JPS6116795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116795Y2 JPS6116795Y2 JP1979155723U JP15572379U JPS6116795Y2 JP S6116795 Y2 JPS6116795 Y2 JP S6116795Y2 JP 1979155723 U JP1979155723 U JP 1979155723U JP 15572379 U JP15572379 U JP 15572379U JP S6116795 Y2 JPS6116795 Y2 JP S6116795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- transistor
- terminal
- circuit
- transistors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガバナ付モータの回転方向、速度、ト
ルク等を必要に応じて制御できるモータ制御回路
に関する。
ルク等を必要に応じて制御できるモータ制御回路
に関する。
従来カセツトテープレコーダ等において、定速
回転のプレー、高速回転の早送り、高速逆転の巻
戻し等種々の状態に応じてモータを制御する場
合、プレー時の定速回転はワウ、フラツター等を
小さくし、再生音を良好にするため定速度を厳重
に維持しなければならないが、安価で効果的なモ
ータ駆動回路がなかつた。
回転のプレー、高速回転の早送り、高速逆転の巻
戻し等種々の状態に応じてモータを制御する場
合、プレー時の定速回転はワウ、フラツター等を
小さくし、再生音を良好にするため定速度を厳重
に維持しなければならないが、安価で効果的なモ
ータ駆動回路がなかつた。
例えば第１図に示すような回路では、トランジ
スタQ1，Q2を互にクロスオーバ結合し、トラン
ジスタQ1，Q2の負荷側にトランジスタQ3，Q4を
接続した双安定マルチバイブレータ（以下単に
FFと略記する）の二つの出力用の端子Ａ，Ｂの
間に直流モータＭの端子ａ，ｂを接続し、かつ一
方のトランジスタQ3に並列に抵抗Ｒとトランジ
スタQ5からなる直列回路が接続され、トランジ
スタQ3のベースには制御端子１、トランジスタ
Q5のベースには制御端子２、トランジスタQ4の
ベースには制御端子３がそれぞれ接続されてい
る。
スタQ1，Q2を互にクロスオーバ結合し、トラン
ジスタQ1，Q2の負荷側にトランジスタQ3，Q4を
接続した双安定マルチバイブレータ（以下単に
FFと略記する）の二つの出力用の端子Ａ，Ｂの
間に直流モータＭの端子ａ，ｂを接続し、かつ一
方のトランジスタQ3に並列に抵抗Ｒとトランジ
スタQ5からなる直列回路が接続され、トランジ
スタQ3のベースには制御端子１、トランジスタ
Q5のベースには制御端子２、トランジスタQ4の
ベースには制御端子３がそれぞれ接続されてい
る。
このように構成された回路では、例えばテープ
レコーダに適用する場合、制御端子１を早送り、
制御端子２をプレー、制御端子３を巻戻し用とし
て用いると、早送りのときは制御端子１に正の電
圧を加えることにより電源正極＋Ｂ−トランジス
タQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ−端子ｂ−端
子Ｂ−トランジスタQ5−電源負極Ｅの経路で電
流が流れ全速の早い速度でモータＭは例えば矢印
方向に回転する。次にプレーにするには制御端子
２のみに正電圧を加えることにより電源正極＋Ｂ
−トランジスタQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ
−端子ｂ−端子Ｂ−抵抗Ｒ−トランジスタQ5−
電源負極Ｅの経路で電流が流れ、モータＭは矢印
方向にプレーの速度で回転する。この場合プレー
速度になるのは抵抗ＲによつてモータＭに流れる
電流が制限されるからである。次に巻戻しにする
には制御端子３のみに正電圧を加えればよく、電
源正極＋Ｂ−トランジスタQ1−端子Ｂ−端子ｂ
−モータＭ−端子ａ−端子Ａ−トランジスタQ4
−電源負極Ｅの経路で電流が流れ、モータＭは矢
印と逆方向に全速の早い速度で回転し巻戻しが行
われる。
レコーダに適用する場合、制御端子１を早送り、
制御端子２をプレー、制御端子３を巻戻し用とし
て用いると、早送りのときは制御端子１に正の電
