JPS6216798Y2 - - Google Patents

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JPS6216798Y2
JPS6216798Y2 JP1980037606U JP3760680U JPS6216798Y2 JP S6216798 Y2 JPS6216798 Y2 JP S6216798Y2 JP 1980037606 U JP1980037606 U JP 1980037606U JP 3760680 U JP3760680 U JP 3760680U JP S6216798 Y2 JPS6216798 Y2 JP S6216798Y2
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transistor
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【考案の詳細な説明】 本考案は、ブラシレスモータ駆動回路に関し、
特に3相両方向通電形ブラシレスモータに最適な
ものである。
3相のコイルを備え、これらのコイルに所定の
タイミングでもつて電流を両方向(往復して)に
流すようにしたブラシレスモータが知られてい
る。第1図はこのようなブラシレスモータの駆動
回路の参考例で、第2図はその動作を示すタイム
チヤートである。
第1図に示すように、3相のコイル1A,1
B,1Cはデルタ結線され、各コイルは、A相、
B相及びC相の駆動段によつて両方向に通電され
る。A相の駆動段は、PNPトランジスタT1及び
NPNトランジスタT2を縦列接続したコンプリ
メンタリプシユプル回路で構成され、B相及びC
相T3、T4、T5、T6も同様な構成である。
各駆動段のPNPトランジスタT1、T3、T5
は、夫々NPNのスイツチングトランジスタT
8、T10、T12でスイツチング制御され、ま
たNPNトランジスタT2、T4、T6は、夫々
PNPのスイツチングトランジスタT7、T9、T
11でスイツチング制御される。
各スイツチングトランジスタT7〜T12は、
トランジスタT13〜T18及びD1〜D12か
ら成るA相、B相、C相の論理回路によつて形成
されるスイツチング信号でもつて動作される。各
相の論理回路には、ロータの回転位置を検出する
ためのホール素子2A,2B,2Cの出力を差動
アンプ3A,3B,3Cに供給して得た位置検出
信号が加えられる。即ち、ホール素子2A,2
B,2Cは、ロータの界磁マグネツトと対向する
ステータ側に電気角で120゜間隔に配置されてい
るので、各ホール素子から第2図HE1、HE2、
HE3に示すような互に120゜間隔の出力が得られ
る。これらの出力は、差動アンプ3A,3B,3
Cに夫々供給されるので、夫々の出力から第2図
A1、A2、A3で示すような電気角で180゜ご
とに交互に高レベル及び低レベルになり、かつ電
気角で120゜ずつ位相ずれした位置検出信号が得
られる。
上記論理回路の動作の一例を示すと、第2図の
電気角で0゜〜60゜の範囲では、差動アンプ3
A,3B,3Cの出力は、夫々“1”“0”“1”
となる。このためA相のトランジスタT14がオ
ンで、スイツチングトランジスタT7がオン、駆
動トランジスタT2がオンになる。またB相のト
ランジスタT16がオフで、スイツチングトラン
ジスタT9及び駆動トランジスタT4もオフであ
る。またC相では、差動アンプ3Cの出力が
“1”であつても、A相のトランジスタT14が
オンであるから、ダイオードD1がオンとなつ
て、C相のトランジスタT18のベースが低レベ
ルになつてT18がオフになる。従つて、C相の
スイツチングトランジスタT11及び駆動トラン
ジスタT6もオフになつている。
またA相のトランジスタT13がオンで、スイ
ツチングトランジスタT8及び駆動トランジスタ
T1もオフである。B相のトランジスタT15は
オフで、スイツチングトランジスタT10及び駆
動トランジスタT3がオンである。またC相のト
ランジスタT17はオンで、スイツチングトラン
ジスタT12及び駆動トランジスタT5が夫々オ
フである。このようにしてトランジスタT3、コ
イル1A、トランジスタT2を夫々通つて、電源
Vs(速度制御電圧)から駆動電流が流れる。以
下同様にして、1相の出力が低レベル、他の1相
の出力が高レベルとなり、残りの1相がオフ状態
となる。低レベルの相は120゜区間動作し、残り
の2相は、この120゜区間の前半及び後半の60゜
の区間に交互に高レベルとなる。この結果、各コ
イル1A,1B,1Cに60゜ずつ往復して駆動電
流が流され、6回のサイクルで電気角360゜の切
換通電が完了する。
なお各相のホール素子2A,2B,2Cには、
スイツチ回路5のトランジスタT20またはT2
1を介して順方向または逆方向の電流が供給さ
れ、また各ホール素子の他端は定電圧回路4が接
続されている。スイツチ回路5には、トランジス
