JPH034136B2 - - Google Patents

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JPH034136B2
JPH034136B2 JP3757383A JP3757383A JPH034136B2 JP H034136 B2 JPH034136 B2 JP H034136B2 JP 3757383 A JP3757383 A JP 3757383A JP 3757383 A JP3757383 A JP 3757383A JP H034136 B2 JPH034136 B2 JP H034136B2
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diode
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supply voltage
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JP3757383A
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Sutefuaani Fuaburitsuio
Chini Karuro
Deiatsutsui Kuraudeio
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STMicroelectronics SRL
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SGS ATES Componenti Elettronici SpA
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は誘導性負荷のスイツチングに対する制
御回路であつて、モノリシツクに集積回路化する
ことができ、高速度印刷装置で印刷要素の電磁石
を駆動したり、チヨツパ電源装置で使用すること
ができる制御回路に関するものである。
このタイプのスイツチングに対する制御回路は
最終段にパワートランジスタを具え、これが誘導
性負荷と直列に接続されて電源電圧発生器の2個
の極の間に挿入され、ベース制御信号により高電
圧・小電流の状態から低電圧・大電流の状態へ交
番的に駆動される。
エミツタ電極とコレクタ電極との間の第1の状
態では、トランジスタは仮想的に開放回路になつ
ており(ターンオフ状態又は「オフ」状態)、第
2の状態では短絡回路になつており(導通状態又
は「オン」状態)、これにより夫々誘導性負荷を
通つて電流が流れるのを阻止し又は許す。
理想的なスイツチの動作に極めて近いトランジ
スタの動作モードは、閉塞状態ではトランジスタ
が飽和領域で動作し、開放状態ではカツトオフ領
域で動作することである。しかしこの場合は、最
終段のパワートランジスタの最終スイツチング周
波数は、飽和領域からカツトオフ領域への移行時
に、導通相の時に既に生じていた電荷の蓄積効果
により本質的に限られてくる。
周知のように、パワートランジスタは、高い逆
電圧に耐えるに必要なため、抵抗率が高く、コレ
クタ領域が厚い。
コレクタのこの領域では過渡現象が見られ、こ
の第1の相ではトランジスタが飽和状態に停まり
続け、「半飽和」の第2の相ではコレクタ−エミ
ツタ電圧が上昇しはじめるが、コレクタ電流は一
定に停まり、そして最后の相ではコレクタ−エミ
ツタ電圧が急速に上昇し且つコレクタ電流が零を
通る。
「半飽和」の相では殊にトランジスタが多くの
エネルギーを発散する。
それ故、ターンオフ時間を減らすことができれ
ば、最高スイツチング周波数を高める上でも、エ
ネルギーの観点から見た制御回路の効率を改良す
る上でも有利であり、最終段のパワートランジス
タの動作が理想スイツチの動作と異なる時間を短
縮する。
この問題の既知の回路上での解決策は、最終段
のパワートランジスタのベースに、トランジスタ
がターンオフした時トランジスタ内に蓄わえられ
ている電荷担体を急速に流出させる低インピーダ
ンスの回路手段、例えば、適当な寸法のトランジ
スタを具え、これが最終段のトランジスタのベー
スに接続されており、前者が後者と逆相に機能
し、蓄わえられていた電荷をを除去して最終段の
トランジスタ自体のターンオフを加速する回路手
段を接続することにより得られる。
このタイプの回路解決策は、例えば英国特許願