圧を加えることにより電源正極＋Ｂ−トランジス
タQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ−端子ｂ−端
子Ｂ−トランジスタQ5−電源負極Ｅの経路で電
流が流れ全速の早い速度でモータＭは例えば矢印
方向に回転する。次にプレーにするには制御端子
２のみに正電圧を加えることにより電源正極＋Ｂ
−トランジスタQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ
−端子ｂ−端子Ｂ−抵抗Ｒ−トランジスタQ5−
電源負極Ｅの経路で電流が流れ、モータＭは矢印
方向にプレーの速度で回転する。この場合プレー
速度になるのは抵抗ＲによつてモータＭに流れる
電流が制限されるからである。次に巻戻しにする
には制御端子３のみに正電圧を加えればよく、電
源正極＋Ｂ−トランジスタQ1−端子Ｂ−端子ｂ
−モータＭ−端子ａ−端子Ａ−トランジスタQ4
−電源負極Ｅの経路で電流が流れ、モータＭは矢
印と逆方向に全速の早い速度で回転し巻戻しが行
われる。
このような従来のモータ制御回路では早巻き、
巻戻し回転では問題はないが、プレーの場合の速
度は抵抗による電流制限で調節しているため、電
源の精密な定電圧化と、抵抗Ｒの温度係数を小さ
くしなければプレーとしての正確な定速が得られ
ず、また抵抗による速度制限を行つているから負
荷の変動による速度の変動を防止することが出来
ない。またモータＭにガバナ付を使用してもガバ
ナによる定速性のため速度変換を行うことができ
ない等の欠点があつた。
巻戻し回転では問題はないが、プレーの場合の速
度は抵抗による電流制限で調節しているため、電
源の精密な定電圧化と、抵抗Ｒの温度係数を小さ
くしなければプレーとしての正確な定速が得られ
ず、また抵抗による速度制限を行つているから負
荷の変動による速度の変動を防止することが出来
ない。またモータＭにガバナ付を使用してもガバ
ナによる定速性のため速度変換を行うことができ
ない等の欠点があつた。
本考案はこのような欠点を除去するためになさ
れたもので、モータを定速回転するときはガバナ
回路を動作させ、他の速度あるいは逆転等で回転
させるときはガバナ回路を無関係とするように構
成することにより、テープレコーダ等モータ速度
の種類の多い装置に効果的な速度の設定が簡単か
つ２スピード対応可能で高精度なモータ制御回路
を提供することを目的としている。
れたもので、モータを定速回転するときはガバナ
回路を動作させ、他の速度あるいは逆転等で回転
させるときはガバナ回路を無関係とするように構
成することにより、テープレコーダ等モータ速度
の種類の多い装置に効果的な速度の設定が簡単か
つ２スピード対応可能で高精度なモータ制御回路
を提供することを目的としている。
以下本考案を一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第２図において、一対のトランジスタQ1，Q2
を互にクロスオーバ結合し、トランジスタQ1の
負荷側に第１のトランジスタQ6を、トランジス
タQ2の負荷側に第２のトランジスタQ7をそれぞ
れ電源に対して直列接続してFF回路を構成した
ことは第１図の場合と同様であるが、本考案の実
施例ではモータＭに直列にガバナ回路Ｇを接続
し、モータＭの一方の端子ａを上記FF回路の出
力用の端子Ａに接続し、モータＭの他方の端子ｂ
と接続されていない方のガバナ回路Ｇの端子Ｃは
上記FF回路の出力用の端子Ｂに接続されてい
る。トランジスタQ6に並列にダイオードＤと第
３のトランジスタQ8の直列回路が接続されてい
る。この場合ダイオードＤはトランジスタQ1，
Q8の導通に対して順方向に接続されている。モ
ータＭの他方の端子ｂはガバナ回路Ｇに接続され
るとともに、ダイオードＤとトランジスタQ8の
接続点ｄに接続されている。またトランジスタ
Q8のベースは制御端子１に、トランジスタQ6の
ベースは制御端子２に、トランジスタQ7のベー
スは制御端子３にそれぞれ接続されている。上記
においてガバナ回路Ｇに電流が通電されたとき定
速回転機能が生じ、通電されないときあるいはそ
の両端子である端子ｂ，ｃ間に短絡されていると
きは定速回転機能は解除されるようになつてい
る。
を互にクロスオーバ結合し、トランジスタQ1の
負荷側に第１のトランジスタQ6を、トランジス
タQ2の負荷側に第２のトランジスタQ7をそれぞ
