JPH054249B2 - - Google Patents

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JPH054249B2
JPH054249B2 JP16805384A JP16805384A JPH054249B2 JP H054249 B2 JPH054249 B2 JP H054249B2 JP 16805384 A JP16805384 A JP 16805384A JP 16805384 A JP16805384 A JP 16805384A JP H054249 B2 JPH054249 B2 JP H054249B2
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JP
Japan
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hydraulic
wheel drive
output shaft
manual valve
valve
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JP16805384A
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Hideyuki Aoki
Yoshikazu Sakaguchi
Yoichi Hayakawa
Masao Kawai
Yutaka Taga
Yoshiharu Harada
Kagenori Fukumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP16805384A priority Critical patent/JPS6146720A/ja
Publication of JPS6146720A publication Critical patent/JPS6146720A/ja
Publication of JPH054249B2 publication Critical patent/JPH054249B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、4輪駆動用自動変速機に関するもの
である。 (従来の技術) 従来、4輪駆動用自動変速機においては、主変
速機から出力されたトルクを4輪駆動用副変速機
によつて各駆動輪に分割するようになつている
が、その場合、主変速機と4輪駆動用副変速機は
それぞれ別の油圧制御装置によつて作動させられ
るようになつている。 第8図は従来の4輪駆動用自動変速機の油圧回
路を示す図である。 図において、bは油圧源、100aは主変速機
を制御するための主油圧制御装置、400aは4
輪駆動用副変速機を制御するための副油圧制御装
置である。 上記副油圧制御装置400aには、主油圧制御
装置100aの圧力調整弁(レギユレータ弁)で
調圧されたライン圧が、マニユアル弁210を介
さず、ライン圧出力油路aから直接供給される。
すなわち、主変速機を操作するシフトレバーの設
定位置に関係なく、副油圧制御装置400aにラ
イン圧が供給されるようになつている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の4輪駆動用自動変速
機においては、シフトレバーが(P)レンジに設定さ
れ、2輪駆動・4輪駆動切換用のクラツチが係合
することによつて副変速機の変速段が4輪駆動直
結状態(H4)または4輪駆動減速状態(L4)に
設定されると、パーキングギアには、常時入力軸
と連結する第1出力軸からのトルクと、4輪駆動
時に入力軸と連結する第2出力軸とからのトルク
の両方が伝達される。 したがつて、パーキングギアなどのパーキング
機構の耐久性を損なうことがある。 また、副変速機の変速段が4輪駆動直結状態ま
たは4輪駆動減速状態である時にシフトレバーを
(P)レンジに設定すると、エンジンの作動時は、副
変速機が4輪駆動直結状態または4輪駆動減速状
態であるが、エンジンを停止すると同時に、上記
クラツチの油圧サーボの油がドレーンされて変速
段が2輪駆動状態となり、パーキング特性が変化
する。 本発明は、上記従来の4輪駆動用自動変速機の
問題点を解決して、シフトレバーを(P)レンジに設
定した場合にパーキング機構への負荷を低減し、
エンジン停止時にパーキング特性が変化すること
のない4輪駆動用自動変速機を提供することを目
