JPH0573942B2 - - Google Patents

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JPH0573942B2
JPH0573942B2 JP59275483A JP27548384A JPH0573942B2 JP H0573942 B2 JPH0573942 B2 JP H0573942B2 JP 59275483 A JP59275483 A JP 59275483A JP 27548384 A JP27548384 A JP 27548384A JP H0573942 B2 JPH0573942 B2 JP H0573942B2
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shift
valve
wheel drive
gear
speed
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Yoichi Hayakawa
Masao Kawai
Yoshiharu Harada
Seiichi Nishikawa
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、多段式変速機構を備えた自動変速機
の変速制御装置に関する。 〔従来の技術〕 本出願人は、「自動変速機の後部に配設される
複数の油圧サーボ付摩擦係合要素を有する減速装
置付4輪駆動用トランスフア装置の油圧制御装置
において、直結用摩擦係合要素の油圧サーボと連
絡する第1の油路と、減速用摩擦係合要素の油圧
サーボと連絡する第2の油路と、4輪駆動用摩擦
係合要素の油圧サーボと連絡する第3の油路と、
4輪駆動減速切換え時圧油が供給または排出され
る第4の油路と、自動変速機のライン圧油路と前
記第1および第2の油路と連絡を制御するインヒ
ビタ弁とを備え、該インヒビタ弁はガバナ圧と前
記第4の油路の圧油を入力し、4輪駆動減速切換
え時ガバナ圧が所定の値以下の時前記ライン圧油
路を前記第2の油路に連絡し、それ以外は前記ラ
イン圧油路を前記第1の油路と連絡するように構
成されていることを特徴とする4輪駆動用トラン
スフア装置の油圧制御装置」(特開昭56−86825)
を提案し、ガバナ弁により車速に関連した一方の
油圧信号を発生させ、運転席に設けられたシフト
レバーまたは切換スイツチにより作動するマニユ
アル弁または電磁ソレノイド弁により運転者が所
定の変速段を選択された他方の油圧信号を発生さ
せ、一方および他方の油圧信号により切換えら
れ、他方の油圧信号が発生した時、一方の油圧信
号が設定車両走行条件(例えば設定車速以下)の
時、他方の油圧信号に応じた変速段に変速し、設
定車両走行条件ではない時は変速を阻止すること
により、エンジンのオーバーランおよび変速シヨ
ツクを防止していた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記制御を精度良く行なうためにガバナ弁のか
わりに、車両走行条件を入力し、予め設定された
変速領域に適合するか否かを判断する電子制御装
置と、該電子制御装置によつて制御され、車両走
行条件が変速領域内か変速領域外かによつて変速
弁に出力する油圧レベルを変化させるソレノイド
弁を用いることが考えられるが、この場合車両走
行中常時変速判断を行いソレノイド弁を制御しな
ければならず、車両走行条件に変動がない場合
(たとえば停車時)にソレノイド弁が低レベルの
油圧を出力している(油圧をドレーンしている)
と連続して油圧制御装置内の油圧をドレーンする
ことになり油圧制御装置内の圧力低下を生じる場
合がある。また車両走行中常時変速判断を行いソ
レノイド弁を制御しなければならないので電子制
御装置の処理が繁雑になり変速制御のサイクルが
長くなる問題を有する。 本発明は、車両走行条件に変動がない場合に電
磁ソレノイド弁が連続して低レベルの油圧を出力
し油圧制御装置内の油圧をドレーンすることによ
る油圧制御装置内の圧力低下を防止し、また電子
制御装置の処理が簡易なため、変速制御のサイク
ルが短い自動変速機の変速制御装置の提供を目的
とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の自動変速機の変速制御装置は、 油圧源100と、 該油圧源と変速比を変更させるため多段式の変
速機構の構成要素を係合、解放または固定する摩
擦係合要素の油圧サーボとの連絡を切換える変速
弁420,440と、 運転者の変速切換え操作に応じて前記変速弁に
油圧信号を出力する変速弁410と、 少なくとも車速を含む車両走行条件を入力し予
め設定された変速領域にあるかどうかの変速判断
をする電子制御装置500と、 該電子制御装置により制御され前記変速弁への
入力信号油圧を変化させる電磁ソレノイド弁S4
とを備え、 前記選速弁による運転者の変速段切換え操作
時、少なくとも車速を含む車両走行条件が予め設
定された変速領域内にあるときのみ変速を行うよ
うにした自動変速機の変速制御装置において、 前記変速弁と前記変速弁とを連絡する油路に運
転者の変速段切換え操作を検出する切換検出装置
PSW1を設け、 前記電子制御装置は、 前記切換検出装置の信号と前記ソレノイド弁の
信号とを入力し、運転者の変速段切換え操作に基
づいて変速が行なわれたか否かを判断する変速判
断手段603,604,610と、 該変速判断手段により変速が行なわれていない
と判断された時、少なくとも車速を含む車両走行
条件を入力し予め設定された変速領域にあるかど
うかの変速判断を行ない変速領域にある時変速信
号を出力する変速信号出力手段605,606,
607,608,609,611,612,61
3,614,615とを備え、 前記変速判断手段により変速が行なわれたと判
断された時、前記切換検出装置の信号に変化がな
い間は前記変速信号出力手段による変速判断を行
わないようにしたことを特徴とする。 〔作用および発明の効果〕 本発明は第8図に示すように、選速弁による運
転者の変速段切換え操作時において、 選速弁410と変速弁420とを連絡する油路
に設けられた切換検出装置PSW1により運転者
の変速段切換え操作を検出し602、 変速判断手段603,604,610により、
切換検出装置PSW1のプレツシヤーSW信号とソ
レノイド弁S4の信号とを入力し運転者の変速段
切換え操作に基づいて変速が行なわれたか否かを
判断し603,604,610、 変速信号出力手段605,606,607,6
08,609,611,612,613,61
4,615により変速判断手段603,604,
610により変速が行なわれていないと判断され
た時、少なくとも車速を含む車両走行条件を入力
し予め設定された変速領域にあるかどうかの変速
判断を行ない変速領域にある時変速信号を出力す
る。 例えばLレンジからHレンジへの変速時にはプ
レツシヤーSW信号がOFFからONに変化する時
603,604、少なくとも車速を含む車両走行
条件を入力し予め設定された変速領域にあるかど
うかの変速判断を行い605,606,607,
608、ソレノイドをOFFしてLレンジからH
