JPH0328605Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328605Y2
JPH0328605Y2 JP1984162799U JP16279984U JPH0328605Y2 JP H0328605 Y2 JPH0328605 Y2 JP H0328605Y2 JP 1984162799 U JP1984162799 U JP 1984162799U JP 16279984 U JP16279984 U JP 16279984U JP H0328605 Y2 JPH0328605 Y2 JP H0328605Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
switching
transistors
base
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984162799U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6177682U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984162799U priority Critical patent/JPH0328605Y2/ja
Publication of JPS6177682U publication Critical patent/JPS6177682U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0328605Y2 publication Critical patent/JPH0328605Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトランジスタスイツチング回路に関
し、特にPNP及びNPNトランジスタをコンプリ
メンタリにプツシユプル接続したスイツチング素
子を有する回路に関する。
〔従来の技術〕
この種のトランジスタスイツチング回路として
従来、第4図に示すように、スイツチング素子と
してPNP型のスイツチングトランジスタTR1及
びNPN型のスイツチングトランジスタTR2を
電源+VCC及び−VCC間に直列にプツシユプル接
続した構成のものがある。
スイツチングトランジスタTR1及びTR2の
ベースには、トランジスタTR1及びTR2を交
互にオン動作させるための駆動入が与えられ、か
くしてトランジスタTR1がオン動作したとき共
通接続されたコレクタから導出された出力端子
TOにほぼ正側電源電圧+VCCになる出力VOUT
が得られ、その後トランジスタTR1がオフ動作
し、かつトランジスタTR2がオン動作したとき
出力端子TOにほぼ負側電源電圧−VCCになる出
力VOUTが得られる。
かくして出力端子TOにはトランジスタTR1
及びTR2が交互にオンオフ動作することによ
り、正の電圧+VCCから負の電圧−VCCまで変化
する交流出力を得ることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが第4図のように、PNPトランジスタ
及びNPNトランジスタをコンプリメンタリにプ
ツシユプル接続した構成のトランジスタスイツチ
ング回路においては、スイツチングトランジスタ
TR1及びTR2がオフ動作する際に、オン動作
時にベースに蓄積された電荷に起因して、当該蓄
積電荷が放電し終わるまでの間オフ状態に切換わ
ることができず、その間コレクタ電流が流れ続け
る問題がある。
例えばスイツチングトランジスタTR2にオフ
信号が与えられ、かつスイツチングトランジスタ
TR1にオン信号が与えられたとき、トランジス
タTR1のエミツタ−ベース間に電流I1が流れ、
これが抵抗R1を流れる電流と共に、入力信号源
側に流れる電流I0となる。これにより出力端子
TOの電圧レベルが上昇する。
やがて出力端子TOの出力レベルが、正の電源
電圧+VCC近くまで上昇すると、トランジスタ
TR1のコレクタ及びエミツタ間電圧がほぼ0
〔V〕になり、ベース電流はエミツタ−ベース間
を流れていた電流I1からコレクタ−ベース間を流
れる電流I2に切換わる。
この状態において、トランジスタTR1にオフ
制御入力が与えられ、かつトランジスタTR2に
オン制御入力が与えられると、トランジスタTR
1の入力信号源側に流れていた電流I0が0になる
と共に、トランジスタTR2の信号源側から電圧
I0が流れ始める。従つて出力端子TOの電圧レベ
