JPS6064951A - (l)‐1‐(4‐ヒドロキシフエノキシ)‐2‐ヒドロキシ‐3‐(イソプロピルアミノ)プロパンの製法 - Google Patents
(l)‐1‐(4‐ヒドロキシフエノキシ)‐2‐ヒドロキシ‐3‐(イソプロピルアミノ)プロパンの製法Info
- Publication number
- JPS6064951A JPS6064951A JP59171691A JP17169184A JPS6064951A JP S6064951 A JPS6064951 A JP S6064951A JP 59171691 A JP59171691 A JP 59171691A JP 17169184 A JP17169184 A JP 17169184A JP S6064951 A JPS6064951 A JP S6064951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- hydroxyphenoxy
- hydroxy
- propane
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/20—Carbocyclic rings
- C07H15/203—Monocyclic carbocyclic rings other than cyclohexane rings; Bicyclic carbocyclic ring systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/04—Inotropic agents, i.e. stimulants of cardiac contraction; Drugs for heart failure
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/02—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
- C07H15/04—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、次式(I):
で表わされる(L)−1−(4−ヒドロキシフェノキシ
)−2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロ
パンおよびその塩の製法に的するものである。
)−2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロ
パンおよびその塩の製法に的するものである。
式(1)のフィッシャー投影式は、次式HO−C−H
0H2NH−C1((OI工3 )2
(L)
のように示され、カーノ・インゴールド・プレローブの
命名における次式 () で示される(S)−形に相当する。
命名における次式 () で示される(S)−形に相当する。
この新規化合物は、有効な薬理的性質、殊にアドレナリ
ン作動性β−受容体におよぼす作用を有している。すな
わち、この化合物は特に心臓β−受容体を刺激する。殊
にこの化合物は、摘出されたモルモット心前庭に対して
は0.005〜0.5μEl/mlの濃度範囲内で、更
には麻酔gれた猫に対してid O,001〜0.1
m9/に9 (i、 v、 ) (D投与!範囲内で陽
性の変力性作用および変時性作用を有する。
ン作動性β−受容体におよぼす作用を有している。すな
わち、この化合物は特に心臓β−受容体を刺激する。殊
にこの化合物は、摘出されたモルモット心前庭に対して
は0.005〜0.5μEl/mlの濃度範囲内で、更
には麻酔gれた猫に対してid O,001〜0.1
m9/に9 (i、 v、 ) (D投与!範囲内で陽
性の変力性作用および変時性作用を有する。
しかるに、この新規化合物は、麻酔された猫に対する試
駆から明らかなように、変力性作用および変時性作用が
明白に陽性である投与量において。
駆から明らかなように、変力性作用および変時性作用が
明白に陽性である投与量において。
動脈血圧におよほす血圧降下作用が全くないがまたは微
々たるものである。すなわち、この化合物は血管内のβ
−受容体に比較して、 ’F¥異的に心臓β−受容体を
刺激し、従って心臓および血管、のβ−受容体を共に強
く刺激するインクロカグールとは性質土切らかに異る。
々たるものである。すなわち、この化合物は血管内のβ
−受容体に比較して、 ’F¥異的に心臓β−受容体を
刺激し、従って心臓および血管、のβ−受容体を共に強
く刺激するインクロカグールとは性質土切らかに異る。
しかし、血圧降下は反射的に頻搏をもたらすため、この
新規化合物を同様に強いIW性の変力作用を発揮する投
与量で人間に投与した場合に、この化合物はイソプロピ
ル−ル、!ニジもかなり少い頻搏で済むと思われる。
新規化合物を同様に強いIW性の変力作用を発揮する投
与量で人間に投与した場合に、この化合物はイソプロピ
ル−ル、!ニジもかなり少い頻搏で済むと思われる。
特に強調すべきことは、この新規化合物は麻酔された猫
に対してインクロテグールよりも著しく長時間に亘って
有効であり、しかもこの化合物はo、 05 my/k