第2053−606号及び第1560354号に記載されてい
る。
しかし、電荷除去トランジスタが小さいとはい
え、自分自身ターンオフ時間を有し、この電荷除
去トランジスタが最終段パワートランジスタの相
と逆相で動作するため、最終段のパワートランジ
スタを再度ターンオンするために遅延を伴なう。
そしてこの遅延は最大スイツチング速度を求める
場合無視することはできない。他方、最終段のト
ランジスタが既に完全にターンオフしている時電
荷除去トランジスタを活性状態に保つための電源
電流の無駄な吸収ですら無視することはできな
い。
最終段のパワートランジスタに結合されている
第2のトランジスタによりベース制御信号が最終
段のパワートランジスタに伝達された時、制御回
路の動作速度もこの第2のトランジスタの最大ス
イツチング速度に依存し、これは前に見たトラン
ジスタが導通状態ににある時ベースが飽和領域で
動作する場合にこのベースに蓄わえられる電荷に
依存する。
この場合上述したところから生ずる速度の限界
は可成りなものであり、殊に最終段のパワートラ
ンジスタを駆動するためにpnp形のトランジスタ
を具える(これは当業者には既知の集積化に関係
する理由で一般にはnpn形である)モノリシツク
な集積回路に作られた制御回路では、導通状態に
ある最終段のパワートランジスタが動作レンジ内
の活性領域で動作する時でも、可成りなものであ
る。蓋し、集積回路化されたpnp形のトランジス
タはnpn形のトランジスタよりもターンオフ相が
長いからである。
本発明の目的はモノリシツクに集積回路化され
且つ最終段のパワートランジスタを駆動するため
のpnp形のトランジスタを具えていながら、それ
でいてスイツチング速度が非常に高速で、効率が
非常に高く、不可避的な電源電流の吸収を抑えた
誘導性負荷をスイツチングする制御回路を構成す
るにある。
この目的はこゝでの説明の結論を与える特許請
求の範囲に規定され且つ特徴づけられた誘導性負
荷をスイツチングする制御回路で達成できる。
実施例を挙げて図面につき本発明を詳細に説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。
各図を通して対応する部分には同一符号を付し
た。
第1図に示したスイツチング制御回路は符号
SWを付してあるブロツクにより表わされるスイ
ツチング信号源を具え、このスイツチング信号源
SWが符号Cを付してあるブロツクにより表わさ
れる制御回路手段に接続され、更にこの制御回路
手段Cが符号T1及びT2で表わされる夫々pnp形
とnpn形の一対のバイポーラトランジスタに接続
されている。バイポーラトランジスタT1のベー
スと、エミツタとコレクタとは夫々制御回路手段
C、電源電圧発生器の正極+Vcc及びバイポーラ
トランジスタT2のベースに接続する。バイポー
ラトランジスタT2のコレクタとエミツタとは
夫々正極+Vcc及び直列に接続された抵抗RLとイ
ンダクタンスLとにより表わされる誘導負荷を介
して電源電圧発生器の負極−Vccに接続する。RL
とLとに並列にダイオードDEを設け、そのカソ
ードとアノードとを夫々トランジスタT2のエミ
ツタと−Vccとに接続する。トランジスタT2のベ
ースとエミツタとは抵抗Rにより結合させられ
る。
第1図にはまた符号TAで示されたブロツクに
より表わされるタイミングをとられたイネーブリ
ング回路手段が示されている。このイネーブリン
グ回路手段TAは符号c及びaで示された二重の
接続線により制御回路手段Cに結合される。第1
図にはこの他pnp形の2個のバイポーラトランジ
スタT3及びT4とnpn形のバイポーラトランジス
タT5とが含まれている。
トランジスタT3とT4のベースはいずれも制御
回路手段CとダイオードD4のカソードとに接続
する。ダイオードD4のアノードは正極+Vccに接
続する。
トランジスタT3とT4のエミツタは正極+Vcc
接続する。トランジスタT3のコレクタはトラン
ジスタT1のベースに接続する。トランジスタT4
のコレクタはトランジスタT5のベースとダイオ
ードD5のアノードとに接続する。
トランジスタT5のエミツタとダイオードD5
カソードとはトランジスタT2のエミツタに接続
し、トランジスタT5のコレクタはトランジスタ
T2のベースに接続する。
第2図は本発明の異なる実施例の回路図であ
り、これは第1図と関連して述べると、2個のダ
イオードD2及びD7並びにpnp形バイポーラトラン
