JPS61153046A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPS61153046A
JPS61153046A JP59279887A JP27988784A JPS61153046A JP S61153046 A JPS61153046 A JP S61153046A JP 59279887 A JP59279887 A JP 59279887A JP 27988784 A JP27988784 A JP 27988784A JP S61153046 A JPS61153046 A JP S61153046A
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hydraulic servo
gear
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Yoichi Hayakawa
早川 庸一
Masao Kawai
正夫 川合
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
Yoshiharu Harada
吉晴 原田
Kagenori Fukumura
福村 景範
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高速段と低速段の変速時のショック改善をす
る自動変速機の油圧制御装置に関する。
[従来の技術] 一般に自動変速機の油圧制御装置は、複数の摩擦係合装
置の油圧サーボへライン圧を供給または排圧することに
より摩擦係合装置を係合または解放させている。このよ
うにしてプラネタリギアセットの構成要素を自動変速機
ケース内の回転部材または固定部材へ選択的に連結する
ことにより高速段と低速段との変速を行う変速機構を有
する車両において、高速段走行中に急坂路など出力トル
クの増大が必要なとき、低速段走行に変速することによ
り出力トルクの大きな走行状態を得る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記構成の車両は、高速段(1」)と低速段(L)のギ
ア比差が大きい(減速比H:L=・1:3)高速段と低
速段の2段階変速の変速機構の場合、低速段より高速段
へ変速する時、低速段の排油路内のドレインオリフィス
が径小の場合を第10図に、ドレインオリフィスが径大
の場合を第11図に示した。(x:高速段の油圧サーボ
の油圧、y:低速段の油圧サーボの油圧)。第10図で
はTcからTd間で高速段の摩擦係合装置、低速段の摩
擦係合装置共に係合があるため、出力軸が固定され、車
両に急激なブレーキがかかり、変速フィーリングが悪く
なる。また第11図ではTcからTb間で高速段の摩擦
係合装置、低速段の摩擦係合装置共に係合がなくなるた
め、エンジン回転の上昇が生じる。
スロットル開度が大きく、高回転時ではエンジンオーバ
ーランも有りうる。
本発明は、高速段と低速段との変速時のショックを低減
し、摩擦係合装置の耐久性を向上する自動変速機の油圧
制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の自動変速機の油圧fi制御装置は、油圧源と、
該油圧源からの油圧を調整する圧力調整弁と、少なくと
も高速段と低速段を選択可能な変速機構と、前記圧力調
整弁の出力油圧が供給された時、前記変速機構を高速段
に設定する高速段がわ油圧サーボにより作動する高速段
がわ摩擦係合装置と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給
された時、前記変速機構を低速段に設定する低速段がわ
油圧サーボにより作動する低速段がわ摩擦係合装置とを
備える自動変速機の油圧制御装置において、前記高速段
がわ油圧サーボおよび前記低速段がわ油圧サーボへの前
記圧力調整弁の出力油圧の供給を制御する切換弁と、前
記高速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する手段と
、前記低速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する手
段と、前記高速段がわ油圧サーボの油圧の上昇に伴い、
前記低速段がわ油圧サーボの排圧を促進する変速タイミ
ング機構を備えることを構成とする。
[発明の作用、効果] 以上の構成により本発明の自動変速機の油圧制御装置は
次の作用、効果を奏する。
