JPS5834493Y2 - 直流定電圧電源回路 - Google Patents
直流定電圧電源回路Info
- Publication number
- JPS5834493Y2 JPS5834493Y2 JP1977061185U JP6118577U JPS5834493Y2 JP S5834493 Y2 JPS5834493 Y2 JP S5834493Y2 JP 1977061185 U JP1977061185 U JP 1977061185U JP 6118577 U JP6118577 U JP 6118577U JP S5834493 Y2 JPS5834493 Y2 JP S5834493Y2
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- Japan
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- voltage
- current
- transistor
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- constant
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源電圧変動あるいは負荷の変動に対して極
めて安定化された直流定電圧電源回路に関する。
めて安定化された直流定電圧電源回路に関する。
トランジスタ回路においてはそのバイアス用電源として
、電源電圧の変動あるいは負荷の変動に関係なく一定な
出力電圧を得ることのできる電源が要求される。
、電源電圧の変動あるいは負荷の変動に関係なく一定な
出力電圧を得ることのできる電源が要求される。
第1図はかかる目的にそって提案された従来の直流定電
圧電源回路である。
圧電源回路である。
図において、1は電源端子、2は定電圧ダイオード、3
は同ダイオードへ電流を流す抵抗、4はエミッタフォロ
ワトランジスタ、5は同トランジスタのコミツク抵抗、
そして6は出力端子である。
は同ダイオードへ電流を流す抵抗、4はエミッタフォロ
ワトランジスタ、5は同トランジスタのコミツク抵抗、
そして6は出力端子である。
この回路では抵抗3を介しか定電圧ダイオード2へ電流
が流され、a点に生じる電圧をトランジスタ4と抵抗5
とからなるエミッタフォロワ回路でとり出している。
が流され、a点に生じる電圧をトランジスタ4と抵抗5
とからなるエミッタフォロワ回路でとり出している。
ところでこの回路において、たとえば端子1に印加され
る電圧が変動し、抵抗3に流れる電流が変化したとして
も、この変化は定電圧ダイオードが有するツェナー特性
で吸収され、a点における電圧変化が抑制される。
る電圧が変動し、抵抗3に流れる電流が変化したとして
も、この変化は定電圧ダイオードが有するツェナー特性
で吸収され、a点における電圧変化が抑制される。
また、端子6から取りだす電流が負荷の変動により変化
したとしてもトランジスタ4と抵抗5とからなるエミッ
タフォロワ回路の存在により、端子6における出力電圧
の変動が抑制される。
したとしてもトランジスタ4と抵抗5とからなるエミッ
タフォロワ回路の存在により、端子6における出力電圧
の変動が抑制される。
このように従来の回路によっても電源電圧の変動あるい
は負荷の変動による出力電圧の変動を抑制する効果は発
揮されるものの厳密にみた場合、電源電圧の変動によっ
て出力電圧はわずかではあるが変化する。
は負荷の変動による出力電圧の変動を抑制する効果は発
揮されるものの厳密にみた場合、電源電圧の変動によっ
て出力電圧はわずかではあるが変化する。
すなわち、定電圧ダイオードに流れる電流が変化した場
合、わずかではあるけれどもツェナー電圧が変化するこ
とはさけられず、このためa点の電圧ならびに端子6に
得られる出力電圧が変動するわけである。
合、わずかではあるけれどもツェナー電圧が変化するこ
とはさけられず、このためa点の電圧ならびに端子6に
得られる出力電圧が変動するわけである。
本考案はかかる従来の回路に存在した問題に鑑みてなさ
れたものであり、電源電圧の変動に影響されることのな
い定電圧ダイオードへの電流供給回路を設け、出力電圧
の安定化をはかることに特徴を有するものである。
れたものであり、電源電圧の変動に影響されることのな
