JPH0448011Y2 - - Google Patents

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JPH0448011Y2
JPH0448011Y2 JP5791686U JP5791686U JPH0448011Y2 JP H0448011 Y2 JPH0448011 Y2 JP H0448011Y2 JP 5791686 U JP5791686 U JP 5791686U JP 5791686 U JP5791686 U JP 5791686U JP H0448011 Y2 JPH0448011 Y2 JP H0448011Y2
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transistor
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transistors
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、入力電圧に応じた出力電流を発生す
ることの出来る電圧−電流変換回路に関するもの
で、特に変換の直線性が良く、温度変化や電源電
圧の変動に対して安定な電圧−電流変換回路に関
する。 (ロ) 従来の技術 実開昭60−184313号公報には、第2図に示す如
き電圧−電流変換回路が記載されている。第2図
において、第1トランジスタ1のベースには基準
電圧が印加され、ダイオード接続型の第2トラン
ジスタ2のベースには抵抗3を介して入力電圧が
印加される。いま、第2図の回路を単一のIC(集
積回路)内に集積化し、第1及び第2トランジス
タ1及び2の特性、前記第1及び第2トランジス
タ1及び2のエミツタ電流を流す為の第3及び第
4トランジスタ4及び5の特性、定電流源を構成
する第5及び第6トランジスタ6及び7の特性、
前記第1及び第2トランジスタ1及び2のコレク
タ間に接続され、電流反転回路を構成する第7及
び第8トランジスタ8及び9の特性を等しく揃え
たとすれば、第1トランジスタ1のベースに印加
される基準電圧Vrと等しい電圧が第2トランジ
スタ2のベースに発生する。また、入力端子10
に入力信号が印加されていない状態で、第1及び
第2トランジスタ1及び2に流れる電流と第5及
び第6トランジスタ6及び7に流れる電流とを等
しくIOとすれば、第2トランジスタ2のエミツタ
から第4トランジスタ5を介して点Aに供給され
る電流と、第6トランジスタ7のコレクタにより
前記点Aから吸引される電流とが等しくなり、出
力トランジスタ11のベースに電流が供給され
ず、出力端子12に出力電流が発生しない。その
状態で、入力端子10に入力電圧Vinを印加する
と、抵抗3を流れる電流は(Vin−Vr)/R(た
だし、Rは抵抗3の抵抗値)となり、前記電流が
出力トランジスタ11のエミツタから電流反転回
路13に流入し、出力端子12に入力電圧Vinに
応じた出力電流を発生させることが出来る。従つ
て、第2図の回路を用いれば、入力電圧に直線的
に対応する出力電流を得ることが出来る。また、
第2図の回路においては、第1及び第2トランジ
スタ1及び2のコレクタ間に挿入される電流反転
回路を、第7及び第8トランジスタ8及び9と第
9トランジスタ14とによつて構成している。そ
の為、前記第7トランジスタ8のコレクタ電圧が
前記第9トランジスタ14により固定され、電源
電圧+VCCの変動があつても前記第7トランジス
タ8にアーリー効果が生じない。従つて、第2図
の回路を用いれば、電源電圧の変動に応じて発生
するアーリー効果に起因する回路のアンバランス
が生じない。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、第2図の回路の場合、第1トランジ
スタ1のベースに基準電圧として固定電圧を与え
れば、上述の如く良好な特性を呈するが、前記基
準電圧として電源電圧に追従する様な電圧を印加
すると、第2トランジスタ2のエミツタ電流路を
形成する第4トランジスタ5や第1トランジスタ
1の電流源となる第5トランジスタ6にアーリー
効果が生じ、第1及び第2トランジスタ1及び2
に流れる電流がアンバランスになる。その為、例
えば電源電圧が上昇し、それに応じて基準電圧が
上昇すると、入力信号が印加されなくとも第4ト
ランジスタ5のコレクタ電流が、第6トランジス
タ7のコレクタ定電流よりも大になり、出力トラ
ンジスタ11にベース電流が流れ、出力電流が発
生するという問題が生じる。また、入力信号が印
加されている場合には、前記アーリー効果により
電圧−電流変換の直線性が悪化する。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、ベ
ースに基準電圧が印加される第1トランジスタ
と、第1トランジスタに差動接続された第2トラ
ンジスタと、前記第1及び第2トランジスタのエ
ミツタ間に挿入されたダイオード接続型の第3ト
ランジスタと、入力端が第1トランジスタのコレ
クタに、第1出力端が第2トランジスタのコレク
タにそれぞれ接続された第1電流反転回路と、第
2トランジスタのエミツタに接続された定電流源
と、エミツタが第1電流反転回路の第2出力端
に、ベースが第2トランジスタのベースに接続さ
れた第4トランジスタと、エミツタが第1電流反
転回路の第3出力端に、ベースが第2トランジス
タのベースに接続された第5トランジスタと、入
力端が第4トランジスタに、出力端まが第5トラ
ンジスタに接続された第2電流反転回路とを備
え、第5トランジスタのエミツタに抵抗を介して
印加される入力電圧に応じた出力電流を第5トラ
ンジスタのコレクタに得る様にしたことを特徴と
する。 (ホ) 作用 本考案に依れば、入力電圧Vinを印加したと
き、(Vin−Vr)/R(ただし、Vrは基準電圧、
Rは抵抗値)の出力電流を得ることが出来る。ま
た電源電圧や基準電圧が変動し、アーリー効果が
生じても各トランジスタがバランス型に配置され
ている為に、前記アーリー効果に起因して流れる
電流が常にバランス状態を保ち、出力電流に悪影
響を及ぼさない。 (ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路で、1
5はベースにVCC/2の基準電圧が印加される第
1トランジスタ、16は該第1トランジスタ15
