JPH051995Y2 - - Google Patents

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JPH051995Y2
JPH051995Y2 JP13286984U JP13286984U JPH051995Y2 JP H051995 Y2 JPH051995 Y2 JP H051995Y2 JP 13286984 U JP13286984 U JP 13286984U JP 13286984 U JP13286984 U JP 13286984U JP H051995 Y2 JPH051995 Y2 JP H051995Y2
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transistor
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drive
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はバツテリーフオークリフト等の産業
車輛の駆動源として用いられる直流直巻モータの
駆動回路に関するものである。
(従来の技術) バツテリーフオークリフト等の産業車輛の駆動
源として用いられる直流直巻モータの駆動回路
は、第2図のように6つのトランジスタTr1〜
Tr4及びTr7,Tr7aのうちそれぞれ一対の正
逆転用トランジスタTr1〜Tr4をトランジスタ
ブリツジ状に組み合わせることにより、直流直巻
モータAを駆動させていた。そして、モータAを
正転させる場合は、トランジスタTr1,Tr7a
の組に正転用駆動信号SG1を出力し、トランジ
スタTr1,Tr2をオン状態にさせ、界磁巻線C
にa矢印方向に電流を流すことにより正転駆動さ
せていた。また、モータAを逆転させる場合はト
ランジスタTr3,Tr7の組に逆転用駆動信号SG
2を出力し、トランジスタTr3とトランジスタ
Tr4とをオン状態にさせ、界磁巻線Cにb矢印
方向に電流を流すことにより逆転駆動させてい
た。なお、界磁巻線Cの両側に接続されたダイオ
ードFD1,FD2はリツプルを減少させるための
フライホイールダイオードである。このように、
一対のトランジスタの組に駆動信号SG1又はSG
2を入力することにより、直流モータAの電機子
電流を変化させ、モータAの回転数及び正逆転を
制御していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、この回路構成ではモータAの回転数の
変化に伴つて、モータAの電機子電圧が変動する
ことにより、トランジスタTr2及びトランジス
タTr4のエミツタ電位が変動していた。その結
果、トランジスタTr2及びTr4のベース電位も
影響を受けてベース電流が変化するため、トラン
ジスタTr2及びTr4を安定した状態で動作させ
ることがむずかしかつた。特に、モータAの回転
数が上がり、モータAの電機子電圧が上昇した場
合にはトランジスタTr2及びTr4の電力損失が
大きくなるという問題があつた。
すなわち、前記モータAの電機子電圧が上昇す
るとトランジスタTr2及びTr4のエミツタ電位
が上昇するため、バイアス電圧としてのベース電
位が影響を受け、その分だけトランジスタTr2
及びTr4に対するベース電流が減少する。する
と、トランジスタTr2及びTr4のコレクタ・エ
ミツタ間の電圧が上昇することとなり、このコレ
クタ・エミツタ間の電圧上昇に基づきトランジス
タTr2及びTr4の電力損失が大きくなるという
問題があつたのである。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、二組
のトランジスタ群と、界磁巻線及び直流直巻モー
タを有し、前記二組のトランジスタ群のうち、一
方の組のトランジスタ群は一対の正転駆動用トラ
ンジスタと正転用駆動信号が入力される第一のオ
ン・オフ制御用トランジスタからなり、他方の組
のトランジスタ群は一対の逆転駆動用トランジス
タと逆転用駆動信号が入力される第二のオン・オ
フ制御用トランジスタからなるものであり、前記
正転駆動用トランジスタと逆転駆動用トランジス
タとを互いに対をなすように界磁巻線を介してブ
リツジ状に組合わせ、そのブリツジ状をなす各ト
ランジスタのうち、負荷側に配設される各負荷側
トランジスタの出力端子を直流直巻モータに接続