高速段がわ油圧サーボおよび低速段がわ油圧サーボへの
圧力調整弁の出力油圧の供給を制御する切換弁と、高速
段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する手段と、低速
段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する手段とからな
り、高速段がわ油圧サーボの油圧の上昇に伴い、低速段
がわ油圧サーボの排圧を促進する変速タイミング機構を
設けているため、変速時のショックが低減され、摩擦係
合装置を含む変速機構の簡素化ができ、一方向クラッチ
を変速機構に必要としないため軸方向寸法を減少できる
[実施例] 本発明の自動変速機の油圧制御装置を図に示す実施例に
基づき説明する。
第1図は本発明の油圧制御装置を適用した4輪駆動自動
変速機A1第2図はそのギアトレインを示す。
10は主変速機であるオーバードライブ付4速自動変速
機、40は該4速自動変速機10の該遊星歯車変速装置
の出力軸32に連結された副変速機である4輪駆動用ト
ランスファを示す。4輪駆動用トランスファ40はエン
ジンEに装着された4速自動変速1ioに取付けられ、
第1出力軸42は後輪駆動用プロペラシャフトCに連結
され、第2出力軸52は前輪駆動用プロペラシャフトB
に連結される。
4速自動変速機10は、流体式トルクコンバータT1オ
ーバードライブ機構OD、および前進3段後進1段のア
ンダードライブ機構UDを備える。
トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に連結され
たポンプ11、トルクコンバータTの出力軸12に連結
されたタービン13、一方向クラッチ14を介して固定
部分に連結されたステータ15、および直結クラッチ1
6からなり、トルクコンバータTの出力軸12は、オー
バードライブ機構ODの入力軸となっている。
オーバードライブ機構ODは摩擦係合要素である多板ク
ラッチGo、多板ブレーキBoおよび一方向りラッチF
Oと、これら摩擦係合要素の選択的係合により構成要素
が変速機ケースなど固定部材に固定されるか、入力軸、
出力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまたはこ
れら固定もしくは連結が解放されるプラネタリギアセッ
トp。
からなる。
プラネタリギアセットPOは、前記入力軸(12)に連
結されたキャリア21、オーバードライブ機構ODの出
力軸25に連結されたリングギア22、前記入力軸12
に回転自在に外嵌されブレーキBOを介して変速機ケー
スに固定されると共に、クラッチCOおよび該クラッチ
COと並列された一方向りラッチFOを介して前記キャ
リア21に連結されたサンギア23、およびキャリア2
1に回転自在に支持されると共に前記サンギア23およ
びリングギア22に歯合したプラネタリビニオン24か
らなる。
オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進3段後進
1段のアンダードライブ機構UDの入力軸を兼ねる。
アンダードライブimuoは、摩擦係合要素である多板
クラッチC1およびC2と、ベルトブレーキB1、多板
ブレーキB2およびB3と、一方向クラッチF1および
F2と、前段プラネタリギアセットP1と、後段プラネ
タリギアセットP2とからなる。
前段プラネタリギアセットP1は、クラッチC1を介し
て前記入力1Ill(25)に連結されたリングギア3
1と、アンダードライブ機構UDの出力軸32に連結さ
れたキャリア33と、クラッチC2を介して前記入力軸
(25)に連結されると共に、ベルトブレーキ81、該
ベルトブレーキB1と並列されたブレーキB2およびブ
レーキB2と直列された一方向りラッチF1を介して変
速機ケースに固定されるサンギア34と、前記キャリア
33に回転自在に支持されると共にサンギア34および
リングギア31に歯合したプラネタリビニオン35とか
らなる。
後段プラネタリギアセットP2は、ブレーキB3および
該ブレーキB3と並列された一方向クラッチF2を介し
て変速機ケースに固定されるキャリア36と、前記前段
プラネタリギアセットP1のサンギア34と共にサンギ
ア軸401に一体的に形成されたサンギア37と、出力
軸32に連結されたリングギア38と、キャリア36に
回転自在に支持されると共にサンギア37およびリング
ギア38に歯合したプラネタリピニオン39とからなる
後記する主油圧制御装置100のマニュアル弁210の
