JP2002209855A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

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JP2002209855A
JP2002209855A JP2001013155A JP2001013155A JP2002209855A JP 2002209855 A JP2002209855 A JP 2002209855A JP 2001013155 A JP2001013155 A JP 2001013155A JP 2001013155 A JP2001013155 A JP 2001013155A JP 2002209855 A JP2002209855 A JP 2002209855A
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optical system
fundus
photographing
fixation target
fundus camera
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JP2001013155A
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Hiroaki Okada
浩昭 岡田
Junji Kasuga
淳司 春日
Hiroyuki Otsuka
浩之 大塚
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Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡大撮影が可能な眼底カメラを提供する。 【解決手段】 眼底Efを照明する照明光学系10と、
この照明光学系10により照明された眼底を撮像する撮
影光学系20と、照明光学系10または撮影光学系20
に設けられるとともに点灯または点滅表示して被検眼の
視線を誘導する内部固視標投影光学系50とを備えた眼
底カメラにおいて、撮影光学系20の対物レンズ11の
周囲に沿って複数の発光ダイオード561〜568を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パノラマ撮影が
可能となっている眼底カメラに関する。
【0002】
【従来技術】従来から、眼底を照明する照明光学系と、
この照明光学系により照明された眼底を撮像する撮影光
学系と、前記撮影光学系に設けられるとともに点灯表示
して被検眼の視線を誘導する複数の内部固視標とを備え
た眼底カメラが知られている。
【0003】かかる眼底カメラでは、複数の内部固視を
順番に点灯または点滅表示させて視線を所定方向に誘導
させてパノラマ撮影を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな眼底カメラにあっては、内部固視標のため光学系の
制限により、撮影光学系の光軸に対する視線方向の角度
を大きくとる拡大撮影をすることができないという問題
があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、拡大撮影が可能な眼底カメラを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、眼底を照明する照明光学系と、
この照明光学系により照明された眼底を撮像する撮影光
学系と、点灯または点滅表示して被検眼の視線を誘導す
る内部固視標投影光学系とを備え、前記内部固視標投影
光学系は複数の内部固視標を有する眼底カメラにおい
て、前記撮影光学系の対物レンズの周囲に沿って複数の
前眼部用固視標を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記照明光学系および
撮影光学系を内部に有する眼底カメラ本体を検者側に引
くとともに撮影部位に対応した前眼部用固視標の1つを
点灯または点滅表示させ、所定部位の撮影を行うために
眼底カメラ本体を被検者側に移動させた際、その点灯ま