い定電圧ダイオードへの電流供給回路を設け、出力電圧
の安定化をはかることに特徴を有するものである。
以下本考案の実施例を示す第2図にしたがって本考案を
説明する。
説明する。
図Ki−いて1,2,4および6は従来の回路(第1図
)と同一の要素、7釦よび8は定電圧ダイオード2によ
り得られる電圧をエミッタフォロワ回路を通した後分割
するための抵抗、9釦よび10はエミッタフォロワ回路
を形成するトランジスタならびに抵抗、11はトランジ
スタ9の工□ツタに生じる電圧をベースバイアスとして
利用し、定電流回路を形成するトランジスタ、12は同
トランジスタのエミッタ抵抗、13はコレクタ抵抗、1
4は温度補償用ダイオード、15および16は定電圧ダ
イオード2へ正規の電流を供給する回路を形成するトラ
ンジスタならびに抵抗、そして17は定電圧ダイオード
へ初期電流を流すための抵抗である。
)と同一の要素、7釦よび8は定電圧ダイオード2によ
り得られる電圧をエミッタフォロワ回路を通した後分割
するための抵抗、9釦よび10はエミッタフォロワ回路
を形成するトランジスタならびに抵抗、11はトランジ
スタ9の工□ツタに生じる電圧をベースバイアスとして
利用し、定電流回路を形成するトランジスタ、12は同
トランジスタのエミッタ抵抗、13はコレクタ抵抗、1
4は温度補償用ダイオード、15および16は定電圧ダ
イオード2へ正規の電流を供給する回路を形成するトラ
ンジスタならびに抵抗、そして17は定電圧ダイオード
へ初期電流を流すための抵抗である。
そしてこの回路によれば以下のようにして安定な出力電
圧をつる動作が遂行される。
圧をつる動作が遂行される。
すなわち端子に電圧が印加されたとすると、先ず抵抗1
7を通して定電圧ダイオード2に電流が流れ、エミッタ
フォロワトランジスタ4を通してそのエミッタ回路のb
点に電圧が生じる。
7を通して定電圧ダイオード2に電流が流れ、エミッタ
フォロワトランジスタ4を通してそのエミッタ回路のb
点に電圧が生じる。
そしてこの電圧はさらにエミッタフォロワトランジスタ
9を介してトランジスタ11のベースにバイアス電圧と
して印加される。
9を介してトランジスタ11のベースにバイアス電圧と
して印加される。
さらにトランジスタ15にも電流が流れるわけである。
このように端子1に電圧が印加されることによりトラン
ジスタ15を介して定電圧ダイオードに電流の流れる回
路状態が瞬時にして成立するわけである。
ジスタ15を介して定電圧ダイオードに電流の流れる回
路状態が瞬時にして成立するわけである。
ところでトランジスタ11のベースバイアス電圧は定電
圧ダイオードのツェナー電圧に依存するものであるため
、そのコレクタ電流は定電流化され、またトランジスタ
15のベースバイアス電圧もこの電流に依存しているた
めトランジスタ15のコレクタ電流すなわち定電圧ダイ
オード2への電流も定電流となる。
圧ダイオードのツェナー電圧に依存するものであるため
、そのコレクタ電流は定電流化され、またトランジスタ
15のベースバイアス電圧もこの電流に依存しているた
めトランジスタ15のコレクタ電流すなわち定電圧ダイ
オード2への電流も定電流となる。
したがって定電圧ダイオードのツェナー電圧は電流電圧
変動の影響をほとんどうけることのない一定な値となり
、端子6に得られる出力電圧も、電源電圧変動に対して
安定なものとなり、極めて安定な電源が得られるのであ
る。
変動の影響をほとんどうけることのない一定な値となり
、端子6に得られる出力電圧も、電源電圧変動に対して
安定なものとなり、極めて安定な電源が得られるのであ
る。
なお、この回路における抵抗17の存在は極めて重要で
ある。
ある。
すなわち、この抵抗が存在しない場合にはたとえ端子I
V?−電圧が印加されたとしても、定電圧ダイオード2
に電流が流れないためb点には電圧が発生せず、トラン
ジスタ11釦よび15のコレクタ電流が流れない。
V?−電圧が印加されたとしても、定電圧ダイオード2
に電流が流れないためb点には電圧が発生せず、トラン
ジスタ11釦よび15のコレクタ電流が流れない。
す彦わち出力端子6に出力を得ることが出来ないわけで
ある。
ある。
このように抵抗17は最初に定電圧ダイオードへ電流を
流スべく作用するわけであり、不可欠な回路要素といえ
る。
流スべく作用するわけであり、不可欠な回路要素といえ
る。