ジスタT6及びnpn形バイポーラトランジスタT7
を具える。
トランジスタT6のベースはダイオードD4のカ
ソードと制御回路手段とに接続する。
トランジスタT6のエミツタとコレクタとは
夫々電源電圧の正極+VccとダイオードD7のアノ
ードに接続する。ダイオードD7のアノードには
トランジスタT7のベースも接続する。ダイオー
ドD7のカソード及びトランジスタT7のエミツタ
は電源電圧の負極−Vccに接続する。トランジス
タT7のコレクタはダイオードD2のカソードに接
続する。ダイオードD2のアノードはトランジス
タT2のベースに接続する。
加えて第2図では第1図のブロツクC及びTA
の特定の回路構成も示してある。第1図でブロツ
クCで表わされた制御回路手段は3個のnpn形バ
イポーラトランジスタT8,T9及びT10を具える。
トランジスタT8及びT9のベースはスイツチン
グ信号源SWとダイオードD9のアノードとに接続
する。ダイオードD9のカソードは負極−Vccに接
続する。
トランジスタT8のエミツタは負極−Vccに接続
し、トランジスタT8のコレクタはトランジスタ
T1のベースとダイオードD1のカソードとに接続
する。ダイオードD1のアノードは正極+Vccに接
続する。トランジスタT9Iのコレクタはトランジ
スタT10のベースに接続すると共に、定電流源A1
を介して正極+Vccに接続し、更にダイオードD10
のアノードに接続する。トランジスタT9及びT10
のエミツタ並びにダイオードD10のカソードを負
極−Vccに接続する。トランジスタT10のコレク
タはトランジスタT3,T4,T6のベースに接続す
ると共に、ダイオードD4のカソードに接続する。
タイミングをとられたイネーブリング回路手段
は2個のpnp形バイポーラトランジスタT11及び
T12並びにnpn形のバイポーラトランジスタT13
具える。トランジスタT11のベースはダイオード
D1のカソードとトランジスタT8のコレクタとに
接続される。トランジスタT11のエミツタとコレ
クタは夫々正極+VccとトランジスタT12のベー
スに接続される。トランジスタT12のベースはダ
イオードD12のカソードに接続する。ダイオード
D12のアノードは正極+Vccに接続する。トランジ
スタT11のコレクタはまた定電流源A11を介して
負極−Vccに接続する。
トランジスタT12のエミツタは正極+Vccに接
続し、コレクタはトランジスタT13のベースとダ
イオードD13のアノードとに接続する。ダイオー
ドD13のカソードは負極−Vccに接続する。トラン
ジスタT13のエミツタとコレクタとは夫々−Vcc
とトランジスタT9のコレクタとに接続する。
以下に第1図に示された回路の動作を説明す
る。
ダイオードD4はトランジスタT3と組んで第1
の電流ミラー回路を形成すると共に、トランジス
タT4、ダイオードD5及びトランジスタT5の組合
せと組んで第2の一層複雑な電流ミラー回路を形
成する。ダイオードD4と制御回路手段Cとの接
続点は2個の電流ミラー回路の共通入力端子であ
る。トランジスタT3のコレクタとトランジスタ
T1のベースとの接続点及びトランジスタT5のコ
レクタとトランジスタT2のベースとの接続点と
は2個の電流ミラー回路の別々の出力端子であ
る。入力電流は一定の電流伝達因子を伴つて出力
に鏡に映すように映される。
制御回路手段Cは同時に第1と第2の電流ミラ
ー回路を活性化させ、この時スイツチング信号源
SWにより発生させられた一定のスイツチング信
号に対応して、トランジスタT1のターンオフ、
従つてトランジスタT2のターンオフを制御する。
このようにしてトランジスタT1のベースから
の電荷除去電流が決まり、一方ではターンオフ相
にあるトランジスタT1のコレクタからの電荷吸
収電流が、他方ではトランジスタT2のベースか
らの電荷除去電流が決まる。前述したように、こ
れらの電流は制御回路により課される電流に比例
する。
タイミングをとられたイネーブリング回路手段
TAは、制御回路手段Cへの接続線によりトラン
ジスタT1及びT2のターンオフ制御を検出し、同
じ制御回路手段Cが一定期間2個の電流ミラー回
路を活性化させておく。
この期間中にスイツチング信号源SWから新し
いスイツチング信号が到達すると、制御回路手段
CがトランジスタT1及びT2の再度のターンオン
と、電流ミラー回路の非活性化と、タイミングを
とられたイネーブリング回路手段TAの初期状態
