JPS6316714A - 差動電流スイツチ回路 - Google Patents
差動電流スイツチ回路Info
- Publication number
- JPS6316714A JPS6316714A JP16160586A JP16160586A JPS6316714A JP S6316714 A JPS6316714 A JP S6316714A JP 16160586 A JP16160586 A JP 16160586A JP 16160586 A JP16160586 A JP 16160586A JP S6316714 A JPS6316714 A JP S6316714A
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- JP
- Japan
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- transistors
- transistor
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- potential
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- Pending
Links
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 238000009738 saturating Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばフロッピーディスクへの書込み装置
におけるヘッドコイルの駆動に用いられる差動電流スイ
ッチ回路に関する。
におけるヘッドコイルの駆動に用いられる差動電流スイ
ッチ回路に関する。
(従来の技術)
一般に、この種の差動電流スイッチ回路は、例えば第3
図に示すように構成されている。第3図において、11
.12は差動入力信号A、Bが供給される入力端子で、
これら入力端子11.12にはそれぞれトランジスタQ
1 、Q2のベースが接続される。上記トランジスタQ
l 、Q2のエミッタは接地ライン13に接続され、コ
レクタはそれぞれトランジスタQ3 、Q4のベースに
接続される。これらトランジスタQ3.Q4のエミッタ
は共通接続され、この共通接続点と上記接地ライン13
間にはトランジスタQ5のコレクタ、エミッタ間が接続
される。また、上記トランジスタQ3 、Q4のベース
と電源ライン14間にはそれぞれ定電流源15゜16が
接続されるとともに、これらのベースと接地ライン13
間にはそれぞれ抵抗R1,R2が接続される。上記トラ
ンジスタQ5にはトランジスタQ6がカレントミラー接
続されており、このトランジスタQ6のコレクタおよび
ベースと電源ライン14間には定電流源17が接続され
、エミッタは接地ライン13に接続される。そして、上
記トランジスタQ3 、Q4のコレクタ側出力端子18
.19から差動入力信号A、Bに対応した出力N流(一
定の電流を引込む)を得る。
図に示すように構成されている。第3図において、11
.12は差動入力信号A、Bが供給される入力端子で、
これら入力端子11.12にはそれぞれトランジスタQ
1 、Q2のベースが接続される。上記トランジスタQ
l 、Q2のエミッタは接地ライン13に接続され、コ
レクタはそれぞれトランジスタQ3 、Q4のベースに
接続される。これらトランジスタQ3.Q4のエミッタ
は共通接続され、この共通接続点と上記接地ライン13
間にはトランジスタQ5のコレクタ、エミッタ間が接続
される。また、上記トランジスタQ3 、Q4のベース
と電源ライン14間にはそれぞれ定電流源15゜16が
接続されるとともに、これらのベースと接地ライン13
間にはそれぞれ抵抗R1,R2が接続される。上記トラ
ンジスタQ5にはトランジスタQ6がカレントミラー接
続されており、このトランジスタQ6のコレクタおよび
ベースと電源ライン14間には定電流源17が接続され
、エミッタは接地ライン13に接続される。そして、上
記トランジスタQ3 、Q4のコレクタ側出力端子18
.19から差動入力信号A、Bに対応した出力N流(一
定の電流を引込む)を得る。
なお、この回路をヘッドコイルの駆動に用いる場合には
、上記出力端子18.19間にヘッドコイルを接続し、
このヘッドコイルにセンタータップを設けて正の電圧を
印加する。
、上記出力端子18.19間にヘッドコイルを接続し、
このヘッドコイルにセンタータップを設けて正の電圧を
印加する。
上記のような構成において、差動入力信号A。
Bが第4図(a)に示すように変化したとすると、トラ
ンジスタQ3 、Q4のベース電位Vl 、V2、およ
びエミッタ電位■3はそれぞれ第4図(b)に示すよう
に変化する。今、ベース電位V1゜■2のハイ(“H″
)レベルを3VF1.:設定したとすると、一方のベー
ス電位が“H”レベルの時には、エミッタ電位■3は3
VFより■、だけレベルが低下した2VFとなる。しか
し、差動人力信号A、Bの反転時には一方のベース電位
