JPS61160653A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPS61160653A
JPS61160653A JP59275483A JP27548384A JPS61160653A JP S61160653 A JPS61160653 A JP S61160653A JP 59275483 A JP59275483 A JP 59275483A JP 27548384 A JP27548384 A JP 27548384A JP S61160653 A JPS61160653 A JP S61160653A
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pressure
hydraulic
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Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Masao Kawai
正夫 川合
Yoshiharu Harada
吉晴 原田
Seiichi Nishikawa
誠一 西川
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多段式変速機構を備えた自動変速機の変速制
御装置に関する。
[従来の技術] 本出願人は、「自動変速機の後部に配設される複数の油
圧サーボ付摩擦係合要素を有する減速装置付4輪駆動用
トランスファ装置の油圧制御装置において、直結用摩擦
係合要素の油圧サーボと連絡する第1の油路と、減速用
摩擦係合要素の油圧サーボと連絡する第2の油路と、4
輪駆動用摩擦係合要素の油圧サーボと連絡する第3の油
路と、4輪駆動減速切換え時圧油が供給または排出され
る第4の油路と、自動変速機のライン圧油路と前記第1
および第2の油路との連絡を制御するインヒビタ弁とを
備え、該インヒビタ弁はガバナ圧と前記第4の油路の圧
油を入力し、4輪駆動減速切換え時ガバナ圧が所定の値
以下のとき前記ライン圧油路を前記第2の油路に連絡し
、それ以外は前記ライン圧油路を前記第1の油路と連絡
するように構成されていることを特徴とする4輪駆動用
トランスファ装置の油圧制御装置」 (特開昭56−8
6825)を提案し、ガバナ弁により車速に関連した一
方の油圧信号を発生させ、運転席に設けられたシフトレ
バ−または切換スイッチにより作動するマニュアル弁ま
たは電磁ソレノイド弁により運転者が所定の変速段を選
択された他方の油圧信号を発生させ、一方および他方の
油圧信号により切換えられ、他方の油圧信号が発生した
時、一方の油圧信号が設定車両走行条件(例えば設定車
速以下)の時、他方の油圧信号に応じた変速段に変速し
、設定車両走行条件ではない時は変速を阻止することに
より、エンジンのオーバーランおよび変速ショックを防
止していた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記制御を精度良く行なうためにガバナ弁のかわりに、
車両走行条件を入力し、予め設定された変速領域に適合
するか判断する電子制御装置と、該電子制御装置によっ
て制御され、車両走行条件が変速領域内か領域外かによ
って変速弁に出力する油圧レベルを変化させるソレノイ
ド弁を用いることが考えられるがこの場合車両走行中常
時変速判断を行いソレノイド弁を制御しなければならず
、車両走行条件に変動がない場合(たとえば停車時)に
ソレノイド弁が低レベルの油圧を出力している(油圧を
ドレーンしている)と連続して油圧制御装置内の油圧を
ドレーンすることになり油圧制御装置内の圧力低下を生
じる場合がある。また車両走行中常時変速判断を行いソ
レノイド弁を制御しなければならないので電子制御装置
の処理が繁雑になり変速制御のサイクルが長くなる問題
を有する。
本発明は、車両走行条件に変動がない場合に電磁ソレノ
イド弁が連続して低レベルの油圧を出力し油圧制御装置
内の油圧をドレーンすることによる油圧制御装置内の圧
力低下を防止し、また電子制御装置の処理が簡易なため
、変速制御のサイクルが短い自動変速機の変速制御装置
の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の自動変速機の変速制御装置は、少なくとも車速
を含む車両走行条件を入力とする電子制御装置と、油圧
源、該油圧源と変速比を変更させるため多段式の変速機
構の構成要素を係合、解放または固定する摩擦係合要素
の油圧サーボとの連絡を切換える変速弁、前記電子制御
装置により制御され前記変速弁への入力信号油圧を変化
させる電磁ソレノイド弁、および運転者の変速段切換操
作に応じて前記変速弁に油圧信号を出力する選速弁を備
えた油圧制御装置からなる自動変速機の変速制御装置に
おいて、前記電子制御装置に運転者の変速段切換操作を
検出する切換検出装置を設け、前記電子制御装置は運転
者の所定の変速段への切換を検出した時、入力した車両
走行条件と予め設定された車両走行条件とを比較して、
前記電磁ソレノイド弁を制御することを構成とする。
[作用および発明の効果] 上記構成により本発明の自動変速機の変速制御装置は次
の作用および効果を奏する。
イ)車両走行条件に変動がない場合に電磁ソレノイド弁
が連続して低レベルの油圧を出力し連続して油圧制御装
置内の油圧をドレーンすることなく油圧制御装置内の圧
力低下を防止できる。 口)電子制御装置の処理が簡易
なため、変速制御のサイクルが短くなり、変速時の応答
性が向上できる。
[実施例] 本発明の自動変速機の油圧制御装置を図に示す一実施例
に基づき説明する。
第1図ないし第8図は本発明の自動変速機の変速制御装
置の第1実施例を示す。
第1図は4輪駆動用型の概略図、第2図はその骨格図で
ある。10は主変速機であるオーバードライブ付4速自
動変速機、40は該4速自動変速機10の出力軸32に