ルはトランジスタTR2を通じて負電源−VCC
方向に低下させようとするが、トランジスタTR
1がベースに蓄積されている電荷が抵抗R1を通
じて放電し終わるまでの間オフ動作できず、従つ
てトランジスタTR1からコレクタ電流が流れ続
けるため出力端子TOの出力レベルは低下できず
に高い信号レベルをそのまま保持し続ける。その
結果入力端にスイツチング信号が与えられても、
スイツチングトランジスタTR1及びTR2でな
るスイツチング回路は、応動時間が遅れることに
なる。
かかる不都合に加えて、第4図の構成によれ
ば、スイツチングトランジスタTR1がベースの
蓄積電荷に基づいてオフ動作できない状態におい
ては、トランジスタTR1及びTR2を通じて正
側電源+VCCから負側電源−VCCに貫通電流ITが流
れ、従つて電源が無駄に消費されるため全体とし
ての効率が低下することを避け得ない。
この問題を解決する方法として従来、第5図に
示すように、スイツチングトランジスタTR1及
びTR2のベース及びコレクタ間に並列にシヨツ
トキバリアダイオードSD1及びSD2をそれぞれ
接続し、これによりトランジスタTR1及びTR
2のベース−コレクタ間電圧を常に比較的低い電
圧に押さえるようにすることにより、トランジス
タTR1又はTR2がオン動作したとき飽和領域
に入らないように抑制するような回路が提案され
ている。因にシヨツトキバリアダイオードは両端
電圧を約0.4〔V〕に保持するので、オン時のコレ
クタ−ベース電圧(=0.7〔V〕)より低い電圧に
保持できるので、トランジスタTR1又はTR2
が飽和領域では動作し得なくなる。
しかしこの方法によると、回路内にシヨツトキ
バリアダイオードを組込まなければならないの
で、スイツチング回路をIC化する場合に、特別
な製造工適程を必要とする問題があり、さらにト
ランジスタTR1及びTR2の動作電圧がシヨツ
トキバリアダイオードSD1及びSD2によつて低
い電圧に押さえられるために高い電圧で動作させ
るような回路を作ることが困難である問題があ
る。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
第4図においてベース蓄積電荷に基づいて生ずる
不都合を一挙に解決し得るようにしたトランジス
タスイツチング回路を提案しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本考案において
は、一対のスイツチングトランジスタTR1,
TR2のベース及びエミツタ間に並列にそれぞれ
蓄積電荷放電用トランジスタTR3,TR4を接
続するようにする。
〔作用〕
スイツチングトランジスタTR1(又はTR2)
がオン動作状態からオフ動作する際に、蓄積電荷
放電用トランジスタTR3(又はTR4)がオン
動作してスイツチングトランジスタTR1(又は
TR2)ベース蓄積電荷が放電されることによ
り、当該蓄積電荷は十分に低い等価抵抗を有する
トランジスタのコレクタ−エミツタを通じて短時
間の間に放電され、かくして入力信号に対する出
力信号の応答性を高めることができる。
これと共に蓄積電荷放電用トランジスタTR
3,TR4のベース蓄積放電時間によつてスイツ
チングトランジスタを貫通して流れる電流の発生
を未然に防止し得る。
〔実施例〕
以下図面について本考案の一実施例を詳述す
る。第4図及び第5図との対応部分に同一符号を
付して示す第1図において、PNPトランジスタ
でなるスイツチングトランジスタTR1のベース
及びエミツタ間に並列PNPトランジスタである
蓄積電荷放電用トランジスタTR3を接続し、同
様にNPNトランジスタでなるスイツチングトラ
ンジスタTR2のベース及びエミツタ間に並列に
NPNトランジスタでなる蓄積電荷放電用トラン
ジスタTR4を接続する。トランジスタTR3の
コレクタにはNPNトランジスタでなるスイツチ
ング駆動用トランジスタTR5が接続され、その
ベースに正の基準電源E1が接続されている。
かくしてトランジスタTR3がオン動作してい
るときには、これを通じてトランジスタTR5の
コレクタに正の電源電圧+VCCが供給されること
により、トランジスタTR5がオフ動作すると共
に、このコレクタに接続されたトランジスタTR
1をオフ動作させる。この状態からトランジスタ
TR3がオフ制御されると、トランジスタTR5
のコレクタに正の電源電圧+VCCが供給されなく
なるので、このトランジスタTR5がオン動作
し、これによりそのコレクタ電圧が低下してトラ
ンジスタTR1がオン制御される。