gの十二指腸内投与の後でも明らかな作用を発揮するこ
とである。
に対してインクロテグールよりも著しく長時間に亘って
有効であり、しかもこの化合物はo、 05 my/k
gの十二指腸内投与の後でも明らかな作用を発揮するこ
とである。
故に、この新規化合物を1祠性の変力作用剤、殊に心筋
不全症の治療剤として、単独でまたは強心配糖体などの
他の製剤と組合わせて使うことができる。適当な薬理学
的製剤の形でのこの化合物の投与は、経口投与の場合1
回当り1〜25〃lの投与量で、静脈内投与の場合1回
当り1〜20 me、1il(μEl)/に9の投与量
で、または点滴静注の場合毎分0、2〜2.0 meg
(/(,51) /Iwの投与量で効果が奏される。
不全症の治療剤として、単独でまたは強心配糖体などの
他の製剤と組合わせて使うことができる。適当な薬理学
的製剤の形でのこの化合物の投与は、経口投与の場合1
回当り1〜25〃lの投与量で、静脈内投与の場合1回
当り1〜20 me、1il(μEl)/に9の投与量
で、または点滴静注の場合毎分0、2〜2.0 meg
(/(,51) /Iwの投与量で効果が奏される。
(ト)−1−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒド
ロキシ−3−(イソプロピルアミン)プロパンはそれ自
体公知の方法によって得られる。すなわち、この新規化
合物は、(T)、L)−1−(4−ヒドロキシフェノキ
シ)−2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミン)プ
ロパンを分割し、この(6)−1−(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(イノプロピルアミ
ノ)プロパンを場合により塩の形で即離する方法によシ
得ることができる。この分割および単離はそれ自体公知
の方法によって行われる。例えば、上記ラセミ体を塩形
成性の光学活性な酸(例えば酒石酸、ジ−o−トルイル
酒石酸、リンゴ酸、マ/デル′酸、カン7アスルホン酸
、キナ酸、乳酸、グルタミン酸またはアスパラギン酸の
(ロ)−および■一体などの有機カルボン酸またはスル
ホン酸)によって酸付加塩に変えることができる。得ら
れた塩の混合物は、物理化学的性質の相異(例えば、溶
解度、結晶性)に基づいてそれらのジアステレオマー塩
ニ分け1次いで、光学活性なL一体を場合によりこの塩
から遊離させることができる。
ロキシ−3−(イソプロピルアミン)プロパンはそれ自
体公知の方法によって得られる。すなわち、この新規化
合物は、(T)、L)−1−(4−ヒドロキシフェノキ
シ)−2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミン)プ
ロパンを分割し、この(6)−1−(4−ヒドロキシフ
ェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(イノプロピルアミ
ノ)プロパンを場合により塩の形で即離する方法によシ
得ることができる。この分割および単離はそれ自体公知
の方法によって行われる。例えば、上記ラセミ体を塩形
成性の光学活性な酸(例えば酒石酸、ジ−o−トルイル
酒石酸、リンゴ酸、マ/デル′酸、カン7アスルホン酸
、キナ酸、乳酸、グルタミン酸またはアスパラギン酸の
(ロ)−および■一体などの有機カルボン酸またはスル
ホン酸)によって酸付加塩に変えることができる。得ら
れた塩の混合物は、物理化学的性質の相異(例えば、溶
解度、結晶性)に基づいてそれらのジアステレオマー塩
ニ分け1次いで、光学活性なL一体を場合によりこの塩
から遊離させることができる。
このσつ一体は、上記ラセミ体から適当な溶媒、場合に
より光学活性な溶媒から分別結晶化するか、または光学
活性な担体物質上でのクロマトグラフィー処理、殊に薄
層クロマトグラフィー処理によって分割することもでき
る。
より光学活性な溶媒から分別結晶化するか、または光学
活性な担体物質上でのクロマトグラフィー処理、殊に薄
層クロマトグラフィー処理によって分割することもでき
る。
製造の条件および出発物質によっては、最終生成物は遊
離形で、あるいは同じく本発明に含まれるその酸付加塩
の形で得られる。例えば、塩基性、中性または混合塩%
Jtr’J合によってはさらにそれらの1/2水和物
、1水和物、l−水和物址たはボり水和物を得ることが
できる。これら新規化合物の酸付加塩は、それ自体公知
の方法にJ、す、例えばアルンノリやイオン交換剤のよ
うな塩基性試剤を使って、遊離化合物に変えることがで
きる。一方得られた遊離塩基は有機または無機酸との塩
を形成することができる。酸付加塩の生成には、特に治
療上適用できる塩の生成に適するような敵が使用される
。この工5な酸としては、例えば、塩酊゛ミ、臭化水素
酸、硫ば、リン酸、硝酸、フマル酸あるいは脂肪族、脂
環式、芳香族もしくは級素Tj1式のカルボン酸または
スルホンC9(例えばギ1+;(2,酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、’J ンコN s