的とする。 (問題点を解決するための手段) そのために、本発明の4輪駆動用自動変速機に
おいては、主変速機と4輪駆動用トランスフアを
有している。 上記主変速機は複数の油圧式の係合要素を有し
ており、該係合要素を選択的に係合することによ
つて複数の変速段を達成することができる。ま
た、4輪駆動用トランスフアは、上記主変速機の
出力側に連結され、油圧式の係合要素を有してお
り、該係合要素を選択的に係合することによつて
上記主変速機の出力を一方の出力軸のみに伝達す
る2輪駆動状態と一方の出力軸と他方の出力軸の
両方に伝達する4輪駆動状態とを切り換えること
ができる。また、上記係合要素の解放状態におい
ては、両出力軸間の連結が解除される。 複数のレンジを選択するための選択手段が設け
られていて、該選択手段を運転者が操作すること
ができるようになつている。該選択手段によつて
パーキングレンジが選択された時に、上記一方の
出力軸および他方の出力軸のいずれか一方を固定
するパーキング機構が設けられる。 また、上記選択手段に対応して上記主変速機の
係合要素の油圧サーボと4輪駆動用トランスフア
の係合要素の油圧サーボに選択的に油圧を供給す
る油圧回路を有している。該油圧回路は、油圧源
と、上記選択手段に連動して切り換えられ、上記
油圧源から供給された油を上記主変速機の係合要
素の油圧サーボに対して選択的に供給する第1マ
ニユアル弁と、上記選択手段に連動して切り換え
られ、上記油圧源から上記第1マニユアル弁を介
して供給された油を上記4輪駆動用トランスフア
の係合要素の油圧サーボに対して選択的に供給す
る第2マニユアル弁を備えている。そして、上記
第1マニユアル弁は、上記選択手段によつてパー
キングレンジが選択された時には、上記油圧源か
ら上記第2マニユアル弁への油圧を供給を遮断す
るようになつている。 (作用及び発明の効果) 本発明によれば、上記のように主変速機は複数
の油圧式の係合要素を有しており、該係合要素を
選択的に係合することによつて複数の変速段を達
成することができる。また、4輪駆動用トランス
フアは、上記主変速機の出力側に連結され、油圧
式の係合要素を有しており、該係合要素を選択的
に係合することによつて上記主変速機の出力を一
方の出力軸のみに伝達する2輪駆動状態と一方の
出力軸と他方の出力軸の両方に伝達する4輪駆動
状態とを切り換えることができる。 上記係合要素の解放状態においては、両出力軸
間の連結が解除される。 複数のレンジを選択するための選択手段が設け
られていて、該選択手段を運転者が操作すること
ができるようになつている。該選択手段によつて
パーキングレンジが選択されると、パーキング機
構が作動して上記一方の出力軸または他方の出力
軸が固定される。 また、上記選択手段に対応して上記主変速機の
係合要素の油圧サーボと4輪駆動用トランスフア
の係合要素の油圧サーボに選択的に油圧が供給さ
れる。 そのため、油圧回路が設けられ、該油圧回路
は、油圧源と、上記選択手段に連動して切り換え
られ、上記油圧源から供給された油を上記主変速
機の係合要素の油圧サーボに対して選択的に供給
する第1マニユアル弁と、上記選択手段に連動し
て切り換えられ、上記油圧源から上記第1マニユ
アル弁を介して供給された油を上記4輪駆動用ト
ランスフアの係合要素の油圧サーボに対して選択
的に供給する第2マニユアル弁を備えている。 上記第1マニユアル弁を操作することによつて
各レンジを選択することができ、また、第2マニ
ユアル弁を操作することによつて2輪駆動状態、
4輪駆動状態等の各駆動状態の選択を行うことが
できる。 そして、上記第1マニユアル弁は、上記選択手
段によつてパーキングレンジが選択された時に
は、上記油圧源から上記第2マニユアル弁への油
圧の供給を遮断する。 上記選択手段を操作することによつてパーキン
グレンジが選択されると、上記4輪駆動用トラン
スフアの係合要素の油圧サーボには油が供給され
ず、係合要素は解放状態になつて両出力軸間の連
結が解除される。 したがつて、パーキング機構が作動している間
に、4輪駆動状態になることがないので、パーキ
ング機構への負荷を低減することができ、パーキ
ング機構の耐久性を向上することができる。 また、パーキングレンジが選択された段階で第
2マニユアル弁への油の供給が遮断されるので、
エンジンの作動および停止の変化に伴いパーキン
グ特性が変化することがなくなる。 しかも、第1マニユアル弁を作動させるだけで
両出力軸間の連結を解除することができ、なんら
