JPS5918874Y2 - モ−タ駆動回路 - Google Patents

モ−タ駆動回路

Info

Publication number
JPS5918874Y2
JPS5918874Y2 JP1977143654U JP14365477U JPS5918874Y2 JP S5918874 Y2 JPS5918874 Y2 JP S5918874Y2 JP 1977143654 U JP1977143654 U JP 1977143654U JP 14365477 U JP14365477 U JP 14365477U JP S5918874 Y2 JPS5918874 Y2 JP S5918874Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
circuit
current
motor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977143654U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5469323U (ja
Inventor
光男 宇塚
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1977143654U priority Critical patent/JPS5918874Y2/ja
Publication of JPS5469323U publication Critical patent/JPS5469323U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5918874Y2 publication Critical patent/JPS5918874Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、位置検出素子によってモータの回転位相を検
出して電流切換え信号を発生する回転位相検出回路と、
上記電流切換え信号に応じて複数のコイルに順次切換え
通電するためのスイッチング回路と、上記コイルモータ
速度制御電圧を供給するためのサーボ回路とを備えるモ
ータ駆動回路に関する。
直流ブラシレスモータにおいては、回転子の回転角に応
じて固定子の各相のコイルの電流切換えをその駆動回路
によって行うようにして、連続した回転トルクが得られ
るようにしている。
第1図はこのようなブラシレスモータの従来公知の駆動
回路を示している。
第1図に示す駆動回路は例えば4相のブラシレスモータ
用であって、このブラシレスモータは4個の固定子コイ
ルを備えているが、第1図にはこれらのうちの2個の固
定子コイルla、lbを駆動する駆動回路のみが示され
ている。
なお残りの2個の固定子コイルを駆動する駆動回路は第
1図と同一の構成である。
回転子の回転角度はホール素子2によって検出される。
このホール素子2には抵抗3,4によって所定方向の電
流が流されている。
そして回転子の永久磁石の漏れ磁束による磁界がこのホ
ール素子2の電流通路に直角に加えられると、上記電流
及び磁界の夫々に直角な方向の起電圧が端子5a、 5
bから夫々得られる。
これらの起電圧はモータの電気角で180°ずつ交互に
高レベル及び低レベルになるものであって、トランジス
タ6a、6b及び共通エミッタ抵抗7から戊る差動増幅
器によって増幅される。
そしてこれらのトランジスタ6a、6bのコレクタの負
荷抵抗8a、8bの一端から得られる検出信号は夫々駆
動トランジスタ9a、9bに供給される。
この結果、上記ホール素子2の起電圧に応じてトランジ
スタ9a、9bが交互にオン・オフして、コイルla、
lbに対して電気角で180°ずつの切換え通電が行わ
れる。
なお第1図に示すように、コイルla、lbにはサーボ
回路10を介してモータ速度制御電圧Vcが供給される
この制御電圧は例えばブラシレスモータの回転軸に取付
けられ周波数発電機から得られる回転速度信号11と所
定の基準速度信号とに基いてサーボ回路10において形
成される。
そしてこのモータ速度制御電圧Vcによってモータの回
転速度が制御される。
このようなブラシレスモータの駆動回路においては、モ
ータの起動時には大きな起動トルクを必要とするので、
速度制御電圧Vcを大きくしてモータの定格回転時より
も相当に大きい電流をコイルla、lbに通電するよう
にしている。
この場合、駆動トランジスタ9a、9bのベース電流が
不足しないように、差動増幅器のエミッタ抵抗7を十分
に小さくして、トランジスタ9a、9bが飽和領域で動
作するようにしている。
即ち、抵抗7の抵抗値は起動時の最悪条件に合わせて設
定されている。
なおモータが定格回転数で動作しているときには、コイ
ル駆動電圧Vcは低くなり、コイル1a。
1bに流れる電流は少なくなるので、トランジスタ9a
、9bのベース電流も少なくてよい。
しかし第1図の回路においては、起動時に相当する一定
のベース電流がトランジスタ9a、9bのベースに常に
流れているので、余分なベース電流の分だけモータの効
率が悪くなる。
第2図は第1図に示す駆動回路とは別の従来公知の駆動
回路を示すものである。
第2図に示す駆動回路においては、ホール素子2及び差
動増幅器からなる回転位相検出回路に、サーボ回路10
の出力であるモータ速度制御電圧を供給するようにして
いるので、コイルの電流と駆動トランジスタ9a、9b
のベース電流とが比例するようになっている。
しかし第2図の駆動回路の場合には、ホール素子2への
供給電圧は所定範囲である必要があるので、サーボ回路
からのモータ速度制御電圧を上記所定範囲としなければ
ならず、このためにサーボ回路によるモータの速度制御
範囲が狭くなる問題がある。
本考案は上述の問題点にかんがみてなされたものであっ
て、回転位相検出回路の位置検出素子に電源電圧に基づ
く一定電圧が供給されるように構成し、モータ速度制御
電圧が抵抗及びスイッチング素子の直列回路を介してス
イッチング回路にスイッチング制御電流として与えられ
るように構成されたスイッチング制御回路を設け、上記
スイッチング素子を電流切換え信号に応じてオン・オフ
して、上記モータ速度制御電圧に応じて可変されたスイ
ッチング制御電流により上記スイッチング回路をオン・
オフするようにしたもので゛ある。
このように構成することによって、余分な制御電流を減
少させて、モータの効率を良くすることができ、またモ
ータの速度制御範囲を広く採ることができるようにして
