JPS61167749A - 車両用変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用変速機の油圧制御装置

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JPS61167749A
JPS61167749A JP60007773A JP777385A JPS61167749A JP S61167749 A JPS61167749 A JP S61167749A JP 60007773 A JP60007773 A JP 60007773A JP 777385 A JP777385 A JP 777385A JP S61167749 A JPS61167749 A JP S61167749A
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JP
Japan
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oil
valve
hydraulic
oil passage
transmission
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Application number
JP60007773A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yoshizawa
芳澤 健一
Yoshiharu Harada
吉晴 原田
Kagenori Fukumura
福村 景範
Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Masao Kawai
正夫 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、油圧制御装置により変速される車両用変速機
の制御に関する。
[従来の特徴] 従来、油圧アクチュエータの作動により変速設定される
変速機構と、前記油圧アクチュエータへの作動油の給排
を行い、前記変速機構の変速制御を行う油圧制御装置と
からなる車両用変速機において、一方の油圧アクチュエ
ータから他の油圧アクチュエータに作動油の供給を切換
えて変速設定を行う際、供給される作動油の油圧を車速
に応じて変化させ、変速時に生じる変速トルク変動(変
速ショック)の低減を図る方法が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記に示す従来の技術では、変速時に生じる変 ゛速ト
ルク変動の低減を図るため、車速に応じて油圧アクチュ
エータに供給される作動油の供給油圧を調節していたが
、車速を一定とした場合にもスロットル開度によってエ
ンジンの回転速度や出力トルクが変動する。例えば変速
段を選択的に達成可能な4輪駆動用変速機の副変速機は
、変速機構に遊星歯車装置を用い、副変速機の入力軸と
遊星歯車装置のサンギアを連結し、副変速機の出力軸と
遊星歯車装置のキャリアを連結して設け、サンギアとキ
ャリアの係合および解放を行うクラッチと遊星歯車装置
のリングギアの固定および解放を行うブレーキを設け、
クラッチを係合し、ブレーキを解放することにより直結
段、クラッチを解放し、ブレーキを固定することにより
減速段を得るよう設け、クラッチおよびブレーキの係合
および解放の切換は、ローハイ切換弁にてクラッチおよ
びブレーキの摩擦係合装置の油圧サーボの作動油の切換
を行なっている。この変速機を搭載する車両が一定車速
にて直結段から減速段へダウンシフトする場合、キャリ
アの回転速度は変速機の出力軸と連結されるため一定回
転速度とされ、クラッチを解放することによりサンギア
に加わる負荷が減少して主変速機の出力によりサンギア
の回転速度が増加し、リングギアの回転速度が減少する
ここでブレーキの係合が遅れた場合では、主変速機の出
力軸の低負荷状態が続くため、サンギア回転速度の上昇
(エンジンの空吹かし状態)が発生し、ブレーキの係合
が早すぎる場合ではリングギアの回転速度を強制的にゼ
ロとするため、変速トルク変動にピークトルクが発生す
る問題点を有していた。この問題点を解決するには、リ
ングギア回転速度がゼロとされた時にブレーキを係合さ
せる必要があるが、クラッチが解放を開始してから、リ
ングギア回転速度がゼロとされるまでの時間(同期時間
)はスロットル開度により大きく異なるため、単一的な
ブレーキ係合用の油圧サーボへの油圧供給特性では、変
速時にエンジンの吹上りおよびピークトルクの発生の両
方を低減することができない。例えばスロットル開度を
中開度でエンジンの吹上り、ピークトルクを最適値とな
るよう設定した場合、高開度ではエンジンの吹上り、低
開麿ではピークトルクを発生し、さらに微小開度時の変
速終了までのタイムラグが長くされる問題点を有してい
た。
本発明の目的は、油圧アクチュエータから他の油圧アク
チュエータに作動油の供給を切換えて変速設定を行う車
両用変速機の変速時において、エンジン吹上りの防止お
よび変速ショックの低減の両立、および微小開度時にお
いてのタイムラグの低減を行う車両用変速機の油圧制御
