、乾燥した。この粗結晶を再結
晶し、4−n−ヘプチルビフェニル−4′−カルボン酸
B、92fを得た。
nujo’1 υmax (z−’) 2750〜2000δ爬0−’
2ppm) 7−□4,8.。、8□、えrOmati
(!□2.62.t、2H,−0Ht−Ar 第四段 光学活性な4−n−ヘプチルビフェニル−4′−カルボ
ン酸41/(b“−メチルオクチルオキシ)フェニルエ
ステルの合成 4− n−ヘプチルビフェニル−4′−カルボン酸32
に塩化チオニル30−を加え、45時間加熱、還流下反
応後、過剰の塩化チオニルを減圧下留去し、油状の酸塩
化物を得た。
(υ  、1770,1740,1600crn )a
x この酸塩化物に、水冷下、4−(6−メチルオクチルオ
キシ)フェノール2.39f、乾燥ピリジン20 ml
を入れ、室温にもどした後、さらに油浴45℃で一昼夜
反応した。反応後、沈澱物を濾別し、エーテル抽出した
。有機層は、水、2NHCn。
5%NaOHで順次洗浄後、さらに水、飽和食塩水で中
性になるまで洗浄、乾燥し、エーテルを減圧下留去した
。得られた粗生成物を繰シ返し精製し、4.07fのエ
ステル体を得た。
’ mar″C−1yB−’ ) 1755δ斜へpp
n)  6.81〜a3o、m、12ヨ、よ。=11o
ヨ!1.92. t ’J=6砒p 2L  CH20
−2,64,t 、 2I(、−3−Arこの液晶化合
物は、以下のような転移温度であった。
この液晶化合物・(、−L O−4とする)は、室温よ
シかなシ高い温度領域でSc*相をとるため、液晶組成
物のSc*相の上限温度を上げるだめのブレンド材とし
て使用できる。
更に、応答速度への影響を見るために、この液晶化合物
1に対し、構造式 で表わされるM B ’RA 8を1及び30割合でブ
レンドした液晶組成物をつくり、応答の温度依存性のデ
ータをとった、比較の意味で、MBRA8単体のデータ
も記載した。第5図に示す。
これらのデータは、PVAラビングの一軸配向処理を施
した基板間に、液晶層厚が3μ慴になるように挾持し、
±10Vの電圧を印加し、直交ニコル丁で採取した。
第3図が示すように、この液晶化合物は、MBRA8と
混合しても、応答速度を悪くすることは、はとんどない
ことが判明した。
〔実施例5〕 実施例1の液晶化合物(LC−1とする)と、実施例2
の液晶化合物(LO−2とする)をブレンドした時の相
図を第4図に示す。
第4図において、L Ci −1、L C−2ともに、
昇温過程の相変化を採用したため、Be”相を有しない
形になっている。
第4図より明らかなように、LC!=1とLCQをブレ
ンドすることによシ、室温近くで、Sc*相を呈する液
晶組成物が得られることが明らかになった。
〔実施例6〕 実施例1の液晶組成物(LC!=1)と実施例6の液晶
組成物(LO−sとする)をブレンドした場合の相図を
第5図に示す。
第5図よシ明らかなように、LC−1とLO−3をブレ
ンドすることによシ、室温近辺でSc*相を呈する液晶
組成物が得られることが明らかになった。
〔実施例7〕 実施例1の液晶化合物(LO−1)とMBRA8とをブ
レンドした時の相図を第6図に示す。
相を呈する液晶組成物が得られることが鞠らかになった
〔実施例8〕 実施例3の液晶化合物(LC!−5)とM’B RA8
とをブレンドした場合の相図を第7図に示す。
第7図から明らかなように、L ’3 3とMBRA8
をブレンドすることによシ、室温近辺でSC*相を有す
る液晶組成物が得られた。
以上、実施例で見てきたように、本発明による新規の液
晶化合物は、応答性が良好であり、室温近辺の液晶組成
物を得るブレンド材または、Sc*相の上限温度を上げ
るブレンド材として有効であシ、室温を含む広い温度範
囲の実用的なSc*液晶組成物を得ていく上で、画期的
な材料である。強誘電性液晶ディスプレイの実用化に大
きく寄与す−るものである。
【図面の簡単な説明】
、第1図はスメクチックC*′相またはH相の模式図で
あシ、第2図はカイラルスメクチック相の液晶分子の電
界によるコーンに沿った運動を示す模式図であり、第3
図は応答速度の温度依存性を示すグラフであシ、第4図
から第7図は、2種類の液晶をブレンドした時の相図で
ある。 第1図 第2図 a      ミ         ;賓沖!R剣 一33只− 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 R^*O−A−RまたはR^*COO−A−R(上式中
    、R^*は不整炭素原子を有するアルキル基であり、R
    は直鎖アルキル基であり、Aは、▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、ま
    たは▲数式、化学式、表等があります▼である) で表わされる光学活性な液晶化合物。
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