いる。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図は本考案を適用したブラシレスモータの駆動回路
の回路図である。
なお第3図において、第1図と同様な部分には同一の符
号を付してその説明を省略する。
第3図においては、第1図と同様にホール素子2の起電
圧はトランジスタ6a、6bから成る差動増幅器によっ
て増幅される。
そしてこれらのトランジスタ6a、6bのコレクタから
得られる回転位相検出信号は夫々電流増幅用のトランジ
スタ14a、14bを介して駆動トランジスタ9a、9
bに供給される。
そしてトランジスタ14a、14bの夫々のコレクタに
は抵抗15a、15bを介してサーボ回路10の出力で
あるモータ速度制御電圧VCが供給されている。
従って、トランジスタ9a、9bのベース電流IBは、
抵抗15 a、 15 bの抵抗値をR、トランジスタ
14a、14bのコレクターエミッタ飽和電圧をvcE
8at、トランジスタ9a、9bのベース−エミッタ電
圧をvBEとすると、 となる。
ここでVCEsat z VBEははパ一定値であり、
かつVCと比較して非常に小さい値であるから、IB−
増 となって、ベース電流■8ははパコイル駆動電圧Vo、
換言すれば、コイルla、lbの電流値にはパ比例した
電流となっている。
従って、モータの回転速度がどのような状態であっても
、余分なベース電流がトランジスタ9a、9bに流れる
ことがない。
このためモータの効率を良くすることができる。
次に第4図は第3図の変形例を示すブラシレスモータの
駆動回路である。
第4図においては、差動増幅器の一方のトランジスタ6
bのコレクタから得られる回転位相検出信号は電流増幅
用のトランジスタ16を介して駆動トランジスタ9aの
ベースに供給される。
そしてこのトランジスタ16のコレクタにはサーボ回路
10の出力で゛あるモータ速度制御電圧V。
が抵抗17を介して供給される。
また駆動トランジスタ9bのベースには、トランジスタ
16のコレクタから得られる上記回転位相検出信号とは
180°位相の異なる信号がダイオード18を介して供
給される。
従って、第4図の駆動回路においては、差動増幅器から
得られる回転位相検出信号に応じてトランジスタ16が
オン・オフする。
そしてトランジスタ16がオンとなったときには、抵抗
17、トランジスタ16を通ってベース電流がトランジ
スタ9aに流れ、またトランジスタ16がオフとなった
ときには、抵抗17、ダイオード18を介してベース電
流がトランジスタ9bに流れる。
このためトランジスタ16のオン・オフによってトラン
ジスタ9a。
9bが交互にオン・オフし、コイルla、lbに電気角
では一’ 180°ずつの通電が行われる。
従って、第4図の場合も、トランジスタ9a、9bのベ
ース電流は、コイル駆動電圧V。
と抵抗17とによってはパ定まり、コイル1 a、 1
bの通電電流には・・比例している。
このため余分なベース電流が流れず、モータの効率を増
加させることができる。
本考案は上述の如く、回転位相検出回路の位置検出素子
に電源電圧に基づく一定電圧を供給し、またモータ速度
制御電圧を抵抗及び電流切換え信号によってオン・オフ
されるスイッチ素子を介してスイッチング制御電流とし
てスイッチング回路に供給するように構成し、これによ
って、上記スイッチング回路を動作させるための制御電
流が上記コイルへの通電電流に応じて変化するようにし
た。
故にモータの回転速度に応じて可変されたスイッチング
制御電流を常にスイッチング回路に供給することができ
るので、余分な制御電流を減少させることができ、この
ためにモータの効率を良くすることができる。
また位置検出素子にはモータ速度制御電圧に直接には関
係のない電源電圧に基づく一定電圧を供給するようにし
たので、モータ速度制御電圧の変動中を位置検出素子の
動作電圧に無関係に選定し得られ、このためにモータの
速度制御範囲を広く採ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はブラシレスモータの従来公知の駆動
回路を示す回路図、第3図は本考案を適用したブラシレ
スモーターの駆動回路の回路図、第4図は第3図の変形
例を示す駆動回路の回路図である。 なお図面に用いられている符号において、la。 lb、IC,ldは固・定コイル、2はホール素子、9
a、9bはトランジスタ、10はサーボ回路、14a、
14bはトランジスタ、16はトランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位置検出素子によってモータの回転位相を検出して電流
    切換え信号を発生する回転位相検出回路と、複数のコイ
    ルに上記電流切換え信号に応じて順次切換え通電するた
    めのスイッチング回路と、上記コイルにモータ速度制御
    電圧を供給するためのサーボ回路とを備えるモータ駆動
    回路において、上記回転位相検出回路の上記位置検出素
    子に電源電圧に基づく一定電圧が供給されるように構成
    し、上記モータ速度制御電圧が抵抗及びスイッチング素
    子の直列回路を介して上記スイッチング回路にスイッチ
    ング制御電流として与えられるように構成されたスイッ
    チング制御回路を設け、上記スイッチング素子を上記電
    流切換え信号に応じてオン・オフして、上記モータ速度
    制御電圧に応じて可変されたスイッチング制御電流によ
    り上記スイッチング回路をオン・オフ制御するように構
    成したモータ駆動回路。
JP1977143654U 1977-10-26 1977-10-26 モ−タ駆動回路 Expired JPS5918874Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977143654U JPS5918874Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 モ−タ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977143654U JPS5918874Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 モ−タ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5469323U JPS5469323U (ja) 1979-05-17
JPS5918874Y2 true JPS5918874Y2 (ja) 1984-05-31

