JPS6146720A - 4輪駆動用自動変速機 - Google Patents

4輪駆動用自動変速機

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JPS6146720A
JPS6146720A JP16805384A JP16805384A JPS6146720A JP S6146720 A JPS6146720 A JP S6146720A JP 16805384 A JP16805384 A JP 16805384A JP 16805384 A JP16805384 A JP 16805384A JP S6146720 A JPS6146720 A JP S6146720A
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JP
Japan
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wheel drive
control device
hydraulic control
valve
transmission
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JP16805384A
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JPH054249B2 (ja
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Hideyuki Aoki
英之 青木
Yoshikazu Sakaguchi
坂口 吉一
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Masao Kawai
正夫 川合
Yutaka Taga
豊 多賀
Yoshiharu Harada
吉晴 原田
Kagenori Fukumura
福村 景範
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS6146720A publication Critical patent/JPS6146720A/ja
Publication of JPH054249B2 publication Critical patent/JPH054249B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K23/00Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
    • B60K23/08Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置に関す
る。
[従来の技術] 第8図に示す如く、ライン油圧発生源すを備えた主油圧
制御装置100aにより制御される主変速機と、前記主
油圧制御装置1ooaのライン油圧を利用した副油圧制
御装@ 400aにより変速される4輪駆動用副変速機
とからなる4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置は、従
来より副油圧制御装置400aのライン油圧の供給は、
主油圧制御装置100aの圧力調整弁(レギュレータ弁
)で調圧されたライン油圧が、主油圧制御装置100a
のライン油圧出力油路aからマニュアル弁210aを介
さずに直接なされていた。このため主変速機のシフトレ
バ−の設定位置に関係なく、副油圧制御装置400aに
ライン油圧が供給される。(第1図と同−機能物は同番
号で示す。) [発明が解決しようする問題点コ シフトレバ−がCP>レンジに設定され、副変速機の変
速段が4輪駆動状態直結(H4)または4輪駆動状態減
速(L4)に設定されている場合、副変速機の2輪駆動
、4輪駆動切換クラッチC4が係合することによりパー
キングギアに伝達されるトルクは、常時入力軸と連結す
る第1出力軸からのトルクと4輪駆動時、入力軸と連結
する第2出力軸とからのトルクとが伝達され、パーキン
グ機構の耐久性を損うという問題点があった。
また、副変速機の変速段がH4またはL4の時、シフト
レバ−を(P)レンジに設定した場合、エンジンの作動
(ON)時は、副変速機がH4またはL4であるが、エ
ンジンの停止(OFF)時と同時に前記クラッチC4の
油圧サーボC−4へのライン圧油が排圧されて変速段は
2輪駆動状態となり、パーキング性能が変化する。
本発明は、シフトレバ−を(P)レンジに設定した場合
、副変速機のシフトレバ−またはシフトスイッチの設定
位置とは無関係に2輪駆動状態しかならないようにする
ことでパーキング機構への負荷を低減し、パーキング性
能が向上した4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置の提
供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置Aは、第
