JPH055840Y2 - - Google Patents

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JPH055840Y2
JPH055840Y2 JP1983191670U JP19167083U JPH055840Y2 JP H055840 Y2 JPH055840 Y2 JP H055840Y2 JP 1983191670 U JP1983191670 U JP 1983191670U JP 19167083 U JP19167083 U JP 19167083U JP H055840 Y2 JPH055840 Y2 JP H055840Y2
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JP
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transistor
load
differential
current
collector
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Application number
JP1983191670U
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JPS60100820U (ja
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Publication of JPH055840Y2 publication Critical patent/JPH055840Y2/ja
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はモータ等の急激に変化する負荷に適し
た駆動回路に関する。
(ロ) 従来技術 テープレコーダにおいてテープを走行させるの
にモータを用いている。斯るモータでは、起動時
あるいはテープの走行時に負荷が変動するが、そ
の負荷の変動に対しても回転数を一定にする必要
がある。そのために駆動回路を設け、モータの負
荷が変動し、前記モータに流れる電流が変動して
も駆動回路の制御トランジスタを制御し、モータ
に流れる電流を制御し回転数を一定になるように
している。ところで前記制御トランジスタを制御
するのに駆動回路のドライバー段を差動増幅器で
構成するが、この差動増幅器に減電圧特性を良く
するためにPNP型トランジスタを用いると、負
荷電流の増加に伴い前記PNP型トランジスタの
コレクタ電圧が上昇したときに、PNP型トラン
ジスタのコレクタベースを通つて逆電流が流れる
ため負荷電流にリミツタがかかる。従つて前記駆
動回路をモータのカバナー等に使用すると起動ト
ルクが小さくなつてしまう。
(ハ) 考案の目的 本考案はドライバー段の差動増幅器を構成する
PNP型トランジスタを介して負荷の増大時に流
れる逆電流を防止した駆動回路に関する。
(ニ) 考案の構成 本考案はベースが定電圧回路に接続されている
PNP型の第1差動トランジスタとベースが負荷
に接続されている第2差動トランジスタとでもつ
て差動増幅回路を形成し、前記第1差動トランジ
スタのコレクタに制御トランジスタのベースを接
続し、前記制御トランジスタにて被制御トランジ
スタを制御し前記負荷に流れる電流を制御し、前
記第1差動トランジスタのコレクタに逆電流防止
用のダイオードを接続した駆動回路に関する。
(ホ) 実施例 以下本考案の駆動回路を図面に従つて説明する
と、1は第1差動トランジスタ2及び第2差動ト
ランジスタ3よりなる差動増幅回路で、減電圧特
性を良くする為、前記第1作動トランジスタ2は
PNP型を用い、正の電源Vccとベース間にツエ
ナーダイオード4を接続し又負の電源とベース間
にトランジスタ5,6にて形成された電流ミラー
回路が接続されており、さらに第2差動トランジ
スタ3のベースには負荷7が接続されている。8
は無入力時に第1、第2差動トランジスタ2,3
に流れる電流を等しくするための電流ミラー回路
で、トランジスタ9,10にて形成されている。
11は前記第1差動トランジスタ2とトランジス
タ9間に接続されたシヨツトキーダイオード、1
2,13は前記第1差動トランジスタ2のコレク
タ電流にて制御される制御トランジスタ、14は
前記制御トランジスタ13にて制御され前記負荷
7に流れる電流を制御する被制御トランジスタで
ある。
次に本考案の駆動回路の動作について説明す
る。今負荷7が大きく(抵抗値が小さく)なつて
いくと、差動増幅回路1の第2差動トランジスタ
3はオフ方向となり差動増幅回路1のコモン電流
は第1差動トランジスタ2に流れる。従つてトラ
ンジスタ10はオフされるので、トランジスタ9
はバイアスされず、トランジスタ9のコレクタ電
位が上昇し制御トランジスタ12をオフし、定電
流源16からの電流は制御トランジスタ13のベ
ース電流となつて被制御トランジスタ14のバイ
アスを高めて負荷7の電圧降下を補償している。
しかし負荷7が非常に大きいと制御トランジスタ
13のベース電位は VBE1+VBE2+RXIL ……(1) となる。
尚 VBE1……制御トランジスタ13のベース・エミ
ツタ間電圧 VBE2……被制御トランジスタ14のベース・エ
ミツタ間電圧 R……抵抗15の抵抗値 IL……負荷7の負荷電流 である。
従つて制御トランジスタ12のベース電位は VBE1+VBE2+RXIL−VBE3 ≒VBE+RXIL(但し、VBE=VBE1+VBE2−VBE3) となる。
尚 VBE3……制御トランジスタ12のベース・
エミツタ間電圧である。
今、シヨツトキーダイオード11が無い場合に
電源電圧が低下してくると、前記被制御トランジ
スタ14のエミツタの抵抗15と負荷電流による
