JPH02242753A - ヒンジを有した樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

ヒンジを有した樹脂成形品の製造方法

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JPH02242753A
JPH02242753A JP2037086A JP3708690A JPH02242753A JP H02242753 A JPH02242753 A JP H02242753A JP 2037086 A JP2037086 A JP 2037086A JP 3708690 A JP3708690 A JP 3708690A JP H02242753 A JPH02242753 A JP H02242753A
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JP
Japan
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molding
hinge
steering column
blow
molded product
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JP2037086A
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Katsuhiko Shimazaki
嶋崎 勝彦
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製品と一体に成形されたヒンジを有するブロ
ー成形製品に関する。
(従来の技術) 従来のヒンジを有するブロー成形製品としては、第10
図に示すようなものが知られている。
この製品例としてのステアリングコラムカバーAは、−
回のブロー成形で、ステアリングコラムカバーとしての
筒状の最終形状を一体に成形して成形品104とし、側
面の直線部105を残して該直線部105を含む垂直平
面で前記成形品104を略二等分して、前記直線部10
5をヒンジ106としたもので、組付は時はヒンジ10
6を中心に成形品104を展開した後、間にステアリン
グコラム(図示せず)を位置させ、ヒンジ106を中心
に成形品104を筒状に閉じ合わせ一組のビス107と
す・ント108によって締結するものであった。
また、ステアリングコラムカバーとしては、第11図に
示すようなものも知られているもので、このステアリン
グコラムカバー日は、インジェクション成形によってそ
れぞれ別体に成形された半筒状の成形品100.101
によって形成され、この成形品100.101を複数組
のビス102とナツト103によってステアリングコラ
ム(図示せず)をはさんで締結するものであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のステアリングコラムカ
バーAにあっては、ステアリングコラムカバー8がイン
ジェクション成形により成形された2つの成形品より成
っていたことによる成形工数9組立工数、ビス、ナツト
の数が多い、型費がかかる、という問題点を改善するこ
とができるのではあるが、ブロー成形では樹脂体の一側
面に薄肉部を設けるのは難しく、インジェクション成形
のように簡単にヒンジ部を加工することができないので
、前述したヒンジ106の肉厚が他の部分と同厚である
。このために、折り曲げ1こくいことによる取付作業性
の悪さ、折り曲げると白化することによる見栄えの悪さ
や折損の恐れがある、という問題点を残していた。
(問題点を解決するための手段) そこで、上述のような問題点を解決することを目的とし
て本発明はなされたもので、この目的達成のために本発
明では、樹脂体の一側面に樹脂体と一体に成形され、該
一側面の幅方向に延在させて凸条または凹条が形成され
、該凸条または凹条にはヒンジとなる薄肉部を形成させ
たヒンジを有するブロー成形製品とした。
(作 用) 従って、本発明のヒンジを有するブロー成形製品では、
幅方向に延在させた凸条または凹条に形成された薄肉部
をヒンジとし、この薄肉部から樹脂体を円滑、かつ、整
然と折り曲げさせることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、ヒンジを有するブ
ロー成形製品として、車両等のステアリングコラムカバ
ーを例にとる。
まず、第1図〜第4図に示す第1実施例についてその構
成を説明する。
1はステアリングコラムカバー(樹脂体)であって、ブ
ロー成形によって一体に成形されたもので、このステア
リングコラムカバー1は、ステアリングコラムとステア
リングスイッチ等の付属物(図示せず)と、を包み込む
ように覆うものであって、組付は時には筒状となるよう
に形成されている。
2は挟持孔であって、前記ステアリングコラムカバー1
の上面にステアリングコラムの外径と時間−形状に開孔
されたもので、組付は時にはこの挾持孔2がステアリン
グコラムに当接し挟持される。
