JPH0348746Y2 - - Google Patents

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JPH0348746Y2
JPH0348746Y2 JP1983197803U JP19780383U JPH0348746Y2 JP H0348746 Y2 JPH0348746 Y2 JP H0348746Y2 JP 1983197803 U JP1983197803 U JP 1983197803U JP 19780383 U JP19780383 U JP 19780383U JP H0348746 Y2 JPH0348746 Y2 JP H0348746Y2
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motor
voltage
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circuit
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JP1983197803U
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JPS60106229U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等に
おけるリールモータ駆動回路に関する。 (ロ) 従来技術 VTRには供給及び巻取リールを直接駆動する
リール駆動装置が設けられていて、通常1個の
DCモータとアイドラ機構の組合せで、供給側又
は巻取側のリール台を駆動する構成となつてい
る。DCモータであるリールモータは通常再生時
にはキヤプスタンと共同してテープを巻取り、早
送り及び巻戻し時には単独でテープを移送するの
で、回転方向及び回転数を制御するリールモータ
駆動回路が必要である。 その為実開58−75362号公報の従来例に記載さ
れている様にトランジスタのブリツジ回路にて回
転方向を制御し、このブリツジ回路に流れる電流
を変えることにより、モータへの印加電圧を変化
させて回転数を低速と高速に切換る駆動回路が使
用されていた。 しかし上記回路では早送り、巻戻し時において
駆動するリールのテープ巻量が増加し、モータ負
荷が大きくなつた時には、モータに印加される電
圧が低下して回転数が低下し、早送り、巻戻しに
時間がかかるほか停止してしまうこともある。
又、アンローデイング時においてもいずれかのリ
ール台が駆動されてテープをカセツトケース内に
収納するが、このときテープに強いテンシヨンが
かからない様に、モータに流れる電流を制御する
必要がある。 そこで第2図に示す回路が提案されている。第
2図においてMRはリールモータであるDCモー
タ、1はパワートランジスタTr1〜Tr4で構成さ
れるブリツジ回路、2,3は回転方向制御回路、
ZDは通常再生時におけるモータへの印加電圧を
規定するツエナーダイオード、4は早送り、巻戻
し時における電圧制御回路、5は早送り、巻戻し
指令回路、R3,R4は電流検出用抵抗、6はアン
ローデイング時における電流制限回路である。 通常再生時には第1に端子7にハイレベル信号
が印加されて、トランジスタTr1,Tr4がオン状
態となり、モータMRは正方向回転の状態とな
る。電圧制御回路のオペアンプQ1の非反転入
力(十側)には電源電圧が印加されるので、トラ
ンジスタTr5はオン状態にある。しかし、スイツ
チS1がオンでトランジスタTr1のベースにツエナ
ーダイオードZDが接続された形となつているの
で、モータMRに印加される電圧、従つてトラン
ジスタTr1のエミツタ電圧はツエナー電圧からト
ランジスタTr1のVBEを引いた電圧に安定化され
る。 早送り、巻戻し時には端子8にハイレベル信号
が印加され、抵抗R5,R6で定まる電圧がオペア
ンプ4の非反転入力に印加される。トランジスタ
Tr5オペアンプ出力に基づき制御されて、早送
り、巻戻し時に必要な電圧がモータMRに印加さ
れることにより、モータMRは高速回転する。早
送り、巻戻し時においてモータMRの負荷が大き
くなると、モータに流れる電流が増加する。この
為抵抗R3による電圧降下が大きくなつて、モー
タに印加される電圧が減少する。抵抗R3の電圧
降下分はオペアンプQ1の非反転入力に印加され
ているので、電圧降下が増大した時には、オペア
ンプ出力電圧が高くなり、トランジスタTr5のイ
ンピーダンスが低下して、モータMRに印加され
る電圧を上昇する方向に働く。従つてモータの負
荷が大きくなつた時でもモータに印加される電圧
が増加する様に制御される。 アンローデイング時にはスイツチS2のみがオン
となり、電流制限回路のオペアンプQ2出力に
よりトランジスタTr1が制御される。オペアンプ
Q2の非反転入力には分圧回路9からの定電圧が、
反転入力には電流検出用抵抗R4の電圧降下分が
印加されており、モータを流れる電流が所定電流
より大きくならない様に制御している。従つてア
ンローデイング時において、巻取側リール台の回
転が高速すぎて、テープに高いテンシヨンがかか
ることを防止できる。 第2図の回路は以上の如き機能を備えている
が、トランジスタTr5、及び抵抗R3,R4にて電力
が消費される。すなわち、トランジスタTr5は非
飽和状態で制御され、電流も大きいので放熱対策
が必要であり、コスト的に不利となるし、リール
モータへ印加する電圧が低下する。また、電流検
出用抵抗を2個備えているので、さらにモータへ
の印加電圧が低下する。これは、省電力化を妨げ
るものであり、電池駆動のポータブルVTRでは
特に問題となる。 (ハ) 考案の目的 本考案は上記の点に鑑み為されたものであつ
て、回路での電力消費が少なく、電源電圧が低く
ても良いリールモータ駆動回路を提供することを
目的とする。 (ニ) 考案の構成 本考案は、DCモータの回転方向を制御するト
ランジスタによるブリツジ回路と、このブリツジ
回路に流れる電流を検出する電流検出用抵抗と、
早送り、巻戻し時にこの抵抗の電圧降下分に従つ
て前記ブリツジ回路を構成するトランジスタのベ
ース電流を制御してモータ負荷が大となる時にモ
ータに印加される電圧を増加する手段と、アンロ
ーデイング時に前記抵抗の電圧降下分に従つて前
記ブリツジ回路に流れる電流を制御する手段とを
備えてなるVTRのリールモータ駆動回路である。 (ホ) 実施例 本考案の一実施例を第1図に示す。MRはリー
ルモータ、11はモータの回転方向を制御する為
のブリツジ回路であつて、NPN型のパワートラ
ンジスタTr11,Tr12とPNP型のパワートランジ