たは点滅表示が前眼部用固視標から内部固視標に自動的
に切り換わる請求項1に記載の眼底カメラであって、前
記撮影光学系の光軸に対して被検者の視線方向の角度を
所定角度以上にして眼底を撮影するモードが設定されて
いるとき、前記眼底カメラ本体を検者側から被検者側に
移動させた際に、前眼部用固視標の点灯または点滅表示
が内部固視標に切り換わらないようにしたことを特徴と
する。
【0008】請求項3の発明は、撮影光学系によって撮
像する眼底像を表示するモニタを備え、被検眼の光軸の
眼底周辺を撮影する通常周辺撮影モードと、鼻側近傍の
眼底を撮影する鼻側撮影モードとが設定可能となってお
り、設定された撮影モードを示す画像を前記モニタに表
示することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記前眼部用固視標が
他方の目から見えないように遮光部材を設けたことを特
徴とする。
【0010】
【実施形態】以下、この発明に係る眼底カメラの実施形
態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、この発明に係る無散瞳タイプの眼
底カメラの外観図を示す。図1において、1Aはベース
で、このベース1Aの上に架台1Bが前後左右に移動可
能に設けられ、この架台1Bには装置本体(眼底カメラ
本体)1Cが設けられている。また、2は顎受け、3は
額当て、5Aはジョイスティック、5Bは撮影スイッ
チ、5Cは架台1Bの上面に設けられた操作パネル、5
Dは合焦ハンドルである。装置本体1Cにはテレビカメ
ラ6とモニタ8とが設けられている。
【0012】テレビカメラ6は、撮影用テレビカメラ6
A及び観察用テレビカメラ6Bとを有し(図2参照)、
撮影用テレビカメラ6Aは、画像記録機器としてのスチ
ルビデオレコーダー7を介してモニタ8に接続され、ま
た制御装置9に接続されている。また、観察用テレビカ
メラ6Bは制御装置9を介してモニタ8に接続されてい
る。
【0013】一方、装置本体1Cの内部には、図2に示
すように、被検眼Eの眼底Efを照明するための照明光
学系10と、眼底Efを撮影する撮影光学系20と、眼
底Efを観察する観察光学系30と、被検眼Eに対する
装置本体1Cの位置合わせを行うためのアライメント光
学系40と、眼底Efに固視標を投影して被検眼Eを固
視させるための内部固視標投影光学系50と、前眼部用
固視標投影系540とを備えている。
【0014】この照明光学系10は、観察時には赤外光
により眼底Efを照明し、撮影時には可視光により眼底
Efを照明する光学系であり、対物レンズ11と、孔開
きミラー12と、リレーレンズ13と、反射ミラー14
と、リレーレンズ15と、被検眼Eの瞳孔Eaと共役関
係に配置されたリング開口16Aを有するリング開口板
16と、撮影光源としてのキセノンランプ17aと、赤
外フィルター18と、コンデンサレンズ19と、観察照
明光源としてのハロゲンランプ17bとを有している。
また、被検眼Eと対物レンズ11との距離Wは、適正作
動距離に配置された場合には、孔開きミラー12は被検
眼Eの角膜Cと共役な位置に配置されている。
【0015】照明光学系10の光路には、ピント指標投
影光学系190の一部を構成する棒ミラー190aが被
検眼Eの眼底Efと光学的に共役な位置に挿脱可能に挿
入されている。このピント指標投影光学系190の詳細
は、例えば特開平9−66032号公報に開示されてい
る。
【0016】このピント指標投影光学系190は、ピン
ト指標板(図示せず)と眼底Efとが常に光学的に共役と
なるように、観察光学系30及び撮影光学系20の合焦
レンズ21(後述)と連動して照明光学系10の光軸方
向に移動するようになっている。このピント指標投影光
学系190には、プリズム、2孔絞り板などを有し、眼
底Efとピント指標とが共役となっていないと、図3に
示すように、このピント指標像191が二つに分離して
見え、一つに揃えることにより、簡単にピント合わせが
行えるように構成されている。これにより、モニタ8の
画面80にはピント指標投影光学系190に基づく指標
像191が表示され、この指標像191が一致された場
合には、合焦されたと判断されて撮影が可能となる。検