装置の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決すべく本発明の車両用変速機の油圧制
御装置は、油圧アクチュエータの作動により変速制御さ
れる変速機構と、前記油圧アクチュエータへの作動油の
給排を行い、前記変速機構の変速制御を行う油圧制御装
置とからなる車両用変速機において、前記油圧制御装置
は、前記油圧アクチュエータに供給される作動油の流通
量を、スロットル開度が微小開度時に大きく、低中開度
時に小さく、高開度時に大きくする流量調節弁を設けた
ことを構成とする。
[作用および発明の効果] 上記構成によりなる本発明の車両用変速機の油圧制御装
置は、油圧アクチュエータに供給される作動油の流通量
を、スロットル開度が微小開度時に大きく、低中開度時
に小さく、高W!a度時に大きくする流通調節弁を設け
ることにより、一方の油圧アクチュエータを排油し、他
方の油圧アクチュエータに作動油を供給することにより
変速設定を行う変速機構の変速時に、エンジン吹上りの
防止および変速ショックの低減の両立、および微小開度
時においてのタイムラグの低減を行うことができる。
[実施例] つぎに本発明の車両用変速機の油圧制御装置を図に示す
一実施例に基づぎ説明する。
第1図は前進4段後進1段の4速自動変速機および4輪
駆動用副変速機の断面図、第2図は4輪駆動車の概略図
を示す。
10は主変速機であるオーバードライブ付4速自動変速
機、50は該主変速機10の遊星歯車変速装置の後部に
締結された4輪駆動用副変速機を示す。
4輪駆動用副変速機50はエンジンEに装着された主変
速l110の出力軸32を入力軸とし、第1出力軸52
は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結され、第2出力
軸54は前輪駆動用プロペラシャフトBに連結される。
主変速機10は、流体式トルクコンバータT、オーバー
ドライブ機構OD、および前進3段後進1段のアンダー
ドライブ機構LJDを備える。
トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に連結され
たポンプ羽根車11、トルクコンバータTの出力軸12
に連結されたタービン羽根車13、一方向クラッチ14
を介して固定部分に連結されたステータ15、および直
結クラッチ16からなり、トルクコンバータTの出力軸
12は、オーバードライブ機構ODの入力軸となってい
る。
オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素である多板ク
ラッチCO1多板ブレーキBOおよび一方向グラッチF
Oと、これら摩擦係合要素の選択的係合により構成要素
が主変速機ケース20など固定部材に固定されるか、入
力軸、出力軸、もしくは他の構成要素に連結されるか、
またはこれら固定もしくは連結が解放される遊星歯車装
置POからなる。
遊星歯車装置Poは、前記出力軸12に連結されたキャ
リア21、オーバードライブ機構ODの出力軸22に連
結されたリングギア23、前記入力軸12に回転自在に
外嵌されブレーキBOを介して主変速機ケース20に固
定されると共に、クラッチCOおよび該クラッチCOと
並列された一方向グラッチFOを介して前記キレリア2
1に連結されたサンギア24、およびギヤリア21に回
転自在に支持されると共に前記サンギア24およびリン
グギア23に歯合したプラネタリビニオン25からなる
オーバードライブ機構ODの出力軸22は前進3段後進
1段のアンダードライブ機構tJDの入力軸を兼ねる。
                         
  !アンブード541機構UDは、摩擦係合要素であ
る多板クラッチC1およびC2と、ベルトブレーキB1
、多板ブレーキB2およびB3と、一方向クラッチF1
およびF2と、前段遊星歯車装置P1と、後段遊星歯車
装置P2とからなる。
前段遊星歯車装置P1は、クラッチC1を介して前記出
力軸22に連結されたリングギア31と、アンダードラ
イブ機構UDの出力軸32に連結されたキャリア33と
、クラッチC2を介して前記出力軸22に連結されると
共に、ベルトブレーキB1、該ベルトブレーキB1と並
列されたブレーキB2およびブレーキB2と直列された
一方向グラッチF1を介して主変速機ケース20に固定
されるサンギア34と、前記キャリア33に回転自在に
支持されると共にサンギア34およびリングギア31に
歯合したプラネタリビニオン35とからなる。
後段遊星歯車装置P2は、ブレーキB3および該ブレー
キB3と並列された一方向クラッチF2を介して主変速
機ケース20に固定されるキャリア36と、前記前段遊
星歯車装置P1のサンギア34と一体的に形成されたサ
ンギア37と、出力軸32に連結されたリングギア38
と、キャリア36に回転自在に支持されると共にサンギ
ア37およびリングギア38に歯合したプラネタリビニ
オン39とからなる。
主変速機10は、主変速機ケース20の下部に締結され
たオイルパン40に内蔵され、オイルストレーナ101
を下部に配した主油圧制御装置100によりエンジンE
のスロットル開度、車両の車速など重両走行状態に応じ
て摩擦係合要素である各クラッチおよびブレーキの選択
的係合または解放が行われ、オーバードライブ(0/D
)を含む前進4段の自動変速と、手動変速のみによる後
