JPH06131068A - 定電圧回路 - Google Patents
定電圧回路Info
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- JPH06131068A JPH06131068A JP4282071A JP28207192A JPH06131068A JP H06131068 A JPH06131068 A JP H06131068A JP 4282071 A JP4282071 A JP 4282071A JP 28207192 A JP28207192 A JP 28207192A JP H06131068 A JPH06131068 A JP H06131068A
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Abstract
費電力を低減できる定電圧回路を提供することを目的と
する。 【構成】カレントミラー部のトランジスタQ1はエミッ
タサイズが大きく、そのコレクタ及びエミッタ側に抵抗
R1,R2が接続されている。トランジスタQ2はエミ
ッタサイズが小さく、そのコレクタと出力端子2との間
に抵抗R3が接続されている。抵抗回路1は抵抗R1,
R3と高電位電源VCCとの間に接続されている。フィー
ドバック部はベースがトランジスタQ1のコレクタに、
コレクタが抵抗回路1に接続されたトランジスタQ3
と、トランジスタQ3のベース・エミッタ間に接続され
た抵抗R4とからなる。抵抗回路1はPMOSトランジ
スタで構成され、そのゲートにオン又はオフさせる制御
信号が印加される。
Description
くは半導体集積回路(LSI)中に形成された定電圧回
路に関するものである。
定電圧を供給するための定電圧回路が多く設けられてい
る。近年のLSIの低消費電力化の技術傾向に伴い、定
電圧回路においても低消費電力化が要求されている。そ
のため、定電圧回路を間欠動作させて消費電力を低減す
る必要がある。
ク回路等に定電圧を供給するために各種の定電圧回路が
形成されている。その一つとして図5に示バンドギャッ
プバイアス回路がある。
スタQ5のベースが接続され、トランジスタQ5のエミ
ッタと抵抗R3との間に出力端子2が接続されている。
ノードN1と接地GNDとの間にはPNP型のパワーセ
ーブ用トランジスタQ0が接続されている。トランジス
タQ0のベースには制御信号PSが入力されている。
御信号PSが入力されると、トランジスタQ0がオフす
る。この結果、バンドギャップバイアス回路は動作状態
となり、出力端子2から電源電圧依存及び温度依存の少
ない定電圧VCSが出力される。また、トランジスタQ0
にLレベルの制御信号PSが入力されると、トランジス
タQ0がオンする。この結果、ノードN1の電位は接地
GNDと同電位となってバンドギャップバイアス回路は
停止状態となり、消費電力が低減される。
ギャップバイアス回路が停止状態になると、バンドギャ
ップバイアス回路自体の消費電力は低減される。ところ
が、バンドギャップバイアス回路の停止状態においてト
ランジスタQ0がオンとなるため、抵抗R1及びトラン
ジスタQ0を介して若干の電流が流れてしまう。従っ
て、バンドギャップバイアス回路の停止状態にするため
に若干の消費電力が必要となるという問題があった。
れたものであって、パワーセーブ時における消費電力を
なくして消費電力を低減できる定電圧回路を提供するこ
とを目的とする。
示す原理説明図である。定電圧回路はカレントミラー
部、抵抗回路1及びフィードバック部を備えて構成され
ている。カレントミラー部の第1のトランジスタQ1は
エミッタサイズが大きく、そのコレクタ及びエミッタ側
に第1及び第2の抵抗R1,R2がそれぞれ接続されて
いる。カレントミラー部の第2のトランジスタQ2はエ
ミッタサイズが小さく、そのコレクタと出力端子2との
間に第3の抵抗R3が接続されている。抵抗回路1は第
1及び第3の抵抗R1,R3と高電位電源VCCとの間に
