JPS61154977A - 転写記録装置 - Google Patents

転写記録装置

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JPS61154977A
JPS61154977A JP27445384A JP27445384A JPS61154977A JP S61154977 A JPS61154977 A JP S61154977A JP 27445384 A JP27445384 A JP 27445384A JP 27445384 A JP27445384 A JP 27445384A JP S61154977 A JPS61154977 A JP S61154977A
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JP
Japan
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ink
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layer
ink layer
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JP27445384A
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English (en)
Inventor
Yukio Ogawa
幸夫 小川
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPS61154977A publication Critical patent/JPS61154977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
    • B41J31/14Renovating or testing ink ribbons

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、基体に担持された転写材を1発熱抵抗素子、
レーザ光源その他の転写強制手段を用いて、記録媒体上
に所望情報を転写記録する転写記録装置に係り、特に転
写後印字抜けした基体に前記転写材を再塗布することに
より該基体の繰り返し再使用を可能ならしめた記録装置
に関する。
「従来の技術」 従来より、例えば熱溶融性インクが相持されたフィルム
状基体の背面側に発熱抵抗素子群を置き、該発熱抵抗素
子群を選択的に発熱させることにより、記録紙上に所望
の文字又は画像を転写記録する感熱転写記録装置は既に
周知であり、この種の記録装置においては前記基体を無
端状ベルトで形成すると共に、前記転写位置の下流側に
インり塗布機構を付設する事により、転写後印字抜けし
た基体の繰り返し再使用を可能ならしめた装置が提案さ
れている。(昭和58年8月28日付日経産業新聞科学
技術欄) かかる記録装置の要部構成を第7A乃至第7B図に基づ
いて簡単に説明すると、1はヒータ3により熱溶融され
たインク2が貯溜されたトレイで、該トレイ1上に、そ
の一部を貯溜インクに浸漬させて配置したインク供給ロ
ーラ4と、該供給ローラ4の周面と圧接させて互いに共
動して同方向に回転するように構成したインクシート搬
送ローラ5とを設け、更にインク2の均一塗布を容易な
さしめる為に前記供給a−ラ4の周面にワイヤ6を密に
巻回させて構成しである。
かかる装置によれば前記供給ローラ4の回転によりトレ
イl内に貯溜されたインク2が供給ローラ4周面の巻装
ワイヤ6に付着されながら前ローラ4,5間の接触位置
まで搬送され、該両ローラ4゜5間に挿通されたインク
シート7に塗布されると共に、同時に密に巻回させたワ
イヤ8により層厚矯正され、その後、転写位置に復帰搬
送されるまでに該層厚矯正されたインク2が囚化し、再
使用に供される。
「発明が解決しようとする問題点」 かかる従来技術によれば、前記供給ローラ4と搬送ロー
ラ5との圧接位置においてインク2塗布と層厚矯正を同
時に行う為に、該層厚矯正により過剰に塗布されたイン
クがシート両側端側へはみだし、インクシート7の膜厚
が中央部と両側端側で不均一になったり、該はみ出した
インク2が裏面側に回り込んだりし、この結果、転写時
に膜厚不均一化による転写むらや発熱抵抗素子群を汚し
てしまう場合が多々あった。
又、このような溶融インクの層厚矯正は一般に所定位置
