JPH0431835Y2 - - Google Patents

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JPH0431835Y2
JPH0431835Y2 JP10637184U JP10637184U JPH0431835Y2 JP H0431835 Y2 JPH0431835 Y2 JP H0431835Y2 JP 10637184 U JP10637184 U JP 10637184U JP 10637184 U JP10637184 U JP 10637184U JP H0431835 Y2 JPH0431835 Y2 JP H0431835Y2
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JP
Japan
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transistors
motor
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transistor
control
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JP10637184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、直流モータの反転駆動回路に関す
るものである。
〔背景技術とその問題点〕
テープレコーダ、その他電子機器に使用されて
いる小型の直流モータは、電源の極性を反転する
ことによつて、その回転方向を反転するブリツジ
形の駆動回路が採用されている。
第1図はかゝる直流モータの反転駆動回路の従
来例を示したもので、Q1,Q2,Q3,Q4はスイツ
チング素子となるトランジスタ、Q5,Q6はDCモ
ータMの反転制御用のトランジスタである。
この回路はよく知られているように、制御端子
1が“H”レベル、制御端子2が“L”レベルに
なるような信号が供給されると、トランジスタ
Q3,Q2のみがオンとなり、DCモータMの端子A
から端子Bへ向く電流が流れて正転駆動される。
又、制御端子1が“L”レベル、制御端子2が
“H”レベルになる信号が供給されると、トラン
ジスタQ4,Q1のみがオンになり、DCモータMの
端子Bから端子Aへ向く電流が流れて逆転駆動さ
れる。
しかしながら、この反転駆動回路において何ん
らかの原因によつて制御回路が暴走し、制御端子
1、及び2の両方に“H”レベルの信号が供給さ
れると、トランジスタQ1,Q2,Q3,Q4のすべて
がオンとなり、これらのトランジスタQ1,Q2
Q3,Q4に大電流が流れて焼損するという問題が
ある。
〔考案の目的〕
この考案は、かゝる焼損事故を解消するために
なされたもので、制御端子に誤つた信号が印加さ
れてもトランジスタの焼損が防止されるようにし
た直流モータの反転駆動回路を提供するものであ
る。
〔考案の概要〕
この考案は、DCモータを反転する2個の制御
用のトランジスタが交互のオン、オフ制御するこ
とはできるが、同時にオンとなることがないよう
な結線を施すことによつて、ブリツジ形の駆動回
路を構成しているスイツチング用のトランジスタ
が同時にオン状態になることを阻止したものであ
る。したがつて、誤つた制御信号が反転駆動回路
に供給されたときも、トランジスタの焼損を防止
することができる。
〔実施例〕
第2図はこの考案の直流モータの反転駆動回路
の一実施例を示すもので、第1図と同一部分は同
一記号とされている。
この駆動回路では、制御端子1は“H”レベル
の信号が供給され、制御端子2に“L”レベルの
信号が供給されると、トランジスタQ5のエミツ
タは抵抗r2、トランジスタQ1のVBEを介してアー
スされているので、このトランジスタQ5がオン
となり、次に、トランジスタQ3がオンとなる。
つづいてトランジスタQ2がオンとなるためDCモ
ータMには端子Aから端子Bへ向つて電流が流
れ、正転駆動される。
同様に、制御端子1が“L”レベル、制御端子
2が“H”レベルに制御されると、トランジスタ
Q4,Q1がオンとなり、DCモータMは逆転駆動さ
れる。
しかし、この考案の反転駆動回路では前述した
トランジスタQ3,Q2がオンとなつている正転駆
動時に、何んらかの原因によつて制御端子2に
“H”レベルの信号が入つたときでも制御用のト
ランジスタQ6がオンとなることはない。
すなわち、正転駆動時にはトランジスタQ3
オンとなつているためC点の電位はほぼ+VCC
なつている。そのため、制御端子2に“H”レベ
ルの信号が供給されてもトランジスタQ6のベー
ス・エミツタ間には電流が流れず、トランジスタ
Q6はオンにならない。
したがつて、トランジスタQ4,Q1もオンとな
ることはなく、前述した従来の反転駆動回路にみ
られるように短絡電流が流れることはない。
なお、制御端子1,2も“L”レベルになつた
ときは、全てのトランジスタQ1〜Q6がオフとな
り、DCモータMは回転しない。
又、トランジスタQ4,Q1がオンとなつている
逆転駆動時にD点の電位がほぼ+VCCとなつてい
るので、制御端子1に“H”レベルの信号が何ん
らかの原因で供給されてもトランジスタQ5がオ
ンに反転しないので、この場合もトランジスタ
Q1〜Q4の焼損が防止される。
この考案の反転駆動回路では制御用のトランジ
スタQ5,Q6のVBE間には最大+VCC−“L”レベル
の逆方向電圧が印加されるため、高い電源電圧を
使用する場合は抵抗r3,r4、又は、抵抗r5,r6
設けて分圧し、逆方向印加電圧を減少させること
が好ましい。
スイツチング素子となるトランジスタQ1〜Q4
にはダーリント接続された2個のトランジスタの
組み合せを使用すると、小さな制御電圧で大電流
のスイツチ作用をもたせることができる。
又、各トランジスタQ1〜Q6の導電形式(PNP
−NPN)は、逆の導電形式(NPN−PNP)と
することができることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の直流モータ反
転駆動回路は、駆動回路に対して、例えばマイク
ロコンピユータ等の故障や、暴走等によつて誤信
号が供給されたときでもスイツチング素子となつ
ているトランジスタが損傷することがないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直流モータの反転駆動回路図、
第2図はこの考案の一実施例を示す直流モータの
反転駆動回路図である。 図中、Q1〜Q4はスイツチング素子を形成する
トランジスタ、Q5,Q6は制御用のトランジスタ、
MはDCモータを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互にベースとコレクタが接続されている第
    1Q1と第2Q2トランジスタと、 該第1Q1と第2Q2トランジスタのコレクタに
    モータMの第1Aと第2のB端子が接続され、 前記第1Aと第2B端子にそれぞれコレクタが接
    続されている第3Q3と第4Q4のトランジスタに
    よつて、直流モーターの反転駆動回路を構成し、 前記第3Q3と第4Q4のトランジスタのそれぞ
    れベースとそれぞれ第5Q5、第6Q6トランジス
    タのコレクタが接続され、前記直流モーターMの
    第2Bと第1A端子にそれぞれ前記第5Q5、第6Q
    6トランジスタのエミツタが接続され、前記第
    5Q5、第6Q6トランジスタがそれぞれ制御信号
    によつてオン、オフ制御されることを特徴とする
    直流モーター反転駆動回路。
JP10637184U 1984-07-16 1984-07-16 直流モ−タ反転駆動回路 Granted JPS6125094U (ja)

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JP10637184U JPS6125094U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 直流モ−タ反転駆動回路

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JP10637184U JPS6125094U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 直流モ−タ反転駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPS6125094U JPS6125094U (ja) 1986-02-14
JPH0431835Y2 true JPH0431835Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=30665664

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JPS6125094U (ja) 1986-02-14

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