JPS6338434Y2 - - Google Patents

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JPS6338434Y2
JPS6338434Y2 JP1982150745U JP15074582U JPS6338434Y2 JP S6338434 Y2 JPS6338434 Y2 JP S6338434Y2 JP 1982150745 U JP1982150745 U JP 1982150745U JP 15074582 U JP15074582 U JP 15074582U JP S6338434 Y2 JPS6338434 Y2 JP S6338434Y2
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JP
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circuit
voltage
output
wave signal
motor
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JP1982150745U
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JPS5956659U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は複数のテープスピードに切換え可能な
VTR等の磁気記録再生装置に適用し得るキヤプ
スタンサーボ回路に係る。
背景技術とその問題点 従来でのこの種磁気記録再生装置では、その起
動時、すべてのテープスピードに対し、同一の加
速電圧をキヤプスタンモータに印加している為
に、仮りに或るテープスピードに対して最適の立
上り特性を与えるとすると、他のテープスピード
に対しては加速電圧が高過ぎたり又は低過ぎたり
して最適の特性からはかなり外れることになる。
従つて、実際の装置では、各テープスピードでの
最適な立上り特性を考慮して、実用的な範囲で妥
協していた。
考案の目的 本考案の目的は、複数のスピードに切換え可能
なキヤプスタンサーボ回路において、すべてのス
ピードに対して最適の立上り特性を与えることに
ある。
考案の概要 本考案は、複数のスピードに切換え可能なキヤ
プスタンサーボ回路において、キヤプスタンモー
タの回転エラー信号と鋸歯状波信号とを比較し、
上記回転エラー信号に応じたデユーテイ比を有す
る第1の矩形波信号を出力する第1の比較器14
と、上記キヤプスタンの複数の回転速度の切換え
に応じた大きさの基準電圧を発生する回路30
と、上記基準電圧と上記鋸歯状波信号とを比較
し、上記複数の回転速度の切換えに応じたデユー
テイ比を有する第2の矩形波信号を有する第2の
比較器15と、上記第1及び第2の矩形波信号が
供給される論理和回路16と、上記論理和回路の
出力によりスイツチングされるトランジスタQ1
と、上記トランジスタの出力を平滑して上記キヤ
プスタンモータに供給する平滑回路19,20と
を設けたことにより、起動時にキヤプスタンモー
タに印加される加速電圧を各スピードに応じて切
換えるようにしている。
実施例 本考案の前述および他の目的、特徴および構成
は、その好ましき1実施例を示している図面を参
照しての以下の詳細な記載から一層明瞭に理解さ
れよう。
さて本考案によるキヤプスタンサーボ回路の好
ましき実施例を詳細に示している第1図を参照す
るに、IC構成されたPWM(パルス巾変調)回路
10は市販品として入手できるものであつて、16
個の端子1〜16を持つており、当業者において
は周知の回路なので、こゝでの説明は本考案にお
いて達成しようとしている動作が解る範囲内で記
述する。
サーボのエラー信号は入力端子11から加えら
れるものとする。入力ライン1上にある抵抗r1
よびPWM回路10の端子2−3間に接続されて
いる抵抗r2は演算増幅器12の利得を決定する。
また抵抗r1とr2との接合点に接続されている端子
2は制御入力端子である。鋸歯状波信号発振器1
3からのきよ歯状波出力は、第1および第2の比
較器14および15の一方の入力にそれぞれ接続
されている。第1の比較器14の他の入力には演
算増幅器12の出力が与えられているので、比較
器14では鋸歯状波信号のスライスレベルがサー
ボのエラー信号でもつて調整され、その出力はキ
ヤプスタンモータMの回転エラーに応じたデユー
テイ比を有する第1の矩形波信号となる。この第
1の矩形波信号はNORゲート16を経てトラン
ジスタQ1のベースへ供給されている。又、PWM
回路10での端子4は死時間制御(dead time
control)端子であつて電圧選択回路30に通じ