レンジへの変速を行う609。 そして一旦変速が行われ、変速判断手段60
3,604,610により変速が行なわれたと判
断された時には、変速判断手段603,604,
610により、切換検出装置PSW1の信号に変
化がない間は、604においてソレノイドをON
ではないので602へ戻り、変速信号出力手段6
05,606,607,608,609,61
1,612,613,614,615による変速
判断を行わないようにしている。 このように本発明によれば、運転者の変速段切
換え操作を検出する切換検出装置の信号に変化が
あつた時のみ少なくとも車速を含む車両走行条件
を入力し予め設定された変速領域にあるかどうか
の変速判断を行い、一旦変速が行われると前記信
号に変化がない間は、前記変速判断を行わないよ
うにしたので、変速制御のサイクルが短くなり、
変速時の応答性が向上する。 また例えば、運転者の変速段切換え操作による
LレンジからHレンジへの変速後のHレンジ走行
時には、一旦変速が行われHレンジへ切換わる
と、切換検出装置の信号に変化がない間は変速判
断を行わないので、変速領域に関係なくソレノイ
ドがONすることはないので、ソレノイドからの
油圧のドレーンをなくし、油圧制御装置の油圧低
下を防止できる。 〔実施例〕 本発明の自動変速機の油圧制御装置を図に示す
一実施例に基づき説明する。 第1図ないし第8図は本発明の自動変速機の変
速制御装置の第1実施例を示す。 第1図は4輪駆動用の概略図、第2図はその骨
格図である。 10は主変速機であるオーバードライブ付4速
自動変速機、40は該4速自動変速機10の出力
軸32に連結された副変速機である4輪駆動用ト
ランスフアを示す。 4輪駆動用トランスフア40は、エンジンEに
装着された4速自動変速機10に取付けられ、第
1出力軸42は後輪駆動用プロペラシヤフトCに
連結され、第2出力軸52は前輪駆動用プロペラ
シヤフトBに連結されている。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トルクコンバータTは、ポンプ11、タービン
13、ステータ15、および直結クラツチ16か
らなる。 さらにトルクコンバータTの出力軸12は、オ
ーバードライブ機構ODの入力軸となつている。 ポンプ11は、エンジンEの出力軸に連結され
ている。タービン13は、トルクコンバータTの
出力軸12に連結されている。ステータ15は、
一方向クラツチ14を介して固定部分に連結され
ている。 オーバードライブ機構ODは、摩擦係合要素で
ある多板クラツチC0と、摩擦係合要素である多
板ブレーキB0と、摩擦係合要素である一方向ク
ラツチF0と、プラネタリギアセツトP0とからな
る。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は、前
進3段後進1段のンダードドライブ機構UDの入
力軸を兼ねる。 プラネタリギアセツトP0は、これら摩擦係合
要素(多板クラツチC0、多板ブレーキB0および
一方向クラツチF0)の選択的係合により構成要
素が変速機ケースなど固定部材に固定されるか、
入力軸、出力軸、もしくは他の構成要素に連結さ
れるかまたはこれら固定もしくは連結が解放され
る。 プラネタリギアセツトP0は、キヤリア21、
リングギア22、サンギア23、およびプラネタ
リピニオン24からなる。またオーバードライブ
機構ODの出力軸25は前進3段後進1段のアン
ダードライブ機構UDの入力軸を兼ねる。 キヤリア21は、前記入力軸12に連結されて
いる。リングギア22は、オーバードライブ機構
ODの出力軸25に連結されている。サンギア2
3は、前記入力軸12に回転自在に外嵌され、ブ
レーキB0を介して変速機ケースに固定されると
共に、クラツチC0および該クラツチC0と並列さ
れた一方向クラツチF0を介して前記キヤリア2
1に連結されている。プラネタリピニオン24
は、キヤリア21に回転自在に支持されると共に
前記サンギア23およびリングギア22に歯合し
ている。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素で
ある多板クラツチC1およびC2と、摩擦係合要
素であるベルトブレーキB1と、摩擦係合要素で
ある多板ブレーキB2およびB3と、摩擦係合要
素である一方向クラツチF1およびF2と、前段
プラネタリギアセツトP1と、後段プラネタリギ
アセツトP2とからなる。 前段プラネタリギアセツトP1は、リングギア
31、キヤリア33、サンギア34、リングギア
31およびプラネタリピニオン35からなる。 リングギア31は、クラツチC1を介して前記
入力軸25に連結されている。キヤリア33は、
アンダードライブ機構UDの出力軸32に連結さ
れている。サンギア34は、クラツチC2を介し
て前記入力軸25に連結されると共に、ベルトブ
レーキB1、該ベルトブレーキB1と並列された
ブレーキB2および該ブレーキB2と直列された
一方向クラツチF1を介して変速機ケースに固さ
れている。プラネタリピニオン35は、前記キヤ
リア33に回転自在に支持されると共にサンギア
34およびリングギア31に歯合している。 後段プラネタリギアセツトP2は、キヤリア3
6、サンギア37、リングギア38およびプラネ
タリピニオン39からなる。 キヤリア36は、ブレーキB3および該ブレー
キB3と並設された一方向クラツチF2を介して
変速機ケースに固定されている。サンギア37
は、前記前段プラネタリギアセツトP1のサンギ
ア34と共にサンギア軸401に一体的に形成さ
れている。リングギア38は、出力軸32に連結
されている。プラネタリピニオン39は、キヤリ
ア36に回転自在に支持されると共にサンギア3
7およびリングギア38に歯合している。 後記する主油圧制御装置100(第4図)のマ
ニユアル弁210の駆動のため運転席に設けられ
た主変速機のシフトレバー(図示せず)は、P
(パーキング)、R(リバース)、N(ニユートラ
ル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロー)の
各レンジの主シフトポジシヨンMSPを有し、こ
の主シフトポジシヨンMSPの設定レンジと変速
段第4速4、第3速3、第2速2、第1速1と、
クラツチおよびブレーキの作動関係を表1に示
す。
【表】
【表】 第3図は4速自動変速機10の主油圧制御装置
100を示す。 101はオイルストレーナを示し、102はラ
イン油圧発生源である油圧ポンプを示し、115
はクーラバイパス弁を示し、116はプレツシヤ
リリーフ弁を示す。117はレリーズクラツチコ
ントロール弁を示し、118はレリーズブレーキ
コントロール弁を示し、120はロツクアツプリ
レー弁を示し、130は圧力調整弁(レギユレー
タ弁)を示し、150は第2圧力調整弁を示し、
160はカツトバツク弁を示し、170はロツク
アツプ制御弁を示す。180は第1のアキユーム
レータ制御弁を示し、190は第2のアキユーム
レータ制御弁を示し、200はスロツトル弁を示
し、210はマニユアル弁を示す。220は1−
2シフト弁を示し、230は2−3シフト弁を示
し、240は3−4シフト弁を示し、245はブ
レーキB1への供給油圧を調整するインターミイ