進1段の変速とがなされる。
副変速機50のn1変速機ケース51は、出力軸32を
入力軸とするよう主変速機ケース20の後部に複数のボ
ルトにより締結され、摩擦係合要素であるクラッチC3
、ブレーキB4およびクラッチC4は、遊星歯車装置P
1 、F2の出力軸32を入力軸とし、該出力軸32に
直列的に配された副変速機50の第1出力軸52、前記
出力軸32と第1出力軸52どの間に配された遊星歯車
装置P3、前記第1出力軸52に回転自在に外嵌された
4輪駆動用スリーブ53、前記出力軸32に平行して並
設され前記第1出力軸52と反対方向に取付けられた第
2出力軸54、前記スリーブ53と第2出力軸54との
間の伝動機構55を有する。遊星歯車装置P3は出力軸
32の端部にスプライン嵌合されたサンギア56、該サ
ンギア56と歯合するプラネタリビニオン57、該プラ
ネタリビニオン57と歯合するリングギア58、および
前記プラネタリビニオン57を回転自在に保持すると共
に前記副変速I!150の第1出力軸52の先端に連結
されたキャリア59からなる。キャリア59に連結して
設けられたシリンダ60の外周側には、パーキングギア
61が周設されており、主変速機10のシフトレバ−(
図示しない)をパーキング位置に選択したとき歯止め6
2がパーキングギア61に噛み合い第1出力軸52を固
定する。
副変速機50は、、副変速機ケース51の下部のオイル
パン63内に配設された副油圧制御装置40Gにより摩
擦係合要素である各クラッチおよびブレーキの選択的係
合または解放が行われる。
第3図に主変速機10の主油圧制御装置100を示す。
オイルパン40内に内蔵されたオイルストレーナ101
、オイルポンプ102、オイルクーラー0/Cの調圧を
行うクーラバイパス弁115、プレッシャリリーフ弁1
16、レリーズクラッヂコントロール弁117、レリー
ズブレーキコントロール弁118、ロックアツプリレー
弁120、オイルポンプ102から供給された供給油を
調圧して油路1に供給する圧力調整弁(レギュレータ弁
) 13G 、主変速機10側へのI5消油供給油路L
1および副変速機50側の作動油供給油路L2に供給油
を供給する第2圧力調整弁150、カットバック弁16
0.ロックアツプ制御弁170、第1のアキュムレータ
制御弁180、第2のアキュムレータ制御弁190、ス
ロットル開度に応じた油圧を油路1Aに発生するスロッ
トル弁200、油路1に供給されたライン圧を油路2〜
6に分割供給するマニュアル弁210.1−2シフト弁
220.2−3シフト弁230,3−4シフト弁240
、ブレーキB1への供給油圧を調整するインターミイデ
ィエイトコーストモジュレータ弁245、油圧サーボB
−3への供給油圧を調整するローコーストモジュレータ
弁250、クラッチcoの係合を円滑になさしめるアキ
ュムレータ26o1ブレーキBOの係合を円滑になさし
めるアキュムレータ270、クラッチC2の保合を円滑
になさしめるアキュムレータ280、ブレーキB2の係
合を円滑になさしめるアキュムレータ29o1クラツチ
co1C1、C2の油Jl−ボC−0、C−1、C−2
およびブレーキBO1B1、B2、B3の油圧サーボB
−0、B−1、B−2、B−3、供給される圧油の流量
を制御するチェック回付流1制御弁301.303.3
04.305.306.307.308.309、シャ
ツトル弁302、オイルストレーナST1、ST2、S
T3、ST4、下達する電子制御装置(コンピュータ)
600の出力で開閉され2−3シフト弁230を制御す
る第1のソレノイド弁s1.1−2シフト弁220およ
び3−4シフト弁240の双方を制御する第2のソレノ
イド弁s2、前記ロックアツプリレー弁120およびロ
ックアツプ制御弁17Gの双方を制御する第3のツレノ
ド弁s3、各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シリ
ンダを連絡する油路からなる。
マニュアル弁210の駆動のため運転席に設けられた主
変速1110のシフトレバ−(図示せず)は、P(パー
ク)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドラ
イブ)、S(セカンド)、L(ロー)の各レンジの主シ
フトポジションMpを有し、この主シフトポジションM
pの設定レンジと変速段第4速(4)、第3速(3)、
第2速(2)、第1速(1)と、クラッチおよびブレー
キの作動関係を表1に示す。
表1 表1において、Sl、S2のOは通電を示し、Sl、S
2の×は非通電を示す。S3の◎は通電することにより
ロックアツプ状態となり、S3の×はロックアツプ解放
状態を示す。Eは対応するクラッチ、ブレーキが係合し
ていることを示し、×は対応するクラッチおよびブレー
キが解放していることを示す。Lは対応する一方向クラ
ッチがエンジンドライブ状態において係合しているが、
その係合はこれと並列に組込まれたクラッチあるいはブ
レーキによって動力の伝達が保証されていることから必
ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。(L)は
対応する一方向クラッチがエンジンドライブ状態におい
てのみ係合し、エンジンブレーキ状態においては係合し
ないことを示す。
