JPS6112677A - 改良されたポリイソシアネ−トの製造法 - Google Patents

改良されたポリイソシアネ−トの製造法

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JPS6112677A
JPS6112677A JP59131954A JP13195484A JPS6112677A JP S6112677 A JPS6112677 A JP S6112677A JP 59131954 A JP59131954 A JP 59131954A JP 13195484 A JP13195484 A JP 13195484A JP S6112677 A JPS6112677 A JP S6112677A
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JP
Japan
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polyisocyanate
diisocyanate
diol
compound
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JP59131954A
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Mitsuo Kase
光雄 加瀬
Noboru Ogoshi
小越 昇
Kazue Tsuyusaki
露崎 主計
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改良されたポリイソシアネートの製造法に関
するものである。更に詳しくは、本発明は、耐候性かよ
く、工業的に有用な各種の性能をイ」するポリイソシア
ネートを容易に設計することのでとるポリイソシアネー
トの製造方法に関するものである。
従来、アルキレンジイソシアネート、シクロアルキレン
ジイソシアネートなど無黄変型のジイソシアネート化合
物から誘導される種々のポリイソシアネートは、芳香族
ジイソシアネート化合物から誘導されるポリイソシアネ
ートに比べて耐候性がすぐれているため、ポリウレタン
樹脂の硬化剤として塗料、成型材料など各種の用途に対
して多くの研究がなされ、実用上重要な工業材料になっ
ている。
かかるポリイソシアネートにあってイソシアヌレート構
造を有するポリイソシアネートは、化学構造の安定性が
高いため、特に耐候性のすぐれたポリウレタン樹脂の硬
化剤であることか知られている。
しカル、かかるポリイソシアヌレート構造を有するポリ
イソシアネートを実用に供する際、工業的な用途、例え
ば塗料用途において、自動車、建築、橋梁等の各部への
使用にあっては、ポリイソシアネートおよびそれを原料
に用いた工業材料の耐候性に加えて、硬化性(換燥性)
、硬度、耐衝撃性、耐溶剤性、耐汚染性等々、多様な性
能を求められる場合か多い。この様に、実用上、それぞ
れの用途による多様な要求性能を満たすためには、!n
−・のジイソシアネート化合物から誘導されるインシア
ヌレート構造を有するポリイソシアネートの使用あるい
は単にジイソシアネートの種類を異にするポリイソシア
ネートの混合組合せ使用では、性能−1;不充分である
場合が多く、ヘキサメチレンツイソシアネート、インホ
ロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネー
トあるいはキシリレンノイソシアネートなど、ジイソシ
アネート化合物の中から適宜それらの種類、配合割合を
選定し、共イソシアヌレート化せしめたボIJイソシア
ネートを実用に供する必要性が多発してきている。
加えて、用途に適したポリイソシアネートの多数品揃え
、更には未反応の回収除去された混合ジイソシアネート
化合物の精製、組成分析、再配合調製、再使用等々によ
るポリイソシアネート製造上の繁雑さもあって、従来技
術ではポリイソシアネート製造に伴う経済的な著しい不
利益をまぬがれることができない。
本発明者らは、上述の如き従来技術の欠点を効果的に克
服することのできるポリイソシアネートの製造方法につ
いて鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、アルキレンツイソシアネート、シクロ
アルキレンジイソシアネ−トおよびアルキレンツイソシ