れ電源に対して直列接続してFF回路を構成した
ことは第１図の場合と同様であるが、本考案の実
施例ではモータＭに直列にガバナ回路Ｇを接続
し、モータＭの一方の端子ａを上記FF回路の出
力用の端子Ａに接続し、モータＭの他方の端子ｂ
と接続されていない方のガバナ回路Ｇの端子Ｃは
上記FF回路の出力用の端子Ｂに接続されてい
る。トランジスタQ6に並列にダイオードＤと第
３のトランジスタQ8の直列回路が接続されてい
る。この場合ダイオードＤはトランジスタQ1，
Q8の導通に対して順方向に接続されている。モ
ータＭの他方の端子ｂはガバナ回路Ｇに接続され
るとともに、ダイオードＤとトランジスタQ8の
接続点ｄに接続されている。またトランジスタ
Q8のベースは制御端子１に、トランジスタQ6の
ベースは制御端子２に、トランジスタQ7のベー
スは制御端子３にそれぞれ接続されている。上記
においてガバナ回路Ｇに電流が通電されたとき定
速回転機能が生じ、通電されないときあるいはそ
の両端子である端子ｂ，ｃ間に短絡されていると
きは定速回転機能は解除されるようになつてい
る。
このように構成された回路の動作をカセツトテ
ープレコーダに適用した場合について説明する。
ープレコーダに適用した場合について説明する。
今制御端子１に正電圧を加えたときテープレコ
ーダ（図示せず）は早送り状態、制御端子３に正
電圧を加えたとき巻戻し状態、制御端子２に正電
圧を加えたときプレー状態にそれぞれなるものと
する。また制御端子１，２，３は同時に二つの制
御端子に正電圧が加わらないようになつている。
ーダ（図示せず）は早送り状態、制御端子３に正
電圧を加えたとき巻戻し状態、制御端子２に正電
圧を加えたときプレー状態にそれぞれなるものと
する。また制御端子１，２，３は同時に二つの制
御端子に正電圧が加わらないようになつている。
そこで制御端子１に正電圧を加えるとトランジ
スタQ8が導通状態となり電源正極＋Ｂ−トラン
ジスタQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ−端子ｂ
−トランジスタQ8−電源負極Ｅの経路に電流が
流れモータＭは矢印の方向に全速の早い速度で回
転し早送り状態となる。この場合トランジスタ
Q6が非導通状態であることからガバナ回路Ｇに
は電流が流れずモータは定速制限されない。次に
制御端子３に正電圧を加えると、電源正極＋Ｂ−
トランジスタQ1−ダイオードＤ−端子ｂ−モー
タＭ−端子ａ−トランジスタQ7−電源負極Ｅの
経路に電流が流れ、モータＭは矢印と逆方向に全
速の早い速度で逆転し、テープレコーダを巻戻し
の状態とする。この場合もガバナ回路Ｇはトラン
ジスタQ6が非導通であるため電流が流れずガバ
ナ機能は生じない。次に制御端子２に正電圧を加
えると、トランジスタQ6が導通状態となり、電
源正極＋Ｂ−トランジスタQ2−端子Ａ−端子ａ
−モータＭ−ガバナ回路Ｇ−端子Ｃ−端子Ｂ−ト
ランジスタQ6−電源負極Ｅの経路で電流が流
れ、モータＭは矢印方向に回転し、かつガバナ回
路Ｇに動作により定速回転し、テープレコーダを
プレー状態とする。この場合ガバナ回路Ｇの機能
により正確かつ負荷レギユレーシヨンの良好なト
ルク特性を得ることができる。なお上記において
トランジスタQ1とトランジスタQ2は双安定マル
チバイブレータの性質から同時に導通することは
なく不都合は生じない。
スタQ8が導通状態となり電源正極＋Ｂ−トラン
ジスタQ2−端子Ａ−端子ａ−モータＭ−端子ｂ
−トランジスタQ8−電源負極Ｅの経路に電流が
流れモータＭは矢印の方向に全速の早い速度で回
転し早送り状態となる。この場合トランジスタ
Q6が非導通状態であることからガバナ回路Ｇに
は電流が流れずモータは定速制限されない。次に
制御端子３に正電圧を加えると、電源正極＋Ｂ−
トランジスタQ1−ダイオードＤ−端子ｂ−モー
タＭ−端子ａ−トランジスタQ7−電源負極Ｅの
経路に電流が流れ、モータＭは矢印と逆方向に全
速の早い速度で逆転し、テープレコーダを巻戻し
の状態とする。この場合もガバナ回路Ｇはトラン
ジスタQ6が非導通であるため電流が流れずガバ
ナ機能は生じない。次に制御端子２に正電圧を加
えると、トランジスタQ6が導通状態となり、電
源正極＋Ｂ−トランジスタQ2−端子Ａ−端子ａ
−モータＭ−ガバナ回路Ｇ−端子Ｃ−端子Ｂ−ト
ランジスタQ6−電源負極Ｅの経路で電流が流
れ、モータＭは矢印方向に回転し、かつガバナ回