デイエイトコーストモジユレータ弁を示し、25
0は油圧サーボB−3への供給油圧を調整するロ
ーコーストモジユレータ弁を示す。260はクラ
ツチC0の係合を円滑になさしめるアキユームレ
ータを示し、270はブレーキB0の係合を円滑
になさしめるアキユームレータを示し、280は
クラツチC2の係合を円滑になさしめるアキユー
ムレータを示し、290はブレーキB2の係合を
円滑になさしめるアキユームレータを示し、30
1,303,304,305,306,307,
308,309はクラツチC0,C1,C2の油
圧サーボC−0,C−1,C−2およびブレーキ
B0,B1,B2,B3の油圧サーボB−0,B
−1,B−2,B−3へ供給される圧油の流量を
制御するチエツク弁付流量制御弁を示し、30は
シヤトツトル弁を示す。S1は後記する電子制御
装置(コンピユータ)の出力で開閉され2−3シ
フト弁230を制御する第1の電磁ソレノイド弁
を示し、S2は1−2シフト弁220および3−
4シフト弁240の双方を制御する第2の電磁ソ
レノイド弁を示し、S3は前記ロツクアツプリレ
ー弁120およびロツクアツプ制御弁170の双
方を制御する第3の電磁ソレノイド弁を示す。1
は、ライン油圧出力油路(以下油路と略す)を示
す。2,3,4,5,6は各弁間およびクラツ
チ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路を示
す。さらにST1,ST2,ST3,ST4は各油路
間に設けられたオイルストレーナを示し、L1,
L2は潤滑油路を示し、O/Cはオイルクーラー
を示す。 油圧源からオイルストレーナ101を介して油
圧ポンプ102により汲み上げられた作動油は圧
力調整弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整
されてライン油圧出力油路(以下油路と略す)1
へ供給される。 400は4輪駆動用トランスフア40の副油圧
制御装置であるトランスフア制御装置であり油路
1と油路6が連絡する。 第3図は4速自動変速機の4輪給駆動用トラン
スフア40を示す。 4輪駆動用トランスフア40は、摩擦係合要素
であるブレーキB4と、摩擦係合要素であるクラ
ツチC3およびC4と、4輪駆動用トランスフア
40の第1出力軸42と、プラネタリギアセツト
Pfと4輪駆動用スリーブ51と、第2出力軸5
2と、伝動機構53とからなる。 ブレーキB4はリングギア46をトランスフア
ケース48に係合するための多板式摩擦ブレーキ
であり、トランスフアケース48内に形成された
シリンダ49と該シリンダ49内に装着されたピ
ストン49Pとで構成される油圧サーボB−4に
より作動される。 クラツチC3はプラネタリギアセツトPfの4
速自動変速機10側に配置され、サンギア44と
キヤリア47との断続を行なうものであり、キヤ
リア47に連結されたシリンダ50と該シリンダ
50内に装着されたピストン50Pとで構成され
る油圧サーボC−3により作動される。 クラツチC4はキヤリア47に連結した第1出
力軸42と4輪駆動用トランスフア40の第2出
力軸52を駆動するための伝動機構53の一方の
スプロケツト56に連結したスリーブ51とを断
続するための多板式摩擦クラツチであり、トラン
スフアケース48に回転自在に支持されたシリン
ダ58と該シリンダ58内に装着されたピストン
58Pとで構成される油圧サーボC−4により作
動される。 4輪駆動用トランスフア40の第1出力軸42
は、プラネタリギアセツトP1,P2の出力軸3
2を入力軸とし、該入力軸32に直列的に配され
ている。 4輪駆動用スリーブ51は、前記第1出力軸4
2に回転自在に外嵌されている。 第2出力軸52は、前記入力軸32に平行して
並設され前記第1出力軸42と反対方向に取付け
られている。 プラネタリギアセツトPfは、サンギア44、
プラネタリピニオン45、リングギア46および
キヤリア47からなり、入力軸32と第1出力軸
42との間に配されている。 サンギア4は、入力軸32の端部にスプライン
嵌合される。プラネタリピニオン45は、サンギ
ア44およびリングギア46と歯合する。キヤリ
ア47は、プラネタリピニオン45を回転自在に
保持すると共に前記4輪駆動用トランスフア40
の第1出力軸42の先端に連結されている。 伝動機構53は、前記スリーブ51と第2出力
軸52との間に設けられ、スリーブ51にスプラ
イン嵌合されたスプロケツト56、第2出力軸5
2に形成されたスプロケツト55およびこれらス
プロケツト55,56間に張設されたチエーン5
7からなる。 油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側に
は、パーキングギア59が周設されており、4速
自動変速機10のシフトレバーをパーキング位置
に選択した時、歯止め59aがパーキングギア5
9に噛み合い第1出力軸42を固定する。 通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機
の油圧制御装置に供給されるライン圧を供給して
クラツチC3を係合せしめ、油圧サーボB−4お
よびC−4を圧してブレーキB4およびクラツチ
C4を解放せしめる。これによりプラネタリギア
セツトPfのサンギア44とキヤリア47と連結
され、動力は入力軸32から第1出力軸42に減
速比1で伝達された後輪のみの2輪駆動走行状態
が得られる。この時、入力軸32からの動力は、
サンギア44、プラネタリピニオン45、リング
ギア46を介さずにクラツチC3を介してキヤリ
ア47より第1出力軸42に伝達されるので、各
ギアの歯面に負荷がかからず、ギアの寿命が増加
する。この2輪駆動走行状態で走行中に4輪駆動
走行状態が必要となつた時は運転席等に設けら
れ、運転者が変速段切換操作を行う選速手段であ
る4輪駆動用トランスフア40のシフトレバーを
手動シフトし、トランスフア制御装置400の油
圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラツ
チC4を円滑に係合せしめると、第1出力軸42
とスリーブ51とが連結され、伝動機構53、第
2出力軸52および前輪駆動用プロペラシヤフト
B(第1図に図示)を経て前輪にも動力が伝達さ
れ入力軸32から第1出力軸42および第2出力
軸52に減速比1で動力伝達がなされ、4輪駆動
直結走行状態(高速4輪駆動状態)が得られる。
この4輪駆動直結走行状態で走行中、急坂路など
出力トルクの増大が必要な時にシフトレバーを手
動シフトすると、油圧サーボへの油圧は高速4輪
駆動状態と低速4輪駆動状態との変速弁であるイ
ンヒビタ弁440を作用せしめ油圧サーボB−4
へライン圧を徐々に供給すると共に適切なタイミ
ングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレー
キB4を徐々に係合せしめると共にクラツチC3
を円滑に解放させる。これによりサンギア44と
キヤリア47とは解放されると共にリングギア4
6は固定され、動力は入力軸32からサンギア4
4、プラネタリピニオン45、キヤリア47を介
して減速され第1出力軸42および第2出力軸5