への復帰を制御する。
さもない時は、前記一定期間が終つた時点で、
タイミングをとられたイネーブリング回路手段
TAが接続線aにより制御回路手段Cに命令し
て、トランジスタT1及びT2の状態を変えること
なく、電流ミラー回路を非活性化する。
本発明に係るスイツチングに対する制御回路の
動作は殊に第2図に示した回路の動作を説明すれ
ば一層良く理解できるであろう。第1図の場合と
対照的に第2図の回路はダイオードD4、トラン
ジスタT6、ダイオードD7、トランジスタT7及び
ダイオードD2並びに夫々の接続線により形成さ
れる第3の電流ミラー回路を具える。この第3の
電流ミラー回路の入力端子は第1と第2の電流ミ
ラー回路に共通であり、その出力端子は他の2個
の電流ミラー回路の出力端子と別かれているが、
これまたトランジスタT2のベースに接続され、
ターンオフ相の時このトランジスタT2から一層
効率良く電荷を除去させる。
第3の電流ミラー回路は第1及び第2の電流ミ
ラー回路と同時に活性化される。最初はトランジ
スタT7のコレクタ−エミツタ電圧はトランジス
タT5のコレクタ−エミツタ電圧(これは導通状
態におけるトランジスタT2のベース−エミツタ
電圧に等しい)よりも高い。蓋し、トランジスタ
T7のエミツタは負極−Vccに接続されているから
である。それ故トランジスタT7のコレクタ電流
はトランジスタT5のコレクタ電流よりも大きく、
このため第3の電流ミラー回路を付加するとトラ
ンジスタT2が高速でターンオフできる。
斯くしてトランジスタT1のコレクタ電流が未
だ著しく減つていない時にトランジスタT2のカ
ツトオフが既に生ずる。
最終段のトランジスタT2のエミツタは誘導性
負荷に接続されているから、ターンオフが生ずる
時誘導性負荷内に逆起電力が誘起され、トランジ
スタT2のエミツタの電位を−Vccの基準レベル以
下に下げる。トランジスタT2のベース電位も下
り、トランジスタT7は逆極性になり、その電荷
除去活動をやめる。
このような極性状態でトランジスタT7のコレ
クタ電流の再循環が生ずるのを避けるため、トラ
ンジスタT7のコレクタとトランジスタT2のベー
スとの間にダイオードD2を挿入する。
しかし、トランジスタT5は、エミツタがトラ
ンジスタT2のエミツタに接続されており、それ
故凡ゆる状態でトランジスタT2のエミツタと同
一電位にあり、順方向の導通状態に保たれ、これ
によりターンオフ相でトランジスタT1のコレク
タ電流を吸収し、トランジスタT1のコレクタ電
流がトランジスタT2を再度ターンオンするのを
防ぐ。
トランジスタT1もカツトオフとなる時、電流
ミラー回路は非活性化される。蓋し、電流ミラー
回路の動作はも早や不要である。
以下に、制御回路手段とタイミングをとられた
イネーブリング回路手段の動作を詳細に説明す
る。
初期条件としてトランジスタT1,T2及びT8
導通状態にあると看做す。
最終段のトランジスタのターンオフを制御する
ためにスイツチング信号源SWにより発生させら
れたスイツチング信号はトランジスタT8とT9
を(同時に)カツトオフする。
トランジスタT8のカツトオフはトランジスタ
T1及びT2のターンオフ相を開始させ、トランジ
スタT9のカツトオフは電流源A3により与えられ、
トランジスタT9が導通状態にある時はトランジ
スタT9により完全に吸収される一定電流がトラ
ンジスタのベースに流れるようにし、最初はカツ
トオフ状態にあつたトランジスタT10を直ちに導
通状態にす。トランジスタT10は最初に述べた第
1と第2の電流ミラー回路を活性化し、トランジ
スタT3,T5及びT7が依然として導通状態にある
トランジスタT1及びT2から負荷を除去しはじめ
る。
トランジスタT11は、トランジスタT1と同様
に、トランジスタT8によりスイツチングするよ
うに駆動される。トランジスタT11と電流源A11
とは電流源A11がトランジスタT11にトランジス
タT11の極性状態により課される電流より小さい
コレクタ電流を与え、最后にはトランジスタT1
のコレクタ電流がトランジスタT2を導通状態に
保つ値になる。このような状態でトランジスタ
T11は飽和し、トランジスタT12及びT13はカツト
オフとなる。
トランジスタT1がトランジスタT2を導通させ
るしきい値電流より小さい時、トランジスタT11
のコレクタ電流は電流源A11により与えられる電
流以下の値に向い、トランジスタT11はも早や飽
和しなくなる。この点でトランジスタT12とT13
