JPS6060831A - 眼底カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はｌ艮底カメラ、殊に被検眼の視線方向を定める
ための同視標を有する眼底カメラに関する。

（従来技術〉 眼底カメラにより被検０１眼底を撮影する場合には、被
検ｎｒＶ　ＩＩＩＱ底上の所望の部位を撮影するために
被検叩の視線方向を定めることが必要となる。そのため
、被検眼の親１線方向を定めるための固祈、標を設は被
検者に注視させ、ＩＩＩＪ底上の撮影部位を設定する構
成がとられている。

この目的で、従来は、眼底カメラ筐体外部に豆ランプ等
の固視標を設け、被検眼眼底像を観察しながらこの固視
標を移動させている。しかしながら、この従来の構成で
は、被検眼眼底像を観察しながら筐体外部の固視標を移
動設定しなければならず撮影操作が煩雑になる。また、
被検眼の左右眼を撮影する場合、左１１１２　、右眼で
視線方向を変えなくてはならないため、左眼及び右眼の
撮影に応じて固視標を移動することになり、撮影操作は
一層煩雑になる。さらにこの固視標は被検眼の近点にお
かれており、赤外光で観察するいわゆる無散瞳タイプの
眼底カメラにおいては、近点な規準させることにより被
検眼の瞳孔の収縮が起き、そのため撮影が困難になると
いう欠点も有している。

眼底カメラ筐体内に固視標を設けたいわゆる内部固視標
を有する眼底カメラも提案されている。

しかしながら、この眼底カメラにおいても、被検眼の左
右眼を撮影する場合には、被検眼の左眼及び右ＩＲに応
じて内部固視標を移動あるいは選択しなければならず、
準暗室内で撮影操作を行なう必要がある眼底カメラにお
いては、撮影操作の上で大きな欠点となる。

（発明の目的） 本発明は、この従来技術の欠点を解消し、左右１ｌＩＪ
の撮影にさいし同視標の移動または選択の必要がない眼
底カメラを提供することを目的とする。

（発明の構成２ 本発明は、内部固視標を有する眼底カメラにおいて、撮
影両筒に応じて撮影部位は一般的に定められることに着
目し、あらかじめ左眼用及び右服用のλつの固視標を設
けておき、左右眼の撮影を行なうためｌＫ底カメラ筐体
を左右に移動させる操作に連動して左右眼に対応した７
つの固視標を選択でき得るように構成したことを％徴と
するものである。

すなわち、本発明による眼底カメラは、被検眼に対向し
て配置される対物レンズと、該対物レンズを通して被検
眼眼底を照明するための照明系と、前記対物レンズを通
して被検眼眼底を撮影するための撮影系と、同視標を有
し前記対物レンズを通して被検眼眼底へ固視標像を投影
するための固視標投影系とを白鷺した眼底カメラ筐体と
、被検眼の左右両眼の撮影を行なうため該［１１１底力
メラ筐体を左右方向に移動するための移動手段とからな
り、前記固視標投影系は光軸をはさんで配置された一つ
の同視標を有し、前記移動手段による眼底カメラ筐体の
左右動に連動して前記一つの固視標からの光束を選択的
に被検側眼底へ投影するように構成されている。

輸明の効果） 本発明によれば、眼底カメラ筐体を単に移動させるとい
つ掃作だけで被検眼の左右眼に応じた適正な視線方向を
定めることができ、左眼及び右眼に対応した適正な撮影
部位を自動的に設定することができるもので、撮影操作
を極めて容易に行なうことが可仙となる。

（実施例） 第１図（ａ）　（ｂ）は、本発明の適用される眼底カメ
ラの光学系を示すもので、被検眼眼底を照明するための
照明系Ａと、 被検眼眼底を観察あるいは撮影するための観察撮影系Ｂ
と、 被検眼の合焦状態を検出するための合焦用指標投影系Ｃ
と、 固視標からの光束を被検眼眼底へ投影するための固視標
投影系りとからなる。

