JPS60986Y2 - プラスチツク製燃料タンク - Google Patents

プラスチツク製燃料タンク

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Publication number
JPS60986Y2
JPS60986Y2 JP7655180U JP7655180U JPS60986Y2 JP S60986 Y2 JPS60986 Y2 JP S60986Y2 JP 7655180 U JP7655180 U JP 7655180U JP 7655180 U JP7655180 U JP 7655180U JP S60986 Y2 JPS60986 Y2 JP S60986Y2
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JP
Japan
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insert
mold
tank
plastic
fuel tank
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Expired
Application number
JP7655180U
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English (en)
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JPS57426U (ja
Inventor
規久雄 田辺
恵二 中沢
靖生 笹倉
義広 梶尾
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、収納燃料の揺動防止用のバッフルプレート
を設けたプラスチック製燃料タンクに関する。
従来、自動車の燃料を収めるプラスチックタンクとして
は、例えば第1図に示すようなものがある(例えば特公
昭46−29992号公報)。
中空のプラスチックタンク本体1には、底面から内部に
突出した複数枚のバッフルプレート2が、長手方向を直
角にほぼ等分するように設けられ、燃料の揺動を防止し
ている。
なお、タンク上面には、燃料の注入口3が備えられてい
る。
このようなプラスチックタンクは一般にブロー成形によ
って成形される。
ブロー成形は、パリソンダイから軟化状態で円筒状に押
し出されたプラスチックの溶融膜状のパリソンを2分割
した金型の中央に保持し、型締すると同時にパリソン内
部にエアを吹き込み、金型の内面形状に沿うようにパリ
ソンを膨出させて、プラスチックタンクを成形する方法
である。
この時、バッフルプレートも、金型内部に挿入されたイ
ンサートによって外形が作られ、本体と一体的に成形さ
れる。
第2図、第3図はパリソン内部にエアを吹き込んで膨出
させ、金型4,4の内壁に密着したプラスチックタンク
本体1と、棒状のインサート(芯金)6を内包して外形
を形成する台形板状のバッフルプレート2が一体的に成
形された時の状態を:示す。
膜状のパリソンはインサート6を境いとして折れ曲がり
、互いに膜面が接着して硬化時にバッフルプレート2を
形成する。
ところで、棒状インサート6は、成形時、金型4に支持
する必要があり、そのため金型4への挿入部6aを有し
ている。
したがって、プラスチック成形後に金型から抜き出すと
、第3図に示すように棒状インサート6の金型への挿入
部6aがタンクの外表面1aより突出してしまう構造に
なっているために、搬送や貯蔵の際、人を傷つけたり、
余分なスペースを必要としたり、また、タンク自身の変
形や破壊を誘発しやすい。
これを防止するため、従来、成形後にインサート6の金
型挿入部6aをサンダー等で切断するという余分な工程
を必要としていた。
そこで、この考案は□インサートの釡型挿入部がタンク
の外表面から突出しないように、プラスチックタンクを
成形してインサートの突出端を切断するという余分な加
工工程を減らすことを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、プラスチックタンク本体1の外表
面1aにはインサート6の金型挿入部6a近傍に、円錐
状の凹部7が設けられ、インサート6の金型挿入部6a
は、外表面1aより突出しないように、凹部7に収納さ
れる。
この凹部7を形成したタンク本体1は、第5図のように
、金型4の一般面4aより隆起したインサート6の支:
持部8によって成形される。
そして、:円錐状のインサート支持部8に形成した支持
穴9の:底i9aを、上記−膜面4aよりもeだけ浅く
することによって1.成形品であるプラスチックタンク
には、外表面1aとインサート6の金型挿入部6aとの
間に間隔eが形成され、インサート6の金型挿入部6a
がタンク外表面1aより突出する・ことはない。
なお、インサート支持部8に抜き勾配θを設けるととも
に、角部にRを設け、プラスチックタンク本体1の肉厚
か極端に薄くぴらないようにすると、強度的にも向上す
る。
第6図には他の実施例を示す。
この実施例は、インサート10の全長に渡って、あるい
は金型4に支持される部分だけ中空にする一方、金型4
にインサート10を支持する突起部11を設け、間隔e
を保つようにして、インサート10を突起部11に挿入
し、成形するようにしたものである。
。なお、突起部11の金型4に固定する構造としては、
第6図のように埋設部11aを設けて圧入などて固定す
る他に第7図のようにネジ12によって結合することも
できる。
また、第8図は突起部11の先端に切り込み13をいれ
て、この切り込み13の拡開バネ力で、インサート10
の支持力を強化して抜は止めをはかるようにした例であ
る。
以上説明してぎたように、この考案によればインサート
の金型挿入部がプラスチックタンクの外表面から突出し
ないようにしたので、成形後の金型挿入部の除去という
加工工程を減らすことができ、生産性が改善できコスト
ダウンがはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラスチックタンクの斜視図、第2図は
その成形時の本体及び金型の断面図、第3図は成形直後
の断面図である。 第4図は本考案の要部断面図、第5図はその金型の要部
断面図、第6図ないし第8・図は他の実施例の要部断面
図である。 1・・・・・・プラスチックタンク本体、2・・・・・
・バッフルプレート、4・・・・・・金型、6・・・・
・・棒状インサート、7・・・・・・凹部、8・・・・
・・インサート支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収容燃料の揺動を抑制するバッフルプレートをタンク本
    体の内部にブロー成形によって一体的形成したプラスチ
    ック製燃料タンクにおいて、バッフルプレートの稜線部
    に沿って埋込まれるインサートの両端部に対応する部分
    のタンク本体の外表面に凹部を形成し、インサートの端
    部をこの凹部内に、タンク本体外表面より外方へ突出し
    ないように収納したことを特徴とするプラスチック製燃
    料タンク。
JP7655180U 1980-06-02 1980-06-02 プラスチツク製燃料タンク Expired JPS60986Y2 (ja)

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JPS57426U JPS57426U (ja) 1982-01-05
JPS60986Y2 true JPS60986Y2 (ja) 1985-01-12

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JP5493805B2 (ja) * 2009-12-15 2014-05-14 トヨタ自動車株式会社 燃料タンク及び車両構造

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JPS57426U (ja) 1982-01-05

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