と差動接続されるダイオード接続型の第2トラン
ジスタ、17は前記第1及び第2トランジスタ1
5及び16のエミツタ間に挿入されたダイオード
接続型の第3トランジスタ、18はダイオード接
続型のトランジスタ19と該トランジスタ19に
ミラー関係に接続されたトランジスタ20,21
及び22とから成る第1電流反転回路、23及び
24はベースが前記第2トランジスタ16のベー
スに共通接続された第4及び第5トランジスタ、
25はダイオード接続型のトランジスタ26と該
トランジスタ26にミラー関係に接続されたトラ
ンジスタ27とから成る第2電流反転回路、28
は入力電圧Vinが印加される入力端子、及び29
は出力電流が得られる出力端子である。 入力端子28に入力電圧を印加せず、第1トラ
ンジスタ15のベースにVCC/2の基準電圧を印
加し、定電流源30に流れる電流をIOとすれば、
第1乃至第3トランジスタ15乃至17には等し
くIO/2の電流が流れる。また、第1電流反転回
18のミラー比を1:1とすれば、該第1電流
反転回路18の第1乃至対3出力電流もそれぞれ
IO/2となる。そして、前記第1電流反転回路
8の第2出力電流IO/2は、第4トランジスタ2
3を通つた後第2電流反転回路25で反転され、
第5トランジスタ24を通つた前記第1電流反転
回路18の第3出力電流IO/2と加算される為、
出力端子29には出力電流が発生しない。その
時、第1乃至第5トランジスタ15乃至24のコ
レクタ電流が等しくIO/2となり、それらのベー
ス・エミツタ間電圧が等しい値になるので、第5
トランジスタ24のエミツタ(点B)の電圧は、
基準電圧と等しくVCC/2となる。 その状態で、入力端子28に入力電圧Vinが印
加されたとすれば、抵抗31に流れる電流は、
(Vin−VCC/2)R(ただし、Rは抵抗31の抵
抗値)となり、該電流が第5トランジスタ24を
通つて出力端子29に発生する。従つて、前記出
力端子29には、入力電圧に直線性良く対応した
出力電流を得ることができる。また、電源電圧
VCCが変動し、第1電流反転回路18を構成する
トランジスタ21及び22にアーリー効果が生
じ、そのコレクタ電流が増加したとしても、その
増加量は互いに等しいものである為、出力端子2
9に得られる出力電流に悪影響を及ぼさない。 更に、基準電圧が変化したとしても、トランジ
スタ15とトランジスタ16とが差動接続構成と
成されており、前記基準電圧の変化に応じて、両
トランジスタのベース電圧が等しく変化するの
で、前記両トランジスタのコレクタ電流は変化し
ない。また更に、電源電圧の変動によりトランジ
スタ19及び20にアーリー効果が起こり、例え
ば前記トランジスタ20のコレクタ電流が増加し
たとしても、トランジスタ16のエミツタ電流の
増加、トランジスタ15のコレクタ電流の減少、
トランジスタ19のコレクタ電流の減少、トラン
ジスタ20のコレクタ電流の減少、という負帰還
動作により、アーリー効果の悪影響が防止され
る。従つて、本考案に係る電圧−電流変換回路
は、電源電圧や基準電圧の変化があつても、アー
リー効果による悪影響を受けない。 尚、第1図の実施例においても、第2図と同
様、出力端子29に出力トランジスタのベースを
接続して出力電流を取り出す様にすることが出来
る。 (ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、入力電圧に
直線的に対応する出力電流を得ることが出来る電
圧−電流変換回路を提供出来る。また、本考案に
依れば、電源電圧の変化に応じて発生するアーリ
ー効果の影響を受けない電圧−電流変換回路を提
供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及
び第2図は従来の電圧−電流変換回路を示す回路
図である。 15……第1トランジスタ、16……第2トラ
ンジスタ、18……第1電流反転回路、23……
第4トランジスタ、24……第5トランジスタ、
25……第2電流反転回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電圧に対応した出力電流を発生する電圧−
    電流変換回路であつて、ベースに基準電圧が印加
    される第1トランジスタと、該第1トランジスタ
    に差動接続されたダイオード接続型の第2トラン
    ジスタと、前記第1及び第2トランジスタのエミ
    ツタ間に挿入されたダイオード接続型の第3トラ
    ンジスタと、ダイオード接続型の入力トランジス
    タ、ベース及びエミツタが前記入力トランジスタ
    と共通接続された第1乃至第3出力トランジスタ
    とを含み、前記入力トランジスタのコレクタが前
    記第2トランジスタのコレクタに接続される入力
    端とされ、前記第1乃至第3出力トランジスタの
    コレクタが第1乃至第3出力端とされた第1電流
    反転回路と、前記第2トランジスタのエミツタに
    接続された電流源と、前記第1出力端を前記第2
    トランジスタのコレクタに接続する手段と、エミ
    ツタが前記第1電流反転回路の第2出力端に、ベ
    ースが前記第2トランジスタのベースにそれぞれ
    接続された第4トランジスタと、エミツタが前記
    第1電流反転回路の第3出力端に、ベースが前記
    第2トランジスタのベースにそれぞれ接続された
    第5トランジスタと、前記第4トランジスタの出
    力電流を反転する為、入力端が前記第4トランジ
    スタに、出力端が前記第5トランジスタにそれぞ
    れ接続された第2電流反転回路とから成り、前記
    第5トランジスタのエミツタに抵抗を介して印加
    される入力電圧に応じた出力電流を前記第5トラ
    ンジスタのコレクタに得る様にしたことを特徴と
    する電圧−電流変換回路。
JP5791686U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0448011Y2 (ja)

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JPS62169520U JPS62169520U (ja) 1987-10-27
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