照明系Ａ 照明系Ａは、観察用光源１を有し、この観察用光源１を
発した光束はコンデンサレンズ２と可視光をカットし赤
外光のみを透通ずる赤外フィルター３を透消し、斜設ハ
ーフミラ−４により反射されてリング状絞り５を照明す
る。また、照明系Ａには、撮影用光源６が設けられ、こ
の撮影用光源６からの光は、コンデンサレンズ７および
斜設ハーフミラ−４を透過してリング状絞り５を照明す
る。リング状絞り５を透過した光は、リレーレンズ３６
、斜設ミラー３７およびリレーレンズ８を経て、対物レ
ンズ１００光軸上に斜設された穴あきミラー９に達し、
紋穴あきミラー９により対物レンズ１０の方向に反射さ
れて、該対物レンズ１０を通り被検眼１１の眼底を照明
する。

観察撮影系Ｂ 被検１１１Ｊ　１１の眼底で反射された光束は、対物レ
ンズ１０および穴あきミラー９の開口部を透過して対物
レンズの光軸に沿って進み、この光軸上に設けられた合
焦レンズ１２および結像レンズ１３により、フィルム１
４の面上に被検眼眼底像を形成する。フィルム１４の前
方にはミラー１５が引込自在に配置され、観察時には実
線の位置に置かれ、撮影時には破線の位置に退避するよ
うに構成されている。したがって、観察時には、眼底か
らの光束はミラー１５により上方に反射され、フィール
ドレンズ１６上に眼底像が形成される。フィールドレン
ズ１６上に形成された眼底像は斜設ミラー１７、リレー
レンズ１８により赤外光用撮像管１９の光電面上にリレ
ーされ、結像される。撮像管１９からの篭側信号はモニ
ターテレビ２０に入力され、モニターテレビ２０の画面
に眼底像が可視像として表示される。

合焦用指標投影系Ｃ 合焦用指標投影系Ｃは、合焦用のスリット指標板２３を
有する。このスリット指標板２３には、第２図に示すよ
うにスリット状指標２３ａが設けられ、偏角プリズム２
４ａ、２４ｂからなる偏角プリズム２４が密着して配置
されている。赤外光源２１からの光束は、コンデンサレ
ンズ２２によりスリット指標板２３を照明し、スリット
状指標２３ａを透溝した光束は偏角プリズム２４ａ。

２４ｂによりΩ光束に分けられる。このΩ光束は、リレ
ーレンズ２５および斜設ミラー２７を介して、穴あきミ
ラー後方に配置されたミラー２８ａに達する。ミラー２
８８は、偏角プリズム２４ａ、２４ｂにより分けられた
前記Ω光束を別個に反射するためにユつの反射部を有し
、これら光束は、ミラー２８により反射され、穴あきミ
ラー９の開口部を通り対物レンズ１０により被検眼眼底
上にスリット指標像を形成する。被検眼眼底上に形成さ
れたスリット指標像は前述のテレビモニター２０上で眼
底像と重なって観察される。赤外用光源２１、コンデン
サレンズ２２、スリット指標板２３および偏角プリズム
２４は、観察撮影系Ｂの合焦レンズ１２と７体で光軸方
向に移動可能に構成されており、被検眼１１の眼底上に
スリット指標２３ａが合焦される位置、すなわち眼底上
でスリット指標２３　ａの像が分離せずに７体的に観察
される位置まで移動することにより、観察撮影等の眼底
へのピント合わせな行なうことができる。

固視標投影系Ｄ スリット指標板２３とリレーレンズ２５０間には赤外光
を透過し可視像を反射させるための波長選択ミラー２８
が斜設されており、このミラー２８の反射光軸上に光軸
なはさんで対称にλつの固視標２９ａ、２９ｂが設けら
れている。この固ネｐ、標２９ａ、２９ｂは緑色の波長
特性をもったＬＥＤであり、スリット指標板２３のスリ
ット状指標２３ａと共役な位置に配置されている。この
固視標２９ａ　、２９ｂからの光束は波長選択ミラー２
８により反射され、前述の合焦用指標投影系Ｃで説明し
た光学系を通り、被検眼眼底上に投影される。