2に伝達され、トルクの大きさ4輪駆動減速走行
状態(低速4輪駆動状態)が得られる。 トランスフアマニユアル弁410の駆動のため
に運転席に設けられた4輪駆動用トランスフア4
0のシフトレバー(図示しない)は、H2(2輪
駆動直結)レンジ、H4(4輪駆動直結)レン
ジ、L4(4輪駆動減速)レンジの各レンジの副
シフトポジシヨンSSPを有し、この副シフトポジ
シヨンSSPの設定レンジとブレーキB4、クラツ
チC3およびC4の係合および解放と車両の走行
状態の作動関係を表2に示す。
【表】 表1および表2において、S1,S2,S4の
〇は通電を示し、S1,S2,S3,S4の×は
非通電を示す。◎はS3を通電することによりロ
ツクアツプ状態となる。αはS4を一度非通電と
すればS4を通電しても直結走行状態を維持す
る。βはS4を一度通電すればS4を非通電とし
ても減速走行状態を維持する。Eは対応するクラ
ツチ、ブレーキが係合していることを示し、×は
対応するクラツチおよびブレーキが解放している
ことを示す。Lは対応する一方向クラツチがエン
ジンドライブ状態において係合しているが、その
係合はこれと並列に組込まれたクラツチあるいは
ブレーキによつて動力の伝達が保証されているこ
とから必ずしも必要とされないこと(ロツク)を
示す。(L)は対応する一方向クラツチがエンジ
ンドライブ状態においてのみ係合し、エンジンブ
レーキ状態においては係合しないことを示す。f
は対応する一方向クラツチがフリーであることを
示す。 第5図は4輪駆動用トランスフア40の副油圧
制御装置であるトランスフア制御装置400の油
圧回路を示し、第6図はその概略を示す。 トランスフア制御装置400は、トランスフア
制御装置400へのライン油圧を主油圧制御装置
100の油路1から供給され、油路1に連絡した
油路1Aに設けられた絞り61を備える。 410は油路1により供給されたライン圧油を
運転席に設けられたシフトレバーにより油路7お
よび油路8に供給すると共に変速段の選択弁であ
るトランスフアマニユアル弁を示す。420はリ
レーバルブを示し、440はクラツチC3とブレ
ーキB4の係合を切換るインヒビタ弁を示し、4
60は第3のアキユームレータ制御弁を示し、4
70はシフトタイミング弁を示し、475はオリ
フイス制御弁を示し、480はクラツチC3の係
合を円滑になさしめるアキユームレータを示し、
490はブレーキB4の係合を円滑になさしめる
アキユームレータを示す。511,512はブレ
ーキB4、クラツチC3,C4の油圧サーボB−
4,C−3,C−4に供給されるライン圧油の流
量を制御するチエツク弁付流量制御弁を示し、
ST5,ST6はオイルストレーナを示す。PSW
1は切換検出装置であるプレツシヤースイツチを
示す、1A,1B,1C,1D,7,7A,8は
各弁間およびクラツチC3,C4,ブレーキB4
の油圧サーボC−3,C−4を連絡する油路を示
す。 トランスフアマニユアル弁410は、油路1に
より供給されたライン圧油を運転席に設けられた
シフトレバーにより油路7および油路8に供給す
る。 トランスフアマニユアル410は、第6図に示
す如く、運転席に設けられているシフトレバー
(図示せず)に連結されたスプール411を有し、
前記4速自動変速機10の主油圧制御装置100
の油路6に連結するインポート412、油路7に
連結するアウトポート413、油路8に連絡する
アウトポート414、ドレインポート415,4
16を有する。 トランスフアマニユアル弁410は、スプール
411が2輪駆動直結(H2)位置に設定された
時、油路6と油路7とを連絡すると共に油路8を
ドレレインポート416に連絡し、4輪駆動直結
(H4)位置に設定された時、油路6と油路7およ
び油路8とを連絡し、4輪駆動減速(L4)位置
に設定された時、油路6と油路8とを連絡すると
共に油路7をドレインポート415に連絡する。 リレーバルブ420は、スプール421と該ス
プール421と直列されたプランジヤ422を有
する。 スプール421はいずれも同一径でスプリング
423が背設された図示上端ランド424と図示
下端ランド425を有する。 プランジヤ422は前記スプール421のラン
ドと同径の図示上端ランド426と該上端ランド
426より大径の図示下端ランド427を有す
る。 これらスプール421およびプランジヤ422
により、図示上端油室431、上端ランド424
と下端ランド425の間の第1中間油室432、
スプール421とプランジヤ422との間の第2
中間油室433、上端ランド426と下端ランド
427との間の第3中間油室434、および下端
油室435が形成されている。 このリレーバルブ420は、下端油室435に
電磁ソレノイド弁S4からの油圧が油路1Aより
供給され、スプール421とプランジヤ422が
図示上方に設定された時は、油路7とライン圧供
給油路7Aが第1中間油室432を介して連絡
し、トランスフアマニユアル弁410の切換えに
よりインヒビタ弁440の下端油室56へのライ
ン圧の給排が可能となり、トランスフアマニユア
ル弁410の切換えによりリレーバルブ420の
第1中間油室432を介して油路7とライン圧供
給油路7Aが連絡する。 トランスフアマニユアル弁410の切換えによ
りインヒビタ弁440の下端油室456へライン
圧が供給された時は、第2中間油室433にフイ
ードバツク圧が供給されるためスプール421は
図示上方に固定され、この時、電磁ソレノイド弁
S4からの油圧が下端油室435から排圧された
場合、プランジヤ422は図示下方に設定される
が、スプール421は図示上方に固定されたまま
となり、インヒビタ弁440の下端油室456へ
ライン圧が供給された状態を維持する。 この状態よりトランスフアマニユアル弁410
により油路7のライン圧が圧された時、または油
路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、トランス
フアマニユアル弁410によりインヒビタ弁44
0の下端油室456からライン圧が排圧された状
態で電磁ソレノイド弁S4からの油圧が下端油室
435から排圧された時、スプール421とプラ
ンジヤ422はスプリング423の力で図示下方
に設定され、ライン圧供給油路7Aは第1中間油
室432を介してドレインポート436に連絡す
る。 スプール421が図示下方に設定されている
時、トランスフアマニユアル弁410によるイン
ヒビタ弁440の下端油室456へのライン圧の
給排はなされず排圧されたままとなり、インヒビ
タ弁440のスプール441とプランジヤ442
は図示下方に設定される。 インヒビタ弁440は、スプール441および
プランジヤ442を有し、第1の設定位置(図示
下方)と第2の設定位置(図示上方)とを有す
る。 インヒビタ弁440は、油圧源と連絡している
油路1とクラツチC3の油圧サーボC−3とブレ
ーキB4の油圧サーボB−4との連絡を切換る。 スプール441は、第6図に示す如く、図示上
方から第1の設定位置(図示下方)と第2の設定
位置(図示上方)との移動によりクラツチC3の
油圧サーボC−3、ブレーキB−4の油圧サーボ
B−4へのライン圧油の給排を行つている。 スプール441はいずれも同一径でスプール4
