JPS6011608Y2 - ソレノイド駆動回路 - Google Patents

ソレノイド駆動回路

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JPS6011608Y2
JPS6011608Y2 JP8607279U JP8607279U JPS6011608Y2 JP S6011608 Y2 JPS6011608 Y2 JP S6011608Y2 JP 8607279 U JP8607279 U JP 8607279U JP 8607279 U JP8607279 U JP 8607279U JP S6011608 Y2 JPS6011608 Y2 JP S6011608Y2
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JP
Japan
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transistor
drive circuit
solenoid
solenoid drive
solenoid coil
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JP8607279U
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JPS564219U (ja
Inventor
正 小菅
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はソレノイドを駆動するためにダーリントン接続
されたトランジスタの発熱および電源降下を防止したソ
レノイド駆動回路に関するものである。
ソレノイドは電気信号を機械的な運動に変換するもので
あり、各種の電気機器に多く用いられている。
この場合、ソレノイドを作動させるためには大電流を必
要とするために、トランジスタをダーリントン接続した
ソレノイド駆動回路が用いられている。
第1図は従来一般に用いられているソレノイド駆動回路
の一例を示す回路図であって、トランジスタQ1は一端
が電源十Bに接続されたスイッチSの出力を抵抗Rを介
してベース入力とするとともに、エミッタをトランジス
タQ2のベースに接続しコレクタをトラジスタQ2のコ
レクタに接続している。
そして、トランジスタQ2はエミッタをアースに接続す
るとともに、コレクタをソレノイドコイルS。
を介して電源十Bに接続している。なお、ソレノイドコ
イルS。
と並列に接続されたダイオードDはソレノイドコイルS
0に生ずる逆起電力を吸収してトランジスタQ2を保護
するものである。
しかしながら、上記構成によるソレノイド駆動回路は、
スイッチSを流れる電流がソレノイドコイルS。
を流れる電流に比較して極めて少なくて良い反面、ソレ
ノイドコイルS。
に加わる電圧がトランジスタQ□9 Q2の電圧降下分
だけ低くなるために電圧利用率が悪くなる欠点を有して
いる。
つまり電圧降下分を■。
とすると、VD = VBE2+VcE1 となる。
ただし、VCE□はトランジスタQ1のコレクタ・エミ
ッタ間飽和電圧、VBE2はトランジスタQ2ノヘース
・エミッタ間飽和電圧を示す。
この場合、VBE2は0.8〜1−2V、V CJは0
.2〜0.5V程度であるために、1〜1.7V程度の
電圧降下■。
が生じてしまうことになる。
このような問題を解決しようとしたものとしては、第2
図に示すようにトランジスタQ□のコレクタを電源十B
に接続したものが用いられている。
しかしながら、上記構成によるソレノイド駆動回路は、
トランジスタQ工のコレクタに電源十Bが直接供給され
るために、トランジスタQ1の消費電力(消費電力=コ
レクタ・エミッタ間電圧×コレクタ電流)が大きくなっ
てしまう欠点を有している。
このような問題を解決するものとしては、トランジスタ
Q□のコレクタを電源十Bの電圧より低い別電源に接続
する方法が提案されているが、新たに電源を設けるため
に不経済となる欠点を有している。
従って、本考案による目的は、電力消費および電圧降下
の少ないソレノイド駆動回路を提供することである。
このような目的を遠戚するために本考案は、ダーリント
ン接続された前段トランジスタの電源をソレノイドコイ
ルに設けられた中間タップから供給するように構成した
ものである。
以下、図面を用いて本考案によるツレメイド駆動回路を
詳細に説明する。
第3図は本考案によるソレノイド駆動回路の一実施例を
示す回路図であり、第1図と同一部分は同一記号を用い
てその詳細説明を省略しである。
同図においてSlは中間タップTを有するソレノイドコ
イルであり、第1図との相違点は前段トランジスタQ1
のコレクタをこのソレノイドコイルS。
の中間タップTに接続したことである。
このように構成された回路において、スイッチSWをオ
ンすると抵抗Rを介してトランジスタQ□のベースに電
流が供給される。
このベース電流は前段トランジスタQ1において該トラ
ンジスタQ1の電流増幅率hpE□倍されて後段トラン
ジスタQ2のベースに供給される。
トランジスタQ2はトランジスタQ工から供給される電
流を該トランジスタQ2の電流増幅率hpE2倍して出
力することによりソレノイドコイルS1に大電流を流し
てソレノイドを駆動する。
第4図は第3図に示すソレノイド駆動回路の等価回路図
であり、11,1゜はタップTによって分割されたソレ
ノイドコイルS1のインダクタンス、r19 r2はソ
レノイドコイルS1の各部属流抵抗を表わしている。
この場合、ソレノイドコイルS1を駆動するための電流
が流れる経路にはトランジスタQ2のみが介在している
従って、ソレノイド駆動電圧の電圧降下はトランジスタ
Q2のコレクタ・エミッタ間飽和電圧■。
E2のみとなり、従来に比較して電圧降下量が大幅に少
なくなる。
また、トランジスタQ□はソレノイドコイルS工のタッ
プTから出力される電圧■を電源としており、この電圧
■は電源十Bに比較して低い値となるために、トランジ
スタQ1における消費電力(VXIo□)も従来に比較
して極めて少ないものとなる。
従って、本実施例においては、第1図における電圧降下
の問題と第2図における消費電流の両問題を解決できる
ことになる。
第5図a、 bは本考案によるツレメイド駆動回路の他
の実施例を示す回路図であって、第3図との相違点はト
ランジスタQ□としてPNP型のトランジスタを用いた
場合の実施例である。
この場合には、トランジスタQ工のベースを抵抗Rおよ
びスイッチSWを介してアースに接続することになる。
以上説明したように本考案はダーリントン接続されたト
ランジスタによって構成されるソレノイド駆動回路にお
いて、ソレノイドに中間タップの出力を前段トランジス
タに電源として供給するように構成したものであるため
に、簡単な回路構成でありながら前段トランジスタの消
費電力が極めて少なくなるとともに、該駆動回路部分に
おける電圧降下も少なくなる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のソレノイド駆動回路の一例を示
す回路図、第3図は本考案によるソレノイド駆動回路の
一実施例を示す回路図、第4図は第3図の等価回路図、
第5図a、bは本考案によるソレノイド駆動回路の他の
実施例を示す回路図である。 Q□? Q2・・・・・・トランジスタ、SW・・・・
・・スイッチ、R・・・・・・抵抗、So= St””
”ソレノイドコイル、・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個のトランジスタをグー・リントン接続したソレノイ
    ド駆動回路において、ソレノイドのコイルに中間タップ
    を設け、この中間タップの出力を前段トランジスタに電
    源として供給することを特徴とするソレノイド駆動回路
JP8607279U 1979-06-22 1979-06-22 ソレノイド駆動回路 Expired JPS6011608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8607279U JPS6011608Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 ソレノイド駆動回路

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JP8607279U JPS6011608Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 ソレノイド駆動回路

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JPS564219U JPS564219U (ja) 1981-01-14
JPS6011608Y2 true JPS6011608Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=29319290

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