この固視標２９ａ、２９ｂは夫々左眼及び右眼用の固視
標であり、後述するように左眼を撮影するため眼底カメ
ラ筐体を検者からみて右方に移動した時これと連動して
固視標２９ａのみが点灯し、同様に右眼な撮影するため
左方に移動した時これと連動して固視標２９ｂのみが点
灯するように構成されている。この固視標に被検眼を規
準させることにより被検者の視線方向を設定し、適正な
部位の撮影を行なうことができる。また、この固視標２
９ａ、２９ｂは合焦用のスリット状指標２３ａと共役に
に’、　ｆｆされているため、眼底へのピント調定を行
なえば、同時に固神標像も被検眼眼底上に合焦するよう
になり、被検者は被検眼の視力に影響せずに常にピント
の合った状態で固視標を観察することができる。また、
同様に被検者は、遠用視の状態で固視標を観察すること
ができ、近用視による縮瞳の問題も発生しない。

第３図及びｉＦ４’図は眼底カメラの全体を示すもので
、上述した光学系は筺体５０内に収められている。筐体
５０には下方に突出する支柱５１が設げられ、支柱５１
はその下端が往復台５２により支持されている。筐体５
０の上下方向の計〕節を可能にするために、支柱５１に
は第３図に示すように下向きに延びるガイド＠＝５３が
設けられており、往復台５２にはガイド棒５３を受けて
上下方向に案内するガイド筒５４が形成されている。さ
らに、支柱５１には下向きに延びるねじ棒５５が設けら
れ、とのねじ棒５５は往復台５２に設けた筒状案内部５
６を貫通している。ねじ棒５５の下部には雄ねじ部５５
ａが形成されており、この雄ねじ部５５ａは往θ台５２
に回転自在に支持されたナツト５７に係合する。ナツト
５７には外歯歯車５７ａが形成され、この歯車５７ａは
往復台５２に回転自在に支持された外歯歯車５８と噛合
っている。

外歯歯車５８には、往復台５２の上方に突出する操作リ
ング５８ａが一体に形成されている。この配信により、
操作リング５８ａの操作で支柱５１、したがって筐体５
０を上下方向に動かすことができる。ガイド筒５４の周
りには支柱５１の下端と往復台５２との間で作用するコ
イルスプリング５９が配置され、眼底カメラの重量を支
えるようになっている。

往復台５２の前部には軸受６０が配置され、この軸受６
０に横方向ガイド棒６１が摺動及び回転自在に挿入され
ている。第７図に示すように、ガイド棒６１の両端には
車輪６２が取付けられ、この車輪６２はテーブル６３に
設けた軌道６４上を転動するように配置される。軌道６
４上には複数のビン６５が等間隔で植設され、車輪６２
には周面にこのビン６５に係合する穴６２ａが形成され
ている。車輪６２の穴６２ａとビン６５との係合により
車輪６２は軌道６４に沿って案内される。

ガイド棒６１は軸受６０に対し軸方向摺動自在であり、
したがって往復台５２はガイド棒６１に沿って横方向に
移動可能である。往復台５２をガイド棒６１上に固定す
るため図示しないロック機構が設けられ、第７図に示す
操作つまみ６６により操作される。

テーブル６３の対物レンズ１０の方向からみて左部には
右部の平坦面６３ａより一段高くなった平坦面６３ｂが
形成されており、往復台５２の後部には前Ｕ・左右操作
用スティック６７の端部に設けた球形部６７ａが回転自
在に支持されている。

この往数台５２にはマイクロスイッチ６８と該マイクロ
スイッチを作動させるためのビン６９とが設けられ、ビ
ン６９は往復台５２より下方−に突出している。テーブ
ル６３の前端部には支柱７０により被検者のための額当
て７１及び顎受け７２が支持されており、筐体５０は対
物レンズ１０が被検眼１１に対向するように位置決めさ
れる。