41を第1の設定位置に付勢する手段であるスプ
リング450が背設された図示上端のスリーブ状
ランド445と図示下端ランド447、および中
間ランド446を有する。 プランジヤ442は、スプール441と直列さ
れ、第1の設定位置(図示下方)と第2の設定位
置(図示上方)とを有し、第2の設定位置(図示
上方)に付勢された時、スプール441を第2の
設定位置とする。 プランジヤ442は前記スプール441のラン
ドと同一径の図示上端ランド448と、該上端ラ
ンド448より大径の下端ランド449を有す
る。 これらスプール441およびプランジヤ442
により、上端油室451、スリーブ状ランド44
5と中間ランド446と下端ランド447の間の
第1および第2中間油室452,453、スプー
ル441とプランジヤ442との間の油室45
4、および下端油室456が形成されている。 このインヒビタ弁440は、スプール441が
図示下方に設定された時には、上端油室451は
スリーブ状ランド445の油口443を介して油
路1Aと連通し、第1中間油室452はライン圧
油路1と減速用油路1Bを連絡し、第2中間油室
453は直結用油路1Cとドレインポート457
を連絡する。 インヒビタ弁440は、スプール441が図示
上方に設定された時は上端油室451はスリーブ
状ランド445の油口443を介してドレインポ
ート458と連通し、第1中間油室452は減速
用油路1Bとドレインポート459を連絡し、第
2中間油室453は油路6と直結用油路1Cを連
絡し、また油室454は常時スプール441を第
2の設定位置(図示上方)に付勢すると共にプラ
ンジヤ442を第1の設定位置(図示下方)に付
勢する電磁ソレノイド弁S4からの油圧を発生す
る油路1Aと連絡し、下端油室456は常時プラ
ンジヤ442を第2の設定位置(図示上方)に付
勢するトランスフアマニユアル弁410からのラ
イン圧供給油路7Aとトランスフアマニユアル弁
410からの油圧信号を遅延する手段70であ
り、ライン圧供給油路7Aのライン圧油の排出流
量をソレノイド弁S4からのソレノイド弁の供給
流量より少なくし、大きなオリフイス径で小さな
オリフイス径と同等の絞り性能を出すダブルオリ
フイス7a,7bを介して連絡している。 プレツシヤースイツチPSW1は、トランスフ
アマニユアル弁410とライン圧供給油路7Aで
インヒビタ弁440と連絡したリレーバルブ42
0との間に設置され、トランスフアマニユアル弁
410からの入力油圧を検出するため、トランス
フアマニユアル弁410がH2,H4に設定され、
油路7に油圧が供給された時、ON信号を出力
し、トランスマニユアル弁410がL4に設定さ
れ、油路7から油圧が排圧した時、OFF信号を
出力する。 電磁ソレノイド弁S4は、後記する電子制御装
置500(第7図)の出力によりON、OFF状態
に設定される。 電磁ソレノイド弁S4は、前記電子制御装置5
00から判断される車両走行条件が、H2(2輪
駆動直結走行状態)またはH4(4輪駆動直結走行
状態)からL4(4輪駆動減速走行状態)への
H2・H4→L4変速領域内の時、ON状態に設定さ
れ、油路1Aの油圧を圧し、H2・H4→L4変速領
域外の時はOFF状態に設定され、油路1Aに絞
り61を介して油路1のライン圧を発生させる。
また電磁ソレノイド弁S4は、前記電子制御装置
500から判断される車両走行条件が、L4(4輪
駆動減速走行状態)からH2(2輪駆動直結走行状
態)またはH4(4輪駆動直結走行状態)へのLD
→H2・H4変速領域内の時、OFF状態に設定さ
れ、油路1Aに絞り61を介して油路1のライン
圧を発生させ、L4→H2・H4変速領域外の時、
ON状態に設定され、油路1Aの油圧を排圧す
る。 4輪駆動用トランスフア40の各設定レンジに
おける作動を説明する。 A) トランスフアマニユアル弁410がH2レ
ンジに設定された時、油路8が排圧されている
ので、油圧サーボC−4の排圧によつてクラツ
チC4は解放され、スリーブ51に動力が伝達
されず、2輪駆動状態が維持される。また油路
7に油圧信号であるライン圧信号が発生する。 H2・H4・L4変速領域外で電磁ソレノイド弁
S4がOFF状態に設定された時、リレーバル
ブ420の下端油室435に油圧が供給されて
いるため、スプール421とプランジヤ422
は図示上方に設定され、油路7とライン圧供給
油路7Aが連絡し、インヒビタ弁440の下端
油室456にライン圧信号が供給され、スプー
ル441およびプランジヤ442は第2の設定
位置(図示上方)に設定され油路1Bはドレイ
ンポート459に連絡して排圧され、これによ
り油圧サーボB−4は排圧されるのでブレーキ
B4は解放される。 油路1Cはインヒビタ弁440のスプール4
41、プランジヤ442が第2の設定位置(図
示上方)に設定しているため油路1に連絡し、
第3のアキユームレータ制御弁460を介して
油路1Dに連絡し、油圧サーボC−3にライン
圧を供給しクラツチC3を係合させている。し
たがつて4輪駆動用トランスフア40はH2(2
輪駆動直結走行状態)になる。この時、リレー
バルブ420の第2中間油室433にフイード
バツク圧が供給されるためスプール421は図
示上方に固定されている。このため、H2・H4
→L4変速領域外からH2・H4→L4変速領域内
になり電磁ソレノイド弁S4が、ON状態に設
定されて油圧が下端油室435から排圧された
場合、プランジヤ422のみが図示下方に設定
され、スプール421は図示上方に設定された
ままとなり、アンヒビタ弁440の下端油室4
56へライン圧信号が供給されている。したが
つて4輪駆動用トランスフア40はH2(2輪駆
動直結走行状態)を維持する。 B) トランスフアマニユアル弁410がH4レ
ンジに設定された時、油路7および油路8の双
方へライン圧が供給される。 H2・H4→L4変速領域外で電磁ソレノイド弁
S4がOFF状態に設定された時、リレーバル
ブ420の下端油室435に油圧が供給されて
いるため、スプール421とプランジヤ422
は図示上方に設定され、油路7とライン圧供給
油路7Aが連絡し、インヒビタ弁440の下端
油室456にライン圧信号が供給され、スプー
ル441およびプランジヤ442は第2の設定
位置(図示上方)に設定され、油路1Bはドレ
インポート459に連絡して圧され、これによ
り油圧サーボB4は排圧されるのでブレーキB
4は解放される。油路1Cはインヒビタ弁44
0のスプール441、プランジヤ442が第2
の設定位置(図示上方)に設定しているため油
路1に連絡し、第3のアキユームレータ制御弁
460を介して油路1Dに連絡し、油圧サーボ
C−3にライン圧を供給しクラツチC3を係合
させている。 油路8へ供給されたライン圧は油圧サーボC
−4に供給され、クラツチC4を係合させる。
これにより4輪駆動用トランスフア40はH4
(4輪駆動直結走行状態)になる。 この時、リレーバルブ420の第2中間油室
433にフイードバツク圧が供給されるため、
スプール421は図示上方に固定されている。
このためH2・H4→L4変速領域外からH2・H4
→L4変速領域内になり電磁ソレノイド弁S4
がON状態に設定されて、油圧が下端油室43
5から排圧された場合、プランジヤ422のみ