アネートからなる群から選ばれるシ゛イソシアネート化
合物をイソシアヌレート化し、未反応の残存する該ジイ
ソシアネート化合物を除去して得られるポリイソシアネ
ートを、一分子中に2個以下の炭化水素置換基を有して
いてもよい分子量50〜500のジオールで変性するこ
とを特徴とする改良されたポリイソシアネートの製造方
法を提供するものである。
本発明の方法においては、先ずアルキレンツイソシアネ
ートなど無黄変型ジイソシアネートをそれぞれ(it独
で触媒反応によりインシアヌレート化り未反応の残存す
るジイソアネート化合物を蒸留、抽出等の方法により除
去してインシアヌレ−)・構造を有するポリイソシアネ
ートを中開吟に製造する1、次に、かくして得られるポ
リイソシアヌレート構造を有し原料シ゛イソシアネート
化合物神を異にするポリイソシアネート、例えば゛ヘキ
サメチレンツイソシアネート、インホロンジイソシアネ
ート、水添キシリレンジイソシアネート等からイ:)ら
れたポリイソシアネー)Iを、具体的な用途に適する所
望の配合割合で、本発明のジオールにより変性すること
により、本発明のポリイソシアネートを製造する。具体
的な用途によっては、1述の無黄変性のりイソシアネー
ト化合物から製造された別種の化学構造を有するポリイ
ソシアネート、即ちビューレット構造(結合)を有する
ポリイソシアネート、ウレタン結合構造を有する(通称
アダクト型)ポリイソシアネートを、本発明のイソシア
ヌレート構造を有するポリイソシアネートとジオールで
共変性することにより、ポリイソシアネートを製造する
こともできる。
本発明においては、イソシアヌレート構造を有するポリ
イソシアネートは中間生産物であり、用途によってはそ
のままの形態で実用に供されるが、本発明の特殊なケー
スとして、箪−のジイソシアネート化合物から得られた
ポリイソシアヌレート構造を有するポリインシアネート
単独をジオールで変性する場合も含めてよく、その場合
には、ジオールの効果として、ポリウレタン樹脂の主剤
であるポリオールの種類によっては、ポリオールに対す
る相溶性が高められる等の利点が生じる。かかる効果は
、主剤ポリオールがアクリルポリオールである場合に特
に顕著である。
本発明の製造方法の′#徴としては、第一に、繁雑な製
造工程を必要とせず、効率的で経済性の高いポリイソシ
アネートの品種品揃えが可能なこと、第二に、ビューレ
ット、アグクト型ボJノイソシアネー)・とも共変・メ
1腰一層多様性のあるインシアヌレート構造を含むポリ
イソシアネートが容易に製造できること、第一三七に、
本発明のポリイソシアネートはlitなるポリイソシア
ネート類の混合物ではなく、ジオールで変性することに
よって均一性の高い製品かIiられ、実用」二、良好な
性能を得られ易いこと、第四に、製造工程の多様性が高
く、極限すればポリイソシアヌレート構造を有する中間
製品を用いて実用の段階においてさえ、例えば4ミ料の
場合には7−波型ウレタン塗料の硬化剤調製の際に、ポ
リイソシアヌレート構造を有するポリイソシアヌレート
とジオールを配合、混合するだけでアミン等のウレタン
化触媒の存在下に塗料硬化剤としてのポリイソシアネー
トを製造できること、笠などをあげることかできる。
なお、本発明のインシアヌレート化反応を実施した段階
で、未反応の残存するノイソシアネート化合物を除去し
てインシアヌレート構造を有するポリイソシアネートを
中間的(こ生産する工程を省略し、ポリイソシアネート
中に未反応のノイソシアネート化合物か混在したままの
形態でジオールによる変性ないし共変性を実施しても、
本発明の意図する工業的に有用な低毒性のポリイソシア
ネートを実質的に得ることかできず、本発明における種
々特徴を実現することができない。
本発明においては使用し得るアルキレンジイソシアネー
トの例としては、1,4−テトラメチレンジインシアネ
ート、1,6−ヘキサメチレンツイソシアネート(通常
、単にヘキサメチレンツイソシアネートと称する)、2
,2.4−又は2 、4. 、4.− )リメチルへキ
サメチレンジ゛イソシアネート、2゜6−ノイソシアネ
ートメチルカプロエート(リジンジイソシアネート)等
があげられる。
本発明において使用し得るシクロアルキレンジイソシア
ネートの例としては、1,3−又は1,4−ノイソシア
ネートシクロヘキサン、1,3−又は1゜4−ビス(イ
ソシアネートメチル)−シクロヘキサン(水添キシリレ