電気回路を必要としないので、電気的なノイズな
どによる誤動作を避けて信頼性を向上させること
ができる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧
回路の概略図である。 図において、Aは油圧制御装置、102は油圧
源となる油圧ポンプ、130は該油圧ポンプ10
2から吐出された油の圧力をライン圧に調整する
油圧調整弁、210はマニユアル弁(第1マニユ
アル弁)、400はトランスフア制御装置、41
0はトランスフアマニユアル弁(第2マニユアル
弁)である。 第2図は4輪駆動用自動変速機、第3図はその
ギアトレインを示す。10は主変速機であるオー
バードライブ付4速自動変速機、40は該4速自
動変速機10の該遊星歯車変速装置の出力軸32
に連結された副変速機である4輪駆動用トランス
フアを示す。4輪駆動用トランスフア40はエン
ジンEに装着された4速自動変速機10に取付け
られ、第1出力軸42は後輪駆動用プロペラシヤ
フトCに連結され、第2出力軸52は前輪駆動用
プロペラシヤフトBに連結される。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTの出
力軸12に連結されたタービン13、一方向クラ
ツチ14を介して固定部分に連結されたステータ
15および直結クラツチ16からなり、トルクコ
ンバータTの出力軸12は、オーバードライブ機
構ODの入力軸となつている。 オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素であ
る多板クラツチCo、多板ブレーキBoおよび一方
向クラツチFoと、これ摩擦係合要素の選択的係
合により構成要素が変速機ケースなど固定部材に
固定されるか、入力軸、出力軸、もしくは他の構
成要素に連結されるかまたはこれら固定もしくは
連結が解放されるプラネタリギアセツトPoから
なる。トクルコンバータTの出力軸12はオーバ
ードライブ機構ODの入力軸12となつている。 プラネタリギアセツトPoは、前記入力軸12
に連結されたキヤリア21、オーバードライブ機
構ODの出力軸25に連結されたリングギア2
2、前記入力軸12に回転自在に外嵌されブレー
キBoを介して変速機ケースに固定されると共に、
クラツチCoおよび該クラツチCoと並列された一
方向クラツチFoを介して前記キヤリア21に連
結されたサンギア23、およびキヤリア21に回
転自在に支持されると共に前記サンギア23およ
びリングギア22に歯合したプラネタリピニオン
24からなる。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進
3段後進1段のアンダードライブ機構UDの入力
軸を兼ねる。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素で
ある多板クラツチC1およびC2と、ベルトブレ
ーキB1、多板ブレーキB2およびB3と、一方
向クラツチF1およびF2と、前段プラネタリギ
アセツトP1と、後段プラネタリギアセツトP2
とからなる。 前段プラネタリギアセツトP1は、クラツチC
1を介して前記入力軸25に連結されたリングギ
ア31と、アンダードライブ機構UDの出力軸3
2に連結されたキヤリア33と、クラツチC2を
介して前記入力軸25に連結されると共に、ベル
トブレーキB1、該ベルトブレーキB1と並列さ
れたブレーキB2およびブレーキB2と直列され
た一方向クラツチF1を介して変速機ケースに固
定されるサンギア34と、前記キヤリア33に回
転自在に支持されると共にサンギア34およびリ
ングギア31に歯合したプラネタリピニオン35
とからなる。 後段プラネタリギアセツト2は、ブレーキB3
および該ブレーキB3と並列された一方向クラツ
チF2を介して変速機ケースに固定されるキヤリ
ア36と、前記前段プラネタリギアセツトP1の
サンギア34と共にサンギア軸401に一体的に
形成されたサンギヤ37と、出力軸32に連結さ
れたリングギア38と、キヤリア36に回転自在
に支持されると共にサンギア37およびリングギ
ア38に歯合したプラネタリピニオン39とから
なる。 マニユアル弁210の駆動のため運転席に設け
られた主変速機のシフトレバー(図示せず)は、
P(駐車)、R(リバース)、N(ニユートラル)、D
(ドライブ)S(セカンド)、L(ロー)の各レンジ
の主シフトポジシヨンMSPを有し、この主シフ
トポジシヨンMSPの設定レンジと変速段第4速