a 石酸s クエン酸、アスコルビン酸。
離形で、あるいは同じく本発明に含まれるその酸付加塩
の形で得られる。例えば、塩基性、中性または混合塩%
Jtr’J合によってはさらにそれらの1/2水和物
、1水和物、l−水和物址たはボり水和物を得ることが
できる。これら新規化合物の酸付加塩は、それ自体公知
の方法にJ、す、例えばアルンノリやイオン交換剤のよ
うな塩基性試剤を使って、遊離化合物に変えることがで
きる。一方得られた遊離塩基は有機または無機酸との塩
を形成することができる。酸付加塩の生成には、特に治
療上適用できる塩の生成に適するような敵が使用される
。この工5な酸としては、例えば、塩酊゛ミ、臭化水素
酸、硫ば、リン酸、硝酸、フマル酸あるいは脂肪族、脂
環式、芳香族もしくは級素Tj1式のカルボン酸または
スルホンC9(例えばギ1+;(2,酢酸、プロピオン
酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、’J ンコN s
a 石酸s クエン酸、アスコルビン酸。
マレイン酸、ピルビン酸、安息香酸、アントラニル+L
p−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、パモ酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエタンス
ルホン酸、エチレンスルホン酸、ハロベンゼンスルホン
敢、トルエンスルホン酸、シクロヘキシルアミノスルホ
ン酸マたはスルファニル酸)がおる。
p−ヒドロキシ安息香酸、サリチル酸、パモ酸、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエタンス
ルホン酸、エチレンスルホン酸、ハロベンゼンスルホン
敢、トルエンスルホン酸、シクロヘキシルアミノスルホ
ン酸マたはスルファニル酸)がおる。
新規化合物のこれらの塩または他の塩(例えはピクリン
酸塩)を得られた遊動を塩基のイ8製に[史うこともで
きる。すなわち、退部塩基を塩に変え。
酸塩)を得られた遊動を塩基のイ8製に[史うこともで
きる。すなわち、退部塩基を塩に変え。
これを分離し1次いでこの塩から杓び塩基を遊離させる
のである。これら新規化合物の遊Nh形とそれらの塩の
形との間には密接な関係があるため。
のである。これら新規化合物の遊Nh形とそれらの塩の
形との間には密接な関係があるため。
本明細書の先の記載及び以下の記載において”′遊離化
合物”という用袷に[、場合によp、あるい−に適切な
修正を加えて、相当する塩をも意味するものであること
を理解され度い。
合物”という用袷に[、場合によp、あるい−に適切な
修正を加えて、相当する塩をも意味するものであること
を理解され度い。
本発明は、反応成分を場合によってはその塩の形で存在
させるようなそれらの1′【3正され7Z方法にも係わ
るものである。なお、出発物質は公知である。
させるようなそれらの1′【3正され7Z方法にも係わ
るものである。なお、出発物質は公知である。
新規化合物は薬理活性物質として使用され、例えば、該
新規化合物もしくはその塩を例えば経腸(例えば経口)
投与または非経腸投与に適する医薬用の有機物の固体も
しくは液体の担体物質と混合して含む医薬用製剤の形で
使うことができる。
新規化合物もしくはその塩を例えば経腸(例えば経口)
投与または非経腸投与に適する医薬用の有機物の固体も
しくは液体の担体物質と混合して含む医薬用製剤の形で
使うことができる。
この担体として適切な物質は、それら新規化合物と反応
しない物質であり、それらには例えば水、ゼラチン、乳
糖、でんぷん、ヌテアリン酸マグネシウム、タルク、4
fi 物油、ベンジルアルー1−ル。
しない物質であり、それらには例えば水、ゼラチン、乳
糖、でんぷん、ヌテアリン酸マグネシウム、タルク、4
fi 物油、ベンジルアルー1−ル。
ガム、ポリアルキレングリコール、ワセリン、コレステ
リンま1ヒは薬理活性物質についての他の公知の担体が
挙げられる。これらの医薬ノ[4製剤は、例えば錠剤、
糖衣錠、カプセル、坐剤、役膏又はクリームの形であっ
てもよいし、あるいt二t、それらは溶液(例えばエリ
キシル剤またはシロップ剤)、懸濁液または乳濁液とし
ての液状の形であってもよい。場合によっては、それら
を殺菌し、および(′!t′たけ)それらに防腐剤、安
定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を調瞥するための塩また
はH術剤のような助剤を含ませる。さらに、それらに他
の治療上有効な物質を含ませてもよい。それら製剤は動
物薬として使うこともできるが、それらは常法によって
得られる。体重が約75鞄の温血動物についての1日の
投与社は約10〜200■(p、o−)、好ましくは約
20〜40η(p−o−である。
リンま1ヒは薬理活性物質についての他の公知の担体が
挙げられる。これらの医薬ノ[4製剤は、例えば錠剤、
糖衣錠、カプセル、坐剤、役膏又はクリームの形であっ
てもよいし、あるいt二t、それらは溶液(例えばエリ
キシル剤またはシロップ剤)、懸濁液または乳濁液とし
ての液状の形であってもよい。場合によっては、それら