接続されている。フィードバック部はベースが第1のト
ランジスタQ1のコレクタに、コレクタが抵抗回路1に
接続された第3のトランジスタQ3と、その第3のトラ
ンジスタQ3のベース・エミッタ間に接続された第4の
抵抗R4とから構成されている。
タで構成され、PMOSトランジスタのゲートに同PM
OSトランジスタをオン又はオフさせる制御信号を印加
するようにした。
P型であり、同MOSトランジスタと同一導電型の第2
のMOSトランジスタとによりP型カレントミラー回路
を構成する。第2のMOSトランジスタにはP型カレン
トミラー回路をオンオフさせるための第3のMOSトラ
ンジスタを接続し、第3のMOSトランジスタのゲート
に同第3のMOSトランジスタをオン又はオフさせる制
御信号を印加するようにした。
入力されると抵抗回路としてのPMOSトランジスタが
オンし、定電圧回路は動作状態となる。定電圧回路の動
作状態において、PMOSトランジスタは抵抗として機
能し、出力端子2から定電圧VCSが出力される。
Sトランジスタはオフし、定電圧回路は停止状態とな
る。PMOSトランジスタのオフにより、第1,第3の
抵抗R1,R3及び第3のトランジスタQ3への電流の
供給経路が絶たれるため、定電圧回路の停止状態におけ
る消費電力は零となる。
態において安定した電流を流すことができ、より安定し
た定電圧を出力することができる。
に具体化した一実施例を図2に従って説明する。なお、
説明の便宜上、図1と同様の構成については同一の符号
を付して説明する。
ラー部、抵抗回路としてのPMOSトランジスタT1及
びフィードバック部を備えて構成されている。カレント
ミラー部は抵抗R1,R2,R3,R5及び第1及び第
2のトランジスタQ1,Q2とで構成されている。第
1,第2のトランジスタQ1,Q2のベースは発振防止
用の抵抗R5を介して互いに接続されている。第2のト
ランジスタQ2のコレクタと出力端子2との間には抵抗
R3が接続されている。第2のトランジスタQ2のエミ
ッタは接地GNDに接続されている。
は第2のトランジスタQ2のエミッタサイズの数倍(本
実施例では3倍)に設定されている。第1のトランジス
タQ1のコレクタ及びエミッタ側には抵抗R1,R2が
それぞれ接続されている。抵抗R2の他端は接地(低電
位電源)GNDに接続されている。この抵抗R2は出力
端子2の電位の変動に基づくトランジスタQ2の電流の
変化を吸収し、抵抗R1に流れる電流を常に一定、即ち
抵抗R1での電圧降下を一定にしている。
ドロップ用のトランジスタQ4が接続されている。ま
た、高電位電源VCCと抵抗R3との間には抵抗R6及び
電圧ドロップ用のトランジスタQ5が直列に接続されて
いる。
位電源VCCに接続され、ドレインは前記トランジスタQ
4,Q5のベースに接続されている。PMOSトランジ
スタT1のゲートにはインバータ3を介して制御信号P
Sが入力されるようになっている。従って、制御信号P
SがHレベルであると、PMOSトランジスタT1はオ
ンし、抵抗として動作して前記トランジスタQ4,Q5
にバイアス電圧を供給する。また、制御信号PSがLレ
ベルであると、PMOSトランジスタT1はオフし、ト
ランジスタQ4,Q5へのバイアス電圧の供給を停止し
てバンドギャップバイアス回路を停止状態にする。
デンサC1及び第3のトランジスタQ3とを備えて構成
されている。第3のトランジスタQ3のベースは第1の
トランジスタQ1のコレクタに接続され、同トランジス
タQ3のコレクタは抵抗R7を介して前記PMOSトラ
ンジスタT1のドレインに接続されている。抵抗R4は
第3のトランジスタQ3のベース・エミッタ間に接続さ
れている。発振防止用のコンデンサC1は第3のトラン
ジスタQ3のコレクタ・ベース間に接続されている。
プバイアス回路の作用を説明する。今、Hレベルの制御
信号PSが入力されるとインバータ3の出力はLレベル
となり、PMOSトランジスタT1がオンしてバンドギ