4、第3速3、第2速2、第1速1と、クラツチ
およびブレーキの作動関係を表1に示す。
【表】
【表】 4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置Aの4速
自動変速機10の主油圧制御装置100は、オイ
ルストレーナ101、ライン圧油発生源である油
圧ポンプ102、クーラバイパス弁115、プレ
ツシヤリリーフ弁116、レリーズクラツチコン
トロール弁117、レリーズブレーキコントロー
ル弁118、ロツクアツプリレー弁120、圧力
調整弁(レギユレータ弁)130、第2圧力調整
弁150、カツトバツク弁160、ロツクアツプ
制御弁170、第1のアキユームレータ制御弁1
80、第2のアキユームレータ制御弁190、ス
ロツトル弁200、マニユアル弁210、1−2
シフト弁220、2−3シフト弁230、3−4
シフト弁240、ブレーキB1への供給油圧を調
整すると共に第3速時にブレーキB1の供給油圧
を遮断するインターミイデイエイトコーストモジ
ユレータ弁245、油圧サーボB−3への供給油
圧を調整するローコーストモジユレータ弁25
0、クラツチC0の係合を円滑になさしめるアキ
ユームレータ260、ブレーキB0の係合を円滑
になさしめるアキユームレータ270、クラツチ
C2の係合を円滑になさしめるアキユームレータ
280、ブレーキB2の係合を円滑になさしめる
アキユームレータ290、クラツチC0,C1,
C2の油圧サーボC−0,C−1,C−2および
ブレーキB0,B1,B2の油圧サーボB−0,
B−1,B−2,B−3へ供給される油圧の流量
を制御するチエツク弁付流量制御弁301,30
3,304,305,306,307,308,
309、シヤツトル弁302、電子制御装置(コ
ンピユータ)の出力で開閉され2−3シフト弁2
30を制御する第1のソレノイド弁S1、1−2
シフト弁220および3−4シフト弁240の双
方を制御する第2のソレノイド弁S2、前記ロツ
クアツプリレー弁120およびロツクアツプ制御
弁170の双方を制御する第3のソレノド弁S
3、並びに各弁間およびクラツチ、ブレーキの油
圧シリンダを連絡する油路からなり、ST1,ST
2,ST3,ST4は各油路間に設けられたオイル
ストレーナを示し、L1,L2は潤滑油路を示
し、O/Cはオイルクーラーを示す。 油圧源からオイルストレーナ101を介して油
圧ポンプ102により汲み上げられた作動油は圧
力調整弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整
されてライン圧油出力油路(以下油路と略す)1
へ供給される。 マニユアル弁210は、運転席に設けられてい
るシフトレバー(図示せず)に連結されて、同一
径のランド212,213を有するスプール21
1を備え、油路1に連絡するインポート1a、油
路2に連絡するアウトポート2a、油路3に連絡
するアウトポート3a、油路4に連絡するアウト
ポート4a、油路5に連絡するアウトポート5
a、油路6に連絡するアウトポート6a、ドレイ
ンポートd1,d2を有する。このマニユアル弁
210は、スプール211が、駐車P位置に設定
された油路2〜6はドレインポートd1,d2と
連通し、リバースR位置に設定されたとき油路1
と油路5および6を連通すると共に油路2,3お
よび4をドレインポートd2と連通し、ニユート
ラルN位置に設定されたとき油路1と油路6とが
連通すると共に油路2〜5がドレインポートd
1,d2と連通し、ドライブ(D)位置に設定された
とき油路1と油路2および油路6が連通すると共
に油路3,4および5がドレインポートd1また
はd2と連通し、セカンドS位置に設定されたと
き油路1と油路2,3および6が連通すると共に
油路4,5がドレインポートd1,d2と連通
し、ロー(L)に設定されたとき油路1と油路2,
3,4,6が連通すると共に油路5がドレインポ
ートd1と連通する。 第3図におけるトランスフア40は、摩擦係合
要素であるクラツチC3、ブレーキB4および2
輪4輪切換手段であると共に油圧サーボC−4の
油圧の排圧により4輪駆動状態を解除する手段で
あるクラツチC4とプラネタリギアセツトP1,
P2の出力軸32を入力軸とし、該入力軸32に
直列的に配されたトランスフアの第1出力軸4
2、前記入力軸32と第1出力軸42の間に配さ
れたプラネタリギアセツトPf、前記第1出力軸
42に回転自在に外嵌された4輪駆動用スリーブ
51、前記入力軸32に平行して並設され前記第