は導通状態になり、活性的なターンオフ機能を働
らかせなくなり、トランジスタT1及びT2は遅延
を伴なわずに再度導通状態になる。
しかし、このように定められた活性化のための
期間が終了しないうちに、トランジスタT1及び
T2を再度ターンオンする信号が制御回路手段に
到達すると、トランジスタT8とT9は直ちに再度
導通状態になり、この結果トランジスタT11も導
通状態になり、トランジスタT12及びT13をカツ
トオフとし、トランジスタT9が再度電流源A1
ら与えられる全電流を吸収し、トランジスタT10
をターンオフする。
このように最終段のトランジスタがターンオン
するのと同時に電荷除去手段は非活性化され、タ
イミングをとられたイネーブリング回路手段が初
期状態に戻される。
本発明に係る制御回路は殊に既知の集積化技術
でモノリシツクな半導体ブロツクに集積化するの
に適している。
以上、本発明の一実施例だけを述べてきたが、
明らかに本発明の範囲を逸脱せずに多くの変形例
を考えることができる。
例えば、第1図及び第2図に含まれている電流
ミラー回路は、当業者に自明な適当な回路の変更
を施して一層複雑な電流ミラー回路と置き換え、
温度や電源電圧の変化に感応しない回路を作るの
に適した回路構成を持たせることができる。ま
た、ダイオードD5及びD7に代えて適当な抵抗を
設け、トランジスタT5及びT7の電流利得をイン
クリメントし、それらのターンオフ時間を短縮
し、これによりダイオードを用いた時得られる値
に対してトランジスタT5及びT7のコレクタ電流
の値の正確さが落ちるのを補償することができ
る。
本発明の異なる実施例では、イネーブリング回
路手段を任意に決めることができる厳密に一定の
イネーブリング時間を有する単安定回路により形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスイツチング制御回路の
回路図(一部はブロツク図)、第2図は本発明の
別の実施例の回路図である。 (第1図) SW……スイツチング信号源、C
……制御回路手段、T1,T3,T4……pnp形バイ
ポーラトランジスタ、T2,T5……npn形バイポ
ーラトランジスタ、+Vcc……電源電圧の正極、−
Vcc……電源電圧の負極、RLとL……誘導負荷、
DE,D4,D5……ダイオード、TA……タイミン
グをとられたイネーブリング回路手段、a,c…
…接続線、(第2図)、D1〜D13……ダイオード、
T1,T3,T4,T6,T11,T12……pnp形バイポー
ラトランジスタ、T2,T5,T7,T8,T9,T10
T13……npn形バイポーラトランジスタ、+Vcc
…電源電圧の正極、−Vcc……電源電圧の負極、
A1,A11……定電流源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モノリシツクに集積回路化でき、信号自体に
    より決まり、立上り縁と立下り縁とを有する電気
    パルスを発生するスイツチング信号源SWに接続
    された制御回路手段Cと、いずれも第1の端子
    と、第2の端子と、制御端子とを有する第1のト
    ランジスタT1と第2のトランジスタT2とを具え、
    第1のトランジスタT1の上記第1と第2の端子
    の一方を電源電圧発生器の2個の極+Vcc,−Vcc
    の一方に接続し、他方の端子と制御端子とを夫々
    第2のトランジスタT2の制御端子と、制御回路
    手段Cとに接続し、第1のトランジスタを回路手
    段により発生させられたパルスにより導通状態に
    し、第2のトランジスタT2を第1の端子と第2
    の端子とにより誘導性負荷RL,Lと直列に接続
    したものを電源電圧発生器の2個の極Vcc,−Vcc
    の間に挿入した誘導性負荷をスイツチングするた
    めの制御回路において、この制御回路が電荷除去
    回路手段を備え、この電荷除去回路手段が第1の
    トランジスタT1と第2のトランジスタT2の少な
    くとも一方の制御端子に接続され且つ制御回路手
    段Cに結合され、この制御回路手段Cが第1のト
    ランジスタT1を導通状態にする各パルスの立下
    り縁に対応してその活性化を制御し、更に誘導性
    負荷をスイツチングするための制御回路がこれま
    た制御回路手段Cに結合されるタイミングをとら
    れたイネーブリング回路手段TAを具え、制御回