ャップバイアス回路は動作状態となる。バンドギャップ
バイアス回路の動作状態において、PMOSトランジス
タT1は抵抗として機能する。このため、PMOSトラ
ンジスタT1,抵抗R7及び第3のトランジスタQ3に
よって決定されるバイアス電圧がノードN1からトラン
ジスタQ4,Q5のベースに供給される。
エミッタ電圧はこのバイアス電圧からベース・エミッタ
間電圧だけ低い電圧となる。そして、トランジスタQ5
のエミッタ電圧が定電圧VCSとして出力端子2から出力
される。
変動、例えば、上昇すると、抵抗R1での電圧降下が一
定であることからノードN2(第1のトランジスタQ1
のコレクタ)における電位が引き上げられる。この電位
の上昇に相対して第3のトランジスタQ3は抵抗R7を
介して電流を引き込み、ノードN1の電位を前記変動上
昇分だけ下げる。従って、ノードN1のバイアス電圧は
一定に保持され、定電圧VCSも一定に保持される。
ス電圧が低下すると、抵抗R1での電圧降下が一定であ
ることからノードN2における電位が引き下げられる。
この電位の低下に相対して第3のトランジスタQ3の電
流引き込み量を抑制し、ノードN1の電位を前記変動上
昇分だけ上げる。従って、ノードN1のバイアス電圧は
一定に保持され、定電圧VCSも一定に保持される。
の制御信号PSが入力されるとインバータ3の出力はH
レベルとなり、PMOSトランジスタT1がオフしてバ
ンドギャップバイアス回路は停止状態となる。PMOS
トランジスタT1のオフにより、ノードN1の電位は接
地GNDと同電位となり、トランジスタQ4,Q5もオ
フする。従って、パワーセーブ時には出力端子2の出力
電圧は接地GNDとなるとともに、バンドギャップバイ
アス回路の消費電力は零となる。
ー部の第1及び第3の抵抗R1,R3を高電位電源VCC
に接続する抵抗回路をPMOSトランジスタT1で構成
した。従って、パワーセーブ時にはPMOSトランジス
タT1をオフさせることにより、バンドギャップバイア
ス回路に流れる電流を零にして消費電力をなくすことが
できる。
ップバイアス回路を示している。本実施例では前記PM
OSトランジスタT1をNMOSトランジスタT2に置
換するとともに、前記インバータ3をバッファ4に置換
している。
れるとNMOSトランジスタT2がオンしてバンドギャ
ップバイアス回路は動作状態となる。バンドギャップバ
イアス回路の動作状態において、NMOSトランジスタ
T2が抵抗として機能し、出力端子2から定電圧VCSが
出力される。また、パワーセーブ時において、Lレベル
の制御信号PSが入力されるとNMOSトランジスタT
2がオフしてバンドギャップバイアス回路は停止状態と
なる。従って、パワーセーブ時には出力端子2の出力電
圧は接地GNDとなるとともに、バンドギャップバイア
ス回路の消費電力は零となる。
ー部の第1及び第3の抵抗R1,R3を高電位電源VCC
に接続する抵抗回路をPMOSトランジスタT1で構成
した。従って、パワーセーブ時にはPMOSトランジス
タT1をオフさせることにより、バンドギャップバイア
ス回路に流れる電流を零にして消費電力をなくすことが
できる。
ップバイアス回路を示している。本実施例では図2に示
した実施例の構成に加えて、第2,第3のMOSトラン
ジスタとしてのPMOSトランジスタT3,T4が設け
られている。PMOSトランジスタT3のソースは高電
位電源VCCに接続され、そのゲートはドレインに接続さ
れている。また、PMOSトランジスタT3のゲートは
PMOSトランジスタT1のゲートに接続され、PMO
SトランジスタT1,T3によりカレントミラー回路5
が構成されている。
OSトランジスタT3のドレインに接続され、そのドレ
インは接地GNDに接続されている。PMOSトランジ
スタT4のゲートには前記インバータ3を介して制御信
号PSが入力されるようになっている。
れるとインバータ3の出力はLレベルとなり、PMOS
トランジスタT4がオンする。すると、PMOSトラン