に位置決めされた固定部材を用いた方が、より精度よく
層厚矯正が可能であるが、本従来技術においてはインク
2塗布と層厚矯正を同時に行う必要がある為、必然的に
回転ローラ又は回動ベルト等の回転部材を用いなければ
ならず、この為、かかる回転部材を用いて層厚矯正を行
うと、該回転部材(供給ローラ4)と回転部材に圧接さ
れる搬送ローラ5両者間の回転軸の傾き偏位や回転面の
真円度の狂いにより層厚むらが生じ易く、平滑で且つ均
一なインク層の形成が極めて困難になる。
本発明が解決しようとする技術的課題は、転写材の平滑
且つ均一な膜厚形成が記録装置を提供することにある。
又1本発明の他の目的とする所は、基体に塗布された転
写材の膜厚むらや両側端側へのはみだし生ずることなく
、常に所定幅に幅規制可能な転写記録装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明の他の目的とする所は、フィルム状基体を用いた
際に、該基体のしわやねじれの発生を防止し、該基体の
薄膜化に対応し得る記録装置を提供することにある。
「問題点を解決しようとする手段」 本発明はかかる技術手段を達成する為に、転写材を担持
する基体と、溶融状態にある転写材を前記基体に塗布す
る塗布手段と、その下流側に配された層厚矯正手段より
なり、転写材転写後、前記塗布手段により基体に塗布さ
れた転写材が溶融状態をa持したまま、層厚矯正手段に
より層厚規制が行われるよう構成した転写記録装置を提
案する。
尚基体として一般に無端状インクテープ又は無端状イン
クシートを用いるが必ずしもこれに限定されるものでな
く、例えば供給リールと巻取りリールに巻回されるイン
クテープを用い、前記該テープ巻き取り終了後、#記す
−ルを反転させて使用するように構成してもよい。
又、溶融状態を維持したまま層厚矯正を行うよう手段と
しては1例えば感熱転写型記録装置においては、前記塗
布手段と層厚矯正手段とを転写材融点以上に加熱させる
事により解決される。
又、本発明は感熱転写記録装置以外の、転写材を塗布し
た基体により記録紙へ上方を転写させる如く構成した全
ての転写記録装置に適用可能である。
「作用」 かかる技術手段によれば、塗布手段の下流側に層厚矯正
手段を設け、両者を夫々個別に行う為に、夫々に最もよ
く適合した手段を用いることが可能となり、転写材の平
滑且つ均一な膜厚形成を容易に行うことが出来る。
例えば後記実施例に示す供給ローラその他の塗布手段を
用いて、その塗布幅が所定転写材層形成幅より小になる
如く厚塗り塗布した後、前記層厚矯正手段として所定位
置に位置決めされ、且つその層厚矯正幅が前記所定転写
材層形成幅と同一になるよう設定することにより、転写
材の平滑且つ均一な膜厚形成が可能になり、而も前記層
厚矯正幅が厚塗り塗布幅より大にになるよう構成してい
る為、前記塗布手段により転写材が過剰に塗布された場
合でも前記層厚矯正面で平滑化され、横方向に転写材が
はみだすことなく而も中央部と側縁側で膜厚むらが生じ
ることはない。
この場合において1層厚矯正面に細いワイヤーを密に巻
回した固定ロッドや、又基体搬送方向と直交する方向に
沿って小さな溝部を多数個配列した層厚矯正部材を用い
、前記基体をワイヤー巻回面や溝部形成面に当接摺動さ
せなから層厚矯正を行う事により、より平滑で均一な転
写材層が形成出来る。
而も前記巻回されたワイヤの直径や溝部深さ及び溝幅を
適宜選択する事により基体の薄膜化に対応し得る記録装
置の提供が可能となる。
更に、層厚矯正手段の層厚矯正幅を搬送方向と直交する
基体全幅より小になるよう構成することにより基体裏面
側に転写材が回り込む恐れがなくなる。
「実施例」 以下1図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の・」°法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれの
みに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第2図は本発明の実施例に係る感熱転写型記録装置の全
体構成図を示す。
10はプラテンで、図示しないパルスモータにより周面
に介装した記録紙11を一ラインドツト間隔づつ間欠的
に矢印方向に移送する。
12はプラテン10対面位置に発熱抵抗素子列13を配
設したラインヘッドで、背面側に配したバネ14により
インクシート15及び記録紙11を所定圧力でプラテン
10面に押圧され、−ライントッド印字毎に記録紙11