作動 以上の構成により、被検眼の右眼な撮影するため、前移
左右操作用ステック６７、により往復台５２に支持され
た筐体５０を検者から見て左方向に移動させると、スイ
ッチ作動用のビン６９がテーブル６３の平坦部６３ａよ
り７段高くなった平坦部６３ｂに乗り上げてスイッチ６
Ｂが作動することになる。このスイッチ６８からの信号
は、第４図に示す選択スイッチ６８ａに入り、常時はｂ
接点に接続されているスイッチをａ接点に接続し、右眼
用固視標２９ａのみを点灯するように構成されている。

右Ｉｌｌ！撮影の場合には同様に固視１２９ｂのみが点
灯される。このように、被検眼の左！！Ｒ及び右眼を撮
影するために眼底カメラ筐体を左右に移動させるという
操作だけで、左眼及び右眼に対応した同視標な選択的に
点灯することができる。

第７Ａ図は撮影画角ｌＩ５’の眼底カメラで右眼を撮影
するため固視標２９ｂを点灯し、被検者に固視標を規準
させた場合の眼底像を示すものである。被検者は同視標
な規準した時には黄班８０上に固視＃２９ｂの像２９ｂ
が出来るので図に示すような部位を撮影することができ
る。撮影画角が４を左０の場合には、乳頭８１の径ぎ、
に対し磨側の撮影範囲１２　は／、３倍にするのが錆も
／般的であり、これを基にして眼底上での対物レンズの
光軸Ｏの位置と同視標との距離ｅ６　が設定されている
。同様に第７Ｂ図は、固視標２９ａを点灯した場合の左
部の眼底像を示すものである。

本実施例では、左右眼用λつの固視標の位置は固定して
いるが、このユつの固視標間隔を可変調整でき得るよう
に構成してもよい。また本実施例では同視標を点灯だけ
しているが、点滅させるように構成すればより被検者の
注意を喚起させることができる。

以上述べたように、本発明によれば、被検眼の左右眼を
撮影する場合にも、眼底カメラ筐体を左右動させるだげ
で、左眼用固視標または右眼用固視標を自動的に選択設
定することができ、撮影操作上極めて優れた効果を有す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例による眼底カメラ光学
系の概要図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）の矢印１向に
見た矢祝図、第Ω図は合焦用スリット指標を示す斜視図
、第３図は眼底カメラの（Ｉｔ！１面図、り図はその正
面図、第左図は左右方向移動機構示す断面図、第６図は
固視標切換回路を示す同図、第７図（ａ）および（ｂ）
は左右眼底像を示す図でる。 Ａ・・・・・・照明系、　Ｂ・・・・・・観察撮影系、
　Ｃ・・・・・・焦用指標投影系、Ｄ・・・・・・固７
Ｉ標投影系、０・・・・・・対物レンズ、１２・・曲合
焦レンズ、４゛°・・・フィルム、２３・・・・・・合
焦用スリット指板、２９ａ、２９ｂ・・・・・・固視標
、６８・・・・・・イツチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被検眼に対向して配置される対物レンズと、該対
   物レンズを通して被検眼眼底を照明するための照明系と
   、前記対物レンズを通して被検眼眼底を撮影するための
   撮影系と、固視標を有し前記対物レンズを通して被検眼
   眼底へ固視標像を投影するための固視標投影系とを内蔵
   した眼底カメラ筐体と、被検眼の左右両眼の投影を行な
   うため該眼底カメラ筐体を左右方向に移動するための移
   動手段とからなる眼底カメラにおいて、前記固視標投影
   系は光軸をはさんで配置された２つの固視標を有し、前
   記移動手段による眼底カメラ筐体の左右動に連動して前
   記２つの固視標からの光束を選択的に被検眼眼底へ投影
   するように構成したことを特徴とするＩＩ！／＆カメラ
   ０