1.2図に示す如く、主変速1ioと4輪駆動用副変速
@40とからなる4輪駆動自動変速機の油圧制御装置A
において、該油圧制御装置iAは、マニュアル弁210
と該マニュアル弁210が駐車(’P)位置のとき前記
4輪駆動用副変速l!I40の4輪駆動状態を解除する
手段を備えたことを構成とする。
[発明の作用、効果] 以上の構成により本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧
制御装置は次の作用、効果を奏する。
油圧制御装置は、マニュアル弁と該マニュアル弁が駐車
位置のとき前記4輪駆動用副変速機の4輪駆動状態を解
除する手段を備えているため、イ)副変速機の変速段と
無関係に2輪駆動状態になるため、パーキングギアなど
のパーキング機構への負荷を低減し、パーキング機構の
耐久性が向上できる。
口)マニュアル弁を駐車(P)位置に設定すると常に2
輪駆動状態となり、従来のようにエンジンのON、叶F
時におきるパーキング性能の変化がないため、常に安定
したパーキング性能が得られる。
[実施例コ 本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置を図に示
す一実施例に基づき説明する。
第2図は4輪駆動自動変速機、第3図はそのギアトレイ
ンを示す。10は主変速機であるオーバードライブ付4
速自動変速機、40は該4速自動変速機10の該遊星歯
車変速装置の出力軸32に連結された副変速機である4
輪駆動用トランスフ1を示す。
4輪駆動用トランスファ40はエンジンE1.:装着さ
れた4速自動変速ll!1110に取付けられ、第1出
力軸42は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結され、
第2出力軸52は前輪駆動用プロペラシャフトBに連結
される。
4速自動変速機10は、流体式トルクコンバータT1オ
ーバードライブ機構OD、および前進3段後進1段のア
ンダードライブ機1lIUDを備える。
トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に連結され
たポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に連結
されたタービン13、一方向クラッチ14を介して固定
部分に連結されたステータ15、および直結クラッチ1
6からなり、トルクコンバータTの出力軸12は、オー
バードライブ機構ODの入力軸となっている。
オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素である多板ク
ラッチCO1多板ブレーキBoおよび−方向クラッチF
Oと、これら摩擦係合要素の選択的係合により構成要素
が変速機ケースなど固定部材に固定されるか、入力軸、
出力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまたはこ
れら固定もしくは連結が解放されるプラネタリギアセッ
トPOからなる。トルクコンバータTの出力軸12はオ
ーバードライブ機構ODの入力軸(12)となっている
プラネタリギアセットPOは、前記入力軸(12)に連
結されたキャリア21、オーバードライブ機構ODの出
力軸25に連結されたリングギア22、前記入力軸12
に回転自在に外嵌されブレーキBOを介して変速機ケー
スに固定されると共に、クラッチCOおよび該クラッチ
COと並列された一方向りラッチFOを介して前記キャ
リア21に連結されたサンギア23、およびキャリア2
1に回転自在に支持されると共に前記サンギア23およ
びリングギア22に歯合したプラネタリビニオン24か
らなる。
オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進3段後進
1段のアンダードライブ機構UDの入力軸を兼ねる。
アンダードライブ機構UDは、摩擦係合要素である多板
クラッチC1およびC2と、ベルトブレーキB1、多板
ブレーキB2およびB3と、一方向クラッチF1および
F2と、前段プラネタリギアセットP1と、後段プラネ
タリギアセットP2とからなる。
前段プラネタリギアセットP1は、クラッチC1を介し
て前記入力軸(25)に連結されたリングギア31と、
アンダードライブ機構LIDの出力軸32に連結された
キャリア33と、クラッチC2を介して前記入力軸(2
5)に連結されると共に、ベルトブレーキB1、該ベル
トブレーキB1と並列されたブレーキB2およびブレー
キB2と直列された一方向りラッチF1を介して変速機
ケースに固定されるサンギア34と、前記キャリア33
に回転自在に支持されると共にサンギア34およびリン
グギア31に歯合したプラネタリビニオン35とからな
る。
後段プラネタリギアセットP2は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方面クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるキャリア36と、前記前段