者は、この指標像191を見ながらピント調整できる。
なお、このピント合わせ機構は、他の方法でもよく、例
えば、特公昭61−91号公報に開示されている方法が
例示される。
【0017】撮影光学系20は、照明光学系により照明
された眼底Efを静止画像として撮影するための光学系
であり、対物レンズ11と、孔開きミラー12、合焦レ
ンズ21と、結像レンズ22と、反射ミラー23と、フ
ィールドレンズ24と、反射ミラー25と、リレーレン
ズ26と、撮影用テレビカメラ6Aとを有し、撮影用テ
レビカメラ6Aの撮像素子6aは、眼底Efと光学的に
共役関係に維持されている。
【0018】また、観察光学系30は照明光学系10に
より照明された眼底Efを観察するための光学系であ
り、撮影光学系20の光路の途中からクイックリターン
ミラー33により分岐して構成され、反射ミラー35、
リレーレンズ36、観察用テレビカメラ6Bを有し、こ
の観察用テレビカメラ6Bは、クイックリターンミラー
33に対して撮像素子6a(撮影用テレビカメラ6A)
と光学的に共役な位置に配置されている。
【0019】アライメント指標投影手段40は、アライ
メント指標を被検眼に向けて投影するためのもので、ア
ライメント光源としてのLED41、そのLED41の
発光光を導くライトガイド42、ライトガイド42から
射出された光を反射させ2孔絞り43に導く反射鏡4
4、リレーレンズ45、撮影光学系20からの分岐用の
ハーフミラー46、穴あきミラー12、対物レンズ11
を有する。
【0020】この2孔絞り43はリレーレンズ45に近
接されて配置され、図4に示すように、眼底Efの中央
位置指定用の2孔絞り430と、眼底Efの周辺位置指
定用の2孔絞り430とが図示しないソレノイドなどに
よる2孔絞り切換手段47の切換操作により光路に切換
挿入可能とされている。
【0021】それぞれの2孔絞り430(又は431)
は、光軸O1に関して対称位置に形成された一対の孔部
43a、43bを有するが、周辺部用の2孔絞り431
の孔部43a、43bは、眼底周辺部の指定位置をアラ
イメントするために光軸01から少し離間されている。
これにより、眼底Ef中部と周辺部との離間距離が設定
される。また、この周辺位置指定用の2孔絞り431
は、光路に挿入された状態で、光軸01を回転中心とし
て両矢印方向に回転可能とされている。
【0022】アライメント指標投影手段40は、この2
孔絞り431を回転させる回転角度θの指定により、眼
底Ef中心部から等距離を保った状態で偏角方向のみを
指定してアライメント指標を被検眼Eに向けて投影でき
るように構成されている。この回転角度θは、この実施
の形態では、45度単位で回転されるように設定されて
いるが、この回転角度(設定角度)θは後述する固視光
源の位置に対応して自由に設定可能である。
【0023】また、ハーフミラー46は、波長760nm
の光束を約半分透過し、それ以外の波長域の光束をほぼ
100%透過させる透過特性Tを有し、眼底Efからの
反射光束の光量がこのハーフミラー46の存在により低
下することが抑止されている。
【0024】LED41は中心波長が760nmの近赤外
光を出射する特性を有する。ライトガイド42の射出端
42aはリレーレンズ45の光軸O1(撮影光学系20
の光軸O)上に位置するように配置されている。2孔絞
り43は、作動距離Wが適正位置からずれたときにアラ
イメント光束に基づくアライメント像421を分離して
被検眼Eに投影するための光学手段である。
【0025】ライトガイド42の射出端42aから出射
されたアライメント光束は反射鏡44により反射されて
2孔絞り43に導かれ、2孔絞り43の孔部43a、4
3bを通ったアライメント光束はリレーレンズ45に導
かれる。リレーレンズ45を通過したアライメント光束
はハーフミラー46により穴あきミラー12に向けて反
射される。リレーレンズ45はライトガイド42の射出
端(アライメント指標)42aを穴あきミラー12の穴
部12aの中央位置(撮影光学系20の光軸O1上の位
置)Xにいったん中間結像する。その穴部12aの中央
位置Xに形成されたアライメント指標を形成する一対の