を殺菌し、および(′!t′たけ)それらに防腐剤、安
定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧を調瞥するための塩また
はH術剤のような助剤を含ませる。さらに、それらに他
の治療上有効な物質を含ませてもよい。それら製剤は動
物薬として使うこともできるが、それらは常法によって
得られる。体重が約75鞄の温血動物についての1日の
投与社は約10〜200■(p、o−)、好ましくは約
20〜40η(p−o−である。
実施例に基づき本発明を具体的に説明するが。
それによって発明の範吐は何ら限定されない。
実施例 1
(±)’−1−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒ
ドロキシ−3−(イングロビルアミン)プロパン4.5
gをメタノール30−に溶かし、これに(±)−ジー0
.σ−p−)ルオイルーD−酒石酸8、19 f:、メ
タノール25−と水25m1に溶解した溶液を加えた。
ドロキシ−3−(イングロビルアミン)プロパン4.5
gをメタノール30−に溶かし、これに(±)−ジー0
.σ−p−)ルオイルーD−酒石酸8、19 f:、メ
タノール25−と水25m1に溶解した溶液を加えた。
この溶iを次いで室温中アスビノーター真空中で血かに
?Jilシ始めるまで濃縮し、続いて、0℃で15時間
放置して結晶化した。こうして析出した結晶を吸引ろ取
し、しかる後メタノールと水との1:1の混合物から2
回再結晶し、融点134〜137℃の(−) −1−(
4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(
イングロビルアミノ)プロパン−(+)−ジー0.σ−
p−1ルオイルーD−酒石酸水素塩3.7gが得られた
。
?Jilシ始めるまで濃縮し、続いて、0℃で15時間
放置して結晶化した。こうして析出した結晶を吸引ろ取
し、しかる後メタノールと水との1:1の混合物から2
回再結晶し、融点134〜137℃の(−) −1−(
4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(
イングロビルアミノ)プロパン−(+)−ジー0.σ−
p−1ルオイルーD−酒石酸水素塩3.7gが得られた
。
遊離のエナンチオマー塩基を単離するために、この塩を
2Nの塩酸に溶かし、酢酸エチルと振盪して抽出した。
2Nの塩酸に溶かし、酢酸エチルと振盪して抽出した。
この抽出液から(十)−ジー0.σ−p−トルオイルー
D−酒石酸が回収される。酸溶液を濃アンモニアでアル
カリ性に調整し、塩化ナトリウムで飽和し、酢酸エチル
と振盪して抽出した。この有機相を食塩水で洗い、硫酸
ナトリウムで乾燥し、アスピレータ−真空中で濃縮した
。
D−酒石酸が回収される。酸溶液を濃アンモニアでアル
カリ性に調整し、塩化ナトリウムで飽和し、酢酸エチル
と振盪して抽出した。この有機相を食塩水で洗い、硫酸
ナトリウムで乾燥し、アスピレータ−真空中で濃縮した
。
その残分を酢酸エチルから結晶化した。こうして融点1
29〜130℃、〔α)、=−0,9±0.5゜(1チ
メタノール溶液)の純粋な(−) −1−(4−ヒドロ
キシフェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(イソグロビ
ルアミン)プロパン1. Oiが得しれた。これから得
られた中性のフマル酸塩をメタノールとエーテルとの混
合物から結晶化した。融点210〜211℃、〔α)ニ
ー21.5±0.5゜(1−のメタノール溶液)。
29〜130℃、〔α)、=−0,9±0.5゜(1チ
メタノール溶液)の純粋な(−) −1−(4−ヒドロ
キシフェノキシ)−2−ヒドロキシ−3−(イソグロビ
ルアミン)プロパン1. Oiが得しれた。これから得
られた中性のフマル酸塩をメタノールとエーテルとの混
合物から結晶化した。融点210〜211℃、〔α)ニ
ー21.5±0.5゜(1−のメタノール溶液)。
実施例 2
活性物質10ηを含む錠剤を、次の組成の如く常法によ
り製造した。
り製造した。
成 分
(−)−1−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒド
ロキシ−3−(イングロビ〜イレアミノ)プロパ7 1
0mg 小麦でんぷん 60m7 乳 糖 so′my コロイド状ケイ酸 5ク タルク 9ク ステアリン酸マグネシウム l mg 135η 製 造 (→−1−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒドロ
キシ−3−(イソプロピルアミン)プロパンを小麦でん
ぷんの一部、乳糖およびコロイド状ケイ酸と混合し、こ
の混合物を篩に通した。更に一部の小麦でんぷんを水浴
上で5倍量の水でペースト化し、粉末混合物を軟塊状の
混合物が生成するまでこのペーストと混練した。
ロキシ−3−(イングロビ〜イレアミノ)プロパ7 1
0mg 小麦でんぷん 60m7 乳 糖 so′my コロイド状ケイ酸 5ク タルク 9ク ステアリン酸マグネシウム l mg 135η 製 造 (→−1−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2−ヒドロ
キシ−3−(イソプロピルアミン)プロパンを小麦でん
ぷんの一部、乳糖およびコロイド状ケイ酸と混合し、こ
の混合物を篩に通した。更に一部の小麦でんぷんを水浴
上で5倍量の水でペースト化し、粉末混合物を軟塊状の
混合物が生成するまでこのペーストと混練した。
この軟塊状の混合物を約3mmのメツシュサイズの篩に
通し、次いで乾かし、得られた乾燥顆粒を再び篩に通し
た。これに残余の小麦でんぷん、タルクおよびステアリ
ン酸マグネシウムを混合し、この混合物を圧縮成形して
交叉割腺付きの重さ妙:135■の錠剤を製造し7た。
通し、次いで乾かし、得られた乾燥顆粒を再び篩に通し
た。これに残余の小麦でんぷん、タルクおよびステアリ
ン酸マグネシウムを混合し、この混合物を圧縮成形して
交叉割腺付きの重さ妙:135■の錠剤を製造し7た。
第1頁の続き
■多発明 者 二−ルズ、ヘンリ、ア スウルフオンズ
、ペルソン 0発 明 者 クスタフ、ベニ、ロゲ スウル、サムエ
ルシン 0発 明 者 キエル、イングファ スウル、レオポル
ト、ヴ工 番 タリノ エーデン国ダルビ、ラングガタン3番
、ペルソン 0発 明 者 クスタフ、ベニ、ロゲ スウル、サムエ
ルシン 0発 明 者 キエル、イングファ スウル、レオポル
ト、ヴ工 番 タリノ エーデン国ダルビ、ラングガタン3番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次式(I): で表わされる(L)−1−(4−ヒドロキシフェノキシ
)−2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロ
パンおよびその塩の製法であって、(D、L)−ラセミ
体を分割し、次いでその上一体を場合により塩の形で単
離し;更に所望ならば、得ら詐た遊離塩基をその塩に変
え、または得られた塩を遊離塩基に変えることを特徴と
する。 式(1)で表わされる化合物およびその塩の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH1773/74 | 1974-02-08 | ||
CH177374A CH585693A5 (ja) | 1974-02-08 | 1974-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6064951A true JPS6064951A (ja) | 1985-04-13 |
Family
ID=4218257
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50015911A Expired JPS6044292B2 (ja) | 1974-02-08 | 1975-02-08 | (l)−1−(4−ヒドロキシフエノキシ)−2−ヒドロキシ−3−イソプロピルアミノ−プロパンの製法 |
JP59171691A Pending JPS6064951A (ja) | 1974-02-08 | 1984-08-20 | (l)‐1‐(4‐ヒドロキシフエノキシ)‐2‐ヒドロキシ‐3‐(イソプロピルアミノ)プロパンの製法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50015911A Expired JPS6044292B2 (ja) | 1974-02-08 | 1975-02-08 | (l)−1−(4−ヒドロキシフエノキシ)−2−ヒドロキシ−3−イソプロピルアミノ−プロパンの製法 |
Country Status (22)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS6044292B2 (ja) |
AT (1) | AT334880B (ja) |
BE (1) | BE825289A (ja) |
CA (1) | CA1053705A (ja) |
CH (1) | CH585693A5 (ja) |
CS (1) | CS199571B2 (ja) |
DE (1) | DE2503751C2 (ja) |
DK (1) | DK135800B (ja) |
ES (1) | ES434540A1 (ja) |
FR (1) | FR2260337B1 (ja) |
GB (1) | GB1470039A (ja) |
HK (1) | HK87279A (ja) |
HU (1) | HU174113B (ja) |
IE (1) | IE40590B1 (ja) |
IL (1) | IL46592A (ja) |
KE (1) | KE3007A (ja) |
MX (1) | MX3831E (ja) |
MY (1) | MY8000199A (ja) |
NL (1) | NL7501496A (ja) |
SE (1) | SE412905B (ja) |
YU (5) | YU39313B (ja) |
ZA (1) | ZA75799B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4202978A (en) * | 1978-02-08 | 1980-05-13 | Hoffmann-La Roche Inc. | (S)-1-[2-(4-(2-Hydroxy-s-(1-alkylaminopropoxy)phenylalkyl]-4-phenylpiperazines |
US4294966A (en) * | 1978-07-28 | 1981-10-13 | Ciba-Geigy Corporation | Process for inverting the configuration in optically active compounds |
GB2119366B (en) * | 1979-03-01 | 1984-04-11 | Siemens Spa Italiana | The levorotatory isomer of moprolol and pharmaceutical compositions thereof |
JPH0419666Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-05-06 | ||
JPS62150579A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ラジオ受信機付カセツトテ−プレコ−ダ |
ZA991319B (en) | 1998-02-20 | 2000-11-20 | Ortho Mcneil Pharm Inc | Novel phthalimido arylpiperazines useful in the treatment of benign prostatic hyperplasia. |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL301580A (ja) * | 1962-12-11 | |||
GB1136919A (en) * | 1965-06-16 | 1968-12-18 | Ici Ltd | Amines |
CH509265A (de) * | 1967-01-04 | 1971-06-30 | Spofa Vereinigte Pharma Werke | Verfahren zur Herstellung von neuen Trimethylhydrochinonderivaten |
SE372762B (ja) * | 1969-05-21 | 1975-01-13 | Haessle Ab | |
ZA732136B (en) * | 1972-04-12 | 1974-03-27 | Lilly Co Eli | Dopamine derivatives |
-
1974
- 1974-02-08 CH CH177374A patent/CH585693A5/xx not_active IP Right Cessation
- 1974-12-11 DK DK645474AA patent/DK135800B/da not_active IP Right Cessation
-
1975
- 1975-01-09 SE SE7500205A patent/SE412905B/xx not_active IP Right Cessation
- 1975-01-30 DE DE2503751A patent/DE2503751C2/de not_active Expired
- 1975-02-03 CS CS75675A patent/CS199571B2/cs unknown
- 1975-02-06 CA CA219,472A patent/CA1053705A/en not_active Expired
- 1975-02-06 YU YU270/75A patent/YU39313B/xx unknown
- 1975-02-06 GB GB508075A patent/GB1470039A/en not_active Expired
- 1975-02-06 MX MX755022U patent/MX3831E/es unknown
- 1975-02-06 AT AT90275*#A patent/AT334880B/de not_active IP Right Cessation
- 1975-02-06 FR FR7503688A patent/FR2260337B1/fr not_active Expired
- 1975-02-07 IL IL7546592A patent/IL46592A/xx unknown
- 1975-02-07 ES ES434540A patent/ES434540A1/es not_active Expired
- 1975-02-07 NL NL7501496A patent/NL7501496A/xx not_active Application Discontinuation
- 1975-02-07 ZA ZA00750799A patent/ZA75799B/xx unknown
- 1975-02-07 BE BE153151A patent/BE825289A/xx not_active IP Right Cessation
- 1975-02-07 IE IE248/75A patent/IE40590B1/xx unknown
- 1975-02-07 HU HU75CI1542A patent/HU174113B/hu unknown
- 1975-02-08 JP JP50015911A patent/JPS6044292B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-11-29 KE KE3007A patent/KE3007A/xx unknown
- 1979-12-20 HK HK872/79A patent/HK87279A/xx unknown
-
1980
- 1980-12-30 MY MY199/80A patent/MY8000199A/xx unknown
-
1981
- 1981-05-14 YU YU01237/81A patent/YU123781A/xx unknown
- 1981-05-14 YU YU123481A patent/YU39267B/xx unknown
- 1981-05-14 YU YU01236/81A patent/YU123681A/xx unknown
- 1981-05-14 YU YU01235/81A patent/YU123581A/xx unknown
-
1984
- 1984-08-20 JP JP59171691A patent/JPS6064951A/ja active Pending
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0576945B2 (ja) | ||
JPS6064951A (ja) | (l)‐1‐(4‐ヒドロキシフエノキシ)‐2‐ヒドロキシ‐3‐(イソプロピルアミノ)プロパンの製法 | |
JPH0587064B2 (ja) | ||
US2493090A (en) | Composition of matter | |
JPS58105968A (ja) | (−)−2−〔1−(2,6−ジクロロフエノキシ)−エチル〕−1,3−ジアザシクロペント−2−エン | |
JP3830816B2 (ja) | アザビシクロ(2.2.2)オクタン−3−アミンクエン酸塩の結晶多形及びそれらの医薬組成物 | |
JPS6152812B2 (ja) | ||
JP5530369B2 (ja) | 新規な結晶形 | |
US2915431A (en) | 2-(2'-isopropyl-4'-chloro-5'-methyl)-phenoxymethyl-2-imidazoline and its pharmaceutical uses | |
JPS606958B2 (ja) | 抗生物質の精製法 | |
JPS63238058A (ja) | 光学活性なオキソ―イソインドリニル誘導体の製法 | |
US3284490A (en) | 1-(2, 5-dialkoxyphenyl)-2-tertiary-alkylamino propanols | |
JPH05500205A (ja) | ヘミンの精製法、新規なヘミン誘導体及びその製造方法 | |
JPH0530832B2 (ja) | ||
JPH0359063B2 (ja) | ||
US2085009A (en) | Di-halogen substituted alpha-(p-hydroxyphenyl)-alpha-amino-acetic acid, hydrohalides of the same, and processes for their production | |
JP2825643B2 (ja) | 新規アリールオキシーアルキルアミン、その製法及びこれを含有する心臓循環系疾患治療用の医薬品 | |
JPS6149298B2 (ja) | ||
US2334067A (en) | Preparation of thiamine derivatives | |
JPS63188664A (ja) | 新規なn−(1h−インドール−4−イル)ベンズアミド誘導体及びそれらの塩、薬剤としての使用並びにそれらを含有する組成物 | |
KR920000909B1 (ko) | 새로운 살레실레이트 및 그들의 염과 그들을 포함하는 약제학적 조성물 및 그들의 제법 | |
US4060622A (en) | (+) AND (-) 1-Methyl-4-(3-cyano-5H-dibenzo(a,d)-cyclohepten-5-ylidene)piperidine containing compositions and methods for using same | |
JPS6249263B2 (ja) | ||
JPS594415B2 (ja) | D,l−2− アミノ −1− ブタノ−ルノ コウガクブンカツホウ | |
JPS603067B2 (ja) | 2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類 |