プラネタリギアセットP1のサンギア34と共にサンギ
ア軸401に一体的に形成されたサンギア37と、出力
軸32に連結されたリングギア38と、キャリア36に
回転自在に支持されると共にサンギア37およびリング
ギア38に歯合したプラネタリビニオン39とからなる
マニュアル弁210の駆動のため運転席に設けられた主
変速機のシフトレバ−(図示せず)は、P(駐車)、R
(リバース)、Nにュートラル)、D(ドライブ)、S
(セカンド)、L(ロー)の各レンジの主シフトポジシ
ョンMSPを有し、この主シフトポジションMSPの設
定レンジと変速段第4速(4)、第3速(3)、第2速
(2)、第1速(1)と、クラッチおよびブレーキの作
動関係を表1に示す。
表1 4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置Aの4速自動変速
1110の主油圧制御装置100は、オイルストレーナ
101、ライン油圧発生源である油圧ポンプ102、ク
ーラバイパス弁115、プレッシャリリーフ弁116、
レリーズクラッチコントロール弁117、レリーズブレ
ーキコントロール弁118、ロックアツプリレー弁12
01圧力調整弁(レギュレータ弁)130、第2圧力調
整弁150、カットバック弁160、ロックアツプ制御
弁170、第1のアキュームレータ制御弁180、第2
のアキュームレータ制御弁190、スロットル弁200
 、マニュアル弁210.1−2シフト弁220.2−
3シフト弁23o13−4シフト弁240、ブレーキB
1への供給油圧を調整すると共に第3速時にブレーキB
1の供給油圧を遮断するインターミイディエイトコース
トモジュレータ弁245、油圧サーボB−3への供給油
圧を調整するローコーストモジュレータ弁250、クラ
ッチCOの係合を円滑になさしめるアキュームレータ2
601ブレーキ80の係合を円滑になさしめるアキュー
ムレータ270、クラッチC2の係合を円滑になさしめ
るアキュームレータ280、ブレーキB2の係合を円滑
になさしめるアキュームレータ290、クラッチC01
C1、c2の油圧サーボC−0、C−1、C−2および
ブレーキBO。
B1 、B2 、B3の油圧サーボB−0、B−1、B
−2、B−3へ供給される圧油の流量を制御するチェッ
ク弁材流量制御弁301.303.304.305.3
06.307.308.309 、シャツトル弁302
、電子制御装置(コンピュータ)の出力で開閉され2−
3シフト弁230を制御する第1のソレノイド弁$1.
1−2シフト弁220および3−4シフト弁240の双
方を制御する第2のソレノイド弁s2、前記ロックアツ
プリレー弁120およびロックアツプ制御弁170の双
方を制御する第3のツレノド弁S3、並びに各弁間およ
びクラッチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡する油路か
らなり、ST1、ST2 、ST3 、ST4は各油路
間に設けられたオイルストレーナを示し、11 、L2
は潤滑油路を示し、O/Cはオイルクーラーを示す。
油圧源からオイルストレーナ101を介して油圧ポンプ
102により汲み上げられた作動油は圧力調整弁130
で所定の油圧(ライン圧)に調整されてライン油圧出力
油路(以下油路と略す)1へ供給される。
マニュアル弁210は、運転席に設けられているシフト
レバ−(図示せず)に連結され、同一径のランド212
.213を有するスプール211を備え、油路1に連絡
するインポートIa1油路2に連絡するアウトボート2
a、油路3に連絡するアウトボート3a、油路4に連絡
するアウトボート4a、油路5に連絡するアウトボート
5a、油路6に連絡するアウトボート6a、ドレインボ
ートd1、d2を有する。
このマニュアル弁210は、スプール211が、駐車(
P)位置に設定されたとぎ油路 2〜6はドレインボー
トd1、d2と連通し、リバース(R)位置に設定され
たとき油路1と油路5および6を連通すると共に油路2
.3および4をドレインボートd2と連通し、ニュート
ラル(N>位置に設定されたとき油路1と油路6とが連
通ずると共に油路2〜5がドレインボートd1、d2と
連通し、ドライブ(D)位置に設定されたとぎ油路1と
油路2および油路6が連通すると共に油路3.4および
5がドレインボートd1またはd2と連通し、セカンド
(S)位置に設定されたとき油路1と油路2.3および
6が連通すると共に油路4.5がドレインボートd1、
d2と連通し、ロー(シ)に設定されたとき油路1と油
路2.3.4.6が連通すると共に油路5がドレインボ
ートd1と連通ずる。
第3図におけるトランスファ40は、摩擦係合要素であ
るクラッチC3、ブレーキB4および2輪4輪切換手段
であると共に油圧サーボC−4の油圧の排圧により4輪
駆動状態を解除する手段であるクラッチC4とプラネタ
リギアセットP1 、P2の出力軸32を入力軸とし、