するとともに、同じく各負荷側トランジスタのベ
ース端子には前記第一又は第二のオン・オフ制御
用トランジスタのオン状態時に電流が流れるよう
にする一方、電源側に配設される各電源側トラン
ジスタのベース端子にはそれぞれ対応する正転用
駆動信号又は逆転用駆動信号が前記第一又は第二
のオン・オフ制御用トランジスタへの入力時に同
期して入力されるようにしてなる直流直巻モータ
の駆動回路において、前記負荷側トランジスタの
ベース端子に対し定電流供給用トランジスタの出
力端子をそれぞれ対応するように接続し、当該定
電流供給用トランジスタの入力端子は抵抗を介し
て電源に接続するとともに、そのベース端子には
抵抗とダイオード及び前記第一又は第二のオン・
オフ制御用トランジスタを含んでなる直列回路の
分圧が加わるようにしたことをその要旨としてい
る。
(作用) すなわち、正転駆動用トランジスタの電源側ト
ランジスタと第一のオン・オフ制御用トランジス
タに正転用駆動信号が入力されることにより直流
直巻モータは正転駆動され、一方、逆転駆動用ト
ランジスタの電源側トランジスタと第二のオン・
オフ制御用トランジスタに逆転用駆動信号が入力
されることにより直流直巻モータは逆転駆動され
る。
そして、前記第一又は第二のオン・オフ制御用
トランジスタに駆動信号が入力されると、同トラ
ンジスタを含む直列回路の分圧がそれぞれ対応す
る定電流供給用トランジスタのベース端子に加わ
る。すると、同定電流供給用トランジスタがオン
状態とされることにより、前記正転駆動用トラン
ジスタ又は逆転駆動用トランジスタの各負荷側ト
ランジスタのベース端子に対し、直流直巻モータ
の電機子電圧の変動に関係なく、それぞれ対応す
る定電流供給用トランジスタの出力端子から常に
一定のベース電流が供給されることになる。
(実施例) 以下、この考案をバツテリーフオークリフトに
使用される直流直巻モータに具体化した一実施例
を図面に基づいて説明する。尚、この実施例は第
2図に示す前記駆動回路と共通する部分は符号を
同じにしてその説明を省略する。
第1図において、トランジスタTr7は逆転用
駆動信号SG2が入力される第二のオン・オフ制
御用トランジスタであつて、このトランジスタ
Tr7のコレクタ端子には抵抗5、ダイオード4
及び抵抗3がこの順で直列に接続されている。定
電流供給用トランジスタTr8のエミツタ端子に
は抵抗6が接続され、この抵抗3,5,6とダイ
オード4及びトランジスタTr7,Tr8とで定電
流回路が構成されている。尚、この回路は左右対
称の回路で組まれ、入力される正転用又は逆転用
駆動信号SG1,SG2の入力されるタイミングが
反対になることが異なるだけなので、右側の回路
構成はその部材番号にa符号を加えて詳細な説明
は省略する。
さて、以上のような直流直巻モータの駆動回路
において、直流直巻モータを正転させる場合、従
来の実施例と同じように電源側トランジスタとし
てのトランジスタTr1と第一のオン・オフ制御
用トランジスタとしてのトランジスタTr7aと
に正転用駆動信号SG1を入力することにより正
転させることができる。このとき、逆転駆動用ト
ランジスタTr3とTr4とはオフ状態である。ト
ランジスタTr1は駆動信号SG1が入力されるこ
とによりオン状態となる。このとき、トランジス
タTr7aに駆動信号SG1が入力されると、抵抗
3a,5a、ダイオード4a及びトランジスタ
Tr7aの分圧により、トランジスタTr8aがオ
ン状態になる。このとき、温度変化によるトラン
ジスタTr8aの定数変化もダイオード4aによ
り補償されている。従つて、このトランジスタ
Tr7a,Tr8a,抵抗3a,5a,6a及びダ
イオード4aで構成される定電流回路により次段
の負荷トランジスタTr2のベースに常に安定し
たコレクタ電流を供給することができる。このト
ランジスタTr8aのコレクタ電流がトランジス
タTr2に流れ込むことにより、トランジスタTr
2がオン状態にされる。従つて、トランジスタ
Tr1,Tr2がオン状態にされることにより、界
磁巻線Cにa矢印方向に電流が流れモータAは正
転する。このとき、トランジスタTr8aからト
ランジスタTr2に安定したベース電流が供給さ
れているため、モータAの回転数が高くなり、電
機子電圧が上昇してもトランジスタTr2の電力
損失を抑えることができる。
また、直流直巻モータを逆転させる場合、駆動
信号SG2をトランジスタTr3とトランジスタTr
7とに同時入力させる。このとき、正転駆動用ト