これと同様にして、トランジスタTR4のコレ
クタにはベースに正の基準電源E2を接続してな
るPNPトランジスタでなるスイツチング駆動用
トランジスタTR6が接続され、これらのトラン
ジスタTR4及びTR6が正側のトランジスタTR
3及びTR5と逆動作することによつてスイツチ
ングトランジスタTR2をトランジスタTR1と
逆動作させる。
スイツチング駆動用トランジスタTR5及び
TR6のエミツタは共通に抵抗R3の一端に接続
され、この抵抗R3の他端にそれぞれNPNトラ
ンジスタでなる正側入力トランジスタTR7及び
PNPトランジスタでなる負側入力トランジスタ
TR8のエミツタが共通に接続されている。これ
らの入力トランジスタTR7及びTR8のベース
には制御入力信号VINが供給される入力端子TI
に接続され、コレクタがそれぞれバイアス負荷抵
抗R4及びR5を通じて電源+VCC及び−VCC
それぞれ接続されると共に、トランジスタTR7
及びTR8のコレクタが蓄積電荷放電用トランジ
スタTR3及びTR4のベースに接続される。
第1図の構成において制御入力信号VINが低
い電圧レベルでなる論理「L」レベルに立下つた
態になると(第2図A)、トランジスタTR7が
オフかつ、トランジスタTR8がオン制御され
る。このとき正側回路において、トランジスタ
TR7のコレクタ電圧が正の電源電圧+VCCの方
向に上昇するので、蓄積電荷放電用トランジスタ
TR3がオフ動作し、これによりトランジスタ5
がオン動作する。そこでトランジスタTR5のコ
レクタ電圧V1(第2図B)従つてスイツチング
トランジスタTR1のベース電圧が低下するの
で、このトランジスタTR1がオン動作して出力
端子TOには正の電圧+VCCに近い入力端子電圧
VOUT(第2図D)が送出される。
これに対して負側回路においては正側回路の各
トランジスタに対応するトランジスタが逆動作
し、これによりスイツチングトランジスタTR2
がオフ動作状態に制御される。従つてこの状態に
おいてはスイツチング出力VOUTの電圧は高い
電圧レベルに保持される。
この状態においてはトランジスタTR1のエミ
ツタ又はコレクタから流れ込む電流がベース電流
になつてトランジスタTR5、抵抗R3、トラン
ジスタTR8、抵抗R5を通じて負側電源−VCC
に流れ、これによりトランジスタTR1のベース
容量に電荷が蓄積される状態になる。
この状態において、第2図の時点t1で制御入力
信号VINが高い電圧でなる論理「H」レベルに
立上がると、トランジスタTR7がオン動作し、
そのコレクタ電圧が低下してトランジスタTR3
がオン制御される。このときスイツチングトラン
ジスタTR1のベースはトランジスタTR3を通
じて正の電源+VCCに接続される状態になるの
で、トランジスタTR1のベースに蓄積されてい
た電荷はこのトランジスタTR3を通じて電源+
VCCに放電される。そしてその放電時間は、トラ
ンジスタTR3の等価抵抗が十分に低いので、非
常に短い時間になる。
この放電がなされると、そのトランジスタTR
1のベース電圧V1が論理「H」レベルに立上り
(第2図B)、トランジスタTR1がオフ制御され
ると共に、トランジスタTR5がオフ制御され
る。
これに対して負側回路において、制御入力信号
VINが論理「H」に立上がつた時トランジスタ
TR8がオフ動作することにより、そのコレクタ
電圧が低下してトランジスタTR4がオフ制御さ
れる。ところがこのトランジスタTR4のベース
にはそのオン動作時にベースに電荷が蓄積されて
おり、これが抵抗R5を通じて放電し終わるまで
オフ動作することができず、従つてそのコレクタ
電圧V2は、第2図Cに示すように負電源電圧−
VCCの電圧でなる論理「L」レベルのままにな
る。従つてスイツチングトランジスタTR2はオ
フ動作状態に制御されるので、出力電圧VOUT
の信号レベルは高い電圧レベル+VCCに維持され
る。
やがて第2図の時点t2おいて、トランジスタ
TR4のベースの蓄積電荷が抵抗R5を通じて放
電し終わると、このトランジスタTR4がオフ動
作してそのコレクタ電圧V2を論理「H」に立上
げる(第2図C)。従つてトランジスタTR2が
オン制御され、このトランジスタTR2を通じて
出力電圧VOUTが負側電源−VCCの電圧に低下す
る状態になる(第2図D)。
この状態はその後時点t3で制御入力信号VINが
論理「L」に立下がるまで維持される。やがて時
点t3になつて制御入力信号VINが論理「L」レベ
ルに立下がると、負側回路において入力トランジ
スタTR8がオン状態に復帰することによつてト
