JPS5837328B2 - ポリウレタンノセイゾウホウホウ - Google Patents

ポリウレタンノセイゾウホウホウ

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JPS5837328B2
JPS5837328B2 JP50131400A JP13140075A JPS5837328B2 JP S5837328 B2 JPS5837328 B2 JP S5837328B2 JP 50131400 A JP50131400 A JP 50131400A JP 13140075 A JP13140075 A JP 13140075A JP S5837328 B2 JPS5837328 B2 JP S5837328B2
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polyol
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輝雄 古沢
清司 柴田
恒男 小西
征夫 大淵
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタンの製法に関し、特に特種なコポリ
エステルポリオールを使用することにより耐寒屈曲性の
優れたポリウレタンを製造する方法に関するものである
ε一カブロラクトン、ε−ヒドロキシカプロン酸あるい
はε−ヒドロキシカプロン酸アルキルエステルを脂肪族
グリコールと反応させて得られるいわゆるε一カブロラ
クトン系ポリエステルポリオールや、アジピン酸と1,
6−ヘキサンジオールから誘導されるポリ(ヘキサメチ
レンアジペート)系ポリエステルポリオールはポリウレ
タン原料として有用であることは知られている。
ε一カブロラクトン系ポリエステルポリオールは耐水性
、耐候性の点で優れており、加工面でもポリウレタンプ
レポリマーとしての流動性がよく成形性が優れている。
一方ポリ(ヘキサメチレンアジペート)系ポリエステル
ポリオールからのポリウレタンは通常のポリ(エチレン
アジペート)系、ポリ(プロピレンアジペート)系、ポ
リ(ジエチレンアジヘート)系、ポリ(プチレンアジペ
ート)系などのポリエステルポリオールから誘導される
ポリウレタンよりも耐加水分解性が優れていることもよ
く知られている。
さらにポリ(ヘキサメチレンアジペート)系ポリエステ
ルポリオールを基体とするポリウレタンはカブロラクト
ン系ポリエステルポリオールを基体とするポリウレタン
よりも耐加水分解性が優れている。
しかしながらポリ(ヘキサメチレンアジペート)系ポリ
エステルポリオールを基体とするポリウレタンは耐寒性
がよくなく低温で結晶化してしまうため、単独使用は実
用的でない。
この欠点を改良するために小量の異種グリコール、例え
ばネオペンチルグリコールを添加したアジペートを用い
たポリウレタンも提案されている。
しかしながらこのようなポリウレタンにおいても、物性
面での若干の改良はあっても混合グリコールの性質上大
量の添加はポリマーの性質を著しく低下させるので自ず
とその添加量には限度があり、あまり大きな改良は期待
できない。
またε一カブロラクトン系ポリエステルポリオールを改
質するため、例えば軟化点を降下させる目的で原料ε−
ヒドロキシカプロン酸の一部を1種以上のジカルボン酸
と1種以上の多価アルコールまたはその他の多官能性活
性水素化合物との混合物で置換する試みも為されている
が(特公昭48−39238号公報参照)、該公報記載
の組合せにより生成したコポリエステルポリオールから
得られるポリウレタンは非常に強度が弱く、実用に供す
ることができなかった。
(比較例7参照)また、ポリエステルポリオールとジイ
ソシアネートとの反応によりポリウレタンを製造するに
際し、特にフイルムや塗料の製造では、おのおのをトル
エン、酢酸エチルエステル、シクロヘキサノンのような
溶媒に溶解させ、次いで溶媒中で反応を行ういわゆる溶
液重合が行なわれている。
先に述べたε一カブロラクトン系ポリエステルポリオー
ル、1,6−ヘキサンジオールーアジピン酸系ポリエス
テルポリオールはこのような溶媒に対する溶解性が必ず
しも充分であるとは言えずさらに溶解性の良いポリエス
テルポリオールが望まれていた。
本発明者等はε一カブロラクトン系ポリエステルポリオ
ールおよびポリ(ヘキサメチレンアジペート)系ポリエ
ステルポリオールの利点を兼ね備え、上記のような欠点
のないポリウレタン用ポリエステルポリオールを得、次
いでそれからすぐれた性質のポリウレタンを製造すべく
研究を重ねた結果本発明に到達したものである。
即ち、本発明は(A)ε一カブロラクトン、ε−ヒドロ
キシカプロン酸、ε−ヒドロキシカプロン酸オリゴマー
およびε−ヒドロキシカプロン酸アルキルエステルから
なる群から選ばれた1種以上が95〜30モル条と、(
B)アジピン酸および/またはアジピン酸ジアルキルエ
ステルが5〜70モル饅との混合物を、(C)1.6−