アライメント光束は、対物レンズ11を介して被検眼E
の角膜Cに導かれる。
【0026】観察光学系30の光路の途中から赤外光を
透過し、可視光を反射する特性を有するダイクロイック
ミラー53により分岐されて内部固視標投影光学系50
が配置されている。この内部固視標投影光学系50は、
被検眼Eの中心部(いわゆる後極部)とその周辺部に誘
導させるための固視標を投影する光学系であり、発光ダ
イオードなどの固視光源51と、この固視光源51に対
向して設けられたマスク板52と、ダイクロイックミラ
ー53とを有する。
【0027】固視光源51は、例えば図5に示すよう
に、中央に配置された発光ダイオード510と、この発
光ダイオード510を中心とした円周上に等間隔で配置
された8個の発光ダイオード511〜518と、発光ダ
イオード510の両側に配置された発光ダイオード51
0R,510Lとから構成されている。中央の発光ダイ
オード510は、眼底Efの黄斑部を中心とする観察・
撮影用であり、発光ダイオード510R、510Lは、
被検眼Eの左右に応じて「老人保健法」で定められた範
囲を撮影するためのものである。また、周辺の発光ダイ
オード511〜518は眼底Efの周辺観察・撮影用で
あり、マスク板52には、図6に示すように、各発光ダ
イオード510(510R、510L)〜518に対向
して、ピンホール520(520R、520L)〜52
8が設けられている。また、これらの固視光源51の点
灯に連動して2孔絞り431が回転される。
【0028】この固視光源51の光はマスク板52の各
ピンホール520〜528を通過して、ハーフミラー5
3、結像レンズ22、合焦レンズ21、対物レンズ11
を介して眼底Efにピンホール像を固視標として投影す
る。これにより眼底Efにピンホール像が結像され被検
眼Eに固視標が提示される。被検者はこの固視標を視認
することにより固視が固定される。
【0029】発光ダイオード510〜518のいずれか
を点灯させるかによって、撮影光学系20の光軸Oに対
する被検者の固視の方向が切り換えられ、これにより眼
底Efの観察・撮影すべき部位が変更できる。この固視
光源51は、十文字、縦横など一線、三角形、五角形、
正一六角形など、その固視標の個数及び配置は自由に設
定できる。
【0030】例えば、発光ダイオード510〜518が
順次点灯される場合、すなわち、発光ダイオード510
を中心に周辺部に8個(八角形)の発光ダイオード51
1〜518が点灯される場合には、2孔絞り431が4
5度単位で回転される。また、固視光源51を十文字に
点灯させる場合には、2孔絞り431は90度単位で回
転され、一線(例えば、発光ダイオード510、51
3、517)を点灯させる場合には、この2孔絞り43
1は、180度単位で回転される。
【0031】また、この固視光源51の点灯に連動し
て、モニタ画面80上には、アライメント像基準位置マ
ーク54が表示されるように構成されている。このアラ
イメント像基準位置マーク54は、眼底周辺部を撮影す
る際に、角膜頂点Cfが撮影光軸Oと外れた位置になる
ために、撮影光軸Oからずれたアライメント指標像の結
像位置を予め検者に示唆するために、図12に示すよう
にその撮影部位に形成するようになっている。これによ
り、検者は、周辺部の撮影時にもそのアライメント調整
を容易に行うことができる。したがって、このアライメ
ント基準位置マーク54は、提示位置変更手段(後述す
る表示枠61又はボタン76〜78により操作される固
視標位置選択手段)による固視標の提示位置の切換に対
応してモニタ8の画面80における表示位置が切り換え
られている。
【0032】モニタ8の画面80には、図3に示すよう
に、眼底Efの全体に対する部分としての撮影すべき部
位が画面中央に眼底像Erとして表示される。この眼底
像Erは動画又は静止画である。この図3では、被検眼
E(左眼)が「老人保健法」指定の発光ダイオード51
0Lを固視しているものとして、モニタ8の画面80に
はその中央部(後極部)に対応する撮影すべき部位が眼
底像Er0として動画で表示されている。なお、発光ダ
イオード510Lと発光ダイオード510Rは、以下の
