JPH025042B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH025042B2
JPH025042B2 JP60245088A JP24508885A JPH025042B2 JP H025042 B2 JPH025042 B2 JP H025042B2 JP 60245088 A JP60245088 A JP 60245088A JP 24508885 A JP24508885 A JP 24508885A JP H025042 B2 JPH025042 B2 JP H025042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
circuit
protection
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60245088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62104304A (ja
Inventor
Yoshiaki Sano
Toshio Hanazawa
Yasuhide Katagase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP60245088A priority Critical patent/JPS62104304A/ja
Publication of JPS62104304A publication Critical patent/JPS62104304A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、構成を簡単化した天絡保護回路に関
する。
〔従来の技術〕
天絡とは端子例えば出力端子が電源に誤つて接
続されることをいゝ、天絡が生じると該端子に接
続される回路素子に大電流が流れて破壊する恐れ
がある。天絡保護回路はかゝる場合回路素子の破
壊を防止するように動作する。
従来の天絡保護回路を第3図に示す。OUTは
出力端子、Vccは電源又は電圧であり、天絡時に
は何らかの手段でOUTがVccに接続される。第
3図ではこのときOUT、抵抗R1、トランジスタ
Q2のエミツタ・ベース、ゼナーダイオードZD、
基準電圧REF1の経路で電流が流れ、トランジス
タQ2はオンになる。またトランジスタQ3はオフ
になり、トランジスタQ4もオフ、従つてダイオ
ードD1、抵抗R4の経路で電流が流れ、トランジ
スタQ5はオン、従つてトランジスタQ1はオンと
なり電流Idが流れる。この天絡保護電流Idは図示
しない保護用トランジスタを制御して回路素子の
破壊を防止する。第4図にその例を示す。
第4図は天絡保護回路を付けた電力増幅回路を
示し、Q1〜Q5は第3図で述べた前記トランジス
タである。天絡検出電流IdはトランジスタQ6
オンにし、定電流源トランジスタQ11が供給する
電流を全て該トランジスタQ6が吸収し、出力段
トランジスタQ7,Q8をオフにするQ9,Q10は天絡
した時点でオフとなる。この保護回路がないと出
力段トランジスタQ7,Q8に大きな電流が流れ、
該トランジスタは破壊する。即ち、出力端子
OUTが例えば13.2Vである(車載用アンプの場合
電源はバツテリ)Vccになると、差動アンプのト
ランジスタQ15はオフ、Q14がオン、従つてトラ
ンジスタQ16は飽和しコレクタ・エミツタ間電圧
は約0V、したがつてトランジスタQ7のベースエ
ミツタ間電圧がVcc(=13.2V)となり、これらの
トランジスタQ7,Q8に流れる電流は大きく、該
トランジスタを破壊する恐れがある。
なおこのパワーアンプの通常の動作は次の如く
である。即ち入力端子INに信号電圧が加わり、
この信号電圧が高くなるとトランジスタQ14の電
流は減り、従つてトランジスタQ16のベース電流
が減り、電位REF1は上る。これによりダーリン
トン接続されたプツシユ側のトランジスタQ10
Q9は導通度を増し、プル側のトランジスタQ7
Q8(Q7はpnp,Q8はnpnで、同じnpnであるQ10
Q9とは動作が逆になる)は導通度を下げ、出力
OUTの電位は高くなる。これは抵抗R10,R9
分圧されたのちトランジスタQ15に加わり、上記
動作を和らげる即ち負帰還をかける。信号電圧が
低くなるときは上記の逆である。
通常動作時は出力OUTはトランジスタQ16のコ
レクタ電位REF1とほゞ同じ電位であり、従つて
抵抗R1、トランジスタQ2のエミツタ・ベース、
ゼナーダイオードZDへ流れる電流はなく、天絡
保護電流Idはない。式で示すと、 VOUT−REF1<VZD+VBE−R1I1 であつて、I1は流れず、保護回路は動作しない。
しかし天絡するとVOUT=Vccになり、トランジス
タQ15はオフ、Q14,Q16はオン、REF1≒0Vにな
つて、 VOUT−REF1≒Vcc>VZD+VBE+R1I1 となるため保護回路が動作し、トランジスタQ6
によりトランジスタQ11からの電流を吸込み、ト
ランジスタQ7,Q8をオフにする。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の天絡回路は図示のように複雑である。ト
ランジスタはQ1〜Q5の2個を使用し、それにダ
イオードD1,ZD、抵抗R1〜R4を使用する。なお
トランジスタQ3,Q4は検出動作に直接関係はし
ないが、リーク防止に必要である。阻ち天絡が発
生しない状態ではトランジスタQ2にベース電流
が流れず、コレクタ電流はないはずであるが、実
際には若干のリーク電流が流れ、これがトランジ
スタQ5,Q1をオンにして保護電流Idを生じる恐
れがある。トランジスタQ3,Q4を設けると、出
力OUTがVccより低い限り、Q3オン、従つてQ4
オンとなり、トランジスタQ5,Q1のオンを防ぐ。
本発明は回路構成等を変更して、簡単な構造の
天絡保護回路を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、端子が天絡されたとき該端子に接続
される回路素子が損傷するのを防止する保護回路
において、該端子に接続された抵抗と第1のトラ