Family

ID=29121539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977143654U Expired JPS5918874Y2 (ja) 1977-10-26 1977-10-26 モ−タ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5918874Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5469323U (ja) 1979-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6135797B2 (ja)
US4626751A (en) Direct-current motor without commutator
US4066935A (en) Stator winding control circuit for a brushless d.c. motor
JPH04304188A (ja) 直流ブラシレスモータの速度制御装置
JPS6310676B2 (ja)
US3911338A (en) Current control circuit for a plurality of loads
JPH0517798B2 (ja)
JPS61207191A (ja) 直流ブラシレスモ−タ
JPS5918874Y2 (ja) モ−タ駆動回路
JP3333318B2 (ja) 出力トランジスタの飽和防止回路
JPS6233839B2 (ja)
KR102275836B1 (ko) 스위치드 릴럭턴스 모터를 구동하는 구동 회로
JPS5915269Y2 (ja) ブラシレスモ−タ駆動回路
JPS6226274B2 (ja)
JPH0347439Y2 (ja)
JPS5915272Y2 (ja) ブラシレスモ−タ駆動回路
JPH0527353B2 (ja)
JPS62201047A (ja) ブラシレスモ−タ
JP2544582B2 (ja) モ―タ駆動回路
JPS5847839Y2 (ja) チヨクリユウモ−タノクドウカイロ
JPS6130476Y2 (ja)
KR930005383B1 (ko) 2상 브러쉬모터 제어회로
JPH08317687A (ja) モータの駆動回路
JPS5854599B2 (ja) 磁気検出装置
JPS6011758Y2 (ja) ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置