JPS6068994A - 光熱変換型熱転写記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱転写記録媒体に係るものであり、竹に光熱変
換を利用する熱転写記録媒体に関するものである。更に
本発明の光熱変換型熱転写記録媒体は、特にカラー画像
を得るのに適したものである。

従来から、コンデンサー紙、ＰＥＴフィルムなとの１５
ｕ以下の薄い支持体上にワックス、着色剤を主成分とす
る熱転写層か、又は熱昇華性染料を主成分とする熱昇華
性染料層を設けた熱転写記録媒体を、熱ヘッドを用いて
受像シーＩ・上に転写記録を得る方法が広く利用されて
いるが、この方法の転写記録は記録の鮮明性に欠けると
共に、記録の堅牢性も良くないものであった。

また光透過性のシート状支持体」二に放電破壊にて、部
分的に除去可能な赤外線反射層を設番ＪＸ（ＩＪ！。

方面にカーホン・黒鉛なとの光熱変換物質を含ａする熱
転写層を段υだ光熱変換型熱転写記録媒体も、定期券発
行システムなとに利用されている。

この場合は、光熱変換物質が着色剤としての樋能ｔ〕’
（ｊシているものであるので、黒色系の記録に対して良
い結果をｌうえるが、ノノシー記録を得る１」的には合
わない。即ち、光熱変換機能が無いが又は少ない１ｊＪ
ｊ望の色相の染４Ｆ、顔４１を上述したツノ−ボン、黒
鉛なとの光熱変換物質と共に熱転写層中に混合使用する
ことは可能であるが、光熱変換熱転写記録する場合、得
られる熱転写記録には光熱変換物質も所望カラーの染料
又は顔料と共に転写されてしまうので、得られた記録の
色相は本来の色相とは異なり黒ずんだ鮮かさに欠けたも
のとなる。

またこの系の染料として熱昇華性染料を使用し、結着剤
として比較的耐熱性のある樹脂を用いて、光熱変換物質
での光熱変換て発生ずる熱を利用して受像シートに昇華
転写像を得る方法も提案されている（特開昭５３−５６
３７＞。更にカラー画像を得る目的で、酸化亜鉛感光紙
の裏面に熱昇華１１−染料層を設り、通常のノノールソ
ン法で酸化亜鉛感光面−Ｌに、）Ｊ−ボン含有１ヘナー
で顕像処理した後、熱昇華性染料層に受像シートを密着
し、酸化亜鉛感光紙側から赤外線照射し、トナー像を昇
ｌ扁させ、その熱を熱昇華性染料層に伝達し、受像シー
ト上に染土１の熱昇華転写像を得る方法も提案されてい
る。しかし、この種の熱昇華性染料を使用して得られる
記録は堅牢性に乏しいものである。

また熱昇華転写効率を艮くするために、使用する染料の
昇華開始温度を低くするのが効果的であるが、得られた
記録の堅牢性は大ｉｔに低下する。逆に記録の堅牢性を
上げるためには昇華ｒｊ；Ｊ始温度の高いものを使用す
るのが一般的に良いが、昇華に要するエネルギーが大１
１１に高くなるので、転写効率上良くない。

また、高エネルギーの短時間印加による昇華１１染料の
転写記録に於いては、昇華性染料の熱溶融転写も同時に
起こりやず（、ｉＵ・られた転写記録は鮮明性に欠けた
彩度のない記録となる。

本発明の目的は、この様な欠点のない鮮明な記録を高エ
ネルギー光源、特にキセノン光の様な光源を使用して、
光の短時間照射による光熱変換によって堅牢性にすくれ
、かつ鮮明な転写記録を簡単に得るものであり、特に）
Ｊシー転写像を得るのに適した光熱変換型熱転写記録媒
体を提供ｉ−るものである。