ヘキサンジオールと150〜250℃の温度で反応させ
てコポリエステルポリオールを得、これをさらに有機ジ
イソシアネートとを反応させることを特徴とするポリウ
レタンの製造方法に関するものである。
本発明のポリウレタンを得るための原料コポリエステル
ポリオールは耐加水分解性がよく、結晶性も良好であり
、更にトルエン等の溶剤に対する溶解性が従来のものよ
りよいので、保存性がよく、ポリウレタンへの加工が容
易である。
また得られたポリウレタンの耐寒性は、ボリε一カブロ
ラクトン系またはポリ(ヘキサメチレンアジペート)系
ポリエステルポリオールからのものよりかなりすぐれて
いる。
ここで前記(4)のε−ヒドロキシカプロン酸アルキル
エステルとしてはε−ヒドロキシカプロン酸のメタノー
ル、エタノール、ブタノール、プロパノール、ペンタノ
ール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、シ
クロヘキサノールのようナ01〜C3の脂肪族一価アル
コールのエステルを例として挙げることができるが実用
的にはε−ヒドロキシカプロン酸メチル、ε−ヒドロキ
シカブロン酸エチル、ε−ヒドロキシカプロン酸ブチル
が有利である。
また、(B)のアジピン酸ジアルキルエステルとしては
前記したC1〜C3の脂肪族一価アルコールのジエステ
ルが好ましい例として挙げられ実用的にはアジピン酸ジ
メチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジブチルが有
利である。
この発明では前記(A)の95〜30モル饅とCB)の
5〜70モル係の混合物を1,6−ヘキサンジオールと
反応させるが、この割合の範囲内から(〜, (B)両
混合物の組成が外れるともはや前述の性能を持つコポリ
エステルポリオールは得られない。
このような組成割合の混合物は通常、各或分を単独に合
成し、混合して調製するが、シクロヘキサンの酸化の際
に副生ずるアジピン酸、ε−ヒドロキシカプロン酸およ
びこのオリゴマー類を主成分とするカルボン酸混合物を
エステル化あるいは加アルコール分解してこれらのアル
キルエステル混合物とし、これから蒸留条件を調節する
などしてアジピン酸ジアルキルエステル、ε−ヒドロキ
シカプロン酸アルキルエステル混合物を得る方法も混合
によっては有利である。
1,6−ヘキサンジオールと前記混合物との反応は、■
前記の(A) (B)混合物に対し、所定の分子量とす
るに必要な量の1,6−ヘキサンジオールを加え、好ま
しくは触媒の存在下、150〜250℃、好ましくは1
80〜220℃の温度で実施するか、あるいは、■理論
量に対し過剰の1,6−ヘキサンジオールを用いて好ま
しくは触媒の存在下150〜250℃、好ましくは18
0〜220℃の温度でε一カブロラクトンあるいはε−
ヒドロキシカプロン酸あるいはε−ヒドロキシカプロン
酸アルキルエステルとアジピン酸および/またはアジピ
ン酸ジアルキルエステルの1,6−ヘキサンジオールと
の反応生成物を生ぜしめ、次いで150〜250℃、好
ましくは180〜220℃の温度で減圧下で所定の分子
量となるまで1,6−ヘキサンジオールを留去しながら
実施する、のが有利でこのようにして所望の分子量のコ
ポリエステルポリオールを製造することができる。
■による方法を実施する場合、1,6−ヘキサンジオー
ルの使用量は理論量に対し1.1〜20倍量好ましくは
5〜15倍量が望ましく、減圧反応時の減圧度は、この
時の反応温度で1,6−ヘキサンジオールが留去される
程度が必要でたとえば200℃の反応温度では3〜5m
llH&である。
また、いずれの方法の場合においても、反応を触媒の存
在下実施することが反応を速やかに進行させるうえから
望ましく、このような触媒として一般のエステル交換触
媒、たとえばチタン、亜鉛、すず、鉛、鉄のような金属
の化合物の外パラトルエンスルホン酸のような有機スル
ホン酸が適用できる。
なかでもチタニウムーテトラーイソプ口ポキシドのよう
なチタニウムーテトラーアルコキシドが好ましくこれら
の触媒の使用量は5〜20ppmのような低い濃度が適
当である。
反応温度は150〜250℃、好ましくは180〜22
0℃に保持される。
150℃以下のような低温では反応速度が著るしく低下
し、250℃以上となるとコポリエステルポリオールの
分解反応が生起するので好ましくないのである。
反応によって生成される水および/または一価アルコー
ルは窒素のような不活性ガス気流などを通じて素外に連
続的に除去するのが反応を進行させるうえで望ましく、
また着色防止にもなる。
このような反応を実質的に完了させるまでに要する時間
は反応条件によっても異るが■の場合では5〜25時間
、■の前段階の反応は3〜20時間、減圧下の反応は3
〜10時間である。
かくして得られたコポリエステルポリオールをポリウレ
タン化するためには前記コポリエステルポリオールの)
と鎖延長剤(E)およびジイソシアネート(ト)さらに
必要に応じて触媒◎を混合し加熱キュアさせる。