3は凸条であって、前記ステアリングコラムカバー1の
側面4のほぼ中央に該側面4の幅方向全長にわたって延
在されたもので、この凸条3はブロー成形時に前記ステ
アリングコラムカバーと一体に成形され、内面の隅部に
は他の部分より肉厚の薄い薄肉部5.5が形成されてい
る。
尚、前記ステアリングコラムカバー1は、ステアリング
コラムへの組付は時の形状を略二等分するように、前記
凸条3を含む垂直平面を分離平面として設定し、凸条3
を除いて該分離平面でカットして、ステアリングコラム
カバー1を2つのカバ一部材6とカバ一部材7に分け、
該カバ一部材6とカバ一部材7を凸条3にて連結した形
状となっている。
また、凸条3には前述のように内面の隅部に薄肉部5.
5が形成されており、該薄肉部5.5をヒンジH1とし
て用いて、前記カバ一部材6とカバ一部材7とを該ヒン
ジH1を中心に折曲可能に連結している。
次に、第1実施例の作用を説明する。
まず、成形時においては、第3図に示すように、熱可塑
性樹脂Pを軟化させ筒状にし導出させる導出装置8と、
該導出装置8より下方に向けて設けられた吹込針9と、
凸条3を成形するための凹部10を有する成形型11と
該成形型11と対をなす成形型12と、を備えたブロー
成形装置Cを用いる。
そして、成形に際しては、導出装置8から軟化させた樹
脂Pを筒状に導出させ、次に、その筒状の樹脂Pを成形
型11と成形型12で左右から閉じ合わせて型締めし、
吹込針9より空気を吹込んで成形型11と成形型12の
内面に密着させて成形する。その後、温度を低下させて
樹脂Pを硬化させ成形品P1とする。
そして、型開きを行い成形品P1をセパレートラインL
1.L2で切断した後、前述した分離平面で凸条3を除
いて垂直にカットして、薄肉部5,5をヒンジH1とし
たステアリングコラムカバー1とする。
尚、この時凹部10により成形された凸条3は第4図に
示すような断面形状となっている。
図中a1は凹部10の幅でありβ12は深さである。
凸条3以外の部分の厚さをtlとすると凸条3のる。本
第1実施例では、tl =2. 0mm、 ff1=5
.0mm、β2 =5.0mmとしているのでさらに、
凸条3の隅部13.13においては肉厚がt2の1/1
.5〜1/4位になるので、1/2になると仮定して本
第1実施例では、0.7×1/2=0.35mmとなる
。この隅部13,13がステアリングコラムカバー1の
中で最も薄肉な薄肉部5.5となっている。
尚、β1.42の長さ、特に長さが短い場合は吹込針9
からの空気の圧力をもってしても樹脂Pが凹部10に完
全に密着しない場合があるので、β1、β2の条件によ
っては、第5図に示したように、凹部10の隅部に真空
道14を形成させ、外部から真空道14に負圧をかけ、
樹脂Pを凹部10に密着させ、薄肉部5.5の形成を助
ける。
更に、ステアリングコラムへの組付は時においては、ヒ
ンジH1でカバ一部材6とカバ一部材7を回動させ展開
した後、挾持孔2にステアリングコラムを当接させ、ヒ
ンジH1でカバ一部材6とカバ一部材7を折り曲げさせ
て閉じ合わせ、−組のビス15.す・ット16で締結し
てステアリングコラムに組付ける。
次に、第6図に示す第2実施例について説明する。
この実施例は第1実施例の頂部が平面の凸条3に代えて
、頂部が断面円弧状の凸条17を設けた例であり、凸条
17の円弧部分18全体を薄肉部19となし、該薄肉部
19をヒンジH2としたものである。
次に、第7図に示す第3実施例について説明する。
この実施例は第1実施例の頂部が平面の凸条3に代えて
、断面V字状の凸条20を設けた例であり、凸条20の
先端部21を薄肉部22となし、該薄肉部22をヒンジ
H3としたものである。
尚、成形時においては、成形型23に真空道24を設け
て、成形型23への樹脂Pの密着性及び薄肉°部成形性
を高めている。
次に、第8図に示す第4実施例について説明する。
この実施例は第1実施例の凸条3に代えて、逆に陥没さ
せた凹条25を設けた例であり、凹条の基部26.26
を薄肉部27.27となし、該薄肉部27.27をヒン
ジH4としたものである。
尚、成形時においては、成形型28に真空道29.29
を設けて成形型28への樹脂Pの密着性及び薄肉部成形
性を高めている。
次に、第9図に示す第5実施例について説明する。
この実施例は、第4実施例の底部が平面の凹条25に代
えて、底部が断面円弧状の凹条30を設けた例であり、
凹条の基部31.31を薄肉部32.32となし、該薄
肉部32.32をヒンジH5としたものである。
また、成形時において、成形型33に真空道34.34
を設けて成形型33への樹脂Pの密着性及び薄肉部成形
性を高めている。
尚、第2〜第5実施例における他の構成については、第
1実施例と同様であるので同一部分に同一符号を付して
説明を省略する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における形状変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例として車両等のステアリングコラムのカ