連結された副変速機である4輪駆動用トランスファを示
す。4輪駆動用トランスファ40はエンジンEに装着さ
れた4速自動変速機10に取付けられ、第1出力軸42
は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結され、第2出力
軸52は前輪駆動用プロペラシャフトBに連結される。
4速自動変速510は、流体式トルクコンバータT、オ
ーバードライブ機構OD、および前進3段後進1段のア
ンダードライブ機構tJDを備える。
トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に連結され
たポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に連結
されたタービン13、一方向クラッチ14を介して固定
部分に連結されたステータ15、および直結クラッチ1
6からなり、トルクコンバータTの出力軸12は、オー
バードライブ機構ODの入力軸となっている。
オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素である多板ク
ラッチCo1多板ブレーキBOおよび一方向りラッチF
Oと、これら摩擦係合要素の選択的係合により構成要素
が変速機ケースなど固定部材に固定されるか、入力軸、
出力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまたはこ
れら固定もしくは連結が解放されるプラネタリギアセッ
トPOからなる。
プラネタリギアセットPOは、前記入力軸(12)に連
結されたキャリア21、オーバードライブ機構ODの出
力軸25に連結されたリングギア22、前記入力軸(1
2)に回転自在に外嵌されブレーキBoを介して変速機
ケースに固定されると共に、クラッチCOおよび該クラ
ッチCOと並列された一方向りラッチFOを介して前記
キャリア21に連結されたサンギア23、およびキャリ
ア21に回転自在に支持されると共に前記サンギア23
およびリングギア22に歯合したプラネタリビニオン2
4からなる。
オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進3段後進
1段のアンダードライブ機構UDの入力軸を兼ねる。
アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素である多板
クラッチC1およびC2と、ベルトブレーキB1、多板
ブレーキB2およびB3と、一方向クラッチF1および
F2と、前段プラネタリギアセットP1と、後段プラネ
タリギアセットP2とからなる。
前段プラネタリギアセットP1は、クラッチC,1を介
して前記入力軸(25)に連結されたリングギア31と
、アンダードライブ機構UDの出力軸32に連結された
キャリア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(2
5)に連結されると共に、ベルトブレーキB1、該ベル
トブレーキB1と並列されたブレーキB2および該ブレ
ーキB2と直列された一方向りラッチF1を介して変速
機ケースに固定されるサンギア34と、前記キャリア3
3に回転自在に支持されると共にサンギア34およびリ
ングギア31に歯合したプラネタリビニオン35とから
なる。
後段プラネタリギアセットP2は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方向クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるキャリア36と、前記前段
プラネタリギアセットP1のサンギア34と共にサンギ
ア軸401に一体的に形成されたサンギア37と、出力
軸32に連結されたリングギア38と、キャリア36に
回転自在に支持されると共にサンギア37およびリング
ギア38に歯合したプラネタリビニオン39とからなる
後記する主油圧制御装置100のマニュアル弁210の
駆動のため運転席に設けられた主変速機のシフトレバ−
(図示せず)は、P(パーキング)、R(リバース)、
Nにュートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、
L(ロー)の各レンジの主シフトポジションMSPを有
し、この主シフトポジションMSPの設定レンジと変速
段第4速(4)、第3速(3)、第2速(2)、第1速
(1)と、クラッチおよびブレーキの作動関係を表1に
示す。
表1 4速自動変速機10の主油圧制御装置1ooは、オイル
ストレーナ101、ライン油圧発生源である油圧ポンプ
102、クーラバイパス弁115、プレッシャリリーフ
弁116、レリースクラッチコントロール弁117、レ
リーズブレーキコントロール弁118、ロックアツプリ
レー弁1201圧力諷整弁(レギュレータ弁)130、
第2圧力調整弁150、カットバック弁160、ロック
アツプ制御弁110、第1のアキュームレータ制御弁1
80、第2の7キユームレータ制御弁190、スロット
ル弁200、マニュアル弁210.1−2シフト弁22
0.2−3シフト弁230.3−4シフト弁240、ブ
レーキB1への供給油圧を調整するインターミイディエ
イトコーストモジュレータ弁245、油圧サーボ8−3
への供給油圧を調整するO−コーストモジュレータ弁2
50、クラッチCOの係合を円滑になさしめるアキュー
ムレータ260、ブレーキBOの係合を円滑になさしめ
るアキュームレータ270、クラッチC2の係合を円滑
になさしめるアキュームレータ280、ブレーキB2の
係合を円滑になさしめるアキュームレータ290、クラ
ッチC01C1、C2の油圧サーボC−0、C−1、C
−2およびブレーキBO1B1、B2、B3の油圧サー
ボ8−0°、B−1、B−2、B−3へ供給される圧油
の流量を制御するチェック弁材流量11111弁301
.303.304.305.306.307.308.
