JPS6118457Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6118457Y2
JPS6118457Y2 JP5860578U JP5860578U JPS6118457Y2 JP S6118457 Y2 JPS6118457 Y2 JP S6118457Y2 JP 5860578 U JP5860578 U JP 5860578U JP 5860578 U JP5860578 U JP 5860578U JP S6118457 Y2 JPS6118457 Y2 JP S6118457Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge
operational amplifier
circuit
current
output terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5860578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54160183U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5860578U priority Critical patent/JPS6118457Y2/ja
Publication of JPS54160183U publication Critical patent/JPS54160183U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6118457Y2 publication Critical patent/JPS6118457Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブリツジに生ずる電圧を増幅器によ
つて検出するブリツジ回路に関するもので、特
に、1系統の直流電源により増幅器及びブリツジ
に電源を共通に供給することを特徴とするブリツ
ジ回路に関するものである。
従来より、ブリツジに電源を供給しブリツジの
不平衡によつて生ずるブリツジ電圧を演算増幅器
を用いて検出するブリツジ回路としては第1図に
示すようなものがあつた。すなわち、第1図にお
いて、1は少なくとも4個の例えば抵抗器などの
ような抵抗素子よりなるブリツジ、2はブリツジ
1の電源端子c,dに印加するブリツジ回路電
源、3は演算増幅器で、非反端入力端子はコモン
ラインに、反端入力端子はブリツジ1の一方のブ
リツジ出力端子aに、出力端はブリツジ1の他方
のブリツジ出力端子bにそれぞれ接続されてい
る。4は演算増幅器3に正および負の駆動電圧+
E2,−E2を供給する1系統の直流電源で、その正
電圧+E2および負電圧−E2は演算増幅器3の正
電源端子V+および負電源端子V-にそれぞれ与え
られ、また零電位点(図示せず)はコモンライン
に接続されている。
このような構成において、ブリツジ1の抵抗素
子の抵抗値が変化してブリツジ1が不平衡状態に
なると、ブリツジ出力端子a,b間にブリツジ回
路電圧EBが生ずる。ブリツジ出力端子a,bよ
り見た演算増幅器3の入出力端子間の抵抗値は実
質的にほぼ無限大であり、ブリツジ1から演算増
幅器3への電流は流れない。また、演算増幅器3
の反転入力端子と非反端入力端子との間の電位差
は零とみなせるので、ブリツジ1のブリツジ回路
出力端子aはコモンラインと同電位になる。この
ことから、演算増幅器3の出力端はブリツジ出力
端子bの電位に等しくなる。このようにして出力
端子5,6間にブリツジ電圧EBに等しい出力電
圧Voが発生する。
しかし、このようなブリツジ回路はブリツジ1
用のブリツジ電源2と演算増幅器3用の直流電流
4の別系統の2個の電源を必要とする欠点があつ
た。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、1系統の直流電源のみを使用し演算増幅器及
びブリツジに電源を与えると共にブリツジに生じ
たブリツジ電圧を検出することができるブリツジ
回路を実現しようとするものである。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。第
2図は本考案に係るブリツジ回路の一実施例を示
す電気回路図である。第2図において、第1図と
同等の素子には同一符号を付しその説明を省略す
る。21はツエナーダイオードで、そのカソード
及びアノードはブリツジ1の電源端子c,dに挿
入接続されている。22,23は第1及び第2の
定電流回路である。第1の定電流回路22は直流
電流4の正電圧端とブリツジ1の電源端子Cとの
間に挿入接続されている。第2の定電流回路23
は直流電流4の負電圧端と電源端子dとの間に挿
入接続されている。
このような構成において、第1の定電流回路2
2と第2の定電流回路23とに流れるそれぞれの
電流は等しい特定電流に調整されている。この特
定電流はツエナーダイオード21とブリツジ1と
の分岐して流れる。この場合、ツエナーダイオー
ド21に所定の電流が流れるようになつており、
これによつてツエナーダイオード21に生じたツ
エナー電圧つまり一定電圧がブリツジ1の電源端
子c,d間に印加されている。このような状態に
おいて、ブリツジ1の抵抗素子の抵抗値が変化す
るとブリツジ1に流れる電流が変化する。特定電
流が一定であるのでこの電流変化分を打消す電流
がツエナーダイオード21に流れる。この時ツエ
ナーダイオード21に流れる電流は変化するけれ
ども、ツエナー電圧は実質上変化しない。このよ
うにブリツジ1が不平衡状態になつても電源端子
c,d間には常に一定電圧が印加されている。ブ
リツジ1の不平衡によつて生じたブリツジ回路電
圧EBは第1図において説明したのと同様に演算
増幅器3によつて検出され、出力端子5,6間に
ブリツジ電圧EBに等しい出力電圧Voが発生す
る。
第3図は本考案のブリツジ回路の実施例を示す
電気回路図で、第1の定電流回路22をトランジ
スタ221と抵抗器223と制御用演算増幅器2
22とにより構成したものである。第3図におい
て、トランジスタ221のコレクタはブリツジ1
の電源端子Cに、エミツタは直流電流4の正電圧
端に、ベースは制御用演算増幅器222の出力端
にそれぞれ接続されている。制御用演算増幅器2
22の非反端入力端子は抵抗器223の一端とブ