これら(D)(E)および(F′)の配合比率はCD)
+ (E)の活性水素当量でジイソシアネート(F)
のインシアネート当量を除した値、すなわちRを0.9
<R<1.2になるように設定する。
さらに好ましくぱRが0.95〜1.05になるように
設定することで、このRが0.90以下では分子量があ
まり大きくならずポリウレタンの物性上、抗張力、極限
伸長率、引き裂き抵抗力などの機械的性質が劣り、Rが
1.2以上になるとポリウレタンが構造的に架橋度が著
しく増大し、一般的に極限伸長率が低下し、脆性が大き
くなり、溶剤に対する溶解性が著しく低下して実用上無
意味なポリマーとなる。
上記配合中(E)成分として用いられる鎖延長剤として
は、エチレングリコール、ジエチレンクリコール、フロ
ピレングリコール、フチレングリコール、ペンタンクリ
コール、シフロピレングリコール、ヘキサングリコール
、ネオペンチルグリコールなどの低分子脂肪族グリコー
ル類キシリレングリコールなどの芳香族グリコール類の
単独または2種以上の混合物、ジクロルベンチジン、3
,3′−ジクロロ−44′−ジアミノジフエニルメタン
などの芳香族ジアミン類の単独または混合物、ヒドラジ
ン類などの活性水素化合物がある。
また(ト)成分として用いられるジイソシアネートとし
ては、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネートなどのような脂肪族ジイソシアネート、トJ
レンジイソシアネート、フエニレンジイソシアネート、
4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート、3,3
′−ジメチルトリジンジイソシアネート、ナフチレンジ
イソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート、4.4
’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート類
の単独またはそれらの二種以上の混合物がある。
使用される触媒(G)としてはトリエチルアミン、トリ
エチレンジアミン、ペンタメチレンジエチレントリアミ
ン、ジメチルエタノールアミンなどの第3級アミン類、
ジブチルチンジラウレート、ジオクチルチンジラウレー
ト、スタナスオクテート、そのほか各種金属のオクテン
酸塩類などの金属触媒がある。
ポリウレタン化反応条件としては、所定原料を同時に全
量仕込むワンショット法、ポリエステルとジイソシアネ
ートの全量および鎖延長剤の一部、またはポリエステル
と鎖延長剤の全量および=部のジイソシアネートを一度
に反応させてその後残りの区分を加えるプレボリマー法
あるいはこれらの組み合せなどが用いられ、必要に応じ
て用いる触媒は反応の初期から加えてもよいし、反応途
中の鎖延長なかばから添加してもよい。
反応系は無溶剤か溶剤があってもよく、この際用いられ
る溶剤としては酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブア
セテートなどのエステル系溶剤、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケト
ン系溶剤、ベンゼン、トルエンモノクロルベンゼン、ジ
ク町レベンゼンなどの芳香族炭化水素、ジメチルフォル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、スルフオンアミドな
どのアミド系溶剤その他テトラヒド口フランなどがある
が、これらはいずれもイソシアネートに対しては不活性
で、生成するポリウレタンをよく溶解する溶媒である。
溶液系の反応では先成するポリマーの分子量が上り増粘
する途中段階で遂次溶剤で希釈するのが好ましく、必要
に応じて反応最終段階で反応停止剤を添加する。
反応停止剤はメタノール、エタノールなどの一価アルコ
ール、エチレングリコール、ジエチレンクリコールナト
の二価アルコール類、モノエタノールアミンのようなア
ミン類が一般的であり、これによってポリマーを不活性
にして溶液の長期安定化が可能となる。
上記方法により製造されたポリウレタンは合成皮革用樹
脂、塗料用樹脂、押出し、射出成形用樹脂、発泡弾性体
用樹脂として衣料、履物、塗装などの一般用途および工
業用、産業用に使用できる。
以下に実施例でさらに詳細に説明する。
実施例 1 ε−ヒドロキシカプロン酸メチル66,2重量饅(70
.0モル%)とアジピン酸ジメチル33.8重量%(3
0.0モル%)とからなる混合エステル1081βに1
,6−ヘキサンジオール315gを加え、更に触媒とし
てチタニウムーテトラーn −ブトキシドを15凹に添
加し、ガラス製容器中で生成するメタノールを窒素気流
を通じて系外に追出しながら温度200℃で15時間エ
ステル交換反応を実施し、数平均分子量2020のコポ
IJ エステルポリオール1102Nを取得した。
このコポリエステルポリオールの諸性能を表1に示す。
※ 熱分解留出量とはコポリエステルポリオール10.