説明では単に発光ダイオード510として説明すること
がある。
【0033】また、この画面80には、眼底像Erとし
て表示された動画とともにその画面80の一部、例えば
左下に、眼底Efの全体に対する部分としての観察中の
部位(又は撮影部位)を表示する表示枠(撮影方向指示
手段を兼用)61や、照明光源の輝度情報枠(輝度調整
仮想スライドツマミを兼用)62、撮影光量、患者情報
等に関する情報枠63等が適宜配置されており、これら
の配置は、眼科撮影装置の初期設定又は任意の段階で変
更可能とされている。
【0034】その表示枠61は、図7に示すように、9
個の升目610〜618から構成され、中央の升目61
0は中央の発光ダイオード510(又は510R、51
0L)に対応し、上の升目611は発光ダイオード51
1に対応し、右上の升目612は発光ダイオード512
に対応し、右の升目613は発光ダイオード513に対
応する。同様にして升目614〜618は発光ダイオー
ド514〜518に対応する。検者は、マウスなどの操
作により表示枠61中の各升目610〜618を選択す
ることにより、固視標の提示位置、すなわち、眼底Ef
の全体に対する撮影すべき部位の位置を選択することが
できる。なお、この表示枠61には、眼底Efの模様を
模式的に表す模式図(認識パターン)が描かれていても
よい。
【0035】この表示枠61は、パノラマ撮影では、撮
影済みの部位と、撮影が行われようとしている部位と、
まだ撮影されていない部位とが視認により区別されるよ
うに構成されているのがよい。この区別は、輝度又は彩
度などが変更されてもよく、現在撮影すべき部位の輝度
又は彩度がその他の部位に比べて相対的に高輝度若しく
は低輝度又は彩度が変化してもよく、又は現在撮影すべ
き部位が点滅(ブリンクル)されて、その他の部位と比
較して視認できるように構成されてもよい。
【0036】この図7において、撮影済みの部位61A
は、「白又は白抜き」を表す斜線部で示され、撮影が行
われようとしている部位61Bは「点滅」を表す横線部
で示され、まだ撮影されていない部位61Cは、「低輝
度又は黒」を表す無印として区別されている。また、こ
の各升目610〜618には、各部位において撮影され
た静止画の数を「アラビア数字」(1,2…)により表
している。
【0037】なお、中央の升目610は、光軸中心の場
合は「c」、「老人保健法」指定位置の場合は被検眼E
の左右眼に応じて「R」、「L」の表示にしてもよい。
【0038】これにより、現在撮影を行おうとしている
撮影部位は、点滅(横線)している升目613(61
B)であり、この升目613では、既に1枚の撮影済み
であることを示している。また、升目610、611,
612(61A)は白又は白抜き(斜線)であるので、
既に数字で示された枚数の静止画撮影が完了されいるこ
とを示し、升目614〜618は、低輝度又は黒(無
印)でありまだ撮影されていないことを表している。
【0039】このように、現在撮影が行われようとして
いる部位61Bと、まだ撮影されていない部位61C
と、撮影済みの部位61Aとを、目標とするパノラマ画
像全体像の部分として各升目に表示させることにより、
検者(撮影者)は、パノラマ画像として今どの箇所を撮
影(又は観察)しているのか、これからどの部位を撮影
すべきなのかが一目瞭然に理解される。
【0040】この表示枠61上での操作は、マウスによ
り各升目610〜618をクリックすることにより、そ
れぞれに対応した発光ダイオード510〜518が点灯
されて固視すべき位置(観察又は撮影すべき位置)が固
定されることにより実行可能である。また、この固視光
源の点灯位置(又は撮影・観察すべき位置)は、操作パ
ネルによる操作でも行えるが、その詳細は、操作パネル
の説明とともに後述される。
【0041】前眼部用固視標投影系560は、図8およ
び図9に示すように、対物レンズ11の周囲に等間隔に
配置した8個の発光ダイオード561〜568から構成
されている。これら発光ダイオード561〜568は、
対物レンズ11を保持した鏡筒549の先端部に取り付
けられている。この鏡筒549の先端部は対物レンズカ
バー550が装着されており、この対物レンズカバー5
