JPH042006Y2 - - Google Patents

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JPH042006Y2
JPH042006Y2 JP16059487U JP16059487U JPH042006Y2 JP H042006 Y2 JPH042006 Y2 JP H042006Y2 JP 16059487 U JP16059487 U JP 16059487U JP 16059487 U JP16059487 U JP 16059487U JP H042006 Y2 JPH042006 Y2 JP H042006Y2
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bumper
box
box body
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injected
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JP16059487U
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JPH0164408U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などのプラスチツク製バンパ
ーの塗装時に使用されるバンパー受具の製造装置
に関する。
(従来の技術) 従来、バンパー塗装用受具は、比較的小径の丸
棒を使用した溶接構造体、あるいは繊維強化プラ
スチツク(FRP)の成形品を使用した組立構造
体、または鉄板のプレス成形品を使用した組立構
造体から構成されていた。しかし、これらの構造
体はそれぞれ優れた特徴を有するが、共通して製
作時間がかかり、製作コストが高く、汎用性がな
いという欠点が有つた。
出願人はこれらのプラスチツク製バンパーの塗
装用受具の欠点を解消し、かつ、これらの長所を
損わない受け具を開発し特願昭62−104929号公報
として出願している。該受具は第12図に示す如
く、バンパーaの内側凹部に合致した形状の発砲
プラスチツク製のバンパー支承部材bが横架アー
ムcに固設され、該横架アームcは支柱d,dを
介して台車eに支持されているものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、第12図に示す受具において、バンパ
ー支承部材bはバンパーのコーナー部Rに当接し
ていないので、プラスチツクバンパーの如く軟ら
かい材料のバンパーでは塗装焼付け時にコーナー
部Rが熱変形してバンパー先端部fが内側に倒れ
込んで破線で示すように変形する。このようにバ
ンパーの先端部fが内側に倒れ込むと、車体にバ
ンパーを取り付けるときにバンパー側部を外側に
拡げて取り付けることになるが、バンパーに歪が
残り好ましくない。
バンパー側部の倒れ込みを防ぐにはバンパー支
承部材bを延長してバンパー両側のコーナー部も
支承部材bで支承される必要がある。支承部材b
をバンパーのコーナー部にまで拡張する手段は第
13図、第14図および第15図などが考えられ
る。第13図はコーナー部を充分に形成するので
好ましいが、製造に面倒な多くの工程を要する。
各図中のhはバンパーの形状をした型具である。
第13図に対し、第14図は拡張支承部分gを水
平方向に形成しコーナー部rまで達するようにし
ているが、拡張支承部分gの材料を多く要し、そ
れだけ重量が嵩むので好ましくない。また、第1
5図においてはバンパー支承部材bとコーナー部
rとの間にのみ拡張支承部分gを形成したので、
材料を多く必要としないし重量は増加しないが、
バンパーを支承する部分が小さくて熱変形の防止
には効果が薄い。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構造でもつて、バンパー受具としてバ
ンパー両側のR部を形成することができるように
したバンパー受具製造装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、バンパーの長手方向の内側長さ以上の長さ有
するとともに上面を開口し発泡プラスチツクが注
入同化される一体型または分離型の箱体と、長手
方向端部が上下に揺動自在になるように該箱体の
長手方向の中央部を支承した脚とを有し、該箱体
の内側端部の形状をバンパー両側の湾曲部の内側
形状に合致せしめたものとする。
(作用) 上記の如く構成されているので、箱体を斜めに
傾斜させ箱体内に発泡プラスチツクを注入して発
泡させると、箱体内はバンパーのコーナー部の内
側形状に合致した形状に形成される。次に箱体を
反対側に傾斜させ、箱体内に同様に発泡プラスチ
ツクを注入して発泡させることで、他の側にもコ
ーナー部を有する受具を形成する。このように形
成された箱体の形状は、バンパーコーナー部を含
む内側の形状に一致し、バンパー塗装用受具とし
て使用することができる。
(実施例) 次に本考案の実施例について図面に基づいて説
明すると、第1図はバンパー受具製造装置の斜視
図、第2図はその縦断面図、第3図、第4図、第
5図及び第6図はそれぞれバンパー受具の製造順
序を示した縦断面図、第7図はバンパー受具の使
用状態を示す側面図である。
上記バンパー受具製造装置は箱体1と脚2とに
