JPH067379Y2 - 基準電圧源回路 - Google Patents

基準電圧源回路

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JPH067379Y2
JPH067379Y2 JP14042488U JP14042488U JPH067379Y2 JP H067379 Y2 JPH067379 Y2 JP H067379Y2 JP 14042488 U JP14042488 U JP 14042488U JP 14042488 U JP14042488 U JP 14042488U JP H067379 Y2 JPH067379 Y2 JP H067379Y2
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弘一 酒井
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、1V以下の基準電圧を発生する基準電圧源回
路であって、温度依存性が少なく、低電圧源で作動する
ものである。
〔従来技術〕
第3図は、従来の基準電圧源回路で、バンドギャップ基
準電圧回路が用いられている。この回路は、トランジス
タQ20,Q21,Q22、抵抗R10,R11,R12から構成され、且つ、
定電流回路5が必要である。出力端子6から温度係数を
持たない基準電圧を取り出すことができる。
定電流回路5から電流Iを抵抗R10を介してトランジ
スタQ20に流し込んで、トランジスタQ21をバイアス
し、トランジスタQ21のベース・エミッタ間電圧VBE
抵抗R12の端子間電圧によってトランジスタQ22をバイ
アスして、抵抗R11の端子間電圧とトランジスタQ22
ベース・エミッタ間電圧の和によって基準電圧を得てい
る。
トランジスタQ22のベース・エミッタ間電圧の温度係数
は、約−2,3mV/℃であって、抵抗R11の値を適当な
値に調整すると、全体の温度係数を零にすることができ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図の基準電圧源回路では、抵抗R11によりトランジ
スタQ22のベース・エミッタ間電圧の温度係数を相殺し
て温度係数を零とするものであり、出力端子6からは、
約1.2Vの電圧が出力される。従って、1V以下の基準
電圧を得ようとすると、端子6と接地間に分圧抵抗を挿
入して所定の電位の電圧を得ねばならないが、その分圧
抵抗の温度係数の因子が出力電圧に作用する為に、1V
以下では良い温度特性の出力電圧を得られない欠点があ
る。
又、電源電圧が1Vである場合には、1V以下の温度特
性の良好な基準電圧を得るのは困難である。
本考案は、上述の如き課題を解消しようとするもので、
その主な目的は、1V以下の基準電圧源であって、温度
依存性の少ない基準電圧を得る基準電圧源回路を提供す
るものである。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案の基準電圧源回路は、直列接続された第1と第2
の抵抗に互いに反対の温度特性を有する電流を供給し
て、その端子間電圧を発生させて温度特性を相殺するも
のである。
〔作用〕
第1図の実施例を説明すれば、定電流回路1で得られる
定電流を電流ミラー回路3のトランジスタQを介し
て、抵抗Rに供給して、抵抗Rの端子間に正の温度
特性を有する電圧を発生させ、抵抗Rの他端と接地間
に接続された抵抗Rに負の温度特性を持つ電圧を発生
させることによって、抵抗R,Rの端子間から温度
特性が零の基準電圧を得るものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例の回路図である。1は定電
流回路であって、電流ミラー回路2を形成するトランジ
スタQ乃至QとトランジスタQのエミッタに抵抗
が接続され、ダイオード接続されたトランジスタQ
にトランジスタQのコレクタが接続され、トランジ
スタQにトランジスタQのベース・コレクタが接続
されて形成される。トランジスタQのコレクタは、ト
ランジスタQのベース・コレクタに接続される。トラ
ンジスタQは、トランジスタQ乃至Qとによって
電流ミラー回路3を形成する。トランジスタQのコレ
クタがトランジスタQ10のコレクタ・ベースに接続さ
れ、Qのコレクタは、抵抗Rに接続され、抵抗R
の他端がトランジスタQ11のコレクタに接続される。ト
ランジスタQのコレクタは、抵抗Rとトランジスタ
12のベース・コレクタに接続され、抵抗Rの他端
は、トランジスタQ11のコレクタと抵抗Rの一端に接
続されてその他端が接地される。トランジスタQと抵
抗Rとの接続点が出力端子6に接続される。
定電流回路1で定電流Iが作られ、トランジスタQ
によって電流ミラー回路3からミラー電流Iを引き込
む。定電流Iが電流ミラー回路3のトランジスタQ
のコレクタから引き込まれるので、電流ミラー回路3の
出力段のトランジスタQ乃至Qのコレクタからミラ
ー電流としてIの電流が流れる。又、トランジスタQ
11のコレクタ電流としてIの電流が流れる。
電流Iは、トランジスタQ,Qのベース・エミッ
タ間電圧の電位差によって得られる電圧ΔVBEを抵抗R
によって除した値であって次式のとおりである。
=ΔVBE/R =V(n).R……(1) (但し、Vは熱電圧、nはトランジスタQとQ
エミッタ面積比) (1)式は、よく知られるように正の温度特性を有してい
る。電流Iは、電流ミラー回路4を介して抵抗R
流し込まれるので、抵抗Rの端子間電圧Vは、次式
のようになる。
=I・R =ΔVBE・R/R……(2) 一方、トランジスタQ12のベース・エミッタ間電圧V
BE12を抵抗R,Rで分圧した電圧Vが得られる。
=VBE12・R/(R+R)……(3) この電圧Vは、負の温度特性を有する。これらの電圧
,Vを加算すると、定電圧Vが得られる。
=V+V =ΔVBE・R/R +VBE12・R/(R+R)……(4) 従って、直列に接続された抵抗RとRの端子間電圧
,Vの温度特性が互いに相殺されて零となるよう
に抵抗値を設定すればよい。出力端子6から温度特性が
零の基準電圧Vを容易に造り得る。無論、任意の温度
係数を有する基準電圧を得ることも可能である。
又、トランジスタQから定電流Iを流し込み、トラ
ンジスタQ11によってコレクタ電流Iが、引き込まれ
ているので、抵抗Rには電流が流れ込まない為に、安
定した基準電圧を得ることができる。
第2図は他の実施例であって、抵抗R,Rとの接続
点と抵抗RとトランジスタQ11のコレクタとの接続点
との間にバッファ回路Aを接続したものであり、この
回路によって温度依存性の小さい低電圧が得られる。
〔効果〕
本考案の基準電圧源回路は、1V以下の任意のレベルの
温度依存性の少ない基準電圧を自由に設定できる利点を
有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る基準電圧源回路の一実施例を示
す回路図、第2図は、本考案に係る基準電圧源回路の他
の実施例を示す回路図、第3図は、従来の基準電圧源回
路の一例を示す回路図である。 1:定電流回路、2乃至4:電流ミラー回路、6:出力
端子、A:バッファ回路、Q乃至Q12:トランジス
タ.