路Ｇに動作により定速回転し、テープレコーダを
プレー状態とする。この場合ガバナ回路Ｇの機能
により正確かつ負荷レギユレーシヨンの良好なト
ルク特性を得ることができる。なお上記において
トランジスタQ1とトランジスタQ2は双安定マル
チバイブレータの性質から同時に導通することは
なく不都合は生じない。
以上のように本考案によれば、定速運転を行う
場合はガバナ回路が動作し、他の速度で回転させ
る場合はガバナ回路が動作しないように構成した
モータ制御回路であるから、定速運転の場合は正
確な速度で回転し、しかも負荷レギユレーシヨン
が良く負荷変動による速度変動が少なく、温度に
よる影響も少ない。また速度の設定が容易であ
り、２スピードの対応も可能である。しかもこれ
らの利点を簡単な構成で実施できるから、カセツ
トテープレコーダに適用して好適である。
場合はガバナ回路が動作し、他の速度で回転させ
る場合はガバナ回路が動作しないように構成した
モータ制御回路であるから、定速運転の場合は正
確な速度で回転し、しかも負荷レギユレーシヨン
が良く負荷変動による速度変動が少なく、温度に
よる影響も少ない。また速度の設定が容易であ
り、２スピードの対応も可能である。しかもこれ
らの利点を簡単な構成で実施できるから、カセツ
トテープレコーダに適用して好適である。
第１図は従来の回路図、第２図は本考案による
一実施例の回路図である。 １，２，３……制御端子、Ａ，Ｂ……出力用の
端子、Ｄ……ダイオード、Ｇ……ガバナ回路、Ｍ
……モータ、Q1，Q2……一対のトランジスタ、
Q6……第１のトランジスタ、Q7……第２のトラ
ンジスタ、Q8……第３のトランジスタ。
一実施例の回路図である。 １，２，３……制御端子、Ａ，Ｂ……出力用の
端子、Ｄ……ダイオード、Ｇ……ガバナ回路、Ｍ
……モータ、Q1，Q2……一対のトランジスタ、
Q6……第１のトランジスタ、Q7……第２のトラ
ンジスタ、Q8……第３のトランジスタ。
Claims (1)
- 互いにクロスオーバ結合された一対のトランジ
スタおよび該一対のトランジスタの夫々の負荷側
に別々に接続された第１、第２トランジスタによ
つて構成された双安定マルチバイブレータと、前
記一対のトランジスタの負荷側間に接続された直
流モータとガバナ回路との直列回路と、前記第
１、第２トランジスタの少なくとも一方に接続さ
れたダイオードと第３のトランジスタとの直列回
路とにより構成すると共に前記ダイオードと第３
のトランジスタとの接続点に前記モータとガバナ
回路との接続点を接続し、かつ、前記第１のトラ
ンジスタには前記モータを正方向に定速回転させ
るための信号を、第２と第３のトランジスタには
前記モータを正、逆方向に高速回転させるための
信号を印加したことを特徴とするモータ制御回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979155723U JPS6116795Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979155723U JPS6116795Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673186U JPS5673186U (ja) | 1981-06-16 |
| JPS6116795Y2 true JPS6116795Y2 (ja) | 1986-05-23 |
Family
ID=29385988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979155723U Expired JPS6116795Y2 (ja) | 1979-11-12 | 1979-11-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116795Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-12 JP JP1979155723U patent/JPS6116795Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673186U (ja) | 1981-06-16 |
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