309 、シvyトル弁302、電子制御装置(コンピ
ュータ)の出力でrM閑され2−3シフト弁23Gを制
御する第1の電磁ソレノイド弁S1.1−2シフト弁2
20および3−4シフト弁240の双方を制御する第2
の電磁ソレノイド弁S2、前記ロックアツプリレー弁1
20およびロックアツプ制御弁17Gの双方を制御する
第3の電磁ツレノド弁S3、並びに各弁間およびクラッ
チ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路からなり、
ST1 、ST2 、ST3 、ST4は各油路間に設
多すられたオイルストレーナを示し、Ll、Llは潤滑
油路を示し、O/Cはオイルクーラーを示す。
油圧源からオイルストレーナ101を介して油圧ポンプ
102により汲み上げられた作動油は圧力調整弁130
で所定の油圧(ライン圧)に調整されてライン油圧出力
油路(以下油路と略す)1へ供給される。400は副油
圧制御装置であり油路1と油路6が連絡する。
第3図におけるトランスファ40は、摩擦係合要素であ
るクラッチC3、ブレーキB4およびクラッチC4とプ
ラネタリギアセットPi 、P2の出力軸32を入力軸
とし、該入力軸(32)に直列的に配されたトランスフ
ァ40の第1出力軸42、前記入力軸(32)と第1出
力軸42との間に配されたプラネタリギアセットPf、
前記第1出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用
スリーブ51、前記入力軸(32)に平行して並設され
前記第1出力軸42と反対方向に取付けられた第2出力
軸52、前記スリーブ51と第2出力軸52との間の伝
動機構53を有する。プラネタリギアセットPfは入力
軸(32)の端部にスプライン嵌合されたサンギア44
、該サンギア44と歯合するプラネタリビニオン45、
該プラネタリビニオン45と歯合するリングギア46、
および該ブラネタリビニオへ45を回転自在に保持する
と共に前記トランスファ40の第1出力軸42の先端に
連結されたキャリア47からなる。本実施例では第5図
に示す如くブレーキB4はリングギア46をトランスフ
ァケース48に係合するための多板式摩擦ブレーキであ
り、トランスファケース48内に形成されたシリンダ4
9と該シリンダ49内に装着されたピストン49Pとで
構成される油圧サーボB−4により作動される。クラッ
チC3はプラネタリギアセットPrの4速自動変速機1
0側に配置され、サンギア44とキャリア47との断続
を行なうものであり、キャリア47に連結されたシリン
ダ50と該シリンダ50内に装着されたピストン50P
とで構成される油圧サーボC−3により作動される。ク
ラッチC4はキャリア47に連結した第1出力軸42と
トランスファ40の第2出力軸52を駆動するための伝
動機構53の一方のスプロケット56に連結したスリー
ブ51とを断続するための多板式摩擦クラッチであり、
トランスファケース48に回転自在に支持されたシリン
ダ58と該シリンダ58内に装着されたご。
ストン58Pとで構成される油圧サーボC−4により作
動される。伝動機構53は、スリーブ51にスプライン
嵌合されたスプロケット56、第2出力軸52に形成さ
れたスプロケット55およびこれらスプロケット55.
56間に張設されたチェーン57からなる。
油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側には、パーキ
ングギア59が周設されており、4速自動変速機10の
シフトレバ−をパーキング位置に選択したとき歯止め5
9aがパーキングギア59に噛み合い第1出力軸42を
固定する。
通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機の油圧制
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボB−4およびC,−4を排圧し
てブレーキB4およびクラッチC4を解放せしめる。こ
れによりプラネタリギアセットPfのサンギア44とキ
ャリア47とは連結され、動力は入力軸(32)から第
1出力軸42に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動
走行が得られる。このとき入力軸(32)からの動力は
、サンギア44、プラネタリビニオン45、リングギア
46を介さずにクラッチC3を介してキャリア47より
第1出力軸42に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷
がかからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となったときは運1席等に設けた
選速手段であるトランスファ40のシフトレバ−を手動
シフトし、トランスファ制御装置400の油圧サーボC
−4にライン圧を徐々に供給しクラッチC4を円滑に係
合せしめると、第1出力軸42とスリーブ51とが連結
され、伝動機構53、第2出力軸52および前輪駆動用
プロペラシャフトB(第2図に図示)を経て前輪にも動
力が伝達され入力軸(32)から第1出力軸42および
第2出力軸52に減速比1で動力伝達がなされ、4輪駆
動直結走行状態(高速4輪駆動状態)が得られる。
この4輪駆動走行中、急坂路など出力トルクの増大が必
要なときにシフトレバ−を手動シフトすると、油圧サー
ボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態との
切換弁であるインヒビタ弁440を作用せしめ油圧サー
ボ8−4へライン圧を徐々に供給するとともに適切なタ
イミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキ
B4を徐々に係合せしめるとともにクラッチC3を円滑
に解放させる。これによりサンギア44とキャリア41
とは解放されるとともにリングギア46は固定され、動
力は入力軸(32)からサンギア44、プラネタリビニ
オン45、キャリア47を介して減速され第1出力軸4
2および第2出力軸52に伝達され、トルクの大きな4
輪駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が得られる。
トランスファマニュアル弁410の駆動のために運転席
に設けられたトランスファ40のシフトレバ−(図示し
ない)は、H2(2輪駆動直結)、H4(4輪駆動直結
)、L4(4輪駆動減速)の各レンジの副シフトポジシ
ョンSSPを有し、この副シフトポジションSSPの設
定レンジとブレーキB4、クラッチC3およびC4の係
合および解放と車両の走行状態の作動関係を表2に示す
表2 表1および表2において、Sl、S2、S4のoは通電
ヲ示シ、Sl、S2、S3、S4の×は非通電を示す。
OはS3を通電することによりロックアツプ状態となる
。αはS4を一度非通電とすればS4を通電しても直結
走行状態を維持する。
βはS4を一度通電すればS4を非通電としても減速走
行状態を維持する。Eは対応するクラッチ、ブレーキが
係合していることを示し、Xは対応するクラッチおよび
ブレーキが解放していることを示す。しは対応する一方
面クラッチがエンジンドライブ状態において係合してい
るが、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチある
いはブレーキによって動力の伝達が保証されていること
から必ずしも必要とされないこと(Oツク)を示す。
(L)は対応する一方面クラッチがエンジンドライブ状
態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。fは対応する一方面クラッチ
がフリーであることを示す。
4輪駆動用トランスファ40の副油圧制御装置であるト
ランスファ制御装置400は、トランスファ制御装置4
00へのライン油圧を主油圧制御装置100の油路1か
ら供給され、第5図に示す如く、油路1により供給され
たうイン圧油を運転席に設けられたシフトレバ−により
油路7および油路8に供給すると共に変速段の選択手段
であるトランスファマニュアル弁410、リレーバルブ
420、クラッチC3とブレーキB4の係合を切換るイ
ンヒビタ弁440、第3のアキュームレータ制御弁46
0、シフトタイミング弁470、オリフィス制御弁47
5、クラッチC3の係合を円滑になさしめるアキュムレ
ータ480、ブレーキB4の係合を円滑になさしめるア
キュムレータ490、ブレーキB4、クラッチC3、C
4の油圧サーボB−4、C−3、C−4、供給されるラ
イン圧油の流量を制tio−するチェック弁付流澁制御
弁511.512、オイルストレーナST5、ST6、
トランスファマニュアル弁40とリレーバルブ420と
の間に設置され、油路7に油圧が供給された時ON信号
を出力するプレッシャースイッチPWS1並びに各弁間
およびクラッチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油
路からなる。
トランスファマニュアル弁410は、第6図に示す如く
、運転席に設けられているシフトレバ−(図示せず)に
連結されたスプール411を有し、前記4速自動変速機
10の主油圧制御線g1ooの油路1に連絡するインボ
ート412、油路7に連絡するアウトボート413、油
路8に連絡するアウトボート414、ドレインボート4
15.416を有する。
トランスファマニュアル弁410は、スプール411が
2輪駆動直結(H2)位置に設定されたとき油路1と油
路1とを連絡すると共に油路8をドレインボート416
に連絡し、4輪駆動直結(H4)位置に設定されたとき
油路1と油路1および油路8とを連絡し、4輪駆動減速
くL4)位置に設定されたとき油路1と油路8とを連絡
すると共に油路7をドレインボート415に連絡する。
リレーバルブ420は、スプール421と該スプール4
21と直列されたプランジャ422を有し、スプール4
21はいずれも同一径でスプリング423が背設された
図示上端ランド424と図示下端ランド425を有する
。プランジャ422は前記スプール421のランドと同
径の図示上端ランド426と該上端ランド426より大
径の図示下端ランド427を有する。
これらスプール421およびプランジャ422により、
図示上端油室431、上端ランド424と下端ランド4
25の間の第1中間油室432、スプール421とプラ
ンジャ422どの間の第2中間油室433、上端ランド
426と下端ランド427との間の第3中間油室434
、および下端油室435が形成されている。
このリレーバルブ420は、下端油室435に電磁ソレ
ノイド弁S4からの油圧が油路1Aより供給され、スプ
ール421とプランジャ422が図示上方に設定された
ときは、油路7とライン圧供給油路7Aが第1中間油室
432を介して連絡し、トランスファマニュアル弁41
0の切換によりインヒビタ弁440の下端油室456へ
のライン圧の給排が可能となり、油路7とライン圧供給
油路7Aが連絡し、トランスファマニュアル弁410に
よりインヒビタ弁440の下端油室456へライン圧が
供給されたときは、第2中間油室433にフィードバッ
ク圧が供給されるためスプール421は図示上方に固定
され、このとき電磁ソレノイド弁S4からの油圧が下端
油室435から排圧された場合、プランジャ422は図
