JPH0231919Y2 - - Google Patents

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JPH0231919Y2
JPH0231919Y2 JP12912083U JP12912083U JPH0231919Y2 JP H0231919 Y2 JPH0231919 Y2 JP H0231919Y2 JP 12912083 U JP12912083 U JP 12912083U JP 12912083 U JP12912083 U JP 12912083U JP H0231919 Y2 JPH0231919 Y2 JP H0231919Y2
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motor
transistor
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light emitting
point
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JP12912083U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はモータ停止装置に関し、特にモータ
の停止,制動および停止の表示を必要とするテー
プレコーダなどに使用されるモータ停止装置に関
する。テープレコーダにおける録音および再生の
モータ停止機能は、指定した無録音部分でモータ
を停止させることによりテープを停止させるもの
で、特にテープ編集録音時には終了箇所にて、わ
ざわざ停止ボタンを操作する必要がなく便利であ
る。
従来技術 まず、モータ停止回路の原理について第1図を
参照して説明する。
第1図において、1はモータ駆動用電源、2は
モータ、3は基準電圧発生用電源、4は電圧比較
器、5はモータ電流制御用トランジスタである。
モータ2が回転すると内部でVgなる回転速度に
比例した逆起電力が生じ、A点とC点間にもその
電圧が現われる。したがつてA点とC点間を結ぶ
抵抗R1,R2の接続中点であるB点の電位VBは電
源電圧をVSとすると、 VB=VS−Vg・R1/(R1+R2) となり、これが電圧比較器4のプラス側入力とな
る。一方、マイナス側入力には電源電圧VSより
基準電圧Vrefを差し引いた電圧VS−Vrefが加わ
る。電圧比較器4の出力はトランジスタ5のベー
スへ接続されており、モータ2は電圧比較器4の
入力が等しくなる、VB=VS−Vref、すなわちVref
=Vg・R1/(R1+R2)となる回転数に制御され
る。
従来のモータ停止装置は前述のモータ制御回路
を利用したもので、第2図のような構成となつて
いる。第2図において、B点とアース間に接続さ
れた第1スイツチ6を閉じることによつてB点の
電位、すなわち電圧比較器4のプラス側入力をア
ース電位にしてトランジスタ5をオフ状態とな
す。これによつて、モータ電源が切れてモータが
停止するのである。
しかしながら、実際にはモータの回転子の慣性
によつてモータはすぐに停止しないので、その間
にテープが空走してしまい、指定箇所にて停止で
きないという問題が生じる。これを解決するため
モータの電源を切ると同時にモータの両端間を短
絡することにより電気的制御(電気ブレーキ)を
かけることが行なわれている。すなわち、第2図
において、モータ2の両端にコレクタとエミツタ
が接続されたトランジスタ7を、そのベースとア
ース間に電流制限抵抗4とともに接続された第2
スイツチ8を閉じることによりオンさせているの
がそれである。
ところで、テープレコーダにおける前述の自動
停止では操作ボタンの解除を伴わないので、外部
にそれを知らせるべく表示する必要がある。この
ため、モータ駆動用電源の両端に並列に表示ラン
プ9と、その点滅を制御する第3スイツチ10を
接続し、前記第3スイツチ10を前記第1,第2
スイツチ6,8と連動させることが行なわれてい
る。
上述した従来のモータ停止装置では、独立した
3つの回路をオン,オフさせるための連動スイツ
チが必要となつて、コストが上がるばかりでな
く、第3スイツチ10をオンさせたとき、表示ラ
ンプ9に大きな電流が流れて消費電流が多くなる
ので、電池で使用する機器には不適当である。
目 的 それゆえに、この考案の目的はモータに対する
電源の切断、制動、および表示を1つのスイツチ
によつて行ない得るようにするとともに、表示用
の消費電流が少なくて済むモータ停止装置が提供
することにある。
この考案を要約すれば、モータの両端にコレク
タとエミツタが接続されたトランジスタのベース
に、該トランジスタのベース電流によつて点灯す
る発光ダイオードを接続し、この発光ダイオード
の他端を前記モータの速度制御回路の所定の点に
接続しかつスイツチを介して直流電位点に接続
し、前記スイツチをオンすることによつて前記所
定の点を基準電位点に結合して、モータ電源を遮
断するとともに前記トランジスタをオンしてモー
タに電気的制動をかけ、同時に前記発光ダイオー
ドを点灯するように構成したものである。
この考案の上述の目的および特徴は、以下に図
面を参照して行なう詳細な説明から一層明らかと
なろう。
実施例 本考案を実施した第3図において、第1図、第
2図と同一部分には同一の記号を付して重複説明
を省略する。
本実施例ではモータ2の両端にコレクタ,エミ
ツタが接続されたトランジスタ7のベースに電流
制御抵抗R4を介して発光ダイオードD2のアノー
ドを接続し、この発光ダイオードD2のカソード
をモータ2の速度制御回路におけるB点に接続手
段12によつて接続するとともに、スイツチ11
を介して基準電位点(図示の場合はアース)に接
続している。なお接続手段12は図示の極性で挿
入されたスイツチングダイオードD1を有してい
るが、このスイツチングダイオードD1はスイツ
チ11がオフ状態のときにB点側から発光ダイオ
ードD2側へ順バイアスが与えられてトランジス
タ7および発光ダイオードD2がオンしてしまう