ランジスタTr1とトランジスタTr2とはオフ状
態である。トランジスタTr3は駆動信号SG2が
入力されることによりオン状態になる。また、ト
ランジスタTr7に駆動信号SG2が入力される
と、前記正転の場合のトランジスタTr2がオン
状態とされた場合と同じ動作により、負荷側トラ
ンジスタTr4に安定した電流が供給される。従
つて、トランジスタTr3,Tr4は安定したオン
状態で駆動され、界磁巻線Cにb矢印方向に電流
が流れモータAは逆転する。
この考案は、前記実施例に限定されるものでは
なく、考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更
しても良い。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば第一又は
第二のオン・オフ制御用トランジスタを含む直列
回路の分圧により定電流供給用トランジスタがオ
ン状態にされると、正転駆動用トランジスタ又は
逆転駆動用トランジスタの各負荷側トランジスタ
のベース端子に対して前記定電流供給用トランジ
スタの出力端子から常に一定のベース電流が供給
されるので、直流直巻モータの電機子電圧の変
動、特に、その電圧上昇に基づく正逆転駆動用ト
ランジスタの電力損失を減少させ、安定した状態
で動作させることができるという優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を具体化した直流
直巻モータの駆動回路図、第2図は従来の直流直
巻モータの駆動回路図である。 抵抗3,3a,5,5a,6,6a、ダイオー
ド4,4a、直流直巻モータA、界磁巻線C、正
転駆動用トランジスタTr1,Tr2、逆転駆動用
トランジスタTr3,Tr4、第一のオン・オフ制
御用トランジスタTr7a、第二のオン・オフ制
御用トランジスタTr7、定電流供給用トランジ
スタTr8,Tr8a。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二組のトランジスタ群Tr1等,Tr3等と、界
    磁巻線C及び直流直巻モータAを有し、 前記二組のトランジスタ群のうち、一方の組の
    トランジスタ群は一対の正転駆動用トランジスタ
    Tr1,Tr2と正転用駆動信号SG1が入力される
    第一のオン・オフ制御用トランジスタTr7aか
    らなり、他方の組のトランジスタ群は一対の逆転
    駆動用トランジスタTr3,Tr4と逆転用駆動信
    号SG2が入力される第二のオン・オフ制御用ト
    ランジスタTr7からなるものであり、 前記正転駆動用トランジスタTr1,Tr2と逆
    転駆動用トランジスタTr3,Tr4とを互いに対
    をなすように界磁巻線Cを介してブリツジ状に組
    合わせ、そのブリツジ状をなす各トランジスタ
    Tr1,Tr2、Tr3,Tr4のうち、負荷側に配
    設される各負荷側トランジスタTr2,Tr4の出
    力端子を直流直巻モータAに接続するとともに、
    同じく各負荷側トランジスタTr2,Tr4のベー
    ス端子には前記第一又は第二のオン・オフ制御用
    トランジスタTr7a,Tr7のオン状態時に電流
    が流れるようにする一方、電源側に配設される各
    電源側トランジスタTr1,Tr3のベース端子に
    はそれぞれ対応する正転用駆動信号SG1又は逆
    転用駆動信号SG2が前記第一又は第二のオン・
    オフ制御用トランジスタTr7a,Tr7への入力
    時に同期して入力されるようにしてなる直流直巻
    モータの駆動回路において、 前記各負荷側トランジスタTr2,Tr4のベー
    ス端子に対し定電流供給用トランジスタTr8a,
    Tr8の出力端子をそれぞれ対応するように接続
    し、当該定電流供給用トランジスタTr8a,Tr
    8の入力端子は抵抗6a,6を介して電源に接続
    するとともに、そのベース端子には抵抗3a,5
    a、3,5とダイオード4a,4及び前記第一又
    は第二のオン・オフ制御用トランジスタTr7a,
    Tr7を含んでなる直列回路の分圧が加わるよう
    にしたことを特徴とする直流直巻モータの駆動回
    路。
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