JPS5910954Y2 - 直流モ−タのブレ−キ装置 - Google Patents

直流モ−タのブレ−キ装置

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JPS5910954Y2
JPS5910954Y2 JP1978169890U JP16989078U JPS5910954Y2 JP S5910954 Y2 JPS5910954 Y2 JP S5910954Y2 JP 1978169890 U JP1978169890 U JP 1978169890U JP 16989078 U JP16989078 U JP 16989078U JP S5910954 Y2 JPS5910954 Y2 JP S5910954Y2
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JP
Japan
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motor
transistor
turned
series circuit
circuit
Prior art date
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Application number
JP1978169890U
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JPS5587196U (ja
Inventor
正二郎 島田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流モータのブレーキ装置に係り、特に、直流
モータの回転の停止指令にもとすき直ちに発電制動をか
けて上記直流モータの回転を急速に停止させるとともに
、直流モータの回転中に生じる好ましくない逆起電力を
取り除いて、定常時のその回転を円滑に行えるようにし
たものに関する。
従来、テープレコーダに使用されるリールモータはテー
プの走行中に制動をかけないで運転していたため、テー
プの走行停止時にはモータの回転がなかなか止まらず、
空転音を発したり、テープに異常に大きな張力が加わっ
てこれを切断したりするなど好ましくない動作をしてい
た。
また、そのりールモータを逆方向の高速回転から正方向
の低速回転に切り換えたとき、正常な回転になるまで時
間がかかるという欠点があった。
さらに、リールモータの運転中にそのリールモータに不
必要な極性のパルス性電圧が加わると、その回転を不安
定にする場合があった。
本考案はこのようなリールモータなどの直流モータにお
ける問題を取り除くものであり、特に、直流モータが正
逆方向のいずれかの回転中に停止指令があったとき、こ
れを短絡する二つの正逆方向用ブレーキ回路をその直流
モータに対し自動的に接続し、その直流モータを急速に
停止するようにしたものである。
以下に、本考案の実施例を第1図に示す直流モータの駆
動制御回路について説明する。
図において、1 ,2.3はそれぞれ正方向の低速指令
用、正方向の高速指令用および逆方向の高速指令用の制
御信号入力端子であり、4,5.6は正極性、負極性の
電源用および接地用の端子である。
また、7,8は逆流防止用ダイオード、9は逆方向の高
速指令回路用のツエナーダイオード、10は直流モータ
の逆方向回転時にのみ導通する逆流防止用ダイオ一ド、
11は逆方向の高速回転動作時におけるブレーキ動作を
禁止するダイオード、12.13は正転ブレーキ回路お
よび逆転ブレーキ回路を構或する逆流防止用ダイオード
、14は直流モータの正回転時におけるブレーキ動作を
禁止するダイオードである。
さらに15.16は直流モータの高速および低速指令時
に導通するトランジスタで、直流モータ17の一方の端
子に正転用駆動電流を供給制御する。
18はトランジスタ16とともに電源端子4,5間に直
列接続された逆転用駆動電流を供給制御するトランジス
タである。
19は正方向の高速用駆動電流を上記モータ17に供給
する制御用トランジスタ、20.21は上記直流モータ
17の停止指令によって、これを正方向および逆方向に
制動をかけるように作動し、かつ正逆転ブレーキ回路を
形或する制御用トランジスタである。
22はブレーキ動作を禁止するトランジスタである。
また、上記の直流モータ17の一端は上記PNPのトラ
ンジスタ16のコレクタとNPNのトランジスタ18の
接続中点に抵抗などを介して接続され、他端はインダク
タ23および上記トランジスタ19、ダイオード10、
定速サーボ回路24からなる並列回路を介してアース側
の端子6に接続されている。
さらに、上記の直流モータ17およびインダクタ23の
直列回路には、これを短絡するダイオード12とスイッ
チングトランジスタ20との直列回路およびダイオード
13とスイッチングトランジスタ21との直列回路が並