ンジスタと第2のトランジスタの直列回路を備
え、第1のトランジスタのベースには第1の基準
電位を与え、第2のトランジスタのベースにはゼ
ナーダイオードを介して第2の基準電位を与え、
該第2のコレクタを保護用トランジスタのベース
へ接続してなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の天絡保護回路は第1図に示すようにト
ランジスタQ20,Q21の2個とゼナーダイオード
ZD1個及び抵抗R11個からなる簡単なものであ
り、これで第3図の従来回路と同様な働らきをす
ることができる。即ち、第2の基準電圧REF2
定電流源トランジスタQ11〜Q13の共通ベース電
位としており、従つて出力端子OUTがVccにな
るまではトランジスタQ20にベース電流は流れ
ず、該トランジスタはオフである。またトランジ
スタQ21のベース電流はトランジスタQ20がオン
しない限り流れることはなくまたQ20が飽和した
としても、VOUT−REF1>VBE+VZDにならなけれ
ば流れず、通常動作ではREF1はほゞVOUTなので
上記式は成立せず従つてトランジスタQ21はオフ
である。これらにより、トランジスタリーク電流
を想定しても通常状態では保護電流Idは発生しな
い。しかし天絡で出力端子OUTがVccになると
トランジスタQ20はオン、Q21もオンになり、保
護電流Idが生じる。式で示すと、天絡時は負帰還
作用でREF1はほゞ0Vに下るので VOUT−REF1(≒Vcc)≧VZD+VBE+R1R1 かつQ20のエミツタ電位がVcc−R1I1、が成立
し、電流I1が流れてこれが保護電流Idになる。な
おトランジスタQ21はマルチコレクタ型で、コレ
クタの1つはベースへ接続しているが、これは、
保護電流Idは次段保護トランジスタのベース電流
になるだけで大きな値は不要なので、一部をバイ
パスしてIdを小にするためのものである。
〔実施例〕
第2図に実施例を示す。第1図および第4図と
同じ部分には同じ符号が付してある。動作は前述
の通りであり、通常状態ではVOUT≒REF1なの
で、 VOUT−REF1<VZD+VBE+VCE+R1I1 であり、I1は流れず、保護回路は動作しない。こ
れに対し天絡が発生するとトランジスタQ20がオ
ンになり、またREF1≒0になるので、上式の不
等号は逆になり、電流I1が流れてその一部が保護
電流Idになる。
保護回路のトランジスタQ21はマルチコレクタ
型で、その一方のコレクタはベースへ接続されて
コレクタ電流を分流し、保護電流Idを必要値に抑
えているが、この機能はトランジスタQ20が定電
流トランジスタQ11,Q12と同じベース電圧を受
けて天絡発生時に流れる電流I1を定電流化するこ
とよにり確実にされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば機能は同じ
で回路構成を簡単化でき、消費電流も少ない天絡
保護回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の保護回路を示す回路図、第2
図は第1図の適用例を示す回路図、第3図は従来
の保護回路を示す回路図、第4図は第3図の適用
例を示す回路図である。 図面でOUTは端子、Q7,Q8は該端子に接続さ
れる回路素子、R1は抵抗、Q20は第1のトランジ
スタ、Q21は第2のトランジスタ、ZDはゼナーダ
イオード、REF2,REF1は第1,第2の基準電圧
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端子が天絡されたとき該端子に接続される回
    路素子が損傷するのを防止する保護回路におい
    て、 該端子に接続された抵抗と第1のトランジスタ
    と第2のトランジスタの直列回路を備え、第1の
    トランジスタのベースには第1の基準電位を与
    え、第2のトランジスタのベースにはゼナーダイ
    オードを介して第2の基準電位を与え、該第2の
    トランジスタのコレクタから制御電流を出力する
    ことを特徴とする天絡保護回路。
JP60245088A 1985-10-31 1985-10-31 保護回路 Granted JPS62104304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60245088A JPS62104304A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 保護回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60245088A JPS62104304A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104304A JPS62104304A (ja) 1987-05-14
JPH025042B2 true JPH025042B2 (ja) 1990-01-31

Family

ID=17128427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60245088A Granted JPS62104304A (ja) 1985-10-31 1985-10-31 保護回路

Country Status (1)

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JP (1) JPS62104304A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427613U (ja) * 1990-06-28 1992-03-05

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Publication number Publication date
JPS62104304A (ja) 1987-05-14

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