駆動のため運転席に設けられた主変速機のシフトレバ−
(図示せず)は、P(パーキング)、R(リバース)、
Nにュートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、
L(ロー)の各レンジの主シフトポジションMSPを有
し、この主シフトポジションMSPの設定レンジと変速
段第4速(4)、第3速(3)、第2速(2)、第1速
(1)と、クラッチおよびブレーキの作動関係を表1に
示す。
表1 4速自動変速機10の主油圧制御装置100は、オイル
ストレーナ101、ライン油圧発生源である油圧ポンプ
102、クーラバイパス弁115、プレッシャリリーフ
弁116、レリーズクラッチコントロール弁117、レ
リーズブレーキコントロール弁118、ロックアツプリ
レー弁1201圧力調整弁(レギュレータ弁)130、
第2圧力調整弁1501カツトバツク弁160 、oツ
クアップll制御弁170、第1のアキュームレータ制
御弁180、第2のアキュームレータ制御弁1901ス
ロットル弁200、マニュアル弁21011−2シフト
弁22G、2−3シフト弁230.3−4シフト弁24
01ブレーキB1への供給油圧を調整するインターミイ
デイエイトコーストモジュレータ弁245、油圧サーボ
3−3への供給油圧を調整するローコーストモジュレー
タ弁250、クラッチGoの係合を円滑になさしめるア
キュームレータ2601ブレーキBOの係合を円滑にな
さしめるアキュームレータ210、クラッチC2の係合
を円滑になさしめるアキュームレータ280、ブレーキ
B2の保合を円滑になさしめるアキュームレータ290
、クラッチC01C1、C2の油圧サーボc−o 、c
−i 、C−2およびブレーキBO181,82,83
の油圧サーボB−0、B−1、B−2、B−3へ供給さ
れる圧油の流量を制御するチェック弁材流通制御弁30
1 、303.304.305.306.307.30
8.309 、シャツトル弁302、電子制御装置(コ
ンピュータ)の出力で開閉され2−3シフト弁230を
制御する第1のソレノイド弁S1.1−2シフト弁22
0および3−4シフト弁240の双方を制御する第2の
ソレノイド弁S2、前記ロックアツプリレー弁120お
よびロックアツプ制御弁17Gの双方を制御する第3の
ツレノド弁S3、並びに各弁開およびクラッチ、ブレー
キの油圧シリンダを連絡する油路からなり、ST1、S
T2 、ST3 、ST4は各油路間に設けられたオイ
ルストレーナを示し、Ll 、L2は潤滑油路を示し、
O/Cはオイルクーラーを示す。
油圧源からオイルストレープ101を介して油圧ポンプ
102により汲み上げられた作動油は圧力調整弁130
で所定の油圧(ライン圧)に調整されてライン油圧出力
油路(以下油路と略す)1へ供給される。圧力調整弁1
30はスロットル弁200によって発生するエンジンの
トルク要求信号に応じた圧力(スロットル圧)によって
制御されトルク要求信号に応じた圧力(ライン圧)を出
力する。
第2図におけるトランスファ40は、高速段がわ摩擦係
合装置であるクラッチC3、低速段がわ摩擦係合装置で
あるブレーキB4および2輪4輪切換摩擦係合装置であ
るクラッチC4とプラネタリギアセットP2 、P3の
出力軸32を入力軸とし、該入力軸(32)に直列的に
配されたトランスファの第1出力軸42、前記入力軸(
32)と第1出力軸42との間に配されたプラネタリギ
アセットPf。
前記第1出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用
スリーブ51、前記入力軸(32)に平行して並設され
前記第1出力軸42と反対方向に取付けられた第2出力
軸52、前記スリーブ51と第2出力軸52どの間の伝
動機構53を有する。プラネタリギアセットPfは入力
軸(32)の端部にスプライン嵌合されたサンギア44
、該サンギア44と歯合するプラネタリビニオン45、
該プラネタリビニオン45と歯合するリングギア46、
および該プラネタリビニオン45を回転自在に保持する
と共に前記トランスファ40の第1出力軸42の先端に
連結されたキャリア47からなる。本実施例では第4図
に示す如くブレーキB4はリングギア46をトランスフ
ァケース48に係合するための多板式摩擦ブレーキであ
り、トランスファケース48内に形成されたシリンダ4
9と該シリンダ49内に装着されたピストン49Pとで
構成される低速段がわ油圧サーボB−4(以下油圧サー