ンジイソシアネート)、ジシクロヘキ/ルメ′タン−,
1、/l’lシーンシアネート、インプロピリデン−ビ
ス(4−シクロヘキシルイソシアネ−1・)、3−イソ
シアネートメチル−3,5,5−トリメチルンク口ヘキ
ンルイソシアネート(インホロンノイソシアネート)か
あげられる。
4・発11月にす3いて1史月]し得るアルキレンジイ
ソシアネートの例としては、キシリレンジイソシア本−
)・、テ1ラメチルキシリレンジイソシアネー)・、・
1 、.1 ’−ビス(イソシアネートメチル)−ン′
フェニル、ノタン等があげられる。
イソシアヌレート化触媒の際に使用することので゛きる
イソシアヌレート化触媒は、電子密度が低くて陽イオン
性の強い原子、例えば4級の窒素原J′、ナトリウl1
、カリウム等を含む化合物であって、更に陽イオン刊の
強い原子を化合物中に複数個含んでいてもよい。また、
本発明のイソシアヌ[・−F化触媒は、1−記の陽イオ
ン性の原子に加え、水酸基などイソシアネート基と反応
性を有する活性水素を有する原子団を分イ中に含んでい
てもよ本発明の好ましいインシアヌレート化触媒の化合
物としては、上記一般式(N=(IVIの化合物等をそ
の例としてあげることができる。
(ただし、R,、R7およびR3は炭素数1〜20の炭
化水素あるいは窒素、酸素あるいはイオウ等の複素原子
を含む炭素数1−20の炭化水素基であり、R,、R2
およびR3は互いに連結していてもよく、R4は水素原
子、炭素数1〜20の炭化水素基あるいは水酸基を含む
炭素数1〜20の炭化水素基であり、×は水酸基、炭素
数1〜20の炭化水素基を有するカルボキシレートある
いはフェル−Yである。) 一般式[I]の構造で示される具体的な化合物の例とし
ては、例えば〔1a〕〜CIg)の構造を有する化合物
などをあげることができる。
■ CH。
OH−、CH。
なお、一般式〔I〕で表わされるC Ta1l〜法など
が古くから知られ〔小竹編、大有機化学、(,112(
昭和34年、朝食書店発行)、T、Bo−(■’c )
   l1llettら、  J、Am、CI+em、
、Soc、58.22(1936)〕、最近ではI 、
 S 、 B echaraらの方法(USP3,89
2,687(1975)、3,993,652(197
6)、4,040,992(1977))あるいはそれ
らの方法を改良することによって容易に合成することか
で外、また一部の化合物例えば〔1e〕   フリン(
Ia)は、市販品として入手することがでとる。
(ただし、1(1、r<、およびR3は炭素数1〜20
の炭化水素あるいは窒素、酸素あるいはイオウ等の複素
原r・を含む炭素数1〜2()の炭化水素基であり、1
テ1.1<、およびR3は同一の窒素置換基同志でζj
いに連結していてもよく、×は炭素数1〜2()の炭化
水素鎖を有するジカルボキシレートないしジフェノレー
トである。) −・般式〔ll)の構造で示される具体的な化合物の例
としては、例えば〔l1a)の構造を有する化合物をあ
げることかできる。
なお、−・般式〔11〕で表わされる(lla)の4級
アンモニウム化合物は、前記T 、S 、B echa
raらの方法を改良することにより合成することが可能
である。
Me  0−C−R(III ) (ただし、Rは炭素数1〜15の炭化水素基あるいは窒
素、酸素、酸素あるいはイオウ等の複素原子を含む炭素
数1〜15の炭化水素基であり、Meはナトリウム又は
カリウムである。)上記一般式[111)で示される化
合物としては、プロピオン酸ナトリウム、カリウム等を
その例としてあげることができる。
NaORCIV ) (たたし、Rは炭素数1〜15の炭化水素あるり)は窒
素、酸素あるいはイオウ等の複素原子を含む炭素数1〜
15の炭化水素基あるいは窒素、酸素あるいはイオウ等
の複素原子を含む炭素数1〜15の炭化水素基であり、
Meはナトリウムである。)十記一般式(IV)で示さ
れる具体的な化合物としては、ナトリウムニドキシド、
ナトリウム−1ドフトキシIS、ナトリウム−2−1ド
ブトキシーエトキシドなどをその例としてあげることが
でとる。
本発明のイソシアヌレート化触媒は、ジイソシアネート
化合物の合計仕込量に対して通常t’+ 、 t)+1
+・=f+、2重量%の範囲で用いることかでき、該触
媒は、通常、触媒を溶解する有機溶媒に希釈して1史用
することか′できる。この目的に適した溶媒としこは、