ジスタT3のドレインの電位が低下し、カレントミラー
回路5がオンとなり、PMOSトランジスタT1には定
電流が流れる。このため、バンドギャップバイアス回路
は動作状態となり、前記実施例と同様にして出力端子2
から定電圧VCSが出力される。
の制御信号PSが入力されるとインバータ3の出力はH
レベルとなり、PMOSトランジスタT4がオフする。
このため、カレントミラー回路5はオフとなり、PMO
SトランジスタT4がオフしてバンドギャップバイアス
回路は停止状態となる。従って、パワーセーブ時には出
力端子2の出力電圧は接地GNDとなるとともに、バン
ドギャップバイアス回路の消費電力は零となる。
てのPMOSトランジスタT1とPMOSトランジスタ
T3とでカレントミラー回路5を構成し、カレントミラ
ー回路5をオンオフさせるPMOSトランジスタT4を
設けた。従って、本実施例のバンドギャップバイアス回
路は前記実施例と同様の効果があるとともに、バンドギ
ャップバイアス回路の動作状態においてPMOSトラン
ジスタT1に定電流を流し、より安定した定電圧を出力
することができる。
SトランジスタT4をNMOSトランジスタに置換する
とともに、インバータ3をバッファに置換して実施して
もよい。また、図4においてPMOSトランジスタT4
のドレインと接地GNDとの間に抵抗を挿入して実施し
てもよい。
パワーセーブ時における消費電力をなくして消費電力を
低減することができる。
作状態において安定した電流を流すことができ、より安
定した定電圧を出力することができる。
回路図である。
である。
である。
図である。
抗 T1 抵抗回路としてのPMOSトランジスタ T3 第2のMOSトランジスタとしてのPMOSトラ
ンジスタ T4 第3のMOSトランジスタとしてのPMOSトラ
ンジスタ VCC 高電位電源
Claims (2)
- 【請求項1】 エミッタサイズの相違する第1及び第2
のトランジスタ(Q1,Q2)と、その一方のエミッタ
サイズの大きい第1のトランジスタ(Q1)のコレクタ
及びエミッタ側にそれぞれ接続した第1及び第2の抵抗
(R1,R2)と、他方のエミッタサイズの小さい第2
のトランジスタ(Q2)のコレクタと出力端子(2)と
の間に接続された第3の抵抗(R3)とよりなり、出力
端子(2)の電位の電圧変動に相対して前記第1のトラ
ンジスタ(Q1)のコレクタ側の電位が変動するカレン
トミラー部と、 前記第1及び第3の抵抗(R1,R3)と高電位電源
(VCC)との間に接続された抵抗回路(1)と、 第3のトランジスタ(Q3)及びそのベース・エミッタ
間に接続された第4の抵抗(R4)とよりなり、前記出
力端子(2)の電位の変動に基づいて前記第3のトラン
ジスタ(Q3)が電流制御され前記出力端子(2)の電
圧変動を補償するフィードバック部とを備えた定電圧回
路であって、 前記抵抗回路(1)をMOSトランジスタで構成し、こ
のMOSトランジスタのゲートに同MOSトランジスタ
をオン又はオフさせる制御信号を印加するようにしたこ
とを特徴とする定電圧回路。 - 【請求項2】 前記MOSトランジスタ(T1)がP型
であり、同MOSトランジスタ(T1)と同一導電型の
第2のMOSトランジスタ(T3)とによりP型カレン
トミラー回路(5)を構成するとともに、第2のMOS
トランジスタ(T3)にはP型カレントミラー回路
(5)をオンオフさせるための第3のMOSトランジス
タ(T4)を接続し、第3のMOSトランジスタ(T
4)のゲートに同第3のMOSトランジスタ(T4)を
オン又はオフさせる制御信号を印加するようにしたこと
を特徴とする請求項1に記載の定電圧回路。
Priority Applications (2)
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ID=17647758
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