fは対応する一方向クラッチが7.リーであることを示
す。
表2に主変速機10のシフトレバ−のシフト位置におけ
る油路1と油路2〜6との連通状態を示す。
! 表2 表2においてOは連通してライン圧が供給されている場
合を示し、×は排圧されている場合を示す。
第4図に4輪駆動用副変速機50の副油圧制御装置40
0を示す。
主変速機10の主油圧制御装置100の油路6により供
給された供給油を運転席に設けられ、手動により操作さ
れるシフトレバ−により油路7および油路8に供給する
トランスファマニュアル弁41o1リレーバルブ420
、クラッチC3とブレーキB4の係合を切換るローハイ
切換弁440、第3のアキュムレータ制御弁460、シ
フトタイミング弁470、スロットル開度に応じブレー
キB4の係合を制御する流量調節弁480、クラッチC
3の係合を円滑になさしめるアキュムレータ500、ブ
レーキB4の係合を円滑になさしめるアキュムレータ5
101クラツチC3、C4およびブレーキB4の油圧サ
ーボC−3、C−4、B−4、供給される圧油の流量を
制御するチェック弁材装置制御弁521.522.52
3 、オイルストレーナST5、ST6、下達する電子
制御装置600の出力で開門される第4のソレノイド弁
S4、並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シ
リンダを連絡する油路からなる。
トランスファマニュアル弁410は、運転席に設けられ
るシフトレバ−(図示せず)に連結されたスプール41
1を有し、前記主変速機10の主油圧制御装置100の
油路6に連絡するインボート412、油路7に連絡する
アウトボート413、油路8に連絡するアウトボート4
14、ドレインボート415、416を有する。トラン
スファマニュアル弁410は、スプール411が2輪駆
動直結(H2)位置に設定されたとき油路6と油路7と
を連絡すると共に油路8をドレインボート416に連絡
し、4輪駆動直結(H4)位置に設定されたとき油路6
と油路7および油路8とを連絡し、4輪駆動減速(L4
)位置に設定されたとき油路6と油路8とを連絡すると
共に油路7をドレインボート415に連絡する。
リレーバルブ420は、スプール421と該スプール4
21と直列されたプランジャ422を有し、スプール4
21はいずれも同一径でスプリング423が背設された
図示上端ランド424と図示下端ランド425を有する
。プランジャ422は前記スプール421のランドと同
径の図示上端ランド426と該上端ランド426より大
径の図示下端ランド427を有する。
これらスプール421およびプランジャ422により、
図示上端油室431、上端ランド424と下端ランド4
25の間の第1中間油室432、スプール421とプラ
ンジャ422との間の第2中間油室433、上端ランド
426と下端ランド427との間の第3中間油室434
、および下端油室435が形成されている。
このリレーバルブ420は、下端油室435に油圧が油
路6Aより供給され、スプール421とプランジャ42
2が図示上方に設定されたときは、油路7とライン圧供
給油路7Aが第1中間油室432を介して連絡し、トラ
ンスファマニュアル弁410の切換によりローハイ切換
弁440の下端油室456へのライン圧の給排が可能と
なり、油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、トラン
スファマニュアル弁410によりローハイ切換弁440
の下端油室456へライン圧が供給されたときは、第2
中間油室433にフィードバック圧が供給されるためス
プール421は図示上方に固定される。このとき電子制
御装置600の出力によりソレノイド弁S4が通電され
、油圧が下端油室435から排圧された場合、プランジ
ャ422は図示下方に設定されるが、スプール421は
図示上方に固定されたままとなり、ローハイ切換弁44
0の下端油室456へライン圧が供給された  、状態
を維持する。この状態よりトランスファマニュアル弁4
10により油路1のライン圧が排圧されたとき、または
油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、トランスファ
マニュアル弁410によりローハイ切換弁440の下端
油室456からライン圧が排圧された状態で電子制御装
置600の出力により第4のソレノイド弁S4が通電さ
れ、油圧が下端油室435から排圧されたとき、スプー
ル421とプランジャ422はスプリング423の力で
図示下方に設定され、ライン圧供給油路7Aは第1中間
油室432を′介してドレインボート436に連絡する
。スプール421が図示下方に設定されているとき、ト
ランスファマニュアル弁410によるローハイ切換弁4
40の下端油室456へのライン圧の給排はなされず排
圧されたままとなり、ローハイ切換弁440のスプール
441とプランジャ442は図示下方に設定される。
ローハイ切換弁440は、第1の設定位置(図示下方)
と第2の設定位@(図示上方)とを有し、第4図に示す
如く、図示上方から第1の設定位置(図示下方)と第2
の設定位置(図示上方)との移動によりクラッチC3の
油圧サーボC−3、ブレーキ3−4の油圧サーボ3−4
へのライン圧油の給排を行う切換弁であるローハイ切換