ンメチルアセトアミド、N−メチルピロリI・ン、ブチ
ルセロソルブアセテートなどがあり、その池に少量であ
ればエチルアルコール、11−ブチルアルコール、2−
エチルヘキサノール、ブチルセロソルブ、ベンノルアル
コール等のアルコール類を用いてもよく、特に望むなら
1,3−ブタンジオール、J 、 に−ヘキサンジオー
ル等のポリオールを用いてもよい。
本発明のイソシアヌレート化反応は、通常、3(1−1
2+)’Cの温度範囲で実施することができる。
12(+”cを越える温度での反応は、触媒の活性が損
なわれたり、あるいは、得られるポリイソシアネートが
着色して製品価値−を損ねることになるので・好ましく
ない。本発明のイソシアヌレート化反応は、ポリインシ
アヌレート環を有するポリイソシアネートの生成が、ジ
イソシアネート化合物の合計仕込量に対して21’) 
= 65重量%の範囲内に入るように適宜に設定された
転化率で反応を終了させるのかよく、たとえば65重置
火を越える転化率になると、生成ポリイソシアネートの
分子量が高くな1)すぎて本発明の目的に合致しうるよ
うな実用上、十分な性能を発揮することが難しくなる腰
さらに極端に転化率を高めると、反応器中で生成ポリイ
ソシアネートかゲル化するようになるので、好ましくな
い。
上述の如くして反応を終了したのちの使用済みのインシ
アヌレート化触媒は、ドデシルベンゼンスルホン酸、モ
ノクロル酢酸、モノフルオル酢酸もしくは燐酸の如き各
種酸類、または塩化ベンゾイルの如き名種有41酸のハ
ロゲン化物などの失効側(失活剤)により、容易に触媒
作用か失効され得る。。
このようにして触媒失効の済んだ反応混合物を、回転翼
式もしくは回転円板式の如と各種型式の分子蒸留、また
は塔壁もしくは回転型の如き各種の抽出法、あるいはか
かる除去手段に準する手段にかけることにより、容易に
未反応のジイソシアネート化合物か除去されて、目的と
するイソシアヌレート環構造を有するポリインシアネー
トを得ることができる。
かくして、本発明の申開製品であるイソシアヌレート環
構造を有するポリイソシアネートは、ジイソシアネート
の種類あるいは反応の転化率などを適宜選定することに
より、室温下で液状ないし固状の形態を有し且つ通常5
00〜1200なる数平均分子量を有するものとして得
られる。次に、本発明の方法において変性ないし共変性
に用いるン′オールは、イ列えば゛、エチレングリコ−
71%112−プロピレングリコール、1.3−プロピ
レングリコール、1.3−ブタンジオール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,8−オクタンジオール、1.12−
ドデカンジオール、1,18−オクタデカンジオールな
どのような分子量50〜500の範囲にあるものであっ
て、ポリエチレングリコールなどのような繰り返しエー
テル鎖を含まないジオールである。
エーテル鎖を含むジオールは酸化劣化を受は易く、本発
明の方法によって製造されるポリイソシアネートの性能
を損わしめるため好ましくない。
本発明の共変性に用い得るビューレット構造を有するポ
リイソシアネートは古くから製法が確立されており、既
述の各種ジインシアネート化合物より公知の一般に良く
知られた方法、例えば水をビューレット化剤に用いる方
法によって容易に製造できるものであり、1,6−へキ
サメチレンジイソシアネートより誘導されるビューレッ
ト型ボリイソシアネートは市販品として入手することが
可能である。
また、本発明のアグクト型ポリイソシアネートら各種の
ポリオールとの付加体として古くから良く知られた方法
によって容易に製造することのでべろものであり、ポリ
オールにトリメチロールプロパンを用いるアダクト型ポ
リイソシアネニトは、ヘキサメチレンツイソシアネート
、1,3−ビス−(インシアネートメチル)−シクロヘ
キサン、イソホロンノイソシアネートお上びキシリレン
ノイソシアネートから誘導されるタイプのものが市販品
として入手可能である。
イソシアヌレート構造を有するポリイソシアネート回申
あるいはインシアヌレート構造を有するポリイソシアネ
ートと7ダクト型等の他の構造を有するポリイソシアネ
ートとのジオールによる変性ないし共変性にあたっては
、ポリイソシアネートは任意の配合割合で使用すること
かできる。しかし、アラルキレンジイソシアネートから
誘導されるポリイソシアネートは例外であって、約3〜