との摩擦力により該記録紙11に追従してインクシート
15の間欠移送を可能ならしめる。
インクシート15は耐熱性を有する樹脂フィルム、例え
ばポリイミド樹脂で無端ベルト状に形成され、その膜厚
を約106.m程度の薄膜に設定し転写効率の向上を図
っている。
そして該インクシート15は、プラテン10に近接して
配置され、た一対のシャツ)1B、後記インク塗布装置
20の一部を構成する迂回ローラ21、矢印方向に揺動
するスキュー修正ローラ17及びバネ19に引張支持さ
れたテンションローラ18に巻装され、後記する所定の
印字動作が繰り返し行われるよう構成されている。
即ち記録紙11を介してプラテン10面に圧接されイン
クシート15は、前記発熱抵抗素子列13の選択的発熱
によりインクシート15上に担持されたインクが記録紙
11に転写される。
次に一ラインドツト分の印字が終了すると、図示しない
パルスモータによリーライントッド幅分だけ記録紙11
が間欠移送され、と同時に該記録紙11に圧接されてい
るインクシート15も該記録紙11の摩擦力により追従
して間欠移送される。
そして印字抜けしたインクシー)15は前記転写位置の
下流側にインク塗布装置20により再度均一塗布された
後、スキュー修正ローラ17によりインクシート15の
曲りが修正されて、テンションローラー18により一定
張力を保持しながら前記プラテン10面の所定位置に復
帰周回し、再度印字動作が行われ、以下これを繰り返す
第1図はかかる記録装置に使用されるインク塗布装置2
0を示す概略断面図である。
該塗布装置20は、上方が開口されたインク貯溜部22
1 を有するインク槽22と、該インク貯溜部221に
イックを適宜補給するインク補給装置23と、前記貯溜
部221内に配置されたインク供給ローラ24と、該供
給ローラ24と微小間隔離間させてその上方に対面配置
された前記迂回ローラ21と、前記両ローラ21,24
の下流側にインク槽22と接触させて配置された矯正ロ
ッド25とから構成される。
以下各部構成を詳細に説明するに、 インク槽22は上面開口側に伝熱板222を介して発熱
板223が配設され、その中央部に略半円状のインク貯
溜部221が、又該貯溜部221の入口側(図上左方)
にインク槽側壁224まで延在するインク導入部225
が、更に前記貯溜部221の出口側端側の、貯溜インク
水位上限位置より上方にロッド″J′J接部位226が
、夫々形成されている。
そして前記発熱板223は内部にニクロム線その他を内
蔵した絶縁体で形成され、貯溜部221の入口端よりロ
ー2ド当接部位22Bまで延設させて配設し、インク槽
22内に貯溜されたインクとロッド当接部位226に当
接された矯正ロッド25の加温を行う、又前記伝熱板2
22は金属その他の熱伝導性のよい材料で形成され、前
記発熱板223をほぼ被覆してインク導入部225人口
端側の側壁224よりロッド当接部位226人口端に達
するまで延設させ、前記インク導入部225と貯溜部2
21内に貯溜されたインクに発熱板223の熱を伝達さ
せる。
尚、前記発熱板223をインク導入部225側まで延設
させない理由は、発熱板223の発熱により前記側壁2
24側に設けた温度センサー227に測定誤差が生じる
のを防止する為である。
前記イ/り導入部225上方にはインク補給装置23が
配置されている。
該補給装置23は第4図に示すように、下方に流下板2
1Gが配設され円板状ヒータ231と、常温で固形化し
ており、約60℃以上の加熱により溶融する円柱状固形
インク232と、該円柱状固形インク232後端側に配
され、迂回ブー9234に介装されたコイルバネ235
にその一端が係止された圧子233とからなり、該圧子
233により前記固形インク232をヒータ231側に
圧接すると共に、固形インク232がヒータ231によ
り溶融し、その長さが変位した場合は、その長さ変位量
に応じて迂回プーリ234を回動させ、コイルバネの引
張力を適宜補正するよう構成されされている。
かかるインク補給装置23によれば、インク導入部22
5内のインク液面水位が、インク導入部225人口端の
側壁224面に配置した温度センサ−227取伺位置よ
り下がった場合は、前記センサー227の周囲温度が低
下する為、該センサー227によりこれを検知して前記
ヒータ231をONさせる。
この結果、前記固形インク232が溶融し、流下板23
6を伝っててインク導入部225内に溶融インクが滴下
され、適宜所望量のインクを補給する事が出来る。
尚、前記温度センサー227は前記インク槽22に配設