バーを例にとったが、車両等のステアリングコラムカバ
ーに限らず他の製品であってもよい。
また、凹条または凸条の形状に関しては、実施例形状に
限定されない。そして、凹条または凸条の数も一側面に
複数設けても良いし一側面のみでなく他の側面にも設は
複数の側面に設けるようにしても良い。
さらに、実施例中で用いた凹部の幅I21や深さ22等
の値は実施例に限定されるものではな(任意に定めてよ
い。
(発明の効果) 以上述べてきたように、本発明のヒンジを有するブロー
成形製品にあっては、樹脂体の一側面に凸条または凹条
を設けたので、該凸条、凹条にヒンジとなる薄肉部が形
成できる。このためブロー成形において、樹脂体の一側
面に容易にヒンジ部を形成することができる。また、ヒ
ンジとして用いる薄肉部を有する凸条または凹条を一体
に形成させたブロー成形製品としたために、この薄肉部
から円滑、かつ、整然と折り曲げることができ、折り曲
げやすいことによる組付は作業性の向上及び折り曲げに
よる見栄えの悪さや折損の恐れの解消を図ることができ
るという効果が得られる。
また、第2実施例にあっては、凸条の頂部を断面円弧状
とし、円弧部全体をヒンジとしたために、折曲時の応力
集中を解消できる。
さらに、第4.第5実施例にあっては凹条を設けたため
に、凸条を設けた場合に比べ組付は時の見栄えが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のステアリングコラムカバー
(ヒンジを有するブロー成形製品例)を示す斜視図、第
2図は第1実施例製品の要部を示す断面図、第3図は第
1実施例製品の成形時のブロー成形装置の縦断面図、第
4図は第3図のI−■断面の部分拡大説明図、第5図は
本発明実施例製品を製造するブロー成形装置に真空道を
設けた場合の斜視図、第6図は本発明第2実施例のヒン
ジを有するブロー成形製品の要部断面図、第7図は本発
明第3実施例のヒンジを有するブロー成形製品の要部断
面図、第8図は本発明第4実施例のヒンジを有するブロ
ー成形製品の要部断面図、第9図は本発明第5実施例の
ヒンジを有するブロー成形製品の要部断面図、第10図
は従来のステアリングコラムカバーA(ヒンジを有する
ブロー成形製品例)を示す斜視図、第11図は従来のス
テアリングコラムカバー8(ヒンジを有するブロー成形
製品例)を示す斜視図、である。 1・・・ステアリングコラムカバー(樹脂体)3.17
.20・・・凸条 4・・・側面 5.19,22,27.32・・・薄肉部25.30・
・・凹条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)樹脂体の一側面に樹脂体と一体に成形され、該一側
    面の幅方向に延在させて凸条または凹条が形成され、該
    凸条または凹条にはヒンジとなる薄肉部が形成されてい
    ることを特徴とするヒンジを有するブロー成形製品。
JP2037086A 1990-02-17 1990-02-17 ヒンジを有した樹脂成形品の製造方法 Granted JPH02242753A (ja)

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JP2037086A JPH02242753A (ja) 1990-02-17 1990-02-17 ヒンジを有した樹脂成形品の製造方法

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JPH02242753A true JPH02242753A (ja) 1990-09-27
JPH0431855B2 JPH0431855B2 (ja) 1992-05-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997008065A1 (en) * 1995-08-31 1997-03-06 Combibloc, Inc. Push-tab hinge for a container closure apparatus
US7028863B1 (en) 2000-05-30 2006-04-18 Sig Combibloc, Inc. Flip-top container closure apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571725A (en) * 1980-03-26 1982-01-06 Grace W R & Co Single wall blow forming vessel with integral hinge

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US7028863B1 (en) 2000-05-30 2006-04-18 Sig Combibloc, Inc. Flip-top container closure apparatus

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