が低下し、他方のベース電位が上昇するので、その交点
のベース電位は約1.5VFとなる。従って、エミッタ
電位v3は0.5VFとなる。しかも図示する如く、電
位の立ち上がりは立ち下がりよりも遅いので、上記エミ
ッタ電位■3は0.5VFより更に低くなる。このよう
な低い電位ではトランジスタQ5は動作できず、これに
伴い上記トランジスタQ3 、Q4も動作しなくなる。
ンジスタQ3 、Q4のベース電位Vl 、V2、およ
びエミッタ電位■3はそれぞれ第4図(b)に示すよう
に変化する。今、ベース電位V1゜■2のハイ(“H″
)レベルを3VF1.:設定したとすると、一方のベー
ス電位が“H”レベルの時には、エミッタ電位■3は3
VFより■、だけレベルが低下した2VFとなる。しか
し、差動人力信号A、Bの反転時には一方のベース電位
が低下し、他方のベース電位が上昇するので、その交点
のベース電位は約1.5VFとなる。従って、エミッタ
電位v3は0.5VFとなる。しかも図示する如く、電
位の立ち上がりは立ち下がりよりも遅いので、上記エミ
ッタ電位■3は0.5VFより更に低くなる。このよう
な低い電位ではトランジスタQ5は動作できず、これに
伴い上記トランジスタQ3 、Q4も動作しなくなる。
また、この時トランジスタQ5は飽和領域に入り込んで
おり、再び動作をはじめるまで(リカバリータイム)に
時間がかかってしまう。このため、電流の切り替わり一
時に電流が全く流れない時間が発生し、ヘッドコイルの
駆動には好ましくない特性となる。また、ヘッドコイル
の駆動に際しては、出力のダイナミックレンジを大きく
取りたい(出力端子18゜19間に大きな電流差を得た
い)が、このためにはトランジスタQ3 (あるいは
Q4 )のベース電位、またはエミッタ電位を低くして
おく必要がある。
おり、再び動作をはじめるまで(リカバリータイム)に
時間がかかってしまう。このため、電流の切り替わり一
時に電流が全く流れない時間が発生し、ヘッドコイルの
駆動には好ましくない特性となる。また、ヘッドコイル
の駆動に際しては、出力のダイナミックレンジを大きく
取りたい(出力端子18゜19間に大きな電流差を得た
い)が、このためにはトランジスタQ3 (あるいは
Q4 )のベース電位、またはエミッタ電位を低くして
おく必要がある。
このため、トランジスタQ5は飽和領域に人込み易くな
る。
る。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、従来の差動電流スイッチ回路は、リカ
バリータイムが長く電流の切換えがスムーズに行なえな
い欠点がある。
バリータイムが長く電流の切換えがスムーズに行なえな
い欠点がある。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、リカバリータイムが短く、且
つスムーズな電流の切換えができる差動電流スイッチ回
路を提供することである。
その目的とするところは、リカバリータイムが短く、且
つスムーズな電流の切換えができる差動電流スイッチ回
路を提供することである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明においては、上記の目的を達成するために、ベ
ースに差動入力信号が供給され一端がそれぞれ第1の電
位供給源に接続される一対の第1、第2トランジスタを
設け、これら第1.第2トランジスタの他端に一対の第
3.第4トランジスタのベースをそれぞれ接続するとと
もに、第3゜第4トランジスタの一端を共通接続し、こ
の一端側共通接続点と上記第1の電位供給源間に第1の
抵抗を接続する。また、上記第3.第4トランジスタの
ベースと第2の電位供給源間にそれぞれ第2、第3の抵
抗を接続し、これら第3.第4トランジスタの他端にそ
れぞれ一対の第5.第6トランジスタのベースを接続し
、第5.第6トランジスタの一端を共通接続する。更に
、上記第5.第6トランジスタの一端側共通接続点と上
記第1の電位供給源間に第7トランジスタを接続し、上
記第5.第6トランジスタのベースと上記第1の電位供
給源間にそれぞれ第4.第5の抵抗を接続するとともに
、これらのベースと第3の電位供給源間に第1.第2の
定電流源をそれぞれ接続する。
ースに差動入力信号が供給され一端がそれぞれ第1の電
位供給源に接続される一対の第1、第2トランジスタを
設け、これら第1.第2トランジスタの他端に一対の第
3.第4トランジスタのベースをそれぞれ接続するとと
もに、第3゜第4トランジスタの一端を共通接続し、こ
の一端側共通接続点と上記第1の電位供給源間に第1の
抵抗を接続する。また、上記第3.第4トランジスタの
ベースと第2の電位供給源間にそれぞれ第2、第3の抵
抗を接続し、これら第3.第4トランジスタの他端にそ
れぞれ一対の第5.第6トランジスタのベースを接続し
、第5.第6トランジスタの一端を共通接続する。更に
、上記第5.第6トランジスタの一端側共通接続点と上
記第1の電位供給源間に第7トランジスタを接続し、上
記第5.第6トランジスタのベースと上記第1の電位供
給源間にそれぞれ第4.第5の抵抗を接続するとともに