!9を230℃、2間Hgの条件下に1時間保持しこの
間に揮発した分解物を水冷、凝縮させて得た分解物の量
である。
これはコポリエステルポリオールの熱安定性の指標とす
ることができる。
このコポリエステルポリオール20:l(0.1モル)
を70〜90℃、圧力3m+1!HN下にて1時間脱泡
し、次いでMDI5CH9(0.2モル)を加えて70
〜90℃で10分間反応させた。
その後、3g111H.9に減−圧し、20分で130
℃まで昇温させ、次に鎖延長剤として1,4−ブタンジ
オール9g(0.1モル)を添加し、充分攪拌後200
℃で10分間反応させポリウレタンを合成した。
このウレタンのガラス転移温度を測定したところ−43
℃であった。
ガラス転移温度(Tg)はウレタンエラストマーの耐寒
性能を知る上での重要な指標となるものでT2が低いほ
ど優れた耐寒性能を示すことが知られている。
実施例 2 ε−ヒドロキシカプロン酸メチル70.0重量多(70
.0モル条)とアジピン酸30.0重量多(30.0モ
ル俤)とからなる混合物102;lに1,6−ヘキサン
ジオール14(lを加え実施例1と同様に反応を行って
数平均分子量1990のポリエステルポリオール930
9を得た。
次にこのポリエステルポリオールを原料にした以外は実
施例1と同様にしてポリウレタンを合成し、Tgを測定
した。
これらの諸性能を表2に示す。
比較例 1〜2 ε−ヒドロキシカプロン酸メチル96.4重量優(97
Oモル%)、アジピン酸ジメチル3.6重量%(3.0
モル%)とからなるエステル混合物1468/と1,6
−ヘキサンジオール129gを用いた以外は実施例1と
同様にして数平均分子量1988のコポリエステルポリ
オールを合成した。
また、上記の混合比率が各々85重量%(10.0モル
%)、91.5重量多(90.0モルφ)のエステル混
合物1028/と、1,6−ヘキサンジオールの使用量
を719gとした以外は実施例1と同様にして数平均分
子量2013のコポリエステルポリオールを合成した。
これらのコポリエステルボリオールの諸性能と、これら
を原料にした以外は実施例1と同様に合或したポリウレ
タンのTgを表3に示す。
実施例 3 ε一カブロラクトン28.7重量係、平均重合度3のε
−ヒドロキシカプロン酸オリゴマ−22,6重量俤、ア
ジピン酸ジプチル48.7重量多とからなる混合物(ε
−オキシカプロン酸単位として70.0モル悌、アジピ
ン酸単位として30.0モル優に相当する)1 590
.!i/に1,6−ヘキサンジオール1000.9を加
え更に触媒としてチタニウムーテトラーイソプ口ポキシ
ドを10plml添加し、ガラス容器中で生成するブタ
ノールおよび水を窒素気流を通じて系外に追出しながら
温度220℃で10時間常圧下で反応を実施し、更に系
内の圧力を2j!IIIHN、温度180℃に5時間保
持して数平均分子量1970のコポリエステルポリオー
ル1565.!i’を得た。
このコポリエステルポリオールの性能と、このポリエス
テルポリオールを原料にした以外は実施例1と同様にし
て合成したポリウレタンのTgを表4に示す。
実施例 4 ε−ヒドロキシカプロン酸メチル88.3重量俤(90
.0モル%)とアジピン酸ジメチル11.7重量%(1
0.0モル%)とからなるエステル混合物104:lと
1,6−ヘキサンジオール140gを用いた以外は実施
例1と同様にして数平均分子量1980のコポリエステ
ルポリオールを合成した。
このコポリエステルポリオールの性能と、これを原料に
した以外は実施例1と同様にして合或したポリウレタン
のTgを表5に示す。
比較例 3〜4 ε一カブロラクトン1 1 40.!i’と1,6−ヘ
キサンジオール71.5gを用いた以外は実施例1と同
様にして数平均分子量2015のコポリエステルポリオ
ールを合成した。
また、アジピン酸1460.!i’と1,6−ヘキサン
ジオール1323gを用いた以外は実施例1と同様にし
て数平均分子量2050のポリエステルポリオールを合
成した。
これらのコポリエステルポリオールの諸性能と、これら
を原料とした以外は実施例1と同様にして合成したポリ
ウレタンのTgを表6に示す。
実施例 5〜8 本 表7に示した合成条件によってε−ヒドロキシカプ
ロン酸一アジピン酸系コポリエステルポリオールを合成
し、それらの数平均分子量酸価、残存アルキル末端基濃
度を測定し、耐加水分解性能をみるためにその一部を沸
騰水中で24時間煮沸した後、再び酸価を測定した。
測定結果をまとめて表8に示す。
次にこれらのコポリエステルポリオールを原料として実
施例1と同様の条件でポリウレタンを合或した。
このポリウレタンの物性を測定しその結果を表9にまと
めて示す。
?施例 9 窒素ガス吹込管、温度計、パーシャルコンデンサー、攪
拌機のついた2lのガラス製反応容器にε一カプロラク
トン75.8重量%(80.0モル条)とアジピン酸2
4.2重量%(20.0モル条)とからなる混合物11
26.!?と1,6−ヘキサンジオール372gを仕込
み、更に触媒としてチタニウムーテトラーn−ブトキシ
ドを10pl添加し加熱混合した。
生成する水を窒素気流を通じて反応系外に追出しながら
、150℃から202℃に約4時間かけて昇温させ、2
02℃に3時間保持した後、常圧から25mNH&まで
約4時間かけ、降圧し、以後25mmH&に5時間保ち
、数平均分子量1028コポリエステルポリオール13
8:Mを得た。
上記コポリエステルポリオールを用いて、下記の組成の
靴底用発泡原液を調整した。
A液 コポリエステルポリオール 1028.?(1.00モル) 1,4−ブタンジオール 18 0 .!i/ (2
.0 0モル)水 3.6 .@
( 0.2 0モル)整泡剤(東レシリコーン■製
11.8g商品名SH−193) トリエチレンジアミン 4.7gB液 コホリエステルポリオール514 g(0.50モル)
MDI 1250.!li’(5.0
ル)A液、B液をそれぞれ40±1℃に加温調節してお
いて300ydのポリエチレンビーカーにA液100.