示下方に設定されるが、スプール421は図示上方に固
定されたままとなり、インヒビタ弁440の下端油室4
56へライン圧が供給された状態を維持する。
この状態よりトランスファマニュアル弁410により油
路7のライン圧が排圧されたとき、または油路7とライ
ン圧供給油路7Aが連絡し、トランスファマニュアル弁
410によりインヒビタ弁440の下端油室456から
ライン圧が排圧された状態で電磁ソレノイド弁S4から
の油圧が下端油室435から排圧されたとき、スプール
421とプランジャ422はスプリング423の力で図
示下方に設定され、ライン圧供給油路7Aは第1中間油
室432を介してドレインボート436に連絡する。ス
プール421が図示下方に設定されているとき、トラン
スファマニュアル弁410によるインヒビタ弁440の
下端油室456へのライン圧の給排はなされず排圧され
たままとなり、インヒビタ弁440のスプール441と
プランジャ442は図示下方に設定される。
インヒビタ弁440は、第1の設定位置(図示下方)と
第2の設定像1(図示上方)とを有し、第6図に示す如
く、図示上方から第1の設定位置く図示下方)と第2の
設定位置(図示上方)との移動によりクラッチC3の油
圧サーボC−3、ブレーキ3−4の油圧サーボ3−4へ
のライン圧油の給排を行う切換弁であるスプール441
および該スプール441と直列され、第1の設定位置(
図示下方)と第2の設定像i1(図示上方)とを有し、
第2の設定位置(図示上方)に付勢された時、スプール
441を第2の設定位置とするプランジャ442を有し
、スプール441はいずれも同一径でスプール441を
第1の設定位置に付勢する手段であるスプリング450
が背設された図示上端のスリーブ状ランド445と図示
下端ランド447、および中間ランド446を有する。
プランジャ442は前記スプール441のランドと同一
径の図示上端ランド448と、該上端ランド448より
大径の下端ランド449を有する。これらスプール44
1およびプランジャ442により、上端油室451、ス
リーブ状ランド445と中間ランド446と下端ランド
441の間の第1および第2中間油室452.453 
、スプール441とプランジャ442との間の油室45
4、および下端油室456が形成されている。
仁のインヒビタ弁440は、スプール441が図示下方
に設定されたときには、上端油室451はスリーブ状ラ
ンド445の演目443を介して油路1Aと連通し、第
1中間油室452はライン圧油路1と減速用油路1Bを
連絡し、第2中間油室453は直結用油路1Cとドレイ
ンボート457を連絡し、スプール441が図示上方に
設定されたときは上端油室451はスリーブ状ランド4
45の演目443を介してドレインボート458と連通
し、第1中間油室452は減速用油路1Bとドレインボ
ート459を連絡し、第2中間油室453は油路6と直
結用油路1Cを連絡し、また油室454は常時スプール
441を第2の設定位置(図示上方)に付勢すると共に
プランジャ442を第1の設定位置(図示下方)に付勢
する電磁ソレノイド弁S4からの油圧を発生する油路1
Aと連絡し、下端油室456は常時プランジャ442を
第2の設定位置(図示上方)に付勢するトランスファマ
ニュアル弁410からのライン圧供給油路7Aと第2の
油圧信号を遅延する手段70であり、ライン圧供給油路
7Aのライン圧油の排出流量をソレノイド弁S4からの
ソレノイド圧の供給流量より少なくし、大きなオリフィ
ス径で小さなオリフィス径と同等の絞り性能を出すダブ
ルオリフィスγa、 7bを介して連絡している。
電磁ソレノイド弁S4は、4速自動変速機10の設定レ
ンジの位置を検出する主変速機シフトレバ−位置センサ
510、トランスファ40の設定レンジの位置を検出す
るトランスファシフトレバ−位置センサ520、トラン
スフ?40の出力軸回転数から検出した信号を車速に変
換する車速センサ530、アクセル吊を検出するスロッ
トル開度センサ540、トランスファ40の入力軸であ
る4速自動変速機10の出力軸32の回転数を検出する
回転数検知手段の回転数検知センサ550、前記プレッ
シャースイッチPSW1の出力を入力とする電子制御装
置500(第7図)、油路1に連絡した油路1Aに設け
られた絞り61、および電子制御波@500の出力によ
りON、叶Fされ、前記入力信号から判断される車両走
行条件が高速段()12 、H4)より低速段(L4)
への変速領域内のとき叶Fされて油路1Aに油路1のラ
イン圧を発生させ、低速段(L4)より高速段()12
 、H4)の変速領域内のときはONされ、油路1Aの
油圧を排圧する。これにより油路1Aには変速領域上関
連した油圧が発生する。
トランスファ40の各設定レンジにおける作動を説明す
る。
A)トランスファマニュアル弁410がH2レンジに設
定されたとき油路8が排圧されているので、油圧サーボ
C−・4の排圧によってクラッチC4は解放され、スリ
ーブ51には動力が伝達されず、2輪駆動状態が維持さ
れる。また油路7に第1の油圧信号であるライン圧信号
が発生ずる。
電磁ソレノイド弁S4がOFFの時、リレーバルブ42
0の下端油室435に油圧が供給されているため、スプ
ール421とプランジャ422は図示上方に設定され、
油路7とライン圧供給油路7^が連絡し、インヒビタ弁
440の下端油室456にライン圧信号が供給され、ス
プール441およびプランジャ442は第2の設定位a
f(図示上方)に設定され油路6Bはドレインボート4
59に連絡して排圧され、これにより油圧サーボ8−4
は排圧されるのでブレーキB4は解放される。油路1C
はインヒビタ弁440のスプール441、プランジャ4