ボ3−4とする)により作動される。クラッチC3はプ
ラネタリギアセットpfの4速自動変速lio側に配置
され、サンギア44とキャリア41との断続を行なうも
のであり、キャリア47に連結されたシリンダ50と該
シリンダ50内に装着されたピストン50Pとで構成さ
れる高速段がわ油圧サーボC−3(以下油圧サーボC−
3とする)により作動される。クラッチC4はキャリア
47に連結した第1出力軸42とトランスファ40の第
2出力軸52を駆動するための伝動機構53の一方のス
プロケット56に連結したスリーブ51とを断続するた
めの多板式摩擦クラッチであり、第1出力軸42にスプ
ライン嵌合されたシリンダ58と該シリンダ58内に装
着されたピストン58Pとで構成される油圧サーボC−
4により作動される。伝動機構53は、スリーブ51に
スプライン嵌合されたスプロケット56、第2出力軸5
2に形成されたスプロケット55およびこれらスプロケ
ット間に張設されたチェーン51からなる。
油圧サーボC−3のシリンダ50の外周側には、パーキ
ングギア59が周設されており、4速自動変速l111
0のシフトレバ−をパーキング位置に選択したとき歯止
め59aがパーキングギア59に噛み合い第1出力軸4
2を固定する。
通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機の油圧制
御装置に供給されるライン圧を供給してクラッチC3を
係合せしめ、油圧サーボ13−4およびC−4を排圧し
てブレーキB4およびクラッチC4を解放せしめる。こ
れにより1ラネタリギ7セツトPfのサンギア44とキ
ャリア47とは連結され、動力は入力@(32)から第
1出力軸42に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動
走行が得られる。このとき入力@(32)からの動力は
、サンギア44、プラネタリビニオン45、リングギア
46を介さずにクラッチC3を介してキャリア47より
第1出力軸42に伝達されるので、各ギアの歯面に負荷
がかからず、ギアの寿命が増加する。この2輪駆動走行
中4輪駆動走行が必要となったときは運転席等に設けた
シフトレバ−401を手動シフトし、トランスファ制御
装置400の油圧サーボC−4にライン圧を徐々に供給
しクラッチC4を円滑に係合せしめると、第1出力軸4
2とスリーブ51とが連結され、伝動機構53、第2出
力軸52およびプロペラシャフトB(第1図に図示)を
経て前輪にも動力が伝達され入力軸(32)から第1出
力軸42および第2出力軸52に減速比1で動力伝達が
なされ、4輪駆動直結走行状態(高速4輪駆動状態)が
得られる。この4輪駆動走行中、急坂路など出力トルク
の増大が必要なときにシフトレバ−を手動シフトすると
、油圧サーボへの油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆
動状態との切換弁であるインヒビタ弁440を作用せし
め油圧サーボ3−4へライン圧を徐々に供給するととも
に適切なタイミングで油圧サーボC−3の油圧を排圧し
、ブレーキB4を徐々に係合せしめるとともにクラッチ
C3を円滑に解放させる。これによりサンギア44とキ
ャリア47とは解放されるとともにリングギア46は固
定され、動力は入力軸(32)からサンギア44、プラ
ネタリビニオン45、キャリア47を介して減速され第
1出力軸42および第2出力軸52に伝達され、トルク
の大きな4輪駆動減速走行状態(低速4輪駆動状態)が
得られる。
トランスファマニュアル弁41Gの駆動のために運転席
に設けられたトランスファ40のシフトレバ−(図示し
ない)は、H2(2輪駆動直結)、H4(4輪駆動直結
)、L4(4輪駆動減速)の各レンジの副シフトポジシ
ョンSSPを有し、この副シフトポジションSSPの設
定レンジとブレーキB4、クラッチC3およびC4の係
合および解放と車両の走行状態の作動関係を表2に示す
表2 表1および表2において、Sl、Sl、S4のOは通電
を示し、Sl、Sl、S3、S4のは×非通電を示す。
OはS3を通電することによりロックアツプ状態となる
。αはS4を一度非通電とすればS4を通電しても直結
走行状態を維持する。
βはS4を一度通電すればS4を非通電としても減速走
行状態を維持する。Eは対応するクラッチ、ブレーキが
係合していることを示し、×は対応するクラッチおよび
ブレーキが解放していることを示す。Lは対応する一方
向クラッチがエンジンドライブ状態において係合してい