ている。後で詳細に記述されるが、この制御端子
4には、2つの異なるテープスピードモードβ
およびβに対応して選択された電圧が加えられ
ることによつて、このPWM回路10の出力デユ
ーテイ比が制限される。従つて、第2の比較器1
5では、発振器13からの鋸歯状波信号のスライ
スレベルが2つのテープスピードモードβおよ
びβのうちのいづれか一方に対応した電圧に従
つて調整され、この比較器15の出力はテープス
ピード、即ちキヤプスタンモータMの設定された
回転速度に応じたデユーテイ比を有する第2の矩
形波信号となる。この第2の矩形波信号はNOR
ゲート16を経てトランジスタQ1のベースに印
加される。PWM回路10の端子8はトランジス
タQ1のコレクタに通じていてPWM出力端子とな
つている。即ち、この端子8には、サーボのエラ
ー信号およびテープスピードモードβ又はβ
に応じて選択された電圧に従つてデユーテイ比の
制御された矩形波信号が出力されることになる。
なお、PWM回路10には基準電圧発生器17が
含まれており、端子12には+Vcc電源が接続さ
れている。
PWM回路10の出力はライン2を経てトラン
ジスタQ2のベースに入力されている。トランジ
スタQ2とQ3とはダーリングトン構成のパルス増
幅器を構成し、両コレクタの接合点18における
増幅された方形波出力は、チヨークコイル19と
コンデンサ20とからなる平滑回路で平滑されて
キヤプスタンモータMに供給される。モータMに
並列に挿入されている分圧抵抗器r3およびr4の接
合点からPWM回路10の端子16へと通じてい
るフイードバツク・ライン3はその系自体の安定
化のために使用されている。
第2図は第1図での電圧選択回路30の1実施
例であつて出力端子21は第1図でのPWM回路
10の端子4に接続される。端子21は抵抗R1
R2およびR3の接合点22に接続されており、抵
抗R1の他端は+Vcc電源に、抵抗R2の他端はト
ランジスタQ3のコレクタに、そして抵抗R3の他
端はトランジスタQ4のコレクタにそれぞれ接続
されている。トランジスタQ3およびQ4はスイツ
チング素子として機能し、こゝでの実施例では2
つのテープスピードモードβおよびβのうち
のいづれか一方に対応した電圧を得れば良いの
で、そのいづれか一方のみが導通状態に置かれる
ように制御される。仮りに高速のテープスピード
モードをβとし、低速のテープスピードモード
をβとすると、高速のテープスピードモードβ
の場合にはトランジスタQ3のベースに信号が
加えられ、他方、低速のテープスピードモードβ
の場合にはトランジスタQ4のベースに信号が
加えられることになる。Q3が導通している場合、
電源電圧+VccはR2/(R1+R2)比で分圧され
て、端子21には{R2/(R1+R2)}Vccなる電
圧を与えることになる。同様にして、Q4が導通
している場合には、{R3/(R1+R3)}Vccなる
電圧となる。従つて、抵抗R1,R2およびR3の値
を適当に決めることにより、端子21には所望の
電圧が得られる。この電圧が端子4に加えられる
ことによつて、PWM出力の最大デユーテイ比が
制限される。この結果、モータMに起動時に供給
される電圧が設定されたテープスピードに応じて
制御される。
以下に第1および第2図に関連して記述された
本考案のキヤプスタンサーボ回路によつて、各テ
ープスピードモードにおけるモータMの立上り特
性についての改善状況を説明する。
第3図は従来の回路において得られたモータM
の立上り特性を示し、そして第4図は本考案のキ
ヤプスタンサーボ回路によつて得られるモータM
の立上り特性を示している。
第3図での縦軸において、Vccは電源電圧、
Vβは高速テープスピードモードでのモータに
対する定常動作電圧、そしてVβは低速テープ
スピードモードでのモータに対する定常動作電圧
を示す。従来の場合、第1図のPWM回路10に
おける制御端子4は接地されていて、起動時にお
けるトランジスタQ2およびQ3はオン状態にある
ので、モータには、そのテープスピードに関係な
く、電源電圧Vccに近い駆動電圧Vcc′が印加され
ていた。従つて、第3図における実線での曲線β
および点線での曲線βから見られるように、
モータが定常速度に到るまでの時間t1およびt2
異なつており、低い定常動作電圧Vβに対応し
た低速テープスピードモードでの時間t2は高い定
常動作電圧Vβに対応した高速テープスピード
モードでの時間t1よりも長くなつている。このこ
とは、低速テープスピードモードの場合、起動時
におけるモータの加速が大き過ぎること、すなわ
ち、起動時の駆動電圧が高過ぎることを意味して
いる。
第4図は本考案による回路構成(第1図)によ
つて達成される改善されたモータの立上り特性を
示している。第2図に関連して前に記述した如