ランジスタTR4がオン制御される。このオン切
換時には蓄積電荷の問題はないのでトランジスタ
TR4は直ちにオン動作し、従つてそのコレクタ
電圧V2(第2図C)も直ちに論理「L」レベル
に立下がつてトランジスタTR2をオフ制御す
る。ところがトランジスタTR2は時点t3以前に
おいてはオン状態にあつたので、そのベースには
電荷が蓄積されているが、この電荷はトランジス
タTR4を通じて負側電源−VCCに十分に短い時
間の間に放電されてしまうので、トランジスタ
TR2は急速にオフ状態に復帰する。
これに対して正側回路において、入力トランジ
スタTR7がオフ状態に復帰することによつてそ
のコレクタ電圧が上昇してトランジスタTR3を
オフ制御する状態になる。しかしトランジスタ
TR3のベースには蓄積電荷があるので、その蓄
積電荷が放電し終わるまでの間はトランジスタ
TR3がオフ動作し得ず、このためコレクタ電圧
V1は論理「H」の状態のまま維持される(第2
図B)。従つてスイツチングトランジスタTR1
は引続きオフ制御されることによつて出力電圧
VOUTの電圧レベルは低い電圧のまま維持され
る。
その後やがてトランジスタTR3のベース蓄積
電荷が抵抗R4を通じて放電し終わると、トラン
ジスタTR3がオフ状態に復帰し、そのコレクタ
電圧V1が論理「L」レベルに立下がつて(第2
図B)トランジスタTR1をオン動作させる。そ
こでこの時点t4において出力電圧VOUTは高い電
圧に復帰する(第2図D)。
このように第1図の構成によれば、スイツチン
グ出力VOUTは制御入力信号VINと比較して、
その立下がり時には負側回路の蓄積電荷放電用ト
ランジスタTR4のベース蓄積電荷が抵抗R5を
通じて放電されるに必要な時間t1〜t2だけ遅れて
応動し、また立上がり時には正側回路の蓄積電荷
放電用トランジスタTR3のベース蓄積電荷が抵
抗R4を通じて放電するに必要な時間t3〜t4だけ
遅れて応動することになる。
しかしこの時間t1〜t2及びt3〜t4は放電用トラ
ンジスタTR3及びTR4のエミツタ−コレクタ
の等価抵抗が十分に小さいことにより、十分短く
し得る。従つて入力信号の変化に対して応答性の
良い出力信号を得ることができる。また、第1図
の構成によれば、この時間t1〜t2及びt3〜t4の間
は、スイツチングトランジスタTR1又はTR2
の何れか一方が確実にオフ動作しているので、ト
ランジスタTR1及びTR2を通じて貫通電流が
流れるおそれをなくし得る。
このようにして第1図の構成によれば、スイツ
チング素子を貫通して逃れる電流の発生を未然に
防止し得るが、かくするにつき、第5図の場合の
ようにスイツチング素子としてのトランジスタ
TR1及びTR2を動作させるための電圧を低い
値に制限しなければならないような条件はなく、
従つてこの回路をICで構成する場合に動作電圧
を選定するための制限がないトランジスタスイツ
チング回路を容易に実現し得る。
第3図は本発明の他の実施例を示すもので、第
1図との対応部分には同一符号を付して示すよう
に、入力トランジスタTR7及びTR8にそれぞ
れベースを共通に入力端子TIに接続してなる分
流用トランジスタTR9及びTR10を設け、ト
ランジスタTR9及びTR10のエミツタを共通
に接続してトランジスタTR7及びTR8の共通
接続点にそれぞれ接続すると共に、コレクタをそ
れぞれ電源+VCC及び−VCCに接続する。
第3図の構成によれば、入力トランジスタTR
8(又はTR7)がオン動作しているとき、抵抗
R3を通じて流れ込む電流をトランジスタTR1
0(又はTR9)にそれぞれ分流することによつ
て、トランジスタTR8(又はTR7)に流れる
電流値を少なくするようにする。このようにすれ
ばトランジスタTR8(又はTR7)がオンのと
きオン動作するトランジスタTR4(又はTR3)
に流れるベース電流値を分流用トランジスタTR
10(又はTR9)に流れる電流を制御すること
によつて制御できることになり、かくして第2図
における出力電圧VOUTの遅れ時間t1〜t2及びt3
〜t4を必要に応じて制御することができる。
因にトランジスタTR4(又はTR3)がオン
動作しているときのベース−コレクタ電圧は一定
であるから抵抗R5(又はR4)に流れる電流は
一定値であり、この電流を越えた分の電流はトラ
ンジスタTR4(又はTR3)のベースに流れ込
むことになる。そこで第3図の場合のように、抵
抗R3を流れる電流を分流用トランジスタTR1
0(又はTR9)によつて分流するようにすれ
ば、トランジスタTR4(又はTR3)のベース