るが、その係合はこれと並列に組込まれたクラッチある
いはブレーキによって動力の伝達が保証されていること
から必ずしも必要とされないこと(ロック)を示す。
(L)は対応する一方向クラッチがエンジンドライブ状
態においてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。fは対応する一方向クラッチ
がフリーであることを示す。
4輪駆動用トランスファ40の副油圧制御装置であるト
ランスファ制御装置400は、トランスファ制御装置4
00へのライン油圧を主油圧制御装置100の油路1か
らマニュアル弁210を介して供給され、マニュアル弁
210が駐車(P)位置の時、表3に示す如く、トラン
スファ制御装置400へのライン油圧の供給を阻止する
ようなされ、副変速機のシフトレバ−またはシフトスイ
ッチの設定位置とは無関係に第1出力軸42のみを固定
することでパーキング機構への負荷を低減し、且つ常時
、安定したパーキング性能を有し、第5図に示す如く、
油路6により供給されたライン圧油を運転席に設けられ
たシフトレバ−により油路7および油路8に供給すると
共に変速段の選択手段であるトランスファマニュアル弁
4101リレーバルブ420. C3とB4の係合を切
換るインヒビタ弁440、ブレーキB4の係合を円滑に
なさしめるアキュムレータ4901ブレーキB4の油圧
サーボB−4の排油路9内に設け、L4→H4またはL
4→H2シフト時の油圧サーボB−4の排圧のタイミン
グ(調時)とクラッチC3の油圧サーボC−3の油圧の
供給のタイミングとを関係づける変速タイミング機構4
501クラツチC3の油圧サーボC−3への供給油路6
A内にライン油圧の立上りを緩和するために設けたショ
ック緩和機構500、ブレーキB4、クラッチC4の油
圧サーボB−4、C−4、供給されるライン圧油の流量
を制御するチェック弁材111制御1弁511.512
、オイルストレーナST5、ST6、電子11jtll
装置600の出力で開閉される第4のソレノイド弁S4
.4速自動変速111Gへのオイルリターン油路0/R
並びに各弁間およびクラッチ、ブレーキの油圧シリンダ
を連絡する油路からなる。
変速タイミング機構450は、第6図に示す如く排油路
9内に設けられたドレインオリフィス451と、変速タ
イミング弁47Gとからなる。
変速タイミング弁4γ0は、図示下方にばね411を背
設したスプール472を有し、トランスファ40がH2
またはH4走行状態に変更される時、油路6Aを経て下
端油室473にライン圧が入ると共に、スプール472
はばね471の作用で図示上方に設定され、中間油室4
75において排油路9とドレインポート474を連通さ
せ、油圧サーボ8−4の排圧を促進させる。トランスフ
ァ40のマニュアル弁41OがL4の時、下端油室47
3よりライン圧が排圧され、常時油路6と連通している
上端油室416よりライン圧によって、スプール472
は図示下方に設定される。変速タイミング弁470の上
端油室416にはライン圧が作用し、これによって変速
タイミング弁470の特性をスロットル17!Ir!X
に応じて変化させる。この制御をライン圧に応じて行な
うことにより前記制御のためにトランス77制御装置4
00に新たにトルク要求信号に応じた圧力を発生する手
段を設けたり主油圧aill@装M100より信号圧を
連絡する油路を主油圧制御装W1100とトランスファ
制御装置400の間に配設する必要がない。
ショック緩和機構500は、第3のアキュームレータ制
御弁460とクラッチC3の係合を円滑になさしめるア
キュームレータ48Gとからなる。
第3のアキュームレータ制御井460は、図示上方にば
ね461を背設したスプール462を有し、スプール4
62はトランスファ40がH2またはH4走行状態に変
速される時、上方よりばね491によるばね荷重と、油
路6B、中間油室463、油路6D、オリフィス513
を介して下端油室464に印加される出力油圧のフィー
ドバックを受けて変位され、油路6Bから供給されたラ
イン圧を調圧し、出力油圧として油路60へ出力されて
アキュームレータ48Gのボート481よりアキュムレ
ータ室482に供給されてアキュームレータ48Gの蓄
圧制御を行うと共に、アキュームレータ室482からの
出力油圧は油路6Eを介して上端ランド485にフィー
ドバックされる。この第3のアキュームレータ制御弁4
60は、アキュームレータ480への油路6Aのオリフ
ィス452の径を油圧サーボC−3へのオリフィス45