電圧降下RXILがトランジスタ5のコレクタ・エ
ミツタ間電圧VCEを越えた時点で定電流源16の
電流は制御トランジスタ12のエミツタからベー
ス、さらにPNP型の第1差動トランジスタ2の
コレクタからベースを通つてトランジスタ5に逆
流を始め、それ以上のバイアス電流を制御トラン
ジスタ13のベースに供給できなくなる。そのた
め、電流リミツタがかかり、モータ制御等に応用
した場合、第3図点線に示すように負荷7がある
値以上になると負荷電流が一定になつてしまう。
そこで本考案は第1差動トランジスタ2のコレク
タにシヨツトキーダイオード11を設けたので、
負荷7が大きくなつたとき、定電流源16の電流
は全て制御トランジスタ13のベース電流となり
十分に被制御トランジスタ14をドライブできる
ので、第3図の実線で示すように負荷7の増加に
伴い、負荷電流も増加される。しかもシヨツトキ
ダイオード11は順方向に対して低インピーダン
スを呈するので正常の動作に影響を与えない。
本考案の駆動回路をテープ駆動用モータに用い
たのが第2図であり、接続点aには抵抗RTの電
圧降下に基づく電圧VSが発生している。テープ
を定速走行させている状態では負荷であるモータ
7′に被制御トランジスタ14を通つて電流が流
れる。テープに何らかの原因で力が加わり、モー
タ7′の回転数が落ちると、モータ7′の端子電圧
E0が小さくなり、a点からみたb点の電圧が上
り、差動増幅回路1の第2差動トランジスタ3の
ベースバイアス電圧が上昇し、前記第2差動トラ
ンジスタ3に流れるコレクタ電流が減少するの
で、その分第1差動トランジスタ2のコレクタ電
流が増加する。すると制御トランジスタ12のベ
ースにはシヨツトキーダイオード11を介して差
動トランジスタ2のコレクタ電流がより多く供給
される為、制御トランジスタ13のエミツタ電位
を高め、被制御トランジスタ14のコレクタ・エ
ミツタ間のインピーダンスを減少させるので、モ
ータ7′に流れる電流は増加し、前記モータ7′の
回転数の減少を補い、モータ7′の回転数を一定
にする。逆にテープに加えられる力が減少し、モ
ータ7′の回転数が上昇するとモータ7′の端子電
圧E0が大きくなり、a点から見たb点の電位が
下り、第2差動トランジスタ3のコレクタ電流が
増大し、第1差動トランジスタ2のコレクタ電流
が減少する。この結果制御トランジスタ12,1
3のエミツタ電位が減少し、被制御トランジスタ
14のコレクタ・エミツタ間のインピーダンスが
増大し、モータ7′に流れる電流を減少しモータ
7′の回転数の上昇を補い、回転数を一定にする。
このときシヨツトキーダイオード11は順方向に
対して低インピーダンスを呈するので、動作にほ
とんど影響を与えない。
(ヘ) 効果 本考案の駆動回路は上述した如く、ベースが定
電圧回路に接続されている差動増幅回路の第1差
動トランジスタのコレクタに逆流防止用のダイオ
ードを接続したので、減電圧特性を良くするため
にPNP型トランジスタを用いても、負荷の増大
時に前記差動トランジスタのコレクタ・ベースを
介して逆電流が流れることがないから、テープレ
コーダのモータ回路に使用した場合に十分に大き
な起動トルクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の駆動回路図、第2図は本考案
の一応用例を示す駆動回路図、第3図は負荷と負
荷電流の関係を示す特性図である。 1……差動増幅回路、2……第1差動トランジ
スタ、3……第2差動トランジスタ、4……ツエ
ナーダイオード、7……負荷、11……シヨツト
キーダイオード、12,13……制御トランジス
タ、14……被制御トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースが定電圧回路に接続されているPNP型
    の第1差動トランジスタ及びベースが一端を電源
    に接続した負荷の他端に接続されている第2差動
    トランジスタとを備える差動増幅回路と、前記第
    1差動トランジスタのコレクタにベースが接続さ
    れた制御トランジスタと、コレクタが前記負荷の
    他端と接続されると共に前記制御トランジスタに
    て制御され前記負荷に流れる電流をコントロール
    する被制御トランジスタと、前記第1差動トラン
    ジスタのコレクタに接続された逆流防止ダイオー
    ドとよりなる駆動回路。
JP1983191670U 1983-12-12 1983-12-12 駆動回路 Granted JPS60100820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983191670U JPS60100820U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983191670U JPS60100820U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60100820U JPS60100820U (ja) 1985-07-09
JPH055840Y2 true JPH055840Y2 (ja) 1993-02-16

Family

ID=30412690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983191670U Granted JPS60100820U (ja) 1983-12-12 1983-12-12 駆動回路

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JPS60100820U (ja) 1985-07-09

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