が図示下方に設定され、スプール421は図示
上方に設定されたままとなり、インヒビタ弁4
40の下端油室456へライン圧信号が供給さ
れている。したがつて4輪駆動用トランスフア
40はH4(4輪駆動直結走行状態)を維持す
る。 c) トランスフアマニユアル弁410がL4レ
ンジに設定された時、リレーバルブ420の設
定如何にかかわらず油路7,7Aが排圧される
と共に油路8にライン圧が供給される。これに
よりクラツチC4は係合されて4輪駆動状態が
維持される。 H2(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪
駆動直結走行状態)からL4(4輪駆動減速走行
状態)へのH2・H4→L4変速領域外で電磁ソレ
ノイド弁S4がOFF状態に設定されている時
は、油路1Aより油室454にライン圧が供給
されており、トランスフアマニユアル弁410
がL4レンジに設定されると、下端油室456
へ供給されていたライン圧信号はダブルオリフ
イス7a,7bを介して油路7Aより排圧され
るので、油室454に印加されるライン圧によ
つてインヒビタ弁440のプランジヤ442は
第1の設定位置(図示下方)に設定されるが、
インヒビタ弁440のスプール441は第2の
設定位置(図示上方)に設定されたままとなり
変速はされず、エンジンEのオーバーランおよ
び変速シヨツクの発生を防いでいる。この時、
下端油室456の排圧はダブルオリフイス7
a,7bを介して緩やかに行われるので、プラ
ンジヤ442の急激な移動によつて油室454
に印加される油圧が低下し、スプール441が
第1の設定位置(図示下方)に移動し、H2(2
輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪駆動直結
走行状態)からL4(4輪駆動減速走行状態)へ
のH2・H4→L4変速領域外であるにもかかわら
ず、L4(4輪駆動減速走行状態)に変速される
のを防いでいる。 H2・H4→L4変撰領域内で電磁ソレノイド弁
S4がON状態に設定されている時にトランス
フアマニユアル弁410がL4レンジに設定さ
れた場合、またはH2・H4→L4変速領域外で電
磁ソレノイド弁S4がOFF状態に設定された
時、トランスフアマニユアル弁410がL4レ
ンジに設定され、H2・H4→L4変速領域外から
H2・H4→L4変速領域内になり電磁ソレノイド
弁S4がOFF状態からON状態に設定された場
合は、油路1Aは排圧されるので、スプール4
41はスプリング450の作用で第1の設定位
置(図示下方)に設定され、これにより油路1
と油路1Bが連絡し、ブレーキB4の油圧サー
ボB−4に作動油が供給され、油路1Cがドレ
インポート457に連絡して排圧され、クラツ
チC3の油圧サーボC−3の油圧が排圧され
る。これにより4輪駆動用トランスフア40は
低速4輪駆動状態となる。いつたん低速4輪駆
動状態となつた後、H2・H4→L4変速領域外に
なり電磁ソレノイド弁S4がOFF状態に設定
されても油路1Aのライン圧はインヒビタ弁4
40の油室454に印加されると同時にスプー
ル441のスリーブ状ランド445の油口44
3を介して上端油室451に印加されるため、
スプール441は変位せずにL4(4輪駆動減速
走行状態)が保たれる。 D) 4輪駆動用トランスフア40がL4(4輪駆
動減速走行状態)でトランスフアマニユアル弁
410がL4レンジからH2またはH4レンジに設
定された時、油路7にライン圧が供給される。
この時、車両走行条件がL4→H2・H4変速領域
外で電磁ソレノイド弁S4がON状態に設定さ
れた時、リレーバルブ420の下端油室435
から油圧が排圧され、スプリング423の力で
スプール421とプランジヤ422は図示下方
に設定されているため油路7と油路7Aが連絡
せず、インヒビタ弁440の下端油室456に
油圧はリレーバルブ420のドレインポート4
36より排圧されているので、インヒビタ弁4
40のスプール441とプランジヤ442はス
プリング450の力で図示下方に設定されて、
クラツチC3が解放され、ブレーキB4が係合
しているため4輪駆動用トランスフア40は
L2(2輪駆動減速走行状態)またはL4(4輪駆
動減速走行状態)となる。 また車両走行条件がL4→H2・H4変速領域内
で電磁ソレノイド弁S4がOFF状態に設定さ
れた時は、リレーバルブ420の下端油室43
5に油圧が供給されているため、スプール42
1とプランジヤ422は図示上方に設定され、
油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、イン
ヒビタ弁440の下端油室456にライン圧信
号が供給され、スプール441およびプランジ
ヤ442は第2の設定位置(図示上方)に設定
され、油路1Bはドレインポート459に連絡
して排圧され、これによりブレーキB4は解放
される。油路1Cはインヒビタ弁440のスプ
ール441、プランジヤ442が第2の設定位
置(図示上方)に設定しているため油路1に連
絡し、第3のアキユームレータ制御弁460を
介して油路1Dに連絡しクラツチC3を係合さ
せている。したがつてトランスフア40はH2
(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪駆動
直結走行状態)となる。 表3に4速自動変速機10のシフトレバーのシ
フト位置における油路1と油路2〜5との連通状
態を示す。 アニユアル弁210は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーキング)、R
(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、
S(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。
表2に各シフトレバーのシフトレンジにおける油
路1と油路2〜5との連通状態を示す。〇は連通
してライン圧が供給されている場合を示し、×は
排圧されている場合を表す。
【表】 表4に副変速機のシフト位置における油路1と
油路7,8との連通状態を示す。
【表】 表3および表4において〇は連通してライン圧
が供給されている場合を示し、×は排圧されてい
る場合を示す。 電子制御装置500は、第7図に示す如く、以
下に説明する各センサおよび前記プレツシヤース
イツチPSW1の出力信号を入力信号とすると共
に該入力信号から車両走行条件を判断して、4速
自動変速機10の主油圧制御装置100およびト
ランスフア制御装置400の電磁ソレノイド弁S
1〜S4の通電制御を行なう。 510は主変速機シフトレバー位置センサであ
り、4速自動変速機10の設定レンジの位置を検
出する。520はトランスフアシフトレバー位置
センサであり、4輪駆動用トランスフア40の設
定レンジの位置を検出する。530は車速センサ
であり、4輪駆動用トランスフア40の出力軸回
転数から検出した信号を車速に変換する。540
はスロツトル開度センサであり、アクセス操作量
を検出する。550は回転数検知手段である回転
数検知センサであり、4輪駆動用トランスフア4
0の入力軸である4速自動変速機10の出力軸3