スプール411および該ローハイ切換スプール411と
直列され、第1の設定位置(図示下方)と第2の設定位
置く図示上方)とを有し、第2の設定位置(図示上方)
に付勢された時、ローハイ切換スプール411を第2の
設定位置とするインヒビタバルブ442を有し、ローハ
イ切換スプール411はいずれも同一径でO−ハイ切換
スプール411を第1の設定位置に付勢する手段である
スプリング450が背設された図示上端のスリーブ状ラ
ンド445と図示下端ランド447、および中間ランド
446を有する。インヒビタバルブ442は前記ローハ
イ切換スプール411のランドと同一径の図示上端ラン
ド448と、該上端ランド448より大径の下端ランド
449を右する。これらローハイ切換スプール411お
よびインヒビタバルブ442により、上端油室451、
スリーブ状ランド445と中間ランド446と下端ラン
ド447の間の第1および第2中間油室452.453
、ローハイ切換スプール411とインヒビタバルブ44
2との間の油室454、および下端油室456が形成さ
れている。
このローハイ切換弁440は、ローハイ切換スプール4
11が図示下方に設定されたときには、下端油室451
はスリーブ状ランド445の袖口443を介して油路6
Aと連通し、第1中間油室452はライン圧油路6と減
速用油路6Bを連絡し、第2中間油室453は直結用油
路6Cとドレインボート451を連絡し、ローハイ切換
スプール411が図示上方に設定されたときは上端油室
451はスリーブ状ランド445の袖口443を介して
ドレインボート458と連通し、第1中間油室452は
減速用油路6Bとドレインボート459を連絡し、第2
中間油室453は油路6と直結用油路6Cを連絡し、ま
た油室454は常時ローハイ切換スプール411を第2
の設定位置(図示上方)に付勢すると共にインヒビタバ
ルブ442を第1の設定位@(図示下方)に付勢する第
4のソレノイド弁S4の信号に対応した油圧を発生する
油路6Aと連絡し、下端油室456は常時インヒビタバ
ルブ442を第2の設定位置く図示上方)に付勢する。
流量調節弁480は、油路6Bに供給されたライン圧を
スロットル開度に応じた油圧に調圧して油圧サーボ3−
4に供給する制御弁で、図示上方へスプリング481で
付勢された図示上方より上端ランド482、中間ランド
483、下端ランド484を有したスプール485を有
し、図示上方に上端油室486、上端ランド482と中
間ランド483の間に上側油室487、中間ランド48
3と下端ランド484の間に下側油室488、スプリン
グ481を内包する下端油室489が形成され、図示上
方より主油圧制御装置100内でスロットル開度に応じ
た油圧を発生す! るスロットル弁200の発生した油圧の供給を受ける第
1ボート491、油路6Bとオリフィス6aおよびオリ
フィス6bを介して連絡する第2ボート492、油圧サ
ーボB−4と連絡する第3ボート493、油路6Bとオ
リフィス6aを介して連絡する第4ボート494、ドレ
インボート495が設けられ、スプール485には上側
油室487と下側油室488とを連通するオリフィス6
Cが設けられている。またオリフィス6a、 6b16
cは6a>6b>6Cとして観けられている。
この流量調節弁480は、第5図にも示す如く、上端油
室486は主油圧制御装置100のスロットル弁200
の油路1Aと連通され、例えばスロットル開度が微小開
度(例えばスロットル開度−0%)の時、スプール48
5は第1ボート491より上端油室486へスプール4
85を図示下方へ移動するだけのスロットル油圧が供給
されず、図示(a)に示す位置に設定される。この時油
路6Bにライン圧の供給を受けると油圧サーボB−4は
、油路6Bからオリフィス6a、 6bを介して供給さ
れる油路と、油路6Bからオリフィス6a、 eb、第
2ボート492、上側油室487、オリフィス6c、下
側油室488、第3ボート493を介して供給される油
路と、油路6Bからオリフィス6a、第4ボート494
、下側油室488、第3ボート493を介して供給され
る油路とから作動油の供給を受け、油圧サーボB−4へ
の作動油の供給流量はオリフィス6aにてほぼ決定され
る。スロットル開度が低開度(例えばスロットル開度−
15%)の時、スプール485は第1ボート491より
上端油室486へスプール485をやや下方へ押圧づる
スロットル油圧が供給され、図示(b)に示す位置に設
定される。この時油路6Bにライン圧の供給を受けると
油圧サーボ3−4は、油路68からオリフィス6a、6
bを介して供給される油路と、油路6Bからオリフィス
6a、 6b、第2ポート492、上側油室487、第
3ボート493を介して供給される油路と、油路6Bか
らオリフィス6a、第4ボート494、下側油室488
、オリフィス6c、上側油室487、第2ポート492
および第3ボート493を介して供給される油路とから
作動油の供給を受け、油圧り一−ボ3−4への作動油の
供給流量はオリフィス6aと6bを介した流量とオリフ
ィス6aと6cを介した流量にて決定される。スロット
ル開度が中開度(例えばスロットル開度=30%)の時
、スプール485は第1ボート491より上端油室48
6へスプール485を図示(b)の位置よりさらに下方