該入力軸(32)に直列的に配されたトランスファの第
1出力軸42、前記入力軸(32)と第1出力軸42と
の間に配されたプラネタリギアセットPf、前記第1出
力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用スリーブ5
1、前記入力軸(32)に平行して並設され前記第1出
力軸42と反対方向に取付けられた第2出力軸52、前
記スリーブ51と第2出力軸52どの間の伝動機構53
を有する。プラネタリギアセットpfは入力軸(32)
の端部にスプライン嵌合されたサンギア44、該サンギ
ア44と歯合するプラネタリピニオン45、該プラネタ
リピニオン45と歯合するリングギア46、および該プ
ラネタリピニオン45を回転自在に保持すると共に前記
トランスファ40の第1出力軸42の先端に連結された
キャリア4γからなる。本実施例では第5図に示す如く
ブレーキB4はリングギア46をトランスファケース4
8に係合するための多板式摩擦ブレーキであり、トラン
スファケース48内に形成されたシリンダ49と該シリ
ンダ49内に装着されたピストン49Pとで構成される
油圧サーボB−4により作動される。クラッチC3はプ
ラネタリギアセットpfの4速自動変速機10側に配置
され、サンギア44とキャリア41との断続を行なうも
のであり、キャリア47に連結されたシリンダ50と該
シリンダ50内に装着されたピストン50Pとで構成さ
れる油圧サーボC−3により作動される。クラッチC4
はキャリア47に連結した第1出力軸42とトランスフ
ァ40の第2出力軸52を駆動するための伝動機構53
の一方のスプロケット56に連結したスリーブ51とを
断続するための多板式摩擦クラッチであり、トランスフ
ァケース48に回転自在に支持されたシリンダ58と該
シリンダ58内に装着されたピストン58Pとで構成さ
れる油圧サーボC−4により作動される。伝動機構53
は、スリーブ51と形成されたスプロケット56、第2
出力軸52にスプライン嵌合されたスプロケット55お
よびこれらスプロケット間に張設されたチェーン57か
らなる。
油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側には、パーキ
ングギア59が周設されており、4速自動変速機10の
シフトレバ−を駐車位置に選択したとき歯止め′59a
がパーキングギア59に噛み合い第1出力軸42を固定
する。
60は4輪駆動用トランスファ40のクラッチc3、C
4およびブレーキB4の油圧サーボC−3、C−4およ
びB−4に油圧を給排するトランスファ制御装置400
が設けられているトランスファバルブボディ、61はそ
のオインパンである。クラッチC3、C4およびブレー
キB4の油圧サーボC−3、C−4およびB−4に供給
される圧油は、トランスミッションケース62とトラン
スファケース48に設けられた油路6を介してトランス
ファ制御装置400が設けられているトランスファバル
ブボディ60に導かれる。
通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機の油圧制
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボB−4およびC−4を排圧して
ブレーキB4およびクラッチC4を解放せしめる。これ
によりプラネタリギアセットPfのサンギア44とキャ
リア47とは連結され、動力は入力軸(32)から第1
出力軸42に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走
行が得られる。このとき入力軸(32)からの動力は、
サンギア44、プラネタリピニオン45、リングギア4
6を介さずにクラッチC3を介してキャリア47より第
1出力軸42に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷が
かからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行中
4輪駆動走行が必要となったときは運転席等に設けたシ
フトレバ−401を手動シフトし、トランスファ制御装
置400の油圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給し
クラッチc4を円滑に係合せしめると、第1出力軸42
とスリーブ51とが連結され、伝動機構53、第2出力
軸52およびプロペラシャフトB(第2図に図示)を経
て前輪にも動力が伝達され入力軸(32)から第1出力
軸42および第2出力軸52に減速比1で動力伝達がな
され、4輪駆動直結走行状態(高速4輪駆動状態)が得
られる。この4輪駆動走行中、急坂路など出力トルクの
増大が必要なときにシフトレバ−を手動シフトすると、
油圧サーボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動