された発熱板223と後記する固定ヒートロール242
の温度制御にも使用されるよう構成することが出来る。
又、温度センサー227の周囲にリング状断熱材を介装
させ、外部測定誤差の要因を排除するよう構成すること
も出来る。
次に、インク供給ローラ24は、インク貯溜部221内
に、該貯溜部221曲率半径と同心上に配置された配置
され、第3図に示すように、一端を側板28に固設され
た固定軸243に、他端を側板28に回転可能に軸支さ
れた円筒状の金属スリーブ241と、該スリーブ241
と微小隙間間隔を介して同心状に内包され固定軸243
に固設された固定ヒートロール242とから構成される
金属スリーブ241は表面にクロームメッキ処理を施こ
すことにより後記するインクシー)15への表面張力に
よるインク転移の容易化を図ると共に、その軸方向全幅
が、インクシート15のインク塗布幅より僅かに小にな
る如く設定する。(第3図参照) 固定ヒートロール242は、外周面に巻装した発熱ヒー
タ242aの内側にフェノール樹脂その他の耐熱性を有
する断熱ロール体242bを配設し、該ヒートロール2
42の保温性の向上と熱分布の均一化を図つり、この結
果、貯溜部221内の溶融インクが溶融状態を維持した
まま金属スリーブ241外周面に均一付着され、後記対
峙間隔位置まで搬送されるよう構成することが出来る。
。 尚、該ヒートロール242が前記スリーブ241 と共
に回転されないように構成した理由は、その円周面に何
段した発熱接点の摩耗を避ける為であり、必要ならば前
記金属スリーブ241と共に回転するよう構成しても本
実施例の効果は円滑に達成される。
又、前記固定ヒートロール242と金属スリーブ241
間を微小間隔開けた理由は、前記金属スリーブ241の
加熱温度分布の均一化を図る為で、従って前記間隔は熱
膨張その他を考慮して約0.1−m5程度の微小に設定
するのが好ましい。
更に、前記ヒートロール242の発熱により形成される
金属スリーブ241表面の加熱温度は、インクの融点と
必要な粘度により適宜決定されるが、一般に融点が約6
0°C前後の固形インク232を用い、且つ好ましいイ
ンク塗布に必要な適正粘度を50〜100cpsとする
と前記加熱温度は60〜120℃の範囲に制御されるよ
う構成するのがよい。
さて、前記供給ローラ24の上方には所定間隔離間させ
て迂回ローラ21が配置されている。
迂回ローラ21は断熱性を有する樹脂体で形成され、第
3図に示すように回転軸211を介して両側板28.2
9間に回転自在に軸支されると共に、その軸方向全幅を
インクシート15全幅より大になるよう設定する。
又、該迂回ローラ21は、前記供給ローラ24との対峙
間隔が0.3〜0.8mmの範囲になるよう配設し、供
給ローラ24表面に担持された溶融インクが、表面張力
の作用によりインクシート15上に容易に且つ均一に塗
布されるように構成する。
このように迂回ローラ21は断熱材で形成されている為
に、供給ローラ24よりの輻射熱により常にインク溶融
温度以上に保温され、この結果、インク供給ローラ24
よりインクシート15に塗布された溶融インクの急速な
冷却を阻止し得ると共に、該迂回ローラ21によりイン
クシート15表面の印字抜けしている残存インクを僅か
に溶融させる事が出来る。
従ってインク供給ローラ24よりインクシート15に溶
融インクが塗布された場合でも、前記僅かに溶融状態に
ある残存インクと一体になり、平滑で且つ厚みのあるイ
ンク層が速やかに形成されることになる。
前′記両ローラ21.24間の下流側には前述したよう
に耐熱性を有する円棒状の矯正ロッド25が配設されて
いる、該ロッド25はその外周面下側をインク槽22の
発熱板223に接触させると共に、インクシート15と
接する外周上端位置を前記両ローラ21.24間の対峙
間隔より上方に位置する如く配設する。
そして該矯正ロッド25は、第3図に示すように側板2
8.29間に所定角度変位可能に架設され、該側板2B
 、29間に挟まれるインクシート15の所望インク塗
布@Wに対応する外周上に、細いクーロームメッキされ
たワイヤ251がスパイラル状に前記塗布幅Wに対応す
る長さ分だけ緊密に巻回されている。
この結果、前記両ローラ21,24間で厚HQに且つ所
定塗布幅Wより小になるよう塗布されたインクシート1
5上のインク層は、前記ワイヤ巻回部252に圧接され
ることにより、過剰のインクが矯正ロッド25上流側に
かき落されながら両側端部のインクが僅かに横方向に拡