50重量%、更に好ましくは約3〜35重量%に制限し
て使用することか、最終的に製造される目的ポリイソシ
アネートの耐候性を良好に保つ」二で効果的であること
に留意すべきである。
変性に用いるジオールの配合量は、ポリイソシアネート
の合計仕込量に対して約2〜30重量%、更には約2〜
20重量%であることが好ましい。
一般にがかるジオール類は、その使用量を増すほど、均
一−性の高い目的ポリイソシアネートを与えるが、ジオ
ールの配合量を増し過ぎると目的ポリイソシアネートの
粘度が高くなり過ぎ、また目的ポリイソシアネートをポ
リウレタン樹脂の硬化剤として用いる際に硬化架橋にあ
づかる有効インシアネート基を低下することになるため
、好ましくない。
変性ないし共変性°に際しては、単にポリイソシアネー
トの2成分、特に望むならそれ以上の成分とジオールを
そのままの形で反応せしめてもよいか、それらの相溶す
る有酸溶剤で希釈した形で反応せしめてもよい。変性に
おける反応温度は、通常、室温から100℃の範囲で実
施することかでき、特に望むならウレタン化触媒として
知られる3級アミン、有(幾錫化合物の触媒量を添加、
併用してもよい、。
本発明の方法に従って製造されるポリイソシアネートは
、ポリウレタン樹脂用の硬化剤として工渚的に極めて重
要であり、ポリウレタン樹脂の主剤ポリオール、アルキ
ド樹脂を含むポリエステルポリオール、アクリルポリオ
ールなどの各種ポリオール、場合によっては水酸基など
の如ぎイソシアホー1基と反応性を有する物質、例えば
エポキシ樹脂と糾合せて、塗料、接着剤、エラストマー
、シーリング剤、[M(べ1(内反右型)、ACM(高
性能複合利料)を含む成型利料などの各種工業用桐材と
してχ用に供することかで・きる。
次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、以ト
°において%とあるのは、特に断りのない限り、すべて
重量%を意味するものである。
実施例 1 (1) インシアヌレ−1構造を有するポリイソシアネ
ートの合成 (1)へキサメチレンジイソシアネートからの合成 攪拌器、窒素ガス導入管、冷却器および温度計を備えた
反応器に、1,6−へキサメチレンジイソシアネート(
略号:HMD I )3500gを仕込む。
反応器を油浴にて55℃の温度に保ち、攪拌下にインシ
アヌレート化触媒としてβ−メチルコリンーパラターシ
ャリーブチルベンゾエー)((Ie)の構造を有する化
合物、略号CF’ B )の20%ブチルセロソルブ溶
液を分割添加せしめたところ、合計6.2gを添加した
時点で反応が開発すると共に発熱が認められ、反応器内
の温度は64℃まで上昇した。発熱がおさまった後、反
応器内の温度を60’Cの温度に保ち、合計5.3時間
反応せしめたところで、触媒の失効剤としてモノクロル
酢酸の6%キジロールm液を6.2g添加して反応を終
J’した1゜ 反応(111合物から分子蒸留により未反応のI]MD
Iを回収除去し、室温で流動性のある液状物11568
を11また。この液状物は分析の結果、インシアヌレー
ト構造を有するポリインシアネートであり、ゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィーによる数平均分子量は6
2′1で、インシアネート含有率は21.9%で゛あっ
た。
以」−の方法により得られたポリイソシアネートは、酢
酸エチルで75%に希釈混合してポリイソシアネートの
中間生産物Aとした。
中間生産物Aのイソシアネート含有率は、16゜、4%
である。
(ii)  ]、]3−ビスインシアネートメチル)−
シクロヘキサンからの合成 1−述の反応器に、1,3−ビス(イソシアネートメチ
ル)−シクロヘキサン(略号HXDI)35008を仕
込む。反応器を油浴にて60℃の温度に保ち、攪拌下、
20%CPBブチルセロソルブ溶液の8.38を分割添
加したところで反応が開始し、引き続き、65℃の温度
で6.5時間反応せしめたところで触媒の失効剤として
6%モノクロル酢酸のキジロール溶液8.3gを添加し
て反応を終了した。
反応混合物を分子蒸留により精製した結果、室温で固状
のインシアヌレート構造を有するポリイソシアネー)1
470g(イソシアネート含有率19.7%、分子量6
03 )が得られた。この物を更に酢酸エチルで75%
に希釈混合して、ポリイソシアネート中間生産物Bを得
た。