42が第2の設定位置(図示上方)に設定しているため
油路6に連絡し、第3のアキュームレータ制御弁460
を介して油路1Dに連絡し、油圧サーボC−3にライン
圧を供給しクラッチC3を係合させている。したがって
トランスファ40はH2(2輪駆動直結状態)になる。
 この時、リレーバルブ420の第2中間油室433に
フィードバック圧が供給されるためスプール421は図
示上方に固定されているため、電磁ソレノイド弁S4が
ONされて油圧が下端油室435から排圧された場合、
プランジャ422のみが図示下方に設定され、スプール
421は図示上方に設定されたままとなり、インヒビタ
弁440の下端油室456へライン圧信号が供給されて
いる。したがってトランスファ40はH2(2輪駆動直
結状態)を維持する。
B)トランスファマニュアル弁410がH4レンジに設
定されたとき、油路1および油路8の双方へライン圧が
供給される。
・  電磁ソレノイド弁S4が叶Fの時、リレーバルブ
420の下端油室435に油圧が供給されているため、
スプール421とプランジャ422は図示上方に設定さ
れ、油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、インヒビ
タ弁440の下端油室456にライン圧信号が供給され
、スプール441およびプランジャ442は第2の設定
位置(図示上方)に設定され、油路1Bはドレインボー
ト459に連絡して排圧され、これにより油圧サーボB
4は排圧されるのでブレーキ84は解放される。油路1
Cはインヒビタ弁440のスプール441、プランジャ
442が第2の設定位置(図示上方)に設定しているた
め油路1に連絡し、第3のアキュームレータ制御弁46
0を介して油路10に連絡し、油圧サーボC−3にライ
ン圧を供給しクラッチC3を係合させている。
油路8へ供給されたライン圧は油圧サーボC−4に供給
され、クラッチC4を係合させる。これによりトランス
ファ40はH4(4輪駆動直結状態)になる。
この時、リレーバルブ420の第2中間油室433にフ
ィードバック圧が供給されるため、スプール421は図
示上方に固定されているため、電磁ソレノイド弁S4が
ONされて油圧が下端油室435から排圧された場合、
プランジャ422のみが図示下方に設定され、スプール
421は図示上方に設定されたままとなり、インヒビタ
弁440の下端油室456へライン圧信号が供給されて
いる。したがってトランスファ40はH4(4輪駆動直
結状態)を維持する。
C)トランスファマニュアル弁41GがL4レンジに設
定されたとき、リレーバルブ420の設定如何にかかわ
らず油路7.7Aが排圧されると共に油路8にライン圧
が供給される。これによりクラッチC4は係合されて4
輪駆動状態が維持される。
高速段()(2、H4)より低速段(L4)への変速領
域内で電磁ソレノイド弁S4がOFFされているときは
、油路1Aより油室454にライン圧が供給されており
、トランスファマニュアル弁41GがL4レンジに設定
されると、下端油室456へ供給されていたライン圧信
号はダブルオリフィス7a、 7bを介して油路7Aよ
り排圧されるので、油室454に印加されるライン圧に
よってインヒビタ弁440のプランジャ442は第1の
設定位置(図示下方)に設定されるが、インヒビタ弁4
40のスプール441は第2の設定位置(図示上方)に
設定されたままとなり変速はされず、エンジンEのオー
バーランおよび変速ショックの発生を防いでいる。この
とき下端油室456の排圧はダブルオリフィス7a、 
7bを介して緩やかに行われるので、プランジャ442
の急激な移動によって油室454に印加される油圧が低
下し、スプール441が第1の設定位置(図示下方)に
移動し、高速段(H2、H4)より低速段(L4)への
変速領域外であるにもかかわらず、低速段に変速される
のを防いでいる。
H2・H4→L4変速領域で電磁ソレノイド弁S4がO
Nされているときにトランスファマニュアル弁41Gが
L4レンジに設定されたとき、またはH2・H4→L4
変速領域内で電磁ソレノイド弁S4がOFFのときトラ
ンスファマニュアル弁410がL4状態でH2・H4→
L4変速領域外からH2・H4→L4変速領域内になり
電磁ソレノイド弁S4がOFFからONされたときは油
路6Aは排圧されるので、スプール441はスプリング
450の作用で第1の設定位Ii(図示下方)に設定さ
れ、これにより油路1と油路1Bが連絡し、ブレーキB
4の油圧サーボ3−4に作動油が供給され、油路1Cが
ドレインボート457に連絡して排圧され、クラッチC
3の油圧サーボC−3の油圧が排圧される。
これによりトランスファ40は低速4輪駆動状態となる
。いったん低速4輪駆動状態となった後、H2・H4→
L4変速領域になり電磁ソレノイド弁S4がOFFされ
ても油路1^のライン圧はインヒビタ弁440の油室4
54に印加されると同時にスプール441のスリーブ状
ランド445の演目443を介して上端油室451に印
加されるため、スプール441は変位せずに低速4輪駆
動状態が保たれる。
0)トランスファ40が低速4輪駆動状態でトランスフ
ァマニュアル弁410がL4レンジからH2またはH4
レンジに設定されたとき、油路7にライン圧が供給され
る。このとき車両走行条件がL4→H2・H4変速領域
で電磁ソレノイド弁S4がON状態のとき、リレーバル
ブ420の下端油室435から油圧が排圧され、スプリ
ング423の力でスプール421とプランジャ422は
図示下方に設定されているため油路7と油路IAが連絡
せず、インヒビタ弁440の下端油室456に油圧はリ
レーバルブ420のドレインボート436より排圧され
ているので、インヒビタ弁440のスプール441とプ