へ押圧するスロットル油圧が供給され、図示(C)に示
す位置に設定さされる。この時油路6Bにライン圧の供
給を受けると油圧サーボB−4は、油路6Bからオリフ
ィス6a、6bを介して供給される油路と、油路6Bか
らオリフィス6a、第4ボート494、下側油室488
、オリフィス6C,上側油室487、第2ボート492
および第3ボート493を介して供給される油路とから
作動油の供給を受け、油圧サーボB−4への作動油の供
給流量は、図示(b)同様、オリフィス6aと6bを介
した流mとオリフィス6aと6cを介した流量にて決定
される。スロットル開度が高開度(例えばスロットル開
度=100%)の時、スプール485は第1ボート49
1より上端油室486へスプール485を図示下方位置
へ押圧するスロットル油圧が供給され、図示(d)に示
す位置に設定される。この時油路6Bにライン圧の供給
を受けると油圧サーボB−4は、油路6Bからオリフィ
ス6a、 6bを介して供給される油路と、油路6Bか
らオリフィス6a。
第4ボート494、上側油室487、第2ボート492
および第3ボート493を介して供給される油路とから
作動油の供給を受け、油圧サーボ3−4への作動油の供
給流1はオリフィス6aにてほぼ決定される。ここで上
記オリフィス6a、 6b16cを、6a=3φ、6b
= 1.6φ、6c= 1.4φに設定すると、スロッ
トル開度が微小開度(図示a)および高開度(図示d)
の時、油圧サーボB−4へ供給される供給流山は大きく
され、スロットル開度が低中1度(図示b)および中開
度(図示C)の時、油圧サーボB−4へ供給される供給
5i量は小さくされる。
これにより直結段から減速段に変速設定される時のスロ
ットル開度が微小開度の時の変速終了までのタイムラグ
を解消すると共に、低中開度時および高開度時でのエン
ジンの吹上り防止、変速ショックの低減を図ることがで
きる。
第4のソレノイド弁S4は、シフトレバ−(図示しない
)の設定位置を14(4輪駆動減速)レンジに設定し、
且つ車両走行状態が定められた許可域内である時に限り
非通電から通電され、シフトレバ−の設定位置をH2(
2輪駆動直結) 、H4(4輪駆動直結)レンジに設定
し、且つ車両走行状態が定められた許可域内である時に
限り通電から非通電されるよう電子制御装置600によ
り制御され、非通電時にオリフィス524を介し油路2
と連絡した油路6Aにハイレベルのソレノイド圧(ライ
ン圧に等しい)を生じせしめ、通電時には油路6Aの圧
油を排出させ、ロウレベルのソレノイド圧を生じる。
トランスファマニュアル弁410の駆動のために運転席
に設けられた副変速機50のシフトレバ−は、H2(2
輪駆動直結)、H4(4輪駆動直結)、L4(4輪駆動
減速)の各レンジの副シフトポジションSpを有し、こ
の副シフトポジションSpの設定レンジとブレーキB4
、クラッチC3およびC4の係合および解放と車両の走
行状態の作動関係を表3に示す。
表3 表3において、αはS4を一度非通電とすればS4を通
電しても直結走行状態を維持し、βはS4を一度通電す
ればS4を非通電としても減速走行状態を維持する。E
は対応するクラッチ、ブレーキが係合していることを示
し、×は対応するクラッチおよびブレーキが解放してい
ることをホリ゛。
表4に副変速機のシフト位置における油路6と油路7.
8との連通状態を示す。
表4 表4においてOは連通してライン圧が供給されている場
合を示し、×は排圧されている場合を示す。
つぎに副変速機5Gの各設定レンジにおける作動を説明
する。
A)トランスファマニュアル弁410がH2レンジに設
定されたとき。
表4に示す如く油路7にライン圧が供給され、油路8が
排圧されている。油路8が排圧されているので、油圧サ
ーボC−4の排圧によってクラッチC4は解放され、ス
リーブ53には動力が伝達されず、2輪駆動状態とされ
る。
電子制御装置600の出力により第4のソレノイド弁S
4が非通電の時、リレーバルブ420の下端油室435
にハイレベルのソレノイド圧が供給されているため、ス
プール421とプランジャ422は図示上方に設定され
、油路7とライン圧供給油路7Aがリレーバルブ42G
を介して連絡し、ローハイ切換弁440の下端油室45
6にライン圧信号が供給される。これによりローハイ切
換弁440のローハイ切換スプール411およびインヒ
ビタバルブ442は第2の設定位1(図示上方)に設定
され、油路6Bはドレインボート459に連絡して排圧
され、油圧サーボ3−4は排圧されてブレーキB4が解
放される。油路6Cはローハイ切換弁440のローハイ
切換スプール411、インヒビタバルブ442が第2の
設定位置(図示上方)に設定しているため油路6に連絡
し、第3のアキュムレータ制御弁460を介     
   !して油路6Dに連絡し、油圧サーボC−3にラ
イン圧を供給してクラッチC3を係合させる。したがつ
て副変速機50はH2(2輪駆動直結状態)になる。
この時、リレーバルブ420の第2中間油室433にラ
イン圧供給油路7Aよりフィードバック圧が供給される
ためスプール421は図示上方に固定され、第4のソレ
ノイド弁S4が通電されて下端油室435にローレベル
のソレノイド圧が供給されても、プランジャ422のみ
が図示下方に設定され、スプール421は図示上方に設