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正の温度特性を有する定電流を得る定電流
    回路と、該定電流回路に接続されており、その定電流と
    同じ電流を得るための第1の電流ミラー回路と、第1の
    電流ミラー回路に接続された第2の電流ミラー回路から
    なり、第1の電流ミラー回路は出力段の第1乃至第3の
    トランジスタを具え、該第1のトランジスタのコレクタ
    が第2の電流ミラー回路の入力段の第4のトランジスタ
    のコレクタに接続され、第2の電流ミラー回路の出力段
    の第5のトランジスタのコレクタと該第2のトランジス
    タのコレクタ間に第1の抵抗が接続され、該第3のトラ
    ンジスタのコレクタとダイオード接続された第6のトラ
    ンジスタのコレクタが接続され、第6のトランジスタの
    コレクタは直列接続された第2と第3の抵抗を介して接
    地され、第2と第3の抵抗の接続点と該第5のトランジ
    スタのコレクタが接続され、該第2のトランジスタと第
    1の抵抗の接続点から基準電圧を得ることを特徴とする
    基準電圧源回路。
  2. 【請求項2】前記第2と第3の抵抗の接続点と該第5の
    トランジスタのコレクタ間は、バッファ回路を介して接
    続されていることを特徴とする基準電圧源回路。
JP14042488U 1988-10-27 1988-10-27 基準電圧源回路 Expired - Lifetime JPH067379Y2 (ja)

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JP14042488U JPH067379Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27 基準電圧源回路

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JPH0263108U JPH0263108U (ja) 1990-05-11
JPH067379Y2 true JPH067379Y2 (ja) 1994-02-23

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