JPS6116623B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6116623B2
JPS6116623B2 JP56193056A JP19305681A JPS6116623B2 JP S6116623 B2 JPS6116623 B2 JP S6116623B2 JP 56193056 A JP56193056 A JP 56193056A JP 19305681 A JP19305681 A JP 19305681A JP S6116623 B2 JPS6116623 B2 JP S6116623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
adhesive
synthetic resin
resin film
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56193056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5894452A (ja
Inventor
Hideyuki Sato
Masatoshi Ibuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Sheet Corp
Original Assignee
Daido Steel Sheet Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Sheet Corp filed Critical Daido Steel Sheet Corp
Priority to JP56193056A priority Critical patent/JPS5894452A/ja
Publication of JPS5894452A publication Critical patent/JPS5894452A/ja
Publication of JPS6116623B2 publication Critical patent/JPS6116623B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2枚の金属板間に合成樹脂フイルムを
サンドイツチした金属プラスチツク複合板の製造
法に関し、接着剤塗布装置1、焼付炉2、圧着装
置3をこの順で配置した工程を具備し、先ずこの
工程に金属板4を通して金属板4の片面に接着剤
塗布装置1で接着剤5を塗布すると共に焼付炉2
で接着剤5を焼付け、さらにフイルム用コイル1
6から合成樹脂フイルム6を巻き戻して圧着装置
3にて金属板4の接着剤面に合成樹脂フイルム6
を貼付けたのちこの金属板4を積層物用コイル1
7に巻き付け、次に上記と同じ工程に他の金属板
4を通して上記と同様に金属板4の片面に接着剤
5を塗布焼付けしたのちこの金属板4の接着剤面
に、積層物用コイル17より巻き戻した金属板4
を合成樹脂フイルム6側にて圧着装置3で貼付け
ることを特徴とする金属プラスチツク複合板の製
造法に係るものである。
本発明の目的とするところは、一つの工程を金
属板と合成樹脂フイルムの積層及びこの積層物と
金属板との積層の両方に併用することができ、設
備装置数を低減できると共に工場内の小さなスペ
ースで製造を行なうことができる金属プラスチツ
ク複合板の製造法を提供するにある。
以下本発明を実施例により詳述する。第1図は
本発明に用いる装置の一実施例を示すもので、脱
脂装置7、化成処理装置8、接着剤塗布装置1、
焼付炉2、上下の圧着ロール9,9により構成さ
れる圧着装置3、冷却装置10、乾燥装置11を
この順に配置して一つの工程を形成するものであ
る。この工程を用いて先ず第1段階の加工を行な
う。すなわち、亜鉛めつき鋼板、クロームめつき
鋼板、アルミニウム亜鉛合金めつき鋼板など表裏
面にめつき12を施した金属板4のコイル13を
この工程の前端部に設置し、このコイル13より
金属板4をロール14,14で巻き戻して金属板
4を脱脂装置7に導入し金属板4の表面を脱脂処
理する。次にこの金属板4を化成処理装置8に導
入して金属板4の表面に化成被膜15を形成する
化成処理を施す。こののち、この金属板4の片面
に接着剤塗布装置1によつて接着剤5を塗布す
る。金属板4,4間にサンドイツチする合成樹脂
フイルム6としてポリプロピレン系フイルムを用
いる場合は接着剤としては無水マレイン酸変性ポ
リプロピレンのオルガノゾル分散型塗料(モート
ンケミカル社製モアブライム78HB71がこれに相
当する)を用いるのが好ましく、塗布量は乾燥重
量で1.6〜2.0g/m2程度である。このように金属
板4の片面に接着剤5を塗布したのち、ガスオー
ブンなどの焼付炉2に通して例えば板温205℃程
度で接着剤5を乾燥焼付けする。一方、この工程
の系外にて焼付炉2と冷却装置10との間に対応
する位置に合成樹脂フイルム6を巻き付けたフイ
ルム用コイル16が配置してあり、このコイル1
6より巻き戻した合成樹脂フイルム6を焼付炉2
より出てきた直后の金属板4の接着剤5側の面に
重ねてこの両者を圧着装置3内に通すことによ
り、圧着装置3で接着剤5を介して合成樹脂フイ
ルム6を金属板4に貼り付ける。このときコロナ
放電装置20で合成樹脂フイルム6の表面を活性
化するようにすれば、接着剤5に対する合成樹脂
フイルム6の密着性が高まり、合成樹脂フイルム
6の接着強度を向上させることができるものであ
る。ここで合成樹脂フイルム6としてはポリプロ
ピレンにエラストマーを混合しさらにこれにチタ
ネート処理された炭酸カルシウム粉末を充填した
複合樹脂をフイルム化して得られるものを一例と
して挙げることができる。すなわちこのものはエ
ラストマーでポリプロピレンの耐衝撃強さを改善
すると共に炭酸カルシウム粉末でポリプロピレン
の耐熱的特性などの改質を行なつたものであり、
また炭酸カルシウム粉末の配合によるポリプロピ
レンの耐衝撃性の低下をエラストマーで防止する