定されたままとなり、ローハイ切換弁440の下端油室
456へライン圧信号が供給されている。したがって副
変速機50は第4のソレノイド弁S4が通電されてもH
2(2輪駆動直結状態)を維持する。
B)t−ランスファマニュアル弁410がH4レンジに
設定されたとき。
表4に示す如く油路7および油路8の双方へライン圧が
供給される。
電子制御装置600の出力により第4のソレノイド弁S
4が非通電の時、リレーバルブ420の下端油室435
にハイレベルのソレノイド圧が供給されているため、ス
プール421とプランジャ422は図示上方に設定され
、油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、ローハイ切
換弁440の下端油室456にライン圧が供給される。
これにより0−ハイ切換弁440のローハイ切換スプー
ル411およびインヒビタバルブ442は第2の設定位
置(図示上方)に設定され、油路6Bはドレインボート
459に連絡して排圧され、油圧サーボB−4は排圧さ
れてブレーキB4が解放される。油路6Cはローハイ切
換弁440のローハイ切換スプール411、インヒビタ
バルブ442が第2の設定位置(図示上方)に設定して
いるため油路6に連絡し、第3のアキュムレータ制御弁
460を介して油路60に連絡し、油圧サーボC−3に
ライン圧を供給しクラッチC3を係合させている。また
油路8へ供給されたライン圧は油圧サーボC−4に供給
され、クラッチC4を係合する。これにより副変速機5
0はH4(4輪駆動直結状態)になる。
この時、リレーバルブ420の第2中間油室433にラ
イン圧供給油路7Aよりフィードバック圧が供給される
ため、スプール421は図示上方に固定され、第4のソ
レノイド弁S4が通電されて下端油室435にローレベ
ルのソレノイド圧が供給されてもプランジャ422のみ
が図示下方に設定され、スプール421は図示上方に設
定されたままとなり、ローハイ切換弁440の下端油室
456へライン圧を供給し、副変速機50はH4(4輪
駆動直結状態)を維持する。
C)トランスファマニュアル弁410がL4レンジに設
定されたとき。
表4に示す如く油路7が排圧され、油路8にライン圧が
供給される。これによりリレーバルブ420の設定如何
にかかわらず油路7.7Aが排圧され、油路8にライン
圧が供給されるためクラッチC4は係合されて4輪駆動
状態が維持される。
高速段(H2、H4)よりL4レンジに設定されたとき
に第4のソレノイド弁S4が電子制御装置600の出力
により非通電とされているときは、油路6Aよりローハ
イ切換弁440の油室454にハイレベルのソレノイド
圧が供給され、下端油室456へ供給されていたライン
圧が油路7A、リレーバルブ420、油路7およびトラ
ンスファマニュアル弁410を介して排圧されるので、
油室454に印加されるライン圧によってローハイ切換
弁440のインヒビタバルブ442は第1の設定位置(
図示下方)に設定されるが、ローハイ切換弁440のロ
ーハイ切換スプール411は第2の設定位置く図示上方
)に設定されたままとなりH4(4輪駆動直結状態)と
される。
電子制御装置600の出力により第4のソレノイド弁S
4がトランスファマニュアル弁410を14レンジに設
定されたときに通電状態の時、またはトランスファマニ
ュアル弁410がL4状態で第4のソレノイド弁S4が
非通電から通電されたとき、油路6Aはローレベルのソ
レノイド圧とされるので、ローハイ切換弁440のロー
ハイ切換スプール411はスプリング450の作用で第
1の設定位置(図示下方)に設定される。これにより油
路6と油路6Bがローハイ切換弁440を介して連絡し
、ブレーキB4の油圧サーボB−4にオリフィス6a1
オリイス6bまたは流通調節弁480を介してライン圧
を供給し、油路6Cが0−ハイ切換弁440の第1中間
油室452を介してドレインボート457に連絡して排
圧され、クラッチC3の油圧サーボC−3の油圧が排圧
される。これによりz1変速機50はL4(4輪駆動減
速状態)となる。いったんL4(4輪駆動減速状態)と
された後、第4のソレノイド弁S4が非通電とされても
油路6Aがハイレベルのソレノイド圧とされると、ロー
ハイ切換弁440の油室454に印加されるが同時にロ
ーハイ切換スプール411のスリーブ状ランド445の
袖口443を介して上端油室451にハイレベルのソレ
ノイド圧が印加されるため、ローハイ切換スプール41
1は変位せずにL4(4輪駆動減速状態)が保たれる。
0)副変速機50が4輪駆動減速状態でトランスファマ
ニュアル弁410がL4レンジからH2またはH4レン
ジに設定されたとき。
電子制御装置600の出力により第4のソレノイド弁S
4が通電状態のとき、リレーバルブ420の下端油室4
35から油圧が排圧され、スプリング423の力でスプ
ール421とプランジャ422は図示下方に設定されて
いるため油路1と油路7Aは上端ランド424に連通が
阻止され、ローハイ切換弁440の下端油室456は排
圧された状態とされるので、ローハイ切換弁440のロ
ーハイ切換スプール411とインヒビタバルブ442は
スプリング450の力で図示下方に設定され、クラッチ
C3が解放され、ブレーキ84が係合するため、副変速
1150はL2(2輪駆動減速状態)またはL4(4輪