列接続されている。
なお、定速サーボ回路24として従来から広く用いられ
ているブリッジサーボ回路などが利用される。
次に、上記回路の動作を説明する。
直流モータ17を正方向に低速回転する場合この場合に
は、図示しないテープレコーダ本体に設けられている順
方向操作(FWD)スイッチの操作によりこの動作モー
ドが指定されることによって、入力端子1には制御電流
が供給され、これがダイオード7を介してトランジスタ
15および22のベースに流れ、それぞれオンとなる。
トランジスタ15のオンによりトランジスタ16もオン
となり、直流モータ17の一端aにトランジスタ16を
介して正の電源端子4から正の電源電圧が加わる。
このとき人力端子2,3には入力電流がないので、ツエ
ナーダイオード9がオフ、トランジスタ18.19か゛
オフ、ダイオード11がオフ、トランジスタ20か゛オ
ンとなり、直流モータ17の他端bからインダクタ23
を介して接続されたC点は定速サーボ回路24を介して
端子6に接続され、その直流モータ17が正方向に低速
回転する。
一方、このときブレーキ回路のトランジスタ20はオン
となっているが、これに直列接続されているダイオード
12が逆バイアスとなっているので、上記直流モータ1
7は電気的に短絡されず、ブレーキがかからない。
また、トランジスタ22も既述のようにオンとなってい
るため、ダイオード14およびトランジスタ21がオフ
となり、これによっても上記直流モータ17にはブレー
キがかからない。
直流モータを正方向に高速回転する場合 この場合には、図示しないテープレコーダ本体に設けら
れている早送り操作(FF)スイッチの操作により、こ
の動作モードが指定されることによって、入力端子2に
制御電流が加えられる。
これによりダイオード8を介してトランジスタ15.2
2のベースにその制御電流が流れ、トランジスタ15の
オンにより、トランジスタ16もオンとなって、直流モ
ータ17の一端aにトランジスタ16を経て正の電源電
圧が加わる。
また、同時にトランジスタ19もオンとなり、直流モー
タ17の他端bからインダクタ23を介して接続された
C点がトランジスタ19を介して接地される。
したがって、直流モータ17は正方向に高速回転する。
このときにも上記の正方向の低速回転の場合と同じく、
直流モータ17にはブレーキが全くかけられない。
直流モータを逆方向に高速回転する場合 この場合には、図示しないテープレコーダ本体に設けら
れている巻戻し操作(REW)スイッチの操作により、
この動作モードが指定されることによって、入力端子3
に制御電流が加えられる。
これによりツエナーダイオード9がその制御電流の所定
レベルで導電し、トランジスタ18がオンとなる。
したがって、直流モータ17の一端aはこのトランジス
タ18を通して負の電源電圧が供給される端子5に接続
される。
このとき入力端子1,2には制御電流が供給されないの
で、ダイオード7,8はオフ、トランジスタ15,16
.19はオフとなっている。
したがって、直流モータ17の他端bからインダクタ2
3を通して接続されたC点は、ダイオード10が順方向
に接続されることとなり、このダイオード10を通じて
アース側の端子6から上記モー夕17に逆方向の駆動電
流が流れ、これが高速で逆回転する。
このとき、ブレーキ回路のトランジスタ22はオフ、ダ
イオード14がオン、トランジスタ21がオンとなるが
、これに接続されたダイオード13が逆バイアスとなり
オフとなって、これによる直流モータ17の短絡は生じ
ない。
同様にダイオード11がオン、トランジスタ20がオフ
となっているため、この回路によっても上記直流モータ
17にブレーキがかからない。
直流モータを停止する場合 この場合には、上述の三つの動作モード状態において図
示しないテープレコーダ本体に設けられている停止操作
スイッチが操作されることにより、この動作モードが指
定されることによって、それまで上記入力端子1,2.
3のいずれかに供給されていた制御電流の供給が停止さ
れ、全ての人力端子1,2.3に制御電流が供給されな
い状態となる。
これにより、ダイオード7,8およびツエナーダイオー
ド9がいずれもオフとなり、トランジスタ15,16.
18もオフとなる。
したがって、直流モータ17の一端aには正負いずれの
電源電圧も供給されない。
このときトランジスタ19、ダイオード10、ダイオー
ド11がオフとなりトランジスタ20がオン、トランジ
スタ22がオフ、ダイオード14およびトランジスタ2
1がオンとなり、直流モータ17の他端bからインダク
タ23を通して接続されたC点が、a点との電位差が0
.6V以上になると、ダイオード12とトランジスタ2
0との直列回路およびダイオード13とトランジスタ2
1との直列回路が導通して、電磁ブレーキすなわち発電
制動がかけられる。
この場合において、上記ダイオード12.13は互いに