ところでこの抵抗17は不可欠な回路要素ではあるもの
の、これの抵抗値の選定には十分な配慮を払う必要があ
る。
の、これの抵抗値の選定には十分な配慮を払う必要があ
る。
すなわち抵抗1Tの値を小さくし、この抵抗を通して定
電圧ダイオードへ流す電流値を大きくすると、この電流
は端子1に印加する電圧変動の影響を受けるものである
ため高度に安定化された出力をうろことが困難になる。
電圧ダイオードへ流す電流値を大きくすると、この電流
は端子1に印加する電圧変動の影響を受けるものである
ため高度に安定化された出力をうろことが困難になる。
したがって抵抗17の値の選定にあたっては抵抗17を
通して流れる電流がトランジスタ15のコレクタ電流に
くらべ、十分小さな値となるようその抵抗値を大きくす
る方向で配慮を払わねばならない。
通して流れる電流がトランジスタ15のコレクタ電流に
くらべ、十分小さな値となるようその抵抗値を大きくす
る方向で配慮を払わねばならない。
な卦、この場合端子1に電圧を印加した時出力電圧をだ
しうる電流が最低限必要とされることは説明するまでも
ないことである。
しうる電流が最低限必要とされることは説明するまでも
ないことである。
さらに、本考案は定電流供給回路のバイアス電圧をツェ
ナーダイオードから得るとともに、たとえツェナー電圧
に変動成分が存在したとしても、この変動成分の影響が
定電流供給回路に及ぶことのないような回路構成上の配
慮を払っている。
ナーダイオードから得るとともに、たとえツェナー電圧
に変動成分が存在したとしても、この変動成分の影響が
定電流供給回路に及ぶことのないような回路構成上の配
慮を払っている。
すなわち、ツェナー電圧の変動成分の影響をなくすため
に、上記の電圧分割手段ならびにこの電圧分割手段で得
た電圧が入力されるエミッタフォロワ回路を設け、ツェ
ナーダイオードに流す定電流値を決定スるトランジスタ
11のベースに印加される電圧を、ツェナー電圧Vzよ
りもVB2分だけ低い電圧をさらに分割し、この電圧よ
りもさらにVB2分だけ低い電圧としている。
に、上記の電圧分割手段ならびにこの電圧分割手段で得
た電圧が入力されるエミッタフォロワ回路を設け、ツェ
ナーダイオードに流す定電流値を決定スるトランジスタ
11のベースに印加される電圧を、ツェナー電圧Vzよ
りもVB2分だけ低い電圧をさらに分割し、この電圧よ
りもさらにVB2分だけ低い電圧としている。
したがって、本考案では電圧分割手段によりツェナー電
圧の変動も小さくなりトランジスタ11のベースに及ヒ
影響が少なくなる。
圧の変動も小さくなりトランジスタ11のベースに及ヒ
影響が少なくなる。
さらに、本考案の回路では、トランジスタ11のコレク
タ電圧VCI□は電源電圧をVCC,)ランジスタ15
のペースエミッタ間順電圧降下をVBE15 とする
と、 Vct1’;Vcc VBE15 とあられされる。
タ電圧VCI□は電源電圧をVCC,)ランジスタ15
のペースエミッタ間順電圧降下をVBE15 とする
と、 Vct1’;Vcc VBE15 とあられされる。
一方、エミッタ電圧VEIIは、抵抗7と8で決捷る定
数をk(1より小)ツェナー電圧なりzトランジスタ1
10ベースエミッタ間順電圧降下をVBEII とす
ると・ VEII ”’kVZ VBEII となる。
数をk(1より小)ツェナー電圧なりzトランジスタ1
10ベースエミッタ間順電圧降下をVBEII とす
ると・ VEII ”’kVZ VBEII となる。
したがってトランジスタ11のコレクタエミッタ間電圧
vcE11は VCE11=VC11’VEtx;Vcc kHzと
なる。
vcE11は VCE11=VC11’VEtx;Vcc kHzと
なる。
ところで、電源電圧VCCがツェナー電圧VZに近くな
りVcc”;Vzとなると、vcE1□はvcE11=
(1−k)vz となる。
りVcc”;Vzとなると、vcE1□はvcE11=
(1−k)vz となる。
したがって、本考案の回路では、vcc2vzの状況下
すなわち電源電圧がツェナー電圧近くになったときでも
、なk(1−k )Vzの余裕があり、回路は正常に動
作する。
すなわち電源電圧がツェナー電圧近くになったときでも
、なk(1−k )Vzの余裕があり、回路は正常に動
作する。
以上のように、本考案の回路では、電源電圧の変動に左