ランジャ442はスプリング450の力で図示下方に設
定されて、クラッチC3が解放され、ブレーキB4が係
合しているためトランスファ40は低速2輪駆動状態ま
たは低速4輪駆動状態となる。
また車両走行条件がL4→H2・H4変速領域で電磁ソ
レノイド弁S4がOFF状態の時は、リレーバルブ42
0の下端油室435に油圧が供給されているため、スプ
ール421とプランジャ422は図示上方に設定され、
油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、インヒビタ弁
440の下端油室456にライン圧信号が供給され、ス
プール441およびプランジャ442は第2の設定位置
(図示上方)に設定され、油路1Bはドレインボート4
59に連絡して排圧され、これによりブレーキB4は解
放される。油路1Cはインヒビタ弁440のスプール4
41、プランジャ442が第2の設定位置(計上方)に
設定しているため油路1に連絡し、第3のアキュームレ
ータ制御弁460を介して油路1Dに連絡しクラッチC
3を係合させている。したがってトランスファ40はH
2(2輪駆動直結)またはH4(4輪駆動直結)となる
表3に4速自動変速機10のシフトレバ−のシフト位置
における油路1と油路2〜5との連通状態を示す。
マニュアル弁210は、運転席に設けられたシフトレバ
−と連結されており、手動操作によりシフトレバ−のレ
ンジに応じてP(パーキング)、R(リバース)、Nに
ュートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、しく
ロー)の各位置に移動する。表2に各シフトレバ−のシ
フトレンジにおける油路1と油路2〜5との連通状態を
示す。
Oは連通してライン圧が供給されている場合を示し、X
は排圧されている場合を表す。
表3 表4に副変速機のシフト位置における油路1と油路7.
8との連通状態を示す。
表4 表3および表4においてOは連通してライン圧が供給さ
れている場合を示し、×は排圧されている場合を示す。
4速自動変速機10の主油圧制御装置100およびトラ
ンスファ制御装置400の電磁ソレノイド弁81〜S4
の通電制御を行なう電子制御装置500は、第7図に示
す如く主変速機の設定レンジの位置を検出する主変速機
シフトレバ−位置センサ510、副変速機の設定レンジ
の位置を検出するトランスファシフトレバ−位置センサ
520、トランスフ140の出力軸回転数から検出した
信号を車速に変換する車速センサ530、アクセル砥を
検出するスロットル開度センサ540、トランスファ4
0の入力軸である4速自動変速機10の出力@32の回
転数を検出する回転数検知手段の回転数検知センサ55
0、前記プレッシャースイッチPSWIこれらからの入
力ボートであるとともに電磁ソレノイド弁81〜S4へ
の出力ボートであるI10ボート560、中央演算処理
装@cpu、変速点処理を行なうランダムアクセスメモ
リRAM、変速点やロックアツプ点などの変速パターン
およびH2・H4→L4変速領域、L4→H2・1」4
変速領域のデータを記憶しているリードオンリメモリR
OMからなる。
第8図は本実施例の電子制御装置500の作動フローチ
ャートを示す。
スターターキーをONL、、エンジンを作動させ(60
1)、プレッシャースイッチPSWIの出力信号を入力
しく602)、プレッシャースイッチPSW1がONか
否かを判断しく603)、ONの時、トランスファマニ
ュアル弁410がH2またはH4レンジに設定され、油
路7に油圧が供給された時であると判断し、H2または
H4走行状態かL44走状態かを電磁ソレノイド弁S4
のONか否かで判断しく604)、ONではない時、(
OFFの時)すでにH2またはH4走行状態にされてい
るので変速判断を行なわず(602)へ帰還する。ON
の時、L44走状態であり、(603)においてH2ま
たは114走行状態への変速を要求されているので、予
めスロットル開度および車速についてL4→H2・H4
変速時に大きな変速ショックを生じない領域を設定した
L4→H2・H4の変速線図をセットしく605)、ス
ロットル開度を読込み(606)、車速を読込み(60
7)、スロットル開度および車速がL4→H2・H4変
速領域か否かを判断しく 60B)、スロットル開度ま
たは車速が領域外の時、変速禁止であると判断し、14
走行状態(またはL22走状態)を維持しその後(60
2)へ帰還し、スロットル開度および車速が領域内の時
、変速可能であると判断し、電磁ソレノイド弁S4を叶
Fし、油路1^に油圧を供給し、L4→H2・H4へ変
速しく609)、その後(602)へ進む。(603)
において、ONではない時、トランスファマニュアル弁
410がL4レンジに設定され油路7より油圧が排圧さ
れた時であると判断し、H2またはH4走行状態かL4
4走状態かを電磁ソレノイド弁S4のOFFか否かで判
断しく610)、OFFではない時、(ONの時)すで
にし4走行状態であるので変速判断を行わず(602)
へ帰還する。OFFの時、H2またはH4走行状態であ
り、(603)においてL44走状態への変速を要求さ
れているので予めスロットル開度および車速についてH
2・H4→L4変速時にエンジンのオーバーラン、大き
な変速ショックを生じない領域を設定したH2・H4→
L4の変速線図をセットL、(611)、スロットル開
度を読込み(612)、車速を読込み(613)、スロ
ットル開度および車速がH2・H4→L4変速領域か否
かを判断しく614)、スロットル開度または車速か領
域外の時、変速禁止であると判断し、H4走行状態を維
持しその後(602)へ帰還し、スロットル開度および