逆方向に接続されているため、それぞれ一方が直流モー
タの正回転のブレーキを、他方が逆回転のブレーキをか
けるように作用する。
また、正方向の低速回転と高速回転および逆方向の高速
回転中に、モータ17のコイルの逆起電力によって、a
点およびC点間にこれらの回転方向を妨げる方向の極性
パルスが加わる場合がある。
しかし、この場合でも、上記ダイオード12.13のい
ずれかがこれを導通して、それぞれ逆極性の電圧パルス
を吸収するように作用するので、直流モー夕17の円滑
な回転は妨げられない。
上述の実施例の説明から明らかなように、本願考案に係
る直流モータのブレーキ装置では、直流モータと、この
直流モータの回転方向および速度を指定する制御信号に
対応して上記直流モータに電流を選択的に供給するスイ
ッチング回路と、上記直流モータに並列接続された正方
向ダイオードおよび上記制御信号に対応した信号がベー
ス電極に供給される第1のスイッチングトランジスタか
らなる第1の直列回路と、上記直流モータに並列接続さ
れた逆方向ダイオードおよび上記制御信号に対応した信
号がベース電極に供給される第2のスイッチングトラン
ジスタからなる第2の直列回路を備え、上記直流モータ
に電流が供給されているときにはその電流の向きに応じ
て上記第1の直列回路または第2の直列回路の一方のス
イッチングトランジスタをオン動作せしめて上記直流モ
ータの回転により生じる逆起電力を吸収し、また上記直
流モータへの電流の供給が停止された時には上記第1の
直列回路および第2の直列回路の両スイッチングトラン
ジスタをオン動作せしめて上記直流モータの発動制動を
行なうようにしたことによって、直流モータへの電源供
給が遮断されると、上記直流モータの回転方向のいかん
に拘らず、上記電源供給の遮断と同時に上記直流モータ
に発電制動をかけて、上記直流モータの停止制御を効果
的に実施することができる。
また、上記直流モータに流れる電流の方向が変わった場
合でも、逆起電力を吸収するように上記ブレーキ回路が
動作するので・、その方向転換が迅速かつ円滑に行われ
る。
したがって、かかる作用を有する直流モータをテープレ
コーダのリールモータとして使用すれば、停止時におけ
る空転音の発生や磁気テープの異常な緊張または切断が
未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる直流モータのブレーキ回路を含
む制御回路図である。 15,16,18.19・・・・・・スイッチング回路
のトランジスタ、17・・・・・・直流モータ、12.
13・・・・・・正逆方向ダイオード、20.21・・
・・・・スイッチングトランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流モータと、この直流モータの回転方向および速度を
    指定する制御信号に対応して上記直流モータに電流を選
    択的に供給するスイッチング回路と、上記直流モータに
    並列接続された正方向ダイオードおよび上記制御信号に
    対応した信号がベース電極に供給される第1のスイッチ
    ングトランジスタからなる第1の直列回路と、上記直流
    モータに並列接続された逆方向ダイオードおよび上記制
    御信号に対応した信号がベース電極に供給される第2の
    スイッチングトランジスタからなる第2の直列回路を備
    え、上記直流モータに電流が供給されているときにはそ
    の電流の向きに応して上記第1の直列回路又は第2の直
    列回路の一方のスイッチングトランジスタをオン動作せ
    しめて上記直流モータの回転により生じる逆起電力を吸
    収し、また上記直流モータへの電流の供給が停止された
    時には上記第1の直列回路および第2の直列回路の両ス
    イッチングトランジスタをオン動作せしめて上記直流モ
    ータの発電制動を行なうようにしたことを特徴とする直
    流モータのブレーキ装置。
JP1978169890U 1978-12-12 1978-12-12 直流モ−タのブレ−キ装置 Expired JPS5910954Y2 (ja)

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JPS5587196U JPS5587196U (ja) 1980-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0830914B2 (ja) * 1987-07-10 1996-03-27 三田工業株式会社 給紙装置のモ−タ制御回路

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JPS5587196U (ja) 1980-06-16

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