?を加え、次にB液9Clを加えて直ちにホモミキサー
で攪拌速度5000rpmで5秒間攪拌した。
この混合液を予め40℃に加温したロスフレックスおよ
びデマーシャ試験用の試験片金型に注ぎ、型締めし10
分後に離型して密度0.55と0.50の2種類のポリ
ウレタン発泡シートを得た。
この2種類のポリウレタン発泡シートを室温に2日間放
置したものを試験片とした試験結果を表−10に示す。
次に、ε一カブロラクトン75.8重量%(8 0.0
モル多)とアジピン酸24.2重量%(20.0モル饅
)の混合物142:11’と1,6−ヘキサンジオール
255.89とする以外は上記と全く同様にして数平均
分子量2067のコポリエステルポリオール1561g
を得た。
上記コポリエステルポリオール1034.!i’(0.
5モル)を70℃に溶融し、5lの二−ダ反応器に仕込
み、これに1,4−ブタンジオール158N(1.75
モル)と40℃で加熱溶融した■■573.8.!i’
(2.30モル)を仕込み、70℃の加熱媒体で加温し
ながら混合し反応させた。
急激な発熱を伴なって反応が進行し、約10分後には餅
状となった。
この時点で反応生成物をステンレス製バットに取出し、
70℃で一昼夜キュアーし、ホットメルトグラニュレー
ターで約5間のチップ状に粉砕し、日立造船製SH−4
5押出機でシリンダ一温度160〜190℃で紐状に押
出し、ストランドカットして熱可塑性ポリウレタンペレ
ットとした。
上記ペレットを原料として25rnmX250間×5朋
の大きさに射出或形したものを試験片とした。
該試験片各々の長辺の各端から中央部に向かって20間
の所に8IIIl1!φの孔をあけ、この孔同志をナイ
ロン・ワイヤーでつなぎ、試験片12個で4トントラッ
クの駆動タイヤを覆うようにした。
このトラックの厳寒時、雪原上での走行テストを札幌市
の中山峠で行なった。
テスト時の外気温は20℃、トラックの速度は7 0
Km/hr.であった。
走行10Km毎に上記試験片のクラツク発生状態を観察
した。
その結果走行100Kmにおいてクラツク発生はいずれ
の試験片にもなかった。
実施例 10 実施例9と同様のガラス製反応容器にε一カプロラクト
ン60.5重量%(70.0モル%)とアジピン酸ジメ
チル39.5重量%(30.0モル多)の混合物105
1.9と1,6−ヘキサンジオール440gを仕込み、
更に触媒としてチタニウムーテトラ−n−ブトキシを1
3ppn添加し、加熱混合した。
生成するメタノールを窒素気流を通じて反応系外に追出
しながら温度205℃で12時間エステル交換反応を実
施し、数平均分子量1023のコポリエステルポリオー
ル133(lを得た。
上記コポリエステルポリオールから実施例9と全く同様
の方法で密度0.55と0.50の2種類のポリウレタ
ン発泡シートを得た。
この2種類のポリウレタン発泡シートを実施例9と同様
にして試験片とした。
試験結果を表11に示す。次にε一カブロラクトン60
.5重量%(70.0モル%)とアジピン酸ジメチル3
9.5重量多(30.0モル%)の混合物112(1、
1,6−ヘキサンジオール389gとする以外は上記と
全く同様にして数平均分子量2043のコポリエステル
ボリオール1321Fを得た。
上記コポリエステルボリオール1022.?(0.50
モル)と1,4−ブタンジオール1 58.!i’(1
.75モル)とMDI 5 7 3.8 .!i’
( 2.3 0モノレ)とから実施例9と同様にして熱
可塑性ポリウレタンヘレットを作り、このペレツhを2
5gmX250間×5間の大きさに射出或形したものを
試験片とした。
この試験片の各々を実施例9と同様にして走行テストし
た結果、走行100Kmにおいてクラツク発生はいずれ
の試験片にもなかった。
実施例 11〜12 表12に示す配合割合とする以外は実施例9と全く同様
の方法で数平均分子量1000と2000の2種類のコ
ポリエステルポリオールを製造した。
上記の数平均分子量1000のコポリエステルポリオー
ルから実施例9と全く同様の方法で密度0,55と0.