本発明に於いては、光熱変換機能を有するシート状支持
体上に、放電破壊で部分的に除去可能な光反射層を設け
た放電破壊記録シートとシート状支持体に熱転写性組成
物を塗布又は塗布含浸した熱転写記録シートを支持体同
士が密着する様に重ね合せた光熱変換熱転写記録媒体を
１３ｔ８用することによってその目的は達成される。

以下、本発明を図面に従って説明する。第１図〜第３図
は、それぞれ本発明による光熱変換型熱転写記録媒体の
（１４成図である。図中１は従来から広く使用されてい
る放電破壊記録装置で、任意のパターン状に記録しうる
アルミニウム、亜鉛なとの蒸着膜からなる光圧ＪＪＪ層
である。２は、光熱変換機能を有するシート状支持体で
あり、比較的耐熱性に富んだ樹脂類に光熱変換機能を有
するカーボン、黒鉛などの黒色系顔料を練り込んだフィ
ルムや炭素紙８１［紙及び樹脂含浸炭素紙１１Ｌ紙など
である。３は、光透過性にこだわることのない支持体で
、天然繊ｉｆ、合成繊維などよりなる高密度の紙、樹脂
含浸紙及び各種樹脂フィルム等が、全て利用できる。特
に薄い方が望ましく、１５ｕ以下の厚みにすると熱伝達
損失が少なくなるので、本発明には好都合である。５は
、光透過性のシート状支持体であり、各種樹脂フィルム
、トレーシング紙、フンデンザー紙、樹脂含浸紙、セロ
ファンなどが使用される。６は、光熱変換層で、カーボ
ン、黒◇へ　終Ｉ寞ｔル９仔Ｔｈｙｆ田り、でハム１２
９〜士　ム［どλ鉛ルルー粉末、金属硫化物粉末などの
光熱変換物質と適当な結着剤からなる層である。結着剤
としては、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、アミド系
樹脂、イミド系樹脂、ポリスルポン、ポリフェニレン、
エステル系樹脂、キシレン樹脂、シリコーン系樹脂、ア
クリル系樹脂、スチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、セ
ルロース類、ポリビニルアルコールなとＪＩＳＰ−２５
３１で測定した熱軟化温度１２０°Ｃ以上のものが好適
であるが、熱軟化温度が１２０’ｃ以下樹脂でも適当な
硬化剤又は架橋剤を１井川し、耐熱性を向」ニさせれば
全て使用できる。

また光熱変換層６は、黒色系金属、金属酸化物及び硫化
物の蒸着膜でもその目的は達しうる。

７は、支持体３と光熱変換層６とからなる光熱変換機能
を有する支持体であり、８は、透明性支持体５と光熱変
換層６とから１！す成される光熱変換機能を有する支持
体である。４は、熱転写層であり、群青、ベンガラ、カ
ーボン、フタロシアニンブルー、ベンチジンイエロー、
カーミン、ローダミン・レーキなどの４■穏及び有機Ｌ
ｎ料又は／及び各種染１１類をキャンデリラワックス、
ライスワックス、カルナバロウ、シェラツク、モンタン
酸系ワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフ
ィンワ・ライス、ポリエチレンワ・ライスなどの１フツ
クス類、ブチラール樹脂、酢酸ヒニル系樹脂、アクリレ
ート系樹脂、スヂレン系樹脂、オレフィン系ｔｌ＋Ｉ脂
、アルキッド樹脂、ロジン系樹脂などの熱可塑性樹脂中
に溶解、分散させて作成する。必要に応じてオイル、可
塑剤、無着色顔料などを添加することかできる。