50によって発光ダイオード561〜568は覆われて
いる。また、発光ダイオード561〜568は発光ダイ
オード511〜518に対応して配置されている。
【0042】対物レンズカバー550には、発光ダイオ
ード561〜568の前方を覆うリング板部551と、
このリング板部551の外側と内側に前方へ突出した筒
部552,553とを有している。リング板部551に
は、各発光ダイオード561〜568に対応して小径の
孔551a〜551hが形成され、この孔551a〜55
1hから射出される発光ダイオード541〜548の光
が前眼部用固視標として被検眼に投影される。
【0043】各筒部552,553は前方にいくにした
がって径が小さくなっており、筒部552は孔551a
〜551hから射出される光が他方の目から見えないよ
うに遮蔽する遮蔽部となっている。例えば、図8におい
て、孔551eから射出される光が左目に投影される
が、右目ではその孔551eから射出される光を筒部5
52によって見ることができないようになっている。
【0044】操作パネル5Cには、図10に示すよう
に、ジョイスティック5Aを中心に左側操作部70と、
右側操作部75とが設けられており、左側操作部70に
は、顎受け2を上下動させる一対のボタン71A,71
Bと、メニュウマーク(mマーク)の付されたメニュウ
ボタン72と、雷マーク及びL、M、Hマークの付され
た選択ボタン72L,72M,72Hと、太陽マークの付
された照明光源の光量調整ボタン73+,73−とが設
けられている。
【0045】右側操作部75の中央には撮影すべき眼底
の部位を選択する3つのボタンが並んでいる。中央のボ
タン76は固視標をセンター(中央部)に戻すボタン
(固視標510に相当する。)であり、左矢印の付され
たボタン77は固視標の提示位置を左方向(反時計方
向)へ移動させるボタンであり、右矢印の付されたボタ
ン78は固視標の提示位置を右方向(時計方向)へ移動
させるボタンである。79は蛍光撮影の際に使用するタ
イマスイッチである。SWは撮影光学系20の光軸と被
検眼Eの視線とのなす角度を大きくして撮影する拡大撮
影モードを設定する拡大撮影モード設定スイッチであ
る。
【0046】図11は眼底カメラの制御系の構成を示し
たブロック図である。図11において、700はクイッ
クリターンミラー33を跳ね上げるソレノイドである。
制御装置9は、CPU等から構成され、操作パネル5C
の各スイッチの操作や撮影スイッチ5Bの操作に基づい
てハロゲンランプ17b,キセノンランプ17a,固視光源
51,LED41等の発光の制御やモニタ8に表示され
るモニタ画面80の表示などの制御を行う他にスチルビ
デオレコーダ7,テレビカメラ6A,6B,ソレノイド7
00等の制御を行うようになっている。 [動 作]次に、上記のように構成される眼底カメラの
動作について説明する。
【0047】先ず、図示しないメインスイッチを投入す
るとともに装置本体1Cを検者側に引いておく。メイン
スイッチの投入によりハロゲンランプ17bが点灯され
るとともにLED41,発光ダイオード510が点灯さ
れる。
【0048】そして、装置本体1Cを被検者側に移動さ
せる。ハロゲンランプ17bの点灯によって、赤外フィ
ルタ18が光路に挿入されていることにより眼底Efが
赤外光により照明され、眼底Efの反射光束がテレビカ
メラ6Bの撮像素子6b(図示せず)に達し、眼底像を結
像する。そして、モニタ8の画面80には眼底像Erが
表示される。
【0049】また、眼底Efには、図3に示すようにピ
ント指標投影光学系190によりピント指標像191が
投影され、LED41の点灯によりアライメント像42
1が投影される。そして、モニタ画面80にピント指標
像191およびアライメント像421が表示される。
【0050】検者は、モニタ画面80を見ながらアライ
メントおよび合焦を行う。アライメントおよび合焦が完
了したら撮影スイッチ5Bを押す。すると、ハロゲンラ
ンプ17aが発光するととももにクイックリターンミラ
ー33が跳ね上がり、眼底Efがテレビカメラ6によっ
て撮像される。テレビカメラ6によって撮像された眼底
像Erはスチルビデオレコーダ7に記録されるとともに