50の2種類のポリウレタン発泡シー**トを得た。
この2種類のポリウレタン発泡シートを実施例9と同様
にして試験片とした。
試験結果を表13に示す。
また、上記の数平均分子量2000のコポリエステルポ
リオールから実施例9と全く同様の方法で試験法を作り
、実施例9と全く同様に走行テストした結果、走行10
0Kmにおけるクラツク発生は実施例11および12の
いずれの試験片にもな※※かった。
比較例 5〜6 表14に示す配合割合とする以外は実施例9と全く同様
の方法で数平均分子量1000と2000の2種類のコ
ポリエステルボリオールを製造した。
上記の数平均分子量1000のコポリエステルポリオー
ルから実施例9と全く同様の方法で密度0.55と0.
50の2種類のポリウレタン発泡シートを得た。
この2種類のポリウレタン発泡シートを実施例9と同様
にして試験片とした。
試験結果を表15に示す。
また、上記の数平均分子量2000のコポリエステルポ
リオールから実施例9と全く同様の方法で試験片を作り
、実施例9と全く同様に走行テストした結果、比較例5
は走行30Kmでクラツクが発生し、比較例6は走行4
0Kmでクラツクが発生した。
実施例 13 実施例9と同様の条件で同様のコポリエステルポリオー
ルを製造した。
このコポリエステルポリオール102:l’(1.00
モル)を3lの二−ダ反応器に仕込み、これに1,4−
ブタンジオール9 0.1 .!i’ ( 1.0 0
モル)とMDI 508.!ii’(203モル)を
添加し、75℃で混練し、発熱反応が停止したら室温ま
で冷却して粉砕した。
このチップを120℃で6時間キュアーした後、ジメチ
ルホルムアミドに溶解させ固形分20%の溶液とした。
この溶液を離型紙上にナイフコーターで塗布し、120
℃で10分間乾燥して厚さ約100μの透明なポリウレ
タンフイルムを得た。
このフイルムの耐水性評価は80℃の水に浸漬し、7日
目、14日目の抗張力を測定することによって行なった
結果を表16に示す。
実施例 14 実施例9と同様のガラス製反応容器にε一カブロラクト
ン64.6重量%(70.0モル条)とアジピン酸35
.4重量%(30.0モル%)とからなる混合物107
7.!i’と1,4−ヘキサンジオール481gを仕込
み、更に触媒としてチタニウムーテトラーn−ブトキシ
ドを13騨添加し、加熱混合した。
生成する水を窒素気流を通じて反応系外に追出しながら
150℃から205℃に約3時間かけて昇温させ、20
5℃に4時間保持した後、同温度で常圧から281It
1ILHIに約4時間かけて降圧させ、その後28RI
IH&で6時間攪拌して数平均分子量1016のコポリ
エステルボリオール1451を得た。
上記のコポリエステルボリオール1016.@(1.0
0モル)から実施例13と全く同様の方法でポリウレタ
ンフイルムを作り、実施例13と同様の耐水性評価を行
なった。
結果を表16に示す。実施例 15 実施例9と同様のガラス製反応容器にε−ヒドロキシカ
ブロン酸63.9重量%(70.0モル%)とアジピン
酸ジメチル6.1重量%(30.0モノVl))とから
なる混合物1012.9と1,6−ヘキサンジオール3
98gを仕込み、更に触媒としてチタニウムーテトラー
n−ブトキシドを13旧添加し、窒素気流を通じて生成
する水およびメタノールを反応系外に追出しながら15
0℃から200℃に約3時間かけて昇温させ、200℃
に6時間保った後、同温度で常圧から30mNH&まで
3時間かけて降圧させ、その後3011111Hgに3
時間保ち、数平均分子量1008のコポリエステルポリ
オール1169.!i’を得た。
次に上記コポリエステルボリオール1008.!?(1
.00モル)を用いる以外は実施例13と全く同様の方
法でポリウレタンフィルムを作り、実施例13と同様の
耐水性評価を行なった結果を表16に示す。
実施例 16 実施例9と同様のガラス製反応容器にε−ヒドロキシカ
プロン酸67.7重量%(70.0モル%)とアジピン
酸32、1重量%(30.0モル俤)とからなる混合物
1044.!i’と1,6−ヘキサンジオール4399
を仕込み、更に触媒としてチタニウムーテトラーn−ブ
トキシド13ppmを添加し、窒素気流を通じ水を反応
系外に追出しながら150℃から200℃に約4時間か
けて昇温させ、200℃で2時間保った後、同温度で常
圧から25mlRHIに約6時間かけて降圧させ、その
後25mllH!で6時間保ち、数平均分子量1032
のコポリエステルボリオールを1265.!i’得た。
上記コポリエステルポリオール1032.?(i.oo
モル)と、1,4−ブタンジオール90.1/(1.0
0モル)とMDI 5 0 8 N (2.03モル
)から実施例13と全く同様の方法でポリウレタンフイ
ルムを作り、実施例13と同様の耐水性評価を行なった
結果を表16に示す。実施例 17 実施例9と同様のガラス製反応容器にε−ヒドロキシカ
ブロン酸メチル66.2重量%(70.0モル%)とア
ジピン酸ジメチル33.8重量%(30.0モル%)と
からなる混合エステル1030gおよび1,6−ヘキサ
ンジオール430gを仕込み、更に触媒として、チタニ
ウムーテトラーn−ブトキシド15pplllを添加し
、窒素気流を通じメタノールを反応系外に追出しながら
205℃で12時間エラテル交換反応を実施し、数平均
分子量1016のコポリエステルポリオール1114.