ようにし、さらには炭酸カルシウム粉末をチタネ
ート処理することによつて炭酸カルシウム粉末と
樹脂との親和性を高めて炭酸カルシウムの添加量
を増大できるようにしたものである。このように
合成樹脂フルム6を金属板4の片面に貼付けたの
ち、これを冷却装置10、乾燥装置11に通して
冷却、乾燥し、さらにこれを積層物用コイル17
に巻き取る。
このように金属板4の片面に合成樹脂フイルム
6を貼付けた積層物を作成したのち、この積層物
用コイル17をフイルム用コイル16と取り換え
る。そして上記と同様にめつき12を両面に施し
た金属板4をコイル13より巻き戻して上記と同
様な工程で脱脂、化成処理、接着剤塗布、焼付け
乾燥を行ない、このように片面に接着剤5を塗布
した金属板4に積層物用コイル17より巻き戻し
た金属板4と合成樹脂フイルム6との積層物を、
接着剤5と合成樹脂フイルム6とが接触するよう
に重ね、これを圧着装置3に導入して合成樹脂フ
イルム6を接着剤5を介して金属板4に貼付け、
これを上記同様に冷却、乾燥して積層物用コイル
18に巻き取る。このようにして第3図に示すよ
うな、合成樹脂フイルム6が2枚の金属板4,4
にサンドイツチされた金属プラスチツク複合板を
得ることができるものである。
第2図は本発明に用いる装置の他の実施例を示
すもので、第1図のように合成樹脂フイルム6を
巻き付けたフイルム用コイル16や合成樹脂フイ
ルム6と金属板4との積層物を巻き取つた積層物
用コイル17を焼付炉2と圧着装置3との間の上
方にて工程の系外に配置するかわりに、この工程
の延長線上にフイルム用コイル16や積層物用コ
イル17を配置するようにして、合成樹脂フイル
ム6や合成樹脂フイルム6と金属板4の積層物を
送りロール19を介して圧着装置3に導入できる
ようにし、設備装置の設置スペースが上に大きく
なることがないようにしたものである。尚、上記
各実施例にあつて誘導加熱などで焼付炉2より出
てきた金属板4をさらに加熱し、この状態で金属
板4に合成樹脂フイルム6を貼付けるようにして
もよい。
上述のように本発明によれば、合成樹脂フイル
ムが2枚の金属板間にサンドイツチされた三層の
複合板を製造するにあたつて、金属板に合成樹脂
フイルムを貼付ける工程と、この金属板と合成樹
脂フイルムの積層物に金属板を貼付ける工程とを
同一設備装置で共用することができ、設備装置数
を低減することができて設備費用を安価にあげる
ことができると共に工場内における設備スペース
を小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる工程の一実施例の概略
正面図、第2図は同上の他の実施例の概略正面
図、第3図は同上により得た複合板の拡大断面図
である。 1は接着剤塗布装置、2は焼付炉、3は圧着装
置、4は金属板、5は接着剤、6は合成樹脂フイ
ルム、16はフイルム用コイル、17は積層物用
コイルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接着剤塗布装置、焼付炉、圧着装置をこの順
    で配置した工程を具備し、先ずこの工程に金属板
    を通して金属板の片面に接着剤塗布装置で接着剤
    を塗布すると共に焼付炉で接着剤を焼付け、さら
    にフイルム用コイルから合成樹脂フイルムを巻戻
    して圧着装置にて金属板の接着剤面に合成樹脂フ
    イルムを貼付けたのちこの金属板を積層物用コイ
    ルに巻き付け、次に上記と同じ工程に他の金属板
    を通して上記と同様に金属板の片面に接着剤を塗
    布焼付けしたのちこの金属板の接着剤面に、積層
    物用コイルより巻き戻した金属板を合成樹脂フイ
    ルム側にて圧着装置で貼付けることを特徴とする
    金属プラスチツク複合板の製造法。
JP56193056A 1981-12-01 1981-12-01 金属プラスチツク複合板の製造法 Granted JPS5894452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56193056A JPS5894452A (ja) 1981-12-01 1981-12-01 金属プラスチツク複合板の製造法

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JP56193056A JPS5894452A (ja) 1981-12-01 1981-12-01 金属プラスチツク複合板の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5894452A JPS5894452A (ja) 1983-06-04
JPS6116623B2 true JPS6116623B2 (ja) 1986-05-01

Family

ID=16301450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56193056A Granted JPS5894452A (ja) 1981-12-01 1981-12-01 金属プラスチツク複合板の製造法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192623A (ja) * 1984-03-14 1985-10-01 大同鋼板株式会社 金属プラスチツク複合材の製造方法
US5182141A (en) * 1990-02-13 1993-01-26 Co-Ex-Tec Industries Bilaminate polymer coated metal strip and method for manufacture thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5894452A (ja) 1983-06-04

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