モニタ画面80に静止画像Erを表示する。ここで、必
要な画像情報とは、患者名、撮影日、撮影時刻、撮影者
名などの他、パノラマ画像再現のための必要な撮影位置
情報、撮影部位における撮影枚数に関する情報などの画
像情報を含んでもよい。
【0051】このように、モニタ画面80に撮像した静
止画像が表示されるので、検者は撮影が確実に行われた
ことが確認でき、次の観察、撮影に移ることができる。
また、この静止画像Erはスチルビデオレコーダ7に画
像番号(例えば、00)を付してその他の画像情報とと
もに記録される。また、升目610には図7に示すよう
に撮影済みの枚数「1」が表示される。再び撮影スイッ
チ5Bを押すことにより、モニタ画面80には眼底Ef
の動画が表示される。
【0052】ところで、眼底Efの中央部の撮影を行う
場合、ボタン76の操作によりその中央部が選択された
とき、図3に示す升目610が点滅(図では横線)さ
れ、これにより、眼底Efの中央部が撮影すべき部位と
して選択されていることが視認できることになる。
【0053】発光ダイオード511〜518を点灯させ
て通常のパノラマ撮影を行う場合、先ず、装置本体1C
を検者側に引いておき、ボタン77,78を操作して所
望の撮影部位を指定する。ボタン77,78の操作によ
り、例えば図7に示す升目611を指定すると、この升
目611に対応した前眼部用固視標投影系560の発光
ダイオード561が点灯する。このとき、ハロゲンラン
プ17b,LED41が点灯し、発光ダイオード510〜
518は消灯する。
【0054】被検者は、発光ダイオード561の点灯に
より、視線を発光ダイオード561の方向に向けること
になる。そして、装置本体1Cを被検者側に移動させる
と、発光ダイオード561が消灯して内部固視標投影光
学系50の発光ダイオード511が点灯する。
【0055】被検者は発光ダイオード561の方向を見
ているので、発光ダイオード561の点灯から発光ダイ
オード511の点灯に切り換わっても、発光ダイオード
561と同方向にある発光ダイオード511の点灯を速
やかに認識することができる。このため、被検者は視線
を速やかに発光ダイオード511へ向けることができ
る。
【0056】そして、上記と同様にしてアライメントお
よび合焦を行なって撮影を行う。また、発光ダイオード
512〜518を順次点灯させていくとともに上記と同
様にして撮影を行っていくことにより通常のパノラマ撮
影が行われることになる。
【0057】この通常のパノラマ撮影を行っている際
に、ボタン77,78によって指定した撮影部位を拡大
撮影モードで撮影したいとき、例えばボタン77,78
によって図7に示すように升目613が指定されている
とき、この升目613に対応した眼底の部位を拡大撮影
モードで撮影したいとき、拡大撮影モード設定スイッチ
SWを押す。すると、拡大撮影モードが設定されるとと
もに、図13に示すように、モニタ8の画面80には升
目613が外側である右にずれて表示される。この表示
により、拡大撮影モードが設定されていることとその拡
大撮影の部位が識別できることになる。
【0058】そして、装置本体1Cを検者側に引いてい
るときには、前眼部用固視標投影系560の発光ダイオ
ード563が点灯する。発光ダイオード563の点灯に
より、被検眼Eの視線は発光ダイオード563に向いて
いる。この状態で、装置本体1Cを被検者側に移動させ
る。この移動によっても、発光ダイオード563は点灯
しており、内部固視標投影光学系50の発光ダイオード
513は点灯しない。
【0059】したがって、被検者の視線は発光ダイオー
ド513に向いた状態のままとなり、その視線と撮影光
学系20の光軸とのなす角度を大きくとって撮影するこ
とができることになる。これにより、例えば被検者の鼻
側により近い部分を撮影することが可能となり、糖尿病
性網膜症は眼底の周辺部、特に鼻側より発生することが
多いと言われており、このため、糖尿病の検査に有効な
ものとなる。
【0060】ところで、この実施形態では、拡大撮影モ
ードで撮影する部位を図13に示すように升目613を
外側にずらして表示することにより表示しているが、例