2の回転数を検出する。さらに電子制御装置50
0は、これらからの入力ポートであると共に電磁
ソレノイド弁S1〜S4への出力ポートである
I/Oポート560、中央演算処理装置CPU、
変速点処理を行なうランダムアクセスメモリ
RAM、変速点やロツクアツプ点など変速パター
ンおよびH2・H4→L4変速領域の変速線図、L4
→H2・H4変速領域の変速線図を記憶しているリ
ードオンメモリROMからなる。 第8図は本実施例の電子制御装置500の作動
フローチヤートを示す。 スターターキーをONし、エンジンを作動させ
601、トランスフアマニユアル弁410からの
入力油圧を検出する切換検出装置であるプレツシ
ヤースイツチPSW1の出力信号(ONまたは
OFF信号)を入力し602、変速判断手段60
3,604により、プレツシヤースイツチPSW
1からON信号が入力{L4(4輪駆動減速走行状
態)からH2(2輪駆動直結走行状態)またはH4
(4輪駆動直結走行状態)への変速を要求}され
たか否かを判断する。すなわちトランスフアマニ
ユアル弁410が、H2またはH4レンジに設定さ
れ、油路7に油圧が供給されているか否かを判断
する603。プレツシヤースイツチPSW1から
ON信号を入力している時、トランスフアマニユ
アル弁410が、H2またはH4レンジに設定さ
れ、油路7に油圧が供給された時(すなわち運転
席に設けられた4輪駆動用トランスフア40のシ
フトレバーがH2またはH4レンジに設定されてい
る時)であると判断し、H2(2輪駆動直結走行状
態)またはH4(4輪駆動直結走行状態)かL4(4
輪駆動減速走行状態)かの判断を電磁ソレノイド
弁S4が、ON状態に設定されているか否かで判
断する604。電磁ソレノイド弁S4が、ON状
態に設定されていない時、(OFF状態に設定され
ている時)すでにH2(2輪駆動直結走行状態)ま
たはH4(4輪駆動直結走行状態)に変速している
ので変速判断を行なわず602へ帰還する。電磁
ソレノイド弁S4が、ON状態に設定されている
時、L4(4輪駆動減速走行状態)であり、603
においてプレツシヤースイツチPSW1からON信
号を力しているため、L4(4輪駆動減速走行状
態)からH2(2輪駆動直結走行状態)またはH4
(4輪駆動直結走行状態)への変速を要求されて
いるので、変速信号出力手段605,606,6
07,608,609により、予めスロツトル開
度および車速についてL4→H2・H4変速時に大き
な変速シヨツクを生じない変速領域を設定した
L4→H2・H4変速領域の変速線図をセツトし60
5、スロツトル開度をスロツトル開度センサ54
0から読込み606、車速を車速センサ530か
ら読込み607、スロツトル開度および車速が
L4→H2・H4変速領域か否かを判断し608、ス
ロツトル開度または車速がL4→H2・H4変速領域
外の時、変速禁止であると判断し、L4(4輪駆動
減速走行状態){またはL2(2輪駆動減速走行状
態)}を維持しその後602へ帰還し、スロツト
ル開度および車速が、L4→H2・H4変速領域内の
時、変速可能であると判断し、電磁ソレノイド弁
S4をOFF状態に設定し、油路1Aに油圧を供
給し、L4(4輪駆動減速走行状態)からH2(2輪
駆動直結走行状態)またはH4(4輪駆動直結走行
状態)へ変速し609、その後602へ進む。変
速判断手段603,610により、603におい
て、プレツシヤースイツチPSW1からON信号を
入力していない時すなわちOFF信号を力してい
る時、トランスフアマニユアル弁410がL4レ
ンジに設定され油路7より油圧が排圧された時で
あると判断し、H2(2輪駆動直結走行状態)また
はH4(4輪駆動直結走行状態)かL4(4輪駆動減
速走行状態)かの判断を電磁ソレノイド弁S4
が、OFF状態に設定されているか否かで判断す
る610。電磁ソレノイド弁S4が、OFF状態
に設定されていない時(ON状態に設定されてい
る時)、すでにL4(4輪駆動減速走行状態)であ
るので変速判断を行わず602へ帰還する。電磁
ソレノイド弁S4が、OFF状態に設定されてい
る時、H2(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4
輪駆動直結走行状態)であり、603においてプ
レツシヤースイツチPSW1からON信号が入力さ
れずH2(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪
駆動直結走行状態)からL4(4輪駆動減速走行状
態)への変速を要求されているので、変速信号出
力手段611,612,613,614,615
により、予めスロツトル開度および車速について
H2・H4→L4変速時にエンジンのオーバーラン、
大きな変速シヨツクを生じない変速領域を設定し
たH2・H4→L4変速領域の変速線図をセツトし6
11、スロツトル開度をスロツトル開度センサ5
40から読込み612、車速を車速センサ530
から読込み613、スロツトル開度および車速が
H2・H4→L4変速領域か否かを判断し614、ス
ロツトル開度または車速がH2・H4→L4変速領域
外の時、変速禁止であると判断し、H2(2輪駆動
直結走行状態)またはH4(4輪駆動直結走行状
態)を維持しその後602へ帰還し、スロツトル
開度および車速がH2・H4→L4変速領域内の時、
変速可能であると判断し、電磁ソレノイド弁S4
をON状態に設定して、油路1Aより油圧を排圧
させて、H2(2輪駆動直結走行状態)またはH4
(4輪駆動直結走行状態)からL4(4輪駆動減速
走行状態)へ変速し615、その後帰還する。 第9,10図は本発明の自動変速機の変速制御
装置の第2実施例を示す。 第9図は本実施例のブロツク図を示す。 (第1実施例と同一機能物は同番号で示す) 本実施例では、切換検出装置にシフトポジシヨ
ンスイツチSSWを適用している。シフトポジシ
ヨンスイツチSSWは、本実施例では、運転席に
設けられた4輪駆動用トランスフア40のシフト
レバーがL4レンジに設定されたことを検出し、
L4レンジに設定されている時、ON信号を出力す
る。 第10図は本実施例の電子制御装置500の作
動フローチヤートを示す。 スターターキーをONし、エンジンを作動させ
701、運転席に設けられた4輪駆動用トランス
フア40のシフトレバーがL4レンジに設定され
たことを検出するシフトポジシヨンスイツチ
SSWの出力信号を入力し702、シフトポジシ
ヨンスイツチSSWからON信号を力したか否かを
判断する。すなわち4輪駆動用トランスフア40
のシフトレバーがL4レンジに設定されているか
否かを判断する703。シフトポジシヨンスイツ
チSSWからON信号を入力していない時(OFF信
号を入力している時)、すなわち4輪駆動用トラ
ンスフア40のシフトレバーがH2レンジまたは
H4レンジに設定されていると判断し(4輪駆動
用トランスフア40のシフトレバーと連結してい
るトランスフアマニユアル弁410がH2または
H4レンジに設定され、油路7に油圧が供給され
た時であると判断し)、H2(2輪駆動直結走行状
態)またはH4(4輪駆動直結走行状態)かL4(4
輪駆動減速走行状態)かの判断を電磁ソレノイド
弁S4がON状態に設定されているか否かで判断