第４図〜第７図は、第１図の、構成からなる光熱変換型
熱転写記録媒体を使用する場合の記録説明図である。第
４図の如く先ず通常の方法で放電破壊記録シートを所望
のパターン状に記録し、ついて第５図の様に熱転写記録
シートと支持体同士が密着する様に重ね合せ、更に第７
図の様に受像シーＩ・９と熱転写記録シートの熱転写層
４か密着する様に重ね合せ、放電破壊記録シート側から
、キセノン光の様な高エネルギー光を光源１０から短時
間照射すると、光反射層の残っている部分は照射光を反
射するが、放電破壊によって部分的に除去された所では
、光熱変換機能を有する支持体に達し、熱に変換される
。この発生した熱は、熱転写記録シートの支持体を通り
熱転写層に伝達され、熱転写層を軟化、溶融させ受像シ
ートとの接着力か生じ、支持体との接着力より大きな接
着力となる。この様に記録した後、受像シート・を分離
すると、受像シー１〜上に所望の色相の熱転写記録が得
ることか出来る。なお、第４図〜第７図に於いては、放
電破壊記録シートへの記録を先ず実施しているが、これ
に限定されるものではなく、放電破壊記録シートと熱転
写記録シートを重ね合ぜた段階又は、更に受像シートを
も重ね合せた段階で記録しても良い。

この様に熱転写記録に於いては、熱溶融時及び冷却後の
熱転写層と支持体との接着力と熱転写層と受像シートと
の接着力の差を利用して記録を得る故に、材料選択には
充分な注意が必要である。

また熱の横方向への拡がりを防止し、記録の鮮明性を向
上さぜるため光熱変換機能を有する支持体及び／又は光
熱変換層の厚みは、薄くかつ均一にすることが望ましい
。

本発明による光熱変換型熱転写記録媒体の記録ずみ放電
破壊記録シートは、々５転写記録シートを供給−４れは
繰り返しｆｉ’１回でも使用できるので、所望の１髪数
のコピーを得ることが出来る。また色相の異なる熱転写
記録シートを使用ずれは、色相の異なるコピーを得るこ
とも可能である。

更に放電破壊記録シートを記録する際の入ノＪ信号とし
て原稿を赤、緑、青フィルターで色分解し７た信号で、
それぞれ対応する３枚の放電破壊記録シートに記録し、
ついてそれぞれ文」応するシアン、マゼンタ、イエロー
の熱転写層を有する熱転写記録シートを使用し、１枚の
受像シート十に色重ねすると、ノＪシーのコピーを作成
するこ七ができる。

以］・、本発明の具体的実施例を示し、本発明を更に詳
細に説明するが、これらは本発明の範囲を限定するもの
ではない。なお、実施例中の部数は、特に限定のない限
り重量部である。

実施例１ カーボンブラック３部、ポリエステル９７部からなる２
４＋＋フイＪレム」二にウレタンＩ＃ｉｌ指（クリスパ
ン７２０９大Ｕ本インキ化学工業株式会比裂）１０部、
微粉末シリツノ１．５部、合１酸エチル８７．５部を充
分に混合分；１（シ、′虜ｌＡ１ｆｆ１１　＜タリＸハ
ンＮＸ大Ｕ本インキ化学工業株式会ル製）　１部を加え
た塗料を、乾燥塗布量４ｇ／ｎＹになる様に塗布し、透
明な粗面化層を設けた。ついでこの粗面化層」二にアル
ミニウムを６０ＯＡに真空蒸着して、光熱変換機能を有
する放電破壊記録シートを作成した。

また、１２＋１のコンデンサー紙にフタロシアニンブル
ー５部、オリゴスヂレ：／　（ＰＳＩＶＩＳ　−１１三
光化学株式会比製）４５部、トルエン５０部をべ−ｒン
トコンディショナー（Ｒｅｄ、　Ｄｅｖｉｌ　Ｉｎｃ。

製）で混合分散した塗料を乾燥重量５ｇ７１１Ｆになる
様に塗布し熱転写記録シートを作成した。

先ず放電破壊記録シー１−を通常の放電記録装置を用い
て印加電圧４５■で入力信号に応してパターン状に記録
した。ついで上記熱転写記録シートと支持体同士が密着
する様に重ね合せ、ついで熱転写記録シートの熱転写層
と秤量６０ｇ／＋＆の上質紙を重ね合せ、第６図と同様
に放電破壊記録シート側から約６００ジユール（コンデ
ンサ・−容量と印加電圧からめた値）のエネルギーのキ
セノン毘を；ｔ＜ｔｒ＋ｊシた。−１−１１部１ｇ氏を
♀す：）ｉｌすると、青色の粕′門な記録が上質紙上に
ｉｆ）られだ。

