JPS6110477Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110477Y2 JPS6110477Y2 JP1979085760U JP8576079U JPS6110477Y2 JP S6110477 Y2 JPS6110477 Y2 JP S6110477Y2 JP 1979085760 U JP1979085760 U JP 1979085760U JP 8576079 U JP8576079 U JP 8576079U JP S6110477 Y2 JPS6110477 Y2 JP S6110477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- transistor
- load
- emitter
- collector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は負荷の変動にかかわりなく、トルクを
一定にすることができるようにしたモータ回路に
関する。
一定にすることができるようにしたモータ回路に
関する。
一般にモータの出力トルクを制限する場合、第
１図に示すようにモータ１にツエーナダイオード
２にてコレクタ電流が一定になるようにされたト
ランジスタ３を接続すれば、モータ１のトルクＴ
は Ｔ＝KI Ｋ……定数 Ｉ……負荷電流 で、これより明らかな如くトルクＴは回転数に
関係なく、モータ１のトルクを制限することが出
来るが、モータ１の負荷が小さい場合は第３図に
示す如く、回転数はトルクＴに逆比列して増加す
るため、軽負荷時の回転数が非常に高くなるおそ
れがある。
１図に示すようにモータ１にツエーナダイオード
２にてコレクタ電流が一定になるようにされたト
ランジスタ３を接続すれば、モータ１のトルクＴ
は Ｔ＝KI Ｋ……定数 Ｉ……負荷電流 で、これより明らかな如くトルクＴは回転数に
関係なく、モータ１のトルクを制限することが出
来るが、モータ１の負荷が小さい場合は第３図に
示す如く、回転数はトルクＴに逆比列して増加す
るため、軽負荷時の回転数が非常に高くなるおそ
れがある。
本考案は斯る点を考慮してモータのトルクを制
限する回路を設け、回転数が異常に高くなるのを
防止したモータ回路に関する。以下図面に従つて
説明すると、４は例えばテープレコーダのテープ
リール軸の駆動に用いられるモータ、５は前記モ
ータ４にコレクターエミツタが直列接続された第
１トランジスタで、ツエーナダイオード６にてコ
レクタ電流が定電流化され、ベースに接続された
可変抵抗７にて前記定電流化されたコレクタ電流
の大きさが決められる。８は前記モータ４の両端
にエミツターコレクタが接続された第２トランジ
スタで、エミツタ抵抗９及びベース抵抗１０を有
する。
限する回路を設け、回転数が異常に高くなるのを
防止したモータ回路に関する。以下図面に従つて
説明すると、４は例えばテープレコーダのテープ
リール軸の駆動に用いられるモータ、５は前記モ
ータ４にコレクターエミツタが直列接続された第
１トランジスタで、ツエーナダイオード６にてコ
レクタ電流が定電流化され、ベースに接続された
可変抵抗７にて前記定電流化されたコレクタ電流
の大きさが決められる。８は前記モータ４の両端
にエミツターコレクタが接続された第２トランジ
スタで、エミツタ抵抗９及びベース抵抗１０を有
する。
次に本考案の動作を説明する。今モータ４の端
子電圧（Eo）は第２トランジスタ８がないとす
ると、 Eo＝ＥN＋RaI Ｉ……コレクタ電流 ＥN……電機子電圧 Ra……電機子抵抗 となる。電機子電圧（ＥN）は回転数に比例す
るため端子電圧（Eo）と回転数（Ｎ）の関係は
第４図のようになる。これから分るように軽負荷
時にはモータ４の回転数が上り端子電圧も上る
が、重負荷時にモータ４の回転数が下り端子電圧
も下る。しかし本考案ではモータ４の端子電圧
（Eo）が第２トランジスタ８のベース・エミツタ
間に加えられ、端子電圧（Eo）の大きさに応じ
てエミツタ−コレクタ間のインピーダンスを増減
する。即ち負荷が小さく回転数が上りモータ４の
端子電圧（Ec）が大きくなると、第２トランジ
スタ８のコレクターエミツタ間インピーダンスは
低下されるので、第１トランジスタ５で定電流に
された電流はモータ４と第２トランジスタ８にて
分流される。従つて軽負荷時にモータ４の回転数
が高くなるのを防止できる。尚最大トルクは可変
抵抗７の抵抗値を選択することによつて自由に設
定できる。
子電圧（Eo）は第２トランジスタ８がないとす
ると、 Eo＝ＥN＋RaI Ｉ……コレクタ電流 ＥN……電機子電圧 Ra……電機子抵抗 となる。電機子電圧（ＥN）は回転数に比例す
るため端子電圧（Eo）と回転数（Ｎ）の関係は
第４図のようになる。これから分るように軽負荷
時にはモータ４の回転数が上り端子電圧も上る
が、重負荷時にモータ４の回転数が下り端子電圧
も下る。しかし本考案ではモータ４の端子電圧
（Eo）が第２トランジスタ８のベース・エミツタ
間に加えられ、端子電圧（Eo）の大きさに応じ
てエミツタ−コレクタ間のインピーダンスを増減
する。即ち負荷が小さく回転数が上りモータ４の
端子電圧（Ec）が大きくなると、第２トランジ
スタ８のコレクターエミツタ間インピーダンスは
低下されるので、第１トランジスタ５で定電流に
された電流はモータ４と第２トランジスタ８にて
分流される。従つて軽負荷時にモータ４の回転数
が高くなるのを防止できる。尚最大トルクは可変
抵抗７の抵抗値を選択することによつて自由に設
定できる。
本考案のモータ回路は上述した如く、モータに
直列に定電流回路を接続するとともに、前記モー
タの両端に該モータの両端電圧によつてインピー
ダンスが変化されるトランジスタを接続したの
で、モータの出力トルクを一定値以下にできる。
従つてテープレコーダのリール軸等負荷が変動し
たり、あるいは巻戻し又は早送り時テープエンド
で過激な負荷が加わるものの駆動用のモータとし
て好適である。
直列に定電流回路を接続するとともに、前記モー
タの両端に該モータの両端電圧によつてインピー
ダンスが変化されるトランジスタを接続したの
で、モータの出力トルクを一定値以下にできる。
従つてテープレコーダのリール軸等負荷が変動し
たり、あるいは巻戻し又は早送り時テープエンド
で過激な負荷が加わるものの駆動用のモータとし
て好適である。
第１図は従来のモータ回路図、第２図は本考案
のモータ回路図、第３図、第４図は本考案のモー
タ回路の各種特性図である。 ４……モータ、５……第１トランジスタ、８…
…第２トランジスタ。
のモータ回路図、第３図、第４図は本考案のモー
タ回路の各種特性図である。 ４……モータ、５……第１トランジスタ、８…
…第２トランジスタ。
Claims (1)
- 定電流回路に直列接続されたモータと、該モー
タの両端にエミツターコレクタが接続され前記モ
ータの両端電圧の変化に応じてエミツターコレク
タ間のインピーダンスが増減されるトランジスタ
とよりなるモータ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979085760U JPS6110477Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979085760U JPS6110477Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS564394U JPS564394U (ja) | 1981-01-16 |
| JPS6110477Y2 true JPS6110477Y2 (ja) | 1986-04-03 |
Family
ID=29318952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979085760U Expired JPS6110477Y2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6110477Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61118487U (ja) * | 1985-01-10 | 1986-07-26 |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP1979085760U patent/JPS6110477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS564394U (ja) | 1981-01-16 |
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