?を得た。
上記コポリエステルボリオール1016&(1.00モ
ル)と1,4−ブタンジオール9 0. 1 /(1.
00モル)とMDI508.?(2.03モル)から実
施例13と同様の方法でポリウレタンフイルムを作り、
実施例13と同様の耐水性評価を行なった。
結果を表16に示す。実施例 18 実施例9と同様のガラス製反応容器にε−ヒドロキシカ
プロン酸メチル70.0重量%(70.0モル%)とア
ジピン酸30.0重量%(30.0モル%)とからなる
混合物988gおよび1,6−ヘキサンジオール436
gを仕込み、更に触媒としてチタニウムーテトラーn−
ブトキシド15ppmを添加し、窒素気流を通じ、メタ
ノール及び水を反応系外に追出しながら150℃から2
05℃に約3時間かけて昇温させた。
205℃で5時間保った後、同温度で常圧から30ml
lEH.!i’まで約4時間かけて降圧させる。
以後30mllH&で5時間加熱攪拌を継続し数平均分
子量1043のコポリエステルボリオール1201/を
得た。
上記コポリエステルポリオール104,l’(1.00
モル)と1,4−ブタンジオール9 0. 1 .?(
1.00モル)とMDI 508g(2.03モル)
から実施例13と同様の方法でポリウレタンフイルムを
作り、実施例13と同様の耐水性評価を行なった。
結果を表16に示す。実施例 19 実施例9と同様の反応容器に平均重合度3のε一ヒドロ
キシカプロン酸オリゴマ−61.7重量多と、アジビン
酸ジメチル38.5重量饅の混合物(これはオキシカブ
ロン酸単位70モル俤アジビン酸単位30モル饅である
)103:lと1,6一ヘキサンジオール427gを仕
込み、更に触媒としてチタニウムーテトラーn−ブトキ
シド14凹を添加して、窒素気流を通じメタノール及び
水を反応系外に追出しながら150℃から200℃に約
3時間かけて昇温した。
以後200℃に6時間保ってから同温度で常圧から30
闘H.@に約3時間かけて降圧させ、以後3Qmm}{
,9で4時間保ち、数平均分子量1016のコポリエス
テルポリオール1258.!i’を得た。
上記コポリエステルポリオール1016.@(1.00
モル)と1,4−ブタンジオール9 0. I N(1
.00モル)とMDI 508.!/(2.03モル
)から実施例13と同様の方法でポリウレタンフイルム
を作り、実施例13と同様の耐水性評価を行なった。
結果を表16に示す。実施例 20 実施例9と同様の反応容器に平均重合度3のε一ヒドロ
キシカプロン酸オリゴマ−65.8重量俤とアジピン酸
34.3重量俤の混合物(これはオキシカプロン酸単位
70モルφ、アジピン酸単位330モル饅である。
)1018&と1,6−ヘキサンジオール454gを仕
込み、更に触媒として、チタニウムーテトラーn−ブト
キシド14ppmを添加し、窒素気流を通じて、メタノ
ールと水を追出しながら150℃から200℃に約4時
間かけて昇温した。
次に200℃に約7時間保った後、常圧から3011+
1H.@に3時間かけて降圧し以後30rnm }{
9で4時間保って、数平均分子量1001のコポリエス
テルポリオール1326εを得た。
上記コポリエステルポリオール1001.!i’(1.
00モル)と1,4−ブタンジオール90.11(1.