タT22を介して正逆転制御信号REVが供給さ
れ、第2図のようにこの信号REVが高レベルに
なると、トランジスタT22及びT21がオンに
なつて各ホール素子に逆方向に動作電流が流され
る。これによつて第2図HE1〜HE3のようにホ
ール素子の出力が反転し、位置検出信号A1〜A
3が逆相になつて、モータが逆転する。
第1図に示すモータ駆動回路では、プツシユプ
ルの駆動段のPNPトランジスタ及びNPNトラン
ジスタの1組を夫々オンにしてコイルに通電する
ため、対応する2つのスイツチングトランジスタ
を夫々オンにして駆動トランジスタにベース電流
を流さなければならない。例えば、上述の例で
は、トランジスタT7及びT10をオンにして、
抵抗R1及びR4を夫々介してトランジスタT2
及びT3にベース電流を流し、これらのトランジ
スタをオンにする。
このためベース電流が2回路分必要であり、電
流損失が大きい。またベース電流を流す抵抗(例
えば、R1、R4)の発熱量が多く、駆動回路を
IC化する場合に、放熱を十分に考慮しなければ
ならないという問題がある。なおコイル1A,1
B,1Cを星型結線しても同じ問題が生ずる。
本考案は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、ベース電流による電流損失(電力消
費)及び発熱量を1/2にするものである。
本考案のブラシレスモータ駆動回路は、お互い
が縦列接続されると共に、夫々のベースにはモー
タを駆動するための制御信号が供給される第1の
トランジスタ及び第2のトランジスタと、お互い
が縦列接続されると共に、夫々のベースには上記
縦列接続された第1及び第2のトランジスタの
夫々の出力端が接続された第3及び第4のトラン
ジスタとを各相の励磁コイルに対応して備えてい
る。
上記第1、第2のトランジスタの縦列接続点を
各相間で共通に接続し、上記縦列接続された第3
及び第4のトランジスタの両端に所定の電圧を供
給すると共に、上記制御信号によつて上記第3及
び第4のトランジスタを第1、第2のトランジス
タを介してプツシユプル駆動して、上記第3及び
第4のトランジスタの縦列接続点に接続された励
磁コイルに両方向通電を行う。
この構成によれば、第3、第4のトランジスタ
より成る出力段のベース電流が、第1、第2のト
ランジスタより成る前段部を経由してプツシユプ
ル電流として一つの出力段トランジスタから他の
対として選択された出力段トランジスタに還流す
るので、ベース電流の利用効率を高めて消費電力
を減らすことができる。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第3図は本考案の実施例を示す3相両方向通電
形ブラシレスモータの駆動回路である。また第4
図は第3図の駆動回路の動作を示すタイムチヤー
トである。
第3図に示すように、3相のコイル1A,1
B,1Cは星型結線されている。これらのコイル
は、第1図と同様にプシユプル接続されたPNPの
駆動トランジスタT1、T3、T5及びNPNの
駆動トランジスタT2、T4、T6によつて駆動
される。各駆動トランジスタT1〜T6は、第3
図に示すように、一方のトランジスタのエミツタ
と他方のトランジスタのコレクタとが縦列接続さ
れてなる複数対のNPNスイツチングトランジス
タT23〜T28によつて駆動される。即ち、A
相については、駆動段のトランジスタT1、T2
は、夫々トランジスタT23、T24によつて駆
動される。トランジスタT23のエミツタとトラ
ンジスタT24のコレクタとが接続され、T23
のコレクタが抵抗R2を介してトランジスタT1
のベースに接続され、またT24のエミツタ側が
トランジスタT2のベースに接続されている。B
相及びC相も同一の構成であり、一対のトランジ
スタのいわゆるシングルエンド出力端(縦続接続
点)は、共通ライン6によつて共通接続されてい
る。
各スイツチングトランジスタT23〜T28
は、ナンドゲートG1〜G6、インバータI1〜
I9から成る論理回路によつて形成されるスイツ
チング信号でもつて動作される。この論理回路は
第1図の論理回路とほぼ同一の機能を有してい
る。第1図と同様に、ホール素子2A,2B,2
Cの出力(第2図HE1、HE2、HE3)が、端
子a〜fを介して差動アンプ3A,3B,3Cに
加えられ、これらの差動アンプから第4図(また
は第2図)のA1、A2、A3で示すような、
夫々180゜ごとに高レベル及び低レベルになり、
かつ互に120゜ずつ位相ずれしたロータ位置検出
信号が得られる。これらの位置検出信号A1〜A
3は、モータ正逆転制御用の排他的オア回路E1
〜E3を介して上記論理回路に供給され、この論
理回路の出力でもつてスイツチングトランジスタ
T23〜T28が所定のタイミングで選択的にス
イツチング駆動される。
次に第3図のモータ駆動回路の動作を説明す
る。第4図の角度0゜〜60゜の範囲では、位置検