する704。電磁ソレノイド弁S4がON状態に
設定されていない時(OFF状態に設定されてい
る時)、すでにH2(2輪駆動直結走行状態)また
はH4(4輪駆動直結走行状態)に変速しているの
で変速判断を行なわず702へ帰還する。電磁ソ
レノイド弁S4がON状態に設定されている時、
L4(4輪駆動減速走行状態)であり、703にお
いてシフトポジシヨンスイツチSSWからOFF信
号を入力しているため、L4(4輪駆動減速走行状
態)からH2(2輪駆動直結走行状態)またはH4
(4輪駆動直結走行状態)への変速を要求されて
いるので、予めスロツトル開度および車速につい
てL4→H2・H4変速時に大きな変速シヨツクを生
じない変速領域を設定したL4→H2・H4変速領域
の変速線図をセツトし705、スロツトル開度を
スロツトル開度センサ540から読込み706、
車速を車速センサ530から読込み707、スロ
ツトル開度および車速がL4→H2・H4変速領域か
否かを判断し708、スロツトル開度または車速
がL4→H2・H4変速領域外の時、変速禁止である
と判断し、L4(4輪駆動減速走行状態){または
L2(2輪駆動減速走行状態)}を維持しその後7
02へ帰還し、スロツトル開度および車速がL4
→H2・H4変速領域内の時、変速可能であると判
断し、電磁ソレノイド弁S4をOFF状態に設定
し、油路1Aに油圧に供給し、L4(4輪駆動減速
走行状態)からH2(2輪駆動直結走行状態)また
はH4(4輪駆動直結走行状態)へ変速し709、
その後702へ進む。703において、シフトポ
ジシヨンスイツチSSWからON信号を入力してい
る時、すなわち4輪駆動用トランスフア40のシ
フトレバーがL4レンジに設定されていると判断
し(4輪駆動用トランスフア40のシフトレバー
と連結しているトランスフアマニユアル弁410
がL4レンジに設定され油路7より油圧が排圧さ
れた時であると判断し)、H2(2輪駆動直結走行
状態)またはH4(4輪駆動直結走行状態)かL4
(4輪駆動減速走行状態)かを電磁ソレノイド弁
S4がOFF状態に設定されているか否かで判断
する710。電磁ソレノイド弁S4がOFF状態
に設定されていない時(ON状態に設定されてい
る時)、すでにL4(4輪駆動減速走行状態)であ
るので変速判断を行わず702へ帰還する。電磁
ソレノイド弁S4がOFF状態に設定されている
時、H2(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪
駆動直結走行状態)であり、703においてシフ
トポジシヨンスイツチSSWからON信号を入力さ
れており、L4(4輪駆動直結走行状態)への変速
を要求されているので予めスロツトル開度および
車速についてH2・H4→L4変速時にエンジンのオ
ーバーラン、大きな変速シヨツクを生じない変速
領域を設定したH2・H4→L4変速領域の変速線図
をセツトし711、スロツトル開度をスロツトル
開度センサ540から読込み712、車速を車速
センサ530から読込み713、スロツトル開度
および車速がH2・H4→L4変速領域か否かを判断
し714、スロツトル開度または車速がH2・H4
→L4変速領域外の時、変速禁止であると判断し、
H2(2輪駆動直結走行状態)またはH4(4輪駆動
直結走行状態)を維持し、その後702へ帰還す
る。スロツトル開度および車速が、H2・H4→L4
変速領域内の時、変速可能であると判断し、電磁
ソレノイド弁S4をON状態に設定して、油路1
Aより油圧を排圧させて、H2(2輪駆動直結走行
状態)またはH4(4輪駆動直結走行状態)から
L4(4輪駆動減速走行状態)へ変速し715、そ
の後帰還する。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆用動自動車の概略図、第2図は
第1図の骨格図、第3図は4速自動変速機の油圧
回路図、第4図は4速自動変速機の副変速機の断
面図、第5図は本発明の自動変速機の制御装置の
第1実施例を採用した4速自動変速機の副変速機
の油圧回路図、第6図は第5図の概略図、第7図
は4輪駆動自動変速機に採用された電子制御装置
のブロツク図、第8図は本発明の自動変速機の変
速制御装置の第1実施例の電子制御装置の作動フ
ローチヤート、第9図は本発明の自動変速機の変
速制御装置の第2実施例を採用した電子制御装置
のブロツク図、第10図は本発明の自動変速機の
変速制御装置の第2実施例の電子制御装置の作動
フローチヤートである。 図中、1…ライン油圧出力油路、10…4速自
動変速機(主変速機)、40…4輪駆動用トラン
スフア(副変速機)、100…主油圧制御装置、
400…副油圧制御装置(トランスフア制御装
置)、410…トランスフアマニユアル弁(選速
弁)、440…インヒビタ弁(変速弁)、500…
電子制御装置、B0,B1,B2,B3,B4…
ブレーキ、B−0,B−1,B−2,B−3,B
−4,C−0,C−1,C−2,C−3,C−4
…油圧サーボ、C0,C1,C2,C3,C4…
クラツチ、PSW1…プレツシヤースイツチ(切
換検出装置)、S1,S2,S3,S4…電磁ソ
レノイド弁、SSW…シフトポジシヨンスイツチ
(切換検出装置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧源と、 該油圧源と変速比を変更させるため多段式の変
    速機構の構成要素を係合、解放または固定する摩
    擦係合要素の油圧サーボとの連絡を切換える変速
    弁と、 運転者の変速段切換え操作に応じて前記変速弁
    に油圧信号を出力する選速弁と、 少なくとも車速を含む車両走行条件を入力し予
    め設定された変速領域にあるかどうかの変速判断
    をする電子制御装置と、 該電子制御装置により制御され前記変速弁への
    入力信号油圧を変化させる電磁ソレノイド弁とを
    備え、 前記選速弁による運転者の変速段切換え操作
    時、少なくとも車速を含む車両走行条件が予め設
    定された変速領域内にあるときのみ変速を行うよ
    うにした自動変速機の変速制御装置において、 前記選速弁と前記変速弁とを連絡する油路に運
    転者の変速段切換え操作を検出する切換検出装置
    を設け、 前記電子制御装置は、 前記切換検出装置の信号と前記ソレノイド弁の
    信号とを入力し、運転者の変速段切換え操作に基
    づいて変速が行なわれたか否かを判断する変速判
    断手段と、 該変速判断手段により変速が行なわれていない
    と判断された時、少なくとも車速を含む車両走行
    条件を入力し予め設定された変速領域にあるかど
    うかの変速判断を行ない変速領域にある時変速信
    号を出力する変速信号出力手段とを備え、 前記変速判断手段により変速が行なわれたと判
    断された時、前記切換検出装置の信号に変化がな
    い間は前記変速信号出力手段による変速判断を行
    わないようにしたことを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。
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