、これらのベースと第3の電位供給源間に第1.第2の
定電流源をそれぞれ接続する。
そして、上記第7トランジスタにカレントミラー接続さ
れ一端が上記第1の電位供給源に接続される第8トラン
ジスタを設け、この第8トランジスタの他端と上記第3
の電位供給源間に第3の定電流源を接続している。
れ一端が上記第1の電位供給源に接続される第8トラン
ジスタを設け、この第8トランジスタの他端と上記第3
の電位供給源間に第3の定電流源を接続している。
(作用)
上記のような構成において、第3.第4トランジスタの
ストレージタイムを利用して、第5あるいは第6トラン
ジスタのオフ状態からオン状態への変化を遅らせ、これ
ら第5.第6トランジスタのオン/オフ状態が同時に反
転しないようにすることにより、上記第5.第6トラン
ジスタのエミッタ電位が低下しないようにしている。
ストレージタイムを利用して、第5あるいは第6トラン
ジスタのオフ状態からオン状態への変化を遅らせ、これ
ら第5.第6トランジスタのオン/オフ状態が同時に反
転しないようにすることにより、上記第5.第6トラン
ジスタのエミッタ電位が低下しないようにしている。
(実施例)
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図において前記第3図と同一構成部には同じ
符号を付しており、差動人力信号A、Bが供給される入
力端子11.12には、トランジスタQ7 、Q8のベ
ースがそれぞれ接続される。上記トランジスタQ7.Q
8のエミッタには接地ライン13が接続され、コレクタ
にはトランジスタQ1 、Q2のベースおよび抵抗R3
、R4の一端がそれぞれ接続される。上記抵抗R3、R
4の他端には、電源ライン14の電位より低い基準電圧
VREFが印加される基準電源ライン18が接続される
。上記トランジスタQ1.Q2のエミッタは共通接続さ
れ、この共通接続点と接地ライン13間には抵抗R5が
接続される。上記トランジスタQ1 、Q2のコレクタ
にはそれぞれ、トランジスタQ3 、Q4のベースが接
続され、これらのベースと接地ライン13間には抵抗R
1、R2が、ベースと電源ライン14間には定電流11
M15.16がそれぞれ接続される。上記トランジスタ
Q3 、Q4のエミッタは共通接続され、この共通接続
点と接地ライン13間にはトランジスタQ5が接続され
る。このトランジスタQ5にはトランジスタQ6がカレ
ントミラー接続され、トランジスタQ6のエミッタには
接地ライン13が、ベースおよびコレクタと電源ライン
14間には定電流源17がそれぞれ接続される。そして
、上記トランジスタQ3 、Q4のコレクタ側出力端子
18.19から出力電流を得るようにして成る。
する。第1図において前記第3図と同一構成部には同じ
符号を付しており、差動人力信号A、Bが供給される入
力端子11.12には、トランジスタQ7 、Q8のベ
ースがそれぞれ接続される。上記トランジスタQ7.Q
8のエミッタには接地ライン13が接続され、コレクタ
にはトランジスタQ1 、Q2のベースおよび抵抗R3
、R4の一端がそれぞれ接続される。上記抵抗R3、R
4の他端には、電源ライン14の電位より低い基準電圧
VREFが印加される基準電源ライン18が接続される
。上記トランジスタQ1.Q2のエミッタは共通接続さ
れ、この共通接続点と接地ライン13間には抵抗R5が
接続される。上記トランジスタQ1 、Q2のコレクタ
にはそれぞれ、トランジスタQ3 、Q4のベースが接
続され、これらのベースと接地ライン13間には抵抗R
1、R2が、ベースと電源ライン14間には定電流11
M15.16がそれぞれ接続される。上記トランジスタ
Q3 、Q4のエミッタは共通接続され、この共通接続
点と接地ライン13間にはトランジスタQ5が接続され
る。このトランジスタQ5にはトランジスタQ6がカレ
ントミラー接続され、トランジスタQ6のエミッタには
接地ライン13が、ベースおよびコレクタと電源ライン
14間には定電流源17がそれぞれ接続される。そして
、上記トランジスタQ3 、Q4のコレクタ側出力端子
18.19から出力電流を得るようにして成る。
上記のような構成において第2図を参照しつつ動作を説
明する。第2図において、(a)図は差動入力信号A、
Bの波形を、(b)図はトランジ、lQl 、Q2 t
Dベベー電位V4 、 V5 ヲ、(C)図はトランジ
スタQ3.Q4のベース電位■1゜■2およびエミッタ
電位■3をそれぞれ示している。
明する。第2図において、(a)図は差動入力信号A、
Bの波形を、(b)図はトランジ、lQl 、Q2 t
Dベベー電位V4 、 V5 ヲ、(C)図はトランジ
スタQ3.Q4のベース電位■1゜■2およびエミッタ
電位■3をそれぞれ示している。
上記第1図の回路は、前記第3図の回路にトランジスタ
Q7.Q8および抵抗R3〜R5を設けたもので、これ
らの回路によってトランジスタQl 、Q2が同時にオ
フ状態となる時間を生成している。すなわち、差動入力
信号A、Bが(a)図に示すように変化したとすると、
一般にトランジスタはオフ状態からオン状態に変化する
時間よリオン状態からオフ状態に変化する時間の方が長