がり、隣接するワイヤ251間に形成される隙間部位に
付着されたインクのみが前記ワイヤ巻回部252の下流
側に搬送され、そして該下流側で、溶融状態にあるイン
クがその表面張力で平滑化され、該インク塗布装置20
よりスキュー修正ローラ17に達するまでの間に固化さ
れる。
従ってかかる矯正ロッド25によりインクシート15上
のインク層が薄膜且つ平滑に層厚規制されることとなり
、而も該ワイヤ巻回部252間長さはインク所定塗布幅
Wと同一に設定されている為に、該塗布幅W以上に拡が
る事なく幅規制されて前記矯正ロッド25の下流側に、
搬送させることが出来る。
又前記矯正ロッド25は発熱板223によりインク溶融
温度以上に加温されている為に、該ワイヤ巻回部252
とインクシート15の接触によっても、該インク層が固
化する恐れは全くない。
尚、前記ワイヤ巻回部252の両側253.254は、
該巻回部252より小径に形成されている為に、ワイヤ
巻回部252幅以上にインク層を拡がる恐れはないが、
積極的に前記巻回部252の両側を段差部を介してその
内側ロッド外周より小径に形成してもよく、又、前記ワ
イヤ巻回部252の両側253.254を切り欠いて該
巻回部252に内接する断面三角形又は方形上に形成し
、その角隅エツジ部がインクシート15側縁面に接触す
るよう構成することにより、前記ワイヤ巻回部252よ
り外側に拡がった過剰溶融インクをそぎ落すよう構成す
る事が出来、より確実な幅規制が可能となる。
又、前記矯正ロッド25は回転させても、又前記側板2
8.29間に固設する様構成してもよいが、インク塗布
時は固定状態を維持し、前記ワイヤ251の摩耗量に応
じて定期的に角度変位させ、隣接するワイヤ251 と
インクシート15間に形成される隙間を一定に保つよう
構成することによりインク層の層厚規制の安定化が可能
となる。
更に前記ワイヤ251の直径を適宜選択する事により層
厚規制されるインク層の厚みを制御することが出来、例
えばインク層の膜厚を4〜6終鵬程度の薄膜に規制する
ことが可能となる。
以上の各部構成の説明から本実施例の構成及び作用が明
らかになったものと思われるが、念の為、前記作用を簡
単に順を追って説明すると、転写終了後、間欠的な搬送
により迂回ローラ21に達したインクシート15は、該
迂回ローラ21がインク層の融点程度に加温している為
に、インクシート15表面の残存インクを僅かに溶融さ
せながら供給ローラ24との対峙位置まで達する。
そして該対峙位置で供給ローラ24により搬送されてき
た溶融状態にあるインク層と対面し、その表面張力によ
りインクシート15側に転移し、前記僅かに溶融状態に
ある残存インクと一体になり、平滑で且つ厚みのあるイ
ンク層が速やかに形成される。而もインクシート15と
供給ローラ24間が離間している為に前記インク層塗布
面は横方向に拡がることなく供給ローラ24の全幅と対
応したインク層が形成される。
次に前記インクシート15状に塗布されたインク層は、
溶融状態を維持したまま矯正ロッド25との接触位置に
達し、前記両ローラ21.24間で厚膜に且つ所定に塗
布幅Wより小になるよう塗布されたインク層が、前記ワ
イヤ巻回部252に圧接されることにより、過剰のイン
クを上流側にかき落とし且つ横方向に拡がりながらより
薄膜に層厚規制され1層厚規制面の下流側で表面張力に
より平滑化され、スキュー修正ローラ17に達するまで
の間に空冷固化されて再転写が可能なインク層が形成さ
れることとなる。
第5図はかかるシアン、マゼンダ、イエローの夫々のイ
ンクをだんだらに塗布したインクシート151を用いた
カラー記録装置の構成を示す他の実施例で、その概略構
成を簡単に説明すると、シアン、マゼンダ、イエローの
夫々のインク層A、B、(:を塗布するインク塗布装置
2OA、20B、20Gをインクシー) 151 m送
路上に沿って上流側より順次インク層A、B、(:長さ
に対応させて所定間隔離間させて配設すると共に、該イ
ンク塗布装置20A、208,200の一部を構成する
迂回ローラ21はハウジング側板側に、又供給ローラ2
4と矯正ロッド25はインク槽22側に夫々配置し、イ
ンク槽22が迂回ローラ21より接離する方向に往復動
可能に構成する。そして往復動手段としてはソレノイド
又は偏心カム等を用いることが出来る。
そして先ず他の2つのインク槽22B 、 22Gを、
矯正ロッド25外周端が前記インクシート151に接触
しない位置に維持した状態で、−のインク槽22Aを供
給ローラ24が前記迂回ローラ21に近接対峙する位置
