JPS5940674Y2 - 電圧−絶対値電流変換回路 - Google Patents

電圧−絶対値電流変換回路

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JPS5940674Y2
JPS5940674Y2 JP17642279U JP17642279U JPS5940674Y2 JP S5940674 Y2 JPS5940674 Y2 JP S5940674Y2 JP 17642279 U JP17642279 U JP 17642279U JP 17642279 U JP17642279 U JP 17642279U JP S5940674 Y2 JPS5940674 Y2 JP S5940674Y2
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JP
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current
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output
transistor
conversion circuit
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JP17642279U
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JPS5695748U (ja
Inventor
正典 大野
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横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、正負両極性にわたって変化する入力電圧を、
片極性の電流に変換する電圧−絶対値電流変換回路に関
するものである。
一般に電流入力の演算器は片極性の入力電流で動作する
ものが多く、正負両極性に変化する電圧信号を入力とす
るためには、入力電圧をその大きさに比例した片極性の
電流信号に変換しなければならない。
電圧−絶対値電流変換回路は、このような演算器の前段
に接続して使用されるもので、本考案は、正負両極性に
わたって変化する入力電圧をその絶対値に比例した電流
信号に変換する電圧−絶対値電流変換回路を簡単な構成
により実現することを目的としたものである。
図は本考案の電圧−絶対値電流変換回路の一実施例を示
す構成図である。
図において、Aは演算増幅器、R1−R3は抵抗、Q1
〜Q7はトランジスタである。
入力端子INは抵抗R1を介して演算増幅器への入力端
(へ)に接続されている。
トランジスタQ1.Q2おたびQ3−Q4はそれぞれダ
ーリントン接続された等何曲にNPN型およびPNP型
の出力トランジスタで、電源十V8と出力端子OUTと
の間に直列に挿入接続されるとともに、各ベース演算増
幅器への出力電圧e。
が印加されている。
また、共通に接続された出力トランジスタの各エミフタ
は演算増幅器Aの入力端(へ)に接続されている。
トランジスタQ 5”’Q 7はカレントミラー回路を
構成しており、1次側のトランジスタQ5は出力トラン
ジスタQ2と直列に接続され、2次側のトランジスタQ
6−Q7は出力端子OUTに接続されている。
抵抗R2,R3は等しい大きさの抵抗である。
以上のように構成された本考案の電圧−絶対値電流変換
回路において、その動作は次の通りである。
まず、入力端子INに正極性の入力電圧v、nが印加さ
れたとすると、演算増幅器Aの出力電圧eoは負極性と
なるので、トランジスタQ3が順方向バイアスとなり、
トランジスタQ3およびQ4に電流I十が流れる。
ここで、電流I十は抵抗R1およびトランジスタQ4を
介して出力端子OUTに流れ、その大きさは、 となり、入力電圧vinに比例したものとなっている。
なお、トランジスタQ!は逆方向バイアスとなるので、
トランジスタQ1およびQ2はカントオフとなり、電流
は流れない。
トランジスタQ2に電流が流れないと、カレントミラー
回路にも電流が流れないので、カレントミノ−回路を介
して出力端子OUTに電流は供給されない。
次に、入力電圧Vinが負極性の電圧となると、演算増
幅器への出力電圧e。
が反転して正極性となるので、今度はトランジスタQ3
−Q4に代わってトランジスタQ1−Q2が順方向バイ
アスとなり抵抗R1にはトランジスタQ2を介して電流
りが流れるようになる。
この時、トランジスタQ2に流れる電流りはカレントミ
ラー回路の一次側を構成するトランジスタQ5にも流れ
るので、カレンミラー回路の働きによりトランジスタQ
6およびQ7には電流I−と等しい大きさの電流I!が
流れ、この電流ILが出力端子OUTに供給される。
また、電流[の大きさは である。
このように、出力端子OUTには入力電圧■i。
の極性にかかわらず同一方向の電流I+I I ’が流
れ、これらの電流の和であるところの出力電流’out
は次式のように表わすことができ、入力電圧Vinの絶
対値に比例したものとなる。
以上説明したように本考案の電圧−絶対値電流変換回路
では、ベースおよびエミツタを共通に接続されたNPN
型およびPNP型の出力トランジスタを電源と出力端子
との間に直列に挿入するとともに、抵抗を介して入力電
圧の印加される演算増幅器の帰還回路にこれらの出力ト
ランジスタのベース・エミッタ間を接続し、同時に電源
側に接続された出力トランジスタに流れる電流と等しい
大きさの電流をカレントミラー回路を介して出力端子に
供給するようにしているので、回路を演算増幅器とトラ
ンジスタのみにより構成することができ、正負両極性に
わたって変化する入力電圧をその絶対値に比例した電流
信号に変換する電圧−絶対値電流変換回路を簡単な構成
により実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の電圧−絶対値電流変換回路の一実施例を示
す構成図である。 A・・・・・・演算増幅器、R1−R3・・・・・・抵
抗、Q1〜Q7・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースおよびエミフタが共通に接続されるとともに各コ
    レクタにより電源と出力端子との間に直列に挿入された
    NPN型およびPNP型の2つの出力トランジスタと、
    入力電圧が抵抗を介して印加されその出力電圧を前記出
    カド2ンジスタのベースに供給するとともにこの出力ト
    ランジスタのベース・エミッタ間が帰還回路に接続され
    た液算増幅器と、前記出力トランジスタのうち電源側に
    接続された出力トランジスタに流れる電流と等しい大き
    さの電流を前記出力端子に供給するカレントミラー回路
    とを具備してなる電圧−絶対値電流変換回路。
JP17642279U 1979-12-21 1979-12-21 電圧−絶対値電流変換回路 Expired JPS5940674Y2 (ja)

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JPS5695748U JPS5695748U (ja) 1981-07-29
JPS5940674Y2 true JPS5940674Y2 (ja) 1984-11-19

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