リツジ1のブリツジ出力端子bとの共通接続点
に、その反転入力端子は抵抗器223の他端と演
算増幅器3の出力端との共通接続点にそれぞれ接
続されている。制御用演算増幅器222の正及び
負電源端子V+,V-は直流電流4の正及び負電圧
端にそれぞれ接続されている。
このような構成において、ブリツジ1が不平衡
状態になり、ブリツジ出力端子bから電流が流出
又は流入すると、制御用演算増幅器222の入力
端子間に電圧が発生しそれによつて出力電圧が変
化する。この出力電圧によつてトランジスタ22
1のコレクタ電流が制御される。例えば、ブリツ
ジ出力端子bから電流が流出する場合はトランジ
スタ221のコレクタ電流が第2のの定電流回路
23の電流iより大きい時であるが、この場合は
制御用演算増幅器222の非反端入力端子は反転
入力端子に対し正の電圧を呈し、これによつてト
ランジスタ221のベース電圧が高くなり、その
コレクタ電流は減少する。ブリツジ出力端子bに
電流が流入する場合は前記と逆の作用によりトラ
ンジスタ221のコレクタ電流が増大する。この
ようにして抵抗器223に電流が流れないように
すなわち第2の定電流回路23を流れる定電流と
コレクタ電流との差いわゆる差電流が零になるよ
うにコレクタ電流が制御され、、コレクタ電流は
第2の定電流回路23の定電流と等しくなる。こ
れにより第2図回路と同様にブリツジ電圧EB
検出することができる。なお、トランジスタ22
1のエミツタと直流電流4の正電圧端との間に電
流制限用の抵抗器を挿入接続し、過大電流を防止
するようにしてもなんら差し支えない。
第3図回路によれば、第1の定電流回路22の
電流を第2の定電流回路23の定電流と容易に等
しくすることができ、調整の簡単化、調整時間の
短縮化に効果がある。
以上説明したように、本考案のブリツジ回路に
よれば、1系統の電源のみを使用し演算増幅器及
びブリツジに電源を与えると共に、ブリツジに生
じたブリツジ電圧を検出することができ、実用に
供して効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブリツジ回路の電気回路図、第
2図は本考案に係るブリツジ回路の一実施例を示
す電気回路図、第3図は本考案のブリツジ回路の
他の実施例を示す電気回路図である。 1……ブリツジ、2……ブリツジ電源、3……
演算増幅器、4……直流電流、5,6……出力端
子、21……ツエナーダイオード、22……第1
の定電流回路、23……第2の定電流回路、22
1……トランジスタ、222……制御用演算増幅
器、223……抵抗器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗素子よりなるブリツジ、該ブリツジの電源
    端子間に挿入接続されたツエナイーダイオード、
    非反端入力端がコモンラインに接続され反端入力
    端が前記ブリツジの一方のブリツジ出力端子に接
    続され出力端がブリツジの他方のブリツジ出力端
    子に接続された演算増幅器、正負の電圧出力を有
    する直流電源、該直流電源の負電圧側と前記ブリ
    ツジの一方の電源端子の間に接続された第2の定
    電流回路、前記ブリツジ出力端子と前記演算増幅
    器の出力端子との間に抵抗器を挿入接続しその抵
    抗器に生ずる電圧が零になるようにその電流が制
    御されるように構成された第1の定電流回路を具
    備したことを特徴とするブリツジ回路。
JP5860578U 1978-04-28 1978-04-28 Expired JPS6118457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5860578U JPS6118457Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5860578U JPS6118457Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54160183U JPS54160183U (ja) 1979-11-08
JPS6118457Y2 true JPS6118457Y2 (ja) 1986-06-04

Family

ID=28957566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5860578U Expired JPS6118457Y2 (ja) 1978-04-28 1978-04-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6118457Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54160183U (ja) 1979-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61230411A (ja) 電気回路
JPH03119812A (ja) 電流検出回路
JPH0770935B2 (ja) 差動電流増幅回路
JPS6118457Y2 (ja)
JPS6359197B2 (ja)
JPS5914816Y2 (ja) 定電流回路
JPS6348979Y2 (ja)
US5473529A (en) Circuit arrangement for rectifying an AC voltage signal with a plurality of differential amplifier stages
JPS632888Y2 (ja)
JPH0321082Y2 (ja)
JPH0521125Y2 (ja)
JP2001042954A (ja) レギュレータ回路
JPS5843923B2 (ja) リミッタ回路
JPH032868Y2 (ja)
JPS632889Y2 (ja)
JPS6336747Y2 (ja)
JPH0535447B2 (ja)
JPS6036896Y2 (ja) 電力増幅回路
JPH0448011Y2 (ja)
RU2024916C1 (ru) Стабилизатор постоянного тока
JPH0691402B2 (ja) 出力クランプ回路
JP2593523Y2 (ja) 帰還形定電流源回路
JPH0112414Y2 (ja)
JP2848330B2 (ja) カレントミラー回路
JPH0435776Y2 (ja)