1出力軸42と反対方向に取付けられた第2出力
軸52、前記スリーブ51と第2出力軸52の間
の伝動機構53を有する。プラネタリギアセツト
Pfは入力軸32の端部にスプライン嵌合された
サンギア44、該サンギア44と歯合するプラネ
タリピニオン45、該プラネタリピニオン45と
歯合するリングギア46および該プラネタリピニ
オン45を回転自在に保持すると共に前記トラン
スフア40の第1出力軸42の先端に連結された
キヤリア47からなる。本実施例では第5図に示
す如くブレーキB4はリングギア46をトランス
フアケース48に係合するための多板式摩擦ブレ
ーキであり、トランスフアケース48内に形成さ
れたシリンダ49と該シリンダ49内に装着され
たピストン49Pとで構成される油圧サーボB−
4により作動される。クラツチC3はプラネタリ
ギアセツトPfの4速自動変速機10側に配置さ
れ、サンギア44とキヤリア47との断続を行な
うものであり、キヤリア47に連結されたシリン
ダ50と該シリンダ50内に装着されたピストン
50Pとで構成される油圧サーボC−3により作
動される。クラツチC4はキヤリア47に連結し
た第1出力軸42とトランスフア40の第2出力
軸52を駆動するための伝動機構53の一方のス
プロケツト56に連結したスリーブ51とを断続
するための多板式摩擦クラツチであり、トランス
フアケース48に回転自在に支持されたシリンダ
58と該シリンダ58内に装着されたピストン5
8Pとで構成される油圧サーボC−4により作動
される。伝動機構53は、スリーブ51と形成さ
れたスプロケツト56、第2出力軸52にスプラ
イン嵌合されたスプロケツト55およびこれらス
プロケツト間に張設されたチエーン57からな
る。 油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側に
は、パーキングギア59が周設されており、4速
自動変速機10のシフトレバーを駐車位置に選択
したとき歯止め59aがパーキングギア59に噛
み合い第1出力軸42を固定する。 60は4輪駆動用トランスフア40のクラツチ
C3,C4およびブレーキB4の油圧サーボC−
3,C−4およびB−4に油圧を給排するトラン
スフア制御装置400が設けられているトランス
フアバルブボデイ、61はそのオインパンであ
る。クラツチC3,C4およびブレーキB4の油
圧サーボC−3,C−4およびB−4に供給され
る圧油は、トランスミツシヨンケース62とトラ
ンスフアケース48に設けられた油路6を介して
トランスフア制御装置400が設けられているト
ランスフアバルブボデイ60に導かれる。 通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機
の油圧制御装置に供給されるライン圧を供給して
クラツチC3を係合せしめ、油圧サーボB−4お
よびC−4を排圧してブレーキB4およびクラツ
チC4を解放せしめる。これによりプラネタリギ
アセツトPfのサンギア44とキヤリア47とは
連結され、動力は入力軸32から第1出力軸42
に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走行が
得られる。このとき入力軸32からの動力は、サ
ンギア44、プラネタリピニオン45、リングギ
ア46を介さずにクラツチC3を介してキヤリア
47より第1出力軸42に伝達されるので、各ギ
アの歯面に負荷がかからず、ギアの寿命が増加す
る。この2輪駆動走行中4輪駆動走行が必要とな
つたときは運転席等に設けたシフトレバー401
を手動シフトし、トランスフア制御装置400の
油圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給しクラ
ツチC4を円滑に係合せしめると、第1出力軸4
2とスリーブ51が連結され、伝動機構53、第
2出力軸52およびプロペラシヤフトB(第2図
に図示)を経て前輪にも動力が伝達され入力軸3
2から第1出力軸42および第2出力軸52に減
速比1で動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状
態(高速4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆
動走行中、急坂路など出力トルクの増大が必要な
ときにシフトレバーを手動シフトすると、油圧サ
ーボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動