に流れる電流を制御することができ、かくしてト
ランジスタTR4(又はTR3)のベースの蓄積
電荷従つて時間t1〜t2及びt3〜t4を制御できるこ
とになる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、互いにコンプリ
メンタリにプツシユプル接続されたスイツチング
トランジスタのベース蓄積電荷を蓄積電荷放電用
トランジスタを通じて放電させるようにしたこと
により、従来の場合と比較して格段的に放電時間
を短縮できる。従つて制御入力信号VINの変化
に対するスイツチング出力VOUTの応答性を格
段的に改善し得る。これに加えて蓄積電荷放電用
トランジスタの蓄積電荷放電時間を利用してスイ
ツチング素子を貫流する電流の発生を未然に防止
し得、かくして全体としての消費電力の効率を一
段と向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるトランジスタスイツチン
グ回路の一実施例を示す接続図、第2図はその各
部の信号を示す信号波形図、第3図は本考案の他
の実施例を示す接続図、第4図及び第5図は従来
のトランジスタスイツチング回路を示す接続図で
ある。 TR1,TR2……スイツチングトランジスタ、
TR3,TR4……蓄積電荷放電用トランジスタ、
TR5,TR6……スイツチング駆動用トランジ
スタ、TR7,TR8……入力トランジスタ、TR
9,TR10……分流用トランジスタ、E1,E
2……基準電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ第1及び第2の導電形式を有し、互い
    にコンプリメンタリにプツシユプル接続され、そ
    の第1の接続点からスイツチング出力信号を送出
    する第1及び第2のスイツチングトランジスタ
    TR1及びTR2と、 それぞれ第1及び第2の導電形式を有し、上記
    第1及び第2のスイツチングトランジスタTR1
    及びTR2のベース及びエミツタ間にそれぞれ並
    列に接続された第1及び第2の蓄積電荷放電用ト
    ランジスタTR3及びTR4と、 それぞれ第2及び第1の導電形式を有し、上記
    第1及び第2の蓄積電荷放電用トランジスタTR
    3及びTR4間に互いにコンプリメンタリにプツ
    シユプル接続され、それぞれベースに基準電源E
    1及びE2が接続された第1及び第2のスイツチ
    ング駆動用トランジスタTR5及びTR6と、 それぞれ第2及び第1の導電形式を有し、互い
    にコンプリメンタリにプツシユプル接続され、そ
    の第2の接続点が上記第1及び第2のスイツチン
    グ駆動用トランジスタTR5及びTR6の第3の
    接続点に接続され、ベースに入力信号を受ける第
    1及び第2の入力トランジスタTR7及びTR8
    と を具え、上記第1及び第2の入力トランジスタ
    TR7及びTR8が上記入力信号の信号レベルに
    応じて互いに逆にオン(又はオフ)動作したと
    き、当該第1及び第2の入力トランジスタTR7
    及びTR8の出力をそれぞれ上記第1及び第2の
    蓄積電荷放電用トランジスタTR3及びTR4の
    ベースに与え、上記第1及び第2の蓄積電荷放電
    用トランジスタTR3及びTR4の出力を上記第
    1及び第2のスイツチング駆動用トランジスタ
    TR5及びTR6に与えると共に上記第1及び第
    2のスイツチングトランジスタTR1及びTR2
    のベースに与えるようになされ、上記第1(又は
    第2)のスイツチングトランジスタTR1(又は
    TR2)がオン動作状態からオフ動作状態に切り
    変わる時当該第1(又は第2)のスイツチングト
    ランジスタTR1(又はTR2)のベースに蓄積
    されている電荷を上記第1(又は第2)の蓄積電
    荷放電用トランジスタTR3(又はTR4)を通
    じて放電させることにより、上記第1及び第2の
    スイツチングトランジスタTR1及びTR2の切
    換動作時間を短縮すると共に上記第1及び第2の
    スイツチングトランジスタTR1及びTR2を通
    じて貫流電流を生じさせないようにしたことを特
    徴とするトランジスタスイツチング回路。