9と別体で設けることができるため、アキュームレータ
480の作動時間を比較的自由に設定できる。
アキュームレータ49GはH2またはH4走行状態より
し4走行状態に変更される時、油路6Cより3−4に供
給される油圧がアキュームレータ室493に印加される
ことにより、ブレーキB4の係合が円滑に行なわれると
ともに、油路6から供給されたライン圧が背圧ボート4
91より背圧室に供給されてアキュームレータ49Gの
背圧制御を行なっているためスロットル開度に応じたB
4の係合油圧の立ち上がり制御が行なわれる。
低速段L4より高速段への変速時は、第7図に示す如く
、ブレーキB4の油圧サーボB−4の油圧(Y)がライ
ン圧と同等の時、すなわち低速段L4状態の時、運転者
がトランスファ40のシフトレバ−をL4からH4へ操
作しくta点)、油路6と油路7とが連通し、リレーバ
ルブ420のスプール421およびプランジャ422は
下端油室423には変速許可領域であれば第4のソレノ
イド弁S4が非通電状態であるのでソレノイド圧が入る
ので図示上方へ設定されて油路7と油路7Aとが連通し
、インヒビタ弁44Gの下端油室441にライン圧が入
り、プランジャ442、スプール443は図示上方へ設
定される(ta点)。この時、インヒビタ弁440を介
して油路6Cと排圧油路9とが連通し、ドレインオリフ
ィス513を介して油圧サーボB−4の油圧は徐々に排
圧され、また油路6と油路6Bとが連通し、第3のアキ
ュームレータ制御弁460の中間油室463にライン圧
が供給れ、第3のアキュームレータi制御弁460の出
力油圧は、アキュームレータ480へ出力され、アキュ
ームレータ48Gが作動を開始する(tb点)。この時
、油路6Aにライン圧が変速タイミング弁47Gの下端
油室473に供給されるため、スプール472は図示上
方に設定されて排油路9と中間油室475を介してドレ
インポート474を連通させ、排圧を促進させブレーキ
B4が解放する(tc点)。(t’a点)と(td)点
との間ブレーキB4とアキュームレータ490の油圧は
トレインオリフィス513を介してドレインされるため
アキュームレータの反力要素(スプリング、背圧)によ
り長時間高圧を維持でき、充分なトルク容量が得られエ
ンジン回転数および出力軸トルクの変動を押えられる。
この(tc点)と(ta点)との間が中立状態となり、
エンジン回転速度が下降し、出力軸トルクは(te点)
でさがった後、(td点)まで上昇する。このようにブ
レーキB4の解放とクラッチC3の係合(td点)のタ
イミングが合っているため、エンジン回転速度の上昇や
エンジン回転速度の急激な下降がなく、また出力軸トル
クの変動が小さいため変速フィーリングが良くなる。
(te点)ではアキュームレータ480の作動が終了し
、油圧サーボC−3の油圧(X)はライン圧と同じ圧と
なる。
第9図は本発明の自動変速機の油圧制御装置の他の実施
例を示す。
本実施例ではブレーキB4の係合を円滑になさしめるア
キュームレータの代わりにブレーキB4とピストン49
Pとの間にクッションプレート520を設けている。こ
のクッションプレート520はアキュームレータ48G
と同じ作用、効果を奏する。
またアキュームレータ48GをクラッチC3とピストン
50Pとの間に設けたクッションプレートとしても良い
第10図は本発明の自動変速機の油圧制御装置のさらに
他の実施例を示す。
本実施例は、ブレーキB4の係合を円滑にするアキュー
ムレータ490とクッションプレート520を設けてお
り、主変速機である4速自動変速機10の出力トルクが
小さい場合の円滑な係合をクッションプレートで行い、
出力トルクが大きい場合の′円滑な係合をアキュームレ
ータで行うよう設定することにより、4速自動変速vs
10の出力トルクの大きさにかかわらず、円滑なH4→
L4変速が可能とな、る。
表3に主変速機のシフトレバ−のシフト位置における油
路1と油路 2〜6との連通状態を示す。
マニュアル弁510は1.運転席に設けられたシフトレ
バ−と連結されており、手動操作によりシフトレバ−の
レンジに応じてP(パーキング)、R(リバース)、N
にュートラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L
(ロー)の各位置に移動する。表3に各シフトレバ−の
シフトレンジにおける油路1と油路2〜6との連通状態
を示す。
0は連通してライン圧が供給されている場合を示し、X
は排圧されている場合を表す。
表3 表4に副変速機のシフト位置における油路6と油路7.