いので、トランジスタQl 、Q2のベース電位V4
、V5は(b)図に示すように変化する。今、上記ベー
ス電位V4 、V5の“H”レベルが2 V Fとする
と、通常はベース電位V4 、V5がVFよりも低い期
間TaにおいてはトランジスタQ1 、Q2は動作しな
いが、抵抗R3,R4の抵抗値の設定により1.5VF
でトランジスタQ1゜Q2が動作するようにすれば、期
間Ta−にはトランジスタQ1 、Q2は共にオフ状態
となる。そして、トランジスタQ3 、Q4のベース電
位V1゜v2は、トランジスタQ1 、Q2のベース電
位V4 、V5のレベルが1.5VFの点で変化を始め
、(C)図に示すように変化する。(C)図に示す如く
、ベース電位Vl 、V2は高いレベルで交差するので
エミッタ電位■3の低下が少ない。
Q7.Q8および抵抗R3〜R5を設けたもので、これ
らの回路によってトランジスタQl 、Q2が同時にオ
フ状態となる時間を生成している。すなわち、差動入力
信号A、Bが(a)図に示すように変化したとすると、
一般にトランジスタはオフ状態からオン状態に変化する
時間よリオン状態からオフ状態に変化する時間の方が長
いので、トランジスタQl 、Q2のベース電位V4
、V5は(b)図に示すように変化する。今、上記ベー
ス電位V4 、V5の“H”レベルが2 V Fとする
と、通常はベース電位V4 、V5がVFよりも低い期
間TaにおいてはトランジスタQ1 、Q2は動作しな
いが、抵抗R3,R4の抵抗値の設定により1.5VF
でトランジスタQ1゜Q2が動作するようにすれば、期
間Ta−にはトランジスタQ1 、Q2は共にオフ状態
となる。そして、トランジスタQ3 、Q4のベース電
位V1゜v2は、トランジスタQ1 、Q2のベース電
位V4 、V5のレベルが1.5VFの点で変化を始め
、(C)図に示すように変化する。(C)図に示す如く
、ベース電位Vl 、V2は高いレベルで交差するので
エミッタ電位■3の低下が少ない。
従って、トランジスタQ5を飽和させることなく上記ベ
ース電位V1 、V2を低く設定でき、ストレージタイ
ムを短くできるとともに出力のダイナミックレンジを広
くできる。また、差動入力信号A、Bは対称に変化する
ので、各トランジスタのスイッチング特性が同一である
(例えばエミッタ電位v3の立ち上がり時間が遅くなる
とベース電位V2の立ち上がり時間も遅くなる)とする
と、エミッタ電位v3のレベルは常に一定となる。
ース電位V1 、V2を低く設定でき、ストレージタイ
ムを短くできるとともに出力のダイナミックレンジを広
くできる。また、差動入力信号A、Bは対称に変化する
ので、各トランジスタのスイッチング特性が同一である
(例えばエミッタ電位v3の立ち上がり時間が遅くなる
とベース電位V2の立ち上がり時間も遅くなる)とする
と、エミッタ電位v3のレベルは常に一定となる。
このような構成によれば、トランジスタQ3゜Q4のベ
ース電位を下げることができ、しかもトランジスタQ5
が飽和領域に入ることがないので、ストレージタイムを
短くできるとともに、ヘッドコイルの駆動に用いる際に
は出力のダイナミックレンジを広くできる。また、出力
の切換え時に出力端子18.19の電流が共に“Ore
となることがなく、スムーズな出力電流の切換えが可能
である。
ース電位を下げることができ、しかもトランジスタQ5
が飽和領域に入ることがないので、ストレージタイムを
短くできるとともに、ヘッドコイルの駆動に用いる際に
は出力のダイナミックレンジを広くできる。また、出力
の切換え時に出力端子18.19の電流が共に“Ore
となることがなく、スムーズな出力電流の切換えが可能
である。
なお、上記実施例ではトランジスタQ1 、 Q2のベ
ース電流を決定するために、抵抗R3,R4を用いたが
他の負荷素子であっても良く、また、トランジスタQl
、Q2のエミッタと接地ライン13間に抵抗R5を用
いたが、これらのトランジスタのコレクタ電流を決定で
きれば他の素子(あるいは回路)であっても良い。更に
、差動入力信号A、Bが供給されるバイポーラトランジ
スタQ7゜Q8に代えてショットキー型電界効果トラン
ジスタを用いても同様な動作を行ない同じ効果が得られ
る。
ース電流を決定するために、抵抗R3,R4を用いたが
他の負荷素子であっても良く、また、トランジスタQl
、Q2のエミッタと接地ライン13間に抵抗R5を用
いたが、これらのトランジスタのコレクタ電流を決定で
きれば他の素子(あるいは回路)であっても良い。更に
、差動入力信号A、Bが供給されるバイポーラトランジ
スタQ7゜Q8に代えてショットキー型電界効果トラン
ジスタを用いても同様な動作を行ない同じ効果が得られ
る。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、リカバリータイ
ムが短く、且つスムーズな電流の切換えができる差動電
流スイッチ回路が得られる。
ムが短く、且つスムーズな電流の切換えができる差動電
流スイッチ回路が得られる。
第1図はこの発明の一実旅例に係わる差動電流スイッチ
回路を示す図、第2図は上記第1図の回路の各点の電位