ような誤動作を防止するため、スイツチ11のオ
フ状態時におけるB点と発光ダイオードD2間を
遮断する。
スイツチ11のオン状態時には、前記スイツチ
ングダイオードD1はオン状態となつてB点をア
ース点に結合することは当然である。第3図にお
いて、スイツチ11がオフ状態のときは、B点の
電位が電圧比較器4のプラス端子に与えられモー
タの速度制御動作が行なわれ、トランジスタ7,
発光ダイオードD2もオフ状態になる。
しかし、スイツチ11がオン状態になると、ス
イツチングダイオードD1が導通して、B点がア
ース電位に固定されてトランジスタ5がオフとな
り、モータ2の電源が切れる。一方、トランジス
タ7は、抵抗R4,発光ダイオードD2を介して順
バイアスがかかるので、オンしてモータ2に電気
的制動をかける。同時に発光ダイオードD2が導
通してモータの停止状態を表示する。発光ダイオ
ードD2を流れる電流はトランジスタ7のベース
電流である。発光ダイオードD2は、スイツチ1
1のオフ時には、速度制御回路における高インピ
ーダンス点のB点の影響をトランジスタ7が受け
ないようにする機能も果たす。トランジスタ7は
図示の場合、PNP型であるが、NPN型であつて
も同様に構成することは可能である。但し、その
場合には基準電位点を正電位になしスイツチング
ダイオードD1,発光ダイオードD2などの極性を
反対になすなど、回路的な極性を一部反対にする
必要がある。第3図において、スイツチ11は機
能的なスイツチで形成してもよいが、スイツチン
グトランジスタなどの半導体スイツチにより構成
されるのが普通であり、スイツチングトランジス
タの制御電極にはたとえばテープレコーダの無録
音部分の検出信号により特定の直流電圧を与える
ものとする。
効 果 以上のようにこの考案によれば、1つのスイツ
チによつてモータへの電源の切断、制動、表示を
駆動することができ、構成の簡略化によるコスト
ダウンに寄与するという効果がある。また表示用
の発光ダイオードは、モータの制動用のトランジ
スタに流れるベース電流を利用するものであり、
消費電流の低減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なモータの速度制御回路を示す
回路図である。第2図は従来のモータ停止装置の
回路図である。第3図は本考案を実施したモータ
停止装置の回路図である。 図において、Bは所定の点、2はモータ、7は
トランジスタ、11はスイツチ、12は接続手
段、D1はスイツチングダイオード(遮断手段)、
D2は発光ダイオードを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータの速度制御回路の所定の点を基準電位
    点に結合することによりモータを停止できるよ
    うにしたモータ停止装置において、 前記モータの両端にコレクタとエミツタが接
    続され、前記コレクタとエミツタ間が導通して
    モータの両端を結合することにより前記モータ
    に電気的制動をかけるトランジスタと、 前記トランジスタのベースに接続され、前記
    トランジスタのベース電流によつて点灯する発
    光ダイオードと、 前記発光ダイオードの他端と前記所定の点と
    を接続する接続手段と、 前記発光ダイオードの他端と基準電位点間に
    接続されて、オンしたときに前記所定の点を基
    準電位点に結合するとともに前記トランジスタ
    のベースに導通バイアスを与えるスイツチを備
    えたモータ停止装置。 (2) 前記スイツチは半導体スイツチであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のモータ停止装置。 (3) 前記接続手段は前記スイツチがオフ状態のと
    きに前記発光ダイオードの他端と前記所定の点
    との間を遮断する手段を有していることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のモ
    ータ停止装置。 (4) 前記遮断する手段はスイツチングダイオード
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第3項記載のモータ停止装置。
JP12912083U 1983-08-19 1983-08-19 モ−タ停止装置 Granted JPS6038091U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12912083U JPS6038091U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 モ−タ停止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12912083U JPS6038091U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 モ−タ停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038091U JPS6038091U (ja) 1985-03-16
JPH0231919Y2 true JPH0231919Y2 (ja) 1990-08-29

Family

ID=30292670

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JP12912083U Granted JPS6038091U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 モ−タ停止装置

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JPS6038091U (ja) 1985-03-16

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