状態との切換弁であるインヒビタ弁440を作用せしめ
油圧サーボB−4へライン圧を徐々に供給するとともに
適切なタイミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し、
ブレーキB4を徐々に係合せしめるとともにクラッチc
3を円滑に解放させる。これによりサンギア44とキャ
リア47とは解放されるとともにリングギア46は固定
され、動力は入力軸(32)からサンギア44、プラネ
タリビニオン45、キャリア47を介して減速され第1
出力軸42および第2出力軸52に伝達され、トルクの
大きな4輪駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が得
られる。
トランスファマニュアル弁410の駆動のために運転席
に設けられたトランスファ40のシフトレバ−(図示し
ない)は、H2(2輪駆動直結)、H4(4輪駆動直結
)、L4(4輪駆動減速)の各レンジの副シフトポジシ
ョンSSPを有し、この副シフトポジションSSPの設
定レンジとブレーキB4、クラッチc3およびC4の係
合および解放と車両の走行状態の作動関係を表2に示す
表2 表1および表2において、Sl、S2、S4のOは通電
を示し、Sl、S2、S3、S4のは×非通電を示す。
S3の◎は運転者が通電を選択することによりロックア
ツプ状態となる。αはS4を一度非通電とすればS4を
通電しても直結走行状態を維持する。βはS4を一度通
電すれば$4を非通電としても減速走行状態を維持する
。Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合していること
を示し、×は対応するクラッチおよびブレーキが解放し
ていることを示す。Lは対応する一方向クラッチがエン
ジンドライブ状態において係合しているが、その係合は
これと並列に組込まれたクラッチあるいはブレーキによ
って動力の伝達が保証されていることから必・ずしも必
要とされないこと(ロック)を示す。(LL)は対応す
る一方向クラッチがエンジンドライブ状態においてのみ
係合し、エンジンブレーキ状態においては係合しないこ
とを示す。fは対応する一方向クラッチがフリーである
ことを示す。
4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置Aの4輪駆動用ト
ランスファ40の副油圧制御装置であるトランスファ制
御装置400は、トランスファ制御装置400へのライ
ン油圧を主油圧制御装置100の油路1からマニュアル
弁210を介して供給され、マニュアル弁210が駐車
(P)位置の時、表3に示す如く、トランスファ制御装
置400へのライン油圧の供給を阻止するようなされ、
副変速機のシフトレバ−またはシフトスイッチの設定位
置とは無関係に2輪駆動状態しかならないようにするこ
とでパーキング機構への負荷を低減し、且つ常時、安定
したパーキング性能を有し、第6図に示す如く、油路6
により供給されたうイン圧油を運転席に設けられたシフ
トレバ−により油路7および油路8に供給するトランス
ファマニュアル弁410、リレーバルブ420、C3と
B4の係合を切換るインヒビタ弁440、第3のアキュ
ームレータ制御弁460、シフトタイミング弁470、
クラッチC3の係合を円滑になさしめるアキュムレータ
480、ブレーキB4の係合を円滑になさしめるアキュ
ムレータ490、ブレーキB4、クラッチC3、C4の
油圧サーボB−4、C−3、C−4、供給されるライン
圧油の流量を制御するヂエック弁(q流量制御弁511
.512、オイルストレーナST5 、ST6、電子制
御装置500の出力で開閉される第4のソレノイド弁S
4、並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シリ
ンダを連絡する油路からなる。
トランスファマニュアル弁410は、運転席に設けられ
ているシフトレバーシフトスイッヂなどの選択手段に同
一径のランド414.416を有するスプール411を
有し、前記油路6に連絡するインボート412、油路7
に連絡するアウトボート413、油路8に連絡するアウ
トポート415、ドレインボート417.419を有す
るトランスファマニュアル弁410は、スプール411
が2輪駆動(H2)位置に設定されたとき油路6と油路
7とを連絡すると共に油路8をドレインポート419に
連絡し、4輪駆動高速段(H4)位置に設定されたとぎ
油路6と油路7および油路8とを連絡し、4輪駆動低速
段(L4)位置に設定されたとき油路6と油路8とが連
絡し、油路7はドレインポート417に連絡される。
表3に主変速機のシフトレバ−のシフト位置における油
路1と油路 2〜6との連通状態を示す。
マニュアル弁510は、運転席に設けられたシフトレバ
−と連結されており、手動操作によりシフトレバ−のレ
ンジに応じてP(駐車)、R(リバース)、Nにュート
ラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロー)