駆動減速状態)となるが、電子制間装@600の出力に
より第4のソレノイド弁S4が非通電とされることによ
り、上述の如くリレーバルブ420の下端油室435に
ハイレベルのソレノイド圧が供給されるため、スプール
421とインヒビタバルブ422は図示上りに設定され
、油路7とライン圧供給油路7Aが連絡し、ローハイ切
換弁440の下端油室456にライン圧が供給され、ロ
ーハイ切換スプール411およびインヒビタバルブ44
2は第2の設定位置(図示上方)に設定される。これに
より油路6Bはドレインボート459に連絡して排圧さ
れ、これによりブレーキB4は解放され、油路6Cはロ
ーハイ切換弁440のローハイ切換スプール411、イ
ンヒビタバルブ442が第2の設定位l(図示上方)に
設定されるため油路6に連絡し、第3のア年ユムレータ
制御弁460を介して油路60に連絡しクラッチC3を
係合させ、副変速$350はH2(2輪駆動直結)また
はH4(4輪駆動直結)となる。
4輪駆動用自動変速機の変速制御を行う電子制御装置を
第6図および第7図に示すブロック図に基づき説明する
。     □ 主油圧制御装置100および副油圧制御装置400のソ
レノイド弁$1〜S4の通電制御を行なう電子制間装f
il eooは、アクセル堡を検出するスロットル開度
センサ601、副変速機50の出力軸回転速度から検出
した信号を車速に変換する車速センサ602、副変速機
50の入力軸である主変速機10の出力軸32の回転速
度を検出する主変速機出力軸回転速度センサ603、運
転者の選択により、例えばエコノミー・ノーマル・パワ
ーなど変速パターンの切換設定を行うパワーセレクトス
イッチ604、ブレーキランプスイッチ605、主変速
@ioの設定レンジの位置(Mp)を検出する主変速機
シフトレバ−位置センサ606、副変速機50の設定レ
ンジの位置(Sp)を検出する副変速機シフトレバ−位
置センサ607、これら車両走行状態からの入力ボート
であるとともにソレノイド弁81〜S4への出力ボート
であるI10ボート608、中央演算処理袋mcpu、
変速点処理を行なうランダムアクセスメモリRAM、変
速点やロックアツプ点などの変速パターンのデータを記
憶しているリードオンリメモリROMからなる。   
                1上記実施例では副
変速機に遊星歯車装置を用いた変速装置を適用した例を
示したが、他に無段変速装置など油圧制御装置により変
速制御される他の変速装置に適用しても良い。
上記実施例では、副変速機に前輪側と後輪側へ動力の伝
達を行う4輪駆動用のトランスファの例を示したが、本
発明は4輪駆動用変速機に限定されるものではなく、主
変速機(主変速機構)と副変速(副変速機構)を備える
全ての変速機に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆動用変速機の断面図、第2図は4輪駆動
車の駆動機構の概略図、第3図は主変速機の油圧制御装
置の油圧回路図、第4図は副変速機の油圧制御装置の油
圧回路図、第5図は流量調節弁の作動を説明する作動説
明図、第6図および第7図は電子制御装置のブロック図
である。 図中 10・・・主変速機 50・・・副変速機 10
0・・・主油圧制御装置 400・・・副油圧l1lt
11vit置 480・・・流量調節弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)油圧アクチュエータの作動により変速制御される変
    速機構と、前記油圧アクチュエータへの作動油の給排を
    行い、前記変速機構の変速制御を行う油圧制御装置とか
    らなる車両用変速機において、前記油圧制御装置は、前
    記油圧アクチュエータに供給される作動油の流通量を、
    スロットル開度が微小開度時に大きく、低中開度時に小
    さく、高開度時に大きくする流量調節弁を設けたことを
    特徴とする車両用変速機の油圧制御装置。
JP60007773A 1985-01-19 1985-01-19 車両用変速機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JPS61167749A (ja)

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JP60007773A JPS61167749A (ja) 1985-01-19 1985-01-19 車両用変速機の油圧制御装置
US06/819,868 US4697479A (en) 1985-01-19 1986-01-15 Engine throttle opening dependent hydraulic vehicular transmission system

Applications Claiming Priority (1)

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JP60007773A JPS61167749A (ja) 1985-01-19 1985-01-19 車両用変速機の油圧制御装置

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