JPS5914181Y2 - 樹脂成形用金型 - Google Patents

樹脂成形用金型

Info

Publication number
JPS5914181Y2
JPS5914181Y2 JP12456676U JP12456676U JPS5914181Y2 JP S5914181 Y2 JPS5914181 Y2 JP S5914181Y2 JP 12456676 U JP12456676 U JP 12456676U JP 12456676 U JP12456676 U JP 12456676U JP S5914181 Y2 JPS5914181 Y2 JP S5914181Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
support
cavity
coil
resin molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12456676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5343064U (ja
Inventor
輝男 玉田
Original Assignee
東光株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東光株式会社 filed Critical 東光株式会社
Priority to JP12456676U priority Critical patent/JPS5914181Y2/ja
Publication of JPS5343064U publication Critical patent/JPS5343064U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5914181Y2 publication Critical patent/JPS5914181Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モールド型高周波コイルを製作するに好適な
樹脂成形用金型に関する。
本願の考案者は、すでに同じ用途に好適な樹脂成形用金
型として、特願昭49−82735号、及び特願昭47
−46433号としてキャビティの内表面に弾性体層を
設けたものを出願している。
これは、コイルのピッチ、巻数等の仕様が多種類であっ
ても、その仕様ごとに別々の金型を必要とせずに同じ金
型を使用できる利点を有している。
本考案は、この種の金型の耐久性を改善するためになさ
れたものであり、その実施例を示している第1図から第
5図によって説明する。
第1図は第3図に示すようなモールド型高周波コイル7
を製作する場合の金型と支持体の斜視図を示す。
1,1′はそれぞれ下金型及び上金型、2はキャビティ
、3はキャビティ2の内壁から突出させて形成した当接
部、4は溶融樹脂注入孔である。
当接部3はキャビティ2の中に収納される支持体5の長
手軸に沿う方向に長く延びた形状に設けである。
下金型1及び上金型1′は鉄または非鉄金属など、成形
する際の型締め圧力に耐えられるような剛体で作られる
キャビティ2はインサート部材、すなわち高周波コイル
7の巻線部分8の外形寸法よりも等しいが大きく加工さ
れ、当接部3の前面は例えばローレットにより多数の溝
を切ることにより粗面にしである。
収納される支持体5の底部6には、高周波コイル7の線
径とほぼ同じ孔径を有する貫通孔10が設けである。
モールド型高周波コイル7を製作する場合には、端子部
分9の樹脂成型を必要としない部分を貫通孔10に挿入
し、インサート部材である巻線部分8を支持体5の周囲
の長さ方向の適当な位置に保持し、金型のキャビティ2
内に収納する。
第2図は、この時の金型の断面図を示している。
四つの当接部3の前面は、巻線部分8に密接しており、
溶融樹脂を注入し樹脂成型を行う時に、巻線部分8のピ
ッチ等が不都合に変化することを防止する。
四つの当接部3で分割された空間部分11゜12.13
.14は端子部分9及び巻線部分8の樹脂成型する部分
を位置させるためのものである。
こうして溶融樹脂注入孔4から溶融樹脂を注入し、端子
部分9の位置する空間部分12.14を含むすべての空
間部分を満し、冷却固化して金型及び支持体5をはずせ
ば、第3図に示すようなモールド型高周波コイル7が得
られる。
第5図は、第4図のモールド型高周波コイル17を製作
する場合の本考案の金型の他の実施例を斜視図で示す。
第1図、第2図と同一部分は同一番号を付与しである。
この実施例では、下金型1及び上金型1′のそれぞれの
キャビティ2内壁に一つずつの当接部が設けてあり、前
記の実施例と同様にその前面を粗面にしである。
また、下金型1におけるキャビティ2の部分を除く上部
表面16は弾性体層15で覆われている。
弾性体層15は、モールド型高周波コイル17の巻線部
分18を支持体(図示されていない)で保持し、キャビ
ティ2内に収納して樹脂成型を行う時に、巻線部分の長
さ方向と直角方向にのびる端子部分19が下金型1の上
部表面16に位置することによる溶融樹脂のキャビティ
2の外部へのもれを防止する。
この時端子部分19は、弾性体層15の中にめりこんだ
状態であるから、第4図に示すように樹脂成型されるこ
とはない。
粗面にしたキャビティ2の当接部3の前面を巻線部分1
8に密接させて、樹脂成形時のピッチ等の不都合な変形
を防止させ得るようにすることは前記した場合と同様で
ある。
なお当接部3の前面に施す粗面の状態は、ローレットの
目の荒さを調節したり、他の方法で面模様をも含めて種
々変化させ得る。
ローレットで粗面にする場合は、一般に細目程度を用い
ることにより巻線部分の線材の表面に密着させた時に生
しゃすいキズをほとんどなくすことが可能である。
本考案は、上述のように上金型と下金型を備え、支持体
の外側に螺旋状に巻回した状態に装着したコイルを、こ
れら上下の金型で形成されるキャビティ内に支持体と共
に収納し、キャビティ内に溶融樹脂を注入してから冷却
固化してモールド型高周波コイルを成形する樹脂成型用