右されることなく、常に一定の出力をうろことができる
とともに、ツェナー電圧の変動による影響も少なく、電
源電圧がツェナー電圧近くになったときでも回路の動作
を正常に行うことができ、定電圧電源としてすぐれた効
果を発揮するものである。
右されることなく、常に一定の出力をうろことができる
とともに、ツェナー電圧の変動による影響も少なく、電
源電圧がツェナー電圧近くになったときでも回路の動作
を正常に行うことができ、定電圧電源としてすぐれた効
果を発揮するものである。
第1図は従来の直流定電圧電源回路を示す図、第2図は
本考案にかかる直流定電圧電源回路を示す図である。 2・・・・・・定電圧ダイオード、4,9・・・・・・
エミッタフォロワトランジスタ、7,8,17・・・・
・・抵抗。
本考案にかかる直流定電圧電源回路を示す図である。 2・・・・・・定電圧ダイオード、4,9・・・・・・
エミッタフォロワトランジスタ、7,8,17・・・・
・・抵抗。
Claims (1)
- 定電圧ダイオード、同ダイオードに電流を供給する電流
供給手段、前記定電圧ダイオードと出力端子間に介在す
るエミッタフォロワ回路ならびに定電流回路部を備えて
なり、前記電流供給手段がエミッタを抵抗を介して電源
に接続したトランジスタの工□ツタコレクタ回路と、前
記抵抗と前記トランジスタのエミッタコレクタ回路の直
列体ト並列接続される抵抗とにより形成され、また前記
エミッタフォロワ回路を形成するトランジスタのエミッ
タ抵抗が、該トランジスタの工□ツタに生じる出力電圧
を分割する電圧分割抵抗により形成され、さらに電圧分
割用抵抗の分割点に得られる電圧を第2のエミッタフォ
ロワ回路を介してダイオードと抵抗の直列接続体を介し
てコレクタが電源に接続された定電流回路部を形成する
トランジスタのペースに印加してこのトランジスタのコ
レクタに定電流を流し、かつ該コレクタ電流にもとづき
前記電流供給手段中のトランジスタのペースバイアスを
得ることを特徴とする直流定電圧電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977061185U JPS5834493Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 直流定電圧電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977061185U JPS5834493Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 直流定電圧電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52155943U JPS52155943U (ja) | 1977-11-26 |
JPS5834493Y2 true JPS5834493Y2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=28522404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977061185U Expired JPS5834493Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | 直流定電圧電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834493Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1052790A (ja) * | 1964-02-03 | 1966-12-30 |
-
1977
- 1977-05-12 JP JP1977061185U patent/JPS5834493Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1052790A (ja) * | 1964-02-03 | 1966-12-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52155943U (ja) | 1977-11-26 |
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