00モル)とMDI 508/(2.03モル)から
実施例13と同様の方法でポリウレタンフイルムを作り
、実施例13と同様の耐水性評価を行なった。
結果を表16に示す。実施例 21 水102.5.?(5.694モル)とε一カブロラク
トン650.0,F(5.702モル)を反応釜に仕込
み98〜106℃で3時間半加熱した。
この間に反応混合物から200ydの水を留出させた。
ついでアジピン酸212.fll(1.456モル)、
1,6−ヘキサンジオール2 3 6.5 .9 (
2.004モル)を反応釜に装入し、反応混合物の温度
を230℃へ上昇させ、一方20CrrLのピグリュー
分別塔を通して水を留出させた。
次いで圧力を水が絶えず留去するのに必要なように低下
させた。
酸価が7.4に低下後さらに235℃、20ffZll
IHgにて15時で反応させた。
次いでチタニウムーテトラーイソプロポキシド3ppm
を添加して20間HN、230℃にて10時間反応させ
て酸価0.45、ヒドロキシル酸56.8、数平均分子
量1975のコポリエステルポリオールを得た。
この物の熱分解留出量は0.012/,対トルエン溶解
度は340.?/1019トルエンであった。
上記のコポ・リエステルポリオール148.1/(0.
075モル)を100〜110℃、5間Hgにて2時間
脱水、脱泡し、MDI 38.:l’(0.153モ
ル)を添加して130℃にて10分間反応させた。
その後5rnmHgに減圧し、130℃にて20分間反
応させ、次に鎖延長剤として1,4−ブタンジオール6
.7.?(0.075モル)を添加し、充分攪拌後成形
用プレス板に流し込み200℃、200Kg/crrt
2にて10分間プレスした。
次いでポストキュアを120℃にて3時間行い、ポリウ
レタンを得た。
このようにして得たポリウレタンのTgは一42℃であ
り、引張強度(J Is −K −6 3 0 1−1
971に従って測定)は416K,p/α2であった。
更にこのエラストマーを熱水中2時間処理後の引張強度
は2 7 8 K9/CIrL2であッタ。
水102.Fl(5.694モル)とε一カブロラクト
ン650.0g(5.702モル)を反応釜に仕込み、
98〜106℃で3時間半加熱した。
この間に反応混合物から200−の水を留出させた。
間に反応混合物から2 0 0ydの水を留出させた。
ついでアジピン酸212.6.!i’(1.456モル
)、1,4−ブタンジオール88.1g(0.979モ
ル)およびネオペンチルグリコール101.8N(0.
979モル)を反応釜に装入し、反応混合物の温度を2
30℃へ上昇し、一方20C:WLのピグリュー分別塔
を通して水を留去させた。
次いで圧力を水が絶えず留去するのに必要なように低下
させた。
酸価が7.4に低下後さらに235℃、2QxmH/に
て15時間反応させた。
次いでチタニウムーテトラーイソプロポキシド3ppm
を添加して、20關HI、230℃にて10時間反応さ
せて酸価0.45、ヒドロキシル47.5、数平均分子
量2362のコポリエステルポリオールを得た。
この物の熱分解留出量は0.018/、対トルエン溶解
度は500g/100gトルエンと優れているが、ウレ
タン化した時の抗張力が著しく劣るため、ポリウレタン
の中間体としては実施例21のものに比べて不適当であ
る。
即ち、上記のコポリエステルポリオール141.7”/
(0.0600モル)を100〜110℃、5與鳳H9
にて2時間脱水、脱泡、MDI30.6g(0.124
4モル)を添加して、130℃に−GO分間反応させた
その後5a+m}lθに減圧し、130℃にて20分間
反応させ、次に鎖延長剤として1,4−ブタンジオール
5.4.?(0.0600モル)を添加し、充分攪拌後
成形用プレス板に流し込み200℃、200K9/cI
rL2にて10分間プレスした。
次いで、ポストキュアを120℃にて3時間行いポリウ
レタンを得た。
このようにして得たポリウレタンのTgは−41℃で優
れているが、引張強度(JIS−K−6301−197
1に従って測定)は、102,8K2/CwL2であり
ウレタンの強度としては非常に弱いものであった。
更にこのポリウレタンを熱水中で2時間処理後の引張強
度は68.OK9/CIrL2であった。
なお、通常ポリウレタンの引張強度は3 5 0 K9
7CX2以上を要求される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1(A)ε一カブロラクトン、ε−ヒドロキシカプロン
    酸、ε−ヒドロキシカプロン酸オリゴマーおよびε−ヒ
    ドロキシカプロン酸アルキルエステルからなる群から選
    ばれた1種以上が95〜30モル多と、(B)アジピン
    酸および/またはアジピン酸ジアルキルエステルが5〜
    70モル俤との混合物を、(C) 1. 6−ヘキサン
    ジオールと150〜250℃の温度で反応させてコポリ
    エステルポリオールを得、これをさらに有機ジイソシア
    ネートとを反応させることを特徴とするポリウレタンの
    製造方法。
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