金型において、支持体の長手軸方向に沿って長く延びた
当接部をキャビティの内壁に設け、この当接部の前面を
粗面にするとともに、支持体に装着したコイルをキャビ
ティ内に収納して上下の金型を閉じたとき、コイルの巻
線部分が、当接部の前面と支持体によって挾持されるよ
うにしたことを特徴とするものである。
本考案の樹脂成形用金型によれば、成形時に巻線部分が
粗面になされた当接部前面と支持体との間に強固に挾持
されるので、巻線部分の寸法精度が著しく向上し、バラ
ツキが小さく特性の一定したモールド型高周波コイルを
製造することができる。
また、従来のキャビティ内に設けられた弾性体層は、熱
による外形寸法の変形、破損等により寿命が短かい難点
があったが、キャビティ内の当接部が金属だけからなる
本考案ではそのようなことはなく、長期にわたり安定し
た品質のモールド型高周波コイルを得ることができる。
本考案は、実施例として2個の金型を示したが、その技
術思想は種々の形状を有する金型への応用を可能にする
ものであり実施例にとられれる必要のないことは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金型と支持体の一実施例を示す斜視図
であり、第2図は第1図において支持体を金型のキャビ
ティ内に収納した時の断面図であり、第3図は第1図、
第2図の金型で製作されるモールド型高周波コイルを示
す斜視図であり、第4図は別のモールド型高周波コイル
の斜視図であり、第5図は第4図のモールド型高周波コ
イルを製作するための本考案の金型の実施例を示す斜視
図で゛ある。 1・・・・・・下金型、1′・・・・・・上金型、2・
・・・・・キャビティ、3・・・・・・当接部、4・・
・・・・支持体、7,17・・・・・・モールド型高周
波コイル、8,18・・・・・・巻線部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上金型と下金型を備え、支持体の外側に螺旋状に巻回し
    た状態に装着したコイルを、該上下の金型で形成される
    キャビティ内に支持体と共に収納し、該キャビティ内に
    溶融樹脂を注入した後冷却固化してモールド型高周波コ
    イルを成形する樹脂成形用金型において、支持体の長手
    軸方向に沿って長←延びた当接部をキャビティの内壁に
    設け、該当接部の前面を粗面にするとともに、支持体に
    装着したコイルをキャビティ内に収納して上下の金型を
    閉じたとき、コイルの巻線部分が該当接部の前面と支持
    体によって挾持されるようにしたことを特徴とする樹脂
    成形用金型。
JP12456676U 1976-09-16 1976-09-16 樹脂成形用金型 Expired JPS5914181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12456676U JPS5914181Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 樹脂成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12456676U JPS5914181Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 樹脂成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5343064U JPS5343064U (ja) 1978-04-13
JPS5914181Y2 true JPS5914181Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=28733982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12456676U Expired JPS5914181Y2 (ja) 1976-09-16 1976-09-16 樹脂成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914181Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342574Y2 (ja) * 1980-09-30 1988-11-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5343064U (ja) 1978-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2731887B2 (ja) ゴルフボール成型金型
JPS5914181Y2 (ja) 樹脂成形用金型
JPH0538243A (ja) 釣り竿の糸ガイド製造方法
KR890004594A (ko) 유연 보드 합체식 전자 부품 주형 수지 케이싱
JPH03126268U (ja)
JP2626491B2 (ja) ゴルフボール
JPS60986Y2 (ja) プラスチツク製燃料タンク
JPH0215321U (ja)
JPS584165Y2 (ja) Fmコイルボビン
JP2513182Y2 (ja) カセツトケ−ス成形用金型
JP3819055B2 (ja) パチンコ玉発射槌の槌先成形方法
JPH0372450B2 (ja)
JP3789242B2 (ja) 螺旋体製造型
JP2002303319A (ja) ガイドローラーおよびその製造方法
JPH0619157Y2 (ja) コネクタ
JP2000310315A5 (ja)
JPS5811539Y2 (ja) 成形用金型
JPS61140520U (ja)
JPS5927146Y2 (ja) 時計用バンド駒の結合ピン
JPS6130321B2 (ja)
JPH0185007U (ja)
JP2539556B2 (ja) 偏向ヨ―クコアの製造方法
JPH0365244B2 (ja)
JPH0870550A (ja) モールドモータ
JPH08148312A (ja) 回転型電子部品のフラット面付き絶縁シャフト