えば、図14に示すように升目の横に棒状のマークM1
を表示することにより表示してもよい。この図14で
は、升目617,618が拡大撮影モードで撮影された
ことを示し、升目613が拡大撮影モードで撮影される
ことを示している。
【0061】また、拡大撮影モードへの変更を専用の設
定スイッチによって行っているが、メニュー操作により
行ってもよい。
【0062】また、上記実施例では、前眼部用固視標投
影系560の発光ダイオード561〜568を対物レン
ズ11の周囲に設けているが、対物レンズ11の後ろに
配置してもよい。
【0063】
【効果】この発明によれば、拡大撮影が可能な眼底カメ
ラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る眼底カメラの外観を示した斜視
図である。
【図2】この発明に係る眼底カメラの光学系の構成を示
した光学配置図である。
【図3】モニタ画面の説明図である。
【図4】図2に示す2孔絞りの孔部の配置とその2孔絞
りを切り換える切換手段47の関係を説明する図であ
る。
【図5】図2に示す固視光源としての発光ダイオードの
配列状態を示す図である。
【図6】図2に示すマスク板のピンホールの配列状況を
説明する平面図である。
【図7】図3に示す指示枠の詳細を説明する図である。
【図8】前眼部用固視標投影系の構成を示した側面図で
ある。
【図9】前眼部用固視標投影系の構成を示した正面図で
ある。
【図10】操作パネルを示した説明図である。
【図11】眼底カメラの制御系の構成を示したブロック
図である。
【図12】モニタ画面を示した説明図である。
【図13】拡大撮影モードが設定された際の指示枠を示
した説明図である。
【図14】他の例の指示枠を示した説明図である。
【符号の説明】
10 照明光学系 20 撮影光学系 50 内部固視標投影光学系 561〜568 発光ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼底を照明する照明光学系と、この照明光
    学系により照明された眼底を撮像する撮影光学系と、点
    灯または点滅表示して被検眼の視線を誘導する内部固視
    標投影光学系とを備え、前記内部固視標投影光学系は複
    数の内部固視標を有する眼底カメラにおいて、 前記撮影光学系の対物レンズの周囲に沿って複数の前眼
    部用固視標を設けたことを特徴とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】前記照明光学系および撮影光学系を内部に
    有する眼底カメラ本体を検者側に引くとともに撮影部位
    に対応した前眼部用固視標の1つを点灯または点滅表示
    させ、所定部位の撮影を行うために眼底カメラ本体を被
    検者側に移動させた際、その点灯または点滅表示が前眼
    部用固視標から内部固視標に自動的に切り換わる請求項
    1に記載の眼底カメラであって、 前記撮影光学系の光軸に対して被検者の視線方向の角度
    を所定角度以上にして眼底を撮影するモードが設定され
    ているとき、前記眼底カメラ本体を検者側から被検者側
    に移動させた際に、前眼部用固視標の点灯または点滅表
    示が内部固視標に切り換わらないようにしたことを特徴
    とする眼底カメラ。
  3. 【請求項3】撮影光学系によって撮像する眼底像を表示
    するモニタを備え、 被検眼の光軸の眼底周辺を撮影する通常周辺撮影モード
    と、鼻側近傍の眼底を撮影する鼻側撮影モードとが設定
    可能となっており、設定された撮影モードを示す画像を
    前記モニタに表示することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の眼底カメラ。
  4. 【請求項4】前記前眼部用固視標が他方の目から見えな
    いように遮光部材を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれか1つに記載の眼底カメラ。
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