JP1984162799U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0328605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984162799U JPH0328605Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984162799U JPH0328605Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6177682U JPS6177682U (ja) 1986-05-24
JPH0328605Y2 true JPH0328605Y2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=30720672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984162799U Expired JPH0328605Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0328605Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005159542A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブリッジ型駆動回路

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111172A (en) * 1974-07-18 1976-01-29 Itt Denkidotaiojusuru kaironotanmatsusochi
JPS5123142A (en) * 1974-08-21 1976-02-24 Hitachi Ltd Denshishashingazono tenshahoho
JPS5330213U (ja) * 1976-08-21 1978-03-15

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111172A (en) * 1974-07-18 1976-01-29 Itt Denkidotaiojusuru kaironotanmatsusochi
JPS5123142A (en) * 1974-08-21 1976-02-24 Hitachi Ltd Denshishashingazono tenshahoho
JPS5330213U (ja) * 1976-08-21 1978-03-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6177682U (ja) 1986-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60157326A (ja) モノリシック集積回路
JPH0328605Y2 (ja)
US4158179A (en) Amplifier circuit
JP2518393B2 (ja) 出力切り換え機能を有する電圧・電流変換回路
JPS61114615A (ja) トランジスタのモノリシツク集積化スイツチング制御回路
US4259599A (en) Complementary transistor switching circuit
US5315169A (en) Power-efficient sample and hold circuit using bipolar transistors of single conductivity type
JPS61294924A (ja) スイツチング回路
JPH0230902Y2 (ja)
JP2854010B2 (ja) 半導体スイッチ回路
JP3297256B2 (ja) 高速スイッチング回路
JPH0158757B2 (ja)
JPS6157121A (ja) Ttl回路
JP2564054Y2 (ja) スイッチング電源
JPH0683045B2 (ja) スイツチングアンプ
JPH0233385Y2 (ja)
JPS6119545Y2 (ja)
JPS6119544Y2 (ja)
JP2909125B2 (ja) スイッチ回路
JP2797694B2 (ja) 電子スイッチ回路
JPH06152360A (ja) クランプ機能付きスイッチ回路
JPH0637615A (ja) 電流切替形駆動制御回路
JPS6181024A (ja) 電流切換回路
JPH034136B2 (ja)
JPS60140926A (ja) 論理回路