    路手段Cがイネーブリング回路手段によりイネー
    ブルされて一定期間電荷除去回路手段を活性に保
    ち、この一定期間を高々パルスの立下り縁から次
    のパルスの立上り縁迄の間に経過する時間に等し
    くするように構成したことを特徴とする誘導性負
    荷をスイツチングするための制御回路。 2 第1のトランジスタT1と第2のトランジス
    タT2とが夫々互に反対の第1と第2のタイプの
    導電形を有し、第1のトランジスタの第1の端子
    と第2の端子とを夫々電源電圧発生器の第1の極
    +Vccと、第2のトランジスタT2の制御端子とに
    接続し、第2のトランジスタの第1の端子と第2
    の端子とを夫々誘導性負荷RL,Lを介して電源
    電圧発生器の第2の極−Vccと、第1の極+Vcc
    に接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の誘導性負荷をスイツチングするための制
    御回路。 3 電荷除去回路手段が、各々第1の端子と、第
    2の端子と、制御端子とを有する第3のトランジ
    スタT3と、第4のトランジスタT4と、第5のト
    ランジスタT5とを具え、第3と第4のトランジ
    スタを第1の導電形とし、第5のトランジスタを
    第2の導電形とし、第3のトランジスタT3と第
    4のトランジスタT4の制御端子をいずれも第1
    のダイオードD4のカソードと制御回路手段Cと
    に接続し、第1のダイオードD4のアノード並び
    に第3のトランジスタT3及び第4のトランジス
    タT4の第1の端子を電源電圧発生器の第1の極
    +Vccに接続し、 第3のトランジスタT3の第2の端子を第1の
    トランジスタT1の制御端子に接続し、 第4のトランジスタT4の第2の端子を第5の
    トランジスタT5の制御端子に接続し、この第5
    のトランジスタT5の第1の端子を第1の抵抗要
    素D5を介して自己の制御端子に接続すると共に、
    第2のトランジスタT2の第1の端子に接続し、 第5のトランジスタT5の第2の端子を第2の
    トランジスタT2の制御端子に接続したことを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の誘導性負荷
    をスイツチングするための制御回路。 4 電荷除去回路手段が、夫々第1の導電形と第
    2の導電形を有し、各々が第1の端子と、第2の
    端子と、制御端子とを有する第6のトランジスタ
    T6と第7のトランジスタT7とを具え、 第6のトランジスタT6の制御端子を第1のダ
    イオードD4のカソードと、制御回路手段とに接
    続し、 この第6のトランジスタT6の第1の端子と第
    2の端子とを夫々電源電圧発生器の第1の極+
    Vccと、第7のトランジスタT7の制御端子に接続
    し、第7のトランジスタT7の第1の端子と第2
    の端子を夫々電源電圧発生器の第2の極−Vccと、
    第2のダイオードD2に接続し、電源電圧発生器
    の第2の極−Vccには第2の抵抗性要素D7を介し
    て第7のトランジスタT7の制御端子をも接続し、
    第2のダイオードD2のアノードを第2のトラン
    ジスタT2の制御端子に接続したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の誘導性負荷をスイ
    ツチングするための制御回路。 5 前記抵抗性要素を抵抗としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項及び第4項のいずれか一
    項に記載の誘導性負荷をスイツチングするための
    制御回路。 6 前記抵抗性要素をダイオードとしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項及び第4項のいず
    れか一項に記載の誘導性負荷をスイツチングする
    ための制御回路。 7 制御回路手段Cが、第2の導電形を有し、
    各々が第1の端子と、第2の端子と、制御端子と
    を有する第8のトランジスタT8と、第9のトラ
    ンジスタT9と、第10のトランジスタT10とを具