状態との切換弁であるインヒビタ弁440を作用
せしめ油圧サーボB−4へライン圧を徐々に供給
するとともに適切なタイミングで油圧サーボC−
3の油圧を排圧し、ブレーキB4を徐々に係合せ
しめるとともにクラツチC3を円滑に解放させ
る。これによりサンギア44とキヤリア47とは
解放されるとともにリングギア46は固定され、
動力は入力軸32からサンギア44、プラネタリ
ピニオン45、キヤリア47を介して減速され第
1出力軸42および第2出力軸52に伝達され、
トルクの大きな4輪駆動減速走行状態(低速4輪
駆動状態)が得られる。 トランスフアマニユアル弁410の駆動のため
に運転席に設けられたトランスフア40のシフト
レバー(図示しない)は、H2(2輪駆動直結)、
H4(4輪駆動直結)、L4(4輪駆動減速)の
各レンジの副シフトポジシヨンSSPを有し、この
副シフトポジシヨンSSPの設定レンジとブレーキ
B4、クラツチC3およびC4の係合および解放
と車両の走行状態の作動関係を表2に示す。
【表】 表1および表2において、S1、S2、S4の○は
通電を示し、S1、S2、S3、S4のは×非通電を示
す。S3の◎は運転者が通電を選択することによ
りロツクアツプ状態となる。αはS4を一度非通
電とすればS4を通電しても直結走行状態を維持
する。βはS4を一度通電すればS4を非通電とし
ても減速走行状態を維持する。Eは対応するクラ
ツチ、ブレーキが係合していることを示し、×は
対応するクラツチおよびブレーキが解放している
ことを示す。Lは対応する一方向クラツチがエン
ジンドライブ状態において係合しているが、その
係合はこれと並列に組込まれたクラツチあるいは
ブレーキによつて動力の伝達が保証されているこ
とから必ずしも必要とされないこと(ロツク)を
示す。(L)は対応する一方向クラツチがエンジンド
ライブ状態においてのみ係合し、エンジンブレー
キ状態においては係合しないことを示す。fは対
応する一方向クラツチがフリーであることを示
す。 4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置Aの4輪
駆動用トランスフア40の副油圧制御装置である
トランスフア制御装置400は、トランスフア制
御装置400へのライン圧油を主油圧制御装置1
00の油路1からマニユアル弁210を介して供
給され、マニユアル弁210が駐車P位置の時、
表3に示す如く、トランスフア制御装置400へ
のライン油軋の供給を阻止するようなされ、副変
速機のシフトレバーまたはシフトスイツチの設定
位置とは無関係に2輪駆動状態しかならないよう
にすることでパーキング機構への負荷を低減し、
且つ常時、安定したパーキング性能を有し、第6
図に示す如く、油路6により供給されたライン圧
油を運転席に設けられたシフトレバーにより油路
7および油路8に供給するトランスフアマニユア
ル弁410、リレーバルブ420,C3とB4の
係合を切換るインヒビタ弁440、第3のアキユ
ームレータ制御弁460、シフトタイミング弁4
70、クラツチC3の係合を円滑になさしめるア
キユムレータ480、ブレーキB4の係合を円滑
になさしめるアキユムレータ490、ブレーキB
4、クラツチC3,C4の油圧サーボB−4,C
−3,C−4、供給されるライン圧油の流量を制
御するチエツク弁付流量制御弁511,512、
オイルストレーナST5,ST6、電子制御装置5
00の出力で開閉される第4のソレノイド弁S
4、並びに各弁間およびクラツチ、ブレーキの油
圧シリンダを連絡する油路からなる。 トランスフアマニユアル弁410は、運転席に
設けられているシフトレバーシフトスイツチなど
の選択手段に同一径のランド414,416を有
するスプール411を有し、前記油路6に連絡す
るインポート412、油路7に連絡するアウトポ
ート413、油路8に連絡するアウトポート41
5、ドレインポート417,419を有するトラ
ンスフアマニユアル弁410は、スプール411
が2輪駆動H2位置に設定されたとき油路6と油
路7とを連絡すると共に油路8をドレインポート
419に連絡し、4輪駆動高速段H4位置に設定
されたとき油路6と油路7および油路8とを連絡
し、4輪駆動低速段L4位置に設定されたとき油
路6と油路8とが連絡し、油路7はドレインポー
ト417に連絡される。 表3に主変速機のシフトレバーのシフト位置に
おける油路1と油路2〜6との連通状態を示す。 マニユアル弁510は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(駐車)、R(リバ
