JPS6145754Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145754Y2
JPS6145754Y2 JP11559679U JP11559679U JPS6145754Y2 JP S6145754 Y2 JPS6145754 Y2 JP S6145754Y2 JP 11559679 U JP11559679 U JP 11559679U JP 11559679 U JP11559679 U JP 11559679U JP S6145754 Y2 JPS6145754 Y2 JP S6145754Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
differential amplifier
base
transistor
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11559679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5632994U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11559679U priority Critical patent/JPS6145754Y2/ja
Publication of JPS5632994U publication Critical patent/JPS5632994U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6145754Y2 publication Critical patent/JPS6145754Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2相スイツチング方式のブラシレス
モータに適用して最適なモータ駆動回路に関す
る。
第1図は従来のこの種のブラシレスモータの駆
動回路である。第1図におけるブラシレスモータ
は2相のコイルLA−LA′及びLB−LB′を備えて
いる。各相のコイル(LAとLA′またはLBとL
B′)は、互に電気角で同相位置(例えば電気角で
360゜の位相差)に配置され、駆動トランジスタ
T3,T4を介して互に直列に接続されている。
このブラシレスモータは、図示しないが、電気
角で0゜及び180゜(界磁極の反転位置)でトル
ク零の回転死点が生じないように、各コイルの巻
線ピツチ(往路と復路との開き角度)が電気角で
180゜以下(例えば120゜)に選ばれ、また界磁極
の電気角で180゜の付近において、コイルに作用
する磁束パターンを歪ませる歪手段が設けてあ
る。
第1図においてロータの回転位置はホール素子
1によつて検出され、その出力は、アンプ2,3
の入力に互に逆極性で供給される。従つてアンプ
2,3の出力から互に逆極性のパルス状増巾出力
が得られ、この出力は差動スイツチ回路4を構成
している一対のトランジスタ1,T2のベースに
供給される。この結果、アンプ2,3の出力レベ
ルクロス点においてトランジスタT1,T2のオ
ン・オフが反転し、そのコレクタから電気角で
180゜ずつ交互に高レベルとなるスイツチング信
号が得られる。このスイツチング信号は駆動トラ
ンジスタT3,T4のベースに供給され、T3,
T4のオン・オフに応じてコイルLA−LA′及び
B−LB′が通電される。
コイル駆動回路には速度サーボ電圧V2が供給
され、また回転位置検出回路(ホール素子1及び
差動アンプ2,3)には一定の電源電圧V1が供
給される。従つて何らかの原因(例えば回路故
障)によつて電源電圧V1が零となり、一方サー
ボ電圧V2がそのまま供給されていると、アンプ
2,3の出力が零となり、スイツチングトランジ
スタT1,T2が同時にオンとなる。このため差
動スイツチ回路4の共通エミツタ電流をIEとす
ると、駆動トランジスタT3,T4には、 IB3=I/2及びIB4=I/2 なるベース電流が夫々流れている。
共通エミツタの抵抗R2の抵抗値は、サーボ電
圧V2が最小のときにも、駆動トランジスタT
3,T4が十分にオンされ得るベース電流IE
何れか一方のトランジスタT3,T4のベースに
供給することができ、しかもIEによつて消費電
流が余分に増加しないような必要最小限の値に設
定されている。このため上述の異常時に、T3,
T4が共にオンし、夫々のベース電流がIE/2
となると、これらのトランジスタT3,T4がオ
ンしきれずに、能動域で導通している。即ち、こ
のときのコレクタ−エミツタ電圧VCEが飽和電圧
CE(SAT)よりも大きくなつている。このためコ
レクタ損失PC=VCE×ICが過大となり、この状
態が続くとトランジスタT3,T4が熱破壊され
る。
本考案は、上述の問題点にかんがみてなされた
ものであつて、回路異常時に駆動トランジスタの
保護手段が動作するようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図は本考案を適用した2相スイツチング方
式のブラシレスモータの駆動回路図である。なお
第1図と同一部分には同じ符号が付されている。
第2図において、差動スイツチ回路4の共通エ
ミツタ端子とエミツタ抵抗R2との間にはNPN
トランジスタT5が接続され、T5のベース端子
は、アンプ2,3の出力端子に抵抗R3,R4を
夫々介して接続されている。正常動作状態では、
アンプ2,3の何れか一方の出力が高レベルで他
方が低レベルである。例えば、アンプ2,3とし
て12V電源のICを使用した場合、最悪条件で高レ
ベル10.5V、低レベル1.5Vである。従つて抵抗R
3,R4の抵抗値を等しくした場合、T5のベー
ス電位はほぼ6Vとなる。またアンプ2または3
の低レベルの出力1.5VによつてトランジスタT
1,T2の何れか一方がオンとなつているので、
トランジスタT5のエミツタ電位V2=8Vのとき
は4.7V程度になつている。
このためT5のベース−エミツタ間に0.6V以
上の電圧を与えることができ、T5の飽和電圧電
圧VCE(SAT)が例えば0.1V程度になるようにR
3,R4の抵抗値を設定することができる。この