まで往動させて先ずAのインクを塗布する。
次に前記インク槽22Aを下方に下げ、第2のイック槽
22Bを同様に往動し、順次交互にB及びCのインクを
塗布する。
この結果、本図に示されるようなインクシート151が
形成される。この場合において第1のインク槽22から
第2のインク槽22に達するまでに夫々のインク層A、
B、C:は固化する為に各インク層A、B。
Cの境界線部分が重複して塗られてもインク槽22内の
インクが混じり合うことはない。
この場合において転写位置において前記重複部分を避け
て転写する工夫が必要である。
このように従来のカラー記録装置においては、インクシ
ー)15の無駄が極めて多くなるが、本実施例において
は印字抜けした部分だけインクを補充する構成の為イン
クの無駄が解消され、インクシート15を繰り返し再使
用することが可能となり、ランニングコストの大幅な低
減が可能なカラー記録装置を提供出来る。
「発明の効果」 以上記載の如く本発明によれば、塗布手段の下流側に層
厚矯正手段を設け、両者を夫々個別に行うよう構成した
為に、転写材の平滑且つ均一な膜厚形成が可能となる。
又、本発明によれば、基体に塗布された転写材の膜厚む
らや両側端側へのはみだし生ずることなく、常に所定幅
に幅規制可能な転写記録装置の提供が可能になり、而も
基体の薄膜化図ることが出来る為に、転写効率の向上及
び高速化にも対応させる事が出来る。
等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第2図は本発明の実施、例に係る記録装置を示す概略構
成図、第1図はその要部であるインク塗布装置を示す断
面図、第3図は各種部材の配置関係を示す説明図、第4
図は前記インク塗布装置に付設よ したインク補給装置の構成を示す説明図、第6図は他の
実施例に係るカラー記録装置を示す要部概図である。 m口の浄書ζ内容に変更なし) 第2図 第3図 ヒーーW−−刊 第4図 第5111 5I 第6A図      第6B図 手続補正書(0劃 昭和60年6月y日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)転写材を担持する基体と、溶融状態にある転写材を
    前記基体に塗布する塗布手段と、その下流側に配された
    層厚矯正手段よりなり、前記塗布手段により基体に塗布
    された転写材が溶融状態を維持したまま、層厚矯正が行
    われるよう構成した事を特徴とする転写記録装置 2)前記層厚矯正手段の層厚規制面に基体が摺動しなが
    ら層厚矯正を行うように構成した特許請求の範囲第1項
    記載の転写記録装置 3)前記塗布手段の塗布幅より層厚矯正手段の層厚矯正
    幅が大になるよう構成した特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の転写記録装置 4)層厚矯正手段の層厚矯正幅が基体の搬送方向と直交
    する全幅より小になるよう構成した特許請求の範囲第1
    項から第3項までのいずれか一項記載の転写記録装置 5)感熱転写型記録装置において、前記塗布手段と層厚
    矯正手段が転写材融点以上に加熱されている事を特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一
    項記載の転写記録装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199978A (ja) * 1985-03-01 1986-09-04 Oki Electric Ind Co Ltd 熱転写記録装置
JPH06255202A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Nec Corp 記録装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199978A (ja) * 1985-03-01 1986-09-04 Oki Electric Ind Co Ltd 熱転写記録装置
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JPH06255202A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Nec Corp 記録装置

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