を示す波形図、第3図は従来の差動電流スイッチ回路を
示す図、第4図は上記第3図の回路の各点の電位を示す
波形図である。 A、B・・・差動入力信号、01〜Q8・・・トランジ
スタ、R1−R5・・・抵抗、15〜17・・・定N流
源、13・・・接地ライン(第1の電位供給源)、14
・・・電源ライン(第3の電位供給源)、18・・・基
準電源ライン(第2の電位供給源〉。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図
回路を示す図、第2図は上記第1図の回路の各点の電位
を示す波形図、第3図は従来の差動電流スイッチ回路を
示す図、第4図は上記第3図の回路の各点の電位を示す
波形図である。 A、B・・・差動入力信号、01〜Q8・・・トランジ
スタ、R1−R5・・・抵抗、15〜17・・・定N流
源、13・・・接地ライン(第1の電位供給源)、14
・・・電源ライン(第3の電位供給源)、18・・・基
準電源ライン(第2の電位供給源〉。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図
Claims (1)
- ベースに差動入力信号が供給され一端がそれぞれ第1の
電位供給源に接続される一対の第1,第2トランジスタ
と、ベースがそれぞれ上記第1,第2トランジスタの他
端に接続され一端が共通接続される一対の第3,第4ト
ランジスタと、これら第3,第4トランジスタの一端側
共通接続点と上記第1の電位供給源間に接続される第1
の抵抗と、上記第3,第4トランジスタのベースと第2
の電位供給源間にそれぞれ接続される第2,第3の抵抗
と、上記第3,第4トランジスタの他端にそれぞれベー
スが接続され一端が共通接続される一対の第5,第6ト
ランジスタと、これら第5,第6トランジスタの一端側
共通接続点と上記第1の電位供給源間に接続される第7
トランジスタと、上記第5,第6トランジスタのベース
と上記第1の電位供給源間にそれぞれ接続される第4,
第5の抵抗と、上記第5,第6トランジスタのベースと
第3の電位供給源間にそれぞれ接続される第1,第2の
定電流源と、一端が上記第1の電位供給源に接続され上
記第7トランジスタにカレントミラー接続される第8ト
ランジスタと、この第8トランジスタの他端と上記第3
の電位供給源間に接続される第3の定電流源とを具備し
、上記第5,第6トランジスタの他端側から上記差動入
力信号に対応した出力電流を得ることを特徴とする差動
電流スイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16160586A JPS6316714A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 差動電流スイツチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16160586A JPS6316714A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 差動電流スイツチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6316714A true JPS6316714A (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=15738335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16160586A Pending JPS6316714A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 差動電流スイツチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316714A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5535988A (en) * | 1993-02-17 | 1996-07-16 | Vital Kogyo Kabushiki Kaisha | Lever type hoist having reverse rotation preventive mechanism |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP16160586A patent/JPS6316714A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5535988A (en) * | 1993-02-17 | 1996-07-16 | Vital Kogyo Kabushiki Kaisha | Lever type hoist having reverse rotation preventive mechanism |
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