く、本考案では各テープスピードに応じて個々に
最適の電圧が選択されるので、高速テープスピー
ドモードβおよび低速テープスピードモードβ
に対するモータの立上り特性は共に最適にする
ことができる。第4図ではモータが定常速度へと
減速する時間が共にt′として示されている。第4
図において、縦軸におけるV2は高速テープスピ
ードモードβに対して選択されるモータへの切
期駆動電圧を示し、そしてV3は低速テープスピ
ードモードβにおける初期駆動電圧を示してい
る。
尚、端子4に加える電圧を切換える回路として
は、第2図の回路の他に、二つの電源を用意し
て、これをテープスピードに応じてスイツチで切
換えるようにしたものであつてもよい。
考案の効果 本考案では、PWM制御を行うようにしたキヤ
プスタンサーボ回路において、回転エラーに応じ
て得られる上記第1の矩形波信号と、設定された
回転速度に応じて得られる上記第2の矩形波信号
との論理和をとり、この論理和出力に基いてモー
タの起動電圧を変えているので、すべてのスピー
ドに対して最適の立上り特性が得られるようにな
つた。この結果、VTR等においては、異なる走
行速度のテープにおいて、起動時の立上り時間が
均一になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるキヤプスタンサーボ回路
の1つの好ましき実施例を示している総合的回路
図、第2図は第1図の回路に使用される電圧選択
回路の1実施例を示す回路図、第3図は従来回路
でのモータ起動時における立上り特性を示してい
る図、第4図は本考案によつて達成される立上り
特性を示している図である。 なお図面に用いられている符号において、10
……PWM回路、30……電圧選択回路、M……
キヤプスタンモータ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープ状体を移送させるように成され且つ複数
    の回転速度に切換え可能に成されたキヤプスタン
    モータと、 鋸歯状波信号発振器と、 上記キヤプスタンモータの回転エラー信号と上
    記鋸歯状波信号とを比較し、上記回転エラー信号
    に応じたデユーテイ比を有する第1の矩形波信号
    を出力する第1の比較器と、 上記複数の回転速度の切換えに応じた大きさの
    基準電圧を発生する回路と、 上記基準電圧と上記鋸歯状波信号とを比較し、
    上記複数の回転速度の切換えに応じたデユーテイ
    比を有する第2の矩形波信号を有する第2の比較
    器と、 上記第1及び第2の矩形波信号が供給される論
    理和回路と、 上記論理和回路の出力によりスイツチングされ
    るトランジスタと、 上記トランジスタの出力を平滑して上記キヤプ
    スタンモータに供給する平滑回路と を設けて成るキヤプスタンサーボ回路。
JP15074582U 1982-10-04 1982-10-04 キヤプスタンサ−ボ回路 Granted JPS5956659U (ja)

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JP15074582U JPS5956659U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 キヤプスタンサ−ボ回路

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Publications (2)

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JPS5956659U JPS5956659U (ja) 1984-04-13
JPS6338434Y2 true JPS6338434Y2 (ja) 1988-10-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345008B2 (ja) * 1976-02-18 1978-12-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345008U (ja) * 1976-09-20 1978-04-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345008B2 (ja) * 1976-02-18 1978-12-04

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JPS5956659U (ja) 1984-04-13

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