    え、 第8のトランジスタT8と第9のトランジスタ
    T9との制御端子をこれらの第8のトランジスタ
    と第9のトランジスタとを制御するスイツチング
    信号源と、第3のダイオードD9のアノードに接
    続し、第3のダイオードD9のカソードを電源電
    圧発生器の第2の極−Vccに接続し、第8のトラ
    ンジスタT8の第1の端子と第2の端子とを夫々
    電源電圧発生器の第2の極−Vccと、第1のトラ
    ンジスタT1の制御端子及び第4のダイオードD1
    のカソードの両方に接続し、第4のダイオード
    D1のアノードを電源電圧発生器の第1の極+Vcc
    に接続し、第9のトランジスタT9の第2の端子
    を第10のトランジスタT10の制御端子と、第1の
    定電流源A1を介して電源電圧発生器の第1の極
    +Vccと、第5のダイオードD10のアノードとに接
    続し、第9のトランジスタT9及び第10のトラン
    ジスタT10の第1の端子並びに第5のダイオード
    D10のカソードを電源電圧発生器の第2の極−Vcc
    に接続し、第10のトランジスタT10の第2の端子
    を第3のトランジスタT3、第4のトランジスタ
    T4及び第6のトランジスタT6の制御端子と、第
    1のダイオードD4のカソードとに接続したこと
    を特徴とし、且つ、タイミングをとられたイネー
    ブリング回路手段TAが、各々が第1の端子と、
    第2の端子と、制御端子とを有する第11のトラン
    ジスタT11と、第12のトランジスタT12と、第13
    のトランジスタT13とを具え、第11のトランジス
    タと第12のトランジスタが第1の導電形を有し、
    第13のトランジスタが第2の導電形を有し、第11
    のトランジスタT11の制御端子を第8のトランジ
    スタT8の第2の端子と、第4のダイオードD1
    カソードとに接続し、第11のトランジスタT11
    第1の端子と第2の端子とを夫々電源電圧発生器
    の第1の極+Vccと、第12のトランジスタT12
    制御端子及び第2の定電流源A11を介して電源電
    圧発生器の第2の極−Vccに接続し、第12のトラ
    ンジスタT12の制御端子を第6のダイオードD12
    のカソードに接続し、第6のダイオードD12のア
    ノードを電源電圧発生器の第1の極+Vccに接続
    し、第12のトランジスタT12の第1の端子と第2
    の端子とを、第1の端子は電源電圧発生器の第1
    の極+Vccに接続し、第2の端子は第13のトラン
    ジスタT13の制御端子と第7のダイオードD13
    アノードとに接続し、この第7のダイオードD13
    のカソードと第13のトランジスタT13の第1の端
    子とを電源電圧発生器の第2の極に接続し、第13
    のトランジスタT13の第2の端子を第9のトラン
    ジスタT9の第2の端子に接続したことを特徴と
    する特許請求の範囲第3,4,5及び6項のいず
    れか一項に記載の誘導性負荷をスイツチングする
    ための制御回路。 8 第11のトランジスタT11の物理的特性と電気
    的特性とを第1のトランジスタT1の物理的特性
    及び電気的特性に等しくしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第7項記載の誘導性負荷をスイツチ
    ングするための制御回路。 9 回路に含まれるトランジスタをバイポーラト
    ランジスタとし、各バイポーラトランジスタの第
    1の端子、制御端子及び第2の端子を夫々エミツ
    タ、ベース及びコレクタとしたことを特徴とする
    特許請求の範囲前記各項のいずれか一項に記載の
    誘導性負荷をスイツチングするための制御回路。 10 回路全体をモノリシツク半導体ブロツクに
    集積化したことを特徴とする特許請求の範囲前記
    各項のいずれか一項に記載の誘導性負荷をスイツ
    チングするための制御回路。
JP3757383A 1983-03-09 1983-03-09 誘導性負荷をスイツチングするための制御回路 Granted JPS59165960A (ja)

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