車速が領域内の時、変速可能であると判断し、電磁ソレ
ノイド弁S4をONシて、油路1Aより油圧を排圧させ
て、H2・H4→L4へ変速する(615)、その後帰
還する。
第9.10図は本発明の自動変速機の変速制御装置の第
2実施例を示す。
第9図は本実施例のブロック図を示す。
(第1実施例と同−機能物は同番号で示す)第10図は
本実施例の電子制御装置500の作動フローチャートを
示す。
スターターキーをONL、エンジンを作動させ(701
)、シフトポジションSSWの出力信号を入力しく70
2)、シフトポジションスイッチSSWがONか否かを
判断しく703)、ONの時、トランスファマニュアル
弁410がH2またはH4レンジに設定され、油路7に
油圧が供給された時であると判断し、H2またはH4走
行状態かL4走行状態かを電磁ソレノイド弁S4のON
か否かで判断しく704)、ONではない時、(OFF
の時)すでにH2またはH4走行状態にされているので
変速判断を行なわず(702)へ帰還する。ONの時、
L4走行状態であり、(703)においてH2または1
14走行状態への変速を要求されているので、予めスロ
ットル開度および車速についてL4→H2・H4変速時
に大きな変速ショックを生じない領域を設定したL4→
H2・H4の変速線図をセットしく705)、スロット
ル開度を読込み(706)、車速を読込み(707)、
スロットル開度および車速がL4→H2・H4変速領域
か否かを判断しく708)、スロットル開度または車速
が領域外の時、変速禁止であると判断し、L4走行状B
(またはL2走行状態)を維持しその後(702)へ帰
還し、スロットル開度および車速か領域内の時、変速可
能であると判断し、電磁ソレノイド弁S4をOFF L
、、油路1Aに油圧を供給し、L4→H2・H4へ変速
しく709)、その後(702)へ進む。(703)に
おいて、ONではない時、トランスファマニュアル弁4
10がL4レンジに設定され油路7より油圧が排圧され
た時であると判断し、H2またはH4走行状態かL4走
行状態かを電磁ソレノイド弁S4のOFFか否かで判断
しく 710)、OFFではない時、(ONの時)すで
にL4走行状態であるので変速判断を行わず(702)
へ帰還する。
OFFの時、H2またはH4走行状態であり、(703
)においてL4走行状態への変速を要求されているので
予めスロットル開度および車速についてH2・H4→L
4変速時にエンジンのオーバーラン、大きな変速ショッ
クを生じない領域を設定したH2・H4→L4の変速線
図をセットしく711)、スロットル開度を読込み(7
12)、車速を読込み(713)、スロットル開度およ
び車速がH2・H4→L4変速領域か否かを判断しく7
14)、スロットル開度または車速が領域外の時、変速
禁止であると判断し、H4走行状態を維持しその後(7
02)へ帰還し、スロットル開度および車速か領域内の
時、変速可能であると判断し、電磁ソレノイド弁S4を
ONL、て、油路1Aより油圧を排圧させて、H2・H
4→L4へ変速する(715)、その後帰還する。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆動用自動車の概略図、第2図は第1図の
骨格図、第3図は4速自動変速機の油圧回路図、第4図
は4速自動変速機の副変速機の断面図、第5図は本発明
の自動変速機の制御装置の第1実施例を採用した4速自
動変速機のa)変速機の油圧回路図、第6図は第5図の
概略図、第7図は4輪駆動用自動変速機に採用された電
子制御装置のブロック図である。 第8図は本発明の自動変速機の変速制御装置の第1実施
例の電子制御装置の作動フローチャート、第9図は本発
明の自動変速機の変速制御装置の第2実施例を採用した
4速自動変速機の副変速機の油圧回路図、第10図は本
発明の自動変速機の変速制御装置の第2実施例の電子制
御装置の作動フローチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも車速を含む車両走行条件を入力とする電
    子制御装置と、 油圧源、該油圧源と変速比を変更させるため多段式の変
    速機構の構成要素を係合、解放または固定する摩擦係合
    要素の油圧サーボとの連絡を切換える変速弁、前記電子
    制御装置により制御され前記変速弁への入力信号油圧を
    変化させる電磁ソレノイド弁、および運転者の変速段切
    換操作に応じて前記変速弁に油圧信号を出力する選速弁
    を備えた油圧制御装置からなる自動変速機の変速制御装
    置において、 前記電子制御装置に運転者の変速段切換操作を検出する
    切換検出装置を設け、前記電子制御装置は運転者の所定
    の変速段への切換を検出した時、入力した車両走行条件
    と予め設定された車両走行条件とを比較して、前記電磁
    ソレノイド弁を制御することを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。 2)前記切換検出装置は選速弁と所定の油圧サーボとの
    間に選速弁からの入力油圧を検出するプレッシャースイ
    ッチであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自動変速機の変速制御装置。 3)前記切換検出装置は選速手段が所定の変速段に設定
    されたことを検出するシフトポジションスイッチ。であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変
    速機の変速制御装置。
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