結果、正常動作状態において、トランジスタT1
〜T4のスイツチング動作を正しく行わせること
ができる。
次に異常時にV1=0となつて、アンプ2,3
の出力が共に零ボルトになつた場合には、差動ス
イツチ回路4のトランジスタT1,T2のベース
電圧が共に零ボルトになり、保護トランジスタT
5のベース電圧も零ボルトになる。この結果、T
5がオフとなり、T1,T2もオフになる。従つ
て、駆動トランジスタT3,T4にベース電流が
流れず、T3,T4がオフとなるので、これらの
トランジスタが熱破壊されるのを防止することが
できる。
なおトランジスタT5をトランジスタT1また
はT2のエミツタに直列に挿入してもよく、また
双方のエミツタに直列に2つの保護トランジスタ
を挿入するように構成しても同様な効果を得るこ
とができる。
第3図は駆動トランジスタT3,T4として
PNPトランジスタを用い、差動スイツチ回路4の
トランジスタT1,T2としてNPNトランジス
タを用いた場合のモータ駆動回路である。この場
合も、回路故障でアンプ2,3の出力が共に高レ
ベルになつたときに、T3,T4が熱破壊される
可能性があるので、差動スイツチ回路4の共通エ
ミツタ回路に保護トランジスタT5が直列に挿入
されている。
本考案は上述の如く、互に逆相のロータ回転位
置検出信号が供給される差動増幅回路のエミツタ
回路に直列に保護トランジスタを挿入し、そのベ
ースに上記差動増幅回路の一対の入力電圧を分圧
して供給し、差動増幅回路の出力でもつてモータ
励磁コイルをオン・オフ通電するようにした。故
に、回路故障で差動増幅器の一対の入力が零ボル
トになつたとき、保護トランジスタがオフになる
ので、差動増幅回路の構成素子が共にオフにな
り、この素子の出力に結合されたコイル駆動トラ
ンジスタもオフとなる。従つて、回路故障時にこ
の駆動トランジスタが不飽和状態でオンとなつて
熱破壊されるのを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から公知の2相スイツチング方式
のブラシレスモータの駆動回路図、第2図は本考
案による保護トランジスタを備えるブラシレスモ
ータの駆動回路図、第3図は第2図の変形例を示
すモータ駆動回路図である。 なお図面に用いられている符号において、1…
…ホール素子、2,3……差動アンプ、4……差
動スイツチ回路、LA−LA′……コイル、LB−L
B′……コイル、T1〜T5……トランジスタ、R
1〜R4……抵抗、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に逆相のロータ回転位置検出信号が供給され
    る差動増幅回路と、この差動増幅回路のエミツタ
    回路に直列に挿入された保護トランジスタと、上
    記差動増幅回路の一対の入力間に接続された二個
    の互に直列接続の抵抗から成り、この直列接続抵
    抗による分圧電圧を上記保護トランジスタのベー
    スに供給する分圧回路とを夫々具備し、上記差動
    増幅回路の出力に応じて少なくとも2相のモータ
    励磁コイルをオン・オフ通電するようにしたブラ
    シレスモータの駆動回路。
JP11559679U 1979-08-22 1979-08-22 Expired JPS6145754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11559679U JPS6145754Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11559679U JPS6145754Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632994U JPS5632994U (ja) 1981-03-31
JPS6145754Y2 true JPS6145754Y2 (ja) 1986-12-23

Family

ID=29347829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11559679U Expired JPS6145754Y2 (ja) 1979-08-22 1979-08-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6145754Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5632994U (ja) 1981-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04304188A (ja) 直流ブラシレスモータの速度制御装置
JPS6145754Y2 (ja)
US5140232A (en) Brushless motor drive circuit
JP3333318B2 (ja) 出力トランジスタの飽和防止回路
US4395682A (en) Differential output circuit
US5450520A (en) Load current sampling technique
JPS631599Y2 (ja)
JPS6223060Y2 (ja)
JPS6329519B2 (ja)
JP3293324B2 (ja) ブラシレスモータの速度検出回路
JPS5918874Y2 (ja) モ−タ駆動回路
JPH0527351B2 (ja)
JPH0640479Y2 (ja) 電流検出回路
JPS622960Y2 (ja)
JPH0683045B2 (ja) スイツチングアンプ
JPH08317687A (ja) モータの駆動回路
JPH0314925Y2 (ja)
JPH07222482A (ja) 出力トランジスタの飽和防止回路
JPH0733595Y2 (ja) ブラシレスモ−タの誘起電圧検出回路
JPS6245904Y2 (ja)
JP2687462B2 (ja) 電源電圧検出回路
JP2788589B2 (ja) ブラシレスモータの駆動回路
JPH0441533B2 (ja)
JPH0451094B2 (ja)
JPS6226275B2 (ja)