ース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、S(セ
カンド)、L(ロー)の各位置に移動する。表3に
各シフトレバーのシフトレンジにおける油路1と
油路2〜6との連通状態を示す。○は連通してラ
イン圧が供給されている場合を示し、×は排圧さ
れている場合を表す。
【表】 表4に副変速機のシフト位置における油路6と
油路7,8との連通状態を示す。
【表】 表3および表4において○は連通してライン圧
が供給されている場合を示し、×は排圧されてい
る場合を示す。 油圧制御装置100およびトランスフア制御装
置400のソレノイド弁S1〜S4の通電制御を
行なう電子制御装置500は、第7図に示す如く
主変速機の設定レンジ位置を検出する主変速機シ
フトレバー位置センサ510、副変速機の設定レ
ンジの位置を検出するトランスフアシフトレバー
位置センサ520、副変速機の出力軸回転数から
検出した信号を車速に変換する車速センサ53
0、アクセル量を検出するスロツトル開度センサ
540、トランスフア40の入力軸である4速自
動変速機の出力軸32の回転数を検出する回転数
検知手段の回転数検知センサ550、これらから
の入力ポートであるとともにソレノイド弁S1〜
S4への出力ポートであるI/Oポート560、
中央演算処理装置CPU、変速点処理を行なうラ
ンダムアクセスメモリRAM、変速点やロツクア
ツプ点などに変速パターンのデータを記憶してい
るリードオンリメモリROMからなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧
回路の概略図、第2図は4輪駆動用自動変速機の
概略図、第3図は第2図の骨格図、第4図は本発
明の4輪駆動用自動変速機の油圧回路図、第5図
は4速自動変速機の副変速機の断面図、第6図は
本発明の4輪駆動用自動変速機の副変速機の油圧
回路図、第7図は本発明の4輪駆動用自動変速機
に採用された電子制御装置のブロツク図、第8図
は従来の4輪駆動用自動変速機の油圧回路を示す
図である。 図中、A……4輪駆動用自動変速機の油圧制御
装置、B……ライン油圧発生源、1……ライン油
圧出力油路、10……主変速機(4速自動変速
機)、40……4輪駆動用トランスフア、100
……主油圧制御装置、210……マニユアル弁、
400……副油圧制御装置(トランスフア油圧制
御装置)、410……トランスフアマニユアル弁、
C3,C4……クラツチ、B4……ブレーキ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の油圧式の係合要素を選択的に係合する
    ことによつて複数の変速段を達成する主変速機
    と、該主変速機の出力側に連結され、油圧式の係
    合要素を選択的に係合することによつて前記主変
    速機の出力を一方の出力軸のみに伝達する2輪駆
    動状態と一方の出力軸と他方の出力軸の両方に伝
    達する4輪駆動状態とを切り換えるとともに、前
    記係合要素の解放状態において両出力軸間の連結
    を解除する4輪駆動用トランスフアと、運転者が
    選択手段を操作してパーキングレンジを選択した
    時に前記一方の出力軸および他方の出力軸のいず
    れか一方を固定するパーキング機構と、前記選択
    手段に対応して前記主変速機の係合要素の油圧サ
    ーボと4輪駆動用トランスフアの係合要素の油圧
    サーボに選択的に油圧を供給する油圧回路を有
    し、該油圧回路は、油圧源と、前記選択手段に連
    動して切り換えられ、前記油圧源から供給された
    油を前記主変速機の係合要素の油圧サーボに対し
    て選択的に供給する第1マニユアル弁と、前記選
    択手段に連動して切り換えられ、前記油圧源から
    前記第1マニユアル弁を介して供給された油を前
    記4輪駆動用トランスフアの係合要素の油圧サー
    ボに対して選択的に供給する第2マニユアル弁を
    備え、前記第1マニユアル弁は、前記選択手段に
    よつてパーキングレンジが選択された時には、前
    記油圧源から前記第2マニユアル弁への油圧の供
    給を遮断するものであることを特徴とする4輪駆
    動用自動変速機。
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