スタTr13,Tr14により構成される。モータMRの
十側端子はトランジスタTr11とTr13の接続中点
に、−側端子はトランジスタTr12とTr14の接続中
点に接続される。 12,13は回転方向制御回路であり、夫々の
入力端17,20に制御信号が印加されてモータ
の回転方向が制御される。ZDはスイツチS1によ
つてトランジスタTr11のベースに接続されるツエ
ナーダイオード、16はアンローデイング時にス
イツチS2によりトランジスタTr11,Tr13のベース
と接続される電流制限回路、14は早送り時には
スイツチS3によつてトランジスタTr11,Tr13のベ
ースと接続され、巻戻し時にはスイツチS4によつ
てトランジスタTr12,Tr14のベースと接続される
電圧制御回路、R23は電流検出抵抗である。 電流制限回路16は反転入力として電流検出用
抵抗R23による電圧降下分が与えられ、非反転入
力として分圧回路19からの定電圧が与えられる
オペアンプQ2にて構成される。電圧制御回路
4は電流検出用抵抗R23の電圧降下分を非反転入
力とするオペアンプQ3と、定電圧源18と、こ
の定電圧源電圧とオペアンプQ3出力の加算器と
して動作するオペアンプQ4とを備えている。 次に動作を説明する。通常再生時には、端子1
7にハイレベルの正転指令信号が印加されると共
に、スイツチS1がオンとなる。従つてブリツジ回
11のトランジスタTr11とTr14のみがオン状態
となる。さらにツエナーダイオードZDがトラン
ジスタTr11のベースに接続された状態にあるの
で、トランジスタTr11のエミツタ電圧は略ツエナ
ー電圧に等しく安定化される(実際にはVBEだけ
低い)。 アンローデイング時には例えば端子17にハイ
レベル信号が印加されてDCモータMRは正転状
態となる。スイツチS2がオン状態なので、モータ
MRを流れる電流、従つてトランジスタTr11
Tr14を流れて抵抗R23を流れる電流は、オペアン
プ出力によつてトランジスタTr11のベース電流が
制御されるので、分圧回路19によつて定まる電
流以上の電流はモータMRに流れない。 巻戻し時には端子20に逆回転指令信号が印加
されてハイレベルとなり、トランジスタTr12
Tr13とが導通する。同時にスイツチS4がオンとな
つていて、電圧制御回路14出力がトランジスタ
Tr12のベース電流を制御することになる。すなわ
ち、リールモータの負荷が増加して、モータMR
に流れる電流が大きくなつた時には、抵抗R23
電圧降下が増える。この電圧降下分は抵抗R23
抵抗値が1Ω程度なので極めて小さい。そこでオ
ペアンプQ3によつて増幅された後、定電圧源1
8(ツエナーダイオード、抵抗分圧回路も可)の
電圧とオペアンプQ4にて加算される。 オペアンプQ4の動作としては、インピーダン
ス変換の意味もある。オペアンプQ4出力は、モ
ータ負荷が大となつた時に電圧が大きくなる方向
に動作するので、トランジスタTr12のベース電流
が増加し、従つてモータMRに流れる電流が増加
する。すなわち、モータ負荷が大きくなつてもモ
ータMRに直接印加される電圧が上昇して、モー
タMRの回転数が低下したり、停止することがな
い。早送りにおいてはスイツチS3がオンとなり電
圧制御回路14出力はトランジスタTr11を制御す
る動作は巻戻し時と同じである。 (ヘ) 考案の効果 以上の如く、本考案によれば第2図の従来例に
比べて、電流検出及び制御部分の電力消費が少な
くてすみ、低い電源電圧によつてリールモータを
駆動することができる。従い、ポータブルVTR
に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の回路図、第2図は従
来回路の回路図である。 主な符号の説明、MR……モータ、11……ブリ
ツジ回路、R23……電流検出用抵抗、14……電
圧制御回路、16……電流制限回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リールモータの回転方向を制御するトランジス
    タによるブリツジ回路と、該ブリツジ回路に流れ
    る電流を検出する1個の電流検出用抵抗と、早送
    り、巻戻し時に前記抵抗の電圧降下分と所定電圧
    との加算結果により前記ブリツジ回路のトランジ
    スタのベース電流を制御し前記リールモータに印
    加される電圧を制御する手段と、アンローデイン
    グ時に前記電圧降下分と基準電圧との比較結果に
    従つて前記ブリツジ回路のトランジスタのベース
    電流を制御して前記リールモータに流れる電流を
    制限する手段とを備えることを特徴とするビデオ
    テープレコーダのリールモータ駆動回路。
JP1983197803U 1983-12-21 1983-12-21 ビデオテ−プレコ−ダのリ−ルモ−タ駆動回路 Granted JPS60106229U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983197803U JPS60106229U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 ビデオテ−プレコ−ダのリ−ルモ−タ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983197803U JPS60106229U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 ビデオテ−プレコ−ダのリ−ルモ−タ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106229U JPS60106229U (ja) 1985-07-19
JPH0348746Y2 true JPH0348746Y2 (ja) 1991-10-17

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983197803U Granted JPS60106229U (ja) 1983-12-21 1983-12-21 ビデオテ−プレコ−ダのリ−ルモ−タ駆動回路

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JP (1) JPS60106229U (ja)

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JPS60106229U (ja) 1985-07-19

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