出信号A1、A2、A3が〔1、0、1〕とな
る。従つて、端子hに供給される停止制御信号K
が高レベルであれば、ナンドゲートG1及びG4
の出力が低レベル“0”になり、他のナンドゲー
トの出力は高レベル“1”になる。このためイン
バータI1及びI4の出力のみが高レベルにな
り、スイツチングトランジスタT23とT26が
夫々オンになる。
これによつて、駆動トランジスタT1とT4が
夫々オンになつて、第4図に示すように、コイル
1Aの端子D1が高レベル、コイル1Bの端子D
2が低レベルになる。なお、C相の駆動トランジ
スタT5、T6は夫々オフであるからコイル1C
の端子D3は第4図のように開放状態(フローテ
イング)である。この結果、速度制御電圧Vsに
応じた大きさの電流iが第3図の細線のようにコ
イル1A,1Bを流れる。以下同様にして、コイ
ル1A,1B,1Cの2つが所定の順序で選択し
て60゜ずつ通電される。
この場合、駆動トランジスタT1のベース電流
は、抵抗R2、トランジスタT23、共通ライン
6、トランジスタT26を夫々通つて駆動トラン
ジスタT4のベースに流入する。即ち、駆動トラ
ンジスタT1及びT4を夫々オンさせるベース電
流は、第4図の細線IBで示すように1つの電流
ループで構成されている。従つて、第1図の駆動
回路と比較して、ベース電流による電力消費は1/
2になる。またベース電流IBのループ内に入る抵
抗はR2のみであるから、発熱量も第1図の1/2
に減少する。
なお端子gに供給される正逆転制御信号REV
が第4図のように高レベルになると、排他的オア
回路E1〜E3の出力は、第4図に示すようにA
1〜A3に対して逆位相になるので、コイル1
A,1B,1Cの端子電圧D1、D2、D3も逆
位相で変化し、モータが逆転する。また停止制御
信号Kが低レベルになると、ナンドゲートG1〜
G6の出力がすべて高レベルになり、従つて、イ
ンバータI1〜I6の出力がすべて低レベルにな
る。この結果、コイル1A,1B,1Cの通電が
禁止され、モータが停止される。
なお第4図の実施例では、コイル1A,1B,
1Cが星型結線になつているが、第1図のように
デルタ結線にしてもよい。また本考案は、4相両
方向通電形等の3相以上のコイルを有する両方向
通電形ブラシレスモータの駆動回路に適用するこ
ともできる。
本考案は上述の如く、各相の励磁コイルを両方
向に通電するプツシユプルの出力段の構成素子の
夫々を、縦列接続した一対のトランジスタで駆動
するようにし、一対のトランジスタの各相の縦列
接続点を共通接続したので、一つの出力段素子の
制御電流(ベース電流)を上記トランジスタ及び
共通接続ラインを通じて対として選択された他の
出力段素子の制御電流として還流させることがで
き、ベース電流を効率よく利用し従来の1/2に節
約することができる。またベース電流による発熱
量も1/2に減少するので、モータ駆動回路をIC化
するのに極めて好適な回路構成である。
【図面の簡単な説明】
第1図は3相両方向通電形ブラシレスモータの
駆動回路の参考例、第2図は第1図の駆動回路の
動作を説明するためのタイムチヤート、第3図は
本考案の一実施例を示すモータ駆動回路の回路
図、第4図は第3図の動作を説明するためのタイ
ムチヤートである。 なお図面に用いられている符号において、1
A,1B,1C……コイル、2A,2B,2C…
…ホール素子、6……ライン、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 お互いが縦列接続されると共に、夫々のベース
    にはモータを駆動するための制御信号が供給され
    る第1のトランジスタ及び第2のトランジスタ
    と、 お互いが縦列接続されると共に、夫々のベース
    には上記縦列接続された第1及び第2のトランジ
    スタの夫々の出力端が接続された第3及び第4の
    トランジスタとを各相の励磁コイルに対応して設
    け、 上記第1、第2のトランジスタの縦列接続点を
    各相間で共通に接続し、 上記縦列接続された第3及び第4のトランジス
    タの両端に所定の電圧を供給すると共に、上記制
    御信号によつて上記第3及び第4のトランジスタ
    を第1、第2のトランジスタを介してプツシユプ
    ル駆動して、上記第3及び第4のトランジスタの
    縦列接続点に接続された励磁コイルに両方向通電
    を行うように構成したブラシレスモータ駆動回
    路。
JP1980037606U 1980-03-21 1980-03-21 Expired JPS6216798Y2 (ja)

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JPS56139398U JPS56139398U (ja) 1981-10-21
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