の各位置に移動する。
表3に各シフトレバ−のシフトレンジにおける油路1と
油路2〜6との連通状態を示す。○は連通してライン圧
が供給されている場合を示し、×は排圧されている場合
を表す。
表4に副変速機のシフト位置にお番ノる油路6と油路7
.8との連通状態を示す。
表4 表3および表4においてOは連通してライン圧が供給く
れている場合を示し、×は排圧されている場合を示す。
油圧制御装置100およびトランスファ制御装置400
のソレノイド弁81〜S4の通電制御を行なう電子制御
装置500は、第7図に示す如く主変速機の設定レンジ
の位置を検出する主変速機シフトレバ−位置センサ51
0、副変速機の設定レンジの位置を検出するトランスフ
ァシフトレバ−位置センサ520、副変速機の出力軸回
転数から検出した信号を車速に変換する車速センサ53
0、アクセル量を検出するスロットル開度センサ540
、トランスファ40の入力軸である4速自動変速機の出
力軸32の回転数を検出する回転数検知手段の回転数検
知センサ550、これらからの入力ポートであるととも
にソレノイド弁81〜S4への出力ボートであるI10
ポート560、中央演算処理装置CPtJ、変速点処理
を行なうランダムアクセスメモリRAM1変速点やロッ
クアツプ点などに変速パターンのデータを記憶している
リードオンリメモリROMからなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置
を示す構成図、第2図は4輪駆動用自動変速機、第3図
は第2図の骨格図、第4図は本発明の4輪駆動用自動変
速機の油圧制御装置にがかる4速自動変速機の油圧回路
図、第5図は4速自動変速機の副変速機の断面図、第6
図は本発明の4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置にが
かる4速自動変速機の副変速機の油圧回路図、第7図は
本発明の4輪駆動用自動変速機に採用された電子制御装
置のブロック図、第8図は従来の4輪駆動用自動変速機
の油圧制御装置を示す構成図である。 図中  A・・・4輪駆動用自動変速機の油圧制御装置
 B・・・ライン油圧発生源 1・・・ライン油圧出力
油路 10・・・主変速1!i(4速自動変速機)  
40・・・4輪駆動用トランスファ 100・・・主油
圧制御装置210・・・マニュアル弁 400・・・副
油圧制御装置(トランスファ油圧制御装置)   41
0川t−ランスファマニュアル弁 c3、c4・・・ク
ラッチ B4・・・ブレーキ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)主変速機と4輪駆動用副変速機とからなる4輪駆動
    用自動変速機の油圧制御装置において、該油圧制御装置
    は、マニュアル弁と該マニュアル弁が駐車位置のとき前
    記4輪駆動用副変速機の4輪駆動状態を解除する手段を
    備えたことを特徴とする4輪駆動用自動変速機の油圧制
    御装置。 2)前記油圧制御装置は、ライン圧発生源と前記マニュ
    アル弁を備え、前記主変速機を制御せしめる主油圧制御
    装置と、前記主油圧制御装置のライン圧を前記マニュア
    ル弁を介して入力して前記4輪駆動用副変速機を制御せ
    しめる副油圧制御装置を有し、前記マニュアル弁は、駐
    車位置のとき前記副油圧制御装置へのライン圧供給のた
    めの連通を遮断し、4輪駆動状態を解除せしめたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の4輪駆動用自動
    変速機の油圧制御装置。
JP16805384A 1984-08-11 1984-08-11 4輪駆動用自動変速機 Granted JPS6146720A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2419926A (en) * 2003-11-12 2006-05-10 Ford Global Tech Llc Park brake mechanism preventing rotation of a transfer case input shaft

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2419926A (en) * 2003-11-12 2006-05-10 Ford Global Tech Llc Park brake mechanism preventing rotation of a transfer case input shaft
GB2419926B (en) * 2003-11-12 2007-08-15 Ford Global Tech Llc Park brake mechanism in a transfer case

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