JP2927997B2 - Ttl回路のノイズ防止回路 - Google Patents
Ttl回路のノイズ防止回路Info
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- JP2927997B2 JP2927997B2 JP3234004A JP23400491A JP2927997B2 JP 2927997 B2 JP2927997 B2 JP 2927997B2 JP 3234004 A JP3234004 A JP 3234004A JP 23400491 A JP23400491 A JP 23400491A JP 2927997 B2 JP2927997 B2 JP 2927997B2
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- Japan
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- circuit
- potential
- ttl
- terminal
- noise prevention
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Description
【0001】
【技術分野】本発明はTTL(トランジスタトランジス
タロジック)回路のノイズ防止回路に関し、特にTTL
回路の出力における負ノイズの防止回路に関する。
タロジック)回路のノイズ防止回路に関し、特にTTL
回路の出力における負ノイズの防止回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種のノイズ防止回路は図2に示
すような構成となっている。すなわち、TTL回路1の
出力5とグランド電位との間にクランプダイオード4を
図のように接続し、TTL回路の出力5に重畳される負
のノイズをクランプダイオード4によりクランプするよ
うになっている。
すような構成となっている。すなわち、TTL回路1の
出力5とグランド電位との間にクランプダイオード4を
図のように接続し、TTL回路の出力5に重畳される負
のノイズをクランプダイオード4によりクランプするよ
うになっている。
【0003】この様な回路では、−0.8v以下の負の
ノイズに対してダイオード4がオンとなり、よってこの
ダイオードのオン電圧である−0.8vに回路出力5の
電位をクランプするものである。
ノイズに対してダイオード4がオンとなり、よってこの
ダイオードのオン電圧である−0.8vに回路出力5の
電位をクランプするものである。
【0004】しかしながら、−0.8vよりも大きい例
えば、−0.7v〜−0.1v等の負のノイズに対して
は、ダイオード4はオンできないために、ノイズ防止が
不可能となるという欠点がある。
えば、−0.7v〜−0.1v等の負のノイズに対して
は、ダイオード4はオンできないために、ノイズ防止が
不可能となるという欠点がある。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、全ての負のノイズに対
して有効に動作するTTL回路のノイズ防止回路を提供
することである。
して有効に動作するTTL回路のノイズ防止回路を提供
することである。
【0006】
【発明の構成】本発明によるTTL回路のノイズ防止回
路は、回路出力端子と、第1の電位に接続された第1の
端子と、この第1の電位よりも高い第2の電位に接続さ
れた第2の端子と、この第2の端子に接続された制御端
子を有し前記出力端子の電位が前記第1の端子の電位よ
りも低くなったときに前記第1の端子と前記回路出力端
子との間にオン電流経路を形成するトランジスタ素子と
を含むことを特徴とする。
路は、回路出力端子と、第1の電位に接続された第1の
端子と、この第1の電位よりも高い第2の電位に接続さ
れた第2の端子と、この第2の端子に接続された制御端
子を有し前記出力端子の電位が前記第1の端子の電位よ
りも低くなったときに前記第1の端子と前記回路出力端
子との間にオン電流経路を形成するトランジスタ素子と
を含むことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の実施例の回路図であり、T
TL回路1の出力5にエミッタが接続され、コレクタが
グランド電位に接続されたNPNトランジスタ素子2が
設けられている。そして、このトランジスタ2のベース
には、抵抗3を介してTTL回路1の正動作電源電圧V
ccが供給されている。
TL回路1の出力5にエミッタが接続され、コレクタが
グランド電位に接続されたNPNトランジスタ素子2が
設けられている。そして、このトランジスタ2のベース
には、抵抗3を介してTTL回路1の正動作電源電圧V
ccが供給されている。
【0009】かかる構成において、TTL回路1の出力
部5に発生するノイズはトランジスタ2のエミッタの電
位に影響を及ぼす。例えば、TTL回路出力部5に負ノ
イズが発生すると、この部分の電位は負になり、よっ
て,エミッタ電位<コレクタ電位となり、トランジスタ
2はオン状態になる。従って、コレクタからエミッタに
対して電流が流れ、負ノイズによる電位を打消してその
電位を略グランド電位とするように動作する。
部5に発生するノイズはトランジスタ2のエミッタの電
位に影響を及ぼす。例えば、TTL回路出力部5に負ノ
イズが発生すると、この部分の電位は負になり、よっ
て,エミッタ電位<コレクタ電位となり、トランジスタ
2はオン状態になる。従って、コレクタからエミッタに
対して電流が流れ、負ノイズによる電位を打消してその
電位を略グランド電位とするように動作する。
【0010】このとき、トランジスタ2のベースには抵
抗を介して正電圧がバイアスとして印加されているの
で、トランジスタ2は飽和動作してコレクタエミッタ間
は略0vになっており、TTL回路の出力5はグランド
電位にクランプされる。
抗を介して正電圧がバイアスとして印加されているの
で、トランジスタ2は飽和動作してコレクタエミッタ間
は略0vになっており、TTL回路の出力5はグランド
電位にクランプされる。
【0011】TTL回路の出力5が正電位になったとき
は、エミッタ電位>コレクタ電位となり、トランジスタ
2はオフする。この状態では、トランジスタ2はTTL
回路出力部5に対して何等影響を及ぼさない。
は、エミッタ電位>コレクタ電位となり、トランジスタ
2はオフする。この状態では、トランジスタ2はTTL
回路出力部5に対して何等影響を及ぼさない。
【0012】尚、上記実施例では、回路電源として正の
Vccとグランド電位としているが、TTL回路1の動作
電源電圧を用いれば良く、種々の変形が可能である。
Vccとグランド電位としているが、TTL回路1の動作
電源電圧を用いれば良く、種々の変形が可能である。
【0013】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、トラ
ンジスタ素子を用いて負ノイズに対して飽和動作するよ
うに構成したので、この飽和動作トランジスタ素子によ
り全ての負ノイズが吸収されることになり、完全なノイ
ズ除去が可能となるという効果がある。
ンジスタ素子を用いて負ノイズに対して飽和動作するよ
うに構成したので、この飽和動作トランジスタ素子によ
り全ての負ノイズが吸収されることになり、完全なノイ
ズ除去が可能となるという効果がある。
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】従来のTTL回路の負ノイズ防止回路の例を示
す図である。
す図である。
1 TTL回路 2 トランジスタ素子 3 抵抗 5 出力部
Claims (1)
- 【請求項1】 回路出力端子と、 第1の電位に接続された第1の端子と、 この第1の電位よりも高い第2の電位に接続された第2
の端子と、 この第2の端子に接続された制御端子を有し、前記出力
端子の電位が前記第1の端子の電位よりも低くなったと
きに前記第1の端子と前記回路出力端子との間にオン電
流経路を形成するトランジスタ素子と、 を含むことを特徴とするノイズ防止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234004A JP2927997B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | Ttl回路のノイズ防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3234004A JP2927997B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | Ttl回路のノイズ防止回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555904A JPH0555904A (ja) | 1993-03-05 |
JP2927997B2 true JP2927997B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16964051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3234004A Expired - Fee Related JP2927997B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | Ttl回路のノイズ防止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2927997B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62183625A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-12 | Fujitsu Ltd | Ttl回路 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3234004A patent/JP2927997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555904A (ja) | 1993-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980825 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 12 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |