JPS603067B2 - 2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類 - Google Patents
2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類Info
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- JPS603067B2 JPS603067B2 JP7000076A JP7000076A JPS603067B2 JP S603067 B2 JPS603067 B2 JP S603067B2 JP 7000076 A JP7000076 A JP 7000076A JP 7000076 A JP7000076 A JP 7000076A JP S603067 B2 JPS603067 B2 JP S603067B2
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- amino
- alkyl
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式01
(式中、R,は低級アルキル基を、R2は水素原子、低
級アシル基、低級アルコキシカルボニル基、ベンゾイル
基又はニコチノイル基を意味する)で示される強力な血
糖降下作用を有し、経口糖尿病薬として有用な新規な2
一(N−アルキル、N−ベンツヒドリル)アミノー2ー
イミダゾリン類及びその酸付加塩に関する。
級アシル基、低級アルコキシカルボニル基、ベンゾイル
基又はニコチノイル基を意味する)で示される強力な血
糖降下作用を有し、経口糖尿病薬として有用な新規な2
一(N−アルキル、N−ベンツヒドリル)アミノー2ー
イミダゾリン類及びその酸付加塩に関する。
本発明の化合物は、強力な血糟降下作用と同時に血小板
凝集抑制作用を併有するものが多く糖尿病に特有の血管
障害の予防も期待しうるものである。
凝集抑制作用を併有するものが多く糖尿病に特有の血管
障害の予防も期待しうるものである。
本発明化合物の代表的数例について血糖降下作用及び血
小板凝集抑制作用を示せば下記の通りである。
小板凝集抑制作用を示せば下記の通りである。
※1 血糖降下作用は空腹時ラツトに25雌ン父孫蓬口
投与し、投与後2〜5時間後の非投与対照群との皿糖降
下率を比較し十2は20〜30%、十3は30〜40※
、十4は40〜50%、十5は50%以上の降下率を示
す。
投与し、投与後2〜5時間後の非投与対照群との皿糖降
下率を比較し十2は20〜30%、十3は30〜40※
、十4は40〜50%、十5は50%以上の降下率を示
す。
※2 血/一・板凝集抑制作用はコラーゲンによるin
vitroにおける50多凝集抑制作用を与える濃度を
示す。
vitroにおける50多凝集抑制作用を与える濃度を
示す。
式‘1’の本発明の化合物は下記の方法で製造すること
ができる。
ができる。
(式中R,,R2は上記と同じ。
Xはハロゲン原子又はOR2基を意味する)。即ち、式
0で表わされるN−低級アルキル、N一ベンツヒドリル
アミンと2−クロルイミダゾリン0を反応させると式中
R2が水素で表わされる1の化合物が得られる。
0で表わされるN−低級アルキル、N一ベンツヒドリル
アミンと2−クロルイミダゾリン0を反応させると式中
R2が水素で表わされる1の化合物が得られる。
反応は適当な溶媒中、室温ないし5ぴ0前後で行ない、
溶媒としてはクロロホルム、エーテル、ジオキサン、ベ
ンゼン等の不活性な溶媒が好ましい。
溶媒としてはクロロホルム、エーテル、ジオキサン、ベ
ンゼン等の不活性な溶媒が好ましい。
反応条件は好ましくは室温で数日放置するのが最もよい
。かくして得られた式中R2が水素の式1の化合物を式
Wで表わされるアシル化剤と反応させると式中R2が低
級アシル、低級アルコキシカルポニ仙、ベンゾィル又は
ニコチ/ィルで表わされる式ー[の化合物が得られる。
。かくして得られた式中R2が水素の式1の化合物を式
Wで表わされるアシル化剤と反応させると式中R2が低
級アシル、低級アルコキシカルポニ仙、ベンゾィル又は
ニコチ/ィルで表わされる式ー[の化合物が得られる。
反応は適当な溶媒中0〜10ぴ○で行い、溶媒としては
クロロホルム、エーテル、ベンゼン、ピリジン、ジメチ
ルホルムアミド等が適当である。
クロロホルム、エーテル、ベンゼン、ピリジン、ジメチ
ルホルムアミド等が適当である。
又、脱駿剤としてトリェチルアミン等のアミン類又は水
素化ナトリウム、炭酸アルカリ等も用いうる。本発明の
化合物はジ置換アミノ基を2位に持つィミダゾリン誘導
体で、従来の血糖降下薬とは基本的に異つた構造上の特
異性をもつ化合物であり医薬として有用である。
素化ナトリウム、炭酸アルカリ等も用いうる。本発明の
化合物はジ置換アミノ基を2位に持つィミダゾリン誘導
体で、従来の血糖降下薬とは基本的に異つた構造上の特
異性をもつ化合物であり医薬として有用である。
本発明の化合物を血糖降下薬として用いるには適当な賦
形剤、崩壊剤、結合剤を適宜用い、経口投与用の錠剤、
カプセル剤、散剤等にすることができる。
形剤、崩壊剤、結合剤を適宜用い、経口投与用の錠剤、
カプセル剤、散剤等にすることができる。
ヒトに対する投与量は通常100〜75物c/日で充分
である。以下、実施例を挙げて説明する。
である。以下、実施例を挙げて説明する。
実施例 1
水酸化ナトリウム3.6夕を水20私に溶解し氷裕中よ
く冷却し、ここへ2一クロローイミダゾリン硫酸塩6.
0夕を加え溶解する。
く冷却し、ここへ2一クロローイミダゾリン硫酸塩6.
0夕を加え溶解する。
これへクロロホルム15机を加えてよく綾とうし抽出す
る。この操作を都合3回行い、クロロホルム層は合し、
硫酸ナトリウム上乾燥する。硫酸ナトリウムを濃別後メ
チルベンツヒドリルアミン30夕を加え、室温2日放贋
する。反応液は減圧乾固し、務査に水50私を加えて溶
解し、エーテルでよく洗ったのち水層は水酸化ナトリウ
ムアルカリ性とする。結晶が析出して来るので猿取し、
よく水洗、乾燥すると2一(Nーメチル、Nーベンツヒ
ドリル)アミノー2ーィミダゾリンが得られた。鷲虫点
161〜16か○。元素分析 C,7日,州3として計
算値 076.94,日7.22,N15.92分析値
C76.96,日7.23,N15.89実施例 2
2‐クロローィミダゾリン硫酸塩3.0夕を遊離塩基と
したのち、エチル、ベンツヒドリルアミン1.05夕と
反応させ、以下実施例1と同様に処理して未反応のアミ
ンをシリカゲルクロマトで除くと2一(N−エチル、N
ーベンツヒドリル)アミ/−2ーィミダゾリンが得られ
た。
る。この操作を都合3回行い、クロロホルム層は合し、
硫酸ナトリウム上乾燥する。硫酸ナトリウムを濃別後メ
チルベンツヒドリルアミン30夕を加え、室温2日放贋
する。反応液は減圧乾固し、務査に水50私を加えて溶
解し、エーテルでよく洗ったのち水層は水酸化ナトリウ
ムアルカリ性とする。結晶が析出して来るので猿取し、
よく水洗、乾燥すると2一(Nーメチル、Nーベンツヒ
ドリル)アミノー2ーィミダゾリンが得られた。鷲虫点
161〜16か○。元素分析 C,7日,州3として計
算値 076.94,日7.22,N15.92分析値
C76.96,日7.23,N15.89実施例 2
2‐クロローィミダゾリン硫酸塩3.0夕を遊離塩基と
したのち、エチル、ベンツヒドリルアミン1.05夕と
反応させ、以下実施例1と同様に処理して未反応のアミ
ンをシリカゲルクロマトで除くと2一(N−エチル、N
ーベンツヒドリル)アミ/−2ーィミダゾリンが得られ
た。
融点141〜142℃。元素分析 C,8日2,N3と
して 計算値 077.38,日7.58,N14.04分析
値 077.63,日7.43,N14.97実施例
32一(N−メチル、Nーベンツヒドリル)アミノー2
−イミダゾリン1.00夕をクロロホルム10私に溶解
し、トリヱチルアミン0.42夕を加える。
して 計算値 077.38,日7.58,N14.04分析
値 077.63,日7.43,N14.97実施例
32一(N−メチル、Nーベンツヒドリル)アミノー2
−イミダゾリン1.00夕をクロロホルム10私に溶解
し、トリヱチルアミン0.42夕を加える。
ここへ塩化アセチル0.33夕を氷冷下に加えたのち、
室温でさらに1時間濯拝する。反応後、よく水洗したの
ち硫酸ナトリウム上乾燥する。クロロホルムを蟹去する
と磯査は祈晶固化し、1ーアセチル−2−(N−メチル
、Nーベンツヒドリル)アミノー2−イミダゾリンが得
られた。融点99〜101℃。元素分析 C.9日2,
N30として 計算値 074.24,日6.89,N13.67分析
値 C74.08,日6.90,N13.57実施例
42−(Nーメチル、Nーベンツヒドリル)アミ/一2
ーイミダゾリン1.00夕とトリエチルアミン0.42
夕、塩化ペンゾイル0.56夕を実施例3と同様に反応
、処理すると1ーベンゾィルー2−(N−メチル、N−
ベンツヒドリル)アミ/一2ーイミダゾリンが得られる
。
室温でさらに1時間濯拝する。反応後、よく水洗したの
ち硫酸ナトリウム上乾燥する。クロロホルムを蟹去する
と磯査は祈晶固化し、1ーアセチル−2−(N−メチル
、Nーベンツヒドリル)アミノー2−イミダゾリンが得
られた。融点99〜101℃。元素分析 C.9日2,
N30として 計算値 074.24,日6.89,N13.67分析
値 C74.08,日6.90,N13.57実施例
42−(Nーメチル、Nーベンツヒドリル)アミ/一2
ーイミダゾリン1.00夕とトリエチルアミン0.42
夕、塩化ペンゾイル0.56夕を実施例3と同様に反応
、処理すると1ーベンゾィルー2−(N−メチル、N−
ベンツヒドリル)アミ/一2ーイミダゾリンが得られる
。
これをアセトン10泌に溶解し、濃塩酸を加え、pH3
〜4としたのち減圧乾固すると塩酸塩が結晶状に得られ
た。融点161〜1総℃。元素分析 C公日24N3C
CIとして 計算値 C71.01,日5.96!,NIO.35分
析値 C70.11,日6.33,NIO.31実施例
52一(N−メチル、N−ベンツヒドリル)アミノ−
2ーイミダゾリン1.00夕とトリエチルアミン0.8
4夕、塩酸塩化ニコチノィル0.71夕を実施例4と同
様反応、処理して塩酸1ーニコチノイルー2一(N−メ
チル、Nーベンツヒドリル)アミノー2ーイミダゾリン
が結晶状に得られた。
〜4としたのち減圧乾固すると塩酸塩が結晶状に得られ
た。融点161〜1総℃。元素分析 C公日24N3C
CIとして 計算値 C71.01,日5.96!,NIO.35分
析値 C70.11,日6.33,NIO.31実施例
52一(N−メチル、N−ベンツヒドリル)アミノ−
2ーイミダゾリン1.00夕とトリエチルアミン0.8
4夕、塩酸塩化ニコチノィル0.71夕を実施例4と同
様反応、処理して塩酸1ーニコチノイルー2一(N−メ
チル、Nーベンツヒドリル)アミノー2ーイミダゾリン
が結晶状に得られた。
融点1斑〜19ぴ○。元素分析 C離日24N40とし
て
て
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は低級アルキル基を、R_2は水素原子
、低級アシル基、低級アルコキシカルボニル基、ベンゾ
イル基又はニコチノイル基を意味する)で示される2−
(N−アルキル、N−ベンツヒドリル)アミノ−2−イ
ミダゾリン類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000076A JPS603067B2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | 2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000076A JPS603067B2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | 2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52153961A JPS52153961A (en) | 1977-12-21 |
JPS603067B2 true JPS603067B2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=13418898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7000076A Expired JPS603067B2 (ja) | 1976-06-15 | 1976-06-15 | 2―(n―アルキル,n―ベンツヒドリル)アミノ―2―イミダゾリン類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603067B2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-15 JP JP7000076A patent/JPS603067B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52153961A (en) | 1977-12-21 |
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