8との連通状態を承す。
表4 表3および表4においてOは連通してライン圧が供給さ
れている場合を示し、×は排圧されている場合を示す。
油圧制御装置10Gおよびトランスファ制御装置400
のソレノイド弁81〜S4の通電制御を行なう電子制御
装置600は、第8図に示す如く主変速機の設定レンジ
の位置を検出する主変速機シフトレバ−位置センサ61
01副変速機の設定レンジの位置を検出するトランスフ
ァシフトレバ−位置センサ620、副変速機の出力軸回
転速度から検出した信号を車速に変換する車速センサ6
30、アクセル醋を検出するスロットル開度センサ64
0、トランスフ140の入力軸である4速自動変速機の
出力軸32の回転速度を検出する回転速度検知手段の回
転速度検知センサ650、これらからの入力ボートであ
るとともにソレノイド弁81〜S4への出力ボートであ
るI10ボート660、中央演算処理装acpu、変速
点処理を行なうランダムアクセスメモリRAM、変速点
やロックアツプ点などに変速パターンのデータを記憶し
ているリードオンリメモリROMからなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は4輪駆動用自動車の概略図、第2図は第1図の
骨格図、第3図は4速自動変速機の油圧回路図、第4図
は4速自動変速機の副変速機の断面図、第5図は本発明
の油圧回路のインヒビタ弁を採用した4速自動変速機の
一1変速機の油圧回路図、第6図は第5図の概略図、第
7図は本発明の自動変速機の油圧制御装置にかかる[→
Hシフト時のサーボ圧特性、エンジン出力軸特性、出力
軸トルク特性を示すグラフ、第8図は4輪駆動用自動変
速機に採用された電子制御装置のブロック図、第9図は
本発明の自動変速機の油圧制御装置の他の実施例を示す
油圧回路図、第10図は本発明の自動変速機の油圧制御
装置のさらに他の実施例を示す油圧回路図、第11.1
2図は従来のL→Hシフト時のサーボ圧特性、エンジン
出力軸特性、出力軸トルク特性を示すグラフである。 図中  A・・・4輪駆動用自動変速機 1・・・ライ
ン油圧出力油路 1G−・・主変速機(4速自動変速機
)40・・・4輪駆動用トランスファ 100・・・主
油圧制御装置 400−・・副油圧制御装置(トランス
ファ油圧制御装置)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)油圧源と、該油圧源からの油圧を調整する圧力調整
    弁と、少なくとも高速段と低速段を選択可能な変速機構
    と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給された時、前記変
    速機構を高速段に設定する高速段がわ油圧サーボにより
    作動する高速段がわ摩擦係合装置と、前記圧力調整弁の
    出力油圧が供給された時、前記変速機構を低速段に設定
    する低速段がわ油圧サーボにより作動する低速段がわ摩
    擦係合装置とを備える自動変速機の油圧制御装置におい
    て、 前記高速段がわ油圧サーボおよび前記低速段がわ油圧サ
    ーボへの前記圧力調整弁の出力油圧の供給を制御する切
    換弁と、前記高速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御
    する手段と、前記低速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を
    制御する手段と、前記高速段がわ油圧サーボの油圧の上
    昇に伴い、前記低速段がわ油圧サーボの排圧を促進する
    変速タイミング機構を備えることを特徴とする自動変速
    機の油圧制御装置。 2)前記前記変速タイミング機構は、前記低速段がわ油
    圧サーボの排油路の出口近傍に配されたドレインオリフ
    ィスと、前記低速段がわ油圧サーボの排油路をドレイン
    ポートに連通する第1位置と、前記排油路とドレインポ
    ートとの連通を遮断する第2位置とを移動可能であり、
    前記高速段がわ油圧サーボの供給油圧により第1位置に
    付勢される弁体を有する変速タイミング弁とを備えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動変速機
    の油圧制御装置。 3)前記低速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する
    手段は、前記切換弁と前記低速段がわ油圧サーボを連絡
    する油路に設けられたオリフィスと、該オリフィスと前
    記低速段がわ油圧サーボとの間に設けられ、供給油圧を
    蓄圧する第1のアキュームレータとからなることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の自動変速機の油圧制
    御装置。 4)前記高速段がわ油圧サーボの油圧の上昇を制御する
    手段は、前記切換弁と前記高速段がわ油圧サーボを連絡
    する油路に設けられたオリフィスと、該オリフィスと前
    記高速段がわ油圧サーボとの間に設けられた調圧弁であ
    るアキュームレータ制御弁と、前記高速段がわ油圧サー
    ボとオリフィスを介して連絡する第2のアキュームレー
    タとを備え、前記アキュームレータ制御弁は、前記第2
    のアキュームレータに蓄圧された油圧に応じて前記高速
    段がわ油圧サーボに供給する油圧を制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載の自動変速機の油圧制
    御装置。 5)前記低速段がわ摩擦係合装置は、クッションプレー
    トを備えることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の自動変速機の油圧制御装置。
JP59279887A 1984-12-26 1984-12-26 自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS61153046A (ja)

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