中間生産物Bのインシアネート含有率は、14゜7%で
ある。
(2) 目的ポリイソシアネートの合成攪拌器、窒素ガ
ス導入管、冷却器および温度計を備えた反応器に、中間
生産物Aを345g、中間生産物Bを148g、1,3
−ブタンジオールを27gおよび酢酸エチルをl1g仕
込み、70℃の温度で8時間反応せしめて、目的ポリイ
ソシアネ−)529gを得た。
かくして得られたポリイソシアネートは、ガードナー粘
度C−D、不揮発分75.6%、インシアネート含有率
・13.2%であり、数平均分子量の測定結果は753
であった。
実施例 2 (1)イソシアヌレート構造を有するポリイソシアネー
トの合成 (:)実施例1と同様にして、イソホロンジイソシアネ
ート(略号、I PD I ”)3500gを20%C
PBブチルセロソルブ溶液8.7gを用いて65℃の温
度で反応せしめ、触媒失効済みの反応混合物から分子蒸
留により未反応の1PDIを蒸留除去して、室温で固状
のイソシアヌレート構造を有するポリイソシアネート1
592(](イソシアネート含有率17.3%、分子量
743)が得られた。この物を酢酸エチルで75%に希
釈混合して、ポリイソシアネート中間生産物C@得た。
中間生産物Bのイソシアネート含有率は、13゜0%で
ある。
(2)目的ポリイソシアネートの合成 実施例1と同様の方法で、実施例1で合成した中間生産
物Aを345.0.本実施例の(1)で合成した中間生
産物Cを1480.ネオベンチルグリコールを28aお
よび酢酸エチルを120混合し、反応せしめて、目的ポ
リイソシアネート530gを得た。 かくして得られた
ポリイソシアネートは、ガードナー粘度D−E、不揮発
分75゜7%、インシアネート含有率12.0%であり
、数平均分子量は796であった。
実施例 3 実施例1と同様の方法で、実施例1で合成した中間生産
物Bを148g、公知の方法によりヘキサメチレンジイ
ソシアネートより誘導されたビューレット型ポリイソシ
アネート(不揮発分100%、イソシアネート含有率2
3.5%、分子量547)を259g、ネオペンチルグ
リコールを28gおよび酢酸エチルを98a混合し、反
応せしめて、目的ポリイソシアネート529を得た。
かくして得られたポリイソシアネートは、ガードナー粘
度B−C1不揮発分75.6%、イソシアネート含有率
13.9%であり、数平均分子量は735であった。
実施例 4 実施例1と同様の方法で、実施例1で合成した中間生産
物Aを345g、公知の方法によりキシリレンジイソシ
アネートとトリメチロールプロパンより誘導されたアダ
クト型ポリインシアネー1〜の75%濃度の酢酸エチル
溶液(イソシアネート含有率11.5%、分子量780
)を1489゜1.3−’7タンジオールを27111
.4jよび酢酸エチルを11!+混合し、反応せしめて
、目的ポリイソシアネート528gを得た。
かくして得られたポリイソシアネートは、ガードナー粘
度G−1−11不揮発分75.2%、イソシネート含有
率11.2%であり、数平均分子量は840であった。
実施例 5 実施例1と同様に、中間生産物Aを345g、中間生産
物Bを148(1,1,3−ブタンジオールを15gお
よび酢酸エチルを6g混合し、70℃の温度で8時間反
応せしめて、目的ポリイソシアネート513gを得た。
かくして得られたポリイソシアネートは、ガードナー粘
度B−C,不揮発分75.1%、イソシアネート含有率
14.0%であり、数平均分子量の測定結果は705で
あった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルキレンジイソシアネート、シクロアルキレンジイソ
    シアネートおよびアラルキレンジイソシアネートからな
    る群から選ばれるジイソシアネート化合物をイソシアヌ
    レート化し、未反応の残存する該ジイソシアネート化合
    物を除去して得られるポリイソシアネートを、一分子中
    に2個以下の炭化水素置換基を有していてもよい分子量
    50〜500のジオールで変性することを特徴とする改
    良されたポリイソシアネートの製造法。
JP59131954A 1984-06-28 1984-06-28 改良されたポリイソシアネ−トの製造法 Pending JPS6112677A (ja)

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