JPS6117461Y2 - - Google Patents

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JPS6117461Y2
JPS6117461Y2 JP1976100768U JP10076876U JPS6117461Y2 JP S6117461 Y2 JPS6117461 Y2 JP S6117461Y2 JP 1976100768 U JP1976100768 U JP 1976100768U JP 10076876 U JP10076876 U JP 10076876U JP S6117461 Y2 JPS6117461 Y2 JP S6117461Y2
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JP
Japan
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voltage
circuit
power supply
output
constant voltage
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JP1976100768U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は定電圧電源回路に関し、その目的とす
るところは、出力端に接続される回路の短絡、あ
るいは過負荷時に定電圧電源回路の出力電流を制
限するようにした定電圧電源回路において、定常
時における電圧変動の少ない定電圧電源回路を提
供するものである。
第1図は従来の定電圧電源回路を示す。第2図
の実線は従来のトランジスタの出力電圧−出力電
流特性を示す図である。
第1図において、T1,T2は入力端であり、図
外直流電源が接続される。R0は抵抗、C0はコン
デンサ、ZDは定電圧素子、Tr1は電圧制御用のト
ランジスタで定電圧電源を得るようにする。
抵抗R1,R2,R3、電圧検知用のトランジスタ
Tr2は出力端t1,t2間に接続する回路に短絡ある
いは過負荷を生じたとき、抵抗R1の両端電圧を
トランジスタTr2で検知してトランジスタTr1
ベース電流を制限するようにした保護回路であ
る。尚抵抗R2,R3により電圧制御用トランジス
タTr1の出力電圧を分圧して、この分圧点を前記
電圧検知用トランジスタTr2のベースに接続し
て、このトランジスタTr2に逆バイアスをかけて
いる。
かゝる低減型の保護回路を持つ定電圧電源回路
では、第2図の特性図で示すように、b点よりa
点に抑えるところの、出力電流を極力小さくする
ことが望まれるものであるが、抵抗R1でもつて
制限しようとする場合には、その抵抗値を増加さ
せなければならないので、負荷変動に対する出力
電圧特性を悪くする欠点がある。
本考案はかゝる事項に鑑みその対策としてなさ
れたものである。
以下前記従来例との同一箇所に同一符号を付し
て示した第3図を参照して本考案定電圧電源回路
の実施例を説明すると、第3図は本考案の一実施
例であつて、出力側t1,t2に接続される負荷回路
の短絡あるいは過負荷による電流増加を検知用の
抵抗R1′と逆バイアスされた電圧検知トランジス
タTr2でもつて検知して定電圧電源の電圧制御用
トランジスタTr1を制御するようにした定電圧電
源回路において、検知用抵抗R1′にダイオードD1
を直列接続し、その直列回路の両端に前記電圧検
知トランジスタTr2のベース、エミツタを接続
し、コレクタを定電圧素子ZDとトランジスタTr1
ベース間に接続して、電圧制御用トランジスタ
Tr1を制御するようにしてある。
従つて、入力端子T1,T2に電源が接続され、
出力端子t1,t2に負荷回路を接続した状態で出力
端子t1,t2間が短絡するとか、あるいは過負荷に
なると、トランジスタTr1のコレクタ、エミツタ
を通して、検知用抵抗R1′とダイオードD1に流れ
る電流が増加し、その直列回路の両端電圧が上昇
することによつて、トランジスタTr2はオンとな
り、制御用のトランジスタTr1はベース電流が少
なくなつて、出力端子t1,t2を通し、負荷回路に
流れる出力電流を抑制する。
その出力電圧−出力電流の特性を第2図に点線
で示す。この特性図は、第1図,第3図に示す電
子部品を下記の値にした場合の特性図である。
入力電圧:DC15V,R0=1KΩ,R1=35Ω,
R1′=5.1Ω,R2=100Ω、R3=510ΩZDのツエナ
ー電圧:DC12V。
尚、検知用抵抗R1′=5.1Ωの値は、第2図にお
けるa点の出力電流が点線で示す本願の場合と、
実線で示す従来例の場合と同じになるように選定
した。
即ち第1図回路における短絡電流Is1は次の式
で表される。
Is1=R+R/R・Vs/R (VsはトランジスタTr2のVBEがオンする電
圧) 一方第3図回路図における短絡電流Is2は下記
の式で表される。
Is2=(R+R/RVs−VD)/R1′ (VDはダイオードD1電圧降下) そこで、Is1=Is2とすると、 となり となる。
すなわち、第2図に示す特性図によれば、本願
考案の場合には、従来例に比較し、出力電流はi0
→i0′に大巾に増加しているにもかかわらず、電圧
変動率は(ΔV/V)→(ΔV′/V′)と逆
に減少してい る。
なお、第2図において、出力電源零のときの出
力電圧は、従来例は第1図の出力端に、本願考案
は第3図の出力端に電圧計を接続しているので、
微少電流が流れダイオードD1での電圧降下がV0
とV0′の差となつている。
このように検知用抵抗R1′と直列にダイオード
D1を接続したものでは、抵抗による電圧降下分
の一部をダイオードD1に負担させることができ
るから検知用抵抗R1′をR1に比較し、大巾に小さ
くすることができ、通常使用時の負荷電流変動に
よる出力電圧変動を小さくすることができる。
尚、ダイオードD1による電圧降下変動は、通常
の負荷変動に対しては無視できるくらい小さく常
に0.7Vぐらいである。そうしてダイオードD1
よる電圧降下分は、出力電流の大小に対して変動
は少ないので定常時における出力電圧特性を悪く
しないですむのである。
上述するように本願考案定電圧電源回路によれ
ば、電流検知用抵抗の一部をダイオードD1に代
えてその両端電圧をトランジスタTr2でもつて検
知し、定電圧電源回路の制御用トランジスタTr1
を制御するようにしたことによつて負荷変動によ
る定常時の出力電圧変動が小さく定電圧電源回路
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図実線は従来例を示し、第1図
は電気回路図、第2図は出力特性図である。第2
図点線は、本願考案の出力特性図、第3図は本考
案定電圧電源回路の一実施例の電気回路図を示
す。 T1,T2……入力端子、t1,t2……出力端子、
R1,R2,R3,R0……抵抗、C0……コンデンサ、
Tr1,Tr2……トランジスタ、ZD……定電圧素
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力端に接続される回路の短絡あるいは過負荷
    による電流増加を検知用抵抗R1と逆バイアスさ
    れた電圧検知トランジスタでもつて検知して定電
    圧電源の電圧制御用トランジスタを制御するよう
    にした定電圧電源回路において、検知用抵抗
    R1′にダイオードD1を直列接続することにより前
    記検知用抵抗R1の値より前記検知用抵抗R1′の値
    を小さくしたことを特徴とする定電圧電源回路。
JP1976100768U 1976-07-27 1976-07-27 Expired JPS6117461Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976100768U JPS6117461Y2 (ja) 1976-07-27 1976-07-27

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JP1976100768U JPS6117461Y2 (ja) 1976-07-27 1976-07-27

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Publication Number Publication Date
JPS5318547U JPS5318547U (ja) 1978-02-17
JPS6117461Y2 true JPS6117461Y2 (ja) 1986-05-28

Family

ID=28711009

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JP1976100768U Expired JPS6117461Y2 (ja) 1976-07-27 1976-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1379223A (en) * 1971-02-01 1975-01-02 Rca Corp Overcurrent protection circuit for a voltage regulator

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JPS5318547U (ja) 1978-02-17

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