より構成されている。箱体1はバンパーの内側の
形状に相当する底面を有するとともに上面を開口
し発泡プラスチツクが注入固化される縦長の箱体
である。該箱体1を支持する脚2は箱体1の端部
が上下に揺動自在になるように箱体の長さ方向の
中央部を支点4により両側より支承する。前記箱
体1内には間隔をとつて少なくとも2箇所に仕切
壁3,3が設けられたものである。仕切壁3には
パイプ材5を支承する凹部3aが形成されてい
る。
本装置によつてバンパー受具を製造するには、
第3図に示す如く箱体1を片方(左)に傾斜し箱
体1内の下側コーナー部に発泡ウレタン(発泡プ
ラスチツク)6を注入する。予め、箱体には仕切
壁を利用して心材としてパイプ材5をいれてお
く。仕切壁3にある凹部3a(第1図参照)にパ
イプ材を支持させパイプ材を設置後、塞ぎ材によ
つて凹部3aの余部を塞ぐようにすればよい。発
泡ウレタン6が発泡し固化したら、第4図の如く
箱体1を水平にして仕切壁3,3間に前記第3図
と同様に発泡ウレタン6を注入する。その後、箱
体1を右に傾斜させ第5図の状態にして第3図と
同様に右側のコーナー部の受具を形成する。結
局、第6図の如く箱体1内にバンパー受具を製造
することができる。この受具の使用状況は第7図
に示す如く該受具を取りだして上下を逆にし、バ
ンパー塗装用に使用することができる。7はバン
パーで、二点鎖線によつてバンパーの外形を示
す。
第8図、第9図、第10図及び第11図は他の
実施例を示す図で、第8図は平面図、第9図はそ
の側面図である。第1図の実施例では箱体を一体
型にして仕切壁で箱体内を分離していたが、本実
施例においてはバンパーの内側形状に相当する長
さを有する上面を開口した箱体は1a,1bによ
つて別々に構成され、中間に枠体8によつて結合
する。5はパイプ材で発泡ウレタンの注入前に箱
体1a,1bにセツトしておき、発泡ウレタンの
発泡固化後取りだすものである。箱体1a,1b
は外側を硬質発泡ウレタン囲壁9とし、その内側
にシリコン壁9aを形成しておき、離型時に離型
しやすいようにしておく。脚2は枠体8中央に固
定されていて下端が床上の1点で支持されてい
る。
第10図は図上左側の箱体1aに発泡ウレタン
6を注入する状態を示したもので、第11図は右
側の箱体1bに発泡ウレタン6を注入する状態を
示すものである。
(考案の効果) 上記の如く、本考案によるバンパー受具の製造
装置は、簡単な箱体と脚とによつて構成されてい
るにも拘らず、バンパー受具として最も肝要なバ
ンパー両側のR部を形成することが出きるので、
従来の如くバンパーコーナー部の受具を作るのに
多くの工程を必要としないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るバンパー受具製
造装置の斜視図、第2図は第1図の縦断面図、第
3図、第4図、第5図、第6図はバンパー受具の
製造順序を示した縦断面図、第7図はバンパー受
具の使用状態を示す側面図、第8図〜第11図は
それぞれ他の実施例を示す図で、第8図は平面
図、第9図はその側面図、第10図及び第11図
はバンパー受具の製造過程を示す側面図である。
第12図は従来例を説明するための側面図、第1
3図、第14図及び第15図は、バンパーコーナ
ー部受具の製造手段を示した部分側断面図であ
る。 1……箱体、2……脚、3……仕切壁、4……
支点、5……パイプ材、6……発泡ウレタン(発
泡プラスチツク)、7……バンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパーの長手方向の内側長さ以上の長さ有す
    るとともに上面を開口し発泡プラスチツクが注入
    固化される一体型または分離型の箱体と、長手方
    向端部が上下に揺動自在になるように該箱体の長
    手方向の中央部を支承した脚とを有し、該箱体の
    内側端部の形状をバンパー両側の湾曲部の内側形
    状に合致せしめたことを特徴とするバンパー受具
    製造装置。
JP16059487U 1987-10-20 1987-10-20 Expired JPH042006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16059487U JPH042006Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16059487U JPH042006Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0164408U JPH0164408U (ja) 1989-04-25
JPH042006Y2 true JPH042006Y2 (ja) 1992-01-23

Family

ID=31442794

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JP16059487U Expired JPH042006Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20

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JPH0164408U (ja) 1989-04-25

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