実施例２ 片面ザンドマット処理した５０ｕのポリエステルフ「ル
ムのマット処理表面側にアルミニウムを膜厚８００人に
なる様に真空蒸着した。その平滑度は７０秒／　１００
ｍ９．であった。更にフィルムの反対側に飽和ポリエス
テル樹脂（バイロン２００東洋紡績株式会社製＞１０部
、黒鉛２部、酢酸エチル３８部をステンレスポールと共
にステンレス製ポット中で充分に混合分散した後、架橋
剤（コロネー１−Ｌ　日本ポリウレタン工業株式会社製
）３部を加えた塗料を乾燥塗布量４ｇ／ｎｖになる様に
塗布し、光熱変換機能を有する放電破壊記録シートを作
成した。

またフタロシアニンブルー１部、ノ１ルナバワックス８
部、ライスラックス１部を熱ロールで充分に混練したイ
ンキを９Ｏのポリコースチルフィルムに塗布量５ｇ／Ｊ
になる様に塗布してシアン熱転写記録シートを作成した
。フタロシアニンブルーの代りにローダミン・レーギ顔
利を使用してマゼンタ熱転写記録シートを、またヘンシ
シンイエロー顔料を使用してイエロー熱転写記録シー）
・を作成しブこ。

先ず、青フィルターで原稿を色分解してとり出した信号
で、該放電破壊記録シートを記録し、イエロー熱転写記
録シート及び受像紙としての坪量１００ｇ／ｎｔのアー
ト紙を第６図の様に密着重ね合せ、４５０ジユールのエ
ネルギーのキセノンフラッシュ光を用いてアート紙上に
イエローの転写像を作成した。ついで緑フィルターて原
稿を色分解した信号で記録した放電破壊記録シートとマ
ゼンタ熱転写記録シート及び上記イエロー転写記録ずみ
のアート紙を位置合せに充分注意して密着、重ね合ぜ、
４５０ジユールのエネルギーのキセノンフラッシュ光を
用いて色重ね転写した所、色重ね部及びマゼンタ色単独
転写部共に転写ムラのない鮮明な像がアート紙」二に得
られた。同様に赤フィルターで原稿を色分解した信号で
記録した放電破壊記録紙とシアン熱転写記録シートを組
み合せ、」二記色重ねして来たアート紙上に更にシアン
転写記録した所、アート紙に鮮明なカラー画像か得られ
た。なお、原稿をフィルターで色分解して記録した３攻
の放電破壊記録シートは、熱転写記録シートのみ新しい
ものを使用することによって繰り返し５回使用したが、
なんらの損傷もみら机なかった。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明による光熱変換型熱転写記録媒
体の構成図、第４図〜第７図は本発明の光熱及換型熱転
写記録媒体を使用した記録工程を示す図である。 ■・・・・・・・・・光反射層 ２・・・・・・・・・光熱変換シート（支持体）３・・
・・・・・・・支持体 ４・・・・・・・・・転写層 ５・・・・・・・・・透明支持体 ６・・・・・・・・・光熱変換層 ７・・・・・・・・・光熱変換支持体 ８・・・・・・・・・光熱変換支持体 ９・・・・・・・・・受像シート １０・・・・・・・・・光　源 特許出願人 株式会月　田川製紙）す「 松下電器産業株式会Ｕ。 第１「＝＝■雪−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光熱変換機能を有するシート状支持体に放電破壊ににっ
   て部分的に除去可能な先反射層を設けた放電破壊記録シ
   ー）・とシート状支持体に熱転写性♀１１成物を塗布又
   は含浸した熱転写記録シートを密着する様に重ね合せて
   使用する光熱変換型熱転写記録媒体。